JP3176998B2 - 洗濯機の回転検出装置 - Google Patents

洗濯機の回転検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯機における被検出回
転体の回転を磁気センサにより検出する洗濯機の回転検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、洗濯機においては、洗濯時におけ
る撹拌体の回転や脱水時における槽の回転等を、その駆
動用モータの回転数を検出することにより、制御するよ
うにしたものが供されている。
【0003】このものの場合、上記モータには回転軸に
マグネットが取付けられ、このマグネットに対応する磁
気センサを実装した配線基板が、モータに取付けられた
センサケースに収容固定されていて、その磁気センサが
モータの回転軸と共に回転するマグネットの磁気を検出
することにより、モータの回転数を検出するようになっ
ている。しかして又、このものの場合、上記配線基板
は、マグネットの磁気が磁気センサに及びやすいよう
に、基体が鉄など磁性体により構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものによると、配線基板の基体表面には厳重な絶縁
処理が施されていなければならず、そのために、高価に
なるという問題点を有していた。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、マグネットの磁気が磁気セ
ンサに及びやすいものを安価な構成で得、その上、熱収
縮等の影響も受けにくく、更に、水のかかりや湿気等に
も強い洗濯機の回転検出装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機の回転検出装置においては、洗濯
おけるモータの回転部に設けられたマグネットに対応
する磁気センサを実装する配線基板を、基体が非金属材
料で構成されたものとし、この配線基板の上記磁気セン
サを実装した面とは反対の面側に磁性体から成るバック
ヨークを配線基板とほゞ平行に並べて設け、このバック
ヨークを、静止部位に固定されたセンサケースに上記配
線基板と共に収容して係止部により抜止めし、そして、
そのセンサケース内に樹脂を注入して上記配線基板及び
バックヨークをポッティングしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記手段によれば、配線基板の基体は紙フェノ
ールや紙ポリエステル等の安価な材料で構成でき、又、
バックヨークも単なる鉄板等で構成できる。しかも、そ
の構成で、マグネットの磁気は、バックヨークの存在に
より、磁気センサに及びやすくできる。そして、センサ
ケースにバックヨークの係止部によって抜止めした配線
基板は、ねじ止め等による不動の取付けをしたものと違
って、センサケースの熱収縮等を阻まず、よってそれに
よる歪み等を生じることも避けられる。更に、センサケ
ース内に樹脂を注入して配線基板及びバックヨークをポ
ッティングしたことによっては、洗濯機特有の水のかか
りや湿気に対し、それらが配線基板及びそれに実装した
磁気センサやバックヨークに及ぶことを阻止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明一実施例につき、図面を参照
して説明する。まず図2には洗濯機全体の構成を示して
おり、外箱1内に水受用の外槽2を弾性吊持機構3によ
り支持して配設し、外槽2内には洗濯脱水兼用の内槽4
を、更に内槽4内には洗濯用の撹拌体5をそれぞれ配設
している。又、外槽2の外下方部には、モータ6を主体
とする駆動機構7を配設しており、この駆動機構7によ
って、上記撹拌体5と内槽4とを洗濯時と脱水時とで選
択的に回転させるようにしている。
【0009】しかして、上記モータ6の上方には、図3
に示すように、被検出回転体であって該モータ6の回転
部である回転軸8の上端部が突出しており、この回転軸
8の上端部にマグネット9を取付けている。又、静止部
位であるモータ6のフレームの上面には、センサケース
10を一体に形成した例えばプラスチック製のカバー1
1を取付けて固定しており、このカバー11によってマ
グネット9を覆っている。
【0010】一方、センサケース10には、図1及び図
4に示すように、左右(図4中上下)の対向内壁面に上
下に延びるリブ12を2条ずつ対称的に形成しており、
この各リブ12間に挿入してセンサケース10内に配線
基板13とバックヨーク14とを収容している。
【0011】ここで、上記配線基板13は、基体を非金
属材料例えば紙フェノールや紙ポリエステルで構成して
おり、この配線基板13のマグネット9に臨む面及び臨
む位置に磁気センサ例えばホール素子15を実装し、そ
のほか、該配線基板13には他の必要電子部品(図示せ
ず)を実装していて、上部にそれらに給電するための電
源線16と信号線17とを接続している。
【0012】これに対して、バックヨーク14は磁性体
例えば鉄により構成しており、上記配線基板13のホー
ル素子15を実装した面とは反対の面に配線基板13と
ほゞ平行に並べて両面粘着テープ18により結合してい
る。又、このバックヨーク14には、左右の両側部に係
止部としての爪部19を切起こしにより形成しており、
この爪部19を前記リブ12に係止させて、バックヨー
ク14及び配線基板13をセンサケース10に抜止めし
ている。
【0013】そして、センサケース10には線導出部2
0を形成しており、この線導出部20から前記電源線1
6と信号線17とを導出し、その後にセンサケース10
内にに樹脂例えばシリコーン樹脂21を注入し、配線基
板13及びバックヨーク14を該シリコーン樹脂21で
包み込んで固定並びに防湿処理するポッティングをして
いる。
【0014】上記構成のものによると、モータ6の回転
軸8と共に回転するマグネット9の磁気は、バックヨー
ク14を通って磁路を形成し、その通路に位置するホー
ル素子15に効果的に及ぶ。このため、そのホール素子
15によるマグネット9の磁気の検出も確実に行なわ
れ、精度良くモータ6の回転数の検出ができる。
【0015】又、それでいて、配線基板13の基体は紙
フェノールや紙ポリエステル等の安価な材料で構成でき
るものであり、バックヨーク14自体も単なる鉄板など
で良くて、従来の基体が鉄など磁性体から成る配線基板
のような厳重な絶縁処理を必要としないから、充分安価
に提供することができる。
【0016】そして、センサケース10にバックヨーク
14の爪部19によって抜止めした配線基板13は、ね
じ止め等による不動の取付けをしたものと違って、セン
サケース10の熱収縮等を阻まず、よってそれによる歪
み等を生じることも避けることができる。更に、センサ
ケース10内に樹脂21を注入して配線基板13及びバ
ックヨーク14をポッティングしたことによっては、洗
濯機特有の水のかかりや湿気に対し、それらが配線基板
13及びそれに実装した磁気センサ15やバックヨーク
14に及ぶことを阻止でき、もって、それらの絶縁性の
低下や発錆を防止できる。
【0017】なお、ホール素子15で例示した磁気セン
サは、それ以外、例えば磁気抵抗素子等であっても良
い。又、配線基板13の基体材料も、紙フェノールや紙
ポリエステル等に限られるものではない。更に、センサ
ケース10内に注入する樹脂はシリコーン樹脂21でな
く、ウレタン樹脂であっても良い。加えて、バックヨー
ク14は配線基板13に両面粘着テープ18以外の手段
で結合されていても良く、係止部も爪部19以外のもの
であっても良い。
【0018】そのほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0019】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
洗濯機の回転検出装置は、洗濯機におけるモータの回転
に設けられたマグネットに対応する磁気センサを実装
する配線基板を、基体が非金属材料で構成されたものと
し、この配線基板の上記磁気センサを実装した面とは反
対の面側に磁性体から成るバックヨークを配線基板とほ
ゞ平行に並べて設け、このバックヨークを、静止部位に
固定されたセンサケースに上記配線基板と共に収容して
係止部により抜止めし、そして、そのセンサケース内に
樹脂を注入して上記配線基板及びバックヨークをポッテ
ィングしたことを特徴とするもので、それにより、マグ
ネットの磁気が磁気センサに及びやすいものを安価な構
成で得、その上、熱収縮等の影響も受けにくくでき、更
に、水のかかりや湿気等にも強くできるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回転検出装置部分の縦
断側面図
【図2】洗濯機の破断側面図
【図3】モータ及び回転検出装置部分の縦断側面図
【図4】回転検出装置部分の横断面図
【図5】バックヨーク単体の図4矢印A方向から見た正
面図
【符号の説明】
8はモータの回転軸(被検出回転体)、9はマグネッ
ト、10はセンサケース、13は配線基板、14はバッ
クヨーク、15はホール素子(磁気センサ)、19は爪
部(係止部)、21はシリコーン樹脂(樹脂)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 39/00 G01P 3/487 H01P 1/383 B04B 9/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機におけるモータの回転部に設けら
    れたマグネットと、このマグネットに対応する磁気セン
    サと、基体が非金属材料で構成され前記磁気センサを実
    装した配線基板と、この配線基板の前記磁気センサを実
    装した面とは反対の面側に配線基板とほゞ平行に並べて
    設けられた磁性体から成るバックヨークと、静止部位に
    固定され前記バックヨークを前記配線基板と共に収容し
    バックヨークに設けられた係止部を係止させて抜止めし
    たセンサケースと、このセンサケース内に注入されて前
    記配線基板及びバックヨークをポッティングした樹脂と
    を具備して成る洗濯機の回転検出装置。
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JP5093748B2 (ja) * 2007-03-01 2012-12-12 日本電産株式会社 モータ
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