JP3162662U - 外部と家庭や事務所との通信機器の接続箇所を閉塞する光コンセント - Google Patents

外部と家庭や事務所との通信機器の接続箇所を閉塞する光コンセント Download PDF

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Abstract

【課題】設置される光アダプタの保護を行い、光アダプタに備えた半挿しを示す色識別機能を損ずることなく、外部から充分に見易くして、ラッチ機構の半挿しの当接状態を外部から視認できる光コンセントを提供する。【解決手段】光アダプタ収容部が、表面にフェイスプレート表示窓62を有し、このフェイスプレート表示窓は光アダプタ1の監視箱24に設けられてラッチ機構の半挿しを色識別表示する表示窓に対向対応して形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、家庭や事務所の壁に取り付けられ、外部と家庭や事務所との通信機器の接続箇所を閉塞する光コンセントに関する。
外部と家庭や事務所との通信機器の接続箇所を閉塞するために、接続箇所が設けられる家庭や事務所の壁(柱その他の部分を含む。)に光コンセントが設けられる。このようにして、接続に伴う安全確保及び接続機器の保護が図られている。特に光ファイバシステムを利用した情報が各家庭や事務所に配信されるようになってきたことに伴い、光ファイバの接続に用いられる光アダプタの保護は支障がなく通信を行うために光コンセントの設置は必須なものとなっている。
特許公報1には、このような目的で使用される光コンセントユニットのフロントカバーが記載されており、当該公報には、ユニット本体又は情報コンセントのフェイスプレートに対し、係止状態とすること、また係止状態を解除して下部側から光コネクタの光接続部分への差し込みを可能にした開状態を形成することが記載されている。
特開2006−98793号公報
上述したように、光ファイバシステムを利用した情報が各家庭や事務所に配信されるようになってきたことに伴い、光ファイバの接続に用いられる光アダプタを家庭や事務所の壁に取り付ける取り付け工事が増加している。光アダプタには接合のために内部にラッチ機構が内蔵される。取り付け工事の際に、ラッチ機構に用いられるラッチ同士の係合が正常になされず、半挿しと呼ばれる双方のラッチの頭部先端同士が当接しているが係合していない状態が派生することがある。このような不都合な半挿し状態はつまみによる光ファイバの挿入の不完全さによるものであるので、挿入状態をつまみに設けた白線標示や赤矢印標示の標示状態を作業員が見ることで、接合状態を判断している。しかしながら、多くの場合、光コンセントは家庭や事務所の壁の下方部であって隅に設けられており、標示を見落しがちとなって、接合が半挿しの状態にありながら取り付け工事が終了したとされることが生じている。上述した特許文献に記載された技術ではこの状況に対応することは出来ない。
上述の不都合な取り付け工事を防止するために、本出願人の考案者等は、先に光アダプタが光アダプタ内に収容されたラッチ機構の係合及び半挿しの当接状態を監視する監視箱を備え、該監視箱の表面に前記ラッチ機構の係合及び半挿しの当接状態を色別表示する表示窓を形成することを内容とする発明をなして特許出願を行った(特願2010−135594)。
本考案は、前述した光アダプタについての発明を光コンセントに適用した場合に、設置される光アダプタの保護を行い、当該光アダプタに備えた半挿しを示す色識別機能を損ずることなく、外部から充分に見易くして、ラッチ機構の半挿しの当接状態を外部から視認させることのできる光コンセントを提供することを目的とする。
本考案は、家庭や事務所の壁に取り付けられ、外部と家庭や事務所との通信機器の接続箇所を閉塞する光コンセントであって、
フェイスプレートと、
該フェイスプレートもしくは該フェイスプレートとは別体アダプタベースに一体成形で形成されて、光アダプタを収容する光アダプタ収容部と、
光アダプタが光アダプタ内に収容されたラッチ機構の係合及び半挿しの当接状態を監視する監視箱を備え、該監視箱の表面に前記ラッチ機構の係合及び半挿しの当接状態を色識別表示する表示窓を形成するものであって、
前記光アダプタ収容部が、表面に形成された、前記表示窓に対向し対応する位置に該表示窓による表示を外部から視認させることのできるフェイスプレート表示窓を1個以上有すること
を特徴とする光コンセントを提供する。
本発明はまた、前記光コンセントであって、前記フェイスプレート表示窓が前記表示窓よりも面積を大きくして前記光アダプタ収容部の前方表面もしくは側方表面に形成されていることを特徴とする光コンセントを提供する。
本発明はまた、前記光コンセントであって、前記フェイスプレートが前記光アダプタ収容部と並列した形で、他の接続用の差し込み口を形成することを特徴とする光コンセントを提供する。
本考案は、上述したように前記光アダプタ収容部が、表面に形成された、前記標示窓に対向し対応する位置に該表示窓による表示を外部から視認できるフェイスプレート表示窓を設けているので、前述した光アダプタについての発明を光コンセントに適用した場合に、設置された光アダプタの保護を行い、当該光アダプタの有する色識別機能を損じることなく、外部から充分に見易くして、半挿しの当接状態を外部から視認させることのできる光コンセントを提供することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本考案の実施例であるコンセントと呼ばれるタイプの構造を示す図であり、図1は本考案の実施例の実施例の上方から見た平面図、図2は右方側面図である。
本考案の実施例である光コンセントは、家庭や事務所の壁に取り付けられ、外部と家庭や事務所との通信機器の接続箇所の閉塞に用いられる光コンセントであり、後述する光アダプタ1を収納し、接続箇所の美感を向上させる機能を有する。(以下、光コンセントという)。
これらの図において光コンセント51は、薄い厚さの樹脂製のフェイスプレート52から形成され、このフェイスプレート52は、片側半分の領域に形成された差し込み口部53及び他方側半分の領域に形成された光アダプタ収容部54を有する。本例では、左側半分の領域に差し込み口部53を成形した例を示しているが、この差し込み口部53を設けることなく、フェイスプレート52に光アダプタ収容部54のみを設けるようにしてもよい。
差し込み口部53は、その内側にLAN、同軸や電源ケーブル用の3つの差し込み口55が形成してあり、使用前にはこれらの差し込み口55は差し込み口カバー56によって、閉塞されている。差し込み口カバー56は、その周囲が多数の孔の並列された枠構成として強度が弱いものとされ、作業員が容易に取り外すことができる。使用されない差し込み口らは差し込み口カバー56が設置された状態が保持される。
光アダプタ収容部54は、フェイスプレート52の基板から外方に突出した形状で形成される。従って、光アダプタ収容部54は、表面から見ると54側に側面を備えた箱状で、裏側から見ると窪み状の空間がある形状とされ、この空間部には光アダプタ1を収容可能である。
光アダプタ収容部54の下側面には、光アダプタ1を挿入設置するための溝あるいは挿入孔61が形成してあり、この溝あるいは挿入孔61を介して光アダプタ1が光アダプタ収容部54に収容される。
光アダプタ収容部54に収容された光アダプタ1は、光アダプタ1及び光アダプタ収容
部54の双方に付属形成したフランジを用いてフェイスプレート52に固着される。
光アダプタ1の詳細構成については後述するが、光アダプタ1は、監視箱24を備え、
この監視箱24には表示窓36が形成される。このように光アダプタ収容部54に収容される光アダプタ1は、光アダプタ内に収容されたラッチ機構の係合が半挿しの当接状態を監視する監視箱24を備え、この監視箱24の表面に前記ラッチ機構の係合及び半挿しの当接状態を色識別表示する表示窓36を形成している。
コンセントタイプの光コンセント51にあっては、ケーブル60は家庭もしくは事務所の壁を貫通して外部に取り出される。
本例の光アダプタ収容部54は、この光アダプタ1を収容し、フェイスプレート52かもしくは光アダプタベースに固定するためのものであり、その表面に形成された、上述の表示窓36に対向し対応する位置にこの表示窓36による表示を外部から視認させることのできるフェイスプレート表示窓62を1個以上有することを特徴としている。
図3は、図1の変形例であり、図1の例に比べて表示窓が表示窓62に加えて他の表示窓62Aを追加したことが図1の例と異なっている。表示窓62Aは、他側に設けた監視窓24Aに対応し、この監視窓24に設けた表示窓36Aに対向対応して設けてある。設け方については、表示窓62と同様である。
図4は、光アダプタ1がフェイスプレート52とは別体の光アダプタベース71に固定されたときの光コンセント51の例を示す。光コンセント51のフランジ10,10Aが光アダプタベース71に設けた固定片72,72A,73によって固定されている。図4に示すように、固定片72,72Aは右側のフランジ10,10Aの両側にてこれらをかかえ込むようにして配設され、固定片73は左側のフランジ10,10Aの端部を押さえ込むようにして配設される。このように、光アダプタ1は3点支持によって光アダプタベース71に固定される。他の構成については図1と同様である。
この例の場合、図5に示すように、光アダプタベース71の上にフェイスプレート74が被せられる。フェイスプレート74には図1に示すと同様にフェイスプレート74は、差し込み口53、差し込み口55、差し込み口カバー56を備える。
以下、本例に用いる光アダプタ1の構造について説明する。
図4は、光アダプタ1に光コネクタ2Aが挿入され、双方のラッチ同士が係合(嵌合ともいう。)されて、光コネクタの正常接続がなされた状態(左半分)、及び光コネクタ2が挿入され、双方のラッチ同士が係合することなく当接した状態(係合の不成立状態で右半分)を示す。
図5は、図4の外観図を示し、図5及び図4において、光コネクタ2、2Aは光ファイバ3、3Aを内蔵する。図4においては、光コネクタ2、2Aの一部、及び光ファイバケーブルの図示を割愛した状態を示す。
図4において、光アダプタ1は、外部のアダプタ本体4、内部中央に挿入された光コネクタ2、2Aのフエルール5及びフエルール5Aをアダプタ本体4に固定するアダプタスリーブ6から構成される。アダプタスリーブ6は、長手方向に延在する内側のスリーブ8と内側のアダプタラッチ9とこれらの支持部7からなり、スリーブ8はその内側に収容された割スリーブ12を保持する。割スリーブは、双方のフエルール5、5Aの軸合わせをして固定する。アダプタラッチ9は板状に伸びその先端に内方に突出する頭部9Aを備える。
このように、光アダプタ1には、スリーブ8を備えたアダプタスリーブ6が内部に設けられ、アダプタスリーブ6は割スリーブ12を保持し、割スリーブ12の中に光コネクタ2、2Aに設けたフエルール5、5Aが保持される。
上述のように、光コネクタ2は、軸中心に接続部となる光ファイバを収容するフエルール5を備える。フエルール5の外部にフエルール5を保持する機能を備えたハウジング11が設けられる。ハウジング11の一部は、スリーブ8とアダプタラッチ9との間に収まり、フエルール5はスリーブ8及び割スリーブ12の内側に収まる。フエルール5は、フエルールフランジ15を備え、フエルールフランジ15の外側にハウジング11に固定されるストップリング16が設けられ、ストップリング16とフエルールフランジ15との間の空間にスプリング17が配設される。このようにして、フエルール5はフエルールフランジ15を介してスプリング17によって押圧され、フエルール5Aとの間の接合がなされることになる。アダプタ本体4の外方にはハウジング11が配設され、アダプタ本体4の長手方向の先端の開口に向けて装着されるつまみ14が配設される。つまみ14が開口に向けて装着され、他方側につまみ板状部14´が備えられ、ハウジング11を長手方向に摺動させる。ハウジング11の摺動に伴って、アダプタラッチ9が移動する。
内方向に向けて突出するアダプタラッチ9の頭部9Aに対向する形でハウジング11には外方に向けて突起した頭部19が形成される。この頭部19はコネクタラッチ13を形成する。アダプタラッチ9とコネクタラッチ13の係合によってラッチ係合機構が形成され、ラッチ係合が成されることになる。なお、頭部19は突出しない平面状形成であっても係合のための段差を持てばよい。つまみ14が用いられてコネクタラッチ13が光アダプタ1の内方へ挿入されるに伴なってつまみ板状部14´に乗り上げて超え、更にコネクタラッチ13の頭部19がアダプタラッチ9の頭部9Aを超え、アダプタラッチ9のコネクタラッチ13への係合が頭部同士の水平方向の段差による係合によってなされる。この係合の接続の状態が、上述したように、左半分に光コネクタ2Aと光アダプタ1との係合状態として示される。このように2つの頭部はラッチ係合部、すなわち前述のようにラッチ係合機構を構成する。
この係合がなされず、コネクタラッチ13の頭部19がつまみ板状部14´に乗り上げた状態あるいは2つの頭部が垂直方向に当接するにとどまっている場合がある。この状態が半挿し(半ラッチ)と呼ばれる状態であり、右半分に光コネクタ2と光アダプタ1との半挿しの状態が示される。
係合状態と半挿しの状態とでは水平方向のスライド量の差は極めて小さく、取り付け工事時に用いられる白線標示による係合状態確認を見落としかねない。
半挿しによる接続不良は、
1)接続時の双方の頭部係合によるカチッとなるまで押し込んでいない場合
2)接続後につまみ14を引戻しすることで、半挿し状態になる場合
に生じる。
以下の構成によって係合状態確認の見落しが視認され、防止される。
ハウジング4にはラッチ係合部に対向、対応する位置に通過孔20、すなわち窓が設けられる。
光アダプタラッチ9の頭部9Aに連動する連結子21が設けられる。連結子21は、光アダプタ1に一体的に成形あるいは固着された監視箱24内に配設される。
連結子21は、頭部9Aに、頭部9Aの方向とは反対方向に延在して設けられた第1の連結子部22とこの第1の連結子部22の延在方向(頭部9A方向)に形成された第2の連結子部23とから構成される。そして、連結子21、すなわち第1の連結子部22は、通過孔20を通過してハウジング1の外方に配設された構成となる。このように、第1の連結子部22は通過孔20から外方へ突出する。
アダプタラッチ9とは別体の第1の連結子部22と第2の連結子部23とで構成される。第1の連結子部22と第2の連結子部23は双方の頭部の当接によって回動される。第2の連結子部23は、監視箱24に固着された回転支点部を有し、その回転支点31を中心として回動可能であり、回動可能な第1の連結子部22の先端が頭部9Aに当接する。従って、この例では回転支点31を中心にして連結子部21は回転する。連結子部21は、回転支点の反対側に、板ばね33を備える。板ばね33は常に連結子部21がアダプタラッチ9の頭部9Aに接触するように作用する。
本例では第1の連結子部22と第2の連結子部23とは一体構成とし、第1の連結子部22がアダプタラッチ9の頭部9Aに接触するようにしているが、第1の連結子部22と第2の連結子部23とを別体のものとして第1の連結子部22を頭部9Aと一体のものとすることによっても、同等の機能をもつものとすることができる。ただ、本例の場合の方が、組立加工が容易で、既存のアダプタラッチ9を使用できるメリットがある。
第2の連結子部23は、その先端に識別表示部25を備える。
識別表示部25は、1つの部品からなり、先端側に黄色か緑色の色彩の施された表示部(黄又は緑色彩表示部)26、根本側に赤色の色彩の施された表示部(赤色色彩表示部)27からなる。他の色彩を用いてもよい。また、識別表示部25を色ごとに2つの部材で形成してもよい。このように形成された識別表示部25は、監視箱24内を時計の回転方向に回転可能とされる。すなわち、初期の角度から所定の角度回転可能とされる。時計方向逆回転としてもよい。
なお、ここでは第1の連結子部22及び第2の連結子部23のように表現したが、一つの部材で形成して全体が連結子部21として表現することができる。
正常接続の状態にある場合には、2つの頭部は正常に係合しているので、2つの頭部は長手方向である水平方向に同一高さの真横に位置していてコネクタラッチ13の頭部19が頭部13Aによって外方に向けて浮き上がり動作されていない。アダプタラッチ9は支持部7を支点とした回動するが、2つの頭部が保持することで元の状態に復帰し、頭部19を浮き上がらせない。このため、識別表示部25は、赤色色彩表示部27Aが壁内面に近傍にあって、所定の角度を示す位置の正常位置にあり、正常状態を表示する。この正常状態は監視箱24の外側から視認され得る。
半挿しの状態にある場合には、2つの頭部は正常に係合していないので、頭部9Aは頭部19に乗りあげ、アダプタラッチ9は湾曲する。これによって、図に示すように2つの頭部の先端同士で接触し、頭部19が頭部13Aによって外方向に向けて頭部13Aの有する高さだけ浮き上がり動作される。この状態では、アダプタラッチ9は支持部7を支点として回動し、光アダプタラッチは、上述したように板状部と頭部19で構成されており、当接時に板状部の回動し、頭部9Aによって頭部19は浮き上がり動作が可能となる。半挿しから更に挿入されるとラッチ機構が構成され、正常状態となる。
頭部19の浮き上がり動作に伴なって第1の連結子部22は、通過孔20を外方に移動動作し、板状部の回動に伴って第2の連結子部23を回動動作させる。ここで浮き上がりというわずかな動作量の直線動作が大きな動作量の回転動作に変換される。回動する第2の連結子部23の長さは浮き上がりを示す第1の連結子部22の長さに比して長く形成してあり、第1の連結子部22の浮き上がり動作による動作量は、第2の連結子部23の回動機能によって増幅した増幅量として示され、識別表示部25は、回転方向の増幅動作表示によって半挿しの状態を確実に表示することになる。外部から増幅動作表示は視認し易いものとなる。
このように、コネクタラッチ13の頭部19がアダプタラッチ9の頭部9Aに係合することなく当接したときに、アダプタラッチ9の頭部9Aが光コネクタラッチ13の頭部19を浮き上がり動作され、半挿しの状態位置についてのアダプタラッチ9の浮き上がり動作量を機械的に回転増幅させることができ、識別表示部25は、この回転動作量の位置を色別表示することになる。連結子21の動作に伴って、識別表示部25は、動作表示に際して外方に向けての直線動作を回転方向への回転動作に変更して示すので、角度方向を指向して、視認しやすい動作をする特徴がある。また、垂直方向の高さを大きくしないで済む利点がある。
図6に示すように、色別表示以外の表示方法であってもよい。第2の連結子部23すなわち連結子部21の先端が監視箱24上に形成した監視窓36のON、OFF表示部29にON、OFF表示するようにして動作を視認できるようにする。これによって、ON、OFFを監視箱24の外方から監視窓36を介して監視することができる。
図7は、識別表示の他の例を示す断面図である。
この例にあっては、監視箱24の頂上付近に監視窓36、すなわち監視孔が形成してある。連結子21が回動すると、黄色又は緑色色彩表示部26の黄色又は緑色が外部から識別できるようになる。
なお、この例では第1の連結子部22と第2の連結子部23とは別体構成としてある。
図8は、第2の実施例を示す。第1の実施例と同一の構成については同一の番号が付してあり、同一の番号の付された構成については第1の実施例の説明を援用するものとし、ここでは第1の実施例と異なる構成について主に説明することとする。
図9に示す例はローゼットと呼ばれているタイプに関しての光コンセント51を示す。ローゼットタイプの光コンセント51にあっては、第1の実施例に示すようなLANや同軸や電源ケーブル用差し込み口が設けられていない。そのため、第1の実施例にはあった左側半分の領域の本体部分がなく、小型化されている。そしてこのローゼットタイプの光コンセント51にあっては、ケーブル60は前述のように壁を貫通した構造は採用されず、フェイスプレート52(この場合、ローゼットカバーと呼ばれる)から外へ出ていく構造とされる。
このローゼットタイプの光コンセント51は光アダプタ1を収容する光アダプタ固定部と、光アダプタ1が、光アダプタ内に収容されたラッチ機構の係合及び半挿しの当接状態を監視する監視箱24を備え、この監視箱の表面にラッチ機構の係合及び半挿しの当接状態を色識別表示する表示窓36を形成するものであって、光アダプタ収容部54が、表面に形成されて、表示窓24に対向し対応する位置に該表示窓24による表示を外部から視認させることのできるフェイスプレート表示窓62を有する。
図11は、図3の例にならって図10のローゼットタイプの光コンセント51に2つの表示窓62,62Aを設けた例である。他の構成については図10と同様であり、繰り返して説明しない。
本考案の実施例の構成を示す表側からの平面図。 本考案の実施例の構成の右側面図。 図1の変形例の構成を示す図。 光アダプタベースに光コネクタを設けた例の構成を示す図。 図4の例にフェイスプレートをかぶせた例の構成を示す図。 光アダプタの構成を示す図。 図4に示す光アダプタの外観を示す図。 識別表示の例を示す図。 他の識別表示の例を示す図。 本考案の他の実施例の構成を示す平面図。 図10の変形例の構成を示す平面図。
1…光アダプタ、24…監視箱、36…監視窓(監視孔)、51…光コンセント、52…フェイスプレート、53…挿し込み口部、56…差し込み口カバー、61…溝あるいは挿入孔、62…表示窓。

Claims (3)

  1. 家庭や事務所の壁に取り付けられ、外部と家庭や事務所との電気あるいは通信機器の接続箇所を閉塞する光コンセントであって、
    フェイスプレートと、
    光アダプタを収容する光アダプタ収容部と、
    光アダプタが光アダプタ内に収容されたラッチ機構の係合及び半挿しの当接状態を監視する監視箱を備え、該監視箱の表面に前記ラッチ機構の係合及び半挿しの当接状態を色識別表示する表示窓を形成するものであって、
    前記光アダプタ収容部が、表面に形成された、前記表示窓に対向し対応する位置に該表示窓による表示を外部から視認させることのできるフェイスプレート表示窓を有することを特徴とする光コンセント。
  2. 請求項1に記載した光コンセントであって、前記フェイスプレート表示窓が前記表示窓よりも面積を大きくして前記光アダプタ収容部の前方表面もしくは側方表面に形成されていることを特徴とする光コンセント。
  3. 請求項1に記載した光コンセントであって、前記フェイスプレートが前記光アダプタ収容部と並列した形で、他の接続用の差し込み口を形成することを特徴とする光コンセント。
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