JP3146754U - 装身具の止め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数が少なくて組み付けが容易であってコスト低減が図りやすい上、ピンの先端が外部に露出しないので美観を何ら損なうことがなく、また止め具の径を小さくして小型化することが可能であり、しかも使用中に外れやすいという欠点を解消した装身具の止め具を提供する。
【解決手段】装飾体に取り付けたピンの先端を係合保持する装身具の止め具であって、ピン21の先端を挿入する開口部20を備えた止め具のハウジング11内に、U字形に一体形成し、かつ端部にピン21を挟着する首部13を形成した板状のバネ本体12を取り付けるとともに、開口部20にバネ本体12の先端を外側に広げて臨ませ、バネ本体12の首部13がピン21を挟着する方向に付勢するようにしたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この考案は、ピアスイヤリング等のピンを有する装身具に使用される装身具の止め具に関するものである。
従来、ピアスイヤリングの止め具としては、実開昭56−120811号公報(特許文献1参照)に記載され、図5に示すような板バネ製のキャッチ101を用いたものが周知である。
すなわち図5には、基板102の中央部に貫通孔103を穿孔した扁平部104を設け、その対向した両端部105に、貫通孔103の中心線上で互いに弾発状態で接触するよう屈曲した屈曲片106を設けるとともに、少なくとも扁平部104と屈曲片106にかかる陥状変形部107を設け、貫通孔103に挿入したピン111を屈曲片106により保持するようにしたピアスイヤリングの止め具が示されている。
また前記ピアスイヤリングの止め具では、ピンの先端が外部に露出しており、美観を損ねることはもちろん、その操作もしずらいという欠点があり、実用新案登録第3128019号公報(特許文献2参照)の考案が提案されている。
すなわち図6には、円形断面、角形断面等の輪郭に形成された筒状本体111とその内部に取り付けた筒状本体111とほぼ同様の形状の抜け止め具112とを備え、該抜け止め具112は漏斗状のガイド部114と、このガイド部114から延長された複数の、例えば一対のバネ性抜け止め片115を有している。また、一対のバネ性抜け止め片115間には、同様に自由端を有する複数のガイド片116が配置されている。そして一対のバネ性抜け止め片115は、抜け止め具112の内壁側に向けて傾斜し、さらに先端を外向きに折り返されて、内向きの突部117を形成した構造となっていて、この一対のバネ性抜け止め片115がピアスイヤリングのピン121を挟着するのである。
実開昭56−120811号公報 実用新案登録第3128019号公報
しかしながら後者の先行技術においても、漏斗状のガイド部114と、このガイド部114から延長された複数の、例えば一対のバネ性抜け止め片115が必要であって部品点数が多く、またその組付けに手間がかかるという問題があり、種々の改善がなされてきているが、上記旧来の板バネからなるキャッチをしのぐものはいまだ開発されていないのが実情である。
この考案の装身具の止め具は従来例の上記欠点を解消しようとするものであり、部品点数が少なくて組み付けが容易であってコスト低減が図りやすい上、ピンの先端が外部に露出しないので美観を何ら損なうことがなく、また止め具の径を小さくして小型化することが可能であり、しかも使用中に外れやすいという欠点を解消した装身具の止め具を提供しようとするものである。
すなわちこの考案の装身具の止め具は、装飾体に取り付けたピンの先端を係合保持する装身具の止め具であって、
ピンの先端を挿入する開口部を備えた止め具のハウジング内に、U字形に一体形成し、かつ端部にピンを挟着する首部を形成した板状のバネ本体を取り付けるとともに、前記開口部にバネ本体の先端を外側に広げて臨ませ、該バネ本体の首部がピンを挟着する方向に付勢するようにしたことを特徴とするものである。
この考案の装身具の止め具は、前記U字形に一体形成したバネ本体を、その横断面を内向きの円弧状となるように加工して、前記首部がピンを挟着する方向に付勢するようにしたことをも特徴とするものである。
この考案の装身具の止め具は、前記U字形に一体形成したバネ本体を、ハウジングの開口部と係合した状態において、前記バネ本体の首部がピンを挟着できる間隔に保持するようにしたことをも特徴とするものである。
この考案の装身具の止め具は、前記装飾体に取り付けたピンが、その先端部分に周溝を形成して、前記バネ本体の首部が係合するようにしたことをも特徴とするものである。
この考案の装身具の止め具は、前記装飾体に取り付けたピンが、その先端部分の表面を粗面加工して、前記バネ本体の首部が係合しやすくなるようにしたことをも特徴とするものである。
この考案の装身具の止め具は以上のように、ピンの先端を挿入する開口部を備えた止め具のハウジング内に、ピンを挟着する方向に付勢された首部を形成したU字状のバネ本体を取り付けるとともに、前記開口部にバネ本体の先端を外側に広げて臨ませたので、ピンを装着しやすく、また常態ではピンが簡単に外れることがない。
しかもハウジングを指で挟んでピアス用ピンを引き抜く方向に力を掛けることにより、バネ本体の首部の係合部分が開いて簡単に外れるようになり、非常に操作しやすいものとなった。
またこの考案の装身具の止め具は、部品点数が少なく、プレス加工等によって簡単に量産することができるので、大幅なコスト低減を図ることができるようになった。しかもハウジングの表面には付属品がほとんど現れないので、美観に優れた装身具の止め具を提供することができるようになった。
以下、図面に基づき、この考案の装身具の止め具の実施の形態について説明する。
図1はこの考案の装身具の止め具をピアスイヤリングに適用した1実施例を示し、ピアス用のピンを装着した状態の概略全体図、図2はピアスイヤリングの止め具の拡大斜視図、図3はその正面図、図4はピアス用のピンを装着した状態の拡大断面図である。
図1ないし図4において11は装飾性を備えたハウジングで、球状その他の立体的な輪郭をなし、適所にピアス用のピン21の先端を挿入する開口部20が形成されている。このようなハウジング11は、プレス等による種々の機械的な加工によって、またキャスト等による鋳造等によって作成することができる。
次に、12は板状のバネ本体であって、このバネ本体12は板状素材をU字形に一体形成し、かつ先端部に前記ピン21を挟着する首部13を形成し、U字状の底部を前記ハウジング11の内奥にロー付けしてある。もちろん、前記ハウジング11の内奥にネジ類や爪を立設してU字状の底部を係止し、バネ本体12をハウジング11から抜け止めするようにしてもよい。
前記板状のバネ本体12は、ハウジング11の前記開口部20の外面側にその先端を外側に広げるように形成したガイド部14を臨ませてあり、前記開口部20に係合して、該バネ本体12の首部13がピン21を挟着する方向に付勢するようになっている。
もちろん、前記バネ本体12自体の弾性で前記首部13をピン21を挟着する方向に付勢してあってもよい。
前記U字形に一体形成したバネ本体12をそのように付勢する手段としては、バネ本体12の横断面を内向きの円弧状となるように加工することが挙げられる。このようにすると、前記首部13がピン21を確実に挟着する方向に付勢される。
図2ないし図4に示すように、前記U字形に一体形成したバネ本体12を、ハウジング11の開口部20の内周面と係合した状態において、前記バネ本体12の首部13がピン21を挟着できる間隔に保持するようにしてある。
このようにすると、前記バネ本体12の長さ方向に付勢力を与えるのではなく、前記バネ本体12の幅方向の弾性を利用するようになり、前期ピン21に対するより強い付勢力を得ることができる。
前記バネ本体12は、常態ではピアスイヤリングの装飾体31の端部に取り付けたピアス用ピン21の先端に形成した周溝22に首部13を係合して抜け止めする。その際、ピアス用ピン21を引き抜く方向に多少の負荷がかかっても、バネ本体12の挟着力を備えた首部13において確実に抜け止めされ、ピアス用ピン21はハウジング11から外れることがない。
次に、ハウジング11を手で持ってピアス用ピン21を引き抜く方向に力を掛けると、バネ本体12の挟着力を備えた首部13がピアス用ピン21から外向きの力を受けて広がり、ピアス用ピン21の周溝22との係合を解いて外れるようになる。
前記実施例におけるピアスイヤリングの止め具は次のようにして使用される。
すなわち使用に際して、上記ハウジング11のバネ本体12のガイド部14を経由して、ピアス用ピン21の頭部を押し込む。すると、ハウジング11内に装着したバネ本体12は、首部13が広がってピアス用ピン21の頭部を受け入れ、首部13がピアス用ピン21の周溝22に係合して確実に抜け止めする。
ピアス用ピン21の装着が完了すると、ピアス用ピン21を引き抜く方向に負荷がかかっても、バネ本体12の首部13によって確実に抜け止めされ、ピアス用ピン21はハウジング11から外れることがない。
次に、ハウジング11を手で持ってピアス用ピン21を引き抜く方向に力を掛けると、バネ本体12の首部13がピアス用ピン21から外向きの力を受けて広がり、ピアス用ピン21の周溝22との係合を解いて外れるようになる。
その際、バネ本体12の首部13からピアス用ピン21を引き抜くと、バネ本体12の首部13は弾性によって元の位置に復帰する。
この実施例の装身具の止め具は、前記装飾体31に取り付けたピン21として前記周溝22を設けないものであってもよく、その場合にはピン21の先端部分の表面を粗面加工して、前記バネ本体12の首部13が係合しやすくなるようにしておくことが望ましい。
この考案の装身具の止め具によれば、ピアスイヤリング以外にも、ネックレスやペンダント、ブレスレット等の装身具の連結部分に好適に使用することができ、コンパクトで取扱いやすい止め具を提供することができるようになった。
なお、バネ本体をイヤリング本体等の両端に取り付けることにより、装飾性を備えたリバーシブル構造のピアスイヤリング、その他の装身具としても利用することができる。
この考案の装身具の止め具をピアスイヤリングに適用した1実施例を示し、ピアス用のピンを装着した状態の概略全体図である。 ピアスイヤリングの止め具の拡大斜視図である。 その正面図である。 ピアス用のピンを装着した状態の拡大断面図である。 第1の従来例を示す側面図である。 第2の従来例を示す断面図である。
符号の説明
11 ハウジング
12 バネ本体
13 首部
14 ガイド部
20 開口部
21 ピアス用のピン
22 周溝
31 装飾体

Claims (5)

  1. 装飾体に取り付けたピンの先端を係合保持する装身具の止め具であって、
    ピンの先端を挿入する開口部を備えた止め具のハウジング内に、U字形に一体形成し、かつ端部にピンを挟着する首部を形成した板状のバネ本体を取り付けるとともに、前記開口部にバネ本体の先端を外側に広げて臨ませ、該バネ本体の首部がピンを挟着する方向に付勢するようにしたことを特徴とする装身具の止め具。
  2. 前記U字形に一体形成したバネ本体を、その横断面を内向きの円弧状となるように加工して、前記首部がピンを挟着する方向に付勢するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の装身具の止め具。
  3. 前記U字形に一体形成したバネ本体を、ハウジングの開口部と係合した状態において、前記バネ本体の首部がピンを挟着できる間隔に保持するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の装身具の止め具。
  4. 前記装飾体に取り付けたピンが、
    その先端部分に周溝を形成して、前記バネ本体の首部が係合するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの請求項に記載の装身具の止め具。
  5. 前記装飾体に取り付けたピンが、
    その先端部分の表面を粗面加工して、前記バネ本体の首部が係合しやすくなるようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの請求項に記載の装身具の止め具。
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