JP3172204U - 鑑賞器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】育苗ポットに植えられた一株毎の植物を、育苗ポットを再利用し簡易に2次元的或いは3次元的な配置にアレンジして、様々な形状、配置を楽しめるツールを提供する。【解決手段】1つの育苗ポットのみを収容可能な内部空間を有する鑑賞用ポットの下側でこれを支持する連結ベース10であって、互いに嵌合する形状である凸部16或いは凹部17が、鑑賞用ポットの下側に一周に渡って離散的に設けられ、他の連結ベース10に設けられた凹部17或いは凸部16に嵌合することにより連結ベース同士が連結可能である。連結ベース10を組み上げてゆくことにより、2次元的、3次元的に育苗ポットをディスプレイする鉢を作る。【選択図】図1

Description

本考案は、植物鑑賞器具に係り、特に育苗ポットに植物をいれたまま、全体の形・大きさを自由にアレンジできる鉢として用いる鑑賞器具に関するものである。
薄肉の軟質樹脂で形成された育苗ポットと呼ばれる円形あるいは4角形コップ状の樹脂成体を利用して商品である花などの観賞用植物の栽培や流通が行われている。栽培の際には取り扱いの作業を容易にするため、多数個の育苗ポットが連結された連結体の状態で作業が行われる(例えば、特許文献1参照)。また、始めから連結していない個々ばらばらな状態の育苗ポットも存在する。連結体の状態のポットはばらばらにされ、育苗ポットは個々分離された状態で流通する。そして、園芸店等において販売された後は、観賞用植物は育苗ポットから別途用意された鉢や、花壇等に植え替えられ、育苗ポットはその役目を終える。
育苗ポットに観賞用植物を植えたまま利用するトレイの提案が、特許文献2や3に開示されている。これらは、複数個の育苗ポットを嵌挿するトレイであり、このトレイから育苗ポットを自由に出し入れ可能とした状態で鑑賞位置に設置できるようにしている。このような提案によれば、育苗ポットから鑑賞用植物を移植する際の煩わしさ、例えば手が土壌にふれて汚れることはない。
特開2005−176650号公報 実開平6−87264号公報 特開2002−284228号公報
特許文献2及び3の発明によれば、育苗ポットを嵌挿するトレイは、枠の位置は予め決められたものであり、例えば2行3列で6個の育苗ポットを搭載できるものであれば、その枠が育苗ポットで埋まってないと一部が脱落しているように見えてしまう。よって、観賞用として用いる場合には、6個の全ての枠に育苗ポットが嵌挿された状態で、アレンジをしなければならず、自由度が低下する。
本考案は、育苗ポットを購入した消費者が、育苗ポットに植えられた一株毎の植物を2次元的な配置をアレンジして、様々な形状、配置を楽しめるツールとして利用可能な鑑賞器具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本考案の鑑賞器具は、1つの育苗ポットのみを収容可能な内部空間を有する鑑賞用ポットの下側でこれを支持する連結ベースであって、互いに嵌合する形状である凸部或いは凹部が、当該鑑賞用ポットの下側に一周に渡って離散的に設けられ、他の連結ベースに設けられた凹部或いは凸部に嵌合することにより連結ベース同士が連結可能な連結ベースを有する。
本考案によれば、複数の連結容器を自在に2次元的或いは3次元的に配置して組立て、夫々の中に育苗ポットをそのままの状態で投入することにより、消費者は様々な形状にアレンジをして楽しむことができるという効果がある。また、育苗ポットに鑑賞用植物を載せたままの状態で、観賞用ポット単位で取り外しが可能なため、生け花を楽しむように、かつ土壌に触れることなく観賞植物の配置をすることができる。
本考案に係る観賞器具の連結ベースを示す図である。 育苗ポット、観賞用ポット、連結ベースの関係を示す図である。 連結ベース同士を結合した状態を示す図である。 他の鑑賞用ポットを示す図である。 連結ベース及び他の鑑賞用ポット同士を立体的に結合した状態を示す図である。 他の観賞器具の例を示す図である。 他の観賞器具の例を示す図である。 育苗ポットの使用状態を示す図である。
まず、育苗ポットについて説明する。育苗ポットは、一般的には、底面部から開口に向かって、横断面積が拡大するコップ形状をしている。
図8において、一般的な育苗ポット1が示されている。育苗ポット1は通常、植物を一株毎に植え付けられており、その大きさは、小さなものでは縦6cm、横6cm、高さ6cm、大きなものでは縦18cm、横18cm、高さ15cm程度であり、一般的には縦7.5cm、横7.5cm、高さ6.5cmの柔軟な樹脂でできたものが園芸店、ホームセンター等でよく見られる。
育苗ポット1の側面2は傾斜角度をもつ斜面であり、その底面3には、排水穴4を有する物もある。
このような育苗ポット1は、花卉栽培農家においては作業の容易性から複数の育苗ポット1を収容可能なトレイ5を用い、トレイ5に育苗ポット1を載せた状態で、土壌が入れられ、苗が植えられる(或いは種の直播き)。
出荷できる程度に生育した観賞用植物は、育苗ポット1のまま園芸店やホームセンターにトレイ5に入れられた状態で出荷される。この際、連結した育苗ポット(特許文献1参照)においては、育苗ポットが切り離された状態となっている。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施例の鑑賞器具である連結ベース10を示している。図1Aは斜視図であり、図1Bは断面図である。連結ベース10は、ポリプロピレン等の樹脂で一体成形された枠壁11を主構成としている。枠壁11には、底12が有る場合と無い場合があり、図1Bの断面図では底12が無く、図1Cでは底12がある場合を示している。また、底12がある場合でも適宜孔が貫通して開けられていることもある。底12の無いもの、孔が開けられたものは、専ら排水のために屋外で使用できるものである。一方、底12に孔の無いものは、屋内での使用を想定している。

連結ベース10は、平面視において一周する正方形状の枠壁11を有しており、4つの直線的な辺イ〜ニを有している。枠壁部11の外周は垂直な面11aであり、かつ、面11aには、辺イの一端から距離d0、d1の位置に凸部16、凹部17が、他端からも同様距離d0、d1の位置に凹部17、凸部16がこの順に設けられている。他の辺ロ〜ニも同様に同一の順番で凸部16と凹部17が配置され、枠壁11を一周するように離散的に配置されている。凸部16と凹部17は正対して互いを押し付けたとき、互いに接触して嵌め合いが起こる関係にある。
枠壁11は、さらに後述する鑑賞用ポット(図2、図4参照)を固定する受け部12を有している。受け部13は、鑑賞用ポットの下側を固定するものであり、本実施例では、鑑賞用ポットの底面を支えるステップ14と、鑑賞用ポットの底面周りを一周する側壁を囲む堤15とを有している。連結ベース10の底面12は、屋外に設置され排水のために孔を開けられたものや、底面13自体が無い場合もある。底面13の孔の無いものは、受け皿としても使用できる。
図2は、鑑賞用ポット30に育苗ポット1を投入し、これにさらに連結ベース10と接続する関係を示している。観賞用ポット30は、内部空間に育苗ポットを1つのみ収容可能である。観賞用ポット30の側面部31が取り囲む内側の空間は、上に向かって横の断面積が増大する形状を有している。これは、型を使った製造上の考慮、および互いの積み重ねを可能とした運搬上の考慮からであり、垂直であっても構わない。底面部32は、育苗ポット1や連結ベース10と同様に底面部32に排水穴を設けても良い、鑑賞用ポット30の底面部32の形状は、連結ベース10のステップ14や堤15に対して、はまり込んで容易には抜け落ちない大きさである。連結ベース10は、鑑賞用ポット30の下側で鑑賞用ポット30を支持し、凸部16或いは凹部17が、鑑賞用ポット30の下側に一周に渡って離散的に設けられた状態になる。ここでは、連結ベース10と鑑賞用ポット30とは別体として想定して説明した。
図3は、底面12がある連結ベース10を連結して、育苗ポット1を挿入した状態を示している。連結ベース10を連結してゆくことにより、二次元的な広がりを有する鉢を作成することができる。また、育苗ポット1を鑑賞用ポット30に入れるだけで、様々な変化を楽しむことが出来る。
図4は、他の形態の観賞用ポット30’を示しており、上縁部31の各辺に、連結ベース10と同様に辺イの一端から距離d0、d1の位置に凸部16、凹部17が、他端からも同様距離d0、d1の位置に凹部17、凸部16がこの順に設けられている。他の辺ロ〜ニも同様に同一の順番で凸部16と凹部17が配置されている。この観賞用ポット30’としては、例えば、本願出願人による出願(実願2011−5154号
2011年9月2日出願)の観賞用ポットを利用することができる。
図5は、観賞用ポット30’の上縁部31と連結ベース10とを連結して、使用することにより、立体的な鉢としても利用する例を示している。頂上に位置する鑑賞ポットPの下側の空間Qが空いてしまうことに起因して構造的に弱くなる場合には、鑑賞ポット30’の周りを下側で支える連結ベース10に対して、鑑賞ポットPの下に連結ベースRを加えて安定させても良い。
上記実施例においては、連結ベース10と観賞用ポット30或いは観賞用ポット30’とを別体として組み合わせて使用した。しかしながら、図6に示すように観賞用ポット30或いは観賞用ポット30’と連結ベース10とを予め固定された状態で消費者に提供されても良い。或いは一体成形若しくは接着された状態であってもよい。例えば、図6Aは、連結ベース10と観賞用ポット30を一体的に成形したものである。連結ベース10の位置は、観賞用ポット30の底面より上に装備されているが、他の実施例と同様に観賞用ポット30の底面より下にスカート状に伸びた位置に配置しても良い。図6Cは、連結ベース10と観賞用ポット30’と一体的に成形したものである。
また、上記実施例においては、平面視において正方形状としていたが、図7に示すように他の形状でも良い。図7Aは、連結ベース10と観賞用ポット30’ともに平面視において円形である。凸部16、凹部17は、交互に3つずつ計6個を等角度間隔に設けるのが良い。図7Bは、連結ベース10と観賞用ポット30’ともに平面視において六角形状である。
本実施例の鑑賞器具によれば、消費者は、2次元的或いは3次元的な配置を想定しながら、生け花を楽しむように観賞用ポットを連結してゆく。そして、育苗ポット1に鑑賞用植物が入ったままの状態で、観賞用ポットに投入する。鑑賞用ポット単位に組み合わせ自由であり、消費者は様々な形状、配置のアレンジのディスプレイを楽しむことができる。その際、土壌には触れることが無いため、作業は極めて手軽である。

また、連結ベースを別体として販売し、花卉栽培農家から出荷する段階から、あるいは園芸店やホームセンターにおいて連結ベースの無い状態の観賞用ポットに育苗ポットを収容した状態で販売すれば、消費者は、園芸店やホームセンターにおいて商品を選択する際に、買い物途中で観賞用ポットを仮に嵌め合わせて、完成した形を想像しながら商品を選択することができる。
1 育苗ポット
5 トレイ
10 連結ベース
16 凸部
17 凹部
30、30’ 観賞用ポット

Claims (5)

1つの育苗ポットのみを収容可能な内部空間を有する鑑賞用ポットの下側でこれを支持する連結ベースであって、互いに嵌合する形状である凸部或いは凹部が、当該鑑賞用ポットの下側に一周に渡って離散的に設けられ、他の連結ベースに設けられた凹部或いは凸部に嵌合することにより連結ベース同士が連結可能な連結ベースを有する鑑賞器具。
請求項1において、前記連結ベースは前記鑑賞ポットと一体的に固定されていることを特徴とする鑑賞器具。
請求項1において、前記該鑑賞用ポットの上縁部には、前記連結ベースに設けられた凹部或いは凸部に嵌合可能な凸部或いは凹部が設けられていることを特徴とする鑑賞器具。
請求項3において、前記連結ベース及び鑑賞用ポットは、平面視において円形であることを特徴とする鑑賞器具。
請求項1において、前記連結ベースは前記鑑賞ポットから着脱可能であることを特徴とする鑑賞器具。
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JP2019162062A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 凸版印刷株式会社 収容容器

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