JP3177323B2 - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JP3177323B2
JP3177323B2 JP32430092A JP32430092A JP3177323B2 JP 3177323 B2 JP3177323 B2 JP 3177323B2 JP 32430092 A JP32430092 A JP 32430092A JP 32430092 A JP32430092 A JP 32430092A JP 3177323 B2 JP3177323 B2 JP 3177323B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品供給媒体としてテ
−プを用いる部品供給装置に関し、電子部品実装工程等
で利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品の実装工程で用いる部品供給媒
体としては、テ−プが最もポピュラ−である。部品供給
テ−プには、部品収納凹所を有する本体テ−プにカバ−
テ−プを貼り付けたものと、特開昭58−196099
号公報に開示されているような、穴明きの本体テ−プの
下面に粘着テ−プを貼り付け、穴から露出した粘着テ−
プ面に部品を保持させる方式のものとがある。いずれの
タイプにおいても、部品を取り出す時にはカバ−テ−プ
ないし粘着テ−プを本体テ−プから分離し、リ−ルに巻
き取る。かかる巻き取りリ−ルの駆動については、特開
平3−131098号公報、同211153号公報等に
その機構が例示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の部品供給テ−プ
は、通常、テ−プカセットを介して部品装着装置に組み
合わせられる。テ−プカセットは部品供給テ−プの送り
機構とカバ−テ−プないし粘着テ−プの巻き取りリ−ル
を備え、その各々に動力を伝えなければならない。特開
平3−131098号公報記載の装置では、2系統の動
力伝達機構により動力を伝えており、部品装着装置側の
出力機構が複雑である。特開平3−211153号公報
記載の装置では、1個のレバ−により送り機構と巻き取
りリ−ルを駆動する。動力伝達系統は単一であるが、動
力伝達のインタ−フェ−ス部が2個所に生じ、テ−プカ
セットの着脱が容易でなくなる恐れがある。本発明は上
記の点に鑑みてなされたもので、動力伝達系統、動力伝
達のインタ−フェ−ス部ともに簡素化でき、また、テ−
プカセットの密接配置を可能とする機構を提供しようと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、テープカセ
ット中の部品供給テープ送りスプロケットとカバーテー
プないし部品保持用粘着テープの巻き取りリ−ルとにそ
れぞれ歩進回動機構を設け、これら両歩進回動機構にリ
ンクを介して動力を伝える入力レバ−をテ−プカセット
の底面より上方に取り付ける。そして部品装着装置の側
には、上方へ突出してテ−プカセットの底面から内部へ
侵入し、テープカセット内部にて前記入力レバ−に係合
する原動レバ−を設ける。
【0005】また、テープカセットの内部にて前記入力
レバーと原動レバーとを重ね合せるようにした。また、
原動レバ−に連結した往復動部材を部品装着装置の側に
設けると共に、テ−プカセットの側には、カバ−テ−プ
剥ぎ取り位置から部品取り出し位置までの間部品供給テ
−プを覆うシャッタ−と、このシャッタ−に前記往復動
部材の動きを伝える中継レバ−とを設ける。
【0006】更に、送りスプロケットと巻き取りリ−ル
にそれぞれ歩進回動機構を設け、送りスプロケットと巻
き取りリ−ルにそれぞれ歩進回動機構を設け、送りスプ
ロケット側の歩進回動機構にスプロケット側のリンクの
一端を接続し、巻き取りリール側の歩進回動機構に動力
伝達レバーの一端側を接続し、動力伝達レバーの他端を
リール側のリンクの一端に接続し、スプロケット側のリ
ンクの他端を部品装着装置側からの動力伝達用の入力レ
バ−の一端に接続し、リール側のリンクの他端を前記入
力レバーの他端に接続し、前記入力レバーと動力伝達レ
バーとのそれぞれに回転力を与える付勢部材を設け、か
つ前記入力レバーと動力伝達レバーとのそれぞれに前記
回転力と反対方向の回転力が外部から与えられる押圧部
を形成する。
【0007】
【作用】テ−プカセットを部品装着装置に取り付ける
と、原動レバ−がテ−プカセット底面から侵入し、入力
レバ−に動力を伝達する態勢が整う。原動レバ−が動く
と入力レバ−も動き、部品供給テ−プ送りスプロケット
と巻き取りリ−ルが各々歩進回転して部品供給テ−プを
所定長さ送り、またカバ−テ−プないし部品保持用粘着
テ−プを巻き取る。
【0008】
【実施例】図1ないし図5に基づき一実施例を説明す
る。図1において、10は部品装着装置の一部に設けら
れたテ−プカセット取り付けフレ−ムで、その上面には
サ−ビステ−ブル11が設けられる。サ−ビステ−ブル
11はスライドガイド12に支持され、部品供給テ−プ
の送り方向にスライドする。部品供給テ−プの自動交換
を行う場合、サ−ビステ−ブル11はテ−プカセット取
り付けフレ−ム10から取り外され、テ−プ交換後、再
び取り付けられる。13はサービステ−ブル11の上面
に載置されるカセット台である。カセット台13は後述
するテ−プカセット1台につき1個の割合で設けられ、
その下面の溝14をサ−ビステ−ブル11上面の位置決
めピン15に合わせ、前方の縁をサ−ビステ−ブル11
上の当り16に突き当て、後方からクランプ17で締め
つけることにより、固定される。
【0009】20はカセット台13の上面に取り付けら
れるテ−プカセットである。テ−プカセット20はアル
ミダイキャスト製のフレ−ム21を中心にして組み立て
られている。取り付けにあたっては、フレ−ム21下面
に前後1個所づつ突出したピン22をカセット台13の
穴18に嵌め合わせ、ばね23で付勢されたクランプレ
バ−24をカセット台13のフック部19に係合させ
る。
【0010】フレ−ム21には次のものが装着される。
25は部品供給テ−プで、これは部品収納用凹所を有す
る本体テ−プ26と、その凹所を覆うカバ−テ−プ27
とからなる。28は部品供給テ−プ25のリ−ルを取り
付けるカバ−部で、これはフレ−ム21の後部に配置さ
れる。フレ−ム21の前部には部品供給テ−プ25の送
りスプロケット29が配置される。中間部には、カバ−
テ−プ27の巻き取りリ−ル30が配置される。
【0011】図3には、送りスプロケット29の歩進回
動機構31とカバ−テ−プ巻き取りリ−ル30の歩進回
動機構32のみを抜き出して図示した。33は両歩動回
転機構31、32に動力を伝えるT字形の入力レバ−
で、扇の要にあたる個所を支点34として揺動するもの
であり、前方に延びた腕部分を引張コイルばね35で引
くことにより、図において反時計回りに付勢されてい
る。下方に延びた腕の先端にはロ−ラ36があり、その
少し上方にリンク37の一端が連結している。リンク3
7の他端は送りスプロケット29と同軸で回動する揺動
板38に連結している。揺動板38にはラチェット39
が取り付けてあって、これが送りスプロケット29に固
定されたラチェットホイ−ル(送りスプロケット29の
陰になっている)に係合し、揺動板38が回動する度に
送りスプロケット29を一定角度づつ時計回りに回動さ
せる。40はラチェットホイ−ルの戻り止め爪である。
なお言うまでもないが、送りスプロケット29は、周囲
の爪を本体テ−プ26のパーフォレ−ション(送り穴)
に係合させて部品供給テ−プ25を送るものである。
【0012】入力レバ−33の後方に延びた腕にはリン
ク41の一端が連結する。リンク41の他端は、歩進回
動機構32の第1レバ−42に連結する。第1レバ−4
2は中間部に支点43を有し、シ−ソ−のように揺動す
るものであり、前方に延びた腕にリンク41が連結す
る。第1レバ−42の、後方に延びた腕にはロ−ラ44
を取り付け、この腕を引張コイルばね45により第2レ
バ−46に連結する。第2レバ−46は巻き取りリ−ル
30の取付軸に枢支されており、その一方の縁は引張コ
イルばね45の張力により常時ロ−ラ44に引きつけら
れている。図3に仮想線の円で示したのは巻き取りリ−
ル30と一体的に回転するラチェットホイ−ル47であ
り、第2レバ−46の先端に取り付けたラチェット48
がこれに係合する。ラチェット48はラチェットホイ−
ル47を抱え込む形状の樹脂成形品であり、図の角度で
は爪の歯先は見えない。49はラチェットホイ−ル47
の戻り止め爪である。なお、歩進回動機構31、32に
共通して言えることであるが、ラチェットと戻り止め爪
はいずれも適当なばね手段によりラチェットホイ−ルに
押しつけられている。
【0013】入力レバ−33に動力を伝えるのは、カセ
ット台13に取り付けられた原動レバ−50である。原
動レバ−50はV字形をしており、扇の要にあたる個所
を支点51として揺動する。原動レバ−50の上方の腕
は、テ−プカセット20をカセット台13に取り付けた
とき、フレ−ム21の一部に設けられた切欠52(図
2)を通じてテ−プカセット20の内部に侵入し、ロ−
ラ36の側面と、少し間隔を置いて向き合う。下方の腕
は、先端にロ−ラ53を有する。このロ−ラ53を下か
ら押すことにより、原動レバ−50に動きが生じるので
あるが、押し役をするのは図1に示すキャリッジ54に
取り付けられたエアシリンダ55である。キャリッジ5
4はテ−プカセット取り付けフレ−ム10と平行に、す
なわち図1においては紙面と直角方向に、スライドでき
るよう、図示しないガイド装置に支持されている。キャ
リッジ54はベルト56に引かれて移動し、目標とする
テ−プカセット20に並ぶ位置で停止する。そして、そ
の位置にある原動レバ−50のロ−ラ53をエアシリン
ダ55のロッド57が突き上げる。すなわち、テ−プカ
セット取り付けフレ−ム10の上には何台ものテ−プカ
セット20が並ぶが、その内の1台についてのみテ−プ
送り操作が行われるものである。
【0014】キャリッジ54には、部品を取り出した後
の本体テ−プ26を挟み切る切断装置58も装着されて
いる。切断装置58は、固定刃59、可動刃60、及び
可動刃60を軸端に取り付けたエアシリンダ61からな
る。カセット台13の前端には、テ−プカセット20か
ら出てきた本体テ−プ26を下向きに誘導するガイド筒
62が設けられ、本体テ−プの先端は、ガイド筒62か
ら出たところで固定刃59と可動刃60の間に入り込む
ようになっている。なお寸断された本体テ−プ26は切
断装置部の底面の穴63から落ち、その下に配置された
図示しないコンベアにより切り屑ボックスに運び出され
る。
【0015】再び図3に戻って、64はカバ−テ−プ2
7を剥ぎ取った後の本体テ−プ26を部品取り出し位置
まで覆うシャッタ−である。シャッタ−64は、特開昭
60−24100号公報におけるシャッタ−手段と同じ
技術的意味を有する。シャッタ−64には、中継レバ−
65の上端が連結する。中継レバ−65は支点66を中
心に揺動し、引張コイルばね67により、常時図におい
て時計回りに付勢されている。中継レバ−65の下端
は、カセット台13の上面に配置された往復動部材68
に係合する。往復動部材68は、カセット台13に取り
付けられたレバ−69と原動レバ−50を連結する、一
種のリンクである。往復動部材68は圧縮コイルばね7
0により前方に押し出されており、これにより、原動レ
バ−50にも時計回りの付勢力が生じている。図1に示
す71はレバ−69の回動限度を定めるストッパであ
る。入力レバ−31及び第1レバ−42に対しても、同
様のストッパ72、73を設ける。
【0016】図1において、74は部品供給テ−プ25
を上から押さえ、且つカバ−テ−プ27の折り返し個所
を形成する押さえ手段で、カバ−テ−プ27の分離手段
としての機能を果たす。75はカバ−テ−プ27を剥ぎ
取った後、本体テ−プ26をテ−プカセット20の前端
へと誘導するガイド手段である。リ−ルから引き出され
た部品供給テ−プ25はフレ−ム21の上面を通って前
方へ誘導され、押さえ手段74をくぐり抜けたところで
カバ−テ−プ27を分離される。カバーテ−プ27は押
さえ手段74の縁で折り返され、巻き取りリ−ル30に
巻き付けられる。本体テ−プ26の方はシャッタ−64
とガイド手段75の下をくぐり、ガイド筒62に入る。
76は本体テ−プ26から部品を吸着して取り上げる部
品装着ヘッドである。ガイド手段75には部品取り上げ
位置に相当する個所に窓が開いている。部品装着ヘッド
76は3次元的に移動可能で、図示しない印刷配線基板
のところまで部品を運び、装着する。
【0017】上記装置の動作は次のようになる。図示し
ない制御装置からの指令により、キャリッジ54は目標
とするテープカセット20に並ぶ位置に移動する。エア
シリンダ55がロッド57で原動レバ−50のロ−ラ5
3を突き上げると、原動レバ−50は図1において反時
計まわりに回動し、入力レバ−33のロ−ラ36を押
す。今度は入力レバ−33が時計まわりに回動し、リン
ク37を介して揺動板38を引き、揺動板38を時計ま
わりに回動させる。これによりラチェット39が送りス
プロケット29を所定角度回動させ、送りスプロケット
29は部品供給テ−プ25をたぐり寄せる。他方入力レ
バ−33はリンク41を介して第1レバ−42を押し、
第1レバ−42は反時計まわりに回動する。ロ−ラ44
に押されて第2レバ−46も回動し、ラチェット48は
ラチェットホイ−ル47の上を逆に滑る。
【0018】原動レバ−50の反時計まわり回動によ
り、往復動部材68は圧縮コイルばね70の圧力に抗し
て図の左方に変位する。これを受けて中継レバ−65は
時計まわりに回動し、シャッタ−64を図の右方へ押
す。シャッタ−64は、カバ−テ−プ27を剥がされた
後の本体テ−プ26をカバ−しながら、本体テ−プ26
と共にテ−プカセット20の前方に向かって進む。部品
を取り出した後の本体テ−プ26の先端は、切断装置5
8の固定刃59の前に送り出される。
【0019】原動レバ−50を所定角度回動させた後、
エアシリンダ55がロッド57を引っ込めると、圧縮コ
イルばね70の圧力で原動レバ−50は旧位置に復し、
引張コイルばね35により入力レバ−33も旧位置に復
する。揺動板38はリンク37に押されて反時計まわり
に回動し、ラチェット39はラチェットホイ−ルの上を
逆戻りして次回動作に備える。他方第1レバ−42はリ
ンク41に引かれて時計まわりに回動し、第2レバ−4
6も同時に回動し、ラチェット48を介し巻き取りリ−
ル30に回動を伝える。巻き取りリ−ル30はカバ−テ
−プ27を必要な長さだけ巻き取った後停止するが、第
1レバ−42はなお少し回動する。その動きの差は、引
張コイルばね45が伸びることにより吸収される。所定
長さのカバ−テ−プ27を巻き取るのに、巻き取りリ−
ル30にカバ−テ−プ27が少量しか巻き付いていなけ
れば巻き取りリ−ル30は大角度回動することを必要と
し、カバ−テ−プ27が十分巻き付いていれば巻き取り
リ−ル30は小角度回動すれば済む訳であるが、それを
実現するのに、第1レバ−42の回動角を調整すること
によって行おうとするのは大変である。実際には、その
差も引張コイルばね45の伸びで吸収する。
【0020】原動レバ−50の復帰により往復動部材6
8も右方に変位し、中継レバ−65を押す。中継レバ−
65は反時計まわりに回動し、シャッタ−64を左方に
引く。これにより、部品の入っている部品収納凹所が露
出する。そこへ部品装着ヘッド76が接近し、部品を吸
着して運び去る。切断部58においてはエアシリンダ6
1が動作して可動刃60が進出し、固定刃59との間で
本体テ−プ26の先端を挟み切る。これで1回の動作が
終了する。
【0021】テ−プカセット20の機構は、図4のよう
な使い方をすることもできる。すなわち図4では、リン
ク41を取り外すと共に、第1レバ−42に時計まわり
の付勢力が生じるよう、第1レバ−42を引張コイルば
ね80で引いている。ここでは、入力レバ−33を原動
レバ−50で押すのではなく、入力レバ−33と第1レ
バ−42のそれぞれに対応する原動ロッド81、82が
部品装着装置に設けられている。図5は原動ロッド8
1、82が押圧動作を行った状況を示し、入力レバー3
3の一端である押圧部がロッド81により押されると、
リンク37が揺動板38を引き、送りスプロケット29
を回動させる。これは前の例と同じである。他方第1レ
バ−42は、一端の押圧部が原動ロッド82で押される
と時計まわりに回動し、従って巻き取りホイ−ル30も
カバ−テ−プ巻き取り方向に回動する。原動ロッド8
1、82が押圧をやめると入力レバ−33と第1レバ−
42は旧位置に復し、歩進回動機構31、32はそれぞ
れ次の歩進回動動作に備えて待機する。
【0022】図6には、穴明きの本体テ−プの下面に粘
着テ−プを貼り付け、穴から露出した粘着テ−プ面に部
品を保持させる方式の部品供給テ−プ90を扱えるよ
う、テ−プカセット20の構造に変更を加えた例を示
す。基本的な構成はカバ−テ−プ付部品供給テ−プ用の
ものと変わらないが、シャッタ−機構は省かれている。
この部品供給テ−プ90にあっては、本体テ−プ91の
下面に粘着テ−プ92が貼り付いているため、分離した
粘着テ−プ92は一旦フレ−ム21の側面に引き出す。
そして、フレ−ム21の側面取り付けたロ−ラ93に掛
けまわした後、巻き取りリ−ル30に巻き付ける。リン
ク41を取り外し、第1レバ−42に時計まわりの付勢
力が生じるよう、第1レバ−42を引張コイルばねで引
くこともできる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、入力レバ−を動かすだ
けで送りスプロケットと巻き取りリ−ルを駆動すること
ができ、動力伝達が容易である。また動力は原動レバー
から入力レバーへテープカセット内部にて伝わり、入力
レバーの動力伝達部はテープカセットの底面から突出し
ていなく、底面より上方のテープカセット内に位置して
いるので、部品供給措置の持ち運び時などに部品供給装
置が誤って置かれたり、他の装置などに当たり入力レバ
ーが動作することを回避でき、この結果、部品が無駄に
なることあるいは部品供給装置が故障することを防止で
きる。また入力レバ−をテ−プカセットの中に置き、原
動レバ−をテ−プカセットの底面から入れて入力レバー
に重ねるので、テ−プカセットの横幅を切り詰めること
ができ、テ−プカセットをびっしりと詰め込んで配置す
ることが可能である。また原動レバ−に連結した往復動
部材を部品装着装置の側に設け、テ−プカセットの側に
は、テープカセットの底面から下方へ突出し、シャッタ
−に前記往復動部材の動きを伝える中継レバ−を設けて
いるので、テープカセット内部では中継レバーをシャッ
ターに連結すればよく、シャッターへの動力伝達機構を
簡素化でき、この結果、テープカセット内での故障を極
力回避することができる。 さらに、リール側のリンクを
外し、入力レバーと動力伝達レバーとの押圧部を外部か
ら押圧すことにより、巻き取りリ−ル側歩進回動機構と
スプロケット側の歩進回動機構とに個別に動力伝達を行
うことができ、この結果、個別の動力伝達に容易に切り
換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品供給装置の部分断面側面図である。
【図2】テ−プカセットの部分断面図で、前面方向から
見たものである。
【図3】歩進回動機構とこれを動作させる機構の正面図
である。
【図4】歩進回動機構を他の方法で駆動する場合の機構
の正面図である。
【図5】図4の機構が他の状態に移行した時の正面図で
ある。
【図6】他の実施例を示す部品供給装置の部分断面図で
ある。
【符号の説明】
10 テ−プカセット取り付けフレ−ム 20 テ−プカセット 25 部品供給テ−プ 26 本体テ−プ 27 カバ−テ−プ 29 送りスプロケット 30 巻き取りリ−ル 76 部品装着ヘッド(部品ピックアップ手段) 31 歩進回動手段 32 歩進回動手段 33 入力レバ− 37 リンク 41 リンク 50 原動レバ− 64 シャッタ− 65 中継レバ− 68 往復動部材 81 原動ロッド 82 原動ロッド 90 部品供給テ−プ 91 本体テ−プ 92 部品保持用粘着テ−プ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 20/20 B65B 15/04 H05K 13/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給テ−プの送りスプロケットとカ
    バ−テ−プの巻き取りリ−ルとを備えたテ−プカセット
    を部品装着装置に着脱自在に取り付け、カバ−テ−プを
    分離した後の部品供給テ−プから部品ピックアップ手段
    により部品を取り出すものにおいて、 前記送りスプロケットと巻き取りリ−ルにそれぞれ歩進
    回動機構を設け、これら両歩進回動機構にリンクを介し
    て動力を伝える入力レバ−をテ−プカセットの底面より
    上方に取り付けると共に、部品装着装置の側には、上方
    へ突出してテ−プカセットの底面から内部へ侵入し、テ
    ープカセット内部にて前記入力レバ−に係合する原動レ
    バ−を設けてなる部品供給装置。
  2. 【請求項2】 部品供給テ−プの送りスプロケットと部
    品保持用粘着テ−プの巻き取りリ−ルとを備えたテ−プ
    カセットを部品装着装置に着脱自在に取り付け、部品保
    持用粘着テ−プを分離した後の部品供給テ−プから部品
    ピックアップ手段により部品を取り出すものにおいて、 前記送りスプロケットと巻き取りリ−ルにそれぞれ歩進
    回動機構を設け、これら両歩進回動機構にリンクを介し
    て動力を伝える入力レバ−をテ−プカセットの底面より
    上方に取り付けると共に、部品装着装置の側には、上方
    へ突出してテ−プカセットの底面から内部へ侵入し、テ
    ープカセット内部にて前記入力レバ−に係合する原動レ
    バ−を設けてなる部品供給装置
  3. 【請求項3】 前記テープカセットの内部にて前記入力
    レバーと原動レバーとを重ね合せてなる請求項1または
    請求項2に記載の部品供給装置
  4. 【請求項4】 原動レバ−に連結した往復動部材を部品
    装着装置の側に設けると共に、テ−プカセットの側に
    は、カバ−テ−プ剥ぎ取り位置から部品取り出し位置ま
    での間部品供給テ−プを覆うシャッタ−と、テープカセ
    ットの底面から下方へ突出し、前記シャッタ−に前記往
    復動部材の動きを伝える中継レバ−とを設けてなる請求
    項1または請求項2に記載の部品供給装置
  5. 【請求項5】 部品供給テ−プの送りスプロケットとカ
    バ−テ−プの巻き取りリ−ルとを備えたテ−プカセット
    を部品装着装置に着脱自在に取り付け、カバ−テ−プを
    分離した後の部品供給テ−プから部品ピックアップ手段
    により部品を 取り出すものにおいて、 前記送りスプロケットと巻き取りリ−ルにそれぞれ歩進
    回動機構を設け、送りスプロケット側の歩進回動機構に
    スプロケット側のリンクの一端を接続し、巻き取りリー
    ル側の歩進回動機構に動力伝達レバーの一端側を接続
    し、動力伝達レバーの他端をリール側のリンクの一端に
    接続し、スプロケット側のリンクの他端を部品装着装置
    側からの動力伝達用の入力レバ−の一端に接続し、リー
    ル側のリンクの他端を前記入力レバーの他端に接続し、
    前記入力レバーと動力伝達レバーとのそれぞれに回転力
    を与える付勢部材を設け、かつ前記入力レバーと動力伝
    達レバーとのそれぞれに前記回転力と反対方向の回転力
    が外部から与えられる押圧部を形成してなる部品供給装
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