JP3160825B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

Info

Publication number
JP3160825B2
JP3160825B2 JP10412893A JP10412893A JP3160825B2 JP 3160825 B2 JP3160825 B2 JP 3160825B2 JP 10412893 A JP10412893 A JP 10412893A JP 10412893 A JP10412893 A JP 10412893A JP 3160825 B2 JP3160825 B2 JP 3160825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
demonstration
power
heating
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10412893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06313561A (ja
Inventor
孝博 金井
勉 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP10412893A priority Critical patent/JP3160825B2/ja
Publication of JPH06313561A publication Critical patent/JPH06313561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3160825B2 publication Critical patent/JP3160825B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加熱調理器に関し、
特に例えば店頭における販売活動を行うためのデモンス
トレーション機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11及び図12は例えば実公平3−1
7134号公報に示された従来の加熱調理器の操作パネ
ル及び回路図であり、図において、1はマグネトロン
(高周波加熱装置)、2はヒータ、3はマグネトロン1
およびヒータ2と電源との間に接続された接点3aを開
閉するリレー、4はリレー3を制御するマイクロコンピ
ュータ、5はキー群で、調理キー5a、食品の仕上りを
強くする強キー5b、時計をセットする時計キー5c等
がある。6はキー群5を配置した操作パネルである。所
で、例えば店頭などでお客様に調理動作を説明する時な
ど、通常数台同時に動作させるので、負荷のマグネトロ
ン(高周波加熱装置)を動作させると、電力過供給とな
り、ブレーカー等が動作してしまう。このような問題を
解決するため、上記公報に開示された加熱調理器は、店
頭における使用方法等の説明のときは負荷への電力供給
をしないで、見かけ上の調理動作を実行するようにした
ものである。なお、負荷への電力供給をしないで、見か
け上の調理動作を実行する機能をデモンストレーション
機能と呼ぶことにする。
【0003】次に動作について説明する。通常の電子レ
ンジ調理を実行するには、調理キー5aを押すと、この
信号がマイクロコンピュータ4に入力され、このマイク
ロコンピュータ4にあらかじめ設定された調理キー5a
の調理条件を実行する。即ち、マイクロコンピュータ4
からの信号がリレー3に出力され、接点3aを閉回路と
し、マグネトロン1へ電力を供給して所定時間調理を実
行する。上記デモンストレーション機能の設定操作は下
記の通りで、強キー5bと時計5cを交互に2回押す
と、リレー3を動作させて接点3aを開回路とする情報
がマイクロコンピュータ4に記憶される。デモンストレ
ーション機能を実行するには、例えば調理キー5aを押
すと、この信号がマイクロコンピュータ4に入力され
る。そして、マイクロコンピュータ4の記憶にもとづ
き、リレー3が動作して接点3aを開路し、マグネトロ
ン1へ電力を供給しないで調理動作を実行する。また、
デモンストレーション機能動作中に電力がオフ(OF
F)した場合、マイクロコンピュータ4に記憶したデモ
ンストレーション機能情報は消去される。次いで電源を
再投入して、調理キー5aを押すと上記通常の電子レン
ジ調理を実行する。デモンストレーション機能を再度設
定するには、上記デモンストレーション機能設定操作を
行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の加熱調理器は以
上のように構成されているので、デモンストレーション
機能設定操作は、複数のキーを操作するという繁雑さが
あった。また、例えば電源バックアップ機能を備えてい
ない加熱調理器では、店頭でのデモンストレーションの
途中で、つまり加熱調理器のデモンストレーション機能
動作中に電源がOFFすると、先に入力されていたデモ
ンストレーション機能情報は消去されてしまう。従っ
て、電源を再投入した時、デモンストレーション機能の
再設定を忘れて、調理キー5aを押すと、マグネトロン
1に電力が供給され、加熱庫内の説明書等の可燃物を焼
損する恐れがあった。また、電源バックアップ機能を備
えた加熱調理器では、デモンストレーション中に電源が
OFFすると、先に入力されていたデモンストレーショ
ン機能情報をマイクロコンピュータ4が記憶保存してい
るため、電源を再投入して、調理キー5aを押すと、デ
モンストレーション機能を実行してしまうという課題が
あった。
【0005】この発明では上記のような課題を解消する
ためになされたもので、加熱調理器のデモンストレーシ
ョン機能の設定操作を簡単にすると共にデモンストレー
ション機能の設定操作忘れを防止することができる加熱
調理器を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる加熱調
理器は、本体と、該本体に電力を供給する電源と、前記
本体に設けた加熱庫と、該加熱庫内に入れた被加熱物を
加熱する加熱手段と、調理種別や調理時間等を表示する
表示部と、調理種別や調理時間等を設定する操作部と、
前記被加熱物を回転させるターンテーブルと、前記操作
部から入力された情報に基づいて前記加熱手段、表示部
及びターンテーブルの動作を制御して調理を行なう調理
制御手段と、この調理制御手段の動作のうち前記加熱手
段の制御動作を停止させて調理動作を行なうデモンスト
レーション機能を制御するデモンストレーション機能制
御手段と、前記デモンストレーション機能の設定を記憶
保存する不揮発性メモリーとを備え、前記電源の電力供
給が停止した後、再度電力が供給されたときに、前記不
揮発性メモリーに前記デモンストレーション機能の設定
が記憶保存されているときに前記電源の電力供給が停止
したことを前記表示部に表示し、前記操作部からの入力
があると、前記不揮発性メモリーに記憶されたデモンス
トレーション機能の実行を可能としたものである。
【0007】また、本体と、該本体に電力を供給する電
源と、前記本体に設けた加熱庫と、該加熱庫内に入れた
被加熱物を加熱する加熱手段と、調理種別及び調理時間
等を表示する表示部と、前記被加熱物を回転させるター
ンテーブルと、キーボードから入力された情報に基づい
て前記加熱手段、表示部及びターンテーブルの動作を制
御して調理を行なう調理制御手段と、この調理制御手段
の動作のうち前記加熱手段の制御動作を停止させて調理
動作を行なうデモンストレーション機能を制御するデモ
ンストレーション機能制御手段と、前記デモンストレー
ション機能の設定によりあらかじめ定められた電圧で充
電し、解除により放電する充放電回路と、前記デモンス
トレーション機能の設定を行なう設定キー及び前記デモ
ンストレーション機能の解除を行なう解除キーを備え、
前記電源の電力供給が停止した後、再度電力が供給され
たとき、前記充放電回路のあらかじめ定められた出力電
圧を検知すると、前記デモンストレーション機能の実行
を可能としたものである。
【0008】
【作用】この発明においては、電源の電力供給が停止し
た後、再度電力が供給されたとき、不揮発性メモリーに
デモンストレーション機能の設定が記憶保存されている
ときに、電源の電力供給が停止したことを表示部に表示
し、操作部からの入力があると、不揮発性メモリーに記
憶されたデモンストレーション機能を実行する。また、
電源の電力供給が停止した後、再度電力が供給されたと
き、充放電回路のあらかじめ定められた出力電圧を検知
すると、デモンストレーション機能を実行する。
【0009】
【実施例】実施例1. 実施例1を説明する前に、この発明に先立って提案され
た提案例を図1〜4により説明する。図1はこの提案例
の加熱調理器の回路図である。図1において、10は電
源プラグ、23はヒューズ、24,25はドアスイッチ
で、調理室を開閉するドアが閉じると閉路、開くと開路
するスイッチである。ドアスイッチ24,25は機械的
に独立して動作する。26はモニタースイッチで、ドア
が閉じると開路、開くと閉路し、ドアが開いてもドアス
イッチ24,25が故障して閉路したままになった場
合、電源プラグ10からの電源を短絡してヒューズ23
を切断する安全装置である。27はターンテーブルリレ
ーの接点でターンテーブル11に電力を供給するときに
閉路する。28はレンジリレーの接点で、ターンテーブ
ルリレーの接点27の後で高周波加熱装置1に電力を供
給するときに閉路する。29はヒータリレーの接点で、
ターンテーブルリレー接点27の後で、ヒータ2に電力
を供給するときに閉路する。
【0010】30は電源回路で、リレー等の制御を行う
電子部品を動作させる電源を作る回路である。4はマイ
クロコンピュータ、31はターンテーブルリレーの電磁
コイルで、マイクロコンピュータ4から信号が出力され
ると電圧が印加されてターンテーブルの接点27を閉
じ、ターンテーブルに電力を供給する。32はレンジリ
レーの電磁コイルで、マイクロコンピュータから信号が
出力されると電圧が印加されてレンジリレーの接点28
を閉じ、高周波加熱装置1に電力を供給する。33はヒ
ータリレーの電磁コイルで、マイクロコンピュータ4か
ら信号が出力されると電圧が印加されて、ヒータリレー
の接点29を閉じ、ヒータに電力を供給する。34はE
2 PROM(Electlrically Erasa
ble Rrogramable ROM)で、電源プ
ラグ10がコンセントから抜かれて電源がなくなって
も、マイクロコンピュータ4からの出力信号をデータと
して記憶保存するメモリーである。
【0011】図2はこの提案例による加熱調理器を示す
斜視図である。図2において、7は加熱調理器本体、8
は加熱庫つまり調理室で本体7に内蔵され、被調理物を
出し入れするための開口部を備えている。9はドアで、
本体7に開閉自在に設けられ調理室8を開閉する。6は
操作部で、ドア9に隣接して設けてある。10は電源プ
ラグ、1はマグネトロンからなる高周波加熱装置で、本
体7と調理室8の間に内蔵され、レンジ調理時に調理室
8内に高周波を発生して被調理物を加熱する。2はヒー
タで、調理室8の上下壁外に密接してとりつけられ、オ
ーブン、グリル調理時に被調理物を加熱する。11はタ
ーンテーブルで、調理室8内の下部に設けてあり、レン
ジ調理時に電動機(図示せず)により回転する。12は
棚で、調理室8内の左右側面に設けてあり、オーブン、
グリル調理時にオーブン、グリル用の角皿(図示せず)
を載置する。
【0012】図3はこの提案例による加熱調理器の操作
パネルを説明する正面図であり、操作パネル6には以下
に説明する各種キーや表示部が設けられている。図3に
おいて、13はレンジキーで食品のあたため直しに使用
する。14はオーブンキーでクッキーやケーキ等のオー
ブン調理に使用する。15はグリルキーで魚や肉等のグ
リル調理に使用する。16は時間キーで調理の時間が設
定できる。17は温度キーでオーブン調理の温度が設定
できる。18はスタートキーで調理の動作がスタートで
きる。19はとりけしキーで調理の動作をとりけすこと
ができる。20はデモンストレーション(以下、デモキ
ーと略記する)で、店頭でのデモンストレーション機能
の実行、解除ができる。21は表示部でレンジ、オーブ
ン、グリル調理の動作内容、調理時間、オーブンの調理
温度等を表示する。22はデモ表示で、表示部21内に
設けており、店頭でのデモンストレーション機能を実行
すると点灯し、「デモ」と表示される。
【0013】次に、上記のように構成した提案例の動作
について図4のフローチャートに従って説明する。ま
ず、電源プラグ10をコンセントへ差し込み、電源をオ
ン(ON)する(ステップS1)。電源がONするとマ
イクロコンピュータ4はE2 PROM34にデモデータ
がなしか、ありか確認する(ステップS2)。ステップ
S2でYESの場合、レンジキー13の入力がある(ス
テップS4)と、マイクロコンピュータ4は表示部21
へレンジ信号を出力し、レンジ表示を点灯し、時間キー
16の入力を持つ(ステップS5)。次に、時間キー1
6の入力がある(ステップS6)と、マイクロコンピュ
ータ4は表示部21へ時間信号を出力し、調理時間を表
示し、スタートキー18の入力を持つ(ステップS
5)。次に、スタートキー18の入力がある(ステップ
S8)と、マイクロコンピュータ4はターンテーブルリ
レーの電磁コイル31とレンジリレーの電磁コイル33
へ信号を出力し、ターンテーブルの接点27、レンジリ
レーの接点28を閉路し、ターンテーブル11と高周波
加熱装置1に電力を供給する。また、表示部21の調理
時間をカウントダウンして調理がスタートする(ステッ
プS9)。残りの調理時間がゼロとなり、調理時間が経
過する(ステップS10)と、調理を終了し、ステップ
S2の後へ戻る。
【0014】ステップS2の後、デモキー20の入力が
4秒ある(ステップS11)と、マイクロコンピュータ
4は、E2 PROM34にデモデータを出力し、例えば
通常の調理が「00」で、デモ調理が「11」と設定し
たとすれば、この「11」を出力し、このデータを書き
込む(ステップS12)。次いで表示部21へデモ信号
を出力し、デモ表示22を点灯して、店頭でのデモンス
トレーション機能を実行する(ステップS13)。ここ
で、レンジキー13の入力がある(ステップS14)
と、マイクロコンピュータ4は表示部21へレンジ信号
を出力し、レンジ表示を点灯し、時間キー16の入力を
持つ(ステップS15)。次に、時間キー16の入力が
ある(ステップS16)と、マイクロコンピュータ4は
表示部21へ時間信号を出力し、調理時間を表示し、ス
タートキー18の入力を持つ(ステップS17)。次
に、スタートキー18の入力がある(ステップS18)
と、マイクロコンピュータ4はターンテーブルリレーの
電磁コイル31へ信号を出力し、ターンテーブルリレー
の接点27を閉じ、ターンテーブル11に電力を供給す
る。また、表示部21の調理時間をカウントダウンし
て、見かけ上、レンジ動作している様に見えるデモ調理
がスタートする(ステップS19)。
【0015】残りの調理時間がゼロになり、調理時間が
経過する(ステップS20)と、デモ調理を終了し、ス
テップS13の後へ戻る。なお、上記デモ調理の場合、
レンジリレーの電磁コイル33へ信号は出力されず、レ
ンジリレーの接点28は閉路しない。ステップS13の
後、デモキー20の入力が8秒ある(ステップS21)
とマイクロコンピュータ4は、E2 PROM34のデモ
データを消去する(ステップS22)とともに、表示部
21へのデモ信号の出力を停止し、デモ表示22を消灯
(ステップS23)して、ステップS2の後へ戻る。提
案例では主にレンジ動作について説明したが、オーブ
ン、グリル動作も、店頭でのデモンストレーション機能
は同様である。
【0016】次に、上記の提案例に基づいて行ったこの
発明の実施例1を図5、6により説明する。提案例で
は、電源プラグ10をコンセントに差し込み、電源をO
Nすると、マイクロコンピュータ4は、E2 PROM3
4にデモデーダがあった場合、すぐにデモ表示22を点
灯して、店頭でのデモンストレーション機能を実行して
いた。この発明の実施例1は、E2 PROMにデモデー
タがあった場合、一旦「停電」の表示がなされ、何れか
のキーを押すと、「停電」の表示が消灯し、デモンスト
レーション機能を実行するものである。図5はこの発明
の実施例2による加熱調理器の操作パネルを説明する正
面図であり、図5において、35は停電表示で表示部2
1内に設けてある。その他の構成は提案例と同様であ
る。
【0017】次に、動作について図6のフローチャート
に従って説明する。電源プラグ10をコンセントに差し
込み、電源をONする(ステップS26)。電源がON
するとマイクロコンピュータ4はE2 PROMにデモデ
ータがなしか、ありか確認する(ステップS27)。ス
テップS27でNOの場合、マイクロコンピュータ4は
表示部21へ停電信号を出力し、停電表示35を点灯す
る(ステップS28)。次に、どれでも1つキー入力が
ある(ステップS29)と、マイクロコンピュータ4は
停電表示35を消灯(ステップS30)する。次いで表
示部21へデモ信号を出力し、デモ表示22を点灯し
て、店頭でのデモンストレーション機能を実行する(ス
テップS13)。その他の動作は提案例と同様である。
【0018】実施例2によれば、E2 PROMにデモデ
ータがあった場合、一旦「停電」の表示がなされるの
で、例えば、前日店頭でデモンストレーションを行なっ
た場合、終った後で、電子レンジの電源をOFFしたか
否か、つまり電源プラグをコンセントから抜いたか否
か、或いは閉店の時店の電源スイッチを切ったか否かの
確認が、翌日の開店の時にできる。即ち、電源をOFF
してあれば、翌日開店して電源を入れた時、電子レンジ
の表示部に「停電」の表示が出る。電源をOFFし忘れ
た場合は「デモ」の表示のままである。これにより、電
源をOFFした時はその確認ができるので、安心感を与
える。また、電源をOFFし忘れた場合は、忘れたこと
に対する警告となる。従って、上記停電の表示は、例え
ば電源がONのままで、夜中にノイズ等により電子レン
ジが誤動作して加熱してしまったりする事故を防止する
ことができる。
【0019】実施例2. 実施例1では、デモデータをE2 PROM34に記憶保
存していた。実施例2は、コンデンサの充放電によりデ
モデータを記憶保存するものである。図7はこの発明の
実施例2による加熱調理器の操作パネルを説明する正面
図であり、図7において、20はデモキーで店頭でのデ
モンストレーション機能の実行ができる。36は解除キ
ーで店頭でのデモンストレーション機能の解除ができ
る。図8はこの発明の実施例3による加熱調理器の回路
図であり、図8において、37は充電抵抗で電源VCC
デモキー20との間に配置する。38はコンデンサC
で、電荷を蓄えることができる。39は放電抵抗で、解
除キー36を介してコンデンサC38と並列に配置す
る。40はダイオードで、コンデンサC38に蓄えた電
荷がVCC方向へ放電することを防ぐ。その他の構成は提
案例と同様である。
【0020】次に、動作について図9の線図と図10の
フローチャートに従って説明する。電源プラグ10をコ
ンセントに差し込み、電源をONする(ステップS3
2)。電源がONすると、マイクロコンピュータ4はV
D の電圧を検知する(ステップS33)。ステップ33
でのVD =0Vの場合(ステップS34)、通常の動作
となる。ここで、デモキー20が押される(ステップS
35)と、コンデンサC38は、充電抵抗37とダイオ
ード40を介して電源VCCから電荷が流れ、充電され
る。この結果VD =VCCとなる(ステップS36)。マ
イクロコンピュータ4はVD =VCCを検知すると、デモ
表示22を点灯し、店頭でのデモンストレーション機能
を実行する(ステップS37)。
【0021】ステップ37の後、解除キー36が押され
る(ステップS38)と、コンデンサC38は放電抵抗
36を介して0Vへ電荷が流れ、放電される。この結果
D=0Vとなる(ステップS39)。マイクロコンピ
ュータ4はVD =0Vを検知すると、デモ表示22を消
灯し、通常動作となり(ステップS40)、ステップS
34の後へ戻る。その後の動作は提案例と同様である。
この実施例2によれば、コンデンサの充放電によりデモ
データを記憶保存するから、E2 PROMを用いた実施
例1に比べ、コストが安くなり、またプログラムの作成
が安易である。また、設定キーにより充電し、解除キー
により放電しているが、設定キーにより放電し、解除キ
ーにより充電しても同様の効果が得られる。
【0022】なお、上記提案例、実施例1及び2におけ
るフローチャートに示す動作は、予めマイクロコンピュ
ータ4のメモリーに記憶させたプログラムに基づいてな
される。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、本体
と、該本体に電力を供給する電源と、前記本体に設けた
加熱庫と、該加熱庫内に入れた被加熱物を加熱する加熱
手段と、調理種別や調理時間等を表示する表示部と、調
理種別や調理時間等を設定する操作部と、前記被加熱物
を回転させるターンテーブルと、前記操作部から入力さ
れた情報に基づいて前記加熱手段、表示部及びターンテ
ーブルの動作を制御して調理を行なう調理制御手段と、
この調理制御手段の動作のうち前記加熱手段の制御動作
を停止させて調理動作を行なうデモンストレーション機
能を制御するデモンストレーション機能制御手段と、前
記デモンストレーション機能の設定を記憶保存する不揮
発性メモリーとを備え、前記電源の電力供給が停止した
後、再度電力が供給されたときに、前記不揮発性メモリ
ーに前記デモンストレーション機能の設定が記憶保存さ
れているときに前記電源の電力供給が停止したことを前
記表示部に表示し、前記操作部からの入力があると、前
記不揮発性メモリーに記憶されたデモンストレーション
機能の実行を可能としたので、デモンストレーション機
能の設定操作が簡単になると共に、デモンストレーショ
ン機能の設定忘れを防止することができ、また、電源を
OFFした時はその確認ができるので、安心感を与え、
電源をOFFし忘れた場合は、忘れたことに対する警告
となり、電子レンジが誤動作して加熱してしまったりす
るのを防止することができる。
【0024】また、本体と、該本体に電力を供給する電
源と、前記本体に設けた加熱庫と、該加熱庫内に入れた
被加熱物を加熱する加熱手段と、調理種別及び調理時間
等を表示する表示部と、前記被加熱物を回転させるター
ンテーブルと、キーボードから入力された情報に基づい
て前記加熱手段、表示部及びターンテーブルの動作を制
御して調理を行なう調理制御手段と、この調理制御手段
の動作のうち前記加熱手段の制御動作を停止させて調理
動作を行なうデモンストレーション機能を制御するデモ
ンストレーション機能制御手段と、前記デモンストレー
ション機能の設定によりあらかじめ定められた電圧で充
電し、解除により放電する充放電回路と、前記デモンス
トレーション機能の設定を行なう設定キー及び前記デモ
ンストレーション機能の解除を行なう解除キーを備え、
前記電源の電力供給が停止した後、再度電力が供給され
たとき、前記充放電回路のあらかじめ定められた出力電
圧を検知すると、前記デモンストレーション機能の実行
を可能としたので、プログラムの作成を容易にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に先立ち提案された提案例による加
熱調理器の回路図である。
【図2】 この発明に先立ち提案された提案例による加
熱調理器を示す斜視図である。
【図3】 この発明に先立ち提案された提案例による加
熱調理器の操作パネルを説明する正面図である。
【図4】 この発明に先立ち提案された提案例による加
熱調理器の動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施例1による加熱調理器の操作
パネルを説明する正面図である。
【図6】 この発明の実施例1の動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】 この発明の実施例2による加熱調理器の操作
パネルを説明する正面図である。
【図8】 この発明の実施例2による加熱調理器の回路
図である。
【図9】 この発明の実施例2の動作を説明する線図で
ある。
【図10】 この発明の実施例2の動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】 従来の加熱調理器の操作パネルを示す正面
図である。
【図12】 従来の加熱調理器の回路図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−33944(JP,A) 特開 平5−87342(JP,A) 特開 平1−134123(JP,A) 実開 平3−34506(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/02 340 F24C 7/02 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、該本体に電力を供給する電源
    と、前記本体に設けた加熱庫と、該加熱庫内に入れた被
    加熱物を加熱する加熱手段と、調理種別調理時間等を
    表示する表示部と、調理種別や調理時間等を設定する操
    作部と、前記被加熱物を回転させるターンテーブルと、
    前記操作部から入力された情報に基づいて前記加熱手
    段、表示部及びターンテーブルの動作を制御して調理を
    行なう調理制御手段と、この調理制御手段の動作のうち
    前記加熱手段の制御動作を停止させて調理動作を行なう
    デモンストレーション機能を制御するデモンストレーシ
    ョン機能制御手段と、前記デモンストレーション機能の
    設定を記憶保存する不揮発性メモリーとを備え、前記電
    源の電力供給が停止した後、再度電力が供給されたとき
    に、前記不揮発性メモリーに前記デモンストレーション
    機能の設定が記憶保存されているときに前記電源の電力
    供給が停止したことを前記表示部に表示し、前記操作部
    からの入力があると、前記不揮発性メモリーに記憶され
    たデモンストレーション機能の実行を可能としたことを
    特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 本体と、該本体に電力を供給する電源
    と、前記本体に設けた加熱庫と、該加熱庫内に入れた被
    加熱物を加熱する加熱手段と、調理種別及び調理時間等
    を表示する表示部と、前記被加熱物を回転させるターン
    テーブルと、キーボードから入力された情報に基づいて
    前記加熱手段、表示部及びターンテーブルの動作を制御
    して調理を行なう調理制御手段と、この調理制御手段の
    動作のうち前記加熱手段の制御動作を停止させて調理動
    作を行なうデモンストレーション機能を制御するデモン
    ストレーション機能制御手段と、前記デモンストレーシ
    ョン機能の設定によりあらかじめ定められた電圧で充電
    し、解除により放電する充放電回路と、前記デモンスト
    レーション機能の設定を行なう設定キー及び前記デモン
    ストレーション機能の解除を行なう解除キーを備え、 前記電源の電力供給が停止した後、再度電力が供給され
    たとき、前記充放電回路のあらかじめ定められた出力電
    圧を検知すると、前記デモンストレーション機能の実行
    を可能としたことを特徴とする加熱調理器。
JP10412893A 1993-04-30 1993-04-30 加熱調理器 Expired - Fee Related JP3160825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10412893A JP3160825B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10412893A JP3160825B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06313561A JPH06313561A (ja) 1994-11-08
JP3160825B2 true JP3160825B2 (ja) 2001-04-25

Family

ID=14372484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10412893A Expired - Fee Related JP3160825B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3160825B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0129962B1 (ko) * 1994-07-26 1998-04-09 김광호 전자 레인지의 모의 작동방법 및 장치
DE19906992A1 (de) * 1999-02-19 2000-08-24 Bsh Bosch Siemens Hausgeraete Deaktivierung von Hausgeräten, z. B. für Messebetrieb
DE19906994A1 (de) * 1999-02-19 2000-08-24 Bsh Bosch Siemens Hausgeraete Deaktivierung von Hausgeräten
US9122788B2 (en) 2005-06-09 2015-09-01 Whirlpool Corporation Appliance network for a networked appliance with a network binder accessory
BRPI0622274A2 (pt) 2005-06-09 2011-08-09 Whirlpool Co aparelho configurado para executar um ciclo de operação para completar uma operação fìsica em um artigo e rede de aparelho
US9164867B2 (en) 2005-06-09 2015-10-20 Whirlpool Corporation Network for communicating information related to a consumable to an appliance
US8856036B2 (en) 2005-06-09 2014-10-07 Whirlpool Corporation Method of providing product demonstrations
US7831321B2 (en) 2005-06-09 2010-11-09 Whirlpool Corporation Appliance and accessory for controlling a cycle of operation
US10333731B2 (en) 2005-06-09 2019-06-25 Whirlpool Corporation Methods and apparatus for communicatively coupling internal components within appliances, and appliances with external components and accessories

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06313561A (ja) 1994-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5808278A (en) Electronic appliance and a sabbath mode therefor
JP3160825B2 (ja) 加熱調理器
JPS6188488A (ja) 電子レンジ用始動回路
US6013908A (en) Cooking apparatus having automatically starting kitchen timer function
EP0928125B1 (en) Method and apparatus for compensating temperature of microwave oven
JP3994932B2 (ja) 調理器
KR100255944B1 (ko) 전자레인지의 데이터 백업장치 및 그 제어방법
KR0154646B1 (ko) 전자렌지의 조리진행에 따른 도어 오픈상태 알림방법
JPH0726736B2 (ja) トースターレンジ型高周波加熱装置
JPS6237292B2 (ja)
JP3169010B2 (ja) 調理器の制御回路
KR100276027B1 (ko) 전자렌지의 조리중 시계 표시방법
JP3693196B2 (ja) ガス調理器
KR19990005394A (ko) 전자렌지의 알람방법
JPH02130322A (ja) 加熱調理器
JP3630932B2 (ja) 加熱調理装置
JP3169011B2 (ja) 調理器の制御回路
JP3281790B2 (ja) 電子レンジ
JP2000274695A (ja) 加熱装置
KR0148904B1 (ko) 오븐 렌지 자동요리 제어 방법
JPH0322539B2 (ja)
JPH07280280A (ja) 加熱調理器
KR100252323B1 (ko) 전자레인지의 안전장치 및 그 제어방법
JP2766090B2 (ja) 調理器
JPS6038532A (ja) オ−ブント−スタ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080223

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees