JP3167935U - おろし器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手の良いおろし器を提供する。【解決手段】円形碗型の容器体1の内面10に、多数の錐体状又は錘台状のすりおろし突出子2を形成している。【選択図】図1

Description

本考案は、おろし器に関する。
従来、野菜や果物等の食材をすりおろすための調理器具として、表面に多数の小突出子を有するおろし器が使用されている(特許文献1参照)。
特開2001−104171号公報
しかし、従来のおろし器は、すりおろした食材を収容するスペースが小さいため、食材をおろす作業の途中で何度も別の容器に移しかえる必要があり、作業効率が悪いという欠点があった。
また、食材を粗めにおろしたり、細かくおろしたりと、加工食材の仕上がり具合を選択したい場合には、小突出子の相互間隔や大きさ・高さの相違する複数種類の器具の用意が必要となっていた。
そこで、本考案は、従来の問題を克服した使い勝手の良いおろし器を提供することを目的とする。
本考案に係るおろし器は、円形碗型の容器体の内面に、多数の錐体状又は錘台状のすりおろし突出子を形成したものである。
また、円形碗型の容器体の内面に、多数の錐体状又は錘台状のすりおろし突出子を形成し、上記突出子は、体積が大小相違する大突出子と小突出子の2種から成り、上記内面は、多数の上記大突出子が配設された開口縁部側上半部の粗目域と、多数の上記小突出子が配設された底面側下半部の細目域とを、具備するものである。
また、上記容器体の内面に、開口縁部から底面にわたって汁きり用の溝部を凹設しているものである。
また、上記容器体は、下面のハマ部に滑り止め用の弾性部材を付設しているものである。
また、上記容器体の下面に、内環壁部と外環壁部とから成る二重円環状のハマ部を備え、上記内環壁部と上記外環壁部には、滑り止め用の弾性部材を付設しているものである。
本考案のおろし器によれば、すりおろした食材を容器体に収容でき、食材を一気にすりおろすことができ、途中で作業を中断する必要がなく、作業効率を向上できる。
本考案の実施の一形態を示した斜視図である。 おろし器を示した断面正面図である。 突出子を示した拡大斜視図であり、(a)は粗目域の大突出子を示し、(b)は細目域の小突出子を示している。 本考案の他の実施形態を示す要部拡大断面図である。 他の突出子を示した拡大斜視図であり、(a)は四角錐状突出子を示し、(b)は四角錐台状突出子を示し、(c)は三角錐台状突出子を示し、(d)は円錐状突出子を示し、(e)は円錐台状突出子を示している。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本考案を詳説する。
図1と図2に示すように、本考案のおろし器は、大根や山芋、生姜、ニンジン、タマネギ等の野菜、あるいは、リンゴ、レモン等の果物をすりおろしてペースト状にするための調理器具である。
本考案のおろし器は、円形碗型の容器体1の内面10に、多数の錐体状又は錘台状のすりおろし突出子2を形成している。
容器体1は、円形の開口縁部15を有し、かつ、深く弯曲状に窪んだ底面16を有する陶磁器であって、大根や山芋等の比較的体積の大きい食材を1本丸ごとすりおろす際、又は、複数個のタマネギやリンゴ等をすりおろす際に、(すりおろした後の)食材ペーストや果汁などを十分に収容可能な内部容量を有している。
すりおろし突出子2は、食材を擦り付けることで組織を破壊し、食材を細片化するものであって、例えば、三角錐状(図3参照)、四角錐状、円錘状、又は、三角錐台状、四角錐台状、円錘台状(図5参照)等に形成され、各角部をシャープエッジとするのが望ましい。突出子2…は、容器体1の内面10の全面に、満遍なく(ほぼ均等な密度にて)配設されている。なお、突出子2は、規則的配列で並べられても良く、若しくは、不規則に並べられていても良い。
すりおろし突出子2は、体積が大小相違する大突出子2aと小突出子2bの2種から成り、内面10は、多数の大突出子2aが配設された開口縁部15側上半部の粗目域11と、多数の小突出子2bが配設された底面16側下半部の細目域12とを、具備している。
粗目域11は、食材を粗めにおろしたい時に使用され、細目域12は、食材を細かくおろしたい時に使用される。言い換えると、容器体1には、2種のすりおろし加工面を備えており、夫々の領域に配設される突出子2…の体積が大小相違し、加工後の食材の仕上がり具合が夫々異なるように形成されている。
図3は、本考案のおろし器のすりおろし突出子2を例示したものである。
例えば、突出子2…は、三角錐状に形成され、粗目域11の大突出子2a…の長さ寸法L及び幅寸法Wは、細目域12の小突出子2b…の長さ寸法L及び幅寸法Wよりも大きくなるように設定されている。また、大突出子2a…の刃先の高さ寸法は、小突出子2b…の刃先の高さ寸法よりも高く設定されている。粗目域11における大突出子2a…の配設密度は、細目域12における小突出子2b…の配設密度よりも低く、かつ、大突出子2a…の相互間隔は、小突出子2b…の相互間隔より大きくなるように配設されている。
図1と図2に示すように、容器体1の内面10に、開口縁部15から底面16にわたって汁きり用の溝部3を凹設している。
この構成により、汁気の多い食材をすりおろした際に、細片状とした食材を容器体1に残したまま、溝部3から余分な水分(汁)を排出することができる。
図1に示すように、容器体1は、下面のハマ部4に滑り止め用の弾性部材5を付設している。
ハマ部4は、容器体1を平坦面上に載置するための支持手段であって、円環状に形成され、その下面は、シリコンやゴム等から成る弾性部材5によって被覆されている。容器体1は、弾性部材5を介して平坦面に載置されており、食材を突出子2に押し付けつつ左右に往復運動させた際に、ハマ部4が平坦面上で摺動するのを防止して、左右に揺れ動いたり転倒したりしないように構成している。
図2に示すように、容器体1の下面のハマ部4は、内環壁部13と外環壁部14とから成る二重円環状であり、内環壁部13と外環壁部14には、滑り止め用の弾性部材5,5を付設している。
ハマ部4を二重円環状とすることにより、弾性部材5,5が平坦面と広い面積で接地し、確実に容器体1を支持することができる。
上述した本考案のおろし器を用いて大根をすりおろす方法を例にとって説明する。
図1に於て、容器体1に大根を挿入し、内面10の突出子2に大根を押し付けつつ左右に往復運動させて、(ペースト状の大根おろしに)すりおろす。この際、大根を粗目域11の大突出子2a…を用いてすりおろせば、組織が粗めに砕かれた大根おろしを得ることができ、細目域12の小突出子2b…を用いてすりおろせば、細かく砕かれた大根おろしを得ることができる。
大根おろしは、組織が細かく砕かれたものほど辛味が増すといわれており、調理者は、食べる人の好みに合わせて、粗めにすりおろすか、細かくすりおろすかを、適宜選択する。なお、大根を粗めにすりおろす際は、広く開口した開口縁部15に大根を横向けに挿入し、内面10の上半部の粗目域11に大根の側面を当ててすりおろし、大根を細かくすりおろす際は、内面10の下半部や底面16に届くように大根を縦向けに挿入し、細目域12に大根の下面(切断面)を当ててすりおろす。
このようにして、大根を1本丸ごとすりおろし、容器体1に(1本分の)大根おろしを溜めていく。大根おろしに含まれる水分が多過ぎる場合は、大根おろしを手で押さえつつ容器体1を斜めに傾けて、溝部3から余分な水分を排出する。
なお、本考案は、設計変更可能であって、例えば、図4に示すように、弾性部材5は、断面倒立T字状として、ハマ部4の内環壁部13と外環壁部14の間に押し込んで嵌着可能に形成するも好ましい。
また、突出子2は、図5(a)に示すように、四角錐状に形成するも良く、あるいは、図5(b)に示すように、四角錐の頂点を切り取って四角錐台状としても良い。同様に、図5(c)に示す三角錐台状や、図5(d)の円錐状、あるいは、図5(e)の円錐台状に形成するも可能である。
以上のように、本考案に係るおろし器は、円形碗型の容器体1の内面10に、多数の錐体状又は錘台状のすりおろし突出子2を形成したので、突出子2によってすりおろした食材を容器体1に収容でき、途中で中断することなく一気にすりおろし作業を完了でき、作業効率を向上できる。
また、円形碗型の容器体1の内面10に、多数の錐体状又は錘台状のすりおろし突出子2を形成し、突出子2は、体積が大小相違する大突出子2aと小突出子2bの2種から成り、内面10は、多数の大突出子2aが配設された開口縁部15側上半部の粗目域11と、多数の小突出子2bが配設された底面16側下半部の細目域12とを、具備するので、突出子2によってすりおろした食材を容器体1に収容でき、途中で中断することなく一気にすりおろし作業を完了でき、作業効率を向上できる。また、単一の器具で、食材を粗めにおろすことも、細かくおろすこともでき、至便である。
また、容器体1の内面10に、開口縁部15から底面16にわたって汁きり用の溝部3を凹設しているので、容器体1に食材を収容したままで容易に余分な水分(汁)を排出できる。
また、容器体1は、下面のハマ部4に滑り止め用の弾性部材5を付設しているので、簡単な構成で滑り止めができ、すりおろし作業中に容器体1が転倒して食材がこぼれるのを防止できる。
また、容器体1の下面に、内環壁部13と外環壁部14とから成る二重円環状のハマ部4を備え、内環壁部13と外環壁部14には、滑り止め用の弾性部材5,5を付設しているので、簡単な構成で確実に滑り止めができ、すりおろし作業中に容器体1が転倒して食材がこぼれるのを防止できる。
1 容器体
2 突出子
2a 大突出子
2b 小突出子
3 溝部
4 ハマ部
5 弾性部材
10 内面
11 粗目域
12 細目域
13 内環壁部
14 外環壁部
15 開口縁部
16 底面

Claims (5)

  1. 円形碗型の容器体(1)の内面(10)に、多数の錐体状又は錘台状のすりおろし突出子(2)を形成したことを特徴とするおろし器。
  2. 円形碗型の容器体(1)の内面(10)に、多数の錐体状又は錘台状のすりおろし突出子(2)を形成し、
    上記突出子(2)は、体積が大小相違する大突出子(2a)と小突出子(2b)の2種から成り、上記内面(10)は、多数の上記大突出子(2a)が配設された開口縁部(15)側上半部の粗目域(11)と、多数の上記小突出子(2b)が配設された底面(16)側下半部の細目域(12)とを、具備することを特徴とするおろし器。
  3. 上記容器体(1)の内面(10)に、開口縁部(15)から底面(16)にわたって汁きり用の溝部(3)を凹設している請求項1記載のおろし器。
  4. 上記容器体(1)は、下面のハマ部(4)に滑り止め用の弾性部材(5)を付設している請求項1,2又は3記載のおろし器。
  5. 上記容器体(1)の下面に、内環壁部(13)と外環壁部(14)とから成る二重円環状のハマ部(4)を備え、上記内環壁部(13)と上記外環壁部(14)には、滑り止め用の弾性部材(5)(5)を付設している請求項1,2又は3記載のおろし器。
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