JP3157781U - 包装飯塊 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数個の小飯塊からなる飯塊をキャラメル包装し、包装を解くと、包装シートに仕込んだシート状食品を自動的に飯塊に直に被せることのできる包装飯塊を提供する。【解決手段】包装シート1は、分断可能部を有する外フィルム2と、2枚のフィルム片31、31の内端どうしを重ねてなる内フィルム3との間に海苔41を挟んで形成され、塊5を、内フィルム3の上に載せて、キャラメル包み包装を行う。外フィルム2を分断し、包装シートを左右に引っ張り出して包装を解くと、海苔だけが飯塊5の上に残って、飯塊5に直に被さる。【選択図】図3

Description

本考案は、内フィルムと外フィルムとの間にシート状食品を挟んで形成した包装シートによって、小飯塊を並べてなる飯塊を包装した、包装飯塊に関するものである。
コンビニエンスストア等で販売されている「包装おにぎり」の包装用シートとして、外フィルムと内フィルムとの間にシート状海苔を挟んで形成した、三重構造のシートが広く知られている。
外フィルムは、幅方向の中央部に長手方向に分断するための分断可能部を有しており、内フィルムは2枚のフィルム片からなり、該フィルム片の内端どうしを外フィルムの分断可能部上に重ねている。
上記包装シートを、おにぎり飯の三角形状に沿って折り畳んで形成した「三角包装おにぎり」は、包装を解くまでは、シート状海苔は湿けない。包装を解くと、シート状海苔だけが残って直接におにぎり飯に被さる。
一口サイズの小飯塊でも、上記の様に包装を解いたときに該小飯塊にシート状海苔が直接に被さる様な包装も可能であるが、コストの点及び小飯塊を1個づつ包装を解くのが面倒な問題がある。
そこで出願人は以前に、複数個の小飯塊を一緒に袋に収容することでコストの引き下げ及び包装を解く面倒を少なくできる包装飯塊を提案した(特許文献1)。
これは、図7に示す複数個の小飯塊(51)(51)(51)を横並びにした飯塊(5)を、図11に示す如く、包装シート(60)の中央部に載せ、飯塊(5)を挟んで包装シート(60)をU字状に折り、該包装シート(60)の長手方向の両側縁側内側に折り重ねて襠部(61)を作って上端開口の包装袋(6)を形成し、襠部(61)の上端を内側に折り込んで、包装袋(6)の開口を溶着封止(63)している。
特開2005−34010
上記特許文献1の包装飯塊の場合、包装袋(6)の高さは、飯塊(5)の高さの1.5倍以上あり、左右の襠部(61)の上端を内側に折り込んでから該開口を封止するため、包装袋(6)の上部に内部が空間の三角屋根部(62)が形成される。
上記三角屋根部(62)は、包装飯塊を嵩高にするばかりで本来は無用の部分である。
包装飯塊が嵩高となると、搬送や陳列にスペースを取るのでコストに響く。又、三角屋根部(62)は内部が空間であるから、弱い外力でも型崩れして、商品価値を損なう。又、三角屋根部(62)を形成するために、包装シートのフィルムも余分に必要となり、この点からもコスト高を招来する。
本考案は、複数個の小飯塊からなる飯塊を、無駄な膨らみのない直方体状に包装し、しかも、包装を解くと、包装シートに仕込んだシート状食品を自動的に飯塊に直に被せることのできる、包装飯塊を明らかにするものである。
本考案は、高さの揃った複数の小飯塊(51)(51)が接して並んだ状態の矩形の飯塊(5)を包装シート(1)で包んだ包装飯塊であって、
包装シート(1)は、夫々長方形の外フィルム(2)と内フィルム(3)の間に長方形のシート状食品(4)を挟み、内、外両フィルム(2)(3)は、シート状食品(4)を囲んで溶着され、
外フィルム(2)は幅方向の略中央部にて全長に亘って分断可能部(21)を有し、内フィルム(3)は2枚のフィルム片(31)(31)の互いの長手方向に沿う内縁を外フィルム(2)の分断可能部(21)上で重ね合わせて形成され、
飯塊(5)の小飯塊(51)(51)の並び方向の幅長さは、シート状食品(4)の短手方向の幅長さと略同じであり、外フィルム(2)又は内フィルム(3)の何れか一方のフィルムには、他方のフィルムの長手方向の沿う両側縁から全長に亘って外側にはみ出す被せフィルム(32)(32)が突設されており、
前記飯塊(5)を、各小飯塊(51)の並び方向をシート状食品(4)の短手方向に揃えて、内フィルム(3)の上からをシート状食品(4)に載せ、各小飯塊(51)の並び方向と直交する面内で、包装シート(1)を飯塊(5)の表面に沿って一周強巻き付けて止着し、
飯塊(5)の左右両端より外側にはみ出した被せフィルム(32)(32)をキャラメル包み折りの手法にて飯塊(5)の端面に折重ねて止着手段によって止着し、前記シート状食品(4)には、飯塊(5)の隣り合う小飯塊(51)(51)(51)の境界(52)に対応して断続的な切込み(42)が施されている。
本考案の包装飯塊は、包装シート(1)を飯塊(5)の表面に沿って一周強巻き付けて包装するから、前記特許文献1の三角屋根部(62)の様な無駄な膨らみが存在せず、包装飯塊の嵩ばりを小さくできる。又、包装飯塊を積み重ねても、押し潰される部分がないので、運搬に用いられる通い筺や、ショーケース等の限られたスペースに、型崩れさせることなく、数多の包装飯塊を詰め込むことができる。
又、複数の小飯塊(51)を個別に包装するのではなく、包装シート(1)により一緒に包装するため包装コストを低減できる。又、包装を解く手間は1回で済むため、手間が掛からない。
飯塊(5)を包装した状態において、シート状食品(4)は、内フィルム(3)によって飯塊(5)と遮断され、又、外フィルム(2)によって外気と遮断されるため、飯塊(5)や外気の湿りの影響を受けない。
シート状食品(4)がシート状海苔(41)の様な湿気易い食品であっても、風味や食感を保つことができる。
包装シート(1)とその被せフィルム(32)(32)によって、飯塊(5)自体も外気と遮断されているから、飯塊(5)が乾燥して風味が落ちることは防止される。
外フィルム(2)を分断可能部(21)によって2分してから、包装シート(1)を分断部と直交する方向に引っ張り出すと、シート状食品(4)を残して内フィルム(3)の両フィルム片(31)(31)も一緒に引っ張り出され、シート状食品(4)が飯塊(5)に直接に被さる。
飯塊(5)を食するには、シート状食品(4)の上から、一方の手で飯塊(5)を掴み、他方の手でシート状食品(4)の上から一端の小飯塊(51)を掴んで、隣り合う小飯塊(51)から引き離す。
シート状食品(4)には、小飯塊単位に対応して断続的な切込み(42)が施されているから、小飯塊(51)を引き離すときに、断続的な切込み(42)からシート状食品(4)が分断され、該小飯塊(51)は分断したシート状食品片が被さった状態で引き離される。
これによってシート状食品片が被さった小飯塊(51)を食することができる。
外フィルム側から見た包装シートの斜視図である。 図1a−a線に沿う断面図である。 内フィルム側から見た包装シートの斜視図である。 飯塊に包装シートを一周強巻き付けた状態を示す斜視図である。 被せフィルムを飯塊の両端面に折重ねた完成状態の包装飯塊の斜視図である。 包装を解く途上の斜視図である。 包装前の飯塊の斜視図である。 包装が解かれて直にシート状食品が飯塊に被さった状態の斜視図である。 包装シートの他の実施例の断面図である。 図9の包装シートによって包装した包装飯塊の斜視図である。 従来例の包装飯塊の斜視図である。
[第1実施例(図1乃至図8]
図7は、包装すべき飯塊(5)を倒した状態を示している。
飯塊(5)は、複数、実施例では3個の短い角柱状の小飯塊(51)(51)(51)の集合体である。
各小飯塊(51)(51)(51)は、一辺が約3cmの断面略正方形、長さ約6cmの一口サイズである。
3個の小飯塊(51)(51)(51)は高さを揃えて同一面内に平行に並び、隣り合う小飯塊(51)(51)(51)どうしが接している。
実施例では、1つの飯の塊を型押し成形して、小飯塊(51)(51)(51)が繋がった状態の飯塊(5)が形成され、隣り合う小飯塊(51)(51)の境目(52)には、型押しによる溝(53)が生じている。
飯塊(5)の全体の大きさは、横長さ(L):9cm、高さ(H):6cm、厚み(W):3cmである。
小飯塊(51)(51)(51)は、白米、或いはかやくご飯の塊であり、部分的或いは全体に胡麻等の振掛け食品(54)を振り掛けておいてもよい。
図1乃至図4は、上記飯塊(5)を包装するための包装シート(1)を示している。
包装シート(1)は、夫々長方形で透明な外フィルム(2)と半透明の内フィルム(3)との間に、長方形のシート状食品(4)を挟んで形成される。
外フィルム(2)は、溶着性の良いポリプロピレン樹脂にて形成され、長さ約20cm、幅長さ約10cmである。
外フィルム(2)の長さは、飯塊(5)の高さHと厚みWを加えた長さの2倍強、幅長さは、飯塊(5)の横長さLに約1cmを加えた長さである。
外フィルム(2)は幅方向の中央部に、該フィルムを全長に亘って長さ方向に裂くことのできる分断可能部(21)を有している。
実施例の分断可能部(21)は、透明なカットテープ(22)を外フィルム(2)の全長に亘って接着したものであって、カットテープの一端を引っ張ると外フィルム(2)をテープ幅で裂くことができる。
外フィルム(2)の一端には、カットテープ(22)を挟み、カットテープ(22)に接近してカットテープ(22)と平行に短く切込み(23)(23)が施されている。
図1に示す如く、外フィルム(2)には、包装を解く順序を示す「1」「2」「3」の3つの数字及びフィルムの引張り方向を示す矢印(24)(25)(26)が印刷されている。
数字「1」は、分断可能部(21)の分断開始端である前記切込み(23)の近傍に印される。
数字「1」の近傍に、分断可能部(21)の他端側へ向く矢印(24)が印される。
数字「2」は、外フィルム(2)の長さ方向の中央部側より少し矢印(24)側寄り且つ、フィルムの右端寄りに印される。
数字「2」の近傍に外向きの矢印(25)が印される。
数字「3」及び矢印(26)は、分断可能部(21)を中心として上記数字「2」、矢印(25)と対称位置に印される。
更に、外フィルム(2)には、切込み(23)(23)側端部の幅方向の全長と、長手方向の両側縁の全長に亘って約5mmにて着色及び/或いは着色模様を施した太ライン(15)(16)(16)が印刷されている。
外フィルム(2)の長手方向に沿う2本の太ライン(16)(16)の互いの内縁間の距離は、前記飯塊(5)の横長さと同じく約9cmである。
図2、図3に示す如く、内フィルム(3)は、同形の長方形の2枚のフィルム片(31)(31)を、互いの長手方向に沿う内側縁を約1cmの重なり幅で重ねて形成される。
フィルム片(31)(31)は、外フィルム(2)と同様にしてポリプロピレン樹脂にて形成されている。フィルム片(31)(31)は、飯塊に引っ付き難い様に、表面が磨りガラス状となるマット加工が施されて半透明である。
内フィルム(3)の長さは、外フィルム(2)の長さと同じで、幅長さは約14cmで、外フィルムの左右の縁から夫々2cm弱はみ出している。
上記内フィルム(3)の外フィルム(2)からはみ出した部分が、飯塊の左右の両端面を包む被せフィルム(32)(32)となる。
シート状食品(4)は、実施例ではシート状海苔(41)(以下、単に「海苔」)である。
海苔(41)は、長さ約18.5cm、幅長さ約9cmであって、長さは前記飯塊(5)の高さHと厚みWを加えた長さの約2倍、幅長さは飯塊(5)の横長さLと略同じである。
海苔(41)は、図8に示す如く、起立状態の飯塊(5)の、正面、底面、背面及び天面を一周して、それら各面を隠すことができる大きさである。
海苔(41)には、幅方向に3等分し、長手方向の全長に亘って断続的な切込み(42)が施されている。海苔(41)を幅方向に3等分とは、飯塊(5)の小飯塊(51)の個数に対応させているからである。
図3に示す如く、外フィルム(2)の上に、海苔(41)及び内フィルム(3)が、夫々の中心が一致する様に重ねられ、海苔(41)を囲んで、外フィルム(2)と内フィルム(3)が溶着されている。図1、図3において、符号(11)(11)は外フィルム(2)と内フィルム(3)を長手方向の溶着線を示しており、外フィルム(2)の縁が溶着線(11)(11)と一致している。
符号(12)(12)は、内フィルム(3)と外フィルム(2)の短手方向に沿う両側縁部の溶着線であり、内フィルム(3)のフィルム片(31)(31)の重り部(30)には該溶着線(12)は存在しない。
図3に示す如く、内フィルム(3)を上にした包装シート(1)に、飯塊(5)を倒れ状態に載せる。飯塊(5)はその該小飯塊(51)の並び方向が包装シート(1)の幅方向に(51)(51)揃い、海苔(41)からははみ出さない様に載せる。
図4に示す如く、包装シート(1)を外フィルム(2)の切込み(23)(23)が外側となる様に飯塊(5)に巻き付けて、巻付け終端(14)を溶着等の止着手段(図示せず)によって止着する。
このときに、包装シート(1)の巻付け終端(14)及びその近傍に付した数字「1」が、飯塊(5)の3cm幅の面に納まる様にすると、数字「2」、「3」が飯塊(5)の高さ6cmの面に納めることができる。
次に、飯塊(5)の両端からはみ出した、包装シート(1)の被せフィルム(32)(32)を図5に示す如く、キャラメル折りして熱溶着(13)等の止着手段を施して、包装飯塊を完成する。
被せフイルム(32)(32)を飯塊(5)の端面に折重ねるとき、外フィルム(2)の太ライン(16)(16)の内側縁で折目が付き、該太ライン(16)(16)は飯塊(5)の長方形の端面側に位置して該長方形の端面を太ライン(16)(16)で縁取る。
尚、上記キャラメル折りの手順は、図4に示す如く、「A」「A」「B」「C]の順、「B」「A」「A」「C」の順、「C」「A」「A」「B」の順等で実施できる。
上記包装飯塊は、包装シート(1)が飯塊(5)の正面、底面、背面、天面の各面に沿って巻き付けられており、余分の空間が生じていないから、簡素で無駄のない扁平直方体の外観を呈する。
又、外フィルム(2)の短手方向に施した太ライン(15)が、包装シート(1)の巻き付け終端を分かり易くし、後記する包装を解く際に便利である。
又、外フィルム(2)の長手方向に沿う両側縁に施した太ライン(16)(16)が、包装飯塊の長方形の両端面を縁取ってデザイン的面白い。且つ、太ライン(16)(16)の縁取りが、飯塊(4)とその表面に被さった海苔(41)との境界を隠して、包装飯塊の全体的な美観を高めることができる。
次に、上記包装飯塊の包装を解いて、飯塊(5)を食する手順を説明する。
包装シート(1)の巻付け終端(14)の外フィルム(2)上の切込み(23)(23)間を摘んで、図6の太数字『1』に示す如く、カットテープ(22)を包装シート(1)の反巻付け方向に引っ張って、外フィルム(2)を分断する。
前記した外フィルム(2)の短手方向に施した太ライン(15)が目印となって、包装シート(1)の巻付け終端(14)が分かり易く、外フィルム(2)の分断開始端を見つけ易い。
次に、分断した外フィルム(2)の数字『2』側半分を外側に引っ張り出す。
外フィルム(2)の半分と、内フィルム(3)の一方のフィルム片(31)と該フィルム片(31)に溶着された被せフィルム(32)が一緒に引っ張り出される。
飯塊(5)上に残った外フィルム(2)の数字『3』側半分及び他方のフィルム片(31)、他方の被せフィルム(32)も上記同様にして、一緒に引き出す。
上記包装飯塊(5)の包装を解く手順は、包装シート(1)に、手順を示す数字「1」「2」「3」及び引っ張り方向示す矢印(24)(25)(26)で示されているから、分かり易く、その通りにすれば失敗はない。
包装を解くと、シート状海苔(41)だけが残って飯塊(5)上に直に被さり、シート状海苔(41)の断続的な切込み(42)は、飯塊(5)の隣り合う小飯塊(51)(51)の境界(52)に揃う。
飯塊(5)の一端の小飯塊(51)を境界(52)で分断すれば、シート状海苔(41)は該境界(52)と対応する断続的な切込み(42)の位置で千切れ、シート状海苔(41)が被さった小飯塊(51)を食することができる。
[第2実施例]
上記第1実施例は、内フィルム(3)のフィルム片(31)(31)に、飯塊(5)の両端部に被さる被せフィルム(32)(32)を設けたが、これに限らず、外フィルム(2)を幅方向に延長して被せフィルム(32)(32)を設けることができる。
実施例の場合、内フィルム(3)は半透明、外フィルム(2)は透明であるから、外フィルム(2)を延長して被せフィルム(32)(32)とすれば、該被せフィルム(32)(32)をキャラメル包み折りの手法で飯塊(5)の端面に折り重ねても、該透明フィルムの折重ねを透して飯塊の端面を美しく見せることができ、食欲をそそる。
[第3実施例(図9、図10)]
図9は、前記第1実施例において、包装シート(1)の外フィルム(2)は長手方向に沿う両側縁から内側5mmの位置に、内フィルム(3)との溶着線(11)(11)を設けている。
溶着線(11)(11)間の距離は、飯塊(5)の幅長さLと同じく約9cmである。
外フィルム(2)の溶着線(11)(11)から外側部分は耳部(20)である。
図10は、当該包装シート(1)にて、第1実施例と同様の手順で包装した包装飯塊を示している。
外フィルム(2)の耳部(20)が飯塊(5)の両端から外側に突出して、包装飯塊の扁平長方体の左右両端縁がシャープに決まり、美しい立体形状を形成できる。しかも、耳部(20)の分だけ包装飯塊を大きく見せることができる。
更に、外フィルム(2)を分断可能部(21)で分断した後、包装シート(1)を左右に引っ張り出す際、外フィルム(2)の耳部(20)を摘んで引っ張り出すことができ、作業性が向上すると共に、飯塊(5)を型崩れさせることなく、綺麗に包装を解くことができる。
上記実施例の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
例えば、飯塊(5)を構成する小飯塊(51)は、その大きさ、個数は適宜決めればよい。その場合は、必要に応じて、包装シート(1)を最適の大きさにすればよい。
飯塊(5)を構成する小飯塊(51)の形状は、略角柱状に限らず、略円柱状でもよい。
更に、シート状食品(4)は、シート状海苔(41)に限ることはなく、おぼろ昆布をシート状に形成したもの、鯣を薄く伸したもの等、包装シート(1)の折り畳みに支障とならない薄手の食品であればよい。
1 包装シート
2 外フィルム
21 分断可能部
3 内フィルム
31 フィルム片
32 被せフィルム
4 シート状食品
41 シート状海苔
42 断続的な切込み
5 飯塊
51 小飯塊

Claims (4)

  1. 高さの揃った複数の小飯塊(51)(51)が接して並んだ状態の矩形の飯塊(5)を包装シート(1)で包んだ包装飯塊であって、
    包装シート(1)は、夫々長方形の外フィルム(2)と内フィルム(3)の間に長方形のシート状食品(4)を挟み、内、外両フィルム(2)(3)は、シート状食品(4)を囲んで溶着され、
    外フィルム(2)は幅方向の略中央部にて全長に亘って分断可能部(21)を有し、内フィルム(3)は2枚のフィルム片(31)(31)の互いの長手方向に沿う内縁を外フィルム(2)の分断可能部(21)上で重ね合わせて形成され、
    飯塊(5)の小飯塊(51)(51)の並び方向の幅長さは、シート状食品(4)の短手方向の幅長さと略同じであり、外フィルム(2)又は内フィルム(3)の何れか一方のフィルムには、他方のフィルムの長手方向の沿う両側縁から全長に亘って外側にはみ出す被せフィルム(32)(32)が突設されており、
    前記飯塊(5)を、各小飯塊(51)の並び方向をシート状食品(4)の短手方向に揃えて、内フィルム(3)の上からをシート状食品(4)に載せ、各小飯塊(51)の並び方向と直交する面内で、包装シート(1)を飯塊(5)の表面に沿って一周強巻き付けて止着し、
    飯塊(5)の左右両端より外側にはみ出した被せフィルム(32)(32)をキャラメル包み折りの手法にて飯塊(5)の端面に折重ねて止着手段によって止着し、前記シート状食品(4)には、飯塊(5)の隣り合う小飯塊(51)(51)(51)の境界(52)に対応して断続的な切込み(42)が施されている、包装飯塊。
  2. 外フィルム(2)と内フィルム(3)は、両フィルム(2)(3)の内、被せフィルム(32)(32)を具えていない方のフィルムの長手方向に沿う側縁で溶着されている、請求項1に記載の包装飯塊。
  3. 被せフィルム(32)(32)は、内フィルム(3)の両フィルム片(31)(31)を延長して形成され、外フィルム(2)は内フィルム(2)との長手方向に沿う溶着線(11)より外側に全長に亘って短く耳片(20)を延長しており、包装状態にて、該身耳片(20)が飯塊(5)の端面に折重なった被せフィルム(32)より、角張って外側にはみ出ている、請求項1に記載の包装飯塊。
  4. 分断可能部(21)は外フィルム(2)の全長に亘って施したカットテープ(22)であり、外フィルム(2)の一端には、カットテープ(22)を挟んで、平行に切込み(23)(23)が施されており、包装フィルム(1)を飯塊(5)に巻き付けたとき、外フィルム(2)の該切込み(23)(23)側の端部が外側に位置している、請求項1乃至3の何れかに記載の包装飯塊。
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JP2015173648A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 鈴木 允 棒状包装飯塊

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