JP3146668B2 - 枠体の結合部材 - Google Patents

枠体の結合部材

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JP3146668B2
JP3146668B2 JP24102292A JP24102292A JP3146668B2 JP 3146668 B2 JP3146668 B2 JP 3146668B2 JP 24102292 A JP24102292 A JP 24102292A JP 24102292 A JP24102292 A JP 24102292A JP 3146668 B2 JP3146668 B2 JP 3146668B2
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尚己 大原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は枠体の結合部材に係り、
詳しくは枠組棚の支柱と補助枠との結合部材に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の枠体の結合構造は、特開平2−2
49806号公報に示すものが提案されている。つま
り、断面コ字状に形成された第1部材の張出片と断面コ
字状に形成された第2部材の張出片とが互いに外方に向
き、第1部材と第2部材とが互いに直交状態となるよう
に配設されている。そして、互いに直交する第1部材と
第2部材との間には板状体が配設され、この板状体によ
って第2部材が第1部材に対して水平状態を保持するよ
うに連結固定されている。
【0003】前記板状体の第1凹溝に第1部材が嵌め込
こまれ、該板状体の第2凹溝に第2部材が嵌め込まれて
いる。そして、前記板状体の貫通部によって第1部材と
第2部材とが互いに当接した状態となっている。又、前
記板状体の貫通部を介して第1部材と第2部材とが互い
に直交状態で重なり合った重合部には貫通孔が形成さ
れ、この貫通孔にボルトが挿通されている。このボルト
にナットを螺合することにより、第1部材と第2部材と
が板状体によって互いに連結固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記板
状体は第1部材と第2部材との間に配設した状態で第1
部材と第2部材とをボルトとナットとによって締め付け
て連結固定しなければならない。そのため、板状体を第
1部材と第2部材との間に配設することは枠体の組付作
業上面倒となり、枠体の組付作業の効率が悪いという問
題がある。
【0005】特に、枠の組付作業は高所での作業を伴う
ため、極力余裕のある作業が望ましいが、この場合、板
状体を第1部材と第2部材との間に配設することが面倒
となるばかりか、ボルトにナットを螺合して締め付ける
とき、スパナ等の専用工具によってボルトが空回りしな
いようにする必要がある。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は枠体の組付作業の効率を
向上させるとともに、枠体における第1部材と第2部材
との連結固定作業を容易にすることができる枠体の結合
部材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、本体の一側面には断面コ字状に形成され
た第1部材の張出片が挿入可能な溝を形成するととも
に、該第1部材が嵌まり込む第1の受け凹部を形成し、
更に同一側面には前記第1の受け凹部と交差するように
第2部材が嵌まり込む第2の受け凹部を形成するととも
に、前記第1の受け凹部が形成された本体には前記第1
及び第2部材を連結固定する締付部材と結合する締付部
を設けたことをその要旨とする。
【0008】
【作用】従って、交差状態となる第1及び第2部材に対
して一側から本体を配設する。すると、前記第1部材の
張出片が本体の溝に挿入されるとともに、該第1部材が
第1の受け凹部に嵌まり込む。又、第2部材が本体の第
2の受け凹部に嵌まり込む。そして、第1の受け凹部が
形成された本体の締付部と締付部材とを結合させること
により第1及び第2部材が締付固定される。
【0009】従って、第1部材と第2部材との間に結合
部材を介在させることなく、第1部材と第2部材とを連
結固定することができる。又、結合部材は第1部材及び
第2部材と係合しているため、締付部と締付部材とを結
合させるときの作業を容易に行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図5に基づいて説明する。図1,図2に示すように、基
台1の上部には所定間隔毎に複数(本実施例においては
6本)の第2部材としての支柱2が互いに対向するよう
に立設されている。この支柱2は平面部2aとその両側
に張出形成された張出片2bとにより断面コ字状に形成
されている。又、図2において、基台1の左側に立設さ
れる支柱2の張出片2bと基台1の右側に立設される支
柱2の張出片2bとは互いに外方へ向くように前記基台
1に対して支柱2が立設されている。
【0011】又、前記互いに対向する支柱2の上部は補
強枠3によって互いに連結固定されるている。更に、互
いに対向する支柱2の間には斜状となる複数のラチス4
によって連結固定されている(図2に一部のみ図示す
る)。
【0012】図2に示すように、右側における3本の支
柱2の左側には基台1と水平となる第1部材としてのビ
ーム5が複数本(本実施例においては3本)並設されて
いる。同様に、左側における3本の支柱2の右側には基
台1と水平となる第1部材としてのビーム5が複数本
(本実施例においては3本)並設されている。そして、
左側の支柱2及び右側の支柱2にそれぞれ取り付けられ
るビーム5はそれぞれ対向するようになっている。
【0013】又、ビーム5は平面部5aとその両側に張
出形成された張出片5bとにより断面コ字状に形成され
ている。そして、図2において、左側の支柱2に並設さ
れたビーム5の張出片5bと右側の支柱2に並設された
ビーム5の張出片5bとは互いに外方へ向くように前記
支柱2にそれぞれ支持されている。更に、前記支柱2と
ビーム5とが互いに直交する部分においては、支柱2の
平面部2aとビーム5の平面部5aとが互いに当接され
ている。又、前記支柱2とビーム5とが互いに直交する
部分に結合部材6が配設され、この結合部材6によって
ビーム5が支柱2に対して連結固定されている。前記支
柱2、ビーム5、補強枠3、ラチス4及び結合部材6に
よって枠体が構成されている。
【0014】次に、前記結合部材6の形状及びこの結合
部材6による支柱2とビーム5との結合構造について詳
述する。図3〜図5に示すように、前記結合部材6の本
体7は八角形状に形成されている。そして、前記本体7
の一側面にはビーム5の平面部5aが嵌まり込む第1の
受け凹部8及びビーム5の張出片5bが嵌まり込む溝9
が一体形成されている。又、前記本体7の一側面には支
柱2の平面部2aが嵌まり込む第2の受け凹部10が前
記第1の受け凹部8と直交するように形成されている。
【0015】そして、前記結合部材6における本体7の
第1の受け凹部8及び溝9にビーム5の平面部5a及び
張出片5bを嵌め込んだとき、ビーム5の平面部5aと
前記第2の受け凹部10とが面一となるように前記第1
及び第2の受け凹部8,10がそれぞれ形成されてい
る。更に、前記第1の受け凹部8が形成された本体7に
は締付部としてのねじ孔11が形成されている。
【0016】一方、前記支柱2とビーム5とが互いに直
交し、互いに当接する支柱2の平面部2a及びビーム5
の平面部5aには挿通孔12,13がそれぞれ形成さ
れ、この挿通孔12,13は互いに一致するようになっ
ている。そして、支柱2の挿通孔12及び挿通孔13を
介して前記結合部材6のねじ孔11には締付部材として
のボルト14が螺入されるようになっている。
【0017】さて、図5に示すように、支柱2に対して
ビーム5を直交状態に位置させ、支柱2の平面部2aと
ビーム5の平面部5aとを当接させる。更に、支柱2の
挿通孔12とビーム5の挿通孔13とを一致させる。
【0018】この状態で、結合部材6における本体7の
第1及び第2の受け凹部8,10が形成された側面をビ
ーム5の張出片5bと対向させ、第1の受け凹部8とビ
ーム5とを平行状態にする。
【0019】そして、第1の受け凹部8にビーム5を嵌
め込む。すると、溝9にはビーム5の張出片5bが嵌ま
り込み、第1の受け凹部8にはビーム5の平面部5aが
嵌まり込む。又、第1の受け凹部8と直交するように形
成された第2の受け凹部10には支柱2の平面部2aが
嵌まり込む。そして、ボルト14を挿通孔12,13を
介してねじ孔11に螺入して締め付けることにより、支
柱2とビーム5とは結合部材6とボルト14により連結
固定される。
【0020】従って、支柱2に対してビーム5を結合部
材6によって連結固定するとき、ビーム5側から結合部
材6をビーム5及び支柱2に対して嵌め込めばよいた
め、支柱2に対してビーム5を連結固定する作業を容易
にすることができる。
【0021】又、挿通孔12,13と結合部材6のねじ
孔11とを一致させた状態で、ボルト14をねじ孔11
に螺入する。そして、ボルト14をスパナ等の専用工具
で締め付けるとき、結合部材6の第1及び第2の受け凹
部8,10と支柱2及びビーム5とが係合関係にあるた
め、結合部材6を軽く押さえれば結合部材6は空回りす
ることがない。従って、ボルト14を専用工具で容易に
締め付け、ボルト14と結合部材6とによって支柱2と
ビーム5とを連結固定することができる。
【0022】この結果、ボルト14を締め付けるとき、
結合部材6が空回りしないようにする専用工具が不要と
なり、支柱2とビーム5との組付作業を容易にすること
ができる。
【0023】又、支柱2とビーム5との組付作業に対し
て余裕ができるため、特に高所での枠体の組付作業を安
全に行うことができる。更に、予め決められた寸法の結
合部材6によって支柱2とビーム5との連結固定を精度
よく行うことができる。
【0024】本実施例においては、結合部材6の本体7
にねじ孔11を形成したが、図6に示すように挿通孔1
2,13を挿通する締付部としてのスタッドボルト15
を設けてもよい。この場合、挿通孔12,13を一致さ
せた状態でスタッドボルト15を挿通させると、スタッ
ドボルト15がビーム5に引っ掛かるため、支柱2に対
してビーム5を仮止することができる。
【0025】そして、このスタッドボルト15に対して
締付部材としてのナット16を螺合して締め付けると、
ナット16と結合部材6とにより支柱2とビーム5とを
連結固定することができる。
【0026】本実施例においては、支柱2に対してビー
ム5が直交状態となっているため、結合部材6に形成し
た第1の受け凹部8と第2の受け凹部10とが直交する
ようにしたが、支柱2とビーム5とが直交してしない場
合、その角度に合わせて結合部材6に第1の受け凹部8
及び第2の受け凹部10を形成することも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、枠
体の組付作業及び枠体における第1部材と第2部材との
締付固定を容易にすることができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る枠体の全体構造を示す概略断面図
である。
【図2】本発明に係る枠体の全体構造を示す概略図であ
る。
【図3】支柱とビームとが結合部材によって連結固定さ
れている状態を示す部分正面図である。
【図4】支柱とビームとが結合部材によって連結固定さ
れている状態を示す部分側面図である。
【図5】支柱とビームとが結合部材によって連結固定さ
れることを説明する部分分解斜視図である。
【図6】結合部材の別例を示す部分分解斜視図である。
【符号の説明】
2…第2部材としての支柱、5…第1部材としてのビー
ム、5b…張出片、7…本体、8…第1の受け凹部、9
…溝、10…第2の受け凹部、11…締付部としてのね
じ孔、14…締付部材としてのボルト、15…締付部と
してのスタッドボルト、16…締付部材としてのナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/40 B65G 1/14 E04B 1/58 504

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の一側面には断面コ字状に形成され
    た第1部材の張出片が挿入可能な溝を形成するととも
    に、該第1部材が嵌まり込む第1の受け凹部を形成し、
    更に同一側面には前記第1の受け凹部と交差するように
    第2部材が嵌まり込む第2の受け凹部を形成するととも
    に、前記第1の受け凹部が形成された本体には前記第1
    及び第2部材を連結固定する締付部材と結合する締付部
    を設けた結合部材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8211358B2 (en) 2003-10-23 2012-07-03 Sandvik Intellectual Property Ab Cemented carbide and method of making the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8211358B2 (en) 2003-10-23 2012-07-03 Sandvik Intellectual Property Ab Cemented carbide and method of making the same

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