JPH1080106A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH1080106A
JPH1080106A JP8252274A JP25227496A JPH1080106A JP H1080106 A JPH1080106 A JP H1080106A JP 8252274 A JP8252274 A JP 8252274A JP 25227496 A JP25227496 A JP 25227496A JP H1080106 A JPH1080106 A JP H1080106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
permanent magnet
substrate
metal substrate
sensitive element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8252274A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Murakami
享 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP8252274A priority Critical patent/JPH1080106A/ja
Publication of JPH1080106A publication Critical patent/JPH1080106A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気感応素子を覆っているホルダーをなくし、
部品の削減を行う。 【構成】モータ軸に対して面が垂直になるように取り付
けられた金属基板4を備え、金属基板4の一部の任意の
面を、モータ軸と平行に、かつ、永久磁石6の外周面と
対向するように加工し、金属基板4の任意の面に密着し
て磁気感応素子12の本体を取り付け、磁気感応素子1
2の本体と永久磁石6の外周面とを対向するように形成
されたモータ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】回転子に取り付けられた永久磁石
の磁気に感応する磁気感応素子を備えたモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】モータを駆動するための基板、回転数制
御するための基板、または、各巻線間の接続を行うため
のパターンがプリントされている基板等をモールド成形
することにより、モールドモータ外に別途基板を設ける
必要がなくなり、モータシステム全体を見たときモール
ドモータのコンパクト化をはかることができる。
【0003】従来におけるモータの1例であるブラシレ
スDCモータを、図3を用いて説明する。図3は、従来
におけるブラシレスDCモータの部分側断面図である。
【0004】図3において、ブラシレスDCモータ15
は、熱硬化性の樹脂がベースとなったプリミックス2に
より、固定子16と基板17とをモールド成形して筒状
に形成されたモールドフレーム18と、永久磁石6を備
え、モールドフレーム18の内周側に収納された回転子
7と、回転子7を支持して回転子7を回転自在にさせる
軸受8と、軸受8を収納し、モールドフレーム18の開
口部に取り付けられたボールハウジング9とで構成され
ている。また。ボールハウジング9は、リベット19に
よりモールドフレーム18に固定されている。
【0005】固定子16は、積層コア20と、絶縁材2
1を介して積層コア20に巻かれた複数個の巻線22と
で構成されている。また、固定子16に隣接して基板1
7が固定子16に取り付けられている。そして、基板1
7の端部には、巻線22の端末が接続されている(図示
しない)。そして、これら巻線22の巻かれた基板17
の端部には、各巻線22間を接続するためのパターンが
設けられている。
【0006】基板17上には、ブラシレスDCモータを
駆動するための6石のトランジスタ23等のモータ駆動
用の電子部品が搭載されている。そして、ブラシレスD
Cモータ15を駆動すると、電流がトランジスタ23を
通って巻線22に流れる。このとき、この電流により、
トランジスタ23は発熱し、トランジスタ23の使用状
態によっては、熱により破壊する可能性がある。そこ
で、トランジスタ23の破壊防止用に、トランジスタ2
3に密着してヒートシンク24が基板に取り付けられて
いる。
【0007】また、基板17上には、永久磁石6の磁極
位置を検出するためにホールIC等の磁気感応素子25
が、搭載されている。この磁気感応素子25は、磁気感
応素子本体部25aとピン25bとで構成されており、
磁気感応素子本体部25aは、永久磁石6の磁気を効率
よく検知するために、永久磁石6の外周面に対向して設
けられている。
【0008】また、磁気感応素子本体部25aは、ピン
25bだけで支えられているため、外部からの力、例え
ば、モールド成形時における圧力により、磁気感応素子
本体部25aの位置がずれたり、あるいは、ピン25b
の折れ、切断する可能性がある。そこで、磁気感応素子
25を保護し、かつ固定するため、および、磁気感応素
子25の位置決めのために磁気感応素子25を覆うよう
にしてホルダー26が基板17に取り付けられている。
このように、基板17に取り付けられた磁気感応素子2
5は、回転子7に取り付けられている永久磁石6の磁気
に感応して電圧を発生し、永久磁石6の位置を検出して
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、永久磁
石の磁気を確実に、かつ正確に検知するためには、磁気
感応素子をホルダーで覆い、固定する必要があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、モータ軸に対して面が垂直になるように取り付けら
れた金属基板を備え、この金属基板の一部の任意の面を
モータ軸と平行に、かつ前記永久磁石の外周面と対向す
るように加工し、前記金属基板の任意の面に密着して磁
気感応素子の本体を取り付け、この磁気感応素子の本体
と、永久磁石の外周面とが対向するように形成されたこ
とを特徴とするモータを提供する。
【0011】
【作用】モータ軸と平行に、かつ永久磁石の外周面と対
向して加工された金属基板面に磁気感応素子の本体部を
密着して取り付けることにより、磁気感応素子の保護、
位置決め用のホルダーが不要となる。
【0012】
【実施例】本発明における実施例を図1〜図2を用いて
説明する。図1は本発明における金属基板が組み込まれ
たブラシレスDCモータの部分側断面図である。図2
は、図1における金属基板部の拡大部分断面図である。
【0013】図1において、ブラシレスDCモータ1
は、従来例と同様に、プリミックス2により、固定子3
と基板をモールド成形したモールドフレーム5と、永久
磁石6を備えた回転子7と、軸受8と、ボールハウジン
グ9とで構成されている。また基板には、金属基板4を
使用している。金属基板4にすることにより、基板強度
を向上させて、基板の反りを小さくしている。つまり、
パターンの断線、剥がれ等を防止することができる。
【0014】図2において、金属基板4は、基材にアル
ミ等の金属板10が使用されており、この金属板10と
金属基板4に搭載される電子部品とを電気的に絶縁する
ために、金属板10面に基板絶縁材11が固着されてい
る。
【0015】また、金属基板4の面は、モータ軸に対し
て垂直に固定子3に取り付けられている。また、金属基
板4の一部の面が固定子3側に直角に折り曲げられてい
る。そして、この金属基板4の面が、永久磁石6の外周
面と一定の間隔で対向するように折り曲げる。そして、
永久磁石5と対向している金属基板4の面に基板絶縁材
11が固着されている。そして、この基板絶縁材11上
に、永久磁石5の磁極位置を検出するホールIC等の磁
気感応素子12が搭載されている。この磁気感応素子1
2は、金属基板4面に、磁気感応素子本体部12aを密
着して取り付けられており、例えば、面実装タイプの磁
気感応素子12を使用する。これにより、磁気感応素子
本体部12aに外力が加わっても、位置ずれをおこすこ
とがなくなる。
【0016】以上のように本発明において、金属基板4
の一部の面を折り曲げ、この面に磁気感応素子本体部を
密着して取り付けることにより、従来、必要であったホ
ルダーが不要となり、部品点数の削減、および組立工数
の削減につながる。
【0017】本発明の実施例ではモールドモータを用い
て説明したが、モータのモールドフレームに鋼板を用い
た鋼板製モータで、この鋼板製モータのモールドフレー
ム内に本発明における金属基板を収納しても良い。
【0018】また、誘導電動機等の回転子に取り付けら
れている回転数検知用の永久磁石の磁気を検知する磁気
感応素子が搭載された基板に本発明における金属基板を
用いてもホルダーが不要となり、同様の効果を得ること
ができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、磁気感応素子を覆って
いるホルダーが不必要となり、部品の削減となる。つま
り、コストダウンを行うことができる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における金属基板が組み込まれたブラシ
レスDCモータの部分側断面図。
【図2】図1における金属基板部の拡大部分断面図。
【図3】従来におけるブラシレスDCモータの部分側断
面図。
【符号の説明】
1、15…ブラシレスDCモータ 2…プリミックス 3、16…固定子 4…金属基板 5、18…モールドフレーム 6…永久磁石 7…回転子 8…軸受 9…ボールハウジング 10…金属板 11…基板絶縁材 12、25…磁気感応素子 17…基板 19…リベット 20…積層コア 21…絶縁材 22…巻線 23…トランジスタ 24…ヒートシンク 26…ホルダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転子に取り付けられた永久磁石の磁気に
    感応する磁気感応素子を備えたモータにおいて、 モータ軸に対して面が垂直になるように取り付けられた
    金属基板を備え、 この金属基板の一部の任意の面をモータ軸と平行に、か
    つ前記永久磁石の外周面と対向するように加工し、 前記金属基板の任意の面に密着して磁気感応素子の本体
    を取り付け、この磁気感応素子の本体と、永久磁石の外
    周面とが対向するように形成されたことを特徴とするモ
    ータ。
JP8252274A 1996-09-02 1996-09-02 モータ Pending JPH1080106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8252274A JPH1080106A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8252274A JPH1080106A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1080106A true JPH1080106A (ja) 1998-03-24

Family

ID=17234970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8252274A Pending JPH1080106A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 モータ

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JP (1) JPH1080106A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093962A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Mitsubishi Electric Corp モールド電動機及びポンプ及び空気調和機及びヒートポンプ式給湯装置
JP2010178463A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Nidec Shibaura Corp モータ及びその製造方法
JP2016059149A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置

Cited By (3)

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