JP3174344U - パレット付台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷物の積み込みおよび積み下ろしの際の作業負担を軽減するパレット付台車を提供する。
【解決手段】パレット付台車10は台車12とパレット14に分離可能であり、台車12は前部30が上方に傾斜したつめ部24が幅方向に所定の間隔をおいて配列された荷台16と、荷台16の上部に設けられたハンドル10と、荷台16の下部に設けられた前輪20および後輪22を備え、パレット14はつめ部24を前後方向に挿通させるための溝36を備えている。荷物を運搬する際には、荷物はパレット14に載せ、前傾させた台車12のつめ部24の前部30をパレット14の溝36に挿通し、台車12を後傾させてパレット14を荷台16上で滑らせながらパレット載置部32に移動させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、離脱式のパレットが付属した台車に関する。
従来、荷物の運搬に用いられている台車は、例えば特許文献1に示されているような、キャスター付の荷台に操縦用のハンドルを取り付けたタイプのものがほとんどである。このようなタイプの台車は、一度に大量の荷物を一人で運搬することができるという利点があり、スーパーやホームセンターなど大量の商品を倉庫と店舗の間で従業員が運搬しているような業界で広く用いられている。しかし、このタイプの台車は荷物の積み込みおよび積み下ろしは基本的には人力で行うため、特に非力な女性や高齢の従業員には作業負担が大きい。また荷台が低い位置にあるため、中腰の姿勢での作業が多くなり、長く続けているうちに腰や膝を痛める従業員も多い。
このような作業負担を軽減することを目的とした台車はこれまでにも数多く提案されている。その代表的なものとして、例えば特許文献2には、荷台にローラを設け、荷物の積み下ろし時には荷台を傾けて荷物を滑落させるように構成された台車が示されている。また特許文献3には、車輪を備えたパレットに荷物を積載し、スロープが設けられた荷台にパレットごと載せ降ろしを行うように構成された台車が示されている。
特開2011−000979号公報 実用新案登録第3038927号公報 特開2002−154543号公報
しかし、特許文献2に示された発明は、荷物の積み下ろしに際して荷物に作用する重力を利用することにより、積み下ろし時の作業負担の軽減に大きく資するものではあるが、積み込み時には依然として人手による荷物の持ち上げが必要であり、作業負担の問題を完全に解決するものではない。また特許文献3に示された発明は、車輪を備えたパレットを導入することにより、荷物の積み込み時および積み下ろし時に荷物の持ち上げを無用にするものであるが、荷物を積載したパレットは重量が嵩むため、たとえ車輪が備えられていたとしてもスロープの上げ下げに伴う作業負担は依然として大きいままである。
本考案は、これらの従来技術に存在する問題に鑑みてなされたものであり、荷物の積み込みおよび積み下ろし時の作業負担を軽減させることを目的としたパレット付台車を提供するものである。
本考案のパレット付台車は、台車と、前記台車と分離可能なパレットを備え、前記台車が、前部が上方に傾斜した複数のつめ部が幅方向に所定の間隔をおいて配列された荷台と、前記荷台の上部に設けられたハンドルと、前記荷台の下部に設けられた前輪および後輪、を備え、前記パレットが、前記複数のつめ部を前後方向に挿通させるための溝を備えている。
このパレット付台車は、パレットと台車に分離可能であり、荷物は台車に直接載せるのではなく、パレットに載せた状態で積み込みおよび積み下ろしを行う。荷物の積み込みの際には、最初に台車を前方に傾けて荷台の前部を略水平にした状態でパレットの溝につめ部を挿し込み、次に台車を後方に緩やかに傾けながらパレットを荷台の上で滑らせて後部に移動させる。逆に荷物の積み下ろしの際には、最初に台車を前方に緩やかに傾けながらパレットを荷台の上で滑らせて前部に移動させる。次に台車をさらに前方に傾けてパレットを着地させ、つめ部を溝から抜き取る。このパレット付台車を用いることにより、荷物の積み込みなどの際に人手による荷物の持ち上げ作業が不要になり、腰や膝への負担が軽くなるなど、従来の台車と比べて作業負担が大幅に軽減される。これにより女性や老人のような非力な者でも荷物の運搬を容易に行うことができる。
本考案のパレット付台車は、前記パレットの上面の少なくとも前端部もしくは後端部の何れかに他の部分より上方に突出するストッパーを備えた構成とすることができる。
このパレット付台車は、荷物の積み込みおよび積み下ろしの際にパレットが傾くため、適当な位置にストッパーを備えることにより、パレット上の荷物の位置を安定させ、荷崩れや滑落などの事故を未然に防止することができる。
本考案によれば、荷物の積み込みなどの際に人手による荷物の持ち上げ作業が不要になり、腰や膝への負担が軽くなるなど、従来の台車と比べて作業負担が大幅に軽減されるため、女性や高齢者のような非力な者でも荷物の運搬を容易に行うことができる。
パレット付台車をパレットと台車に分離した状態を示す図 台車に荷物を積み込む際の動作を示す図 台車に荷物を積み込む際の動作を示す図 台車に荷物を積み込む際の動作を示す図 台車に荷物を積み込む際の動作を示す図 台車に荷物を積み込んだ状態を示す図
本考案の実施の形態のパレット付台車について、添付した図面を参照しながら説明する。
最初に、図1を参照しながらパレット付台車の構成について説明する。パレット付台車10は、台車12とパレット14により構成されている。台車12とパレット14は分離可能であり、パレット付台車10により荷物を運搬する際には、荷物は台車12に直接載せるのではなく、パレット14上に置いた状態で台車12に載せる。荷物の積み込みおよび積み下ろしも同様にパレット14上に置いたままの状態で行われる。
台車12は、荷台16、ハンドル18、前輪20および後輪22により構成されている。荷台16は、2本のつめ部24を後部26で連結させた平面視してコ字状に形成されている。つめ部24は荷台16の前後方向に細長い等幅の平板であり、幅方向に間隔をおいて配置されている。左右のつめ部24の間には荷台16の前後方向に細長い空間28が形成されている。空間28の一端は荷台16の後部26で閉じられているが、他端は荷台16の前方に開かれている。
つめ部24の先端から荷台16の全長の約2/5を占める前部30は、それ以外のパレット載置部32および後部26が略水平であるのに対して上方に約30度の角度で傾斜している。また前部30は先端に向けて厚みが漸減するように形成されており、先端は面取り処理が施されている。パレット載置部32は運搬の際にパレット14を載せる部分であり、前部30と後部26の間に形成されている。
荷台16の後部26には後輪22が取り付けられている。前輪20はパレット載置部32の前部30寄りの位置に取り付けられている。前輪20はパレット14との干渉を避けるため、荷台16の側方にはみ出さないように取り付けられている。
ハンドル18は、台車12を操縦する際に手に持ちやすい高さに設けられ、荷台16の後部26に固定されている。
パレット14は平面視して矩形状であり、上面が平坦な荷物載置面34となっている。パレット14の下面には2条の溝36がパレット14の幅方向に間隔をおいて形成されている。溝36はパレット14の前後の側面に開口しており、何れの方向からも台車12のつめ部24を挿し込むことができるようになっている。荷物載置面34の後端にはストッパー38が設けられている。ストッパー38には台車12を傾けたときに荷物がパレット14から滑り落ちたり荷崩れしたりするのを防止する役割がある。ストッパー38を後端にのみ設けたのは、パレット14の前方には台車12の操縦者がいるため、操縦者自らの手で荷物を押さえることなどができるからであるが、前端にもストッパー38を設けておけば、前後の向きの関係なくパレット14を使用することができる。
次に、図2乃至図6を参照しながらパレット付台車の使用方法について説明する。図2において、運搬する荷物40は予めパレット14に載せておく。ここでパレット14に荷物40を載せる作業は、荷物40の運搬時に台車12の操縦者が行なったのでは操縦者の作業負担はほとんど軽減されないので、例えばスーパーやホームセンター等、多くの荷物40を倉庫から店舗内に運搬することを日常業務としている組織の男性社員、もしくは荷物40をトラック等で搬送してきた男性運転手など体力のある者が行う。これらの者が商品カテゴリーや陳列場所に応じて荷物40を区分けしながら、予め用意された複数のパレット14に載せていく。
荷物40を積み込むときには、図3に示すように台車12を前傾させ、つめ部24の前部30を略水平にした状態で、図4に示すようにパレット14の溝36に前部30を挿し込む。そして図5に示すように台車12を前傾姿勢から緩やかに回復させ、パレット14を荷台の上で滑らせてパレット載置部32に移動させる。このときのパレット14の動きを円滑にするため、パレット14とつめ部の前部30およびパレット載置部32が接触する部分の摩擦係数を小さくする手段を講じておくことが望ましい。台車12を水平姿勢に戻した段階でパレット14がパレット載置部32までに移動していないときには、台車12を軽く後傾させることでパレット14を移動させることができる。
図6に示すようにパレット14がパレット載置部32に載っている状態のときにパレット14の荷物載置面34が略水平となり、荷物40の姿勢が安定する。この状態において台車12を操縦して荷物40の運搬を行うことができる。
運搬を終えて荷物40を積み下ろすときには、台車12を緩やかに前傾させ、パレット14を荷台の上で滑らせて前部30に移動させる。次に台車12をさらに前方に傾けてパレット40を着地させ、つめ部24を溝36から抜き取る。
このようにパレット付台車10は、前輪20を支点として、力点であるハンドル18を前後に動かすことにより作用点であるつめ部24の前部30を上下に動かすというてこの原理を荷物40の積み込みおよび積み下ろしに応用したものである。そのため、荷物40の積み込みなどの際に人手による荷物の持ち上げ作業が不要になり、腰や膝への負担が軽くなるなど、これまでも台車と比べて作業負担が大幅に軽減される。これにより女性や高齢者のような非力な者でも荷物の運搬を容易に行うことができる。
なおパレット付台車10のつめ部24の数は2本であるが、特にこの本数に限定されるものではなく、例えば3本もしくはそれ以上であってもよい。この場合、パレット14の溝36の条数や間隔は、つめ部24の本数および間隔に準じて変更されるべきものである。
10 パレット付台車
12 台車
14 パレット
16 荷台
18 ハンドル
20 前輪
22 後輪
24 つめ部
36 溝
38 ストッパー
40 荷物

Claims (2)

  1. 台車と、前記台車と分離可能なパレットを備え、
    前記台車が、前部が上方に傾斜した複数のつめ部が幅方向に所定の間隔をおいて配列された荷台と、前記荷台の上部に設けられたハンドルと、前記荷台の下部に設けられた前輪および後輪、を備え、
    前記パレットが、前記複数のつめ部を前後方向に挿通させるための溝を備えた、
    パレット付台車。
  2. 前記パレットの上面の少なくとも前端部もしくは後端部の何れかに他の部分より上方に突出するストッパーを備えた、請求項1に記載のパレット付台車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114074699A (zh) * 2021-11-15 2022-02-22 上海电装燃油喷射有限公司 机械式物料转运自卸小车
JP7453103B2 (ja) 2020-09-10 2024-03-19 荏原環境プラント株式会社 荷物運搬システム

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