JP3178097B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置等に
おいて、原稿を移送しながら、同原稿上の画像を読み取
るようにした画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像読取装置においては、送り
ローラの回転により原稿を移送しながら、CCD等より
なる読取部材としてのイメージセンサにより同原稿上の
画像を読み取るようにしている。このイメージセンサに
よる画像読み取りは、原稿の主走査方向に沿って1ライ
ンずつ順次行われるが、その画像読み取りには電荷蓄積
のために若干の時間を要する。又、例えば、ファクシミ
リ装置の画像読取装置においては、イメージセンサによ
って1ライン分の画データを読み取った後に、そのライ
ンデータを符号化等の処理を行ってから送信する必要が
あり、その処理動作を終了しないと、次のラインの読み
取り動作に移行できなかった。しかも、各ライン毎に画
データの情報量が異なっているため、各ライン毎に符号
化等の処理時間には差が生じるものであった。
【0003】従って、この画像読取装置においては、送
りローラの回転により原稿を1ライン分送って、その1
ライン分の画像読み取り及びその画データの符号化等の
処理が終了した後に、更に1ライン分送るというよう
に、原稿を間歇的に送る必要がある。しかも、各ライン
毎に読み取り画データの処理時間が異なるので、各ライ
ン毎の処理時間に応じて、原稿の送り速度を細かく制御
する必要があった。
【0004】そのため、従来の画像読取装置において
は、送りローラを回転駆動するためにステッピングモー
タが使用されており、各ライン毎の処理時間に応じて、
ステッピングモータへ出力する駆動パルスを制御して、
原稿送りを細かく制御できるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年では、
電荷蓄積を短時間で行うことができる非常に高感度なイ
メージセンサが安価に入手可能となり、非常に短時間で
高精度の画像読み取りを行うことが可能となってきた。
又、メモリ素子の低コスト化、高集積化により、大容量
のラインバッファも安価に入手可能となってきたため、
読み取り画データの符号化等の処理を待つことなく、同
画データを一旦ラインバッファに転送、記憶させた後
に、符号化等の処理を行うということが可能となってき
た。
【0006】即ち、原稿を間歇的に送ることなく、連続
的に送っても、画像読み取り及びその読み取り画データ
の後処理を支障なく行うことが、低コストで可能となっ
てきた。従って、特に高価なステッピングモータを使用
する必然性がなくなってきており、このような場合でも
ステッピングモータを使用することは、装置の製造コス
トがアップするだけで、メリットがあまりないという問
題が生じてきた。
【0007】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、ステッピングモータを
使用することなく、原稿上の画像を確実に読み取ること
ができ、装置の製造コストを低減することができる画像
読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明では、原稿を移送しながら、読取部材によ
り同原稿上の画像を読み取るようにした画像読取装置に
おいて、前記原稿移送をDCモータの回転により行うよ
うに構成するとともに、DCモータの回転数を検出する
回転検出器を設け、その回転検出器から検出信号が入力
されるごとに読取部材読み取り動作を行わせる制御手
段を設けたものである。
【0009】
【作用】従って、本発明によれば、原稿移送を行うため
に、安価なDCモータが使用されているので、装置の製
造コストを低減することができる。そして、高感度な読
取部材や大容量のラインバッファを用いることによっ
て、DCモータにより原稿を連続的に移送しても、画像
読み取りやその読み取り画データの後処理には何ら支障
を生じることがない。又、回転検出器によりDCモータ
の回転数を検出して、制御手段によりその回転検出器
検出信号が入力されるごとに読取部材読み取り動作
行わせることにより、DCモータの回転数に変動が生
じても、読取部材の原稿面に対する読み取り位置を正確
に保持することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、図示しない装置
ケース内には原稿Gの移送経路2が形成され、その移送
経路2中には一対の送りローラ1が配設されている。こ
の送りローラ1は、後述するDCモータ3の駆動により
積極回転可能な駆動ローラ1aと、その駆動ローラ1a
に接触する従動ローラ1bとより構成され、駆動ローラ
1aの回転軸には歯付プーリ4が一体回転可能に取り付
けられている。
【0011】前記DCモータ3の駆動軸にはギア5が固
定され、そのギア5には同ギア5より大径のギア6が噛
合されている。又、この大径のギア6には、前記駆動ロ
ーラ1a側の歯付プーリ4より小径の歯付プーリ7が一
体回転可能に設けられ、両歯付プーリ4,7間には歯付
ベルト8が架装されている。そして、DCモータ3が駆
動されると、ギア5,6、歯付プーリ7、歯付ベルト
8、及び歯付プーリ4を介して送りローラ1が減速回転
され、移送経路2中の原稿Gが副走査方向へ連続的に送
られる。
【0012】光源9は前記移送経路2と対向するように
配置され、同移送経路2を移送される原稿Gに光を照射
する。そして、その原稿Gからの反射光がレンズ10を
介してCCD等よりなる読取部材としてのイメージセン
サ11に導かれて、原稿G上の画像の読み取りが行われ
る。尚、このイメージセンサ11は、原稿Gの主走査方
向に沿って延びるように配置され、移送経路2を移送さ
れる原稿Gの主走査方向に沿って1ラインずつ順次読み
取りを行う。又、このイメージセンサ11は、DCモー
タ3により原稿Gを連続的に高速移送しても、電荷蓄積
を充分行うことができる程度の感度を有するものであ
る。
【0013】回転検出器としてのエンコーダ12は前記
DCモータ3の回転数を検出するためのものであり、D
Cモータ3の回転軸に一体回転可能に取り付けられ、1
つの透孔13aを有する円板13と、その円板13の一
部に対向配置されたホトインタラプタ14とより構成さ
れている。そして、DCモータ3の駆動により円板13
が回転されて、同円板13の透孔13aがホトインタラ
プタ14により検出されると、ホトインタラプタ14は
検出信号を出力する。
【0014】制御手段としての制御装置15は、1ペー
ジ分の画データを1ラインずつ記憶可能なラインバッフ
ァ16を有している。そして、制御装置15は、前記D
Cモータ3、光源9、及びイメージセンサ11に対し
て、それぞれドライバ17,18,19を介して、作動
又は停止信号を出力するとともに、同制御装置15に
は、前記エンコーダ12のホトインタラプタ14から検
出信号が入力される。又、ラインバッファ16には、イ
メージセンサ11から読み取り画データが1ライン分ず
つ入力される。
【0015】そして、制御装置15は、DCモータ3を
作動させて送りローラ1を回転させ、移送経路2中の原
稿Gに連続的な送りを付与する。又、制御装置15は、
光源9を作動させて、移送経路2を移送される原稿Gに
光を照射するとともに、イメージセンサ11を作動させ
て、その原稿Gからの反射光に基づいて同原稿G上の画
像の読み取りを行わせる。そして、制御装置15は、イ
メージセンサ11から出力される読み取り画データを、
ラインバッファ16に1ラインずつ順次記憶させる。
【0016】又、制御装置15は、エンコーダ12から
入力される検出信号に基づいて、DCモータ3の回転数
を認識し、その回転数に応じて、イメージセンサ11の
読み取り動作を制御する。換言すれば、制御装置15
は、原稿Gの移送速度に応じてイメージセンサ11の読
み取り動作を制御する。
【0017】さて、上記のように構成された画像読取装
置において、制御装置15の制御によりDCモータ3が
作動されると、送りローラ1が回転されて、移送経路2
中の原稿Gが副走査方向に沿って連続的に送られる。そ
して、制御装置15の制御により光源9が作動されて、
移送経路2を移送される原稿Gに光が照射されるととも
に、イメージセンサ11が作動されて、その原稿Gから
の反射光に基づいて原稿G上の画像の読み取りが行われ
る。そして、イメージセンサ11により読み取られた1
ページ分の画データは、ラインバッファ16に1ライン
ずつ順次転送、記憶される。そして、例えばファクシミ
リ装置の場合は、ラインバッファ16に1ページ分の画
データが記憶された後に、同画データが符号化等の処理
を行われてから送信される。
【0018】前記の動作をより詳細に述べる。DCモー
タ3が起動されると、制御装置15は、ホトインタラプ
タ14が円板13の透孔13aを検出したときに出力す
る検出信号の出力回数を計数して、その出力回数が所定
数に達したとき、即ち原稿Gの前端がイメージセンサ1
1の読み取り位置と対応する位置に達したときに、イメ
ージセンサ11を起動させて、その読み取り動作を開始
させる。又、制御装置15は、前記ホトインタラプタ1
4が検出信号を出力するごとに、イメージセンサ11に
より読み取り動作を行わせる。
【0019】従って、原稿Gの移送速度が変動しても、
所定送り量ごとにイメージセンサ11の読み取り動作が
行われる。このため、イメージセンサ11による副走査
方向における読み取りピッチは一定に保持される。従っ
て、原稿G面に対する読み取り位置が所定の位置からず
れて、例えば読み取りラインを重複して読み取ったり、
読み取りラインを飛ばしたり、或いは読み取り開始位置
や終了位置がずれたりすることはなく、正確な画像読み
取りが行われる。
【0020】従って、DCモータ3の回転数、即ち送り
ローラ1による原稿Gの移送速度に変動が生じても、エ
ンコーダ12により検出されたDCモータ3の回転数に
応じて、イメージセンサ11の読み取り動作を制御する
ことにより、イメージセンサ11の原稿G面に対する読
み取り位置を正確に保持することができる。
【0021】以上のように、この実施例の画像読取装置
においては、DCモータ3により原稿Gを連続的に移送
しながら、イメージセンサ11により画像読み取りを行
うようにしている。即ち、このイメージセンサ11は、
DCモータ3により原稿Gを連続的に移送しても、電荷
蓄積を充分行うことができる程度の感度を有するもので
あり、又、その読み取られた画データを一旦ラインバッ
ファ16に記憶させることにより、読み取り画データの
符号化等の処理を、画像読み取り動作と平行して行うこ
となく、画像読み取り後に一括して行うことができる。
【0022】従って、原稿Gを間歇的に移送することな
く、連続的に送っても、画像読み取り及びその読み取り
画データの後処理を支障なく行うことができるので、原
稿Gを移送するために、特に高価なステッピングモータ
を使用することなく、安価なDCモータを使用すること
ができ、装置の製造コストを低減することができる。
【0023】又、この実施例においては、エンコーダ1
2により検出されたDCモータ3の回転数に応じて、イ
メージセンサ11の読み取り動作を制御するようにして
いるので、たとえDCモータ3の回転数に変動が生じた
場合でも、イメージセンサ11の原稿G面に対する読み
取り位置を正確に保持することができる。つまり、ステ
ッピングモータを使用することなく、エンコーダ12か
らの検出信号に基づいて、原稿上の画像を確実に読み取
ることができ、装置の製造コストを低減することができ
る。
【0024】しかも、このエンコーダ12は、1つの透
孔13を有する円板13と、その円板13の透孔13
aを検出するホトインタラプタ14とにより構成されて
おり、その構成が非常に簡単で安価なものである。従っ
て、このようなエンコーダ12を使用して、前述のよう
な読み取り動作の制御を行うようにしても、装置の製造
コストが高騰することはない。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ス
テッピングモータを使用することなく、回転検出器から
の検出信号に基づいて、原稿上の画像を確実に読み取る
ことができ、装置の製造コストを低減することができる
という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した画像読取装置の一実施例を
示す概略構成図である。
【符号の説明】
3…DCモータ、11…読取部材としてのイメージセン
サ、12…回転検出器としてのエンコーダ、15…制御
手段としての制御装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を移送しながら、読取部材により同
    原稿上の画像を読み取るようにした画像読取装置におい
    て、前記原稿移送をDCモータの回転により行うように
    構成するとともに、DCモータの回転数を検出する回転
    検出器を設け、その回転検出器から検出信号が入力され
    るごとに読取部材読み取り動作を行わせる制御手段を
    設けた画像読取装置。
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