JP3155642B2 - 内接型オイルポンプ - Google Patents
内接型オイルポンプInfo
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- JP3155642B2 JP3155642B2 JP03185893A JP3185893A JP3155642B2 JP 3155642 B2 JP3155642 B2 JP 3155642B2 JP 03185893 A JP03185893 A JP 03185893A JP 3185893 A JP3185893 A JP 3185893A JP 3155642 B2 JP3155642 B2 JP 3155642B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer rotor
- rotor
- oil pump
- inner rotor
- root
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/10—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C2/102—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は内接型オイルポンプ、特
に内燃機関の潤滑油供給用ポンプとして好適な内接型オ
イルポンプに関する。
に内燃機関の潤滑油供給用ポンプとして好適な内接型オ
イルポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の内接型オイルポンプとして
は、例えば実開平３−１２２２８３号公報に開示された
ものが知られている。
は、例えば実開平３−１２２２８３号公報に開示された
ものが知られている。
【０００３】このものは内歯が形成されたアウターロー
タと、アウターロータに偏心して噛合う外歯が形成され
たインナーロータとをポンプケーシングに回転自在に収
容し、インナーロータを駆動することによりアウターロ
ータを従動させ、オイルの吸込みおよび吐出を行うよう
に構成している。
タと、アウターロータに偏心して噛合う外歯が形成され
たインナーロータとをポンプケーシングに回転自在に収
容し、インナーロータを駆動することによりアウターロ
ータを従動させ、オイルの吸込みおよび吐出を行うよう
に構成している。
【０００４】そして、アウターロータおよびインナーロ
ータ共に鉄系の焼結合金で製造されるが、耐用性を満た
すために、それらの静的破壊荷重がほぼ同一となるよう
に、歯高，歯幅および歯底厚み等が設計されている。
ータ共に鉄系の焼結合金で製造されるが、耐用性を満た
すために、それらの静的破壊荷重がほぼ同一となるよう
に、歯高，歯幅および歯底厚み等が設計されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の内接型オイルポンプにあっては、アウターロー
タ，インナーロータの両ロータの静的破壊荷重がほぼ同
一となるように設計されていることから、いきおい径の
大きいアウターロータが過剰な耐応力製品として設計さ
れており、アウターロータの歯底が厚く外径が大きくな
るように設定されている結果、ポンプ自体の大型化およ
び重量化と共に、消費馬力の増大を招いているという問
題があった。
従来の内接型オイルポンプにあっては、アウターロー
タ，インナーロータの両ロータの静的破壊荷重がほぼ同
一となるように設計されていることから、いきおい径の
大きいアウターロータが過剰な耐応力製品として設計さ
れており、アウターロータの歯底が厚く外径が大きくな
るように設定されている結果、ポンプ自体の大型化およ
び重量化と共に、消費馬力の増大を招いているという問
題があった。
【０００６】本発明の目的は、かかる従来の問題に着目
して、小型化および軽量化をはかり、高効率の内接型オ
イルポンプを提供することにある。
して、小型化および軽量化をはかり、高効率の内接型オ
イルポンプを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は内歯が形成されたアウターロータと、アウ
ターロータに偏心して噛合う外歯が形成されたインナー
ロータとをポンプケーシングに回転自在に収容し、イン
ナーロータを駆動することによりアウターロータを従動
させ、オイルの吸込みおよび吐出を行うように構成した
内接型オイルポンプにおいて、前記アウターロータの歯
底部応力と前記インナーロータの歯底部応力とが動的状
態においてほぼ等しくなるように構成したことを特徴と
する。
め、本発明は内歯が形成されたアウターロータと、アウ
ターロータに偏心して噛合う外歯が形成されたインナー
ロータとをポンプケーシングに回転自在に収容し、イン
ナーロータを駆動することによりアウターロータを従動
させ、オイルの吸込みおよび吐出を行うように構成した
内接型オイルポンプにおいて、前記アウターロータの歯
底部応力と前記インナーロータの歯底部応力とが動的状
態においてほぼ等しくなるように構成したことを特徴と
する。
【０００８】
【作用】本発明によれば、アウターロータとインナーロ
ータとの歯底部応力が、動的状態においてほぼ等しくな
るように構成される。このように構成すると両者の歯幅
が等しい場合、アウターロータの歯底厚みを従来に比
べ、例えば半分程度に減少することが可能となり、外径
の縮小による小型、軽量化および消費馬力の低減が達成
される。
ータとの歯底部応力が、動的状態においてほぼ等しくな
るように構成される。このように構成すると両者の歯幅
が等しい場合、アウターロータの歯底厚みを従来に比
べ、例えば半分程度に減少することが可能となり、外径
の縮小による小型、軽量化および消費馬力の低減が達成
される。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を添附図面を参照しつ
つ説明する。
つ説明する。
【００１０】図１〜図２は、この発明の一実施例を示す
図である。
図である。
【００１１】まず構成を説明すると、図において、１は
ポンプケーシング、２はポンプケーシング１に形成され
た収容室、３は収容室２に収容され回転自在に保たれる
アウターロータ、４はアウターロータ３とは偏心されて
駆動軸５に一体に噛合され、その回転によってアウター
ロータ３を連動回転させるインナーロータである。アウ
ターロータ３の内歯３Ａとインナーロータ４の外歯４Ａ
とは歯数が相違し、その歯形同士が収容室２内の噛合い
部６で噛合うと共に、歯形同士間に形成される密閉空間
７内にオイルが吸入室８側から導かれる。そして、収容
室２内の閉じ込み部９で上記密閉空間７内に完全にオイ
ルが閉じ込められた上、吐出室１０側まで双方のロータ
が回転してきたところで吐出室１０側にオイルが吐出さ
れる。さらに、１１は吸入室へのオイル吸入口、１２は
吐出室１０からオイルを吐出する吐出口、１３はオイル
シール、１４はポンプケーシングに形成された収容室２
を閉塞するポンプカバーである。
ポンプケーシング、２はポンプケーシング１に形成され
た収容室、３は収容室２に収容され回転自在に保たれる
アウターロータ、４はアウターロータ３とは偏心されて
駆動軸５に一体に噛合され、その回転によってアウター
ロータ３を連動回転させるインナーロータである。アウ
ターロータ３の内歯３Ａとインナーロータ４の外歯４Ａ
とは歯数が相違し、その歯形同士が収容室２内の噛合い
部６で噛合うと共に、歯形同士間に形成される密閉空間
７内にオイルが吸入室８側から導かれる。そして、収容
室２内の閉じ込み部９で上記密閉空間７内に完全にオイ
ルが閉じ込められた上、吐出室１０側まで双方のロータ
が回転してきたところで吐出室１０側にオイルが吐出さ
れる。さらに、１１は吸入室へのオイル吸入口、１２は
吐出室１０からオイルを吐出する吐出口、１３はオイル
シール、１４はポンプケーシングに形成された収容室２
を閉塞するポンプカバーである。
【００１２】アウターロータ３およびインナーロータ４
は鉄系焼結合金で構成され、それぞれは同一の歯幅ａを
有している。そして、アウターロータ３の歯底部３Ｂの
厚さをｂとする。またインナーロータ４は駆動軸５と二
面幅を介して結合されているので、最大応力の発生する
最小厚さ部をインナーロータ４の歯底部４Ｂとする。
は鉄系焼結合金で構成され、それぞれは同一の歯幅ａを
有している。そして、アウターロータ３の歯底部３Ｂの
厚さをｂとする。またインナーロータ４は駆動軸５と二
面幅を介して結合されているので、最大応力の発生する
最小厚さ部をインナーロータ４の歯底部４Ｂとする。
【００１３】そして、インナーロータ４の歯底部４Ｂの
設定を変化させることなく、アウターロータ３の歯底部
３Ｂの幅ａと厚さｂとの関係はｂ／ａ＝２０〜４０％に
設定する。
設定を変化させることなく、アウターロータ３の歯底部
３Ｂの幅ａと厚さｂとの関係はｂ／ａ＝２０〜４０％に
設定する。
【００１４】上述の関係に設定すると、インナーロータ
４およびアウターロータ３の歯底部応力が動的状態、す
なわち回転駆動状態においてほぼ等しくなる。ただし、
アウターロータ３側の歯底応力がインナーロータ４側の
歯底応力を越えない程度である。
４およびアウターロータ３の歯底部応力が動的状態、す
なわち回転駆動状態においてほぼ等しくなる。ただし、
アウターロータ３側の歯底応力がインナーロータ４側の
歯底応力を越えない程度である。
【００１５】ちなみに、インナーロータ４の歯底部４Ｂ
の歯底応力を一定とした場合に、（Ａ）ａ＝１２ｍｍ，
ｂ＝５ｍｍ、故にｂ／ａ＝４１．６％の従来のアウター
ロータ、および（Ｂ）ａ＝１２ｍｍ，ｂ＝２．５ｍｍ、
故にｂ／ａ＝２０．８％の本発明にかかるアウターロー
タを用い、それぞれの歯底応力と入力回転数との関係を
グラフに示すと図４の（Ａ）および（Ｂ）のようにな
る。
の歯底応力を一定とした場合に、（Ａ）ａ＝１２ｍｍ，
ｂ＝５ｍｍ、故にｂ／ａ＝４１．６％の従来のアウター
ロータ、および（Ｂ）ａ＝１２ｍｍ，ｂ＝２．５ｍｍ、
故にｂ／ａ＝２０．８％の本発明にかかるアウターロー
タを用い、それぞれの歯底応力と入力回転数との関係を
グラフに示すと図４の（Ａ）および（Ｂ）のようにな
る。
【００１６】このように、インナーロータ４とアウター
ロータ３との歯底応力が、それらの動的状態においてほ
ぼ等しくなるよう構成する結果、アウターロータ３の歯
底部３Ｂの厚さは従来の半分程度まで減少することがで
き、アウターロータ３の外径が縮径されおよび軽量とな
る。また、アウタロータ３の縮径によりロータ回転によ
る消費馬力を低減できる。
ロータ３との歯底応力が、それらの動的状態においてほ
ぼ等しくなるよう構成する結果、アウターロータ３の歯
底部３Ｂの厚さは従来の半分程度まで減少することがで
き、アウターロータ３の外径が縮径されおよび軽量とな
る。また、アウタロータ３の縮径によりロータ回転によ
る消費馬力を低減できる。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればアウターロータの径が縮小できるので、内接型
オイルポンプの小型化および軽量化をはかると共に、ロ
ータ回転による消費馬力を低減させることができ、高効
率のポンプを提供することができる。
によればアウターロータの径が縮小できるので、内接型
オイルポンプの小型化および軽量化をはかると共に、ロ
ータ回転による消費馬力を低減させることができ、高効
率のポンプを提供することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す正断面図である。
【図２】図１のII−II線断面図である。
【図３】本発明実施例のアウターロータの一部断面図で
ある。
ある。
【図４】歯底応力と回転数との関係を示すグラフで、
（Ａ）は従来例、（Ｂ）は本発明の実施例である。
（Ａ）は従来例、（Ｂ）は本発明の実施例である。
１ ポンプケーシング ２ 収容室 ３ アウターロータ ３Ａ アウターロータ内歯 ３Ｂ アウターロータ歯底部 ４ インナーロータ ４Ａ インナーロータ外歯 ４Ｂ インナーロータ歯底部 ５ 駆動軸 ６ 噛合い部 ７ 密閉空間 ８ 吸入室 ９ 閉じ込み部 １０ 吐出室 １１ 吸入口 １２ 吐出口 １３ オイルシール １４ ポンプカバー ａ アウターロータ歯幅 ｂ アウターロータ歯底部厚さ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F04C 2/08 - 2/28 F04C 11/00 - 15/04 321
Claims (1)
- 【請求項１】 内歯が形成されたアウターロータと、ア
ウターロータに偏心して噛合う外歯が形成されたインナ
ーロータとをポンプケーシングに回転自在に収容し、イ
ンナーロータを駆動することによりアウターロータを従
動させ、オイルの吸込みおよび吐出を行うように構成し
た内接型オイルポンプにおいて、 前記アウターロータの歯底部応力と前記インナーロータ
の歯底部応力とが動的状態においてほぼ等しくなるよう
に構成したことを特徴とする内接型オイルポンプ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03185893A JP3155642B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 内接型オイルポンプ |
| US08/199,484 US5362220A (en) | 1993-02-22 | 1994-02-22 | Rotor-type oil pump |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03185893A JP3155642B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 内接型オイルポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06249156A JPH06249156A (ja) | 1994-09-06 |
| JP3155642B2 true JP3155642B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=12342752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03185893A Expired - Fee Related JP3155642B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 内接型オイルポンプ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5362220A (ja) |
| JP (1) | JP3155642B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4328184B2 (ja) * | 2003-11-17 | 2009-09-09 | 株式会社日立製作所 | オイルポンプ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5920591A (ja) * | 1982-07-23 | 1984-02-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 回転ポンプ用焼結ロ−タ−およびその製造法 |
| JPS5979083A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 回転ポンプ用ロ−タ− |
| JP2544835Y2 (ja) * | 1991-02-28 | 1997-08-20 | 株式会社ユニシアジェックス | オイルポンプ |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP03185893A patent/JP3155642B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-02-22 US US08/199,484 patent/US5362220A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5362220A (en) | 1994-11-08 |
| JPH06249156A (ja) | 1994-09-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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