JP3171701U - 観賞用ポット - Google Patents
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Abstract
【課題】育苗ポットに植えられた一株毎の植物を2次元的な配置をアレンジして、様々な形状、配置を楽しめるツールとして、育苗ポットを再利用可能とする鑑賞用ポットを提供する。【解決手段】樹脂により一体成形されたコップ形状の育苗ポット10であって、接地面に接地されたときに接地面に面接触する脚面14を有する底面部13と、底面部に続き上に向けて横断面積が増大する側面部12と、側面部12に続く上側に育苗ポット10を一周するように設けられ、底面部13及び側面部12よりも厚い肉厚であり、かつ、外側に脚面14に対して垂直でかつ平面である面を含む縁部11とを有する。【選択図】図1
Description
本考案は、形・大きさを自由にアレンジできる鑑賞用の鉢に転用可能な観賞用ポットに関するものである。
薄肉の軟質樹脂で形成された育苗ポットと呼ばれる円形あるいは4角形コップ状の樹脂成体を利用して商品である花などの観賞用植物の栽培や流通が行われている。栽培の際には取り扱いの作業を容易にするため、多数個の育苗ポットが連結された連結体の状態で作業が行われる(例えば、特許文献1参照)。また、始めから連結していない個々ばらばらな状態の育苗ポットも存在する。連結体の状態のポットはばらばらにされ、育苗ポットは個々分離された状態で流通する。そして、園芸店等において販売された後は、観賞用植物は育苗ポットから別途用意された鉢や、花壇等に植え替えられ、育苗ポットはその役目を終える。
育苗ポットに観賞用植物を植えたまま利用するトレイの提案が、特許文献2や3に開示されている。これらは、複数個の育苗ポットを嵌挿するトレイであり、このトレイから育苗ポットを自由に出し入れ可能とした状態で鑑賞位置に設置できるようにしている。このような提案によれば、育苗ポットから鑑賞用植物を移植する際の煩わしさ、例えば手が土壌にふれて汚れることはない。
特許文献2及び3の発明によれば、育苗ポットを嵌挿するトレイは、枠の位置は予め決められたものであり、例えば2行3列で6個の育苗ポットを搭載できるものであれば、その枠が育苗ポットで埋まってないと一部が脱落しているように見えてしまう。よって、観賞用として用いる場合には、6個の全ての枠に育苗ポットが嵌挿された状態で、アレンジをしなければならず、自由度が低下する。
本考案は、育苗ポットの購入した消費者が、育苗ポットに植えられた一株毎の植物を2次元的な配置をアレンジして、様々な形状、配置を楽しめるツールとして、育苗ポットを再利用可能とすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、育苗ポットを収容する鑑賞用ポットであって、接地面に接地されたときに接地面に面接触する脚面を有する底面部と、当該底面部に続き取り囲む内側空間の横の断面積が上に向けて増大する側面部と、収容すべき育苗ポットの開口の周りを一周するように前記側面部に続く上側に設けられ、前記底面部及び前記側面部よりも厚い肉厚であり、かつ、外側に前記脚面に対して垂直でかつ平面である面を含む縁部とを有し、前記底面部、側面部及び縁部により囲まれた内側の空間が、1つのみのコップ形状の育苗ポットを収容する内部空間であることを特徴とする。
本考案によれば、複数の鑑賞用ポットを自在に2次元的に配置して組立て、各鑑賞用ポットの中に育苗ポットをそのままの状態で、投入することにより消費者は、様々な形状にアレンジをして楽しむことができるという効果がある。また、育苗ポットに鑑賞用植物を載せたままの状態で、観賞用ポット単位で取り外しが可能なため、生け花を楽しむように、かつ土壌に触れることなく観賞植物の配置をすることができる。
まず、育苗ポットについて説明する。育苗ポットは、一般的には、底面部から開口Qに向かって、横断面積が拡大するコップ形状をしている。
図7において、一般的な育苗ポット1が示されている。育苗ポット1は通常、植物を一株毎に植え付けられており、その大きさは、小さなものでは縦6cm、横6cm、高さ6cm、大きなものでは縦18cm、横18cm、高さ15cm程度であり、一般的には縦7.5cm、横7.5cm、高さ6.5cmの柔軟な樹脂でできたものが園芸店、ホームセンター等でよく見られる。
育苗ポット1の側面2は傾斜角度をもつ斜面であり、その底面3は、中央に排水穴や、凹み形状6が設けられ、その周りを平坦な脚面4で取り囲んでいる。育苗ポット1を平面上に置いた場合、この平坦な脚面4が、接地面に接触して定置する。尚、特許文献1には、底面から上側の縁部に向かって垂直に立ち上がった形状の育苗ポットも知られているが、育苗ポットから植物を取り出す際の取り出しにくさから、市場では見ることはない。
図7において、一般的な育苗ポット1が示されている。育苗ポット1は通常、植物を一株毎に植え付けられており、その大きさは、小さなものでは縦6cm、横6cm、高さ6cm、大きなものでは縦18cm、横18cm、高さ15cm程度であり、一般的には縦7.5cm、横7.5cm、高さ6.5cmの柔軟な樹脂でできたものが園芸店、ホームセンター等でよく見られる。
育苗ポット1の側面2は傾斜角度をもつ斜面であり、その底面3は、中央に排水穴や、凹み形状6が設けられ、その周りを平坦な脚面4で取り囲んでいる。育苗ポット1を平面上に置いた場合、この平坦な脚面4が、接地面に接触して定置する。尚、特許文献1には、底面から上側の縁部に向かって垂直に立ち上がった形状の育苗ポットも知られているが、育苗ポットから植物を取り出す際の取り出しにくさから、市場では見ることはない。
このような育苗ポット1は、図7Aに示すように、花卉栽培農家においては作業の容易性から複数の育苗ポット1を収容可能なトレイ5を用い、トレイ5に育苗ポット1を載せた状態で、土壌が入れられ、苗が植えられる(或いは種の直播き)。
出荷できる程度に生育した観賞用植物は、育苗ポット1のまま園芸店やホームセンターにトレイ5に入れられた状態で出荷される。この際、連結した育苗ポット(特許文献1参照)においては、育苗ポットが切り離された状態となっている。
出荷できる程度に生育した観賞用植物は、育苗ポット1のまま園芸店やホームセンターにトレイ5に入れられた状態で出荷される。この際、連結した育苗ポット(特許文献1参照)においては、育苗ポットが切り離された状態となっている。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施例による観賞用ポット10を示している。図1Aは斜視図であり、図1Bは平面図であり、図1Cは断面図である。観賞用ポット10は、ポリプロピレン等の樹脂で一体成形されたコップ形状をしている。縁部11を除いた側面部12及び底面部13部は、ほぼ同一の厚さを有し、図7の一般的な育苗ポット1のまわりを外から包むような類似の形状をしている。すなわち、観賞用ポット10の側面部12が取り囲む内側の空間は、上に向かって横の断面積が増大する形状を有している。底面部13は、中央の窪み形状15の回りを平坦な脚面14で取り囲んでいる。観賞用ポット10を平面上に置いた場合、この平坦な脚面が、平面に接触して定置する。底面中央や、脚面の外回りに排水穴が設けられている。縁部11は、平面視において観賞用ポット10を一周する正方形状をしており、4つの直線的な辺イ〜ニを有している。その厚さは、縁部11の一周にわたり、縁部11に続く側面部12、そして及び側面部12に続く底面13よりも厚く成形されており、かつ縁部11の外側には面11aが脚面14に対して垂直な面11aを含んでいる。内側の面11bも脚面14に垂直になっている。縁部11、側面部12及び底面部13により囲まれた内部空間に1つのみの育苗ポットを収容する。内側の面11bが垂直であるので、育苗ポット1が投入されたときに、育苗ポット1の開口Qが干渉する可能性があるが、育苗ポット1は柔軟であるため、支障は無い。ここにおいて、面11aは、辺イ〜ニの接続地点における湾曲した曲面の他に、辺イ〜ニの直線部の下側の平面を含んでおり、この平面部分が、後に述べるように観賞用ポット10同士を結合した際の結合面になる。
図1は、実施例による観賞用ポット10を示している。図1Aは斜視図であり、図1Bは平面図であり、図1Cは断面図である。観賞用ポット10は、ポリプロピレン等の樹脂で一体成形されたコップ形状をしている。縁部11を除いた側面部12及び底面部13部は、ほぼ同一の厚さを有し、図7の一般的な育苗ポット1のまわりを外から包むような類似の形状をしている。すなわち、観賞用ポット10の側面部12が取り囲む内側の空間は、上に向かって横の断面積が増大する形状を有している。底面部13は、中央の窪み形状15の回りを平坦な脚面14で取り囲んでいる。観賞用ポット10を平面上に置いた場合、この平坦な脚面が、平面に接触して定置する。底面中央や、脚面の外回りに排水穴が設けられている。縁部11は、平面視において観賞用ポット10を一周する正方形状をしており、4つの直線的な辺イ〜ニを有している。その厚さは、縁部11の一周にわたり、縁部11に続く側面部12、そして及び側面部12に続く底面13よりも厚く成形されており、かつ縁部11の外側には面11aが脚面14に対して垂直な面11aを含んでいる。内側の面11bも脚面14に垂直になっている。縁部11、側面部12及び底面部13により囲まれた内部空間に1つのみの育苗ポットを収容する。内側の面11bが垂直であるので、育苗ポット1が投入されたときに、育苗ポット1の開口Qが干渉する可能性があるが、育苗ポット1は柔軟であるため、支障は無い。ここにおいて、面11aは、辺イ〜ニの接続地点における湾曲した曲面の他に、辺イ〜ニの直線部の下側の平面を含んでおり、この平面部分が、後に述べるように観賞用ポット10同士を結合した際の結合面になる。
縁部11の各辺における外側の面11aには、さらに、結合面となる平面に対応して、辺イの一端から距離d0、d1の位置に凸部16、凹部17が、他端からも同様距離d0、d1の位置に凹部17、凸部16がこの順に設けられている。凸部16と凹部17は脚面14から同一の高さ位置に有る。かつ他の辺ロ〜ニも同様に同一の順番で凸部16と凹部17が配置されている。凸部16と凹部17は正対して互いを押し付けたとき、互いに接触して嵌め合いが起こる関係にある。
図2は、2つの観賞用ポット10の縁部11を、互いに合せた状態を示している。縁部11の外側の面11aは、脚面14に対して垂直であるので、脚面14の全体が平面Pに接触した状態で、両者の縁部11は面同士が接触した状態である。この状態で、凸部16と凹部17は互いに嵌りあっており、観賞用ポット10同士の間で上下左右に位置がずれることが抑止されている。凹部17は面11aから突出した凸部16の周囲を取り囲んでしまうものであるからである。さらに、凸部16と凹部17は互いに嵌合したときに互いに束縛し合う緊張をもたせておけば、凸部16と凹部17の嵌り合いにより、観賞用ポット10同士の結合状態を保持できる。この状態で、指Fで観賞用ポット10をつまんでも、観賞用ポット10は起立したままの姿勢を保持する。
観賞用ポット10のような縁部11を有さない一般的な育成ポット1の場合、指Fで育成ポット1をつまみ側面同士を接触させると脚面が平面Pから浮き上がり、傾斜姿勢になる(図2B参照)。一方、観賞用ポット10は、肉厚の縁部11の外側の面11aに接合面が設けられることにより脚面14の接地状態を保つことができるのである。
観賞用ポット10は、一つの辺に左右の端に凸部と凹部を一組ずつ有しているが、これらの距離d0とd1を等しくし、かつ中央拠りの凸部16と凹部17の間隔までも等しくすることにより、図2Cのように観賞用ポット10を半分長さずらして結合することができる。
図3は、他実施例における観賞用ポット20を示している。観賞用ポット20は、平面形状において、正六角形形状をしている。縁部22を除き、側面部22及び底面部23については観賞用ポット10と同じであり、夫々ほぼ同一の厚さを有する。縁部22は他の箇所よりも肉厚である。縁部22は、直線部を有する辺イ〜ヘを有している。辺イの一端から距離d2の位置に凸部26が、他端から距離d2の位置に凹部27が設けられている。凸部26と凹部27は脚面24から同一の高さ位置に有る。かつ他の辺ロ〜へも同様に凸部26と凹部27が配置されている。凸部26と凹部27は正対して互いを押し付けたとき、嵌め合いが起こる関係にある。この観賞用ポット20は、孤や円形状のスペースを埋めるのに適しており、例えば図3Cのように、観賞用ポット20同士の縁部21を複数個結合すると、「円」を埋めるような形状にすることができる。
図4は、本実施例の観賞用ポット10、20の他の実施例の観賞用ポット30を示す断面図である。観賞用ポット10、20は、縦断面が共通であるので、以下、特に特定していなければ、観賞用ポット10、20の両方を対象としているものとする。
観賞用ポット30は、前述の実施例とは相違し、凸部と凹部を有さず縁部31の外側の面31aは平坦な均一面となっている。面31aは、先の実施例と同様に平面を含んでおり、この平面部分が観賞用ポット30同士を結合した際の結合面になる。
縁部31の厚さが側面部32、底面部33よりも厚く、かつ面31aが脚面34に垂直である点は共通している。観賞用ポット30は、凸部と凹部を有しておらず、これらを結合するために、クリップ40を用いて結合する(図4B)。図4Cは、クリップ40を示しており、向かい合う把持面部41、42が、互い近づくように、結合部43から伸びている。把持面部41、42により、観賞用ポット30の縁部31の内側の面を把持する。尚、このクリップ40は、凸部と凹部を有した観賞用ポット10、20に使用しても差し支えないものである。
図5は、クリップ40の他の例を示す図であり、このクリップ50(図5A)は、向かい合う把持面部51、52の中央にスリット54が設けられている。平面視正方形の縁部を持つ観賞用ポット10、或いは30を半分ずらして結合する際に、把持面部51と52に挟まれた縁部がスリット54から脱出できるようにしたものである(図5B)。
図6は、説明の重複を避けるために凸部と凹部を省略した観賞用ポット10又は20、或いは観賞用ポット30の縁部11、21、30を変形した観賞用ポット60,70断面図である。図6Aに示す観賞用ポット60は、縁部61の内側の面61bの傾斜が、脚面64とは垂直でなく、側面部62からさらに上に向かって開口を広げる傾斜を有している。縁部61の外側の面61aは脚面64に対して垂直である。
図6Bに示す観賞用ポット70は、側面部72から鍔75を介して、他の部分より肉厚の縁部71を有している。縁部71の外側の面71aは脚面74に対して垂直である。
観賞用ポット10、20、30、60、70は、その使用例において図7Bに示すように、消費者は、2次元的な配置を想定しながら、生け花を楽しむように観賞用ポット10、20、30、60或いは70を連結してゆく。そして、育苗ポット1に鑑賞用植物が入ったままの状態で、観賞用ポットに投入する。鑑賞用ポット単位に組み合わせ自由であり、消費者は様々な形状、配置のアレンジを楽しむことができる。その際、土壌には触れることが無いため、作業は極めて手軽である。
縁部に凸部と凹部が設けられた観賞用ポットと、クリップを併用すれば、多数の観賞用ポットを組み合わせてトレイ5を超える大きさに組み上げても自立可能であり、壁に垂直な状態で立てかけても崩れてしまうことが無い。
また、花卉栽培農家から出荷する段階から、あるいは園芸店やホームセンターにおいて育苗ポットを観賞用ポットに収容した状態で販売すれば、消費者は、園芸店やホームセンターにおいて商品を選択する際に、買い物途中で観賞用ポットを仮に嵌め合わせて、完成した形を想像しながら商品を選択することができる。
10、20、30、60、70 観賞用ポット
11、21、31、61、71 縁部
12、22、32、62、72 側面部
13、23、33、63、73 底面部
14、24、34、64、74 脚面
16、26 凸部
17、27 凹部
40、50 クリップ
1 育苗ポット
5 トレイ
11、21、31、61、71 縁部
12、22、32、62、72 側面部
13、23、33、63、73 底面部
14、24、34、64、74 脚面
16、26 凸部
17、27 凹部
40、50 クリップ
1 育苗ポット
5 トレイ
Claims (5)
- 育苗ポットを収容する鑑賞用ポットであって、
接地面に接地されたときに接地面に面接触する脚面を有する底面部と、
当該底面部に続き取り囲む内側空間の横の断面積が上に向けて増大する側面部と、
収容すべき育苗ポットの開口の周りを一周するように前記側面部に続く上側に設けられ、前記底面部及び前記側面部よりも厚い肉厚であり、かつ、外側に前記脚面に対して垂直でかつ平面である面を含む縁部とを有し、前記底面部、側面部及び縁部により囲まれた内側の空間が、1つのみのコップ形状の育苗ポットを収容する内部空間であることを特徴とする観賞用ポット。 - 請求項1において、前記縁部の外側に、互いに嵌合する形状である凸部と凹部が前記垂直でかつ平面である面に対応して設けられていることを特徴とする観賞用ポット。
- 請求項1において、前記縁部は平面視において正方形状であることを特徴とする観賞用ポット。
- 請求項1において、前記縁部は平面視において正六形状であることを特徴とする観賞用ポット。
- 請求項1において、複数の前記観賞用ポットに対して、夫々の前記縁部の垂直でかつ平面である面同士を正対させて接触させ、当該接触した縁部の内側を挟み込むクリップを有することを特徴とする観賞用ポット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011005154U JP3171701U (ja) | 2011-09-02 | 2011-09-02 | 観賞用ポット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011005154U JP3171701U (ja) | 2011-09-02 | 2011-09-02 | 観賞用ポット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3171701U true JP3171701U (ja) | 2011-11-10 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011005154U Expired - Fee Related JP3171701U (ja) | 2011-09-02 | 2011-09-02 | 観賞用ポット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3171701U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL2019194B1 (nl) * | 2017-07-06 | 2019-01-16 | Thomsen Sa | "Pot voor het kweken van een epifyt en daarin ingepotte epifyt" |
-
2011
- 2011-09-02 JP JP2011005154U patent/JP3171701U/ja not_active Expired - Fee Related
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NL2019194B1 (nl) * | 2017-07-06 | 2019-01-16 | Thomsen Sa | "Pot voor het kweken van een epifyt en daarin ingepotte epifyt" |
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