JP3171885B2 - 画像再生方法及びその装置 - Google Patents
画像再生方法及びその装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は画像再生方法及びその装
置に関し、特に、記録された画像データを検索再生する
画像再生方法及びその装置に関する。
置に関し、特に、記録された画像データを検索再生する
画像再生方法及びその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、有名画家の絵画などを高精細画像
データとしてファイリングし、好きな絵画がモニタで検
索出来る美術館なども増えてきている。また、高精細画
像データは大容量蓄積媒体、例えば、光ディスクや光磁
気ディスクなどに記録し、必要に応じて再生するといっ
た利用法が考えられている。
データとしてファイリングし、好きな絵画がモニタで検
索出来る美術館なども増えてきている。また、高精細画
像データは大容量蓄積媒体、例えば、光ディスクや光磁
気ディスクなどに記録し、必要に応じて再生するといっ
た利用法が考えられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例で説明した静止画記録再生システムは、システムの使
用者或は視聴者側から見た場合に、通常再生の他に、順
方向検索、逆方向検索、一時停止など、さまざまな機能
が必要とされるので、システム操作手順も複雑化すると
いう問題があった。これは使用者の操作ミスを増加させ
る原因ともなるので、操作性の向上が求められていた。
さらに静止画一枚一枚の情報量が多く、伝送された多く
の静止画の圧縮画像信号を検索して復号化して表示する
にはかなりの時間を要するので、できるだけ検索指示か
ら表示完了までの時間を短縮化することが望まれてい
た。
例で説明した静止画記録再生システムは、システムの使
用者或は視聴者側から見た場合に、通常再生の他に、順
方向検索、逆方向検索、一時停止など、さまざまな機能
が必要とされるので、システム操作手順も複雑化すると
いう問題があった。これは使用者の操作ミスを増加させ
る原因ともなるので、操作性の向上が求められていた。
さらに静止画一枚一枚の情報量が多く、伝送された多く
の静止画の圧縮画像信号を検索して復号化して表示する
にはかなりの時間を要するので、できるだけ検索指示か
ら表示完了までの時間を短縮化することが望まれてい
た。
【０００４】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、利用者による操作性を改善し、かつ高速検索表示が
可能な画像再生方法及びその装置を提供することを目的
としている。
で、利用者による操作性を改善し、かつ高速検索表示が
可能な画像再生方法及びその装置を提供することを目的
としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像再生方法は、以下のような工程からな
る。即ち、記録媒体に記録された複数の画像データの中
から再生表示すべき任意の画像を指示する指示工程と、
前記指示工程による指示に基づいて前記記録媒体を検索
し再生表示すべき画像データ及び該データに関連する画
像データを再生し、各々一画面のデータを記憶するバッ
ファに格納する再生格納工程を有する画像再生方法であ
って、前記指示の後、所定時間を待って、前記指示され
た画像に関連する画像データを再生することを特徴とす
る画像再生方法を備える。
に本発明の画像再生方法は、以下のような工程からな
る。即ち、記録媒体に記録された複数の画像データの中
から再生表示すべき任意の画像を指示する指示工程と、
前記指示工程による指示に基づいて前記記録媒体を検索
し再生表示すべき画像データ及び該データに関連する画
像データを再生し、各々一画面のデータを記憶するバッ
ファに格納する再生格納工程を有する画像再生方法であ
って、前記指示の後、所定時間を待って、前記指示され
た画像に関連する画像データを再生することを特徴とす
る画像再生方法を備える。
【０００６】また他の発明によれば、記録媒体に記録さ
れた複数の画像データの中から再生表示すべき任意の画
像を指示する指示手段と、前記指示手段による指示に基
づいて前記記録媒体を検索し再生表示すべき画像データ
及び該データに関連する画像データを再生し、各々一画
面のデータを記憶するバッファに格納する再生格納手段
を有する画像再生装置であって、前記指示の後、所定時
間を待って、前記指示された画像に関連する画像データ
を再生することを特徴する画像再生装置を備える。
れた複数の画像データの中から再生表示すべき任意の画
像を指示する指示手段と、前記指示手段による指示に基
づいて前記記録媒体を検索し再生表示すべき画像データ
及び該データに関連する画像データを再生し、各々一画
面のデータを記憶するバッファに格納する再生格納手段
を有する画像再生装置であって、前記指示の後、所定時
間を待って、前記指示された画像に関連する画像データ
を再生することを特徴する画像再生装置を備える。
【０００７】
【作用】以上の構成により本発明は、指示手段によって
任意の画像を指定して再生表示するとき、指示手段によ
る指示の後、所定時間だけ待って、指示手段によって指
示された画像に関連する画像データを再生するよう動作
する。
任意の画像を指定して再生表示するとき、指示手段によ
る指示の後、所定時間だけ待って、指示手段によって指
示された画像に関連する画像データを再生するよう動作
する。
【０００８】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
【０００９】図１は本発明の代表的な実施例である静止
画記録再生装置の構成を示すブロック図である。図１に
おいて、１は検索用端末であり、使用者が画像編集など
の目的で画像情報を検索するときに利用する。例えば、
１画面ごとにページ番号を端末に入力すると、そのペー
ジ番号に対応する画面が最終的にモニタ８に表示され
る。２は蓄積媒体として光磁気ディスクを使用したデー
タ蓄積部であり、静止画放送から受信する高能率符号化
（例えば、ＤＣＴを用いたブロック符号化）により圧縮
した画像信号を１画面つまり１ページごとにファイルす
る。この画像信号には１画面ごとにページ番号が付さ
れ、検索可能な形式でデータが蓄積される。３は復号部
であり、記録データを復号して原画像に変換後、複数の
フレームメモリ（ＦＭ）のいづれかに入力する。本実施
例では３つのフレームメモリ５〜７を用いている。フレ
ームメモリへの書き込みはモニタ８に画像が表示されて
いる場合には、表示画像が格納されているフレームメモ
リ以外のフレームメモリに対して表示画像と連続性のあ
る画像が復号されて書き込まれるよう制御される。
画記録再生装置の構成を示すブロック図である。図１に
おいて、１は検索用端末であり、使用者が画像編集など
の目的で画像情報を検索するときに利用する。例えば、
１画面ごとにページ番号を端末に入力すると、そのペー
ジ番号に対応する画面が最終的にモニタ８に表示され
る。２は蓄積媒体として光磁気ディスクを使用したデー
タ蓄積部であり、静止画放送から受信する高能率符号化
（例えば、ＤＣＴを用いたブロック符号化）により圧縮
した画像信号を１画面つまり１ページごとにファイルす
る。この画像信号には１画面ごとにページ番号が付さ
れ、検索可能な形式でデータが蓄積される。３は復号部
であり、記録データを復号して原画像に変換後、複数の
フレームメモリ（ＦＭ）のいづれかに入力する。本実施
例では３つのフレームメモリ５〜７を用いている。フレ
ームメモリへの書き込みはモニタ８に画像が表示されて
いる場合には、表示画像が格納されているフレームメモ
リ以外のフレームメモリに対して表示画像と連続性のあ
る画像が復号されて書き込まれるよう制御される。
【００１０】４はＣＰＵであり後述する静止画像再生処
理を実行したり、スイッチ（ＳＷ）９〜１０を制御する
ことによってフレームメモリ５〜７の中から復号したデ
ータをどのフレームメモリに書き込むかを選択したり、
どのフレームメモリの内容をモニタ８に表示するかを選
択する。１１は後述する静止画像再生処理プログラムな
ど各種制御プログラムを格納するＲＯＭ、１２は各種制
御プログラムの作業領域として用いられるＲＡＭ、１３
は圧縮された静止画像信号を受信する受信回路である。
理を実行したり、スイッチ（ＳＷ）９〜１０を制御する
ことによってフレームメモリ５〜７の中から復号したデ
ータをどのフレームメモリに書き込むかを選択したり、
どのフレームメモリの内容をモニタ８に表示するかを選
択する。１１は後述する静止画像再生処理プログラムな
ど各種制御プログラムを格納するＲＯＭ、１２は各種制
御プログラムの作業領域として用いられるＲＡＭ、１３
は圧縮された静止画像信号を受信する受信回路である。
【００１１】次に、以上の構成の静止画記録再生装置が
実行する静止画像再生処理について図２に示すフローチ
ャートを参照して説明する。ここでは、データ蓄積部２
には受信回路１３を通して既に多数画面に相当する静止
画データが蓄積されており、モニタ８には１つの静止画
が表示されているものとする。そして、順方向検索、つ
まり、小さいページ番号の画像より大きいページ番号の
画像を検索して画像を再生表示する場合について説明す
る。
実行する静止画像再生処理について図２に示すフローチ
ャートを参照して説明する。ここでは、データ蓄積部２
には受信回路１３を通して既に多数画面に相当する静止
画データが蓄積されており、モニタ８には１つの静止画
が表示されているものとする。そして、順方向検索、つ
まり、小さいページ番号の画像より大きいページ番号の
画像を検索して画像を再生表示する場合について説明す
る。
【００１２】まずステップＳ１では、モニタ８に表示中
の画像のページ番号より大きいページ番号の画像を検索
する命令を検索用端末１より入力する。例えば、モニタ
８には、ページ番号５ページの画像が表示されており、
装置使用者は検索用端末１から６ページや７ページや１
００ページの画像を検索するという命令を入力したとす
る。次にステップＳ３では、指定されたページ番号の画
像が表示中以外の２つのフレームメモリのいづれかに既
に書き込まれているかどうかを調べる。
の画像のページ番号より大きいページ番号の画像を検索
する命令を検索用端末１より入力する。例えば、モニタ
８には、ページ番号５ページの画像が表示されており、
装置使用者は検索用端末１から６ページや７ページや１
００ページの画像を検索するという命令を入力したとす
る。次にステップＳ３では、指定されたページ番号の画
像が表示中以外の２つのフレームメモリのいづれかに既
に書き込まれているかどうかを調べる。
【００１３】ここで指定されたページ番号の画像がどの
フレームメモリにも書き込まれていないと判断されたな
ら、処理はステップＳ５に進む。ステップＳ５では書き
込みフレームメモリを決定してスイッチ（ＳＷ）９を切
り替え、書き込みフレームメモリと復号を結合する。ス
テップＳ７では、復号部３はデータ蓄積部２から指定ペ
ージに対応する画像信号を読み出して原画像へと順次復
号し、決定したフレームメモリに書き込む。ステップＳ
９では、指定ページの復号処理が終了したかどうかを判
断する。復号処理が終了すると復号部３はエンド・オブ
・ページ（ＥＯＰ：End of Page ）の旨をＣＰＵ４に伝
える。
フレームメモリにも書き込まれていないと判断されたな
ら、処理はステップＳ５に進む。ステップＳ５では書き
込みフレームメモリを決定してスイッチ（ＳＷ）９を切
り替え、書き込みフレームメモリと復号を結合する。ス
テップＳ７では、復号部３はデータ蓄積部２から指定ペ
ージに対応する画像信号を読み出して原画像へと順次復
号し、決定したフレームメモリに書き込む。ステップＳ
９では、指定ページの復号処理が終了したかどうかを判
断する。復号処理が終了すると復号部３はエンド・オブ
・ページ（ＥＯＰ：End of Page ）の旨をＣＰＵ４に伝
える。
【００１４】これを受けてＣＰＵ４は、ステップＳ１１
でスイッチ（ＳＷ）１０を切り換えて指定ページが書き
込まれたフレームメモリとモニタ８とを接続し、指定ペ
ージの画像をモニタ８に表示する。ステップＳ１３及び
ステップＳ１５では画像表示に用いられる以外の２つの
フレームメモリ各々に対して、指定ページ番号＋１と指
定ページ番号＋２との画像を出力する。これによって使
用者が次に要求すると予想される画像がフレームメモリ
に書き込まれるので、その画像表示はフレームメモリの
切り換えだけで行われることになる。
でスイッチ（ＳＷ）１０を切り換えて指定ページが書き
込まれたフレームメモリとモニタ８とを接続し、指定ペ
ージの画像をモニタ８に表示する。ステップＳ１３及び
ステップＳ１５では画像表示に用いられる以外の２つの
フレームメモリ各々に対して、指定ページ番号＋１と指
定ページ番号＋２との画像を出力する。これによって使
用者が次に要求すると予想される画像がフレームメモリ
に書き込まれるので、その画像表示はフレームメモリの
切り換えだけで行われることになる。
【００１５】図３は３つフレームメモリの用いられ方を
示す図である。本実施例ではフレームメモリ５〜７は５
→６→７→５→６→…のようにサイクリックに用いられ
る。例えば、フレームメモリ７に書き込まれた画像が現
在、表示されているとすると次の画像はフレームメモリ
５に書き込まれ、その次はフレームメモリ６に、最後に
フレームメモリ７が新しい画像で更新されることにな
る。
示す図である。本実施例ではフレームメモリ５〜７は５
→６→７→５→６→…のようにサイクリックに用いられ
る。例えば、フレームメモリ７に書き込まれた画像が現
在、表示されているとすると次の画像はフレームメモリ
５に書き込まれ、その次はフレームメモリ６に、最後に
フレームメモリ７が新しい画像で更新されることにな
る。
【００１６】さてステップＳ３において、指定されたペ
ージ番号の画像が既にフレームメモリに書き込まれてい
たと判断された場合、処理はステップＳ１７に進む。ス
テップＳ１７では表示すべき画像が書き込まれているフ
レームメモリを選択し、続いてステップＳ１９ではスイ
ッチ（ＳＷ）１０を切り換えて、選択されたフレームメ
モリとモニタ８とを接続し指定ページの画像を表示す
る。
ージ番号の画像が既にフレームメモリに書き込まれてい
たと判断された場合、処理はステップＳ１７に進む。ス
テップＳ１７では表示すべき画像が書き込まれているフ
レームメモリを選択し、続いてステップＳ１９ではスイ
ッチ（ＳＷ）１０を切り換えて、選択されたフレームメ
モリとモニタ８とを接続し指定ページの画像を表示す
る。
【００１７】次にステップＳ２１では、表示中の画像が
書き込まれているフレームメモリ以外のフレームメモリ
に指定ページの次のページの画像が既に書き込まれてい
るかどうかを調べる。ここで、次のページの画像が書き
込まれていないと判断されたなら、処理はステップＳ２
３に進み、次のページの画像書き込みの実行を一定時間
だけ遅延させる。その後、処理はステップＳ１３及びス
テップＳ１５と進んで次ページ、次々ページの画像を残
る２枚のフレームメモリにそれぞれ書き込む。これに対
して、次ページの画像が既にフレームメモリに書き込ま
れていると判断されたなら、処理はステップＳ２５に進
み、次々ページの画像書き込みの実行を一定時間だけ遅
延させる。その後、処理はステップＳ１５に進んで次々
ページの画像を残る１枚のフレームメモリに書き込む。
書き込まれているフレームメモリ以外のフレームメモリ
に指定ページの次のページの画像が既に書き込まれてい
るかどうかを調べる。ここで、次のページの画像が書き
込まれていないと判断されたなら、処理はステップＳ２
３に進み、次のページの画像書き込みの実行を一定時間
だけ遅延させる。その後、処理はステップＳ１３及びス
テップＳ１５と進んで次ページ、次々ページの画像を残
る２枚のフレームメモリにそれぞれ書き込む。これに対
して、次ページの画像が既にフレームメモリに書き込ま
れていると判断されたなら、処理はステップＳ２５に進
み、次々ページの画像書き込みの実行を一定時間だけ遅
延させる。その後、処理はステップＳ１５に進んで次々
ページの画像を残る１枚のフレームメモリに書き込む。
【００１８】このようなステップＳ２３及びステップＳ
２５で示した次ページ及び次々ページの画像書き込みの
遅延処理によって装置使用者は誤操作をリカバリするた
めの新たな指示を入力することが可能になる。例えば、
装置使用者が順方向検索を行うため、５ページ、６ペー
ジ、７ページと順次、検索を命令していったとする。と
ころが、７ページ目は不必要であることに気付き、再び
６ページの検索を命令したとする。ここで、もしステッ
プＳ２３及びステップＳ２５で示した遅延処理がない装
置なら、フレームメモリは７ページ、８ページ、９ペー
ジの画像データとなり、６ページの画面はすでに９ペー
ジ目の画面に書き換えられてしまう。つまり、順方向検
索を命令した場合、指定ページよりも小さいページ番号
の画像が書かれているフレームメモリは即時に新しいペ
ージに書き換えられてしまうことになる。また、逆方向
検索についても同様のことがいえる。しかしながら、上
述の遅延処理があると、その遅延時間内に使用者が誤操
作に気付けば、その検索命令をキャンセルすることがで
き誤ったフレームメモリの書き換えを防止することがで
きる。
２５で示した次ページ及び次々ページの画像書き込みの
遅延処理によって装置使用者は誤操作をリカバリするた
めの新たな指示を入力することが可能になる。例えば、
装置使用者が順方向検索を行うため、５ページ、６ペー
ジ、７ページと順次、検索を命令していったとする。と
ころが、７ページ目は不必要であることに気付き、再び
６ページの検索を命令したとする。ここで、もしステッ
プＳ２３及びステップＳ２５で示した遅延処理がない装
置なら、フレームメモリは７ページ、８ページ、９ペー
ジの画像データとなり、６ページの画面はすでに９ペー
ジ目の画面に書き換えられてしまう。つまり、順方向検
索を命令した場合、指定ページよりも小さいページ番号
の画像が書かれているフレームメモリは即時に新しいペ
ージに書き換えられてしまうことになる。また、逆方向
検索についても同様のことがいえる。しかしながら、上
述の遅延処理があると、その遅延時間内に使用者が誤操
作に気付けば、その検索命令をキャンセルすることがで
き誤ったフレームメモリの書き換えを防止することがで
きる。
【００１９】従って本実施例に従えば、装置利用者が１
ページ画面検索、２ページ画面検索、３ページ画面検
索、４ページ画面検索、…と１ページ順次検索を行う場
合にはフレームメモリを切り換えるだけで画像を表示で
き、復号処理のための待ち時間を削減することができ
る。また上述のステップＳ２３及びステップＳ２５で示
した次ページ及び次々ページの画像書き込みの遅延処理
によって、フレームメモリの書き換えが少し遅延される
ので、その間に装置使用者が誤操作に気付けば、新たな
正しい操作によって、フレームメモリを誤った書き換え
を防止することができる。
ページ画面検索、２ページ画面検索、３ページ画面検
索、４ページ画面検索、…と１ページ順次検索を行う場
合にはフレームメモリを切り換えるだけで画像を表示で
き、復号処理のための待ち時間を削減することができ
る。また上述のステップＳ２３及びステップＳ２５で示
した次ページ及び次々ページの画像書き込みの遅延処理
によって、フレームメモリの書き換えが少し遅延される
ので、その間に装置使用者が誤操作に気付けば、新たな
正しい操作によって、フレームメモリを誤った書き換え
を防止することができる。
【００２０】なお本実施例では順方向のページ検索につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、逆方向ページ検索や両方向ページ検索も同
様に可能である。つまり、表示中以外のフレームメモリ
に対して、順次、より小さいページ番号の画像、或は、
表示している画面の順方向のページと逆方向のページを
同時に書き込んでおくこともできる。
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、逆方向ページ検索や両方向ページ検索も同
様に可能である。つまり、表示中以外のフレームメモリ
に対して、順次、より小さいページ番号の画像、或は、
表示している画面の順方向のページと逆方向のページを
同時に書き込んでおくこともできる。
【００２１】また、これに限らず、検索として予め決め
られた条件式を満たすデータを順次再生する場合でも本
発明を適用することができる。即ち、本実施例ではペー
ジの並びという概念によって検索を行う場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、蓄積画像の種類と使用者の用途によっては検索画
面の連続性はページの並びだけはなく、画面の使用頻度
順で連続性を構成することもできる。
られた条件式を満たすデータを順次再生する場合でも本
発明を適用することができる。即ち、本実施例ではペー
ジの並びという概念によって検索を行う場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、蓄積画像の種類と使用者の用途によっては検索画
面の連続性はページの並びだけはなく、画面の使用頻度
順で連続性を構成することもできる。
【００２２】さらに、本発明は記録媒体の種類には限定
されるものではない。
されるものではない。
【００２３】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、１つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明は、システム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
システムに適用しても良いし、１つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明は、システム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像の検索連続性を考慮し指示された画像に関連する画像
を予め再生し、指示手段によって指示され再生された画
像が格納される領域とは別の領域にその再生画像を格納
しておくので、検索画像の表示を高速に行うことができ
る効果がある。また、次に検索が期待される画像を予め
検索して再生格納することは、指示手段による指示の
後、所定時間待って実行されるので、使用者が指示ミス
に気付けばリカバリ指示を行うことができる効果があ
る。
像の検索連続性を考慮し指示された画像に関連する画像
を予め再生し、指示手段によって指示され再生された画
像が格納される領域とは別の領域にその再生画像を格納
しておくので、検索画像の表示を高速に行うことができ
る効果がある。また、次に検索が期待される画像を予め
検索して再生格納することは、指示手段による指示の
後、所定時間待って実行されるので、使用者が指示ミス
に気付けばリカバリ指示を行うことができる効果があ
る。
【図１】本発明の代表的な実施例である画像再生装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図２】ＣＰＵが実行する画像再生処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図３】サイクリックに用いられるフレームメモリの様
子を示す図である。
子を示す図である。
１ 検索用端末 ２ 蓄積部 ３ 復号部 ４ ＣＰＵ ５〜７ フレームメモリ ８ モニタ ９ モニタスイッチ １０ フレームメモリスイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 1/21 Ｈ０４Ｎ 1/21 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06T 1/00 G06T 11/60 - 17/50 G06F 3/00 G06F 3/14 - 3/153 G06F 17/30 G09G 5/00 - 5/40 H04N 1/21
Claims (2)
- 【請求項１】 記録媒体に記録された複数の画像データ
の中から再生表示すべき任意の画像を指示する指示工程
と、前記指示工程による指示に基づいて前記記録媒体を
検索し再生表示すべき画像データ及び該データに関連す
る画像データを再生し、各々一画面のデータを記憶する
バッファに格納する再生格納工程を有する画像再生方法
であって、 前記指示の後、所定時間を待って、前記指示された画像
に関連する画像データを再生することを特徴とする画像
再生方法。 - 【請求項２】 記録媒体に記録された複数の画像データ
の中から再生表示すべき任意の画像を指示する指示手段
と、前記指示手段による指示に基づいて前記記録媒体を
検索し再生表示すべき画像データ及び該データに関連す
る画像データを再生し、各々一画面のデータを記憶する
バッファに格納する再生格納手段を有する画像再生装置
であって、 前記指示の後、所定時間を待って、前記指示された画像
に関連する画像データを再生することを特徴とする画像
再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25496191A JP3171885B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 画像再生方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25496191A JP3171885B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 画像再生方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0594503A JPH0594503A (ja) | 1993-04-16 |
| JP3171885B2 true JP3171885B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=17272274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25496191A Expired - Fee Related JP3171885B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 画像再生方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3171885B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3000978B2 (ja) | 1997-11-05 | 2000-01-17 | 日本電気株式会社 | ページ表示システムおよびページ表示方法および記録媒体 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP25496191A patent/JP3171885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0594503A (ja) | 1993-04-16 |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010216 |
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