JP3165352B2 - エンジンの空気流量制御装置及びその水抜き方法 - Google Patents

エンジンの空気流量制御装置及びその水抜き方法

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JP3165352B2
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M3/00Idling devices for carburettors
    • F02M3/06Increasing idling speed
    • F02M3/07Increasing idling speed by positioning the throttle flap stop, or by changing the fuel flow cross-sectional area, by electrical, electromechanical or electropneumatic means, according to engine speed
    • F02M3/075Increasing idling speed by positioning the throttle flap stop, or by changing the fuel flow cross-sectional area, by electrical, electromechanical or electropneumatic means, according to engine speed the valve altering the fuel conduit cross-section being a slidable valve

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のエンジンに吸
気される空気流量を制御する空気流量制御装置に係り、
特に水温あるいは外気温等のエンジンの状態によりアイ
ドル回転数を予め決めた目標回転数に制御するアイドル
回転数制御装置(ICSバルブ)を備えた空気流量制御
装置及びその水抜き方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの状態を検知し、エンジンの状
態によりアイドル回転数を目標回転数に制御するアイド
ル回転数制御装置(ICSバルブ)は、通常、エンジン
のマニホールドに取付けている例が多い。しかし、近年
は、エンジンルームの制約によりアイドル回転数制御装
置をスロットルボディと呼ばれる空気流量制御弁に取付
けられるようになってきた。その一例として、特開昭6
2−246672号公報、特開昭63−100268号
公報等がある。
【0003】特開昭62−246672号公報では、ア
イドル回転数制御装置を横置きのスロットルボディの上
部に取付けている。また、アイドル回転数制御装置の空
気流量の計量部とエンジン側に供給される空気通路は、
この公報に示されるように、構造上計量部の軸心と空気
通路の軸心とが一致しているのが一般的である。これは
製作的な面で作りやすいのと、計量後の空気の流れ方を
安定させる効果を狙ったものである。
【0004】一方、特開昭63−100268号公報で
は、アイドル回転数制御装置を横置きのスロットルボデ
ィの下部に取付けている。また、弁機構にブローバイガ
ス、水滴或いは吹き返し燃料が溜まるのを防止するため
のドレーン通路をスロットルボディの下流側に位置する
吸気管と連通して配設している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エンジンルーム内にお
いてエンジンのマニホールド上部のスペースは限られて
いるため、アイドル回転数制御装置を横置きのスロット
ルボディに取り付けるとき、特開昭62−246672
号公報のようにスロットルボディの上部に取付けるのは
実用的でない。しかし、アイドル回転数制御装置を横置
きのスロットルボディの下部に取付けた時、スロットル
ボディ内に溜った結露や、エアクリーナ配管からの水滴
は自重により次第に、アイドル回転数制御装置内に結集
する現象を生ずる。この結集した水が、計量部と接触す
る部分に溜ると、寒冷地ではその水が氷結し、計量部の
バルブシートは氷結のため動作不良に至ることがある。
動作不良になるとエンジン始動時の始動に必要な空気量
が不足し、最終的には始動困難、又は始動不良なる不具
合が発生する。
【0006】特開昭63−100268号公報に記載の
従来技術では、弁機構にブローバイガス、水滴或いは吹
き返し燃料が溜まるのを防止するためのドレーン通路を
スロットルボディの下流側に位置する吸気管と連通して
配設したので、上記のような水の氷結による問題は解決
できる。しかし、アイドル回転数制御装置と吸気管との
間にレーン通路を配設しなければならず、構造が複雑に
なるばかりでなく、アイドル回転数制御装置とエンジン
との間に高さ方向の段差を必要とし、そのような段差の
ない又は小さいエンジンシステムには適用できず、エン
ジンルームのレイアウトの自由度が制限されるという問
題があった。また、ブローバイガスのカーボンでドレー
ン通路が詰まることもあり、信頼性の確保が難しいとい
う問題もあった。
【0007】本発明の目的は、アイドル回転数制御装置
を備えた空気流量制御装置において、アイドル回転数制
御装置内の水滴による計量部の氷結を防止し、かつエン
ジンルームのレイアウトの自由度が高く、信頼性の高い
エンジンの空気流量制御装置及びその水抜き方法を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次の構成を採用する。すなわち、スロット
ルボディの下部にアイドル回転数制御装置を取り付け、
このアイドル回転数制御装置によりスロットルボディの
ボア内に設けられた絞り弁を迂回してスロットルボディ
の上流側とスロットルボディのボアとを接続し、エンジ
ンの状態により空気流量を制御する空気流量制御装置に
おいて、前記アイドル回転数制御装置の計量部から前記
スロットルボディのボアに至る空気通路に、前記計量部
よりも低い位置にある閉じられた底部と前記空気通路に
開放した上部とを有する水溜め部を形成し、前記計量部
とこの水溜め部との間の空気通路部分を、前記計量部の
水が前記水溜め部に落下する排水通路を兼ねさせる構成
とする。
【0009】また、好ましくは、上記空気流量制御装置
において、前記アイドル回転数制御装置の計量部と前記
水溜め部との間の空気通路部分の通路断面底部を前記計
量部の下端と同一レベルかそれよりも低くする。
【0010】また、好ましくは、前記アイドル回転数制
御装置の計量部と前記水溜め部との間の空気通路部分を
前記計量部の軸心より下方に偏心させる。
【0011】更に、好ましくは、前記計量部の入り側の
空気通路の該計量部につながる部分に、前記計量部の下
端と同一レベルかそれよりも低い底部を有するもう1つ
の水溜め部を設ける。
【0012】また、好ましくは、前記スロットルボディ
と前記アイドル回転数制御装置の両方を通る温水通路を
設ける。
【0013】また、本発明は、上記目的を達成するため
に次の構成を採用する。すなわち、スロットルボディの
下部にアイドル回転数制御装置を取り付け、このアイド
ル回転数制御装置によりスロットルボディのボア内に設
けられた絞り弁を迂回してスロットルボディの上流側と
スロットルボディのボアとを接続し、エンジンの状態に
より空気流量を制御する空気流量制御装置において、前
記スロットルボディは前記ボアを形成する筒部と、この
筒部より垂下し前記アイドル回転数制御装置が取り付け
られるベース部とを有し、前記ベース部に前記アイドル
回転数制御装置の計量部から前記スロットルボディのボ
アに至る空気通路の一部をなす垂直空洞を設け、この垂
直空洞の底部を前記計量部より低くして垂直空洞の下方
部分に水溜め部を形成し、前記計量部とこの水溜め部と
の間の空気通路部分を、前記計量部の水が前記水溜め部
に落下する排水通路を兼ねさせる構成とする。
【0014】この場合も、好ましくは、前記アイドル回
転数制御装置の計量部と前記水溜め部との間の空気通路
部分の通路断面底部を前記計量部の下端と同一レベルか
それよりも低くする。
【0015】更に、本発明は、上記目的を達成するため
に次の構成を採用する。すなわち、スロットルボディの
下部にアイドル回転数制御装置を取り付け、このアイド
ル回転数制御装置によりスロットルボディのボア内に設
けられた絞り弁を迂回してスロットルボディの上流側と
スロットルボディのボアとを接続し、エンジンの状態に
より空気流量を制御する空気流量制御装置において、前
記スロットルボディと前記アイドル回転数制御装置の両
方を通る温水通路を設け、前記スロットルボディは前記
ボアを形成する筒部と、この筒部より垂下し前記アイド
ル回転数制御装置が取り付けられる合わせ面を有するベ
ース部とを有し、前記アイドル回転数制御装置は前記ベ
ース部の合わせ面に取り付けられ合わせ面を有する取り
付けフランジ部を有し、前記温水通路は、前記ベース部
の合わせ面と前記取り付けフランジ部の合わせ面の両方
に開口し、前記ベース部と前記取り付けフランジ部の両
方にまたがって位置する部分を有する構成とする。
【0016】また、好ましくは、上記空気流量制御装置
において、前記スロットルボディのベース部に前記アイ
ドル回転数制御装置の計量部から前記スロットルボディ
のボアに至る空気通路の一部を構成する垂直空洞を設
け、この垂直空洞の底部を前記計量部より低くして垂直
空洞の下方部分に水溜め部を形成し、前記計量部とこの
水溜め部との間の空気通路部分を、前記計量部の水が前
記水溜め部に落下する排水通路を兼ねさせる構成とす
る。
【0017】また、好ましくは、前記スロットルボディ
のベース部に前記アイドル回転数制御装置の計量部から
スロットルボディのボアに至る空気通路の一部をなし、
前記合わせ面に開口する空気通路を形成し、前記アイド
ル回転数制御装置に前記計量部からスロットルボディの
ボアに至る空気通路の残りの一部をなし、前記取り付け
フランジ部の合わせ面に開口する空気通路を形成し、前
記合わせ面での空気通路の開口部と温水通路の開口部と
をダブルリング型の一体オイルシールによりシールす
る。
【0018】また、本発明は、上記目的を達成するため
に次の構成を採用する。すなわち、スロットルボディの
下部にアイドル回転数制御装置を取り付け、このアイド
ル回転数制御装置によりスロットルボディのボア内に設
けられた絞り弁を迂回してスロットルボディの上流側と
スロットルボディのボアとを接続し、エンジンの状態に
より空気流量を制御する空気流量制御装置の水抜き方法
において、エンジンの非作動時に前記アイドル回転数制
御装置の計量部の水を、該計量部から前記スロットルボ
ディのボアに至る空気通路に設けられた水溜め部に集結
し、エンジン始動時に前記水溜め部に集結した水をクラ
ンキング吸気負圧で前記スロットルボディのボアを介し
て吸引排出するものとする。
【0019】
【作用】以上のように構成した本発明においては、スロ
ットルボディの下部にアイドル回転数制御装置(ICS
バルブ)を設けた空気流量制御装置において、ICSバ
ルブからスロットルボディのボアに至る空気通路に水溜
め部を設け、ICSバルブの計量部から水溜め部までの
空気通路部分を排水通路を兼ねさせることにより、エン
ジンの非作動時にはICSバルブの計量部の水は水溜め
部に集結し、エンジン始動時に水溜め部に集結した水は
クランキング吸気負圧でスロットルボディのボアを介し
て吸引排出される。このため、寒冷時におけるICSバ
ルブの計量部の氷結を防止でき、適切な始動性を確保で
きる。また、エンジン始動時のクランキング負圧を利用
して水溜め部に溜まった水をスロットルボディのボアか
らエンジンに吸引させるので、ブローバイガスのカーボ
ンで通路が詰まることもなく、氷結防止の高い信頼性が
確保される。また、水溜め部からの排水に特別な通路を
設ける必要がないので、構造も極めてシンプルとなる。
更に、水溜め部の排水に特別な通路を設ける必要がない
ので、スロットルボディを横置きにしたとき、ICSバ
ルブとエンジンとの間に高さ方向の段差がなくてもスロ
ットルボディの下部にICSバルブを設置することがで
き、エンジンルームのレイアウト設計が自在になる。
【0020】また、ICSバルブの計量部と水溜め部と
の間の空気通路部分の通路断面底部を計量部の下端と同
一レベルかそれよりも低くすることにより、当該空気通
路部分に自然排水による排水効果を持たせられる。
【0021】ICSバルブの計量部と水溜め部との間の
空気通路部分を計量部の軸心より下方に偏心させること
により、空気通路部分の通路断面底部を計量部の下端よ
りも低くし、当該空気通路部分に自然排水による排水効
果を持たせることが容易となる。
【0022】更に、計量部の入り側の空気通路の該計量
部につながる部分に、計量部の下端と同一レベルかそれ
よりも低い底部を有するもう1つの水溜め部を設けるこ
とにより、計量部入側空気通路の上流側から侵入してき
た水はこの入側の水溜め部に一担溜り、この水溜め部の
水位が計量部のレベルに上昇するまで、計量部に水が付
着するのが防止される。
【0023】また、スロットルボディとICSバルブの
両方を通る温水通路を設けることにより、エンジン始動
後においてスロットルボディとICSバルブの両方が同
時に暖められ、エンジン始動後においても計量部のアイ
シングが防止され、適切な走行性能が確保される。
【0024】更に、スロットルボディの筒部よりICS
バルブが取り付けられるベース部を垂下させ、このベー
ス部に空気通路の一部をなす垂直空洞を設け、この垂直
空洞の底部を計量部より低くして垂直空洞の下方部分に
水溜め部を形成することにより、従来構造を大きく変え
ることなく、簡単な構成で水溜め部を設けることができ
る。
【0025】また、ICSバルブに上記ベース部の合わ
せ面に接触する合わせ面を有する取り付けフランジ部を
設け、ベース部の合わせ面と取り付けフランジ部の合わ
せ面の両方にまたがって位置する部分を温水通路に設け
ることにより、従来構造を大きく変えることなく、簡単
な構成でスロットルボディとICSバルブの両方を通る
温水通路を設けることができる。
【0026】更に、ベース部と取り付けフランジ部の合
わせ面における空気通路の開口部と温水通路の開口部と
をダブルリング型の一体オイルシールによりシールする
ことにより、両通路を容易に分離・隔離し、かつ空気通
路の気密を確保することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。まず、アイドル回転数制御装置として比例式ICS
バルブを備えた空気流量制御装置に本発明を適用した場
合の第1の実施例を図1〜図10を用いて説明する。
【0028】図1〜図3において、1は空気流量制御装
置の主本体である空気流量制御弁を示し、空気流量制御
弁1は横置きのスロットルボディ2を有し、スロットル
ボディ2には吸気通路の一部を構成するボア3が形成さ
れ、ボア3内にスロットルバルブ4が回転自在に支持さ
れている。また、横置きスロットルボディ2の下部には
比例式ICS(アイドル回転数制御装置)5が取り付け
られ、このICS5によりスロットルボディ2のスロッ
トルバルブ4を迂回してスロットルボディ2の上流側と
スロットルボディ2のボア3とを接続し、エンジンの状
態により空気流量を制御する。
【0029】スロットルボディ2はボア3を形成する筒
部2Aと、この筒部2Aより垂下しICSバルブ5が取
り付けられる合わせ面6を有するベース部2Bとを有
し、ベース部2Bに、底部がシールプラグ7で閉じられ
上部が開口部8で筒部2Aのボア3に連通する円筒形の
垂直空洞9が形成されている。また、垂直空洞9の側部
には開口部10が形成され、開口部10は、図4及び図
5に示すようにベース部2Bの合わせ面6に開口部11
aで開口するよう形成された長円形の空気通路11に開
口している。ここで、垂直空洞9の底部(プラグ7の上
面)は開口部10の下端よりも低く、垂直空洞9の上方
部分は空気通路9Aとなり、下方部分は水溜め部9Bと
なる。シールプラグ7の長さを変えることで水溜め部9
Bの容積を調整できる。
【0030】比例式ICSバルブ5は、計量部(後述)
を有するバルブ本体5Aと、スロットルボディ2のベー
ス部2Bの合わせ面6と組み合わさる合わせ面20を有
し、スクリュー21で固定される取り付けフランジ部5
Bとを有し、バルブ本体5Aの計量部から取り付けフラ
ンジ部5Bの合わせ面20にかけて、図6及び図7に示
すように合わせ面20に開口部23a,23bで開口す
る空気出口通路22a,22bが設けられ、空気出口通
路22a,22bの通路断面底部はそれぞれの計量部の
下端と同一レベルかそれよりも低くなっている(後
述)。
【0031】図8に比例式ICSバルブ5のバルブ本体
5Aの詳細を示す。バルブ本体5Aは、弁ハウジング2
8と、弁ハウジング28内を軸方向に移動可能な弁軸2
9と、弁軸29を駆動するための比例式ソレノイド32
とで構成されている。弁ハウジング28は入側弁室30
と2つの出側弁室31a,31bを有し、入側弁室30
と出側弁室31aとの間及び入側弁室30と出側弁室3
1bとの間に弁座33a,33bが設けられ、弁軸29
の弁座33a,33bに対面する位置に弁体34a,3
4bが設けられ、弁座33a,33bと弁体34a,3
4bとでそれぞれ計量部39a,39bを構成してい
る。また、弁軸30の両端には弁軸30を中立位置に保
つスプリング35a,35bが配装されている。更に、
弁ハウジング28の入口弁室30の部分には空気入口通
路36が形成され、空気入口通路36に図2に示すよう
に入口パイプ37が挿入固定され、弁ハウジング28の
出口弁室31a,31bの部分には前述した空気出口通
路22a,22bが形成されている。
【0032】ICSバルブ5の動作は比例式ソレノイド
32のデューティ制御によるものであり、比例式ソレノ
イド32の電磁力に応じて弁軸30を軸方向に動かすこ
とで弁座33a,33bと弁体34a,34bとで構成
される計量部39a,39bの隙間を変え、計量部39
a,39bを流れる空気量を制御する。ここで、エンジ
ン停止時に、ICSバルブの計量部39a,39bは、
通常エンジン側から吹き上ってくるカーボン等の付着を
防止するため、スプリング35a,35bの設定により
わずかに隙間がある状態に保たれる。
【0033】入口パイプ37はスロットルボディ2の上
流側、本実施例ではエアクリーナに接続される。なお、
入口パイプ37をスロットルボディ2のボア3のスロッ
トルバルブ4の上流側に接続してもよい。
【0034】ここで、空気入口通路36の下端(通路断
面邸部)Sは図2及び図8に示すように入側弁室30の
下面Bと同一レベルにある。また、空気出口通路22
a,22bは計量部39a,39bの軸心より下方に偏
心しており、その結果、空気出口通路22aの下端(通
路断面底部)Eは図6及び図8に示すように出側弁室3
1aの下面Aよりも低いレベルにあり、空気出口通路2
2bの下端(通路断面底部)Fは図7及び図8に示すよ
うに出側弁室31bの下面Dと同一レベルにある。しか
して、空気出口通路22aの通路断面底部Eは計量部3
9aの下端(弁座33bの下面)Cよりも低くなってお
り、空気出口通路22bの通路断面底部Fは計量部39
bの下端(弁座33aの下面)Aよりも低くなってい
る。
【0035】また、スロットルボディ2のベース部2B
に設けられた垂直空洞9の側部開口部10及び空気通路
11の下端Gは図2、図6及び図7に示すように空気出
口通路22a,22bの下端E,Fよりも低いレベルに
ある。
【0036】以上のように空気通路の各部のレベルを設
定することにより、比例式ICSバルブ5の計量部39
a,39bからスロットルボディ2のボア3に至る空気
通路22a,22b,11,10,9Aに、計量部39
a,39bよりも低い位置にある閉じられた底部と空気
通路9Aに開放した上部とを有する水溜め部9Bが形成
され、計量部39a,39bとこの水溜め部9Bとの間
の空気通路部分22a,22b,11,10を、計量部
39a,39bの水が水溜め部9Bに落下する排水通路
を兼ねさせている。
【0037】また、スロットルボディ2のベース部2B
とICSバルブ5の取り付けフランジ部5Bの空気通路
11の上側部分には図3に示すようにベース部2Bと取
り付けフランジ部5Bの両方を通る温水通路40が設け
られている。
【0038】温水通路40は、スロットルボディ2のベ
ース部2Bに垂直空洞9を迂回する部分41aを有する
ように形成された通路部分41と、ICSバルブ5の取
り付けフランジ部5Bに形成された通路部分42と、通
路部分41の一端側に挿入固定された入口ウォータパイ
プ43と、通路部分41の多端側に挿入固定された出口
ウォータパイプ44とからなり、通路部分41の垂直空
洞9を迂回する部分41aはベース部2Bの合わせ面6
に開口部45で開口し、通路部分42は取り付けフラン
ジ部5Bの合わせ面20に開口部46で開口する凹所と
して形成され、迂回部分41aと通路部分42とで、ベ
ース部2Bの合わせ面6と取り付けフランジ部5Bの合
わせ面20の両方に開口し、ベース部2Bと取り付けフ
ランジ部5Bの両方にまたがって位置するウォータルー
ムが構成される。合わせ面6,20において、空気通路
22a,22b,11の開口部23a,23b,11a
と温水通路40の通路部分41a,42の開口部45,
46は、図4に示すように、ベース部2Bの合わせ面6
に形成されたダブルリング溝47に装着されたダブルリ
ング型の一体オイルシールパッキン48によりシールさ
れている。ここで、オイルシールパッキン48は取り付
けフランジ部5Bをベース部2Bに固定するスクリュー
21を締め付けることにより圧縮され、ベース部2Bの
合わせ面6と取り付けフランジ部5Bの合わせ面20を
メタル接触させる。
【0039】入口ウォータパイプ43より図示しないラ
ジエターから温水が圧送され空気流量制御装置内に取り
入れられる。この温水はウォータルーム41a,42に
よりスロットルボディ2のベース部2BとICSバルブ
5の取り付けフランジ部5Bの両方を通り、熱を奪われ
た温水は出口ウォータパイプ44よりエンジン側に戻さ
れる。
【0040】次に、本実施例の空気流量制御装置の動作
を説明する。まず、エンジン始動時、エンジンの吸入負
圧がストッロルボディ2のスロットルバルブ4の下流側
に伝わり、スロットルバルブ4とボア3の壁面の予め定
められた隙間より空気が流入してくる。しかし、この空
気流量はエンジン始動時に必要な全体量の一部であり、
残りはISCバルブ5から流入し、両方の空気流量でエ
ンジンの始動混合比に寄与しめるものである。
【0041】ISCバルブ5の空気の流れを図9により
説明する。スロットルボディ2のベース部2Bの垂直空
洞9に開口部8を介してエンジンの吸入負圧が作用する
と、この負圧はISCバルブ5の空気出口通路22a,
22bに伝わり、更に計量部39a,39bに伝わる。
この負圧により、入口パイプ37をエアクリーナに接続
した本実施例では当該エアクリーナより、入口パイプ3
7をスロットルボディ2のボア3のスロットルバルブ4
の入側に接続した場合は当該スロットルバルブ4の入側
より、比例式ソレノイド32のデューティ制御に応じて
定まる計量部39a,39bの隙間に応じた流量の空気
が入口通路36を介して出口通路22a,22b、垂直
空洞9へと流入し、更にスロットルボディ2のボア3内
に流入する。
【0042】以上のように空気流量制御装置は、スロッ
トルバルブ4とボア3壁面との隙間より流入する空気量
と、ICSバルブ5の計量部39a,39bにて計量さ
れた空気量によって、エンジン回転を維持せめるもので
ある。即ち、両者からの初期の空気量によって、エンジ
ンの始動を可能ならしめ、いずれか片方の流入が停止し
てしまうと、始動困難、あるいは始動不良に陥いる。特
に、ICSバルブ5はは、アクセル操作とは関係なく、
規定量の空気量を得られるように吸気温センサ、水温セ
ンサ(又はスイッチ)からの信号により適正に制御し、
エンジンに必要な空気量を提供するものである。したが
って、初期のエンジン始動及びエンジン回転数維持には
ICSバルブ5が大きな役割を占めている。このため、
ICSバルブ5の計量部39a,39bは常に動作可能
な状態にする必要がある。
【0043】次に、本発明が課題とする水溜まりによる
ICSバルブ5の計量部39a,39bの氷結(アイシ
ング)について説明する。ISCバルブ5内に水が溜ま
るケースは2通りある。第一のケースは外部からの水侵
入である。例えばエンジンのスチーム洗浄を行った時、
エアクリーナ等にも水が入ることは十分考えられ、その
水が入口パイプ37及び入口通路36を経てISCバル
ブ5の計量部39a,39bに溜まりを生ずる。第二の
ケースは、ICSバルブ5内やスロットルボディ2のボ
ア3内壁に外気との温度及び湿度変化によって生じる結
露の場合である。特にISCバルブ5に空気を導入する
ために入口パイプ37に接続されるインナー配管は長
く、このインナー配管が入口パイプ37より高い位置に
配設された場合にその配管内で生じた結露は水滴となっ
てISCバルブ5の計量部39a,39bに溜まってく
る。また、スロットルボディ2のボア3の内壁にも結露
が生ずるため、スロットルボディ2の真下に配置された
ISCバルブ5の計量部39a,39bに当該結露も水
滴となって落下して溜まる。
【0044】そして、いずれのケースでも、計量部39
a,39bに溜まった水は当然多量の場合には計量部3
9a,39bが水没するため、そのまま急激に温度低下
すると計量部39a,39bは氷結する。また、水量は
わずかで計量部39a,39bの下端部に接触する程度
である場合にも、前述の如く計量部39a,39bには
わずかな隙間があり、この隙間を毛細管現象により水が
貼り付き、同様に計量部39a,39bは氷結する。た
だし、計量部39a,39bの弁座部33a,3bに付
着する結露程度では氷結による固着は発生しない。
【0045】次に、本実施例による2通りの水溜りによ
る氷結を防止する作用を説明する。まず、エアクリーナ
等から水が多量に侵入した場合を考える。この場合は、
上述した空気出口通路22a,22b等のレベルの設定
により、入口通路36から侵入してきた水は入側弁室3
0のB面に一担溜る。そして、水量が増加するにしたが
い弁座33bのC面を越え出側弁室31bのD面及び空
気出口通路22bのF面へと落下する。F面からは更に
空気通路11及び開口部10の下端Gに落下し、垂直空
洞9の下方部分に形成された水溜め部9Bに排水され
る。
【0046】ここで、水溜め部9Bに溜った水の処理方
法であるが、これはエンジン始動時にエンジンの吸入負
圧により直ちにスロットルボディ2のボア3を介してエ
ンジンに吸引され、エンジンの始動後は水溜め部9Bに
水は全く残らない。これは机上試験の可視化モデルで確
認されており、エンジン始動時のクランキングの低ブー
ストであっても、水溜め部9Bに溜った水は空気と共に
ほとんど吸引されてしまう。
【0047】垂直空洞9の水溜め部9Bの容積は、予め
エンジンや車両による水の最大侵入量が備蓄可能な容積
とし、シールプラグ7の長さを変えることで調節され
る。
【0048】次に、結露の場合について説明する。ま
ず、計量部39aの弁座33aと同一面をなす出側弁室
31aのA面に結露により水滴が溜まった場合、その水
は空気出口通路22aのE面へと落下し、更に空気通路
11及び開口部10の下端Gに落下し、垂直空洞9の下
方部分に形成された水溜め部9Bに排水される。また、
インナー配管内等で生じた結露による水滴は入側弁室3
0のB面に溜まるため、エアクリーナ等から水が侵入し
た場合と同様、弁座33bのC面、出側弁室31bのD
面、空気出口通路22bのF面、空気通路11及び開口
部10の下端Gへと落下し、水溜め部9Bに排水され
る。
【0049】以上により計量部39a,39bの水溜り
による氷結を防止できる。
【0050】また、エンジン始動後においてもある条件
下において空気出口通路22a,22b内の至る箇所が
瞬時に氷結を起こすことがあり、この場合、計量部39
a,39bも同様に氷結を起こすため、ICSバルブ5
からの空気が遮断されたような状態となる。これは例え
ば加速時にアイシングを起こしたときには急減速し、エ
ンストの要因となり得る。
【0051】本実施例では、上記のようにスロットルボ
ディ2とICSバルブ5の両方を通る温水通路40でス
ロットルボディ2とICSバルブ5の両者を同時に暖め
る構造としたので、エンジン始動後の水温の上昇ととも
にベース部2Bの水溜め部9BとICSバルブ5の空気
出口通と22a,22b等が同時に暖められるため、ア
イシングが防止される。
【0052】また、温水通路40のウォータルーム41
aと空気出口通路22a,22b及び空気通路11とが
同一の合わせ面6,20に開口するため、異形のダブル
リング型をした一体オイルシールパッキン48を用いる
ことで両通路を容易に分離・隔離し、かつ空気出口通路
22a,22bと空気通路11の気密を確保することが
できる。
【0053】また、オイルシールパッキン48はスクリ
ュー21を締め付けることにより圧縮され、ベース部2
Bの合わせ面6と取り付けフランジ部5Bの合わせ面2
0がメタル接触しているので、両者の伝熱が融合するこ
とで、より一層の加温効果を発揮する。
【0054】以上のように本実施例によれば、スロット
ルボディ2の下部にICSバルブ5を設けた空気流量制
御装置において、ICSバルブ5からスロットルボディ
2のボア3に至る空気通路に水溜め部9Bを設け、IC
Sバルブ5から水溜め部9Bまでの空気出口通路22
a,22b等を計量部29a,29bの水が水溜め部9
Bに落下する排水通路を兼ねさせたので、寒冷時におけ
るICSバルブ5の計量部39a,39bの氷結を防止
でき、適切な始動性を確保できる。また、スロットルボ
ディ2とICSバルブ5の両方を同時に暖める温水通路
40を設けたので、エンジン始動後においても計量部3
9a,39bのアイシングが防止され、適切な走行性能
が確保される。
【0055】また、エンジンの非作動時に水溜め部9B
に溜まった水はエンジン始動時のクランキング負圧を利
用してスロットルボディ2のボア3から瞬時にエンジン
に吸引されるので、ブローバイガスのカーボンで通路が
詰まることもなく水溜め部9Bの水は常に確実に排水さ
れ、氷結防止の高い信頼性が確保される。また、空気通
路に排水通路を兼ねさせ、水溜め部9Bからの排水に特
別な通路を設けないので、構造も極めてシンプルとな
る。
【0056】更に、水溜め部9Bの排水用の特別な通路
が不要なので、ICSバルブ5とエンジンとの間に高さ
方向の段差がなくてもスロットルボディ2の下部にIC
Sバルブ5を設けることができ、エンジンルームのレイ
アウト設計が自在にできるようになる。
【0057】また、従来、エンジンルームの洗浄に際し
ICSバルブ5に水が入らぬよう気を使った設計となっ
ているが、この面でもレイアウト設計が自在にできる。
【0058】更に、ベース部2Bに空気通路の一部をな
す垂直空洞9を設け、この垂直空洞9の底部を計量部3
9a,39bより低くして垂直空洞9の下方部分に水溜
め部9Bを形成するとともに、温水通路40にベース部
2Bの合わせ面6と取り付けフランジ部5Bの合わせ面
20の両方にまたがって位置する部分41a,42を設
けることにより、温水通路40がベース部2BとICS
バルブ5の両方を通るようにしたので、従来構造を大き
く変えることなく、簡単な構成で水溜め部9Bを設けか
つスロットルボディ2とICSバルブ5の両方を同時に
暖めることができる。
【0059】本発明の第2の実施例を図10〜図12に
より説明する。図中、図1〜図9に示した部材と同等の
部材には同じ符号を付している。
【0060】図10〜図12において、本実施例の空気
流量制御装置においては、ICSバルブ5の空気出口通
路52a,52bが計量部39a,39bの軸心より下
方に偏心しているのは第1の実施例と同じであるが、更
に、水を積極的に水溜め部9Bに排水させるため、空気
出口通路52a,52bを途中から太くして階段状の形
状としたものである。
【0061】本実施例によれば、空気出口通路52a,
52b内の水が落下し易くなり、ICSバルブ5の氷結
の防止に一層の効果がある。
【0062】本発明の第3の実施例を図13〜図16に
より説明する。図中、図1〜図9に示した部材と同等の
部材には同じ符号を付している。
【0063】図13〜図16において、本実施例の空気
流量制御装置においては、空気出口通路62a,62b
は計量部39a,39bの軸心に対して偏心させずに、
空気出口通路62a,62bの下部に排水専用の溝63
a,63bを設けることにより、空気出口通路62,6
2bと溝63a,63bとで構成される空気通路の断面
底部を計量部39a,39bの下端よりも低くしたもの
である。
【0064】本実施例によっても第1の実施例と同様の
効果が得られる。
【0065】本発明の第4の実施例を図17〜図19に
より説明する。図中、図1〜図9に示した部材と同等の
部材には同じ符号を付している。本実施例は大型車用等
に使用するリニア式ISCバルブを備えた空気流量制御
装置に本発明を適用したものである。
【0066】図17において、リニア式ISCバルブ1
05はバルブ本体105Aを有し、バルブ本体105A
は、弁ハウジング128と、弁ハウジング128内を軸
方向に移動可能な弁軸129と、弁軸129を駆動する
ための比例式ソレノイド132及び負圧ダイヤフラム機
構150とで構成されている。弁ハウジング128は入
側弁室130と出側弁室131を有し、入側弁室130
と出側弁室131との間に入側弁室130の下面B及び
出側弁室131の下面Dよりも高いレベルCを持つ弁座
133が設けられ、弁軸129の弁座133に対面する
位置に弁体134が設けられ、弁座133と弁体134
とで計量部139を構成している。また、弁軸129の
図示右側の端部には弁体134を開弁方向に付勢するス
プリング135が配装されている。更に、弁ハウジング
128の入口弁室130の部分にはスロットルボディ
(図示せず)の上流側に接続される空気入口通路136
が形成され、弁ハウジング128の出口弁室131の部
分には空気出口通路122が形成されている。
【0067】ICSバルブ105の動作は比例式ソレノ
イド132のデューティ制御によるものであり、比例式
ソレノイド132の電磁力に応じて可動部132aが移
動すると、弁軸129の端部開口129aが開き、弁軸
129の内部に設けられている負圧通路129bを通じ
て図示矢印の如くのダイヤフラム機構150内の空気が
空気出口通路122を介してエンジンの負圧に引かれ、
弁軸129を軸方向に動かすことで弁座133と弁体1
34とで構成される計量部139の隙間を変え、計量部
139を流れる空気量を制御する。ここで、エンジン停
止時に、ICSバルブの計量部139は、通常ダイヤフ
ラム機構150の力で閉じられた状態に保たれる。
【0068】ここで、空気入口通路136の入側弁室1
30につながる部分136Aは計量部139の軸心より
下方に偏心し、空気入口通路部分136Aの下端(通路
断面邸部)Sは図18に示すように入側弁室130の下
面Bと同一レベルにあり、計量部139の下端(弁座1
33の下面)Cより低いレベルにある。また、空気出口
通路122も計量部139の軸心より下方に偏心し、空
気出口通路122の下端(通路断面底部)Fは図19に
示すように出側弁室131の下面Dと同一レベルにあ
り、計量部139の下端(弁座133の下面)Cより低
いレベルにある。
【0069】スロットルボディのベース部2B側の構造
は第1の実施例と実質的に同じであり、空気出口通路1
22が開口する垂直空洞9の下方部分が水溜め部9Bと
なっている。
【0070】以上のように構成した本実施例では、計量
部139のレベルCが入側弁室130の下面B及び出側
弁室131の下面Dより高くなっているICSバルブ1
05において、空気入口通路部分136Aの下端(通路
断面邸部)Sを入側弁室130の下面Bと同一レベルに
したので、空気入口通路部分136Aは入側弁室130
と協働して入口側の水溜め部を形成し、空気入口通路1
36の上流側から侵入してきた水はこの水溜め部に一担
溜り、この水溜め部の水位が計量部139のレベルCに
上昇するまで、計量部139に水が付着するのが防止さ
れる。水溜め部の水位が計量部139のレベルCを越え
ると、その水は出側弁室131内に流れ落ち、その後は
第1の実施例と同様に空気出口通路122を介してスロ
ットルボディベース部2Bの水溜め部9Bに流れ落ち
る。
【0071】また、本実施例においても第1の実施例と
同様に温水通路を設けることができる。
【0072】なお、本構造では空気入口通路部分136
Aの水溜め部には計量部139のC面までは水が溜ま
り、このとき計量部139の下部がわずかに濡れる。し
かし、それが氷結したとしても、ソレノイド132自体
の吸引力も強くかつ負圧ダイヤフラム機構150も備え
ているため、動作不良には至ることはない。
【0073】したがって、本実施例によれば、リニア式
ISCバルブ105を備えた空気流量制御装置におい
て、第1の実施例と同様の効果が得られる。
【0074】本発明の第5の実施例を図20により説明
する。図中、図1〜図9に示した部材と同等の部材には
同じ符号を付している。本実施例はステッピングモータ
を持つISCバルブを備えた空気流量制御装置に本発明
を適用したものである。
【0075】図20において、本実施例が係わるISC
バルブ205はバルブ本体205Aを有し、バルブ本体
205Aは、弁ハウジング228と、弁ハウジング22
8内を軸方向に移動可能な弁軸229と、弁軸229を
駆動するためのステッピングモータ232と、ステッピ
ングモータ232の回転を弁軸229の直線運動に変え
るネジ機構250とで構成されている。弁ハウジング2
28は入側弁室230と出側弁室231を有し、入側弁
室230と出側弁室231との間に入側弁室230の下
面B及び出側弁室231の下面Dよりも高いレベルCを
持つ弁座233が設けられ、弁軸229の弁座233に
対面する位置に弁体234が設けられ、弁座233と弁
体234とで計量部239を構成している。また、弁ハ
ウジング228の入口弁室230の部分にはスロットル
ボディ(図示せず)の上流側に接続される空気入口通路
236が形成され、弁ハウジング228の出口弁室23
1の部分には空気出口通路222が形成されている。
【0076】ICSバルブ205の動作はステッピング
モータ232の回転数制御によるものであり、ステッピ
ングモータ232が回転するとネジ機構250によりそ
の回転が弁軸229の直線運動に変えられ、ステッピン
グモータ232の回転数に応じて弁軸229を動かすこ
とで弁座233と弁体234とで構成される計量部23
9の隙間を変え、計量部239を流れる空気量を制御す
る。ここで、エンジン停止時に、ICSバルブの計量部
239は、通常開状態に保たれる。
【0077】ここで、空気入口通路236の入側弁室2
30につながる部分236A及び空気出口通路122の
構造は図18及び図19に示す第4の実施例のものと実
質的に同じであり、空気入口通路部分236Aの下端
(通路断面邸部)Sは入側弁室230の下面Bと同一レ
ベルにあり、計量部239の下端(弁座233の下面)
Cよりも低いレベルにあり、空気出口通路222の下端
(通路断面底部)Fも出側弁室231の下面Dと同一レ
ベルにあり、計量部239の下端(弁座233の下面)
Cより低いレベルにある。空気出口通路222は下方部
分が水溜め部9Bとなる垂直空洞9に開口している(図
19参照)。
【0078】ステッピングモータ232を備えたICS
バルブ205も、計量部239が水で完全に没し氷結し
てしまうと弁体234が動かなくなってしまうが、本実
施例においても空気入口通路部分236Aは入側弁室2
30と協働して入口側の水溜め部を形成し、計量部23
9に水が付着するのを最小限に抑えるとともに、出側弁
室232に流れ落ちた水は空気出口通路222を介して
スロットルボディベース部2Bの水溜め部9Bに流れ落
ちるので、第1の実施例と同様に計量部の氷結を防止す
ることができる。
【0079】なお、本実施例でも第4の実施例と同様に
計量部239の下部がわずかに濡れるが、ステッピング
モータの駆動トルクが大きいので、動作不良には至るこ
とはない。
【0080】本発明の第6の実施例を図21により説明
する。図中、図1〜図9に示した部材と同等の部材には
同じ符号を付している。本実施例はロータリタイプのI
SCバルブを備えた空気流量制御装置に本発明を適用し
たものである。
【0081】図21において、本実施例が係わるISC
バルブ305はバルブ本体305Aと取り付けフランジ
部305Bを有し、バルブ本体305Aは、弁ハウジン
グ328と、弁ハウジング328内を回動可能なロータ
リタイプの弁体334と、弁軸329を駆動する図示し
ないステッピングモータとで構成され、弁ハウジング3
28は弁室331を有し、弁室331内に弁体334が
位置し計量部339を構成している。また、弁ハウジン
グ328の弁室331の部分にはスロットルボディ2の
スロットルバルブ4の上流側に接続される空気入口通路
336と、スロットルボディベース部2Bの垂直空洞9
に開口する空気出口通路322が形成されている。
【0082】ここで、空気出口通路322の下端(通路
断面底部)Fは計量部339の下端である弁室331の
下面Dと同一レベルにある。
【0083】ロータリタイプのICSバルブ305は、
回転する弁体334と弁ハウジング328の内壁との隙
間351が狭いため、計量部339に水が溜まると隙間
351に水が侵入し、その水が氷結すると弁体334が
動かなくなってしまう。本実施例では、計量部339に
侵入した水は空気出口通路322を介してスロットルボ
ディベース部2Bの水溜め部9Bに流れ落ちるので、第
1の実施例と同様に計量部の氷結を防止することができ
る。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、スロットルボディの下
部にアイドル回転数制御装置を設けた空気流量制御装置
において、寒冷時におけるアイドル回転数制御装置の計
量部の氷結を防止でき、適切な始動性を確保できる。ま
た、エンジン始動時のクランキング負圧を利用して水溜
め部に溜まった水をスロットルボディのボアからエンジ
ンに吸引させるので、ブローバイガスのカーボンで通路
が詰まることもなく、氷結防止の高い信頼性が確保され
る。また、水溜め部からの排水に特別な通路を設ける必
要がないので、構造も極めてシンプルとなる。更に、水
溜め部の排水に特別な通路を設ける必要がないので、エ
ンジンルームのレイアウト設計の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による空気流量制御装置
の正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1に示す空気流量制御装置のスロットルボデ
ィとICSバルブを分解して示す図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図1のVI−VI線断面図である。
【図7】図1のVII−VII線断面図である。
【図8】図1に示す空気流量制御装置のICSバルブの
縦断面図である。
【図9】図1に示す空気流量制御装置の通路全体のレイ
アウトを示す配管図である。
【図10】本発明の第2の実施例による空気流量制御装
置の図6と同様な断面図である。
【図11】本発明の第2の実施例による空気流量制御装
置の図7と同様な断面図である。
【図12】本発明の第2の実施例による空気流量制御装
置の図9と同様な配管図である。
【図13】本発明の第3の実施例による空気流量制御装
置の図6と同様な断面図である。
【図14】図13に示す空気出口通路の断面図である。
【図15】本発明の第3の実施例による空気流量制御装
置の図7と同様な断面図である。
【図16】図15に示す空気出口通路の断面図である。
【図17】本発明の第4の実施例による空気流量制御装
置のICSバルブの縦断面図である。
【図18】図17のXIIV−XIIX線断面図である。
【図19】図17のXIX−XIX線断面図である。
【図20】本発明の第5の実施例による空気流量制御装
置のICSバルブの縦断面図である。
【図21】本発明の第6の実施例による空気流量制御装
置の図2と類似の断面図である。
【符号の説明】
1:空気流量制御装置 2:スロットルボディ 2A:筒部 2B:ベース部 3:ボア 4:スロットルバルブ 5:ICSバルブ(アイドル回転数制御装置) 6:合わせ面 7:シールプラグ 9:垂直空洞 9A:空気通路 9B:水溜め部 11:空気通路 20:合わせ面 22a,22b:空気出口通路 28:弁ハウジング 29:弁軸 30:入側弁室 31a,31b:出側弁室 32:比例ソレノイド 33a,33b:弁座 34a,34b:弁体 36:空気入口通路 37:入口パイプ 39a,39b:計量部 40:温水通路 45,46:温水通路の開口部 48:オイルシールパッキン
フロントページの続き (72)発明者 玉木 繁夫 茨城県ひたちなか市大字高場字鹿島谷津 2477番地3日立オートモティブエンジニ アリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−127535(JP,A) 特開 平7−77108(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/10

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルボディの下部にアイドル回転
    数制御装置を取り付け、このアイドル回転数制御装置に
    よりスロットルボディのボア内に設けられた絞り弁を迂
    回してスロットルボディの上流側とスロットルボディの
    ボアとを接続し、エンジンの状態により空気流量を制御
    する空気流量制御装置において、 前記アイドル回転数制御装置の計量部から前記スロット
    ルボディのボアに至る空気通路に、前記計量部よりも低
    い位置にある閉じられた底部と前記空気通路に開放した
    上部とを有する水溜め部を形成し、前記計量部とこの水
    溜め部との間の空気通路部分を、前記計量部の水が前記
    水溜め部に落下する排水通路を兼ねさせたことを特徴と
    するエンジンの空気流量制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気流量制御装置におい
    て、前記アイドル回転数制御装置の計量部と前記水溜め
    部との間の空気通路部分の通路断面底部を前記計量部の
    下端と同一レベルかそれよりも低くしたことを特徴とす
    るエンジンの空気流量制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の空気流量制御装置におい
    て、前記アイドル回転数制御装置の計量部と前記水溜め
    部との間の空気通路部分を前記計量部の軸心より下方に
    偏心させたことを特徴とするエンジンの空気流量制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の空気流量制御装置におい
    て、前記計量部の入り側の空気通路の該計量部につなが
    る部分に、前記計量部の下端と同一レベルかそれよりも
    低い底部を有するもう1つの水溜め部を設けたことを特
    徴とするエンジンの空気流量制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の空気流量制御装置におい
    て、前記スロットルボディと前記アイドル回転数制御装
    置の両方を通る温水通路を設けたことを特徴とするエン
    ジンの空気流量制御装置。
  6. 【請求項6】 スロットルボディの下部にアイドル回転
    数制御装置を取り付け、このアイドル回転数制御装置に
    よりスロットルボディのボア内に設けられた絞り弁を迂
    回してスロットルボディの上流側とスロットルボディの
    ボアとを接続し、エンジンの状態により空気流量を制御
    する空気流量制御装置において、 前記スロットルボディは前記ボアを形成する筒部と、こ
    の筒部より垂下し前記アイドル回転数制御装置が取り付
    けられるベース部とを有し、前記ベース部に前記アイド
    ル回転数制御装置の計量部から前記スロットルボディの
    ボアに至る空気通路の一部をなす垂直空洞を設け、この
    垂直空洞の底部を前記計量部より低くして垂直空洞の下
    方部分に水溜め部を形成し、前記計量部とこの水溜め部
    との間の空気通路部分を、前記計量部の水が前記水溜め
    部に落下する排水通路を兼ねさせたことを特徴とするエ
    ンジンの空気流量制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の空気流量制御装置におい
    て、前記アイドル回転数制御装置の計量部と前記水溜め
    部との間の空気通路部分の通路断面底部を前記計量部の
    下端と同一レベルかそれよりも低くしたことを特徴とす
    るエンジンの空気流量制御装置。
  8. 【請求項8】 スロットルボディの下部にアイドル回転
    数制御装置を取り付け、このアイドル回転数制御装置に
    よりスロットルボディのボア内に設けられた絞り弁を迂
    回してスロットルボディの上流側とスロットルボディの
    ボアとを接続し、エンジンの状態により空気流量を制御
    する空気流量制御装置のスロットルボディにおいて、 前記ボアを形成する筒部と、この筒部より垂下し前記ア
    イドル回転数制御装置が取り付けられる合わせ面を有す
    るベース部とを有し、前記ベース部に、低部が閉じられ
    上部が前記筒部のボアに連通しかつ側部が前記合わせ面
    に開口した垂直空洞を設け、前記垂直空洞の低部を前記
    合わせ面への開口部の下端よりも低くして垂直空洞の下
    方部分に水溜め部を形成したことを特徴とするエンジン
    の空気流量制御装置。
  9. 【請求項9】 スロットルボディの下部にアイドル回転
    数制御装置を取り付け、このアイドル回転数制御装置に
    よりスロットルボディのボア内に設けられた絞り弁を迂
    回してスロットルボディの上流側とスロットルボディの
    ボアとを接続し、エンジンの状態により空気流量を制御
    する空気流量制御装置のアイドル回転数制御装置におい
    て、 前記スロットルボディの筒部より垂下するベース部の合
    わせ面に組合わさる合わせ面を有する取り付けフランジ
    部と、前記アイドル回転数制御装置の計量部から前記取
    り付けフランジ部の合わせ面にかけて設けられ、当該合
    わせ面に開口する空気通路とを備え、この空気通路の通
    路断面底部を前記計量部の下端と同一レベルかそれより
    も低くしたことを特徴とするアイドル回転数制御装置。
  10. 【請求項10】 スロットルボディの下部にアイドル回
    転数制御装置を取り付け、このアイドル回転数制御装置
    によりスロットルボディのボア内に設けられた絞り弁を
    迂回してスロットルボディの上流側とスロットルボディ
    のボアとを接続し、エンジンの状態により空気流量を制
    御する空気流量制御装置において、 前記スロットルボディと前記アイドル回転数制御装置の
    両方を通る温水通路を設けたことを特徴とするエンジン
    の空気流量制御装置。
  11. 【請求項11】 スロットルボディの下部にアイドル回
    転数制御装置を取り付け、このアイドル回転数制御装置
    によりスロットルボディのボア内に設けられた絞り弁を
    迂回してスロットルボディの上流側とスロットルボディ
    のボアとを接続し、エンジンの状態により空気流量を制
    御する空気流量制御装置において、 前記スロットルボディと前記アイドル回転数制御装置の
    両方を通る温水通路を設け、前記スロットルボディは前
    記ボアを形成する筒部と、この筒部より垂下し前記アイ
    ドル回転数制御装置が取り付けられる合わせ面を有する
    ベース部とを有し、前記アイドル回転数制御装置は前記
    ベース部の合わせ面に取り付けられ合わせ面を有する取
    り付けフランジ部を有し、前記温水通路は、前記ベース
    部の合わせ面と前記取り付けフランジ部の合わせ面の両
    方に開口し、前記ベース部と前記取り付けフランジ部の
    両方にまたがって位置する部分を有することを特徴とす
    るエンジンの空気流量制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の空気流量制御装置に
    おいて、前記スロットルボディのベース部に前記アイド
    ル回転数制御装置の計量部から前記スロットルボディの
    ボアに至る空気通路の一部を構成する垂直空洞を設け、
    この垂直空洞の底部を前記計量部より低くして垂直空洞
    の下方部分に水溜め部を形成し、前記計量部とこの水溜
    め部との間の空気通路部分を、前記計量部の水が前記水
    溜め部に落下する排水通路を兼ねさせたことを特徴とす
    るエンジンの空気流量制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の空気流量制御装置に
    おいて、前記スロットルボディのベース部に前記アイド
    ル回転数制御装置の計量部からスロットルボディのボア
    に至る空気通路の一部をなし、前記合わせ面に開口する
    空気通路を形成し、前記アイドル回転数制御装置に前記
    計量部からスロットルボディのボアに至る空気通路の残
    りの一部をなし、前記取り付けフランジ部の合わせ面に
    開口する空気通路を形成し、前記合わせ面での空気通路
    の開口部と温水通路の開口部とをダブルリング型の一体
    オイルシールによりシールしたことを特徴とするエンジ
    ンの空気流量制御装置。
  14. 【請求項14】 スロットルボディの下部にアイドル回
    転数制御装置を取り付け、このアイドル回転数制御装置
    によりスロットルボディのボア内に設けられた絞り弁を
    迂回してスロットルボディの上流側とスロットルボディ
    のボアとを接続し、エンジンの状態により空気流量を制
    御する空気流量制御装置の水抜き方法において、 エンジンの非作動時に前記アイドル回転数制御装置の計
    量部の水を、該計量部から前記スロットルボディのボア
    に至る空気通路に設けられた水溜め部に集結し、エンジ
    ン始動時に前記水溜め部に集結した水をクランキング吸
    気負圧で前記スロットルボディのボアを介して吸引排出
    することを特徴とする空気流量制御装置の水抜き方法。
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