JP3151111B2 - キャニスタ - Google Patents

キャニスタ

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JP3151111B2
JP3151111B2 JP27995394A JP27995394A JP3151111B2 JP 3151111 B2 JP3151111 B2 JP 3151111B2 JP 27995394 A JP27995394 A JP 27995394A JP 27995394 A JP27995394 A JP 27995394A JP 3151111 B2 JP3151111 B2 JP 3151111B2
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英樹 松本
成利 村松
寛明 三原
昌彦 内山
公一 生熊
兵昇 鈴木
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • F02M25/0854Details of the absorption canister

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機関の燃料系統から発
生する燃料蒸気を吸着材層にて捕捉して大気中への放散
を防止するキャニスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキャニスタとして、特開
昭50−22921号公報に示すものが知られている。
【0003】図10は同公報に開示されたキャニスタを
断面図により示しており、非通気性部材からなる円筒状
のケース1内には活性炭層2が収容されている。同活性
炭層2の一面はリテーナ3の開口3aを介して大気に連
通しており、他面は独立の開口1a,1bを介してそれ
ぞれ燃料タンク4と吸気管5に連通している。ここにお
いて、活性炭層2は板状の通気性部材からなる弾性体6
にて当該ケース1の軸方向に二層2a,2bに仕切られ
ている。
【0004】かかる構成において、燃料タンク4から発
生した燃料蒸気は、開口1aを介して上部の活性炭層2
a中に進入し、通気性を有する弾性体6を通過して下部
の活性炭層2b中に進入する。このようにして活性炭層
2中を通過するときに活性炭に捕捉される。一方、機関
が始動すると吸気管5に連通している開口1bに負圧が
供給され、先ほどとは逆の経路を経て大気中の空気が下
部の活性炭層2b、弾性体6及び上部の活性炭層2aを
経て吸引され、このときに活性炭に捕捉されている燃料
分が蒸気となって放出されるので吸気管5より機関に供
給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキャニ
スタにおいては、燃料蒸気を含んだ空気はケース1の軸
方向に進みながら吸着及び放出が行なわれるため活性炭
層を通過するのは当該ケース1の長さでしかなく、ケー
ス1の長さが短ければ効率も満足するものではないとい
う課題があった。
【0006】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、ケースを大型化することなく燃料蒸気の捕捉性
能を向上させることが可能なキャニスタの提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、密閉
状のケース内にそのケース内を輪切り状に仕切る一対の
仕切壁を設けると共に、その両仕切壁の間に吸着材層を
形成し、一方の仕切壁には大気に連通する連通孔を形成
すると共に、他方の仕切壁には機関の燃料貯溜系統及び
機関の吸気系統に連通する連通孔を形成したキャニスタ
において、吸着材層内には、その周壁から内側に中程位
置まで突出すると共に両仕切壁の間に亘ってケースの長
さ方向に配向された略平板形状の偏向板が設けられ、一
方の仕切壁の連通孔は偏向板の一方の板面に隣接して開
口すると共に、他方の仕切壁の連通孔は偏向板の他方の
板面に隣接して開口している構成としたところに特徴を
有する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、吸着材層中に、吸着材層の周壁と偏向板とに接続す
ると共にいずれか一方の仕切壁から他方の仕切壁に向か
って突出する補助偏向板を設けた構成としたところに特
徴を有する。
【0009】
【作用】請求項1の発明において、吸着材層内に入った
燃料蒸気は、同層内において略平板形状の偏向板を迂回
して周方向に回りながらケースの長さ方向に移動すると
いう経路で両連通孔の間を移動する。また、上記経路に
沿って燃料蒸気が移動する際にはその燃料蒸気の一部が
偏向板に当たって跳ね返されることにより拡散する。
【0010】請求項2の発明においては、請求項1の発
明における燃料蒸気と空気の移動経路は、その途中で補
助偏向板を迂回してケースの長さ方向に折り返すような
経路を含んでおり、全体として複雑な経路となってい
る。また、上記経路に沿って燃料蒸気が移動する際には
その燃料蒸気の一部が偏向板及び補助偏向板に当たって
跳ね返されることにより拡散する。
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、燃料蒸気は偏
向板を迂回しながら長い経路に沿って吸着材層内を通過
するようにしたから、多くの吸着材に触れることとな
り、捕捉の効率を向上せしめることができる。また、燃
料蒸気の一部は偏向板に跳ね返されて吸着材層内で拡散
するから、吸着材を効率良く使用することができる。
【0012】請求項2の発明によれば、偏向板によって
形成された長い経路が補助偏向板によって更に長くなっ
ているから、燃料蒸気がより多くの吸着材に触れること
となり、捕捉の効率を大幅に向上せしめることができ
る。また、燃料蒸気の一部は偏向板又は補助偏向板に跳
ね返されて吸着材層内で拡散するから、吸着材を効率良
く使用することができる。
【0013】
【実施例】
<実施例1>以下、本発明を具体化した実施例1を図1
乃至図6を参照して説明する。ケース10は、有底円筒
形のケーシング本体11と上蓋12と底蓋13とから構
成される。図5に示すように、ケーシング本体11の内
周の底板14に近い高さにおいては段付きで縮径した載
置部15が形成されていると共に、底板14の中央位置
には上下両方に突出した円筒形状の燃料取入口16が形
成されている。ケーシング本体11内には、全面に亘っ
て複数の連通孔18が形成されている円形の受け板17
が略緊密に内嵌されて落とし込まれ、受け板17の外周
縁の上下に突出する短尺円筒形のリブ19が載置部15
に載置されると共に、受け板17の下面中央に突成した
円筒形の脚部20が燃料取入口16の内周に形成した円
筒形の受け部16aに嵌合されて支持されている。この
受け板17により、ケーシング本体11の内部は、受け
板17よりも下方の第1底部空気層21Cと上方の活性
炭層(発明構成要件の吸着材層)22とに仕切られてい
る。
【0014】受け板17の上面には、通気性と弾性を有
する円形のフィルタパッド23がリブ19に嵌合されて
載置されている。また、受け板17の下面側にも、同じ
く通気性と弾性を有する円環形のフィルタパッド24
が、リブ19及び脚部20に嵌合されると共に周縁部を
載置部15に載置させた状態で嵌装されている。
【0015】ケーシング本体11内の底部側面には、図
示しない燃料吸気系に接続される吸引パイプ25が第1
底部空気層21C内に連通した状態で横向きに形成され
ている。この吸引パイプ25は、第1底部空気層21
C、フィルタパッド23,24及び連通孔18を介して
活性炭層22と通気可能に連通されている。
【0016】ケーシング本体11の底部には、上方に開
放した深皿形の底蓋13が下から覆うようにして気密状
態に接着固定されており、この底蓋13によって第2底
部空気層21Dが形成されている。そして、底蓋13の
側面には、図示しない燃料タンクに接続される排気パイ
プ26が第2底部空気層21Dに連通した状態で横向き
に形成されている。この排気パイプ26は、第2底部空
気層21D、燃料取入口16、連通孔18及びフィルタ
パッド23を介して活性炭層22と通気可能に連通され
ている。
【0017】また、吸引パイプ25の第1底部空気層2
1C内への開口部近くには下方へ開口する取付孔27が
形成され、この取付孔27には、内部にオリフィス31
が嵌装された略円筒形のホルダ28が下から嵌め込まれ
ていると共に、このホルダ28を囲んで保持する有底円
筒形のリテーナ29が第2底部空気層21D側から嵌着
されている。リテーナ29の側面に形成した開口にはフ
ィルタ30が装着されている。これにより、第1底部空
気層21Cと第2底部空気層21Dとが吸引パイプ2
5、オリフィス31、ホルダ28、リテーナ29内及び
フィルタ30を介して連通している。
【0018】ケーシング本体11の活性炭層22には、
その半分よりもやや上方の高さまで活性炭Eが充填され
ており、その上にフィルタパッド32が載置され、更に
その上に下部仕切板33Bが載置され、更にその上に上
部仕切板(発明構成要件の仕切壁)33Aが載置されて
いる。これらのフィルタパッド32及び上下両仕切板3
3A,33Bは、ケーシング本体11の内周形状と略一
致した円形状をなしていて緩嵌合されている。そして、
活性炭層22は、両仕切板33A,33Bによって上部
活性炭層22Aと下部活性炭層22Bとに仕切られてい
る。
【0019】上下の仕切板33A,33Bは、下部仕切
板33Bの上面に外周縁に沿って形成した嵌合突条35
と上部仕切板33Aの下面に外周縁に沿って形成した突
部の嵌合溝36とを嵌合させることにより組み付けら
れ、両仕切板33A,33Bの間には間隔の狭い中部空
気層21Bが形成されている。また、図4に示すよう
に、下部仕切板33Bの3/4周に亘る扇形の範囲内に
は複数の連通孔37Bが形成されていると共に、上部仕
切板33Aには、下部仕切板33Bの連通孔37Bと重
ならない1/4周に亘る扇形の範囲内に複数の連通孔3
7Aが形成されている。
【0020】上部仕切板33Aの上面にはその外周縁に
沿った円筒形の周壁部39が上部活性炭層22Aを囲む
ように形成されており、周壁部39はケーシング本体1
1の内周に嵌合されている。
【0021】この上部活性炭層22A内においては、上
部仕切板33Aの上面から押さえ板42(後述する)の
下面に亘る偏向板40が上部仕切板33Aと一体に形成
されている。偏向板40は、板面をケース10の長さ方
向(上部仕切板33Aと直角な方向)に向けた平板形状
をなし、図4に示すように周壁部39から中心に向かっ
て延びて中心を少し越えた位置まで突き出した状態に設
けられている。この偏向板40は、上部仕切板33Aの
連通孔37Aが形成されている1/4周の扇形範囲に隣
接して位置している。
【0022】上部仕切板33Aの周壁部39で囲まれた
上部活性炭層22A内には活性炭Eが充填されており、
その上に偏向板40に対応する切欠溝41aを有するフ
ィルタパッド41が載置され、更にその上には外周縁に
沿って低い周壁部43を有する皿形の押さえ板(発明構
成要件の仕切壁)42が載置されている。この押さえ板
42の下面には、偏向板40の上縁部を嵌合させる嵌合
凹部44が形成されていると共に、偏向板40を挟んで
上部仕切板33Aの連通孔37A群と反対側の位置には
1/3周に亘る扇形範囲内で複数の連通孔45が形成さ
れている。
【0023】また、これらの連通孔45群の形成範囲に
沿って周壁部39に連続する隔壁部46が形成されてお
り、この隔壁部46と周壁部39とに囲まれた扇形の範
囲内には、フィルタパッド47が上から嵌合されて載置
されている。
【0024】そして、この上には、伏皿形をなす上蓋1
2が気密状態を保って固定されており、押さえ板42と
上蓋12との間には上部空気層21Aが形成されてい
る。この上蓋12には、その中央位置において上方に突
出する小径の大気パイプ48が形成されている。この大
気パイプ48の外部への開口には図示しないホースを接
続するためのアダプタ49が取り付けられ、このアダプ
タ49及びホースを介して上部空気層21Aがケース1
0外の所定の空間中の大気と連通している。
【0025】次に、本実施例の作用を説明する。機関を
始動していない状態で外部の気温が上昇すると、図示し
ない燃料タンク内の燃料が蒸発し、燃料蒸気は排気パイ
プ26を介して第2底部空気層21D内に入って来る。
同燃料蒸気は燃料取入口16を通って下部活性炭層22
B内に進入し、当該下部活性炭層22Bの活性炭Eに吸
着されながら上昇する。ここにおいて、燃料蒸気は下部
活性炭層22B中を上に進むとともに横方向に拡散しな
がら進行する。
【0026】下部活性炭層22B中の活性炭Eで吸着さ
れずにその上端まで来た燃料蒸気は、下部仕切板33B
の3/4周の扇形範囲で開口する連通孔37Bを通って
中部空気層21B内に入る。
【0027】なお、下部仕切板33Bの連通孔37Bを
通過できなかった燃料蒸気は、下部仕切板33Bで下方
へ跳ね返されて下部活性炭層22B内で拡散し、同層2
2B中の活性炭Eに吸着される。
【0028】中部空気層21B内に入った燃料蒸気は水
平方向に移動しながら上部仕切板33Aの1/4周の扇
形範囲に開口する連通孔37Aに向かい、これらの連通
孔37Aを通って上部活性炭層22Aに入る。
【0029】上部活性炭層22A内において、燃料蒸気
は、図1に矢線Pで示すように偏向板40を迂回して螺
旋を描くような通過経路に沿うことにより押さえ板42
の1/3周の扇形範囲で開口する連通孔45に向かって
進む。この間に、ほとんど全ての燃料蒸気が上部活性炭
層22A内の活性炭Eに吸着される。
【0030】活性炭Eに吸着されなかった燃料蒸気は、
上部活性炭層22Aの上端に達したところで押さえ板4
2で下方へ跳ね返され、上部活性炭層22A内の活性炭
Eに吸着される。
【0031】このように、本実施例では、上部活性炭層
22A中を燃料蒸気が通過するときに、その通過経路が
真っ直ぐ上昇するのではなくて螺旋状になっているた
め、経路長が長くなっており、しかも、その通過経路は
上部活性炭層22A中の全体に亘って広がるようによっ
ている。したがって、燃料蒸気が触れる活性炭Eの総量
が多くなり、吸着効率が高い。
【0032】一方、機関を始動させると、吸気系統に負
圧が生じ、当該キャニスタのケース10内でも吸引パイ
プ25に負圧が生じる。ケース10で大気へ通じている
のは大気パイプ48だけであるので、大気中の空気がホ
ース、アダプタ49及び大気パイプ48を介して上部空
気層21A内に吸い込まれ、押さえ板42の連通孔4
5、上部活性炭層22A内、上部仕切板33Aの連通孔
37A、中部空気層21B、下部仕切板33Bの連通孔
37B、下部活性炭層22B、受け板17の連通孔1
8、第1底部空気層21Cを順次に通過し、吸引パイプ
25から吸気系統へと吸引されて行く。
【0033】この間、燃料濃度の低い空気が上部活性炭
層22Aと下部活性炭層22Bを通過するので、活性炭
Eに捕捉されていた燃料分は同空気によって蒸発して開
放され、濃い燃料蒸気となって吸気系統へ供給される。
【0034】このときにも、上部活性炭層22A内にお
いては、空気が図1に矢線Pとは逆方向に螺旋状の通過
経路に沿って流れるため、その通過経路は真っ直ぐ下方
に流れる場合よりも長くなると共に、通過領域が上部活
性炭層22Aの全体に亘って広がるから、燃料分の蒸発
効率に優れている。
【0035】図6に示すグラフは、ケース内を通って吸
引される空気の流量とそれに伴うケース中の燃料分の蒸
発効率との関係をあらすものであるが、図グラフで明ら
かなように、本実施例のキャニスタは、従来のキャニス
タと比べると、同じ流量の空気が吸引された場合におけ
る蒸発効率が高くなっている。
【0036】なお、蒸発して活性炭Eから開放されたも
のの上部仕切板33Aの連通孔37Aや受け板17の連
通孔18を通過できなかった燃料蒸気は、夫々、上部活
性炭層22A中と下部活性炭層22B中に跳ね返される
ことになるが、これらの活性炭層22A,22B中に空
気流が存在している間はこの空気流によって吸気系統へ
吸引されることが可能である。
【0037】また、機関の始動時に、燃料タンクから発
生して第2底部空気層21D内に浸入してきた燃料蒸気
の一部は、燃料取入口16に向かわずに吸引パイプ25
内の負圧によってオリフィス31側へ吸い寄せられ、オ
リフィス31を通過することにより霧状になって吸引パ
イプ25内を吸気系統側へ吸引される。機関の始動時に
第2底部空気層21Dの底に燃料が液体状で溜まってい
た場合にも、その液体燃料が気化してオリフィス31を
通過することにより霧状になって吸引パイプ25内を吸
気系統側へ吸引される。なお、このときに吸引される燃
料の流量は、オリフィス31を通過するために微量であ
るため、機関に供給される燃料が異常に濃くなったり濃
度にムラが生じたりする虞はなく、機関の安定した運転
に支承を来すことはない。
【0038】本実施例では、偏向板40が単純な形状で
ある平板状をなしているから、本実施例と同様の通過経
路Pを形成するために複雑な形状の板材を用いた場合に
比べると、コスト的に有利であると共にケースへの組付
け作業が容易となる。
【0039】しかも、偏向板の形状が複雑でその向きが
ケースの長さ方向に対して交差する方向となっている場
合には、活性炭層中の隅々まで活性炭を充填することは
難しいが、本実施例のように偏向板40の形状が単純で
あってその向きがケース10の長さ方向である場合に
は、活性炭Eを活性炭層22中に大きな空きスペースを
生じさせることなくその隅々まで充填することができ
る。したがって、ケース内を燃料蒸気の吸着のために無
駄なく利用することができる。
【0040】<実施例2>次に、本発明を具体化した実
施例2を図7を参照して説明する。本実施例のキャニス
タは、上記実施例1において受け板の形状を変更したも
のである。その他の構成については上記実施例1と同様
であるため、同じ構成については、同一符号を付し、構
造、作用及び効果の説明は省略する。
【0041】受け板57の上面には、下面側の燃料取入
口16と同心で同径の円筒形をなす立上り部58が突出
して形成されている。この立上り部58は、受け板57
の連通孔18を介して燃料取入口16と連通している。
また、立上り部58の外側には円環形をなすフィルタパ
ッド53Aが嵌装されていると共に、立上り部58の内
側には円形の小さいフィルタパッド53Bが嵌装されて
いる。
【0042】かかる構成において、燃料蒸気が燃料タン
クから第2底部空気層21D内に入って来ると、同燃料
蒸気は燃料取入口16、連通孔18、フィルタパッド5
3B、立上り部58を通って上昇し、この立上り部58
の上端の開口58aから下部活性炭層22B内に進入す
る。ここにおいて、燃料蒸気は下部活性炭層22B中を
上に進むとともに横方向に広がりながら進行するため、
立上り部58の高さはなるべく低めにしておかないと、
横方向へ十分に広がらないまま下部仕切板33B(図6
には示さない)まで到達してしまうことになる。
【0043】また、本実施例のように立上り部58を設
けていない場合には、図10に示す従来のキャニスタに
ように、燃料タンク4から発生して開口1aからケース
101内に進入してきた燃料蒸気が活性炭層2aを経る
ことなく開口1bから吸気管5に入ってしまうことがあ
り、このときに機関は燃料の濃さにむらが生じて不安定
となってしまう。
【0044】しかし、本実施例においては、立上り部5
8を設けることによって燃料蒸気の下部活性炭層22B
への出口58aの位置を受け板57よりも高くしてあ
る。これにより、機関の始動時などにおいて吸引パイプ
25が負圧になったときに、燃料タンクから発生した燃
料蒸気は立上り部58の開口58aから受け板57の上
面までの活性炭層を通過してから吸気系統に供給される
ことになるため、機関の運転を安定させることができ
る。
【0045】<実施例3>次に、本発明を具体化した実
施例3を図8を参照して説明する。本実施例のキャニス
タは、上記実施例1において偏向板の形状を変えたもの
である。その他の構成については上記実施例1と同様で
あるため、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明
は省略する。
【0046】本実施例における偏向板60は、上部仕切
板33Aの周壁部39の内周から中心に向かって直線状
に延びる平坦部60Aと、上部仕切板33Aと同心で2
70°の範囲の円弧状をなす円弧部60Bとからなり、
平坦部60Aの中心側の端部と円弧部60Bの一方の端
部とが連続した略「?」字形をなしている。
【0047】この形状に対応し、上部仕切板33Aの連
通孔37Aは、平坦部60Aを挟んで円弧部60Bの開
口部61とは反対側に位置して設けられ、平坦部60A
に隣接した1/4周の扇形範囲内に複数形成されてい
る。一方、押さえ板42の連通孔45は、平坦部60A
を挟んで上部仕切板33Aの連通孔37Aとは対称な1
/4周の扇形範囲内及び円弧部60Bに整合する円形範
囲内に複数形成されている。
【0048】かかる構成により、上部仕切板33Aの連
通孔37Aから上部活性炭層22A内に入った燃料蒸気
は、平坦部60Aの側壁面及び円弧部60Bの外周面に
沿うようにしてほぼ螺旋を描くような経路で上部活性炭
層22Aを通過し、押さえ板42の連通孔45に至る。
また、大気から吸引された空気は、上記と逆の螺旋経路
に沿って上部活性炭層22Aを通過する。
【0049】このように、本実施例においても実施例1
と同様に上部活性炭層22A中の通過経路を長くとれる
から、活性炭による燃料蒸気の吸着効率及び活性炭から
の燃料分の蒸発効率が高い。
【0050】また、偏向板の形状が単純であり、かつ、
ケースの長さ方向に配向されているから、活性炭Eを活
性炭層22中に無駄な空きスペースを生じさせることな
くその隅々に亘って充填することができ、これによっ
て、ケース内を有効に利用することができる。
【0051】<実施例4>次に、本発明を具体化した実
施例4を図9を参照して説明する。本実施例のキャニス
タは、上記実施例1において偏向板の構成を変えたもの
である。その他の構成については上記実施例1と同様で
あるため、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明
は省略する。
【0052】本実施例では、上部仕切板33Aの周壁部
39の120°間隔を空けた位置から中心に向かって延
びて中心において互いに接続された3つの平板状をなす
偏向板70A、70B,70Cが設けられている。これ
らの偏向板のうちの第1偏向板(発明構成要件の偏向
板)70Aは上部仕切板33Aから押さえ板42に至る
高さを有し、この偏向板70Aの両側の空間は気密状態
に隔絶されている。第2偏向板(発明構成要件の補助偏
向板)70Bは、上部仕切板33Aの上面から立ち上が
り、その上部1/3ほどが切欠されることによって上部
開口71Bが形成されている。第3偏向板(発明構成要
件の補助偏向板)70Cは、その上端縁が押さえ板42
と接しており、その下部1/3ほどが切欠されることに
よって下部開口71Cが形成されている。また、上部仕
切板33Aの連通孔37Aは偏向板70Aと第2偏向板
70Bとの間の1/3周の扇形範囲内に形成されてい
る。押さえ板42の連通孔45は偏向板70Aと第3偏
向板70Cとの間の1/3周の扇形範囲内に形成されて
いる。
【0053】かかる構成により、上部仕切板33Aの連
通孔37Aから上部活性炭層22A内に入った燃料蒸気
は、偏向板70Aと第2偏向板70Bとの間の空間を上
昇しながら第2偏向板70B側へ斜めに進み、第2偏向
板70Bを乗り越えるようにしてその上部開口71Bを
通過することにより第2偏向板70Bと第3偏向板70
Cとの間の空間に入り、同空間内を下降しながら第3偏
向板70C側へ斜めに進み、第3偏向板70Cの下をく
ぐり抜けるようにしてその下部開口71Cを通過するこ
とにより第3偏向板70Cと偏向板70Aとの間の空間
に入り、同空間内で再び上昇することによって押さえ板
42の連通孔45に至る。即ち、燃料蒸気は、上部活性
炭層22A内を全体として上下に波打ちながらほぼ一周
する経路で通過することになる。また、大気から吸引さ
れた空気は、上記と逆の螺旋経路に沿って上部活性炭層
22Aを通過する。
【0054】このように、本実施例においても実施例1
と同様に上部活性炭層22A中の通過経路を長くとれる
から、活性炭による燃料蒸気の吸着効率及び活性炭から
の燃料分の蒸発効率が高い。
【0055】また、各偏向板70A,70B,70Cの
形状は単純で、且つ、ケースの長さ方向に配向されてい
るから、活性炭Eを活性炭層22中に無駄な空きスペー
スを生じさせることなくその隅々に亘って充填すること
ができ、これによって、ケース内を有効に利用すること
ができる。
【0056】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0057】(1)上記実施例では、上部仕切板33A
には多数の連通孔37Aがまとまって形成されている
が、1つ又は少数の連通孔を形成するようにしてもよ
い。このように連通孔の数を少なくすると、燃料蒸気が
中部空気層21Bから上部活性炭層22Aに流れるとき
にその流路が連通孔37Aに収束されるため、この連通
孔37Aを通過した時点で燃料蒸気が上部活性炭層22
A内で水平方向に拡散し易くなり、吸着効率が高くな
る。同様に、下部仕切板33Bの連通孔37Bを少なく
すると、空気が中部空気層21Bから下部活性炭層22
B内に流れるときにその流路が連通孔37Bに収束され
るため、この連通孔37Bを通過した時点で空気が下部
活性炭層22B内で水平方向に拡散し易くなり、下部活
性炭層22B中の活性炭Eに捕捉されていた燃料分を蒸
発させる効率が高くなる。
【0058】(2)上記実施例では、2つに仕切った活
性炭層22A,22Bのうちの上部活性炭層22Aのみ
に偏向板を設けたが、両方の活性炭層に夫々偏向板を設
けてもよい。
【0059】(3)上記実施例では、活性炭層22中に
仕切板33A,33Bを設けてその活性炭層22を上下
2つに仕切った場合について説明したが、活性炭層を3
以上に仕切るようにしてもよい。この場合、偏向板を設
ける活性炭層は任意に選択することが可能である。
【0060】(4)上記実施例では、活性炭層22中に
仕切板33A,33Bを設けてその活性炭層22を上下
2つに仕切ったが、仕切板を設けずに、吸着材層を単一
のものとし、この単一の吸着材層内に偏向板を設けても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるキャニスタの破断
斜視図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】図2のB−B線断面図
【図4】図2のC−C線断面図
【図5】ケースの下部の断面図
【図6】ケース内を通る空気の流量とケース中の燃料分
の蒸発効率との関係について第1実施例と従来との比較
をあらわすグラフ
【図7】第2実施例にかかるキャニスタの下部の断面図
【図8】第3実施例にかかるキャニスタの偏向板の形状
をあらわす概略斜視図
【図9】第4実施例にかかるキャニスタの偏向板の形状
をあらわす概略斜視図
【図10】従来のキャニスタの断面図
【符号の説明】
10…ケース 22A…上部活性炭層(吸着材層) 33A…上部仕切板(仕切壁) 37A…連通孔 40…偏向板 42…押さえ板(仕切壁) 45…連通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三原 寛明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 内山 昌彦 静岡県浜北市中瀬7800 東洋▲ろ▼機製 造株式会社内 (72)発明者 生熊 公一 静岡県浜北市中瀬7800 東洋▲ろ▼機製 造株式会社内 (72)発明者 鈴木 兵昇 静岡県浜北市中瀬7800 東洋▲ろ▼機製 造株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−179173(JP,A) 特開 昭51−101625(JP,A) 実開 昭63−168257(JP,U) 実開 昭62−10268(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/08 311

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉状のケース内にそのケース内を輪切
    り状に仕切る一対の仕切壁を設けると共に、その両仕切
    壁の間に吸着材層を形成し、一方の前記仕切壁には大気
    に連通する連通孔を形成すると共に、他方の前記仕切壁
    には機関の燃料貯溜系統及び機関の吸気系統に連通する
    連通孔を形成したキャニスタにおいて、 前記吸着材層内には、その周壁から内側に中程位置まで
    突出すると共に前記両仕切壁の間に亘って前記ケースの
    長さ方向に配向された略平板形状の偏向板が設けられ、
    前記一方の仕切壁の連通孔は前記偏向板の一方の板面に
    隣接して開口すると共に、前記他方の仕切壁の連通孔は
    前記偏向板の他方の板面に隣接して開口していることを
    特徴とするキャニスタ。
  2. 【請求項2】 請求項1のキャニスタにおいて、 前記吸着材層中に、前記吸着材層の周壁と前記偏向板と
    に接続すると共にいずれか一方の前記仕切壁から他方の
    前記仕切壁に向かって突出する補助偏向板を設けたこと
    を特徴とするキャニスタ。
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