JP3169352B2 - ウエットシート用収納袋 - Google Patents

ウエットシート用収納袋

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JP3169352B2
JP3169352B2 JP07328198A JP7328198A JP3169352B2 JP 3169352 B2 JP3169352 B2 JP 3169352B2 JP 07328198 A JP07328198 A JP 07328198A JP 7328198 A JP7328198 A JP 7328198A JP 3169352 B2 JP3169352 B2 JP 3169352B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエットタオル等
のウエットシートを収納するウエットシート用収納袋に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウエットシート用収納袋には、洗浄液や
薬液等を含浸させたウエットシートの積層体を収納する
袋本体と、袋本体に形成されたウエットシートの取り出
し口と、取り出し口を開閉自在に密閉状に塞ぐカバーシ
ートとを備えたものがある。この種のウエットシート用
収納袋は、従来、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
エステル等の合成樹脂シートの単体或いは複合材、又は
合成樹脂シートとアルミ箔との複合材等を主シート材と
して用い、この主シート材により袋本体を構成してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のウエットシート
用収納袋は、洗浄液を含浸させたウエットシートの積層
体を収納し、カバーシートを繰り返し開閉しても、内部
のウエットシートが乾燥しないように、防水性、気密性
に優れ、しかも或る程度腰の強い合成樹脂シートの単体
或いは複合材、又は合成樹脂シートとアルミ箔との複合
材等を主シート材として用い、この主シート材により袋
本体及びカバーシートを構成している。このため、従来
のウエットシート用収納袋では、内部のウエットシート
を使用し終えた後の処理が問題となる欠点がある。即
ち、従来のウエットシート用収納袋は、袋本体及びカバ
ーシートを含む殆どに、石油化学製品である合成樹脂シ
ートの単体或いは複合材を使用しているため、ウエット
シートの使用後に収納袋を焼却処分すれば、有毒ガスを
発生する公害問題を招くことになる。また合成樹脂シー
トとアルミ箔との複合材等を使用した場合には、アルミ
箔が不燃性であるため、焼却処分してもアルミ箔が残る
問題がある。従って、何れにしろ従来のウエットシート
用収納袋は、不燃性のゴミとして焼却以外の方法で処理
する必要がある。
【0004】しかし、ウエットシート用収納袋を焼却等
を行わずに埋め立て地等に投棄すれば、長期間に亘って
劣化し難い石油化学製品であるポリエチレン等の合成樹
脂シート、アルミ箔等を使用しているため、埋め立て後
の分解、腐食等を全く期待できず、長期間に亘ってその
ままの状態を保つことになり、不燃性ゴミによる別の公
害問題が発生する。このため従来のウエットシート用収
納袋では、焼却処理又は投棄処理の如何を問わず、使用
後の処理に際して公害問題が発生する欠点がある。本発
明は、このような従来の課題に鑑み、使用後に容易に焼
却処理又は廃棄処理でき、公害問題を招くことなく安全
に使用でき、しかも内部のウエットシートの乾燥等を容
易且つ確実に防止できるウエットシート用収納袋を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウエットシー
ト2 を収納する袋本体6 と、この袋本体6 に形成された
ウエットシート2 の取り出し口5 と、この取り出し口5
を開閉自在に密閉状に塞ぐ開閉蓋12とを備えたウエット
シート用収納袋において、天然材料を主たる材料とした
主シート材19と、この主シート材19の内側に形成された
合成樹脂製の防水皮膜20とを備えた複合シート材13によ
り袋本体6 を構成し、この袋本体6 の主シート材19側
に、開閉蓋12が粘着剤11を介して剥離自在に貼着される
合成樹脂製の補強フィルム10を設け、袋本体6 の内側
に、天然材料からなり且つ袋本体6 の取り出し口5 の周
辺を平坦状に保形する保形板8 と、この保形板8 を内側
から覆う保護フィルム9 とを設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1乃至図8は本発明の第1の実施
形態を例示する。図1は収納袋の封止状態を示す斜視
図、図2及び図3は収納袋の封止状態を示す断面図、図
4は要部の拡大断面図である。図5は収納袋の開封状態
を示す斜視図、図6は収納袋の開封状態を示す断面図で
ある。図7は収納袋の製袋工程を示す斜視図、図8は製
袋工程を示す拡大斜視図である。図1乃至図3におい
て、1 はウエットタオル等のウエットシート2 の積層体
であり、この積層体1 はジグザグ状に折り畳んだ複数枚
のウエットシート2 を、全体として略直方体状に積層し
たものである。各ウエットシート2 は、図6に示すよう
に、上下のウエットシート2 の端部同士を所定範囲に亘
って重ね合わせて、ウエットシート2 を取り出すときに
前後のウエットシート2 の端部同士が連係するように積
層されている。
【0007】3 は積層体1 を収納するウエットシート2
用の収納袋であり、上面部4 側にウエットシート2 の取
り出し口5 が形成された袋本体6 と、取り出し口5 と略
同じ大きさの開口部7 を有し且つ袋本体6 の上面部4 の
内側に配置された保形板8 と、保形板8 を内側から覆う
保護フィルム9 と、袋本体6 の上面部4 の外側に貼着さ
れた補強フィルム10と、補強フィルム10の外側に粘着剤
11を介して開閉自在に貼着され且つ袋本体6 の取り出し
口5 を気密状に塞ぐカバーシート12とを備えている。
【0008】袋本体6 は、積層体1 の上側から後側及び
下側を経て前側へと積層体1 を取り囲むように複合シー
ト材13を捲回して、その捲回終端部13a 側を粘着剤11を
介して捲回始端部13b である上面部4 側に貼着すると共
に、積層体1 の左右両側にガゼット部14及び圧着部15を
形成しており、その圧着部15側で袋本体6 の両端側が密
封状に封止されている。この袋本体6 の上面部4 の略中
央に、袋本体6 の長手方向に沿って長孔状の取り出し口
5 が形成されている。なお、取り出し口5 は、袋本体6
内のウエットシート2 を取り出し易い位置にあれば良
く、中央部以外の位置に形成しても良いし、長孔状以外
の形状であっても良い。
【0009】カバーシート12は、複合シート材13の捲回
終端部13a 側が捲回始端部13b 上に重合する重合部16の
端縁から袋本体6 の前側に向かって一対のミシン目等の
破断線17をJ字状に入れて、その一対の破断線17間の複
合シート材13の重合部16により袋本体6 と一体に構成さ
れ、粘着剤11を介して補強フィルム10上に剥離自在に貼
着されている。カバーシート12の先端側には、このカバ
ーシート12を剥離するときに指先で摘むように、粘着剤
11を塗布していない摘まみ部18が設けられている。な
お、破断線17は、最初にカバーシート12を補強フィルム
10から剥離するときに、複合シート材13が容易に破断す
る程度のピッチでミシン目を形成しているが、ミシン目
以外にハーフカットを用いても良い。
【0010】複合シート材13は、収納袋3 の使用後に容
易に焼却処分又は廃棄処分できるように、図4に示す如
く天然材料を使用した主シート材19と、この主シート材
19の内側に形成された合成樹脂製の薄い防水皮膜20とを
備えている。主シート材19は、木材パルプ等の天然繊維
を主たる材料とした薄手の紙、不織布等により構成され
ている。防水皮膜20は、主シート材19に紙等の天然材料
が使用されているため、ウエットシート2 の水分の主シ
ート材19側への浸透、或いはウエットシート2 の水分の
乾燥等を防止するように、主シート材19の内側を防水す
るためのものである。そして、この防水皮膜20は、主シ
ート材19の一側面に、例えばポリオレフィン系等の溶融
合成樹脂材料を押し出しコーティングするか、又は既成
のポリオレフィン系フィルム等の合成樹脂フィルムをラ
ミネート等、その他で貼着することにより薄い皮膜状に
形成されている。なお、この防水皮膜20は、所定の防水
効果を奏する材料であれば良く、その厚さは収納袋3 を
焼却処分又は廃棄処分する際に問題にならないように極
力薄くすることが望ましく、またその材料はポリオレフ
ィン系の合成樹脂材料に限定されるものではない。
【0011】保形板8 は、袋本体6 の上面部4 側の取り
出し口5 の周辺部分に皺等ができないように平坦状に保
形するためのもので、所定の保形性のある板材により構
成されており、その中央部に袋本体6 の取り出し口5 と
同じ大きさの開口部7 が形成されている。この保形板8
には、収納袋3 の使用後に焼却処分又は廃棄処分できる
ように、木材パルプ等の天然材料から得た木材パルプ等
の天然繊維を主たる材料とした厚紙等の板材が使用され
ている。なお、保形板8 に厚紙等を使用する場合、その
厚さは袋本体6 の上面部4 側の大きさによっても異なる
が、例えば0.5mmから3.0mm程度の厚さが適当
である。
【0012】保護フィルム9 は、保形板8 に厚紙等の天
然材料が使用されているため、ウエットシート2 の水分
が保形板8 側へ浸透しないように、保形板8 を内側から
保護して防水するためのものである。この保護フィルム
9 は、所定の防水性を有する20μ前後(10μから5
0μ程度)の薄い合成樹脂フィルムにより構成され、保
形板8 の外側で複合シート材13の防水皮膜20側に熱溶
着、接着剤による接着、その他の方法で固着されてい
る。そして、保形板8 は、保護フィルム9 を複合シート
材13の防水皮膜20側に固着することにより、袋本体6 の
上面部4 の内側に固定されている。保護フィルム9 に
は、袋本体6 内のウエットシート2 を取り出し口5 から
取り出すときに、後続のウエットシート2 に抵抗を付与
するように、袋本体6 の取り出し口5 及び保形板8 の開
口部7 よりも小さい取り出し孔21が形成されている。取
り出し孔21は、取り出し口5 及び開口部7 の長手方向に
沿って形成された切断線22と、この切断線22の長手方向
の中央に形成された小孔部23とにより構成されている。
そして、取り出し孔21は、最初にウエットシート2 を取
り出すときには、指先で切断線22の部分を両側に広げて
内部のウエットシート2 の端縁側を引き出し、またウエ
ットシート2 を取り出したときに、後続のウエットシー
ト2 の先端部がこの取り出し孔21から若干出るようにな
っている。
【0013】補強フィルム10は、外側に紙等の主シート
材19を使用した複合シート材13によって袋本体6 を構成
しているので、取り出し口5 を塞ぐときに袋本体6 の取
り出し口5 側を密封できるように、この補強フィルム10
上にカバーシート12を粘着剤11を介して貼着するための
ものである。補強フィルム10は、20μ前後(10μか
ら30μ又は50μ程度)の薄い合成樹脂フィルムによ
り構成され、カバーシート12に対応するように、複合シ
ート材13の捲回始端部13b 側と捲回終端部13a側との間
で袋本体6 の上面部4 の外側に接着、その他により貼着
されている。保護フィルム9 は、カバーシート12の大き
さよりも大きくなっており、袋本体6 の取り出し口5 、
保形板8 の開口部7 に対応する大きさの開口孔24が形成
されている。なお、複合シート材13の捲回終端部13a 側
の内、カバーシート12以外の部分は、粘着剤11を介して
補強フィルム10上に貼着されている。また保護フィルム
9 と補強フィルム10には、同じ材質で同じ厚さの合成樹
脂フィルムを使用しても良いし、異なる材質で異なる厚
さの合成樹脂フィルムを使用しても良い。しかし、収納
袋3 を焼却処分又は廃棄処分する際を考慮して、保護フ
ィルム9 及び補強フィルム10の機能を損なわない範囲内
で、厚さを極力薄くすることが望ましい。
【0014】ウエットシート2 の積層体1 を収納しなが
ら収納袋3 を製袋する場合には、図7及び図8に示す製
造工程で行う。図7において、25は複合シート材13の原
反ロールで、この原反ロール25から複合シート材13を繰
り出して、その縦送り工程Aで複合シート材13の主シー
ト材19側で且つ捲回始端部13b 側となる幅方向の一方側
の所定位置に、積層体1 の上側に対応するように所定間
隔で補強フィルム10を接着、その他の方法で貼着する。
複合シート材13が縦送り工程A から横送り工程B に入っ
た後、位置C においてその防水皮膜20側に補強フィルム
10と相対応するように保形板8 を供給してセットし、図
8に示す如く保形板8 、複合シート材13及び補強フィル
ム10に亘って上下に貫通するように長孔を穿孔して、複
合シート材13に取り出し口5 、保形板8に開口部7 、補
強フィルム10に開口孔24を夫々開ける。なお、保形板8
を複合シート材13の防水皮膜20側にセットしたときに、
この保形板8 が複合シート材13上で移動しないように、
保形板8 を複合シート材13上に接着剤等で仮止めしても
良い。
【0015】次に位置D において保形板8 を覆うように
複合シート材13上に保護フィルム9を供給して、図8に
示す如く保護フィルム9 を複合シート材13の防水皮膜20
に熱接着、その他の適宜方法で固着して、この保護フィ
ルム9 と複合シート材13とによって保形板8 が動かない
か又は動き難くなるように保形板8 を保持する。なお、
保護フィルム9 を複合シート材13に接着等で固着する場
合、保護フィルム9 を保形板8 の表面側に密着させるこ
とが望ましい。また保護フィルム9 には、その固着後に
取り出し孔21を形成しても良いし、予め取り出し孔21を
形成した保護フィルム9 を複合シート材13上に供給して
固着する方法を採っても良い。また保形板8 の供給と相
前後する位置D において、複合シート材13を積層体1に
捲回したときに、その積層体1 の上側で捲回始端部13b
側に重なる重合部16側の防水皮膜20上に粘着剤11を塗布
する。そして、この粘着剤11の塗布後に、位置F におい
て複合シート材13の重合部16の端縁側を適宜間隔で凹入
状に切り欠いて摘まみ部18を形成し、その摘まみ部18の
両側にカバーシート12用の一対の破断線17を入れる。な
お、重合部16に予め粘着剤11が塗布された複合シート材
13を使用しても良い。この場合には、製袋工程で粘着剤
11を塗布する煩わしさがなく、製袋作業を容易且つ迅速
に行うことができ、製袋の高速化を図ることができる。
【0016】一方、複合シート材13に保形板8 をセット
して穿孔する工程に相前後する位置G において、複合シ
ート材13の防水皮膜20上の所定位置にウエットシート2
の積層体1 を供給する。そして、積層体1 の供給、保護
フィルム9 の固着が終わった後に、積層体1 を供給した
複合シート材13を送りながら、複合シート材13の保護フ
ィルム9 の捲回始端部13b 側を積層体1 の上側に案内
し、その捲回始端部13bの上側に複合シート材13の反対
側の捲回終端部13a 側を重ねて、保護フィルム9、保形
板8 及び補強フィルム10が積層体1 の上側になるよう
に、複合シート材13で積層体1 を包み込み、その重合部
16を粘着剤11を介して複合シート材13の捲回始端部13b
側の上に貼着する。このとき、複合シート材13の重合部
16の内、一対の破断線17間のカバーシート12となる部分
は、その粘着剤11を介して補強フィルム10上に貼着す
る。
【0017】積層体1 の上面部4 上で複合シート材13の
捲回始端部13b 上に捲回終端部13a側を貼着すると、複
合シート材13は積層体1 に捲回した状態で筒状になる。
そして、複合シート材13を筒状にした状態で積層体1 と
複合シート材13とを一体に送り、各積層体1 の長手方向
の両側にガゼット部14を形成しながら、各積層体1 の両
側で複合シート材13を溶着し切断して圧着部15を形成
し、積層体1 を密封上に収納した状態の収納袋3 を製袋
する。収納袋3 に収納されたウエットシート2 を取り出
して使用する場合には、カバーシート12の摘まみ部18側
を指先で把持してカバーシート12をその基部側に向かっ
て引っ張ると、図5及び図6に示すように、カバーシー
ト12の両側が破断線17の部分で破断しながら、粘着剤11
を介して補強フィルム10上に貼着状態のカバーシート12
が剥離するので、これによって袋本体6 の取り出し口5
側が露出し開封できる。
【0018】次に補強フィルム10の開口孔24、保形板8
の開口部7 を経て袋本体6 の取り出し口5 内に指先を挿
入し、保護フィルム9 の切断線22の部分を両側に広げ
て、ウエットシート2 の先端側を摘んで図6に示すよう
に取り出し孔21から引き出す。このとき先のウエットシ
ート2 を引き出せば、そのウエットシート2 に後続のウ
エットシート2 の端縁が連係しているので、後続のウエ
ットシート2 が続いて取り出し孔21側に出てくる。しか
し、保護フィルム9 の取り出し孔21は袋本体6 の取り出
し口5 等に比較して小さくなっており、この保護フィル
ム9 で後続のウエットシート2 に抵抗がかかるため、後
続のウエットシート2 の先端側が取り出し孔21から上側
に出た時点で、先のウエットシート2 と後続のウエット
シート2 とが分離し、先のウエットシート2 の1枚のみ
を取り出すことができる。
【0019】ウエットシート2 を取り出した後は、カバ
ーシート12を粘着剤11を介して袋本体6 の正面部側の補
強フィルム10上に再度貼着すれば良く、これで袋本体6
の取り出し口5 側をカバーシート12によって再度密封す
ることができる。この実施形態の収納袋3 を使用すれ
ば、次のような利点がある。即ち、天然材料を使用した
主シート材19、つまり天然繊維を主たる材料とした紙、
不織布等の主シート材19と、この主シート材19の内側に
合成樹脂製の防水皮膜20とを備えた複合シート材13を用
い、この複合シート材13で袋本体6 及びカバーシート12
を構成すると共に、保形板8 に天然繊維を主たる材料と
した厚紙等を用いている。このため使用後の収納袋3 を
処分する場合、焼却処分又は廃棄処分の何れを採っても
公害等の問題が発生し難くなり、容易に処分することが
できる。
【0020】例えば、袋本体6 、カバーシート12及び保
形板8 の主要な構成部分が天然材料でできているため、
焼却処分する場合にも、従来の全体を合成樹脂材料で製
造した収納袋3 に比較して、焼却時に有毒ガスを発生す
ることが少なくなり、また収納袋3 を埋め立て地等に塵
として廃棄処分する場合にも、収納袋3 の主要な構成部
分が比較的短期間で腐食又は分解し、長期間に亘ってそ
のままの状態で残ることがない。主シート材19の内側に
は防水皮膜20があり、また合成樹脂製の保護フィルム9
及び補強フィルム10を使用しているが、主シート材19で
収納袋3 としての所定の強度を確保することによって、
防水皮膜20、保護フィルム9 及び補強フィルム10の厚さ
をその目的を損なわない範囲で薄く構成することが可能
であり、合成樹脂材料の使用量を必要最小限度に止める
ことができる。従って、焼却時に有毒ガス等の発生量を
従来に比較して極端に少なくでき、また土中等に埋め込
んだ場合にも、防水皮膜20等を短期間で劣化させること
ができる。
【0021】また袋本体6 及びカバーシート12に、天然
繊維を主たる材料とした紙等の主シート材19を使用して
いるが、その内側に合成樹脂製の防水皮膜20があるた
め、この防水皮膜20によって袋本体6 及びカバーシート
12の防水性を確保でき、一定期間保管する間に、ウエッ
トシート2 の水分が主シート材19側に浸透して主シート
材19が損傷したり、ウエットシート2 の水分が抜けてウ
エットシート2 が乾燥したりするようなことがない。従
って、袋本体6 及びカバーシート12に、天然繊維を主た
る材料とした紙等を使用しても、これによって別段、問
題が生じることもない。しかも主シート材19に合成樹脂
製の防水皮膜20を設けているので、主シート材19に天然
繊維を主たる材料とした紙等を使用しているにも拘わら
ず、収納袋3 を製袋するときに、この合成樹脂製の防水
皮膜20を利用して保護フィルム9 を熱溶着等により容易
に固着できると共に、袋本体6 の両端部を熱溶着等によ
り容易に密封でき、製袋作業を容易に行える利点があ
る。
【0022】袋本体6 の主シート材19に紙等を使用した
場合、従来の合成樹脂製のシート材を使用した場合に比
較して主シート材19の外側の平滑度が悪く、しかも主シ
ート材19側の繊維がカバーシート12の粘着剤11側に付着
し易くなる等によって、カバーシート12の粘着剤11の粘
着力が低下し、カバーシート12を貼着して取り出し口5
を封止したときの密封性が低下することになる。しか
し、袋本体6 の取り出し口5 側の外側に補強フィルム10
があり、この補強フィルム10に粘着剤11を介してカバー
シート12を貼着するようにしているため、カバーシート
12によって袋本体6 の取り出し口5 側を確実に密封して
ウエットシート2 の乾燥を防止でき、また多数回に亘っ
てカバーシート12を開閉したときにも、その密封性の低
下を極力防止できる。
【0023】また袋本体6 の取り出し口5 側には、その
取り出し口5 に対応する開口部7 を有する保形板8 があ
るため、この保形板8 によって製袋時に袋本体6 の取り
出し口5 側を平坦状に保形できる。このためカバーシー
ト12を開閉するときに、袋本体6 の取り出し口5 の周辺
部分に皺ができ難くなり、カバーシート12を袋本体6の
取り出し口5 側に確実に貼着することができる。しか
も、保形板8 に天然材料からなる厚紙等を使用している
が、この保形板8を内側から覆うように保護フィルム9
を設けているので、ウエットシート2 の水分による保形
板8 の損傷、劣化等を未然に防止できる。特に保護フィ
ルム9 の取り出し孔21は、ウエットシート2 を取り出す
ときに、後続のウエットシート2 に抵抗を付与するよう
に、保形板8 の開口部7 よりも小さくしているので、こ
の保形板8 の開口部7 をウエットシート2 が通過すると
きに、そのウエットシート2が保形板8 側に接触して、
その水分によって保形板8 が損傷することも極力少なく
できる。
【0024】更に天然材料の厚紙等を使用した保形板8
を用い、これを保護フィルム9 で覆って袋本体6 の取り
出し口5 側に設けているので、従来の口部材と開閉蓋と
を一体に成形した合成樹脂製の成形品を使用する場合に
比較して、構造が簡単で安価に製作でき、またカバーシ
ート12を使用して密封でき、袋本体6 の取り出し口5側
の嵩張り等を少なくでき小型化できる。この他、ウエッ
トシート2 の積層体1を収納して収納袋3 を製袋する製
袋工程において、袋本体6 を構成する複合シート材13に
保護フィルム9 により保形板8 を取り付けることがで
き、製袋工程を簡素化することが可能である。更に主シ
ート材19の内側の防水皮膜20は、ポリオレフィン系の溶
融樹脂をコーティングするか、又はポリオレフィン系の
合成樹脂フィルムをラミネート等で貼着することによっ
て形成しているため、天然繊維を主たる材料とした紙等
からなる主シート材19の内側に防水皮膜20を容易に形成
でき、袋本体6 等に使用する複合シート材13を容易且つ
安価に製作できる。
【0025】図9及び図10は本発明の第2の実施形態
を例示する。この収納袋3 は、袋本体6 の側面部の下部
側で複合シート材13の捲回始端部13b 側と捲回終端部13
a 側とを粘着剤11を介して貼着し、その捲回終端部13a
側を袋本体6 の外側に重ねた状態で側面部側から上面部
4 側へと延ばす一方、袋本体6 の側面部から上面部4 に
跨がって取り出し口5 用の破断線26を形成し、複合シー
ト材13の取り出し口5 の両側に、カバーシート12用の一
対の破断線17を設けておき、カバーシート12を袋本体6
から剥離したときに取り出し口5 用の破断線26が破断し
て袋本体6 に取り出し口5 ができ、その取り出し口5 に
対応する切除片27がカバーシート12側に付着するように
したものである。このような収納袋3 の場合にも、主シ
ート材19が吸水性の少ない洋紙等を使用するか、又は主
シート材19の取り出し口5 の周辺部分に撥水処理を施し
た洋紙等を使用すれば、第1の実施形態と同様に主シー
ト材19と防水皮膜20とを備えた複合シート材13を使用す
ることが可能である。
【0026】袋本体6 に取り出し口5 用のミシン目等の
破断線26があっても、外側に防水皮膜20を持ったカバー
シート12があるので、ウエットシート2 の水分が比較的
に少ない場合には、カバーシート12の主シート材19側ま
で浸透することはない。従って、ウエットシート2 を一
度に多量に使用する等、開封後に短期間で使用し尽すよ
うなウエットシート2 の場合には便利である。但し、こ
の場合には、袋本体6 の主シート材19の外側に補強フィ
ルム10がないので、主シート材19にはある程度の保形性
があり、表面の平滑度の良いものを使用する必要があ
る。
【0027】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はこの実施形態に限定されるものではな
い。例えば、主シート材19に、表面の平滑度の良い紙等
を使用した場合には、袋本体6 の取り出し口5 側に貼着
する補強フィルム10を省略することもできる。また実施
形態では、袋本体6 とカバーシート12とを一体に設けて
いるが、袋本体6 とカバーシート12とを別々に構成し、
袋本体6 の取り出し口5 側に外側からカバーシート12を
貼着しても良い。実施形態のように袋本体6 側を複合シ
ート材13により構成し、カバーシート12には従来と同様
の合成樹脂製のシート材を使用しても良い。複合シート
材13の主シート材19は、天然材料から得た天然繊維を主
たる材料としたものであれば良く、洋紙、和紙、不織布
等が一般的であるが、その天然材料には木材等の植物性
材料の他、動物性材料を使用することも可能である。
【0028】また防水皮膜20に使用する合成樹脂材料
は、ポリオレフィン系に限定されるものではなく、他の
合成樹脂材料を使用することも可能である。しかし、収
納袋3を焼却処分する場合には、その焼却時に有毒ガス
等が発生し難く、また燃焼温度の極力低い材料を選択す
ることが望ましい。これは、保護フィルム9 及び補強フ
ィルム10についても同じである。更に実施形態では、袋
本体6 の取り出し口5 にカバーシート12を開閉自在に貼
着し、このカバーシート12で開閉蓋を構成しているが、
袋本体6 に、取り出し口5 を有する合成樹脂製の口部材
を固着し、この口部材に合成樹脂製の開閉蓋を設けても
良い。但し、その口部材は、収納袋3 を処分するときに
袋本体6 から容易に分離できる構造にすることが望まし
い。
【0029】また本発明では、収納袋3 の形状、構造、
特にその取り出し口5 側の開閉蓋構造は、別段問題では
なく、種々のものを採用することが可能である。収納袋
3 を収納するウエットシート2 は、ウエットタオル、ウ
エットティッシュ等の他、水分を含有したものであれば
十分である。各ウエットシート2 は、必ずしも連係させ
る必要はないが、相互に連係させる場合には、上下の各
ウエットシート2 の端部同士を重ね合わせる構造の他
に、ウエットシート用の原反に、単位長さの各ウエット
シート2 毎に切断可能なミシン目等を設けても良い。複
合シート材13の主シート材19の外側には、その全体に亘
るか、又は部分的に適当な印刷を施しても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明では、ウエットシート2 を収納す
る袋本体6 と、この袋本体6 に形成されたウエットシー
ト2 の取り出し口5 と、この取り出し口5 を開閉自在に
密閉状に塞ぐ開閉蓋12とを備えたウエットシート用収納
袋において、天然材料を主たる材料とした主シート材19
と、この主シート材19の内側に形成された合成樹脂製の
防水皮膜20とを備えた複合シート材13により袋本体6 を
構成しているので、使用後は容易に焼却処理又は廃棄処
理でき、公害問題を招くことなく安全に使用でき、しか
も内部のウエットシート2 の乾燥等を容易且つ確実に防
止できる利点がある。また袋本体6 の外側に合成樹脂製
の補強フィルム10を設けて、この補強フィルム10に粘着
剤11を介して開閉蓋12を貼着するようにしているため、
開閉蓋12によって袋本体6 の取り出し口5 側を確実に密
封してウエットシート2 の乾燥を防止でき、多数回に亘
って開閉蓋12を開閉するときにも、その密封性の低下を
極力防止できる。しかも袋本体6 の内側に、天然材料か
らなり且つ袋本体6 の取り出し口5 の周辺を平坦状に保
形する保形板8 を設けているので、開閉蓋12の開閉時に
袋本体6の取り出し口5 の周辺部分に皺ができ難くな
り、開閉蓋12を袋本体6 の取り出し口5 側に確実に貼着
できる。更に保形板8 に天然材料を使用しているが、こ
の保形板8 を内側から覆うように保護フィルム9 を設け
ているので、ウエットシート2 の水分による保形板8 の
損傷、劣化等を未然に防止できる。また袋本体6 の一部
を切除して取り出し口5 を形成しているので、従来の口
部材と開閉蓋とを一体に成形した合成樹脂製の成形品を
使用する場合に比較して、構造が簡単で安価に製作でき
る。 取り出し口5 を塞ぐ開閉蓋12を、天然材料を使用し
た主シート材19と、この主シート材19の内側に形成され
た防水皮膜20とを備えた複合シート材13からなるカバー
シートにより構成しているので、取り出し口5 側の嵩張
り等がなく、また使用後は袋本体6 と一緒にカバーシー
ト12を容易に焼却処理又は廃棄処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す収納袋の封止状
態の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す収納袋の封止状
態の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す収納袋の封止状
態の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す収納袋の要部の
拡大断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す収納袋の開封状
態の斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す収納袋の開封状
態の断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す製袋工程図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す製袋工程の拡大
斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施形態を示す収納袋の封止状
態の斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施形態を示す収納袋の開封
状態の断面図である。
【符合の説明】
1 積層体 2 ウエットシート 5 取り出し口 6 袋本体 12 カバーシート(開閉蓋) 19 主シート材 20 防水皮膜
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−48475(JP,A) 特開 平8−52843(JP,A) 特開 平9−2548(JP,A) 実開 平5−10275(JP,U) 実開 昭61−80273(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/08 - 83/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエットシート(2) を収納する袋本体
    (6) と、この袋本体(6) に形成されたウエットシート
    (2) の取り出し口(5) と、この取り出し口(5) を開閉自
    在に密閉状に塞ぐ開閉蓋(12)とを備えたウエットシート
    用収納袋において、天然材料を主たる材料とした主シー
    ト材(19)と、この主シート材(19)の内側に形成された合
    成樹脂製の防水皮膜(20)とを備えた複合シート材(13)に
    より袋本体(6) を構成し、この袋本体(6) の主シート材
    (19)側に、開閉蓋(12)が粘着剤(11)を介して剥離自在に
    貼着される合成樹脂製の補強フィルム(10)を設け、袋本
    体(6) の内側に、天然材料からなり且つ袋本体(6) の取
    り出し口(5) の周辺を平坦状に保形する保形板(8) と、
    この保形板(8) を内側から覆う保護フィルム(9) とを設
    たことを特徴とするウエットシート用収納袋。
  2. 【請求項2】 袋本体(6) の一部を切除して取り出し口
    (5) を形成したことを特徴とする請求項1に記載のウエ
    ットシート用収納袋。
  3. 【請求項3】 り出し口(5) を塞ぐ開閉蓋(12)を、天
    然材料を使用した主シート材(19)と、この主シート材(1
    9)の内側に形成された防水皮膜(20)とを備えた複合シー
    ト材(13)からなるカバーシートにより構成したことを特
    徴とする請求項1又は2に記載のウエットシート用収納
    袋。
  4. 【請求項4】 主シート材(19)に、天然繊維を主たる材
    料とした紙、不織布シート材を用いたことを特徴とする
    請求項1〜3の何れかに記載のウエットシート用収納
    袋。
  5. 【請求項5】 主シート材(19)に、ポリオレフィン系等
    の溶融樹脂材料をコーティングして防水皮膜(20)を形成
    したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のウ
    エットシート用収納袋。
  6. 【請求項6】 主シート材(19)に、ポリオレフィン系等
    の合成樹脂フィルムを貼着して防水皮膜(20)を形成した
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のウエッ
    トシート用収納袋。
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