JP3170787B2 - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JP3170787B2
JP3170787B2 JP12360290A JP12360290A JP3170787B2 JP 3170787 B2 JP3170787 B2 JP 3170787B2 JP 12360290 A JP12360290 A JP 12360290A JP 12360290 A JP12360290 A JP 12360290A JP 3170787 B2 JP3170787 B2 JP 3170787B2
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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
    • G02B7/102Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N23/95Computational photography systems, e.g. light-field imaging systems
    • H04N23/958Computational photography systems, e.g. light-field imaging systems for extended depth of field imaging
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カメラシステムに関するものであり、バリ
フォーカルレンズ等の光学系を小型化できるカメラシス
テムに関するものである。
従来の技術 従来のビデオカメラ用の光学系としては、一般にズー
ム比6倍程度の4成分ズームレンズが多く用いられてい
る。これらのズームレンズは、一般に正の屈折力を有
し、フォーカシング時に繰り出される前玉、負の屈折力
を有するバリエータ,負又は正の屈折力を有するコンペ
ンセータ及びマスターの各群で構成されている。
ところで、近年、ビデオカメラのズームレンズについ
てはコンパクト化の要請が強くなってきているため、前
玉でフォーカシングを行なう代わりにインナーフォーカ
ス方式やリアフォーカス方式のズームレンズも提案され
ている。例えば、特開昭63−44614号,特開昭63−44615
号では、コンペンセータでフォーカシングを行なってお
り、また特開昭59−28120号,特開昭59−28121号ではマ
スターの最後のレンズでフォーカシングを行なってい
る。これらのズームレンズでは、前玉でフォーカシング
を行なう場合よりも前玉径を小さくすることができる。
従って、前玉径を小さくするに伴い、全長及び重量を小
さくすることが可能である。
しかし、フォーカシングするために必要なレンズ成分
の移動量を確保するために、フォーカシングレンズ成分
の前側又は後ろ側に充分な空気間隔をとってやる必要が
あるので、充分に小さいズームレンズは得られない。
一方、正の屈折力を有する固定の前玉,負の屈折力を
有するバリエータ,正の屈折力の固定レンズ成分及び正
の屈折力のコンペンセータ兼フォーカシングレンズ成分
で構成されたズームレンズも提案されている。例えば、
特開昭63−123009号では、従来の4成分タイプの負又は
正の屈折力を有するコンペンセータの役割をしているレ
ンズ成分を省略し、マスター部分の中ほどにある比較的
大きな空気間隔を用いて、マスターの後群にコンペンセ
ータ兼フォーカシングレンズ成分の役割をさせるズーム
レンズが提案されている。このタイプでは、従来のコン
ペンセータレンズを省略した分(1又は2枚分)のレン
ズ枚数を減らすことができる。また、マスター部分の空
気間隔を利用しているため、余分な空気間隔をとる必要
がない。従って、更に全長及び重量を小さくすることが
できる。
しかし、マスターの後群のレンズ成分が3又は4枚の
レンズで構成されているため、移動群としては比較的重
く(従来タイプのコンペンセータの2倍以上の重量)、
制御系の負担が大きくなる。従って、ビデオカメラ等で
AF(オートフォーカス)により高速で駆動するには、あ
まり適当とはいえない。
発明が解決しようとする課題 本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであっ
て、コンペンセータとして可動なレンズ成分の省略によ
り、バリフォーカルレンズ等の光学系を全長,重量共に
充分小さくすることができるカメラシステムを提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のカメラシステム
は、物体側より順に、正の屈折力を有する固定の第1レ
ンズ成分と,変倍のために光軸上を前後に可動な負の屈
折力を有する第2レンズ成分と,正の屈折力を有する固
定の第3レンズ成分と,の3成分から成る光学系と、該
光学系によって形成される像を記録する撮像手段と、該
撮像手段を前記光軸に沿って移動させる駆動手段と、前
記像の像面位置に前記撮像手段が位置するように前記駆
動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴と
している。
ビデオカメラは一般に像面にCCD等の撮像手段を有し
ている。通常ズームレンズでは撮像手段は固定されてい
て、光学系はズーミング中、常に像面が撮像手段の撮像
面上にあるように、2群以上のレンズ成分を移動させる
ことにより補正している。
しかしながら、コンペンセータの移動はそれほど大き
くはない。従って、コンペンセータの役割をしているレ
ンズ成分を止めておいても、光軸方向の像面位置の変化
量は数mm以内となる場合が多い。
このような場合、コンペンセータのレンズ成分を移動
させて像面位置の補正を行なう代わりに、撮像手段を像
面の位置まで移動させても、移動部品の重量及び移動量
はほぼ同じである。また、コンペンセータのレンズ成分
の屈折力は比較的弱いため、像面位置の補正にこのレン
ズ成分を必要としなければ、省略することは可能であ
る。
従って、撮像手段と像面位置まで移動させる方が有利
である。本発明では、撮像手段を像面位置まで移動させ
ることによって像面位置を補正し、コンペンセータのよ
うな変倍に伴う像面位置の変動を補正するために可動な
レンズ成分を光学系に有していないので、その分レンズ
全長が短くなると共に軽量化するので制御系の負担が軽
くなり、高速で駆動制御が可能になる。
また、本発明では前記撮像手段が更に近接物体撮影時
の合焦を行なうためにも光軸上を前後に可動であること
が望ましい。
従来より多く用いられている前玉を使ってフォーカシ
ングを行なう方式では、軸外光の照度比を充分とるため
に前玉が大きくならざるをえない。4成分タイプのズー
ムレンズでは全レンズ重量の約半分が前玉の重量で占め
られているため、軽量化をするには、前玉の大きさをで
きるだけ小さくすることが必要である。このためインナ
ーフォーカス方式やリアフォーカス方式が提案されてい
るが鏡胴構成を簡単にするには移動レンズ成分の数が少
ない方がよく、且つ移動レンズ成分が移動するのに伴う
収差の変動が少ないものがよい。これらを考慮すると撮
像手段を移動させてフォーカシングを行なうのが有利で
ある。
また、前玉の重量は大きいため高速でAFを行なうには
制御系の負担が大きく軽量な撮像手段を移動させる方が
有利と言える。
さらに、前記光学系(バリフォーカルレンズ)は、物
体側より順に、固定で正の屈折力を有する第1レンズ成
分と,変倍のために光軸上を前後に可動な負の屈折力を
有する第2レンズ成分と,固定で正の屈折力を有する第
3レンズ成分と,の3成分で構成されているのが望まし
い。このような構成にすることで、光学系の前玉径を小
さくするとともに全長も短くすることができる。したが
って、光学系の軽量小型化により、軽量小型のカメラシ
ステムを実現することができる。
本発明では、前記第2レンズ成分及び第3レンズ成分
は以下の条件式及び条件式を満足するのが望まし
い。
{1−(Z1/2/10)}×0.9<|φII/φS|<{1+(Z1/2/100)}×0.9…… 0.3<φIII/φS<1.2 …… 但し、Z:ズーム比 φII :第2レンズ成分の屈折力 φIII:第3レンズ成分の屈折力 φS :全系の広角端における屈折力 である。
条件式の下限をこえて第2レンズ成分の屈折力の絶
対値が弱くなると、広角端における撮像手段を動かすス
ペースがなくなり、近接物点に合焦ができなくなる。条
件式の上限をこえて第2レンズ成分の屈折力の絶対値
が強くなると、ズーミングに伴う収差変動が大きくな
り、特に広角端では著しく負の歪曲が現われたり、像面
が倒れたりする。
条件式の下限をこえて第3レンズ成分の屈折力が弱
くなると、やはり広角端におけるレンズバックが短くな
り、撮像手段を動かすスペースがなく、近接物点に合焦
できなくなる。条件式の上限をこえて第3レンズ成分
の屈折力が強くなると、ズーミングに伴う収差変動が大
きくなり、やはり広角端で負の歪曲が著しく現われる。
また、前記第1レンズ成分は少なくとも1枚の負レン
ズを含む3枚のレンズより成り、 前記第2レンズ成分は少なくとも1枚の正レンズを含
む3枚のレンズより成り、 前記第3レンズ成分は少なくとも1枚の正レンズと少
なくとも1枚の負レンズ成分とを含む ことが望ましい。
前記第3レンズ成分の最も物体側のレンズ及び最も像
側のレンズは共に正レンズであり、以下の条件式及び
条件式を満足することが望ましい; −1.00<rb/ra<0.25 …… −0.30<rc/rd<0.60 …… ここで、 ra:第3レンズ成分の最も物体側の正レンズの物体側の
面の近軸曲率半径 rb:第3レンズ成分の最も物体側の正レンズの像側の面
の近軸曲率半径 rc:第3レンズ成分の最も像側の正レンズの物体側の面
の近軸曲率半径 rd:第3レンズ成分の最も像側の正レンズの像側の面の
近軸曲率半径 である。
条件式の下限をこえて第3レンズ成分の最も物体側
の正レンズが両凸になると、球面収差は著しくオーバー
となり良好な軸上性能が得られない。条件式の上限を
こえて正レンズがメニスカスになると、球面収差は著し
くアンダーになり良好な軸上性能が得られない。
条件式の下限をこえて第3レンズ成分の最も像側の
正レンズが両凸になると、内方のコマが出るか又は像面
湾曲が著しく大きくなってしまう。条件式の上限をこ
えて正レンズがメニスカスになると、外方のコマが出る
か又は像面湾曲が著しく大きくなってしまう。いずれの
場合も軸上性能に対する軸外の性能の劣化が目立ち、画
面中帯付近で満足の性能が得られない。
このようなレンズ構成をとることにより、少ないレン
ズ枚数で且つズーミングにより収差変動の少ないカメラ
システムを実現することが可能である。
さらには、前記第3レンズ成分は、物体側より1枚又
は2枚の正レンズ,1枚の負レンズ,大きな空気間隔をあ
けて、1枚又は2枚の正レンズ,1枚の負レンズ及び1枚
又は2枚の正レンズで構成されていることが望ましい。
上記のように大きな空気間隔をあけるのは、歪曲と像面
湾曲を同時に補正するためであり、この空気間隔が小さ
いと負の歪曲が出て像面がアンダーに倒れる。
このようなレンズ構成をとることにより、大口径で像
面湾曲,コマ収差共に充分補正可能なカメラシステムを
実現することが可能である。
また、さらには第3レンズ成分は以下の条件式を満
足するのが望ましい。
但し、 TL III:第3レンズ成分の最も物体側のレンズの面頂点
から最も像側のレンズの面頂点までの長さ fs:バリフォーカルレンズの広角側の全系の焦点距離 条件式は第3レンズ成分の全長に関する式である。
条件式の下限をこえて第3レンズ成分が短くなると、
バリフォーカルレンズの歪曲と像面湾曲とコマ収差をす
べて同様に良好に補正することができなくなる。また、
条件式の上限をこえて第3レンズ成分が長くなると、
収差は良好に補正することができるが、全長が著しく長
くなり、小型のカメラシステムを実現することができな
くなる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面に基いて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の概略構成を示している。
本実施例の光学系は、第1レンズ成分(I),第2レン
ズ成分(バリエータ)(II),絞り(8)及び第3レン
ズ成分(III)から成っている。光学系によって形成さ
れる像の像面と合わせるように、撮像手段(4)を移動
させることによって合焦が行なわれる。尚、第2レンズ
成分(II)は、変倍のために光軸上を前後に移動可能な
移動群となっている。第1図中、第2レンズ成分(II)
及び撮像手段(4)のテレ端(L)からワイド端(S)
にかけての移動を矢印で示す。
撮像手段(4)から出力された信号は信号分岐回路
(10)に送られる。そのうち合焦に必要な信号が取り出
されてAF演算回路(11)に送られ、その他の信号は映像
回路に送られる。AF演算回路(11)では撮像手段(4)
を移動させる量等が算出され、撮像手段駆動モータ(1
2)を介して撮像手段(4)を駆動させる。尚、撮像手
段駆動モータ(12)の駆動力は、駆動ギア(6)及びシ
ャフト(5)を介して撮像手段(5)に伝えられる。
ズーミングに伴って起かる像点移動の補正も基本的に
は合焦と同様に行なえばよいが、より精度よく像点移動
補正を行なうには第2レンズ成分(II)の位置を検出し
て光学系の焦点距離を求め、これによって撮像手段を移
動させてやる方が望ましい。そのため本実施例では、第
2レンズ成分(II)の位置をバリエータ位置検出装置
(7)によって検出し、その検出された位置を焦点距離
計算回路(13)に入力し、算出された焦点距離をAF演算
回路(11)に送っている。バリエータ位置検出装置
(7)は具体的には、例えば第2レンズ成分(II)を保
持する保持部材に摺動子を取り付け、その摺動子が位置
デコーダパターンを摺動する構成で実施される。
また、撮像手段(4)を移動する間に起こる光軸ずれ
によって画面が上下や左右に振動する場合が考えられ
る。このような場合、手ぶれ防止機構等を利用すればよ
い。例えば、ある像の微少移動を相殺するように映像と
して出力される画面の範囲を回路側で調整すればよい。
尚、撮像手段(4),信号分岐回路(10)及びAF演算回
路(11)は、像面位置検出手段を構成している。
このように撮像手段(4)を移動させる方法により合
焦を行なった場合には、光学系に関係なくAFを行なうこ
とができる。つまり、レンズを交換してもAFが可能なの
で、民生用のビデオカメラについても従来のように備え
付けられたレンズだけでなく種々のレンズを使って撮影
することが可能となる。
以下、光学系について本発明に係るカメラシステムの
実施例を示す。
但し、各実施例において、r1〜r27は物体側から数え
た面の曲率半径、d1〜d26は物体側から数えた軸上面間
隔を示し、N1〜N14〜ν14は物体側から数えた各レ
ンズのd線に対する屈折率,アッベ数を示す。また、f
は全系の焦点距離、FNOはFナンバーを示す。
尚、実施例中、曲率半径に*印を付した面は非球面で
構成された面であることを示し、非球面の面形状を表わ
す次式で定義するものとする。
ここで、X0:光軸方向の基準面からの偏移量 r :近軸曲率半径 h :光軸と垂直な方向の高さ Ai:i次の非球面係数 ε:円錐定数 である。
また、各実施例について、条件式中の|φII/φS
|、条件式中のφIII/φS、条件式中のrb/ra、条件
式中のrc/rd及び条件式中の の値をそれぞれ示す。
<実施例1> 非球面係数 r21:ε=0.10000×10 A4=0.54133×10-4 A6=0.10062×10-6 A8=0.57395×10-9 条件式 |φII/φS|=0.889 φIII/φS=0.401 rb/ra=−0.449 rc/rd=−0.205 <実施例2> 条件式 |φII/φS|=0.890 φIII/φS=0.399 rb/ra=−0.376 rc/rd=−0.517 第2図及び第3図は、前記実施例1及び2にそれぞれ
対応するレンズ構成図であり、第1レンズ成分(I),
第2レンズ成分(II)及び第3レンズ成分(III)のテ
レ状態を示している。各図中、第2レンズ成分(II)の
テレ端(L)からワイド端(S)にかけての移動を矢印
で示す。
第2レンズ成分(II)と第3レンズ成分(III)との
間には絞り(8)が設けられている。また、第3レンズ
成分(III)の最後尾にIRカットガラス及びローパスフ
ィルター等に相当する平板(P1)やCCD面保護用のフェ
ースプレート等に相当する平板(P2)を挿入した状態で
収差補正してある。
実施例1は、物体側より負・正・負で構成された第1
レンズ成分(I),物体側より負・負・正で構成された
第2レンズ成分(II)及び正・負・正・負・正で構成さ
れた第3レンズ成分(III)から成っており、第3レン
ズ成分(III)中の物体側から5枚目の正レンズの像側
の面は非球面である。
また、実施例2は、物体側より負・正・負で構成され
た第1レンズ成分(I),物体側より負・負・正で構成
された第2レンズ成分(II)及び正・負・正・負・正・
正で構成された第3レンズ成分(III)から成ってい
る。
第4図及び第5図は、前記実施例1及び2にそれぞれ
対応する収差図であり、図中、(L)はテレ端での焦点
距離,(M)は中間(ミドル)焦点距離,(S)はワイ
ド端での焦点距離での収差を示している。また、実線
(d)はd線に対する収差を表わし、点線(SC)は正弦
条件を表わす。更に点線(DM)と実線(DS)はメリディ
オナル面とサジタル面での非点収差をそれぞれ表わして
いる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、物体側より順
に、正の屈折力を有する固定の第1レンズ成分と,変倍
のために光軸上を前後に可動な負の屈折力を有する第2
レンズ成分と,正の屈折力を有する固定の第3レンズ成
分と,の3成分から成る光学系と、該光学系によって形
成される像を記録する撮像手段と、該撮像手段を前記光
軸に沿って移動させる駆動手段と、前記像の像面位置に
前記撮像手段が位置するように前記駆動手段を制御する
制御手段と、を具備する構成になっているので、例えば
変倍に伴う像面位置の変動を補正するために可動なレン
ズ成分を光学系に有する必要がない。このため、バリフ
ォーカルレンズ等の光学系を全長,重量共に充分小さく
することができる。しかも、第2レンズ成分及び第3レ
ンズ成分が前記条件式及び条件式を満足する構成に
なっているので、ズーミングに伴う収差変動を抑えるこ
とができ、また、近接物点に対する合焦も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略図である。 第2図及び第3図は、それぞれ本発明の実施例1及び2
に対応する光学系のレンズ構成図である。 第4図及び第5図は、それぞれ本発明の実施例1及び2
に対応する光学系の収差図である。 (I)……第1レンズ成分, (II)……第2レンズ成分(バリエータ), (III)……第3レンズ成分, (4)……撮像手段, (5)……シャフト, (6)……駆動ギア, (7)……バリエータ位置検出装置, (8)……絞り, (10)……信号分岐回路, (11)……AF演算回路, (12)……撮像手段駆動モータ, (13)……焦点距離計算回路。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に、正の屈折力を有する固定
    の第1レンズ成分と,変倍のために光軸上を前後に可動
    な負の屈折力を有する第2レンズ成分と,正の屈折力を
    有する固定の第3レンズ成分と,の3成分から成る光学
    系と、 該光学系によって形成される像を記録する撮像手段と、 該撮像手段を前記光軸に沿って移動させる駆動手段と、 前記像の像面位置に前記撮像手段が位置するように前記
    駆動手段を制御する制御手段と、 を具備するとともに、前記第2レンズ成分及び第3レン
    ズ成分が以下の条件式及び条件式を満足することを
    特徴とするカメラシステム; {1−(Z1/2/10)}×0.9<|φII/φS|<{1+(Z1/2/100)}×0.9 … 0.3<φIII/φS<1.2 … 但し、 Z :ズーム比 φII :第2レンズ成分の屈折力 φIII:第3レンズ成分の屈折力 φS :全系の広角端における屈折力 である。
  2. 【請求項2】さらに前記第2レンズ成分の位置を検出す
    る移動群位置検出手段を備え、その移動群位置検出手段
    からの情報に基づいて、前記制御手段が制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のカメラシステム。
  3. 【請求項3】前記撮像手段が記録する映像情報に基づい
    て、前記制御手段が制御を行うことを特徴とする請求項
    1記載のカメラシステム。
  4. 【請求項4】前記第2レンズ成分の移動に伴い移動する
    像の像面位置に前記撮像手段が移動するように、前記制
    御手段が制御を行うことを特徴とする請求項1記載のカ
    メラシステム。
  5. 【請求項5】前記撮像手段が近接物体撮影時の合焦を行
    うために光軸上を移動するように、前記制御手段が制御
    を行うことを特徴とする請求項1記載のカメラシステ
    ム。
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