JP3176221B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3176221B2 JP14764994A JP14764994A JP3176221B2 JP 3176221 B2 JP3176221 B2 JP 3176221B2 JP 14764994 A JP14764994 A JP 14764994A JP 14764994 A JP14764994 A JP 14764994A JP 3176221 B2 JP3176221 B2 JP 3176221B2
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式などを用
いた記録装置、例えばプリンターやファクシミリ、複写
機などの画像形成装置、特に多重画像形成装置に関す
る。
【0002】
【背景技術】記録紙などの記録媒体を搬送させながら上
記方式により記録を行う装置は、一般的に以下に述べる
ような構成のものが知られている(電子写真方式で説明
する)。
【0003】図10にその一例を示す。装置は大きく分
けて、画像入力部90Rと画像出力部90Pとから成
る。そのうち画像入力部90Rは、記録するための画像
情報を入力し、各種処理を施した後に画像出力部へその
画像信号を送るための装置である。また画像出力部90
Pは、上記信号に応じて記録画像を形成するための感光
体などの画像形成部91、記録紙Pを積載してそれを1
枚ずつ送り出すための複数の給紙ユニット92A、92
B、92C、給紙ユニットから送り出された記録紙をレ
ジストローラー96まで搬送するためのレジ前搬送ロー
ラー97Aを含むレジ前搬送部97、レジストローラー
96から送り出された記録紙を吸着部99の作用により
その表面に保持しながら画像形成部まで搬送し画像を記
録紙上に転写するための転写ドラム93、記録紙上に記
録された画像を定着するための定着ユニット94及びこ
れらの装置内の全動作を制御するための制御ユニット9
5とから構成される。
【0004】次に、記録動作を順を追って詳細に説明す
る。装置動作が開始されるとまず給紙ユニット92A、
92B、92Cのいずれかから記録材としての記録紙P
が1枚給紙され、その後レジ前搬送ローラー97Aによ
りレジストローラー96まで送られる。この時上記ロー
ラー96は停止していて、記録紙先端がこのローラー9
6に突き当たった後わずかな時間だけレジ前搬送ローラ
ー97Aは搬送を継続する。そして記録紙が所定のルー
プ(以後、これをレジ前ループと呼ぶ)を形成した後レ
ジ前搬送ローラー97Aは停止する。その後、画像記録
開始信号に同期してレジストローラー96及びレジ前搬
送ローラー97Aは回転し、記録紙Pを転写ドラム93
上へ送り出す(この動作によって記録紙P上の所定の位
置に画像を形成することができる)。一方、画像入力部
90Rは上記信号を基準にして動作を開始、画像情報を
順次入力して記録用の画像信号に変換しながら画像形成
部91に出力する。そして画像形成部91ではその信号
に対応して潜像形成、現像などといったプロセスで感光
体上に画像を形成していく。
【0005】記録紙Pは吸着ローラー99Aなど吸着部
99の作用により転写ドラム93上に保持されながら画
像転写領域Tまで搬送され、画像形成部91によって形
成された画像がその表面に転写記録される。ここで記録
紙Pの転写ドラム93上への保持方法は主に、薄い誘電
フィルム100などからなる搬送媒体上への静電吸着が
考えられる。記録紙P上への記録がなされると転写ドラ
ム93は記録紙Pを定着ユニット94近傍まで搬送し、
紙先端を分離しながら上記ユニット94まで送り込む。
そこで熱及び/あるいは圧力が加えられて記録紙P上に
トナー画像が定着され、その後記録紙Pは排紙部を経て
機外に排出される。
【0006】次に、一般的な吸着部99の構成について
図11に基づいて詳しく説明する。レジストローラー9
6から送り出された記録紙Pは、吸着ガイド99R、9
9L間を案内されて吸着位置まで至る。ここで、吸着位
置に紙先端がばたつくことなくスムーズに進入するため
には両ガイド間はできる限り狭くする方がよい。吸着位
置では搬送媒体を挟んで吸着ローラー99Aに対向して
コロナ帯電器99Bが設けられており、吸着ローラー9
9Aは接地されている。そして記録紙Pが吸着位置に突
入するタイミングに同期して帯電器99Bに高電圧がか
けられ、それによって記録紙P及び搬送媒体に電荷が発
生し、静電気的に紙が媒体に吸着される。
【0007】さて上記構成の装置の場合、レジストロー
ラー96の周速と転写ドラム93の周速を次に述べるよ
うな関係にするのが普通である。もしレジストローラー
96が転写ドラム93よりも遅い場合には、記録紙Pが
転写ドラム93上に保持された後に記録紙Pが転写ドラ
ム93を引っ張ってしまい転写ドラム93に速度変動が
生じる。あるいは最悪の時にはドラム93から記録紙P
がはがれてしまうことも考えられる。そこでこの問題を
防ぐために、設計上レジストローラー96を転写ドラム
93よりも若干速めに設定し(少しでも遅いと必ず画像
上問題になるが、速い方向にはある程度までは問題にな
らない範囲を持つため)、部品精度内でばらつきが生じ
てもレジストローラー96が転写ドラム93よりも遅く
なることがないようにする。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】ところが、上記装
置においては次に述べるような問題が発生する。
【0009】レジストローラー96が転写ドラム93よ
りも速いことから、ローラー96とドラム93との間で
紙Pが次第にループを作りはじめ(以後、これをレジ後
ループと呼ぶ)、紙Pがドラム93を押す力が発生、増
加していく。そしてある程度を超えるとドラム速度が変
動することになる。この変動は転写画像の伸縮となって
表れる(この伸縮方向を副走査方向、これによる画像の
ズレを副走査ズレと呼ぶ)。そこでその問題を回避する
ために、紙Pの先端が転写ドラム93上に保持された後
しばらくしてから、レジストローラー96を離間させて
紙Pをフリーにするような機構を設けることが提案され
ている。これは、レジストローラー96の周速を転写ド
ラム93の周速よりも速めにすることで発生するレジ後
ループがドラム93を押さないうちにレジストローラー
96を離間(以後、これをレジ解除と呼ぶ)させてルー
プ空間を広げ、ループによる紙Pの力を軽減させようと
するものである(図12)。ところがこの場合には次の
ような問題が起こる可能性がある。
【0010】レジストローラー96は、そこまで搬送さ
れてくる紙Pが斜行していてもこれを正規の方向に補正
する役目を持つ。さらに詳しく述べるとレジストローラ
ー96よりも上流の紙Pの斜行によるローラー96の軸
方向(以後、これを主走査方向と呼ぶ)に働く力はレジ
前ループにより吸収されて、転写ドラム93にまでは影
響を与えない。ところがもしレジ前搬送ローラー97A
に紙がはさまれているうちにレジ解除をしてしまうと、
その吸収されていた力が直接転写ドラム93に作用して
しまう。すると薄い誘電シートフィルム100はその作
用力に負けてへこみやズレが発生しやすい。その後、紙
後端がレジ前搬送ローラーを抜けるまで上記作用力が徐
々に増加し、それにつれてへこみやズレも増加する。そ
して、レジ前搬送ローラー97Aから紙Pが抜けた瞬間
に作用力が0になるためシート100が急に元の状態に
復帰する。するとこのシート100の変動中に転写され
た画像はひずみが生じたものとなる(主走査ズレ)。ま
た、このシート100の変動中にシート100に対して
記録材Pがずれる問題もあった。レジストローラー96
以前に斜行が生じなければ問題はないが、これは非常に
難しい問題であり、特に、近年普通になってきている給
紙部の複数化はレジストローラー96までの紙パスの長
大化や複雑化を招いており、このため紙Pの斜行を抑え
ることはより困難なものになりつつある。さらに転写ド
ラム93への使用力を減少させるためにレジ前ループ量
を増やすことも考えられるが、ループ形成空間を広く確
保することが必要となり、装置の大型化につながる。そ
の他、紙Pが吸着後、転写ドラム93を1回余分に回転
させてから画像転写を行うようにすれば上記画像ズレは
発生しないが、その分装置のプロダクティビティーが低
下してしまう。
【0011】
【発明の目的】本発明は上記問題点を鑑み、装置の紙送
りの安定性を低下させることなく、良好な画像品位を常
に維持するような装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ための本発明は、記録材を担持搬送する記録材担持体
と、前記記録材担持体に担持された記録材に像を形成す
る像形成手段と、前記記録材担持体に吸着位置で記録材
を静電的に吸着させる吸着手段と、記録材を前記吸着位
置に搬送するために記録材に搬送力を付与する搬送力付
与手段と、記録材搬送経路と前記記録材担持体との間に
設けられ前記搬送力付与手段により搬送される記録材を
前記吸着位置に案内する案内手段と、を有し、前記搬送
力付与手段と前記吸着位置との間で記録材にはループが
形成される画像形成装置において、前記案内手段は、前
記吸着位置に近接して設けられる第1の案内部と、前記
第1の案内部の前記記録材搬送経路上流側に設けられる
第2の案内部と、前記第2の案内部から前記吸着位置の
方向へと突出して記録材を案内する第3の案内部と、を
備え、前記吸着位置における前記記録材担持体の移動方
向に対して前記第1の案内部がなす角度は、前記記録材
担持体の移動方向に対して前記第2の案内部がなす角度
よりも小さいことを特徴とするものである。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1に基づいて具体的に説
明する。以下、画像の形成方法を電子写真方式とし、さ
らに本発明が特に有効であると考えられるカラー画像出
力装置として説明していく。
【0014】本例では、上部にデジタルカラー画像リー
ダー部、下部に同プリンター部を有する。
【0015】リーダー部において、原稿30を原稿台ガ
ラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査す
る。そしてそれによる原稿30からの反射光像をレンズ
33によりフルカラーセンサー34に集光させ、カラー
色分解画像信号を得る。この信号は(不図示の)増幅回
路を経て、(不図示の)ビデオ処理ユニットにおいて各
種処理を施された後、プリンター部に送出される。
【0016】プリンター部は以下に述べるような構成に
なっている。画像担持体としての感光ドラム1がその中
心で軸支され、不図示のモーターにより矢印方向に回転
駆動される。感光ドラム1の外周面に対向してその回転
方向に沿って前露光ランプ11、一次帯電器2、レーザ
ーなどによる露光光学系3、電位センサー12、現像装
置4、ドラム上光量検知手段13、記録材担持体として
の転写ドラム5、クリーニング装置6が順に配置されて
いる。
【0017】前露光ランプ11及び一次帯電器2におい
て感光ドラム1の表面に均一な帯電量の電荷を与える。
次いで光学系3により、記録画像信号に応じて変調され
た例えばレーザービームなどの光線Eをポリゴンミラー
3A、レンズ3Bなどを介して感光ドラム1上に露光さ
せることによって、そこに静電潜像を形成する。さら
に、現像装置4(本装置においてはイエロー、シアン、
マゼンタ、ブラックといった4色の現像剤〔以下、これ
をトナーと呼ぶ〕をそれぞれ収納した4個の装置4Y、
4C、4M、4Bkを並設し、これらが偏芯カム24
Y、24C、24M、24Bkの動作により、感光ドラ
ム1に対して択一的に近接するように移動可能に構成さ
れいる)によって上記静電潜像を顕像化する。
【0018】画像転写領域の下流側では、クリーニング
装置6により記録材Pへ転写されずに感光ドラム1上に
残されたトナーを掻き落として感光ドラム1表面の清掃
を行う。以上に示したプロセスにより、トナーによる画
像形成が行われる。
【0019】本装置は3段のカセット給紙装置(上から
上段、中段、下段と呼ぶ)と1つの手差し給紙装置を有
している。このうち中段給紙について説明すると(上
段、下段は中段とほぼ同様であり、説明を省略する)、
給紙ユニット40は、記録材としての記録紙Pを収納す
るためのカセット41、カセット41内から記録紙Pを
1枚ずつ送り出すためのピックアップローラー42、ピ
ックアップローラー42から送り出された記録紙Pを転
写搬送ユニット50まで搬送するための給紙ローラー4
3A、43B、搬送ローラー45A、45B、45C及
び紙ガイドなどから成る。手差し部は、手差しトレイ4
1T、給紙ローラー42M(及び不図示の分離パッド)
などから成る。
【0020】転写搬送ユニット50は搬送部50Aと転
写ドラム5に大別される。そのうち搬送部50Aは図2
に基づいて説明する。搬送部50Aは、給紙ユニット4
0から受け継いで紙を案内するためのガイド48A、4
8B、48C、48D、48E、そして搬送ローラー4
6A、46B、46C、レジ前搬送ローラー47A、4
7B、さらに画像形成部の画像形成タイミングに合わせ
て記録紙Pを後述の転写ドラム5へ送り出すための搬送
力付与手段としてのレジストローラー対44、及びその
際に紙Pを導く吸着ガイド48F、48Gなどから成
る。ここで、搬送ローラー46A、46B、46Cはカ
ール付け機能を有する。ガイド48B、48Dは紙Pの
進行方向を変えるために湾曲形状(図中R)を成し、か
つ図に示すように矢印方向に揺動可能に支持されている
(以後、これらを揺動ガイドと呼ぶ)。これは、レジス
トローラー44で記録紙Pの先端を一旦停止させた時に
生じる紙Pのループ空間を確保するためである。
【0021】レジストローラーには、その圧接を解除す
るための機構が付加されている。図4にその構成を示
す。図中、44Aは金属ローラー、44Bはゴムローラ
ーであり、不図示のバネにより両者が圧接されている。
ゴムローラー44Bは金属ローラー44Aから離間可能
なように、側板44C(手前側は不図示)の長穴に軸受
を介してその両端を保持されている。さらに解除カム4
4Dがカムシャフト44Eに固定され、そのシャフト4
4Eの一端に本体からの駆動をシャフト44Eに伝達す
るためのギア44F及びバネクラッチ44Gが固定され
ていて、両者(及び不図示のプランジャ)の協動により
カム44Dが選択的に180°づつ回転しては停止する
ことができるようになっている。このカム44Dの回転
により揺動アーム44Jの一端が押され、アーム中心軸
44Hを中心にして揺動する。アーム44Jの他端はゴ
ムローラー44Bの両端部近傍に位置しており、上記揺
動によりローラー44Bに接触し圧接バネに抗してそれ
を変位させ、金属ローラー44Aから離間するように動
作する。つまりカム44Dの停止する位相に合わせて、
両ローラー44A、44Bが圧接される位置と離間する
位置とをとるようになっている(図中上が圧接時、下が
離間時を表す)。
【0022】転写ドラム5については図3に基づいて説
明する。両端の環状部材55Aを連結部材55Bによっ
て連結したフレーム55Fに転写シートフィルム55S
(その材料としては例えば、PET〈ポリエチレンテレ
フタレート〉やPVdF〈ポリフッ化ビニリデン〉など
が用いられる)を円筒状に巻き付けて転写ドラム5を形
成する。
【0023】レジストローラー44から送られる記録紙
Pが転写ドラム5に突入する位置に吸着ローラー5Gが
転写ドラム5に対して離接可能に支持され、また吸着ロ
ーラー5Gの転写シート55Sを挟んで逆側にローラー
5Gの押し付け力に対抗するためのバックアップ部材及
び吸着用帯電器5Cが配置されている。感光ドラム1と
転写ドラム5とが対向する画像転写領域には、やはり転
写シート55Sの裏に転写用帯電器5Bが配置されてい
る。その下流において記録紙Pを分離するための分離部
材、具体的には除電用帯電器5H、分離爪8A、転写シ
ート押し上げコロ8Bなどが配設され、それに続いて転
写シート除電用帯電器5D、5Eがシート55Sを挟ん
で配置されている。さらにその下流側には、シート55
Sの記録紙保持面に付着したトナーや紙粉などをクリー
ニングするためのブラシローラー14及びコロナ放電器
あるいはブラシ式除電器15、そして定着ユニット9で
使われるオイルが両面記録時(後述)に記録紙Pを通じ
て転写シート55Sの表面に付くことがあり、それをク
リーニングするためのオイル除去ローラー16及びバッ
クアップブラシ17が設けられている。
【0024】ここで転写ドラム5は感光ドラム1に対し
て離接可能に構成されており、通常動作時以外は離間し
ている。これはあまり長時間転写ドラム5と感光ドラム
1とを接触させないためであり、またジャム処理時に記
録紙Pなどが感光ドラム1と接触して表面に損傷を与え
ることがないようにするためである。転写ドラム5及び
感光ドラム1は互いにギアフランジをその一端に有し、
両ドラム接触時にはこのギアが噛み合って感光ドラム1
の回転が転写ドラム5側に伝達される。さらに本装置に
おいて、転写搬送ユニット50はスライダー62A、6
2Bにより本体から手前側に引き出し可能に構成され
る。これはジャム処理あるいはメンテナンスをより確
実、容易にするためである。
【0025】定着ユニット9は、内部にハロゲンヒータ
ーなどの熱源を備えた定着ローラー9Aとそのローラー
に加圧される加圧ローラー9B(このローラー9Bにも
熱源を備える場合もある)、及び上記ローラー対のニッ
プ部へ記録紙Pを導くための搬送ベルト9Cと入口ガイ
ド9D、また、上記ローラー対から排出されてきた記録
紙Pをさらに装置外部に導き出すための排紙ローラー9
Eなどから成る。
【0026】ここで、本装置においては記録紙Pの両面
に自動的に画像を記録するための機構を有する。それに
ついて次に述べる。定着ユニット9のすぐ下流に搬送パ
ス切替ガイド19があり、それにより定着後、機外に排
出される紙パスと両面記録用の紙パスのいずれかが自動
的に選択されるようになっている。両面記録用紙パス
は、搬送縦パス20、反転パス21A、反転ローラ21
B、中間トレイ22などから成り、反転パス21Aに一
旦導かれた記録紙Pが反転ローラー21Bの逆転によ
り、送り込まれた際の後端を先頭にして送り込まれた方
向と反対向きに退出され、中間トレイ22に収納され
る。その後再び中間トレイ22から給紙され、上述した
画像形成行程により記録紙Pのもう一方の面に画像が形
成される。ここで中間トレイ22上部のガイド部23
は、収納される記録紙サイズに応じて複数のガイドが選
択的に上下動するようになっている。これにより、いか
なるサイズの紙であっても中間トレイ22の先頭に揃え
て収納、積載することが可能である。
【0027】制御ユニットは、上記各ユニット内の機構
の動作を制御するための制御基板やモータードライブ基
板などから成る。
【0028】次に、装置の動作に即して説明を加える
(中段の給紙装置から給紙を行う場合を例にとって述べ
る。)。
【0029】画像形成動作開始信号が発せられるとまず
カム71が半回転し、それに伴い転写ドラム5が揺動し
て動作位置まで移動し、フランジのギア同士が噛み合っ
て感光ドラム1と同期して回転する。それと共にピック
アップローラー42により、カセット41から記録紙P
が1枚ずつ送り出される。そして給紙ローラー43A、
43B及び搬送ローラー45B、45Cによってその紙
Pが給紙ガイドの間を案内されて搬送部50Aまで搬送
される。搬送部50Aにおいては、紙Pはまずカール付
けローラー46A、46B、46Cを通過する際に転写
ドラム5に巻き付く方向に所定量のカール付けがなされ
る。その後、レジ前搬送ローラー47A、47B及び紙
ガイド48A、48B、48C、48D、48Eの作用
により搬送方向を変えながらレジストローラー44まで
搬送される。その時レジストローラー44は停止してお
り、紙Pの先端はレジストローラー44のニップ部に突
き当たる。そしてそれから一定時間後に、上記搬送ロー
ラー47A、47Bの駆動を停止する。するとその間に
紙Pにループが発生するが、それに必要な空間は揺動ガ
イド48B、48Dの揺動により形成される(紙の腰で
自動的に押し広げられる〔図2R〕)。ここで本装置に
おいては、レジ前ループ量を8mmに設定している(こ
の値は紙先端がレジストローラー44に突き当たった後
さらに紙Pを送り込む量を表す)。これはレジスト44
部への紙到達タイミングが最もばらつく可能性のある下
段給紙からの紙送り安定性を確保するために必要とされ
る。その後、画像形成部が画像の形成を開始するタイミ
ングを基準にして一定時間後レジストローラー44及び
レジ前搬送ローラー47A、47Bは回転を始める。こ
の回転時期は、紙Pと感光ドラム1上のトナー画像とが
画像転写領域においてちょうど一致するようにそのタイ
ミングが設定されている。
【0030】紙Pが転写ドラム5に突入、接触すると、
吸着用帯電器5Cからのコロナ放電及び吸着ローラー5
Gの作用により転写シートフィルム55S上に静電吸着
される(吸着ローラー5Gは、負荷軽減のために普段は
転写ドラム5から離間しており、紙突入時のみ転写ドラ
ム5に圧接される)。転写ドラム5は感光ドラム1に同
期して回転しており、紙Pはその上に保持されたまま画
像転写領域まで搬送される。そこで、前述したプロセス
により感光ドラム1上に形成されたトナー画像が、転写
用帯電器5Bによってその表面に転写された後、紙Pは
分離部まで搬送される。ここで1回で1色の画像が転写
されるので、単色画像の場合は後述の動作により紙Pの
分離が行われるが、多色画像を形成する場合は分離動作
がなされずに転写ドラム5上に保持されたまま1周して
再び転写領域まで搬送される。そして前画像の上に次の
トナー画像がさらに転写されることになり、この行程を
必要回数繰り返す(ブラシローラー14などは転写ドラ
ム5表面に対して離接可能に支持されており、少なくと
も上記多量転写行程においては離間している)。
【0031】それが終了すると分離部において除電用帯
電器5Hの作用により紙Pと転写シートフィルム55S
間の吸着力が減じられ、その後に続く分離爪などの動作
によって紙Pが転写ドラム5から分離する。
【0032】転写ドラム5から分離された紙Pは搬送ベ
ルト9Cによって定着ローラー部まで搬送され、入口ガ
イド9D上を正確にそのニップ部まで案内される。そし
てローラー9Aの熱によってトナー画像が紙表面に定着
される。その後、排紙ローラー9Eにより搬送され、紙
Pは機外に排出される。最後に転写ドラム5が感光ドラ
ム1から離間し(退避位置)、装置が停止する。
【0033】ここで両面記録時について述べる。切替ガ
イド19が動作すると片面を記録、定着された記録紙が
搬送縦パス20に導かれ、その後、反転パス21Aを経
て反転ローラー21Bにより記録紙Pが反転し、中間ト
レイ22内に収納される。そして必要枚数積載後、ピッ
クアップローラー25により片面記録紙P′が1枚づつ
中間トレイ22から送り出され、給紙ローラー26A、
26Bなどによって搬送部50Aまで搬送される。以下
は上述と同様の行程を経ることによって、記録紙Pのも
う一方の面に画像が記録される。そして最後に切替ガイ
ド19を動作させずに、紙Pを機外に排出させる。
【0034】次に、レジスト部及び吸着部の構成につい
てさらに詳しく説明する。図5にその構成を、図6に実
際の記録紙の供給の様子を示す。
【0035】レジストローラー44から送り出された記
録紙は、吸着ガイド48F、吸着ガイド48Gにより吸
着ローラー5Gと転写ドラム5の接触部Q(つまり吸着
位置)まで案内される。
【0036】このとき、レジストローラー44から送り
出された記録紙は、吸着ガイド48Gの一部である第2
の案内部としてのガイド48Jにより、吸着位置での転
写ドラム5の移動方向b(吸着位置における転写ドラム
5と吸着ローラー5Gとの共通接線方向b)に対し、角
度β=30°で吸着位置Qへ案内される。
【0037】ここで、β=30°にした理由は以下によ
る。この角度が小さいと、レジ後ループによる紙が転写
シート55Sを押す力が殆どそのまま転写ドラム5の回
転方向に働くことになるので、転写ドラム5の速度変動
が生じやすくなってしまう。それに対して、角度が大き
くなるほど上記ループ力は転写ドラム5の半径方向に向
かうため、転写ドラム5の回転への影響は減少するが、
一方、転写シート55Sをドラム5の内側へ押し込むこ
とになり、これにより吸着ローラー5Gと吸着帯電器5
C間の圧接力が減じられる。その結果、吸着ニップにお
いて紙の吸着力が十分に発生せず、紙浮きなどの問題が
発生する。そこで角度を変化させて両問題が生じない範
囲を調べた結果、記録材が坪量105g/m2 程度の厚
紙であっても20°〜40°の範囲で実用上問題なく、
25°〜35°の範囲でさらに良好な動作が行われるこ
とがわかった。以上のことをふまえ、本装置においては
この角度を30°に設定した。
【0038】次に紙先端吸着後の紙の様子を考えると、
吸着位置Qの前後で30°の角度で湾曲することにな
る。すると例えば剛性の高い紙になるほど急激に湾曲さ
せる訳にいかないため、吸着位置の上流側は紙を緩やか
に湾曲させるためのスペースを確保しなければならな
い。
【0039】このことから、本実施例では、吸着ガイド
48Gに段差を設け、その先端に第1の案内部としての
可撓性部材48H(例えば、薄いポリエステルシート)
を貼り付けた。そして、このガイド48Hが吸着位置で
の転写ドラム5の移動方向bに対して角度α=5°とな
るようにした。
【0040】ここで、スペースを確保するために、この
角度αは0°が理想であるが、あまりこの角度αを小さ
くすると、ガイド48Hの撓みにより転写シート55S
と接触することが考えられ、好ましくない。
【0041】また逆に10°以内であれば、105g/
2 の厚紙でもさほで紙の湾曲を妨げるほどの力が発生
せず、良好な紙搬送性が実現できることが確認された。
【0042】また、本実施例では、ガイド48Jから吸
着位置Q方向へと突出して記録紙を案内する第3の案内
部としての可撓性部材48I(例えば薄いポリエステル
シート)を吸着ガイドL48Gに貼り付けている。この
ガイド48Iはレジストローラー44から搬送される記
録紙の先端がばたつかないようにガイドするためのもの
である。
【0043】ここで、ガイド48Iは記録紙の進入時に
は曲がることなく記録紙を案内し、記録紙先端吸着後は
記録紙が緩やかに湾曲するのを妨げないように曲がりや
すくしなければならない。そこで本装置では、その厚さ
がガイド48Hは0.2mm、ガイド48Iは0.1m
mのフィルムを用いており、ガイド48Hに比べてガイ
ド48Iの剛性を低くしている。さらに、ガイド48I
を吸着ローラ5Gの回転軸方向に対して全面設けず、間
隔を空けることにより、ガイド48Iの剛性を低くして
も良い。
【0044】また、本実施例ではガイド48Hを可撓性
としたが、剛性の高い部材を用いてもよい。
【0045】さらに本実施例では、ガイド48Hの先端
が吸着ローラー5Gに接触するかしないかの位置まで伸
びており、吸着位置Qから転写ドラム5の移動方向上流
側に約5mmの位置にある。
【0046】このようにガイド48Hを吸着位置Q近傍
まで伸ばしたのは、紙先端が波打っていたりカールして
いてもそれを矯正して均一な状態で吸着ニップに導くた
めである。当然ニップまで伸ばすのが理想であるが、転
写シート55Sにあまりに近接させると飛散トナーでガ
イド48H表面が汚れ、その汚れが紙表面に付着するな
どの問題が生じる。そこで本装置において上記構成は、
汚れの発生しない範囲でできる限り近接させたものであ
る。ただし、8mm以下であれば紙のばたつきも十分抑
えられた状態でニップに導くことができることが確認さ
れた。
【0047】また、本実施例では可撓性ガイド48Hと
吸着ローラー5Gとは、0〜0.5mmのギャップを設
けている。しかし本発明はそれに限らず、紙搬送に悪影
響がなければ例えば積極的に当接させても問題はない。
これにより、さらに紙が平面状に均らされるのでより均
一な吸着が可能になる。このとき、剛性の高い部材でガ
イド48Hを構成すると、吸着ローラー5Gの摩擦によ
る削れといった問題が発生するため、吸着ローラー5G
とガイド48Hを当接させるときには、ガイド48Hは
可撓性とするのが好ましい。
【0048】以上説明してきた本発明の本実施例では次
のような効果があった。
【0049】吸着ニップ直前まで紙を平面的にガイドす
ることができるため、波打ちやカールした紙であっても
転写シート55S上への紙浮きなどのない良好な吸着が
実現でき、その結果、転写抜けなどのない良好な画像転
写が行われる。
【0050】また、レジ後ループが緩やかに形成される
ため紙が転写ドラム5を押す力も軽減され、その結果、
副走査ズレの殆どない高品位な画像が得られる。さらに
副走査ズレを改善するためにレジ解除を行った場合に、
その弊害として考えられる主走査ズレに関しても、レジ
後ループ空間の広がりのためにその発生は極力抑えられ
る。
【0051】その他、レジ前ループ空間を拡大すること
なく画像ズレを回避することが可能となり、その結果装
置の大型化を防ぐことができた。また、ズレ防止のため
に転写ドラム5を余分に回転させる必要もないので、装
置スピードを低下させることもない。
【0052】〔他の実施例〕湿度の高い環境下で記録紙
に波打ちが生じた場合、転写抜けが発生することがあ
る。そこで本発明を発展させ、その問題を改善した装置
を考案した。以下に説明する。
【0053】まず上記転写抜けの発生原因を述べる。普
通高湿度下の紙の波打ちは、紙の周囲が中央部に比べて
伸びることにより発生する。これは、紙のコバから水分
を吸収するためである(図9a)。そのような紙に対し
て前実施例のようにその先端を直線に伸ばしながら吸着
させると、中央部は先端部ほど伸び量が大きくないため
に扇状に吸着が進んでいく。その後、紙後端付近では再
び紙が伸びているため紙余りが生じ、記録材の供給方向
と直交する方向における記録紙の中央部辺りで転写シー
ト55Sから紙が浮き、その結果転写抜けが発生する
(図9b)。以上の点を考慮して、次のような構成を実
施した。
【0054】図7、図8に前実施例からの変更点を示
す。図中、幅の小さな押圧手段としてのガイド48Kが
新しく追加された。本ガイドは吸着ガイド48Fの中央
に貼り付けられており、その一端が可撓性ガイド48H
の先端付近に接触して、そのガイド48Hを転写ドラム
5方向に1〜1.5mm程たわませている。その他は前
実施例と同様である。
【0055】動作について述べる。レジストローラー4
4から送り出された紙Pはその中央がガイド48H、4
8Kにならうために図8の二点鎖線のようなかたちで吸
着ニップに進入する。すると、中央部は端部に比べてわ
ずかであるが進入パス長が長くなり(端部はほぼ最短コ
ースをたどるのに比べ、中央部はまわりこんでいる)、
中央は端部より遅れてニップに到達する。すると、紙先
端が図9cで示すような弓なりの形で吸着され、その後
は紙が広がる方向に吸着が進む。そして、後端付近の伸
びた部分でも紙が伸ばされることで殆ど紙余りが発生す
ることなく吸着が行われる。つまり、転写抜けで発生す
るほどの紙浮きが生じることなく、その結果良好な転写
画像を得ることができる。また、波打ちの生じていない
紙であっても問題なく吸着される。
【0056】さて、本実施例ではガイド48Kが平面形
状のガイド48Hをたわませる構成であるが、坪量が6
4g/m2 程度の薄紙であっても問題なくその間を搬送
されることが確認された。しかしさらに剛性の低い紙を
用いた場合に、両者の圧接力が紙搬送に影響を与えるこ
とが考えられる(それが紙搬送負荷となって作用し、紙
が斜行したりあるいは停止したりしてしまうなど)。そ
こでこの問題を回避する必要がある場合には、ガイド4
8Hの中央部を前もって曲げた形状にしておけばよい。
具体的には、ガイド48Gの48Hを貼り付ける面のう
ち、その中央部をへこませることで容易に実現できる。
【0057】これまでは、露光装置の光源としてレーザ
ーで述べてきたが、本発明はその他ハロゲンランプやL
EDなどいかなるものでも効果は同様である。また記録
材担持体もドラム状のものに限らず、複数のローラーに
巻回されたベルト状の構成であっても適用可能である。
さらに画像形成手段も電子写真に限らず、熱転写方式な
ど、記録紙搬送の機構が必要な装置であればいかなるも
のであってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送力付与手段と吸着位置との間において記録材のルー
プを緩やかに形成するための空間を設けることができる
ので、記録材が記録材担持体を押す力を軽減することが
でき、画像ズレのない高品位な画像を記録材に形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した装置の構成断面図。
【図2】本発明の搬送部を表す構成断面図。
【図3】本発明の転写ドラムを表す構成図。
【図4】本発明におけるレジストローラーの解除機構を
示す斜視図。
【図5】第1実施例における吸着部の構成を示す説明
図。
【図6】第1実施例における記録紙の様子を示す説明
図。
【図7】第2実施例における吸着ガイド形状を表す断面
図。
【図8】第2実施例における吸着ガイド形状を表す斜視
図。
【図9】高湿度下の紙の吸着の様子を示す説明図。
【図10】従来装置の構成を表す断面図。
【図11】従来装置の吸着部の構成を表す説明図。
【図12】従来装置におけるレジ解除を行った時の記録
紙の様子を示す説明図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 5 転写ドラム 5C 吸着帯電器 5G 吸着ローラー 44、44A、44B レジストローラー 47A、48B レジ前搬送ローラー 48A〜48E 紙ガイド 48F〜48K 吸着ガイド 50 転写搬送ユニット P 記録紙 Q 吸着位置 T 転写部

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材を担持搬送する記録材担持体と、
    前記記録材担持体に担持された記録材に像を形成する像
    形成手段と、前記記録材担持体に吸着位置で記録材を静
    電的に吸着させる吸着手段と、記録材を前記吸着位置に
    搬送するために記録材に搬送力を付与する搬送力付与手
    段と、記録材搬送経路と前記記録材担持体との間に設け
    られ前記搬送力付与手段により搬送される記録材を前記
    吸着位置に案内する案内手段と、を有し、前記搬送力付
    与手段と前記吸着位置との間で記録材にはループが形成
    される画像形成装置において、 前記案内手段は、前記吸着位置に近接して設けられる第
    1の案内部と、前記第1の案内部の前記記録材搬送経路
    上流側に設けられる第2の案内部と、前記第2の案内部
    から前記吸着位置の方向へと突出して記録材を案内する
    第3の案内部と、を備え、前記吸着位置における前記記
    録材担持体の移動方向に対して前記第1の案内部がなす
    角度は、前記記録材担持体の移動方向に対して前記第2
    の案内部がなす角度よりも小さいことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着位置における前記記録材担持体
    の移動方向に対して前記第1の案内部がなす角度は、1
    0°以下であることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の案内部は、前記吸着位置から
    前記記録材担持体の移動方向上流に8mm以内に設けら
    れることを特徴とする請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記吸着手段は前記記録材担持体の記録
    材担持側に吸着回転体を備え、吸着時、前記吸着回転体
    と前記記録材担持体との間で記録材を挟持することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかの画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の案内部は前記吸着回転体に当
    接することを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の案内部は可撓性シートを備え
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記吸着位置における前記記録材担持体
    の移動方向に対して前記第2の案内部がなす角度は、2
    0°〜40°であることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかの画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の案内部は可撓性シートを備
    え、前記第3の案内部は前記可撓性シートよりも剛性が
    低い可撓性シートで構成されることを特徴とする請求項
    1乃至7のいずれかの画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送力付与手段は記録材を挟持搬送
    する回転体を備え、少なくとも記録材先端が前記記録材
    担持体に保持された後に、前記回転体による記録材の挟
    持を解除することを特徴とする請求項1乃至のいずれ
    かの画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記案内手段は、記録材供給方向と直
    交する方向における記録材の端部が中央部よりも早く前
    記吸着位置に到達するように記録材を案内することを特
    徴とする請求項1乃至のいずれかの画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記案内手段は前記中央部を押圧する
    押圧手段を有することを特徴とする請求項10の画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 前記像形成手段は、前記記録材担持体
    に担持された記録材に複数色の像を順次重ねて形成する
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかの画像形
    成装置。
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