JP3173337B2 - 車両用クッションストッパ - Google Patents

車両用クッションストッパ

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JP3173337B2
JP3173337B2 JP20037395A JP20037395A JP3173337B2 JP 3173337 B2 JP3173337 B2 JP 3173337B2 JP 20037395 A JP20037395 A JP 20037395A JP 20037395 A JP20037395 A JP 20037395A JP 3173337 B2 JP3173337 B2 JP 3173337B2
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Japan
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stopper
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cushion
cushion stopper
mounting
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健二 加藤
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、車体のドア開口の
開口縁やドアの周縁等に取付けられるクッションストッ
パに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すような車両ドア1、その他、
エンジンフード、トランクリッド等の開閉部材の周縁
や、開閉部材により開閉される車体の開口の開口縁に
は、開閉部材が強閉されたときに開口縁と直接に接触し
て傷付きが生じるのを防ぐため、また車両振動時のドア
のガタツキを防ぐためにクッションストッパ3が取付け
られる(実開昭61−21683号、実開昭61−67
282号)。
【0003】図4は従来一般に用いられているクッショ
ンストッパを示すものである。クッションストッパは弾
性を有するゴムまたは合成樹脂からなり、一般に取付け
部31とストッパ部32を一体に備え、両者の境界の外
周に溝33が形成されてあり、この溝33で上記車体の
開口縁または開閉部材の周縁のパネル5に形成した穴5
1に係止される。
【0004】ところで、図4(A)に示すクッションス
トッパ3Aのように取付け部31の径を小さくし、従っ
て溝33の深さが小さいと、パネル5への取付けは容易
であるが、車両を掃除する際などに、ストッパ部32に
触れてこれに横方向の荷重が作用すると、クッションス
トッパ3Aがパネル5から抜け落ちるおそれがある。
【0005】一方、図4(B)に示すクッションストッ
パ3Bのように取付け部31を大径にして溝33を深く
すると、抜け落ちのおそれはないが、取付け時の嵌め込
み作業がやりにくい。
【0006】また図4(C)のクッションストッパ3C
のように、取付け部31に縦溝311を形成して取付け
部31の径を可変としたものもあるが、取付けは容易で
あるが、矢張り抜け落ちやすい。
【0007】更にまた図4(D)のクッションストッパ
3Dのように、取付け部31の外周にねじ312を形成
してパネル5の穴51にねじ込む構造としたものがあ
る。しかしながら、このクッションストッパ3Dは取付
けに時間を要し、製造ラインを流れる車両への取付けに
適していない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の実情に
鑑みてなされたもので、ワンタッチで車両に作業性よく
取付けることができ、かつ取付け後、横方向の荷重が作
用しても抜け落ちるおそれのない車両用クッションスト
ッパを提供することを課題としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は図1に示すよう
に、クッションストッパ4の取付け部41とクッション
部42の境界部の外周に、周方向に互いにほぼ平行な2
本の溝45、46を形成し、取付け部41側の溝45で
車両のパネル5の穴51に係止せしめる。
【0010】この場合、取付け部41は、基端411か
先端に向けて細くなる円錐状テーパ面に形成する。そ
して取付け部41の基端411とストッパ部42の基端
421とがこれ等の中心部でこれ等よりも小径の連結部
43で首状に連結し、連結部43の中央部にはフランジ
44を棚状に形成し、これによりフランジ44を介して
取付け部41側およびストッパ部42側の連結部43ま
わりに第1の溝45および第2の溝46を形成し、取付
け部41側の第1の溝45によりパネル5の穴51に係
止せしめ、ストッパ42側の溝46で連結部43を傾動
可能ならしめる構造とする。
【0011】
【作用】本発明のクッションストッパ4は、図2(A)
に示すように、フランジ44を撓ませることで取付け部
42をパネル5の穴51に嵌入することができ取付けが
容易である。また取付けられたクッションストッパ4の
ストッパ部42に図2(B)に示すように横方向の荷重
Fが作用したとき、第2の溝46の荷重作用側が口開き
してストッパ部42が傾斜することで横方向の荷重が吸
収され抜け落ちが防止される。
【0012】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。クッションス
トッパ4はゴムの一体成形体で、車両ドアの周縁のイン
ナパネル5に係止される取付け部41と、先端がドア閉
時に車体のドア開口縁に当接するストッパ部42を備え
ている。
【0013】ストッパ部42は円柱状で先端方向へやや
小径としてあり、先端側の中心部に肉抜き422がなさ
れている。取付け部41は先端に向けて先細りの円錐台
形で外周がテーパ面をなし、基端411の径はストッパ
部42の基端421の径より小径としてある。取付け部
41とストッパ部42は基端間が取付け部41の基端4
11よりも小径の首状の連結部43で同軸に連結せしめ
られている。連結部43まわりには、連結部43の長さ
方向中央部にストッパ部42の基端421とほぼ同径の
フランジ44が棚状に形成してある。そして上記フラン
ジ44と取付け部41の間には連結部43まわりに第1
の溝45が、フランジ44とストッパ部42との間には
連結部43まわりに第2の溝46が形成されている。
【0014】上記フランジ44は、連結部43に対して
直角方向に形成され、第1および第2の溝45、46は
平行となっている。第1の溝45の溝幅は、クッション
ストッパ4を取付けるドアのインナパネル5の厚さとほ
ぼ同じで、これを安定に挟む幅としてある。第2の溝4
6の幅は第1の溝45よりも若干大きくしてある。上記
インナパネル5には、クッションストッパ4の連結部4
3よりも若干大径の穴51が形成してあり、この穴51
よりクッションストッパ4はインナパネル5に取付けら
れる。そして、ドア閉時にストッパ部42の先端が車体
のドア開口縁に当接することで車体振動時のドアのガタ
ツキを防ぎ、かつドア強閉時、緩衝作用をなすととも
に、ドアと車体側のドア開口縁との接触を防ぐ。
【0015】次に、上記クッションストッパ4のドアへ
の取付け作業について説明する。図2(A)に示すよう
に、クッションストッパ4の取付け部41をドアインナ
パネル5の斜め方向から穴51に挿入する。このとき、
取付け部41の径方向の一方の側を穴51に挿通させる
と、フランジ44の一方の側が穴51の縁に係合する
が、更に押込むとフランジ44が撓んで第1の溝45の
一方の側が口開きする。これにより取付け部41全体を
無理なく穴51に挿通させることができ、クッションス
トッパ4は第1の溝45によりドアインナパネル5に係
止される。
【0016】次に、クッションストッパ4を取付けた状
態で図2(B)に示すようにストッパ部42に人手ある
いは荷物等で横方向の荷重Fが加えられた場合、第2の
溝46は荷重作用側が口開きし反対側が口閉じしてスト
ツパ部42は押し込まれて連結部43と一体に傾斜す
る。これにより上記荷重Fの大部分が吸収され、第1の
溝45とパネル5の係合部に作用する力が軽減される。
【0017】従って本発明のクッションストッパ4で
は、第1の溝45とパネル5との係合代を、図4(A)
に示すクッションストッパ3Aのように小さくしても
け落ちが防止される。そして、このように係合代を小さ
くすることができ、しかもフランジ44を撓ませること
で、クッションストッパ4のパネル5への取付けは一層
容易となる。
【0018】なお、上記実施例の他、本発明のクッショ
ンストッパは、エンジンルームとエンジンフードとの間
や、トランクルームとトランクリッドとの間等に広く適
用され得る。
【0019】
【発明の効果】上記したように本発明はクッションスト
ッパの外周に2本の溝を設け、一方の溝を係止用とし用
い、他方の溝をクッションストッパ取付け時、およびク
ッションストッパへの荷重作用時に口開き口閉じせしめ
るようにしたもので、クッションストッパの取付けを容
易にし、かつ抜け落ちを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明のクッションストッパの平
面図、図1(B)は図1(A)のクッションストッパの
1B−1B線に沿う縦断面図である。
【図2】図2(A)は本発明のクッションストッパの取
付け時の態様を示す図、図2(B)は本発明のクッショ
ンストッパに荷重が作用したときの変形を示す図であ
る。
【図3】本発明のクッションストッパが適用される自動
車の側面図である。
【図4】図4(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞ
れ従来のクッションストッパの側面図である。
【符号の説明】
3 従来のクッションストッパ 4 本発明のクッションストッパ 41 取付け部 42 ストツパ部 411,421 基端 43 連結部 44 フランジ 45,46 溝 5 ドアパネル 51 穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の開口の開口縁または該開口を開閉
    する開閉部材の周縁に取付けられるクッションストッパ
    であって、取付け部と、該取付け部に一体に形成されて
    先端が相手部材に当接するストッパ部を備え、上記取付
    け部は、外面が基端から先端に向けて細くなる円錐状テ
    ーパ面をなし、ストッパ部の基端と取付け部の基端とは
    これ等の中心部が両基端よりも小径の連結部で首状に連
    結し、連結部の中央部外周には棚状のフランジを有し、
    該フランジを介して取付け部側およびストッパ部側の連
    結部まわりに互いにほぼ平行な2本の溝を形成し、取付
    け部側の溝で、車体の上記開口縁または開閉部材の上記
    周縁に設けた穴に係止せしめ、ストッパ部側の溝で、上
    記連結部を傾動可能とした車両用クッションストッパ。
JP20037395A 1995-07-12 1995-07-12 車両用クッションストッパ Expired - Lifetime JP3173337B2 (ja)

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DE102008052791A1 (de) 2007-11-09 2009-07-02 Suzuki Motor Corp., Hamamatsu-Shi Einrichtung zum Verhindern einer übermäßigen Schließbewegung bei Fahrzeugtüren
DE102008052791B4 (de) * 2007-11-09 2012-04-19 Suzuki Motor Corp. Einrichtung zum Unterdrücken einer übermäßigen Schließbewegung bei einer Fahrzeugtür

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