JP3154327B2 - エアクリーナ - Google Patents

エアクリーナ

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車,不整
地走行車両等に好適な、特に自動二輪車に適したエアク
リーナに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】自動
二輪車,不整地走行車両等のエンジンには、外気をエン
ジン内に供給する際に、空気内に含まれる塵芥等を除去
するため、エアクリーナが付設されている。このエアク
リーナ内には、スポンジあるいは紙性のエアエレメント
(フィルター)が配置され、このエアエレメントによっ
て、外気から吸入された空気内の塵芥を除去する。
【0003】従って、このエアエレメントは、所定走行
距離毎に清掃され、又は新しいものに取り替えられる。
【0004】ところで、上記エアエレメントは、道路の
舗装状況が良い場所で使用される場合には、比較的長い
期間清掃又は交換せずともよいのに対して、不整地の走
行が多い場合には、比較的短い間隔で清掃する必要があ
る。
【0005】ところが、専ら不整地で使用される機種の
場合には、予め上記清掃又は交換の間隔があまり短くな
ることのないように、エアクリーナの容量を大きくする
ような対応がなされる。また、東南アジア地域のよう
に、雨期に道路が冠水するような地域で使用される場合
には、水溜まりを走行中にエアクリーナから水を吸い込
むことがないような、また、仮に吸い込んでも該吸い込
んだ水が速やかに排出されるような構造が求められる。
【0006】さらに、上記不整地走行や水溜まりでの走
行が多い地域では、エアクリーナのメンテナンスが簡単
にできるような構造にしておく必要がある。
【0007】なお、この種のエアクリーナとして特開平
8−319909号がある。
【0008】本発明は、このような現況に鑑みおこなわ
れもので、エアクリーナのクリーンエリア側への水の侵
入を防止し、またダーティーエリア側に侵入した水が速
やかに排出でき、さらにメンテナンスが容易な、自動二
輪車あるいは不整地走行車両等の車両に搭載されるエア
クリーナを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本第1の発明にかかるエ
アクリーナは、車両に装備されるエアクリーナであっ
て、上記エアクリーナが、縦断面で、クリーンエリアと
ダーティエリアの二つに分割され、該クリーンエリアと
ダーティエリアの間に脱着自在にエアエレメントが配置
されるとともに、該ダーティエリアの上記エアエレメン
トの下端より低い位置に、内部に侵入した水を一時的に
溜め且つ外部に排出する収水スペースを設けたエアクリ
ーナにおいて、上記クリーンエリアとダーティエリアの
間に配置されているエアエレメントの少なくとも底部を
除く周囲に該エアエレメントをその位置に保持し且つ侵
入する水を下方に導くべく、該エアエレメントを外周方
から覆うように、隔壁を設けるとともに、この隔壁の上
方に外気を取り込む吸入口を設けたことを特徴とする。
【0010】また、本第2の発明にかかるエアクリーナ
は、自動二輪車に装備されるエアクリーナであり、この
エアクリーナが、車両の長手方向に沿う方向の縦断面
で、クリーンエリアとダーティエリアの二つに分割さ
れ、該クリーンエリアとダーティエリアの間に脱着自在
にエアエレメントが配置されるとともに、該ダーティエ
リアの上記エアエレメントの下端より低い位置に、内部
に侵入した水を一時的に溜め且つ外部に排出する収水ス
ペースを設けたエアクリーナにおいて、上記クリーンエ
リアとダーティエリアの間に配置されているエアエレメ
ントの少なくとも底部を除く周囲に該エアエレメントを
その位置に保持し且つ侵入する水を下方に導くべく、該
エアエレメントを外周方から覆うように、隔壁を設ける
とともに、この隔壁の上方に外気を取り込む吸入口を設
けたことを特徴とする。
【0011】しかして、上記本第1及び第2の発明のよ
うに構成されたエアクリーナによれば、エアエレンメン
トの下端より低い位置に、収水スペースが設けられてい
るため、エアクリーナ内に仮に水が侵入しても、この収
水スペース内に溜まり、外部に排出されることになる。
従って、エアクリーナのクリーンエリア内には、エアク
リーナを通して外部からの水の侵入が防止できる。ま
た、エアクリーナのダーティエリア側に侵入した水は、
低位置にある収水スペースから外部に速やかに排出され
ることになる。
【0012】
【0013】
【0014】また、クリーンエリアとダーティエリアの
間に配置されているエアエレメントの少なくとも底部を
除く周囲に該エアエレメントをその位置に保持し且つ侵
入する水を下方に導く隔壁を設けるとともに、この隔壁
の上方に外気を取り込む吸入口を設けると、外部からエ
アクリーナ内に侵入した水を速やかにダーティエリアの
収水スペースに導くことができる点で優れた構成とな
る。
【0015】さらに、収水スペースの底面が、外部に水
を排出するための排出口に向かって下方に傾斜する傾斜
面で構成されていると、該収水スペースに溜まった水を
速やかに排出できる構成となる。
【0016】また、傾斜面の途中に該傾斜面から上方へ
湾曲状に突出部が形成されていると、一時的に収水スペ
ースに溜まった水が上方に移動することを防止できる構
成となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1の実施例にかか
るエアクリーナを、自動二輪車に装備した場合の実施例
を図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本実施例にかかるエアクリーナの外
観構成を示す全体斜視図、図2は図1に示すエアクリー
ナの内部の構成を表す分解斜視図、図3は図1に示すエ
アクリーナを自動二輪車に装備させた場合のフレームへ
の該エアクリーナの取付状態を示す斜視図、図4は図1
に示すエアクリーナを自動二輪車に装備させた場合の実
施形態を示す自動二輪車の部分側面図である。
【0019】図1において、Aはエアクリーナで、この
エアクリーナAは縦断面で、つまり縦方向に延びる分割
断面で、左右に二つのパーツ(基部とカバー部)、つま
りエアクリーナケース(基部)1とエレメントカバー
(カバー部)2に分割され、そのうちエアクリーナケー
ス1の内部には、図2に図示するように、クリーンエリ
ア10が形成され、エレメントカバー2の内部にはダー
ティエリア12が形成されている。そして、上記エアク
リーナケース1,エレメントカバー2の間には、図2に
図示するように、上記クリーンエリア10とダーティエ
リア12を隔てるエアエレメント3が配設されるととも
に、上記エアクリーナケース1のエレメントカバー2と
の接合面側には、接合面から侵入する水を下方に導くべ
く、上記エアエレメント3を外周方から覆う隔壁1A
が、エアクリーナケース1の外周縁の端面1aからエレ
メントカバー2側に突設されている。この隔壁1Aの内
方には、格子状に固定壁1Bが形成され、上記エアエレ
メント3がクリーンエリア10側へ移動しないように構
成されている。そして、上記固定壁1Bに一方の側面が
当接・保持されるように、まず、金属製の網金具5が配
設され、続いてスポンジ製のエアエレメント3が配置さ
れる。また、押さえ金具6を図示しないネジで上記エレ
メントカバー2側に固定し、該エレメントカバー2をエ
アクリーナケース1に取着することによって、該押さえ
金具6で押圧して、上記エアエレメント3をエアクリー
ナA内に固定できるよう構成されている。つまり、エア
エレメント3を所謂ワンタッチで取付・取り外しできる
よう構成されている。
【0020】また、上述のようにエアクリーナケース1
とエレメントカバー2を接合すると、上記隔壁1Aの下
方には、収水スペース3Cが形成される。この収水スペ
ース3Cの底部を形成しているエアクリーナケース1,
エレメントカバー2の内方の底面3bは、図4に図示す
るように、車体Fに取着された状態で、前側で低くなる
ような傾斜面となり、この底面3bを構成する傾斜面の
中程の位置、つまり傾斜角度が変化する部位には、上方
へ湾曲状に突出した突出部3dが形成されている。この
突出部3dは、図2に図示するように、エアクリーナケ
ース1にエレメントカバー2を取り付ける際の取付孔9
の周部(外周部分の一部)を利用して形成されている。
【0021】これら、エアクリーナケース1とエレメン
トカバー2は、図示しない固定ボルトによって図1に図
示するように両者接合した状態で固定される。また、エ
アクリーナケース1とエレメントカバー2の接合面は、
凹凸状の嵌合構造になり、且つ嵌合部に図示しないOリ
ング状のシール部材が介装されるため、これらの接合面
は水密性を有する。
【0022】このエアクリーナAは、大きさ的には、図
3に図示するように、車体Fの全幅に近い幅(この実施
例ではエアクリーナが配置されている部位の車幅の約3
/5程度の寸法)を有し高さ的には、エンジンE(図4
参照)の1/3程度の高さを有しており、容積的には、
エンジンEのシリンダ及びシリンダヘッドを合わせた程
度の大きな容積を備えた大型のエアクリーナとなってい
る。
【0023】ところで、上記エレメントカバー2の後端
部(車両の走行方向における後側の端部)上面には、図
2に図示するように、外気をエアクリーナA内部に取り
込むための吸入口14が形成されており、この吸入口1
4には、逆L字状のダクト15が、該ダクト15の吸気
口15aが車体内方(中央方)に向かって開口するよ
う、取着される。このダクト15は、可撓性を有するゴ
ムで作られている。また、この吸入口14の下方には上
記収水スペース3Cが位置している。
【0024】また、この実施例では、図1に図示するよ
うに、上記エアクリーナケース1の右側方には、工具ケ
ースとバッテリケースとが一体になったケース16が一
体的に形成されている。
【0025】そして、このエアクリーナAは、自動二輪
車Bの車体Fには、図3に図示するように、車体F側に
付設された図示しないブラケットを介して、脱着自在に
ボルト止めされる。
【0026】このように、エアクリーナAは、車体Fに
取付られた状態において、エアクリーナAの前端部の底
部、つまり上記ダーティエリア12の底部の前端部に
は、排水孔(排出口)2e(図5参照)が形成され、ダ
ーティエリア12に溜まった水を外部に排出するよう構
成されている。特に、上記排水孔2e(図5参照)に、
図5(a),〜(c)に図示する逆止弁機能を備えたチ
ューブ13を付設すると、エアクリーナAにとって好ま
しいドレイン機構となる。
【0027】即ち、このチューブ13は、図5(a)に
図示するように、エアクリーナAの排水孔2eの先端
に、該チューブ13の基端13aを且つ先端13bが車
両の中心方へ向くよう斜めに取着されている。そして、
このようにチューブ13を取着した場合、上記排水孔2
eは、エアクリーナAのエレンメントカバー2側の底部
の前端部から突出したパイプ2rの先端の側部に形成さ
れる開口部分によって形成され、このパイプ2rの先端
の開口部分は上記チューブ13が取着された状態で該チ
ューブ13の壁面に当接して閉塞された状態となる。つ
まり、このチューブ13は、図5(a)〜(c)に図示
するように、上記基端13aに形成された開口部分が、
上記パイプ2rに挿着され、上記排水孔2eとチューブ
13の通水路13eが連通する。そして、該チューブ1
3の下端部には、該チューブ13の長手方向に垂直な方
向にカッター等によってスリット13sが形成され、こ
のスリット13sがリップのように作用して逆止機構と
して機能する。つまり、内部の上記通水路13eに水が
溜まると、その水圧(液圧)によって上記スリット13
sから外部に漏出する。一方、チューブ13の外周から
圧力が作用すると、該チューブ13が収縮することによ
って、上記スリット13sが閉塞して、外部から内部へ
の水の侵入を阻止する。
【0028】このようなドレイン機構を備えていると、
仮にエアクリーナAの排水孔2eの位置より高い位置に
水位が上がった状態になっても、この排水孔2eからエ
アクリーナA内部に水が侵入することは少ない。しか
も、エアクリーナAの上記収水スペース3Cに溜まった
水等の液体は、上記チューブ13を介して、外部に漏出
することが可能となる。
【0029】また、図4に図示するように、上記エアク
リーナケース1のクリーンエリア10の前端壁面の上部
の位置には、キャブレータCと連通するための連通口7
が形成され、ダクトDを介して、クリーンエリア10
(図2参照)とキャブレータCとを接続している。
【0030】そして、図4のように、エンジンE後方に
配置されたエアクリーナAは、上記ダクト15が自動二
輪車のシートSを支持するメインフレーム19に隣接し
た下方に位置するように取着されることになる。また、
上記エアクリーナAの側方は、図3に図示しブラケット
17に取りつけられるサイドカバー20によって覆われ
ることになる。また、図示しないが、図4の自動二輪車
の反対の側面方に配置される上記工具ケースとバッテリ
ケースが一体になったケース16(図1参照)も、同様
のサイドカバーによって覆われることになる。
【0031】しかして、このように構成されたエアクリ
ーナは、以下のように作用する。即ち、東南アジア特有
のスコールのような中を走行した場合も、外気は、上方
が上記シートで覆われ、側方が上記サイドカバー20で
覆われているダクト15からエアクリーナA内部に吸い
込まれるため、水がエアクリーナA内部に侵入すること
は殆どない。また、水溜まりを走行した場合も、図4に
図示するように、前方斜め下方から飛散する水を妨げる
ようにエンジンEおよび図示しないアンダーガードプレ
ートが位置しているため、また上記ダクト15が上述の
ような隠れた位置に配置されているため、下方から水が
エアクリーナA内部に侵入することは殆どない。
【0032】また、万が一、エアクリーナA内部に上記
ダクト15等から水が侵入したとしても、直接又は上記
隔壁1Aに導かれて、下方の収水スペース3Cに溜ま
り、傾斜面からなる底面3bに導かれて、収水スペース
3C前端部の排水孔2eを経てチューブ13のスリット
13sから、外部に排出されることになる。そして、そ
の際、上述のように突出部3dが形成されているため、
車体が前後に揺動しても、収水スペース3Cに溜まった
水は、上方に逆流することなく、スムーズに排出される
ことになる。
【0033】つまり、エアクリーナA内に侵入した水
は、ダーティエリア12の下方に導かれて、ここから外
部に速やかに排出され、クリーンエリア10には水が侵
入することはない。
【0034】さらに、上記エアクリーナAの場合、上述
したドレイン機構を具備しているため、仮にエアクリー
ナAの頂部を除くその下方部分まで水位があったとして
も、該エアクリーナA内へ上記チューブ13と排水孔2
eを経て水等が侵入することはない。また、このチュー
ブ13と排水孔2eを経て、塵芥,虫等が侵入すること
もない。
【0035】また、上述したように、エアクリーナAの
容量が大きいことに起因して、エアエレメント3も大き
くできることから、塵芥の多い地域で使用された場合に
も、清掃間隔が長く、また、清掃する場合には、単に、
エレメントカバー2をエアクリーナケース1側に固定す
る固定ボルトを外すだけで、内部が露出することから、
そのままエアエレメント3が取り外せるため、該エアエ
レメント3を簡単に清掃することができる。そして、清
掃後は、再び逆の手順で簡単に取りつけることができ
る。
【0036】ところで、上記実施例では、自動二輪車に
適用したエアクリーナについて専ら説明したが、同様に
4輪の不整地走行車両のエアクリーナとしても使用で
き、同様の作用効果を奏することは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】本発明にかかるエアクリーナによれば、
エアクリーナのクリーンエリア側への水の侵入を防止す
ることができ、またダーティーエリア側に侵入した水が
速やかに排出でき、しかもメンテナンスが容易な、自動
二輪車あるいは不整地走行車両等の車両に搭載されるエ
アクリーナを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例にかかるエアクリーナの外観構成を
示す全体斜視図、図2は図1に示すエアクリーナの内部
の構成を表す分解斜視図である。
【図2】 図1に示すエアクリーナの内部の構成を表す
分解斜視図で、カバー部の一部側壁を切り欠いて底面を
示した図である。
【図3】 図1に示すエアクリーナを自動二輪車に装備
させた場合のフレームへの該エアクリーナの取付状態を
示す斜視図である。
【図4】 図1に示すエアクリーナを自動二輪車に装備
させた場合の実施形態を示す自動二輪車の部分側面図で
ある。
【図5】 ドレイン機構を示す図で、(a)はその部分
斜視図、(b)はドレイン機構を示す要部の断面図、
(c)はチューブの下端部に形成されたスリットを示す
図である。
【符号の説明】
A……エアクリーナ 1……エアクリーナケース 2……エレメントカバー 3C……収水スペース 10……クリーンエリア 11……ダーティエリア
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02M 35/08 K (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/08 B62J 39/00 F02M 35/024 511 F02M 35/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に装備されるエアクリーナであり、
    このエアクリーナが、縦断面で、クリーンエリアとダー
    ティエリアの二つに分割され、該クリーンエリアとダー
    ティエリアの間に脱着自在にエアエレメントが配置され
    るとともに、該ダーティエリアの上記エアエレメントの
    下端より低い位置に、内部に侵入した水を一時的に溜め
    且つ外部に排出する収水スペースを設けたエアクリーナ
    において、 上記クリーンエリアとダーティエリアの間に配置されて
    いるエアエレメントの少なくとも底部を除く周囲に該エ
    アエレメントをその位置に保持し且つ侵入する水を下方
    に導くべく、該エアエレメントを外周方から覆うよう
    に、隔壁を設けるとともに、この隔壁の上方に外気を取
    り込む吸入口を設けたことを特徴とするエアクリーナ。
  2. 【請求項2】 自動二輪車に装備されるエアクリーナで
    あり、このエアクリーナが、車両の長手方向に沿う方向
    の縦断面で、クリーンエリアとダーティエリアの二つに
    分割され、該クリーンエリアとダーティエリアの間に脱
    着自在にエアエレメントが配置されるとともに、該ダー
    ティエリアの上記エアエレメントの下端より低い位置
    に、内部に侵入した水を一時的に溜め且つ外部に排出す
    る収水スペースを設けたエアクリーナにおいて、 上記クリーンエリアとダーティエリアの間に配置されて
    いるエアエレメントの少なくとも底部を除く周囲に該エ
    アエレメントをその位置に保持し且つ侵入する水を下方
    に導くべく、該エアエレメントを外周方から覆うよう
    に、隔壁を設けるとともに、この隔壁の上方に外気を取
    り込む吸入口を設けたことを特徴とするエアクリーナ。
  3. 【請求項3】 前記収水スペースの底面が、外部に水を
    排出するための排出口に向かって下方に傾斜する傾斜面
    で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    のエアクリーナ。
  4. 【請求項4】 前記傾斜面の途中に傾斜面から上方へ湾
    曲状に突出した突出部が形成されていることを特徴とす
    る請求項3記載のエアクリーナ。
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