JP3152718B2 - 生物学的液体処理装置 - Google Patents

生物学的液体処理装置

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JP3152718B2
JP3152718B2 JP4377492A JP4377492A JP3152718B2 JP 3152718 B2 JP3152718 B2 JP 3152718B2 JP 4377492 A JP4377492 A JP 4377492A JP 4377492 A JP4377492 A JP 4377492A JP 3152718 B2 JP3152718 B2 JP 3152718B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生物学的活性物質また
は該活性物質を含んだ試料を処理する器具を具備した分
析機および分注機に関し、特に前記器具を洗浄する機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】臨床検査等においては、各種の分析装置
を用いることにより、例えば、尿、血清、血漿等の各種
体液成分が分析されている。そのような分析では、通常
の生化学的な測定法に限らず、抗原- 抗体反応を用いる
免疫学的測定法、DNAプローブを用いる測定法又は電
気泳動による測定法のような多種多様の分析法が採用さ
れている。
【0003】近年、これら分析法は著しく高感度化さ
れ、また測定レンジの拡大が達成されている。それに伴
って、特にサンプル分注ノズルや反応容器等のように、
サンプルと接する部分の洗浄はますます重要になってい
る。
【0004】従来、上記種々の分析に用いられるノズル
や容器等の洗浄には多くの考案がなされているが、これ
らは基本的には洗浄水あるいは洗剤を使うことにより、
機械的に洗浄効率を上げようとするものが多い(特開昭
62−242858号、特開昭62−288574号、
実公平3−23572号、特公昭52−38754
号)。例えば、62−288574号に記載の洗浄機構
は、洗浄水が下方から上方に吹き上げられ、試料および
試薬を吸引・吐出するサンプリングプローブの移動にと
もなってその先端が洗浄水吹き上げ部を通過する際に、
前記サンプリングプローブの外壁が前記洗浄水で洗浄さ
れるように構成されている。しかしながら、単に機械的
に洗浄効果を高めても限界が有り、これで十分とは言え
ない。
【0005】そこで、サンプルノズル等のような、サン
プルと接する部分をディスポーザブル化しようとする機
構に関する提案がなされている(特開昭63−2437
62号、特開平1−184465号、実開平1−146
162号、実開平1−141466号、特開昭63−1
06567号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
洗浄水による機械的洗浄機構では、キャリーオーバー及
びコンタミネーションを回避するために多量の洗浄水が
必要となるため、廃液の発生量が多くなり、処理コスト
が高くならざるを得ない。しかも、近年における分析の
高感度化に伴い、洗浄水による洗浄では、キャリーオー
バー及びコンタミネーションを実用レベルで完全に回避
することはできない。更に、洗浄用薬剤を洗い流すため
の時間を要するので、大量処理ないし連続処理には適さ
ない。これ故に従来では、多数の分注用ノズルを使用し
たり、反応ラインを長くして洗浄用の時間を稼いでい
た。
【0007】一方、サンプルノズルや反応容器をディス
ポーザブル化することよって、洗浄不良によるサンプル
間のコンタミネーション、あるいはキャリ−オーバーと
言った問題は確実に回避できる。しかしながら、一つの
サンプルの測定を行う毎にサンプルノズルを廃棄するこ
とはコスト的に負担が大きくなるだけでなく、近年高ま
りつつある環境保護の観点からも好ましくない。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、従来行われているような水等による洗
浄を過度に行なうものではなく、従来の概念からすれば
むしろ無洗浄に近い状態にすることにより廃液発生量を
減少させ、廃液タンクを小型化し、しかもノンディスポ
ーザブルで、実用的な再使用性を確保できる装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による分析装置の
洗浄機構は、生物学的活性を有する試料および/または
試薬を含有する液体を所定の反応容器へ移すための、吸
引および吐出経路を有する液体移送手段と、該液体移送
手段の吸引位置に配置されて、前記吸引されるべき液体
を収容する液体収容部と、前記液体移送手段の吐出位置
に複数の容器を供給する容器供給手段と、前記液体移送
手段の吸引および吐出経路に前記試料および/または試
薬の生物学的活性を失活させる作用を有する失活用流体
を供給する気体供給手段と、前記失活用流体を回収し、
その失活作用を分解処理する分解処理室とを具備したこ
とを特徴とする。
【0010】本発明において、前記失活用流体として
は、例えばオゾンや過酸化水素のような過酸化ガスまた
は該過酸化ガスを含有する液体を用いることができる。
特に、オゾン水、オゾンを含む空気の泡を混入させた
水、またはオゾンを含む空気を好適に使用することがで
きる。以下、本発明の詳細を説明する。
【0011】分析装置におけるサンプルノズル、試薬分
注ノズル及び反応容器等のような、サンプルや試薬が接
する部分での洗浄の完成度が要求されるのは、主とし
て、免疫学的測定方法を行う場合およびDNAプローブ
等を用いたDNAアッセイのように、生物学的活性の測
定を行う場合である。これらの測定方法は何れも、その
測定レンジ及び感度が近年著しく向上した方法である。
また、組織化学的に細胞等を染色ないし発光させて観察
する場合にも、抗原、抗体や酵素等の生物学的活性を利
用することが多いので、切片作成などの処理中に異なる
細胞からのコンタミネーションがあってはならない。
【0012】上記のような場合、必ずしもサンプルや試
薬の中に存在する生物学的活性物質(例えば抗原、抗
体、酵素、細菌、ウィルス、DNA、RNA等)を完全
に洗い流すことのみが効果的な洗浄ではない。即ち、洗
浄の目的は器具を再使用可能な状態に再生することであ
るから、器具に付着したサンプル若しくは試薬中に存在
する活性物質を、分析結果に影響を与えることがないよ
うに失活ないし不活性化しさえすれば洗浄の目的は効果
的に達成され得る。
【0013】上記の基本的思想に基づき、発明者等は種
々の不活性化処理による器具の再生効果を検討した。特
に、タンパク質の変性ないし分解作用を持つ方法につい
て検討を進めた。
【0014】従来、タンパク質の変性剤ないし不活性化
剤は殺菌剤や消毒剤として使用されており、そのなかに
は以下のものが含まれる:即ち、酸もしくはアルカリ
(例えば鉱酸、苛性ソーダ、水酸化バリウム、安息香
酸、パラハイドロキシ安息香酸、乳酸、プロピオン酸
塩)、重金属(例えば昇永、マーキュロクローム、マー
チオレート、フェニル酢酸水銀のような水銀剤、サルバ
ルサンのようなヒ素剤、硫酸銅、硝酸銀)、酸化剤(例
えば過マンガン酸カリ、ブローム、ヨード若しくはフッ
素のようなハロゲン類)、ホルマリン、色素剤(例えば
塩基性もしくは酸性の色素)などである。
【0015】しかし、殺菌もしくは消毒のために薬剤、
紫外線、加熱蒸気、超音波等を用いて従来行われている
タンパク質の変性ないし不活性化は、あくまでも伝染
性、寄生性、増殖性といった微生物等のもつ有害な生活
能力を沈静化するか、弱体化ないし殺生することを目的
として行うものであるから、必ずしも抗原、抗体および
酵素のような物質の活性を消失させることと同一ではな
い。このことは、抗原および抗体等の活性は、例えばエ
タノールやアセトンによる各種タンパク質の精製、ホル
マリンやフェノールを用いた不溶性抗原の無菌化、ホリ
マリン固定後の免疫組織化学染色等のように、殺菌、消
毒と同様の処理を行なった後に、上記活性は残存させた
まま利用することが一般的に行われていることからも明
らかである。
【0016】従来用いられている各種のタンパク質変性
剤および不活性化剤を、洗浄液に添加して用いることも
検討した。しかし、その残留効果のために分析結果に影
響を与えたり、あるいは分析機に化学的損傷を与える等
の問題が生じた。また、一般的な分析機での洗浄時間は
数秒と短いため、十分な効果を得るためには使用する変
性剤ないし不活性化剤の濃度を上げなければならず、と
ても実用になるものではなかった。これは予想されたこ
とで、多く技術者が検討したであろうと思われるにもか
かわらず、殆ど効果的な洗浄の手段として実用されるに
至っていないのはこのためであると思われる。
【0017】このような中で、発明者は過酸化ガスに着
目した。一般に、オゾンや過酸化水素のような過酸化ガ
スは強力な酸化作用を有し、且つ不安定で不活性となり
やすいため、残存性がゼロに等しいという性質を有して
いる。この性質は、分析結果に影響を与えないという意
味で、本発明の基本的思想を実現する上で重要かつ有利
である。特に、オゾンはその発生量および時間を電気的
にコントロールでき、これも他の物質にはない重要な性
質である。
【0018】オゾンの強力な酸化作用によって、システ
イン、メチオニン、シスチン、チロシン、ヒスチジンが
作用を受けることは知られている(M.Kuroda,
F.Sakiyama,K.Narita,J.Bio
chem.,78,641(1975))。また、オゾ
ンを殺菌、消毒に用いることについても提案されている
(特開昭63−236593、特開昭61−13858
6、特開昭61−263691)。更に、オゾン水によ
る内視鏡の消毒装置に関する提案がなされている(特開
平3−111026、特開平3−68331)。
【0019】しかしながら、微生物のサイズ、形態、耐
性、蛋白構成等の違いによって、殺菌や消毒に要する時
間が大きくばらつく上に、無菌に近付くほど作用速度が
鈍化するので、通常の場合、1時間〜24時間の範囲で処
理されている。従って、分析装置の洗浄に使用できるほ
どの短時間、例えば数秒〜1分程度のオゾン処理で殺菌
や消毒を完了するような効果が期待できることを示すも
のはなかった。また、抗原、抗体、酵素あるいはDNA
等の活性を実用レベルで消失させることが可能であるこ
とを示す文献も存在しない。逆に、タンパク質の変性に
は数10分を要すると推定した報告がある(用水と廃水
P894 Vol.30 No.9(1988))。従っ
て、これら先行文献の記載から常識的に考えると、本発
明における基本的思想の実現は不可能と思えるものであ
った。
【0020】上記事情の下で鋭意研究を続けた結果、発
明者等は、オゾン水、オゾンを含む空気の泡を混入させ
た水、またはオゾンを含む空気が、分析装置の効果的な
洗浄に使用できることを確認するに至った。特に、オゾ
ンを含む空気による洗浄は効果的であり、過去に類を見
ない結果をもたらした。この結果は、全く予期し得ない
驚くべきものであった。そこで、オゾンの発生量および
時間を電気的にコントロールできるという既述の利点
と、この驚くべき結果とを組合わせることにより本発明
を完成し、分析装置に最適な洗浄機構を可能としたもの
である。
【0021】本発明の方法を適用する器具としては、分
注用のノズル、シリンジ、吸引管、各種サンプル試薬用
容器、反応用容器、測定用容器、撹拌具、フィルター、
センサー等が挙げられる。分析装置の場合、器具の交換
システムや排液システム等の洗浄関連部を極端に少なく
でき、或いは完全に省略することができる。更に、本発
明は、前洗浄として洗浄用薬剤を含まない水洗浄を行う
洗浄システムにおいて、使用後の洗浄水を再利用するリ
サイクル技術をも提供するする。
【0022】本発明の洗浄機構を利用できる分野は単に
分析装置に限られず、マイクロプレートウオッシャー、
マニュアルで用いる器具等、例えば手術用メス、ミクロ
トーム、ピンセット、試験管、ペトリ皿、フラスコ、対
物用光学レンズ、ピペッタの洗浄にも利用できることは
言うまでもない。
【0023】前洗浄のために使用される洗浄水には、純
粋、生理食塩水、各種緩衝液、稀釈液があり、これらは
単に器具表面に付着したサンプル等を洗い流す程度にの
み使用される。
【0024】本発明の洗浄機構は、種々の分析方法を用
いる装置に対して適用できる。特に、免疫学的測定を用
いる装置、例えば、赤血球等粒子凝集反応、ラテックス
イムノアッセイ、免疫比濁法、ラジオイムノアッセイ、
エンザイムイムノアッセイ、フルオロイムノアッセイ、
ケミカルルミネッセンスイムアッセイを用いる分析装置
に対して適用できる。また、DNA、RNA等をサンプ
ルとするもの、又はDNAプローブを試薬とするものに
対してもオゾンの酸化作用は十分な効果を示すことが考
えられる。検体の種類には囚われることなく、例えば血
液やリンパ液等の体液、或いは尿、糞便などにも利用で
きる。特に、尿や糞便を扱う分析においては、廃液等の
招集効果も期待できる。
【0025】本発明の洗浄機構は、上記の基本的な思想
を装置として具現したものである。即ち、前記失活用流
体としてオゾンを用いる場合、本発明は、オゾン発生機
と、オゾンを含む気体及びオゾンを含む流体をサンプル
ノズル、試薬分注ノズルまたは反応容器等のようなサン
プルや試薬が接する部分に接触させる機構と、処理後の
オゾンを回収して分解等の処理を行なう機構とを具備し
たものとして構成される。その場合、使用するオゾン発
生機は市販品でよい。また、オゾンを含む気体またはオ
ゾンを含む流体を、サンプルや試薬が接する部分に接触
させる機構としては、例えば次のような方式を用いるこ
とができる。 ・サンプルノズル内にオゾンを含む気体を通す。 ・サンプルノズル内にオゾンを含む流体を通す。 ・水中にオゾンを含んだ空気の微細なアワを発生させ洗
浄する。 ・オゾンを含む空気をサンプルノズルに吹き付けるか吸
い込ませる。 ・反応容器をオゾン処理室に滞留させる。 更に、処理後のオゾンを回収して分解等の処理を行な
い、無害化する物理化学的技術は、公知の論文ないしハ
ンドブックに記載のものを適用することができる。
【0026】
【作用】生物学的活性を有する試料または試薬を不活性
化する失活用流体、例えばオゾンをオゾン発生機によっ
て発生させる。このオゾンを含んだ空気を気体のまま、
もしくは液体に溶け込ませ、それらを所定の分注操作を
終えたサンプルノズルや試薬分注ノズル、もしくは所定
の反応と測定を終了した反応容器や反応容器への分注が
終了したサンプルないし試薬収容容器等のような、サン
プルや試薬に繰り返し接する部分に接触させることによ
り、抗原・抗体や酵素等の生物学的活性物質を不活性化
処理する。処理後のオゾンを含む気体及び流体は、回収
及び分解等の処理を受け無害化する。こうして、生物学
的活性物質または該活性物質を含んだ試料を処理する器
具は、実用的に再使用可能なレベルにまで洗浄される。
【0027】本出願人は、既に特願平3−251903
号公報において、オゾン処理による分注用ノズルおよび
反応容器の不活化効果を示している。それによると、洗
浄と同義に使用される上記器具の不活化は、数秒〜1分
で実用的レベルに達する。従って、このような性能を本
発明の装置に適用すれば、サンプル等の連続処理に充分
対応できるものとなる。即ち、本発明の洗浄機構によれ
ば、同種ないし異種のサンプル等を連続的に分注する間
に、分注用ノズルを速やかに洗浄できる。このとき、も
し複数のノズルを交互に使用するように構成すれば、よ
り迅速な連続処理が可能となる。必要ならば、所定数の
分注が終わる毎に、1分程度の不活化処理を行ってもよ
い。また、反応容器の洗浄においても、速やかに再使用
可能となるので、反応ラインを顕著に短縮できる。
【0028】
【実施例】
<第1実施例>この実施例は、オゾンを含む空気を用い
た洗浄機構を有する分注機に関する。
【0029】図1は、本発明の第1実施例になる装置の
一例を示している。この装置は、オゾンを含む空気を流
すことにより洗浄するように構成されたものである。正
確には、洗浄と言うよりサンプル中の成分を不活性化さ
せようとするものである。
【0030】図1において、1はサンプルの入ったサン
プルカップ、1´は反応容器、2はサンプルを反応容器
1´に分注するためのノズル、3はノズルを洗浄するた
めの容器、4はシリンジ、5は電磁弁、6はオゾン発生
機、7はエアポンプ、8は連結部、9はプランジャ、1
0はオゾン処理装置、11はフィルター、12は吸気ポ
ンプである。
【0031】この装置を用いる実施例では、サンプルカ
ップ1のサンプルをプランジャ9の動作によりノズル2
で吸引し、反応容器1′に排出させた後、ノズル2を容
器3内でオゾンを含んだ空気により洗浄する。工程はき
わめて少なく、エアポンプ7でオゾン発生機6に空気を
送り込み、オゾンを含んだ空気を適切な時間だけノズル
2から放出させるだけである。オゾンの放出圧は、ノズ
ル形状やサンプル性状により適宜選択される。このと
き、容器3は必ずしも必要ではないが、オゾンを含んだ
空気が容器3内でノズル2の内壁及び外壁に接触し易く
なるので、より効果的である。気体による洗浄は、水切
り効果および詰まり形成の防止効果もある。また、容器
3には水等の液体を収容しておき、ノズル2は水中でオ
ゾンを含んだ空気によりバブリングされるのも良い。し
かし、この液体は必ずしも必要とされるものではない。
【0032】更に、オゾンを含んだ空気を適切な時間ノ
ズル2から放出させた後、オゾン発生機6を停止させ、
エアポンプ7もしくはシリンジポンプ4の吸排操作で空
気のみをノズル2に送ることもできる。オゾンを含んだ
空気が分析結果に影響を与える場合には、このようにし
てオゾンの影響を防止するのが望ましい。
【0033】オゾンを含んだ空気は吸気ポンプ12によ
り吸引され、オゾン処理装置10およびフィルター11
を通過して排出される。フィルター11は必ずしも必要
ではない。
【0034】第1実施例は、図2の装置として実施する
こともできる。図2において、13は給水口、14は排
水口、15はサンプルカップ、15´は反応容器、16
はシリンジ、17は連結部、18,19は電磁弁、20
はオゾン発生機、21はエアポンプ、22は給水タン
ク、23は給水ポンプ、24はノズルを洗浄するための
容器、25はプランジャ、26はノズル、27は廃液タ
ンク、28はオゾン処理装置、29はフィルター、30
は吸気ポンプ、31は廃液管を夫々示す。
【0035】図2の構成の特徴は、図1の装置と比較す
ると、給水タンク22から供給される溶液で機械的な洗
浄をも実施できるようにしたことである。ノズルを洗浄
するための容器24へは、給水口13から溶液を送り込
んでもよいし、排水のみの操作でも良い。ノズル26は
サンプルカップ15内のサンプルを吸引し、所定の反応
容器15´に排出させた後、容器24の内で洗浄され
る。しかし、好ましくは給水タンク22から供給される
溶液で一度洗浄した後、図1の場合と同様に、オゾンを
含んだ空気で洗浄されるのが良い。
【0036】廃液およびオゾンを含む空気は吸気ポンプ
30に吸引され、廃液は廃液タンク27に溜まり、オゾ
ンを含む空気はオゾン処理装置28、フィルター29を
通過し排出される。
【0037】廃液タンク27に溜まった溶液は、排水口
14から伸びた廃液管31を通して廃液と共に排出され
るオゾンを含む空気でバブリングされることにより不活
性化される。このとき、給水タンク22と廃液タンク2
7とを共用、もしくは連結することにより、洗浄液を再
使用することもできるので、廃液を棄てる手間が省け
る。
【0038】実施例1における洗浄工程を更に詳細に説
明すると、図1において、ノズル2をサンプルの入った
サンプルカップ1へ移動させ、ノズル2の先端をサンプ
ル中に漬け、プランジャ9を引くことによりサンプルを
吸引する。その後、ノズル2を反応容器1′へ移動さ
せ、プランジャ9を押すことによりサンプルを吐出す
る。そして、ノズル2は洗浄容器3へ移動し、電磁弁5
(電磁弁は通常閉じている)が開くと同時に、オゾン発
生機6のスイッチが入り、エアポンプ7による空気の押
し出しによりオゾンを含んだ空気がノズル2から出てく
る。洗浄が終了すると、電磁弁5が閉じ、ノズル2は別
のサンプルカップへ移動してサンプルを吸引する。同様
の動作を繰り返す。
【0039】また、図2ではノズル26が洗浄容器24
に移動した後、電磁弁18が開き、給水ポンプ23によ
り水が押され、ノズル26より吐出される。続いて、電
磁弁18が閉じ、電磁弁19が開くと同時にオゾン発生
機20の電源が入り、エアポンプ21による空気の押し
出しにより、オゾンを含んだ空気がノズル26より出て
来る。洗浄終了後は電磁弁19が閉じ、オゾン発生機が
止まる。次いで、ノズル26は別のサンプルカップへ移
動し、サンプルを吸引して同様の動作を繰り返す。 <第2実施例>この実施例は、水中にオゾンを含んだ空
気の微細なアワを発生させ、洗浄するように構成された
装置に関する。
【0040】図3は、この実施例になる装置を示してい
る。同図において、32はサンプルノズル、33はサン
プルカップ、34は洗浄容器、33′は反応容器、35
はアワ発生器、36は電磁弁、37はオゾン発生機、3
8はエアポンプ、39は連結部、40は電磁弁、41は
シリンジ、42はプランジャ、43はオゾン処理装置、
44はフィルター、45は吸気ポンプである。
【0041】この装置を用いた洗浄においては、エアポ
ンプ38により空気をオゾナイザー37に送り込み、オ
ゾンを含んだ空気をアワ発生器35を通して洗浄容器3
4に通気させる。アワ発生器35は多孔質フィルター状
のものでも良いし、超音波振動子を利用したものでも良
い。ノズル32内の洗浄は、プランジャ42により、オ
ゾンを含んだ空気のアワが発生している洗浄容器34内
の溶液を吸排することにより可能となる。 <第1実施例および第2実施例の組合わせ>
【0042】図4に示す実施例は、第1実施例と同様の
オゾンを含む空気による洗浄と、第2実施例と同様の水
中にオゾンを含んだ空気の微細なアワによる洗浄とを合
せて用いるために構成された装置を示している。
【0043】図4において、46はサンプルノズル、4
7はサンプルカップ、48は排水口、49は洗浄容器、
47′は反応容器、50はアワ発生器、51は電磁弁、
52は給水口、53は連結部、54はオゾン発生機、5
5はエアポンプ、56は連結部、57は電磁弁、58は
給水ポンプ、59は電磁弁、60は電磁弁、61は連結
部、62はシリンジ、63はプランジャ、64は給水タ
ンク、65は廃液タンク、66はオゾン処理装置、67
はフィルター、68は吸気ポンプである。
【0044】この実施例には、第1実施例および第2実
施例と同様の構成が共に含まれているから、オゾンを含
む空気による洗浄と、水中にオゾンを含んだ空気の微細
なアワによる洗浄とを組み合わせて行うことができる。 <第3実施例>この実施例は、オゾンを溶存させた洗浄
液で洗浄するように構成された装置に関する。
【0045】図5は、この第3の実施例になる装置を示
している。同図において、69はサンプルノズル、70
はサンプルカップ、70′は反応容器、71は排水口、
72は給水口、73は電磁弁、74は洗浄容器、75は
連結部、76は電磁弁、77はシリンジ、78はプラン
ジャ、79は電磁弁、80は連結部、81は給水ポン
プ、82はオゾン通気口、83は電磁弁、84はオゾン
発生器、85はエアポンプ、86は給水タンク、87は
オゾン処理装置、88は廃液タンク、89はオゾン処理
装置、90はフィルター、91は吸気ポンプである。こ
の実施例は第1、第2実施例に比較すると効果に乏しい
が、ノズル等の容器への通気が機械的に困難な場合に利
用できる。 <第4実施例>この実施例はオゾンを含んだ空気をサン
プルノズルに吹き付けることにより、サンプルノズル外
面を洗浄する機構を有する装置である。
【0046】図6は、この実施例になる装置を示してい
る。図6において、92はサンプルノズル、93はサン
プルカップ、93′は反応容器、94は洗浄容器、95
は電磁弁、96はオゾン発生機、97はエアポンプ、9
8はシリンジ、99はプランジャ、100はオゾン処理
装置、101はフィルター、102は吸気ポンプであ
る。
【0047】この装置を用いた洗浄においては、エアポ
ンプ97により空気をオゾナイザー96に送り込む。こ
うして、オゾンを含む空気が、洗浄容器94内において
サンプルノズル92に吹き付けられ、洗浄が行なわれ
る。
【0048】上記第4実施例におけると同様の洗浄は、
図7の装置を用いても実施することができる。図7にお
いて、103はサンプルノズル、104はサンプルカッ
プ、104′は反応容器、105は洗浄容器、106は
シリンジ、107はプランジャ、108はオゾン吹き出
しノズル、109はオゾン吹き出し口、110は電磁
弁、111はオゾン発生機、112はエアポンプ、11
3はオゾン処理装置、114はフィルター、115は吸
気ポンプである。
【0049】図7の実施例では、エアポンプ112によ
り空気をオゾナイザー111に送り込む。オゾナイザー
111で形成されたオゾンを含む空気は、洗浄容器10
5内において、オゾン吹き出しノズル108を通ってオ
ゾン吹き出し口からサンプルノズル103の外面に吹き
付けられる。その結果、オゾン吹き出しノズル108外
面の洗浄が行なわれる。上記第4実施例の装置による洗
浄は、サンプル分注後もしくは洗浄後に、サンプルノズ
ル先端に残存している水滴を吹き飛ばす効果をも有して
いる。また、この第4実施例は、第1、第2及び第3実
施例と併用することが可能である。 <第5実施例>この実施例は、オゾンを含んだ空気を充
満した部屋内に、反応容器を通過させて洗浄するように
構成された装置である。
【0050】図8は、この実施例になる装置を示してい
る。同図において、116は反応容器、117は反応容
器の輸送用連結ベルト、118はオゾン処理室、119
はオゾン発生機、120はエアポンプ、121はオゾン
処理装置、122はフィルター、123は吸気ポンプで
ある。なお、オゾン処理室118の通過用入口と出口付
近には適宜、オゾンガスの漏れを防止するために、エア
ーカーテン等の遮蔽手段を設けるか、処理室内を外気よ
り若干陰圧にしている。
【0051】上記装置においては、エアポンプ120に
より空気をオゾナイザー121に送り込み、オゾンを含
む空気をオゾン処理室118に充満させる。その中を、
図示せぬ分注手段や測定手段によるサンプルの処理およ
び図示せぬ排水手段による排水を終えた反応容器116
が,反応容器の輸送用連結ベルト117をたぐって回転
させることにより、オゾン処理室118を通過して処理
される。なお、図示は省略してあるが、オゾン処理室1
21にはファン等の対流発生手段が設けられており、処
理室に侵入した容器にオゾン風を吹き付けるようになっ
ている。また、処理室内のオゾン濃度も制御されてい
る。
【0052】上述の例では、反応容器中の液を排水した
後にオゾン処理したが、液量が微量だったり、水深が極
く浅い場合もしくは濡れの少ない分析素子等を使用する
場合には、オゾン処理のみを行って排水を省くこともで
きる。
【0053】処理時間を長くするために、図9に示すよ
うに反応容器をオゾン処理室内で蛇行させてもよい。ま
た、図10に示すように、反応に用いる時間以外をオゾ
ン処理室内に滞留させておく等の構成を用いてもよい。
このような反応容器の洗浄機構は、エンドレスな反応ラ
イン上を移送される反応容器にも有効に適用できる。ま
た、オゾン処理室の前後また処理室内に、反応容器の水
洗浄装置を設けても良い。
【0054】本発明は上述した実施例に限らず、幾多の
変更が可能である。例えば、ノズル内壁をオゾンガスで
洗浄する場合、第5実施例のような処理室にノズルを侵
入させる一方、処理室の気圧を増減変化させることによ
り、外側から送り込む構成にしてもよい。
【0055】また、サンプルノズルのチップが交換可能
である場合には、チップを取り外し、これを上記第5実
施例に従って処理した後に再使用するようにした装置も
考えられる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
サンプルノズル等の洗浄時に発生する廃液量を減少させ
ることにより、廃液処理にかかるコストの低減、並びに
給水タンクおよび廃液タンクの省スペース化による装置
の小型化を実現することができる。また、ディスポーザ
ブルチップ等の廃棄物を減少させることにより、分析コ
ストの削減および環境への影響を低下させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になる装置の一例を示す説
明図。
【図2】本発明の第1実施例になる装置の他の例を示す
説明図。
【図3】本発明の第2実施例になる装置を示す説明図。
【図4】本発明の第1実施例および第2実施例を組合た
実施例になる装置を示す説明図。
【図5】本発明の第3実施例になる装置を示す説明図。
【図6】本発明の第4の実施例になる装置の一例を示す
説明図。
【図7】本発明の第4の実施例になる装置の他の例を示
す説明図。
【図8】本発明の第5の実施例になる装置を示す説明
図。
【図9】本発明の第5の実施例になる装置の一変形例を
示す説明図。
【図10】本発明の第5の実施例になる装置の他の変形
例を示す説明図。
【符号の説明】
1,15,33,47,70,93,104…サンプル
カップ、1´,15´,33´,47´,70´,93
´,104´…反応容器、2,26,32,46,6
9,92…サンプルノズル、4,16,41,62,7
7,98,106…シリンジ、5,18,19,36,
40,51,57,59,60,73,76,79,8
3…電磁弁、6,20,37,54,84,96…オゾ
ン発生機、7,21,38,55,85,97…エアポ
ンプ、8,17,39,53,56,75,80…連結
部、9,25,42,63,78,99,107…プラ
ンジャ、13,52,72…給水口、14,48,71
…排水口、22,64,86…給水タンク、23,5
8,81…給水ポンプ、3,24,34,49,74,
94,105…ノズル洗浄容器、35,50…アワ発生
器、10,28,43,66,87,89,100,1
13,121…オゾン処理装置、11,29,44,6
7,90,101,114,122…フィルター、1
2,30,45,68,91,102,115,123
…吸気ポンプ、108…オゾン吹き出しノズル、117
…輸送用連結ベルト、118…オゾン処理室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−288578(JP,A) 特開 昭54−2174(JP,A) 特開 昭58−210537(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/00 - 35/10 G01N 1/00 101

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生物学的活性を有する試料および/また
    は試薬を含有する液体を収容する液体収容部と、 分注されるべき容器と、 吸引および吐出経路を有し、前記液体収容部と前記容器
    との間で前記液体を移送可能な液体移送手段と、 前記液体移送手段の吸引および吐出経路に、前記試料お
    よび/または試薬の生物学的活性を失活させる作用を有
    する失活用流体を供給するための、失活用流体供給手段
    とを具備し、前記容器および前記吸引および吐出経路に残留した前記
    試料および/または試薬を前記失活用流体に接触させ
    て、その生物学的活性を失活させることにより、前記残
    留した試料および/または試薬を完全に除去することを
    要さずに、測定対象である前記試料間のコンタミネーシ
    ョンおよび測定結果のキャリーオーバーを防止すること
    を特徴とする生物学的液体処理装置
  2. 【請求項2】 生物学的活性を有する試料および/また
    は試薬を含有する液体を所定の測定容器へ移すための、
    吸引および吐出経路を有する液体移送手段と、 該液体移送手段の吸引位置に配置されて、前記吸引され
    るべき試料および/または試薬を収容するための液体収
    容部と、 吸引後の前記の液体収容部または測定後の前記測定容器
    に対して、前記試料および/または試薬の生物学的活性
    を失活させる作用を有する失活用流体を供給するため
    の、失活用流体供給手段とを具備し、吸引後の前記の液体収容部または測定後の前記測定容器
    に残留した前記試料および/または試薬を前記失活用流
    体に接触させて、その生物学的活性を失活させることに
    より、前記残留した試料および/または試薬を完全に除
    去することを要さずに、測定対象である前記試料間のコ
    ンタミネーションおよび測定結果のキャリーオーバーを
    防止することを特徴とする生物学的液体処理装置。
  3. 【請求項3】 前記失活用流体を回収し、その失活作用
    を分解処理するための分解処理室を更に具備したことを
    特徴とする、請求項1または2に記載の生物 学的液体処
    理装置。
  4. 【請求項4】 生物学的活性を有する試料および/また
    は試薬を含有する複数種類の液体と接触して該液体を処
    理する処理用器具と、 前記処理用器具に対して、前記試料および/または試薬
    の生物学的活性を失活させる作用をもたない洗浄用流体
    を供給して機械的洗浄を行う機械的洗浄手段と、 前記機械的洗浄手段により機械的洗浄を行った前記処理
    用器具に対して、前記試料および/または試薬の生物学
    的活性を失活させる作用を有する失活用流体を供給する
    失活用流体供給手段とを具備したことを特徴とする生物
    学的液体処理装置。
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