JP3149496B2 - 自動点消灯制御装置 - Google Patents

自動点消灯制御装置

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JP3149496B2
JP3149496B2 JP336292A JP336292A JP3149496B2 JP 3149496 B2 JP3149496 B2 JP 3149496B2 JP 336292 A JP336292 A JP 336292A JP 336292 A JP336292 A JP 336292A JP 3149496 B2 JP3149496 B2 JP 3149496B2
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祐史 樋口
牧野  泰明
勝教 道山
啓二 堀場
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガード下を走行する
ときや夜間の街路灯の下を走行するときのように、走行
環境によって点消灯制御が誤って行われないようにする
自動点消灯制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スモールランプやヘッドライトを自動的
に点消灯制御するために、周囲の明るさをフォトダイー
ド等の光検知器を用いて検知し、この光検知器からの出
力信号が特定されるしきい値を越えて減少されたとき
に、ヘッドライトを点灯制御する装置が考えられ、実施
されている。この場合、周囲の明るい昼間においてガー
ド下等の一時的に暗くなるような場所を通過したとき
に、自動的に点灯される誤った制御の発生を防止するた
め、例えば周囲が暗くなっても数秒間は点灯させないよ
うにすることが考えられている。
【0003】しかし、ある程度以上の速度でガード下を
通過するような場合には問題がないが、ガード下を通過
する速度が遅く、またガード下で停留するような場合に
は、ヘッドライトが点灯される。その他薄暮時の走行時
において、ガード下を走行する場合、あるいは隣に大型
のトラック等がきて光検知器に入射する光が遮られた場
合、ヘッドライトが点灯されるようになる。したがっ
て、運転者にとって非常に煩わしい状況となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、ガード下等の一時的にある
いは一部の光が遮られる状態において誤って点灯されな
いようにすると共に、夜間走行中において街灯の光等の
影響を受けて誤った消灯が行われないようにするもので
あり、運転者にとって煩わしさのない安定した制御が行
われるようにする自動点消灯制御装置を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動点消
灯制御装置は、1つの面に複数の光検知素子を2次元的
に配列して構成した光検出手段と、この光検出手段の前
記複数の光検知素子の配列面に、車両周囲の光像を集光
して投影する光学手段と、前記光検出手段の複数の光検
知素子それぞれからの出力信号による明るさの組み合せ
パターンを判断し、ヘッドライトの点灯及び消灯を判断
する手段とを備える。
【0006】
【作用】この様に構成される自動点消灯制御装置は、例
えばガード下を走行する状態では、前方の一部に明るい
場所が存在するものであるため、光検出手段の一部の光
検知素子において、この明るい部分が検知される。ま
た、夜間走行時において街灯の下を通過する状態では、
車両の上方のみに明るさが検知されるものであり、周囲
の明るい昼間走行と誤認されることを防止できる。すな
わち、光検出手段の複数の光検知素子それぞれの検知出
力の組み合わせを判別することによって、周囲の明るさ
条件が判断できるものであり、正確な安定したヘッドラ
イトの点消灯制御が行われるようになる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1はその構成を説明するための図で、
(A)図で示すように光検出器11が設定される。この光
検出器11は、(B)図においてA、B、Cで示すように
縦3列、また1、2、3で示すように横3列にして平面
に配列した9個の光検知素子111 、112 、…、119 によ
って構成される。
【0008】この様に平面に複数の光検知素子111 、11
2 、…を配列した光検出器11に対しては、結像レンズ12
を介して車両前方を含む周囲の光像が投射され、この光
検出器11の面に結像される。そして、この光検出器11の
各光検知素子111 、112 、…それぞれにおいては、それ
ぞれ入射光の強度に対応したレベルの信号が出力され、
この各光検知素子111 、112 、…それぞれからの検出出
力のパターンが得られるようにする。
【0009】この様に設定された光検出器11にあって
は、上下方向を3分割した各ブロックと、左右方向を3
分割した各ブロックがそれぞれ検出されるもので、合計
9つの分割された各ブロックのそれぞれ明るさが検出さ
れるようになる。そして、その各ブロックで検出された
明るさのパターンによって、ヘッドライトの点灯あるい
は消灯を判断し、点灯制御部に対して指令を与えるよう
にする。
【0010】具体的な例を以下に説明する。まず、昼間
において光を遮る障害物が存在しない状態では、図2の
(A)に示すように光検出器11のA、B、Cの各ブロッ
クに対して均等に光が入力され、この各ブロックにおい
て“明”と判断する。したがって、このような状態では
充分な明るさの確保された昼間と判定し、ヘッドライト
の消灯を指令する。逆に、(B)図で示すようにA、
B、Cの各ブロックにおいて“暗”と判断されたとき
は、夜間と判断して点灯指令が出されるようにしてい
る。
【0011】次に、車両が(C)図で示すようにガード
下に入ったような場合は、光検出器11に対して上方から
入力される光がガードによって遮られ、この上方からの
光入力を検知するようになるAのブロックにおいて
“暗”を判定する。しかし、ガード下に車両があるよう
な状態では、車両の前方は開けているものであるため、
この前方からの光が光検出器11に入力され、この光検出
器11の下方のBおよびCの2つのブロックにおいて
“明”を検出する。
【0012】すなわち、この様に上方の領域において明
るさが検知されないが、下方の2つのブロックにおいて
明るさが検知されるような状態は、車両の上部の光は遮
られているが、前方のやや上方を含むブロックにおいて
充分な明るさが検知されているものであるため、昼間と
判定してヘッドライトは消灯制御される。
【0013】次に、夜間の走行において図3の(A)で
示すように街灯の下を走行する状態では、最も上方から
の光を検知するブロックAにおいてのみ“明”を検知す
るようになる。したがって、この様な状態は特定される
1方向からのみ光が入力されるものと判断できるもので
あり、特殊な照明光が入力されているものと判断するこ
とができ、ヘッドライトの点灯指令が発せられる。
【0014】また、(B)図のようにトンネルの出口に
近付いたような状態では、遠方の出口部分からの光のみ
が、光検出器11に入力される。したがって、この状態で
は光検出器11の下方のCのブロックにおいてのみ光が検
知され、トンネル内走行と判断され、ヘッドライトが点
灯制御される。また、この状態は夜間走行において前方
からの対向車のベッドライトを検知したときと同じ状態
であり、対向車のヘッドライトを検知しても消灯される
ことがない。
【0015】さらに特殊な走行条件として、図4で示す
ように例えば立体道路のように道路の片側から屋根が突
き出されているような場合がある。この様な場合は、車
両の一方の側面が影になると共に、他方の側面に明るさ
が存在する状態となり、光検出器11の横方向に並ぶ
“3”のブロックのみにおいて“明”が検知される。し
たがって、このうな状態においては昼間と判断され、ヘ
ッドライトの消灯制御が実行される。
【0016】なお、上記実施例においては光検出器11が
複数の光検知素子111 、112 、…を縦および横方向に格
子状に配列することによって構成したが、光検出器11の
面に投射される光像の、上下さらに左右方向の明暗を検
知できるものであれば、複数の光検知素子を十字状に配
列して構成してもよく、また円周に沿って複数の光検知
素子を配列するようにしても、その目的は達成できる。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る自動点消灯
制御装置によれば、車両の周囲の明るさのパターンが検
出されるものであるため、このパターンの状況を判別す
ることによって照明を必要とする夜間走行か、あるいは
照明を必要としない昼間走行であるかを判断できるもの
であり、照明を必要としない状況におけるヘッドライト
の点灯は行われない。すなわち、運転者が照明を必要と
する状況においてのみ、ヘッドライトの点灯制御が実行
され、煩わしさのないヘッドライトの自動的な点灯およ
び消灯制御が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施例に係る自動点消灯
制御装置を説明するための構成図であり、(B)はこの
装置で使用される光検出器の光検知素子の配列状態を示
す図。
【図2】(A)〜(C)はそれぞれ車両の走行条件に対
応した光検知入力の状態を説明する図。
【図3】(A)および(B)はそれぞれ車両の走行条件
の他の例に対応した光検知入力の状態を説明する図。
【図4】さらに車両が立体道路部を走行した場合の例を
説明する図。
【符号の説明】
11…光検出器、111 、112 、…光検知素子、12…結像レ
ンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀場 啓二 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−173542(JP,U) 実開 昭62−141727(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60Q 1/02 G01J 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの面に複数の光検知素子を2次元的
    に配列して構成した光検出手段と、 この光検出手段の前記複数の光検知素子の配列面に、車
    両周囲の光像を集光して投影する光学手段と、 前記光検出手段の複数の光検知素子それぞれからの出力
    信号による明るさの組み合せパターンを判断し、ヘッド
    ライトの点灯及び消灯を判断する手段と、 を具備したことを特徴とする自動点消灯制御装置。
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JP5481074B2 (ja) * 2009-01-23 2014-04-23 株式会社豊田中央研究所 照明環境判定装置及びプログラム
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JP5555562B2 (ja) * 2010-07-12 2014-07-23 株式会社ヴァレオジャパン ライトの点消灯制御装置

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