JP3167205U - 水切り兼用まな板 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理における食材の水切りを十分に行うことができる水切り兼用まな板を提供する。【解決手段】一枚目のまな板に、調理面の水分等をその裏面下部に迅速に誘導して処理する水切り孔又は貫通孔を多数形成し、二枚目のまな板表面にそれら水分等を受けて排除する傾斜面又は傾斜溝又は凹部と排水口又は排水孔を設ける。そして、2枚のまな板を重ね合わせて接する面の周囲部に一定の幅及び間隔で凹凸体又は、球状体による接合体を設けて二枚一組にして用い、又は一枚目のまな板を水分等を専用に受ける容器と合わせ又はそれのみで用いる。【選択図】図1

Description

本考案は、合成樹脂等によるまな板において、一枚目のまな板に調理面の水分、汁及び調味液をその裏面下部に迅速に誘導して処理する水切り孔(貫通孔)を多数形成し、二枚目のまな板表面にそれら水分等を受けて排除する傾斜面又は傾斜溝又は凹部と排水口等を設ける(裏面はまな板として使用可)。そして、それらまな板を重ね合わせて接する面の周囲部に一定の幅及び間隔で凹凸体(例えば球状体)による接合体を設けて一体的(二枚一組)にして用い、又は一枚目のまな板を水分、汁及び調味液を専用に受ける容器と合わせ又はそれのみで用いる水切り兼用まな板に関する。
文献1は、調理時に食材からの水分や液汁を容易に除去して調理しやすくするために、板状のまな板にその表裏を貫通する水透過用の−型の複数のスリットを形成するもので、スリットは幅1.5mmで長さ50mm、スリット間隔は30mmとした水切りまな板である。
しかし、水分の多い食材でも調理時間は短く、かつ瞬時に多量の水分等を出すため、−型で一定間隔の当該水切りスリットでは、実際には多量かつ瞬時の水分等が調理面からスリットを通り裏面に透過するまでの時間がかかりすぎて、水分等の容易な除去や調理のしやすさは不十分である。
文献2は、高齢者が白色野菜を調理する際に表面と裏面をその都度洗うことなく衛生的に使えるとする両面使用可能なまな板で、木製と合成樹脂製又は合成樹脂製の2枚のまな板を張り合わせて一体形成し、それを保持するベースとで構成されている。
文献1
登録実用新案第3159572号
文献2
登録実用新案第3150625号
調理での食材の水切り方法は、通常ふきん等でふき取るか網状容器に放置して水を切るが、実際は調理時間や台所環境や瞬時に多量の水分を流出する食材の都合等で多くが不十分のまま、まな板上でそれら食材を調理している。
ところが、食材の水切りが不十分な場合は、その食材を都合良く調理できないだけでなく調理者自身にも大きなけがの危険性をもたらす。例えばジャガイモの水切りが不十分のまま包丁を入れる場合、その水分で手が滑りやすくけがのおそれが高まる。
すなわち、食材の水切りが不十分では調理に悪影響を及ぼすだけでなく、調理者自身もけがを負うおそれが増大する。
本考案は、上記課題を解決するため、まず最初に二枚の板状のまな板を用意する。材質は木、セラミック、金属及び合成樹脂の一以上を用い、組合せは自由である。
一枚目のまな板に、食材による水分、汁及び調味液(以下「水分等」)を裏面下部に迅速に誘導して処理するための水切り孔(貫通孔。以下略)を多数形成する。このとき、水切り孔径は数十ミクロンから数ミリ程度とする。
水切り孔の配置は、当該まな板全体に多数形成する場合及び半分程度に多数形成する場合が一般的であるが、その配置は自由であり上記機能が有効であれば良い。
次に、二枚目のまな板に、上記のそれら水分等を受けてさらに排除する傾斜面又は傾斜溝又は凹部と排水口又は排水孔を設ける。但し、当該二枚目のまな板裏面は通常のまな板として使用できる。
そして、上記一枚目と二枚目のまな板を重ね合わせて接する面の周囲部に一定の幅及び間隔で凹凸体(例えば球状体)による接合体を設け、それらを重ねた際にそれらまな板が一体的(二枚一組)になるようにする。
これにより、一枚目のまな板の調理面で発生した食材による水分等が、水切り孔を通り裏面下部に流れた後に二枚目のまな板表面にある傾斜面又は傾斜溝に落ち、さらに外部に排除される。
一方、流し台以外で当該まな板を使用する場合、二枚目のまな板ではなく、主に合成樹脂製の上記水分等を専用に受ける容器を新たに形成し、その上部に一枚目のまな板を配置して一体的に組み合わせて用いる。
以上により、水切り孔を持つ一枚目のまな板が、第一に流し台等で単独で使用でき、第二に水分等を受ける傾斜面等を持つ二枚目のまな板と一体的(二枚一組)に使用でき、第三に水分等受けの専用容器と組み合わせて使用できることになる。
本考案の効果は、上記課題の「食材の水切りが不十分では調理に悪影響を及ぼすだけでなく、調理者自身もけがを負うおそれが増大する」ことを改善及び解決したことである。
具体的には、第一に瞬時に多量となる食材の水分等を十分に水切りしたことで、調理(料理の出来映え、味及び調理手間等)に悪影響を与えなくなったことである。
第二に食材の水分等を十分に水切りしたことで、調理者が当該食材を固定できて包丁操作による危険性を低減でき、或いは油を用いた調理でやけど等の危険性を低減又は解消したことである。
本考案について、図1及び図2の実施例に基づいて説明する。ただし、本考案はこれらに限るものではなく、作図も主要な構成物のみとする。
図1は、本考案の実施例(1)の構成を示す斜視図で、二枚のまな板を上下に重ねて一体的に用いる構成である。まず上部の一枚目のまな板1に多数の水切り孔3を形成し、調理時に瞬時に多量となる水分等を迅速に裏面下部に誘導し処理する。
次に、下部の二枚目のまな板2の表面に上記まな板1から迅速に誘導した水分等を直接受けるための傾斜面4又は傾斜溝5又は凹部を設け、さらに水分等を外部に排除する排水口又は孔を設ける。なお、裏面は通常のまな板として使用できる仕上げとする。
そして、一枚目のまな板1と二枚目のまな板2を上下に重ね合わせて固定し一体的(二枚一組)となるように、それらが接する面の周囲部6に一定の幅及び間隔で凹凸体(例えば球状体)による接合体7を設ける。
なお、上記接合体7は、一枚目のまな板1のみ用いる際には状況によっては不要としても良い。また、一時的に水分等を止めるように傾斜面4等を工夫(例えば傾斜角度の調整や流水箇所の選定等)しても良い。
図2は、本考案の実施例(2)を示す斜視図で、一枚目のまな板1に形成された水切り孔3からの水分等を直接受ける専用容器8を当該まな板1と一体的に組み合わせて流し台以外の使用を可能とする。なお、取っ手を付けて良い。
本考案の実施例(1)の構成を示す斜視図 本考案の実施例(2)を示す斜視図。
1 一枚目のまな板
2 二枚目のまな板
3 水切り孔
4 傾斜面
5 傾斜溝
6 周囲部
7 接合体
8 専用容器
9 排水口

Claims (6)

  1. 主に木、セラミック、金属、合成樹脂の一以上を用いるまな板で、一枚目のまな板に調理面の水分、汁及び調味液をその裏面下部に迅速に誘導して処理する水切り孔(貫通孔)を多数形成し、二枚目のまな板表面にそれら水分、汁及び調味液を受けて排除する傾斜面又は傾斜溝又は凹部と排水口又は排水孔を設ける(裏面はまな板として使用可)。そして、それらまな板を重ね合わせて接する面の周囲部に一定の幅及び間隔で凹凸体(例えば球状体)による接合体を設けて一体的(二枚一組)にして用い、又は一枚目のまな板を水分、汁及び調味液を専用に受ける容器と合わせ又はそれのみで用いたことを特徴とする水切り兼用まな板。
  2. 請求項1の一枚目のまな板に調理面の水分、汁及び調味液をその裏面下部に迅速に誘導して処理する水切り孔(貫通孔)を、当該まな板の表面全体や半分程度に多数形成したことを特徴とする請求項1記載の水切り兼用まな板。
  3. 請求項1の二枚目のまな板に、水分、汁及び調味液を排除する傾斜面又は傾斜溝又は凹部と排水口又は排水孔を設けたこと(裏面はまな板として使用可)を特徴とする請求項1記載の水切り兼用まな板。
  4. 請求項1、2及び3の二枚のまな板を重ね合わせて接する面の周囲部分に一定の幅及び間隔で凹凸体(例えば球状体)による接合体を設けたことを特徴とする請求項1記載の水切り兼用まな板。
  5. 請求項1、2、3及び4の二枚のまな板を重ね合わせて接する面の周囲部に一定の幅及び間隔で凹凸体(例えば球状体)による接合体を設けて一体的(二枚一組)にして用いたことを特徴とする請求項1記載の水切り兼用まな板。
  6. 請求項1、2、4及び5の一枚目のまな板を、水分、汁及び調味液を専用に受ける容器と合わせ又はそれのみで用いたことを特徴とする水切り兼用まな板。
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