JP3143931B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3143931B2
JP3143931B2 JP03028103A JP2810391A JP3143931B2 JP 3143931 B2 JP3143931 B2 JP 3143931B2 JP 03028103 A JP03028103 A JP 03028103A JP 2810391 A JP2810391 A JP 2810391A JP 3143931 B2 JP3143931 B2 JP 3143931B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置に係
り、詳細には所定の業務範囲(業務のまとまり)を個々
の業務単位でシステム化するようにしたデータ処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】業務処理システムは、産業の業種、業態
ごとに存在し、例えば金融業界における勘定系処理のた
めの金融端末、小売業界における商品管理、売上管理、
顧客管理などの処理のためのPOS端末、小売業におけ
る補充発注や種々の業界におけるセールスマンを支援す
る相談端末などの目的で利用されているポータブル端
末、製造業界における生産管理処理のための生産管理用
端末等がある。この種の業務処理システムを構築する場
合にはシステム化の対象とする業務をいくつかの集団と
してまとめ、システム、サブシステムという単位で、ア
プリケーション・システム構築を行なうものがある。例
えば、受注関連業務を行なう受注関連業務プログラムで
は、受注受付業務や回答納期設定業務、出荷業務等の受
注関連業務が一連のプログラムで構成されており、この
プログラムのために所定のファイルが用意されていてそ
のファイルを基にデータ処理が実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ処理装置にあっては、関連業務を一連
のプログラムにより処理する構成となっていたため、ユ
ーザの要望に応じたシステムを設計しようとするときユ
ーザによって様々な業務があることから上記プログラム
の修正が大変なものとなる。すなわち、既に完成してい
るアプリケーションシステムを再利用しようとした場
合、現状の業務処理の流れと合うシステム機能と、合わ
ないものとが存在することになり、合わない部分のプロ
グラムを修正するだけでは済まず、プログラム全体を修
正する必要があった。また、システム化する単位が業務
のまとまりとなっているため、出来上がった成果物(プ
ログラムやファイル等)と実際の業務が必ずしも完全に
一致しておらず、システムの機能をユーザが理解しにく
いという問題点があった。してみれば、アプリケーショ
ン・システムがシステム化の対象とする業務範囲(業務
のまとまり)の中で、個々の業務単位にシステム化をす
ることができれば、システムの設計が非常に容易になる
ことは明らかである。本発明の課題は、各業務単位毎に
データ処理ができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一連
の業務を複数の業務処理ユニットに分割し、各業務処理
ユニットを個々のユニット毎の接続定義で連結すること
でデータ処理を行うデータ処理装置であって、各業務処
理ユニット毎に、そのユニットにおける処理定義内容
と、そのユニットにおいて処理すべき処理対象データを
記憶する指示ファイルと、そのユニットの次に処理すべ
き次ユニットへの接続定義とを記憶する記憶手段と、上
記各業務処理ユニットにおける上記接続定義の定義内容
を任意に設定する設定手段と、上記各業務処理ユニット
の内で処理対象となる業務処理ユニットを指定する指定
手段と、上記指定の業務処理ユニットにおいて、その業
務処理ユニットにおける上記指示ファイルに記憶された
処理対象データを読み出し、そのユニットにおける上記
処理定義内容に基いてデータ処理を実行し、更にそのユ
ニットにおいて上記接続定義があればその接続定義で指
定される次ユニットの指示ファイルに対して上記データ
処理された処理済データをその次ユニットの指示ファイ
ルに対して処理対象データとして記憶させる処理を行
い、一方上記接続定義がなければそのユニットにおける
処理を終了させる処理制御手段と、を具備したことを特
徴とする。請求項2の発明は、一連の業務を複数の業務
処理ユニットに分割し、各業務処理ユニットを個々のユ
ニット毎の接続定義で連結することでデータ処理を行う
データ処理装置であって、各業務処理ユニット毎に、そ
のユニットにおける処理定義内容と、そのユニットにお
いて処理すべき処理対象データを記憶する指示ファイル
と、そのユニットの次に処理すべき次ユニットへの接続
定義とを記憶する記憶手段と、上記各業務処理ユニット
における上記接続定義の定義内容を任意に設定する設定
手段と、上記各業務処理ユニット毎に、そのユニットに
おける上記指示ファイルに記憶された処理対象データを
読み出し、そのユニットにおける上記処理定義内容に基
いてデータ処理を実行するデータ処理手段と、上記各業
務処理ユニット毎に、上記データ処理手段でデータ処理
された処理済データを、そのユニットにおける上記接続
定義で指定される次ユニットの指示ファイルに対して処
理対象データとして記憶させ、その際、上記接続定義が
複数あればその各接続定 義で指定される次の各ユニット
における各指示ファイルに対して上記処理済データを夫
々記憶させる記憶制御手段と、を具備したことを特徴と
する。請求項3の発明は、一連の業務を複数の業務処理
ユニットに分割し、各業務処理ユニットを個々のユニッ
ト毎の接続定義で連結することでデータ処理を行うデー
タ処理装置であって、各業務処理ユニット毎に、そのユ
ニットにおける処理定義内容と、そのユニットにおいて
処理すべき処理対象データを記憶する指示ファイルと、
そのユニットの次に処理すべき次ユニットへの接続定義
とを記憶する記憶手段と、上記各業務処理ユニットの中
の任意の業務処理ユニットを対象にして、そのユニット
における上記接続定義を、その接続定義で指定される次
ユニットの業務処理ユニットとは異なる他の業務処理ユ
ニットを次ユニットとする接続定義へ変更する変更手段
と、上記各業務処理ユニット毎に、そのユニットにおけ
る上記指示ファイルに記憶された処理対象データを読み
出し、そのユニットにおける上記処理定義内容に基いて
データ処理を実行するデータ処理手段と、上記各業務処
理ユニット毎に、上記データ処理手段でデータ処理され
た処理済データを、そのユニットにおいて予め記憶され
た上記接続定義、あるいは上記変更手段で変更された上
記接続定義で指定される次ユニットの指示ファイルに対
して処理対象データとして記憶させる記憶制御手段と、
を具備したことを特徴とする。
【0005】
【機能ブロック図の説明】図1は機能ブロック図であ
り、処理単位ユニット1と、そのユニットに対する定義
1aと、そのユニットに対する指示ファイル2と、その
ユニットに対する接続定義手段3と、よりなる。
【0006】
【実施例】以下、図2〜図11を参照して実施例を説明
する。図2〜図11はデータ処理装置の一実施例を示す
図である。先ず、構成を説明する。図2はデータ処理装
置10のブロック図であり、この図において、11は装
置全体の制御、並びに後述する業務ユニット処理および
システム設計処理を含む各種のデータ処理を行なうCP
Uであり、CPU11は図示しないROMに格納されて
いるマイクロプログラムに従ってデータ処理装置の各種
の動作を制御する。CPU11には、関連業務ユニット
グループ(例えば、受注関連業務ユニットグループ、売
上関連業務ユニットグループ、請求関連業務ユニットグ
ループ。図3〜図6参照)別のファイルからなるユニッ
トグループ別ファイル12、演算処理中のデータを一時
的に記憶するワークメモリ13、ファイル変更処理を行
なう場合に用いられるマスタファイル、台帳ファイル、
集計ファイル、販売管理ファイル等の各種更新ファイル
14、グループNo.に対する先頭ユニットNo.がテ
ーブルの形で格納され、最初に処理すべきユニットN
o.が何であるかが検索可能なグループ別テーブル1
5、各種データ入力のためのキーおよび機能キー等を備
えたキーボードからなる入力部16、入力データ、印刷
データ等を表示する表示部17、印刷データを印刷出力
する印字部18がそれぞれ接続されている。
【0007】図3〜図6は関連業務ユニットグループの
構造を示す図であり、図3は受注関連業務ユニットグル
ープを、図4は売上関連業務ユニットグループを、図5
は請求関連業務ユニットグループを、図6は受注関連帳
票印刷ユニットグループをそれぞれ示している。上記各
関連業務ユニットグループのデータは図2に示したユニ
ットグループ別ファイル12の各ファイルに格納されて
いる。上記関連業務ユニットグループは、処理内容が定
義された複数の関連業務ユニットにより構成されてお
り、その1ユニットの構造は図7で示される。図7に示
すように関連業務ユニット21は、そのユニットにおけ
る基本的な処理プログラムを記憶したユニット22と、
各ユニット22に一対一に対応して設けられた指示ファ
イル23と、各ユニット22に対応して設けられ、デー
タを伝達すべき任意ユニットの指示ファイルを定義する
接続定義表24と、そのユニット22でデータ処理に使
用される所定の定義、例えば入力定義25、表示定義2
6、ファイル定義27、帳票定義28とを備え、関連業
務ユニット21は、自らの指示ファイル23内のデータ
を処理する機能と、処理されたデータを接続定義表24
で定義された指示ファイルに書込むとともに、上記自ら
の指示ファイル23のデータを削除する機能とを有する
ように構成されている。すなわち、関連業務ユニットグ
ループを構成する複数の関連業務ユニット21は、各ユ
ニット毎にそのユニットで処理された処理済データが伝
達される指示ファイル23と処理済データをどのユニッ
トに伝達するかを定義する接続定義表24とを備えてい
て、各ユニットの処理済データを上記接続定義によって
つないでいくようにするものである。
【0008】例えば、図3に示す受注関連業務ユニット
グループを例に採り説明すると、受注関連業務は一般に
受注受付があってからそれに対しての管理業務、すなわ
ち回答納期設定や出荷手配、検収等の業務を行なうもの
で、従来はこれら関連業務を受注関連プログラムとして
一連の(1つの)プログラムにより作成していたが、本
実施例では図3に示すようにこの関連業務を受注受付業
務、回答納期設定業務、出荷手配業務、出荷業務、検収
業務、受注取消業務というように処理内容が定義された
1つ1つの単位ユニット毎に分け、その1つの単位ユニ
ット毎に指示ファイルと接続定義表を設けるようにして
いる。例えば、図3の受注受付業務単位ユニットの接続
定義表の接続定義に回答納期設定業務単位ユニットが設
定されている場合には、受注受付業務単位ユニットで処
理されたデータは次の業務単位である回答納期設定業務
単位ユニットの指示ファイルに格納され、このデータを
基に回答納期設定業務単位ユニットで回答納期に関する
情報が付加される。このように1つ1つの単位ユニット
が自由に組み合わされて受注関連業務ユニットグループ
となっているから、例えば納期管理を必要としない場合
には納期管理に関する単位ユニットを組み込まなければ
(すなわち、接続定義表で該当する単位ユニットの指示
ファイルを設定しなければ)よく、ユニット間の接続関
係の変更が容易で多重分岐接続が可能となる。
【0009】ここで、データを指示ファイルに伝達する
接続関連を決定する接続定義表が設定されていれば、順
次所定の関連業務が処理されることとなるが、この場合
でも一番初めの単位ユニットを指定しなければ関連業務
の処理を開始することができない。本実施例では、一番
初めに処理すべきユニットNoが何であるかということ
を前記図2のグループ別テーブル15に記憶するように
している。このグループ別テーブル15には関連業務ユ
ニットグループ別に最初に処理すべき先頭ユニットN
o.が記憶されており、例えば受注関連業務の処理をし
ようとすると、先ずこのグループ別テーブル15が検索
されて受注関連業務の先頭ユニットNo.がルックアッ
プされる。先頭ユニットNo.が分かればその後は接続
定義表の接続情報に従って次の単位ユニットの指示ファ
イルにデータが伝達される。
【0010】次に、本実施例の動作を説明する。図8は
データ処理装置のシステム設計のフローチャートであ
り、同図中、符号Sn(n=1,2,…)はフローの各
ステップを示している。先ず、ステップS1でどの関連
業務ユニットグループについての設計を行なうかを決定
し、設計しようとするグループの指定を行なってその結
果をグループ別テーブル15に入力する。次いで、ステ
ップS2で関連業務ユニットグループ内のユニット候補
の読出しを行ない、ステップS3で先頭ユニットの指定
を行なって先頭ユニットNo.としてグループ別テーブ
ル15に入力する。例えば、図3の例ではユニット候補
は6つあり、これをシステムエンジニア(SE)等の設
計者が確認しながら先頭ユニットを指示するとそれがグ
ループNo.に対応する先頭ユニットNo.としてグル
ープ別テーブル15に記憶される。次いで、ステップS
4で指定ユニット内の定義表の読出しを行なって、ステ
ップS5ですべての定義についての定義表の設定を行な
う。即ち、システム設計であるから図7の接続定義表2
4のみならず、指定ユニット全体の定義(入力定義2
5、表示定義26、ファイル定義27、帳票定義28
等)を設定する。次いで、ステップS6で接続定義があ
るか否かを判別し、接続定義があるときはステップS7
で接続定義表24に基づくユニットの指定を行なってス
テップS4に戻り、接続定義がなければシステム設計を
終了する。例えば、図9に示すようにユニットAの接続
定義の内容として“B1”,“B2”から設定されている
場合には、それに対応するユニットB1とユニットB2
指定してユニットB1,B2の定義表を読出してそのユニ
ットに対しての定義を行なう。このように設計されたユ
ニットの接続構造は図9で示される。図9に示すように
このユニットAの接続定義の内容は“B1”,“B2”で
あるからユニットB1とユニットB2の指示ファイルに対
してレコード(処理データ)が分岐して流れ、夫々のユ
ニットで所定の処理が実行される。そして、ユニットB
1におけるレコードはユニットCの指示ファイルに伝達
される。ここで、ユニットB2の指示定義には何も定義
がされていないから、ユニットB2で処理されたデータ
は他のユニットに伝達されることはない。
【0011】図9の接続構造を変更した場合の例が図1
0で示されている。図10に示すようにユニットAの処
理データをユニットB1に出力することなくユニットC
に伝達させたいときにはユニットAの接続定義表のうち
の“B1”を“C”に変更すればよく、ユニット間の接
続関係の変更が極めて容易となり、多重分岐接続も簡単
に行なうことができる。
【0012】図11は1つの業務ユニット処理を示すフ
ローチャートであり、例えば図3の受注関連業務ユニッ
トグループのうちの受注受付業務処理フローを示してい
る。先ず、ステップS11,S12で表示定義26及び
入力定義25に従った表示処理及び入力処理を行ない、
入力・付加データをレコードファイル30に蓄える。ま
た、指示ファイル23内のデータもレコードファイル3
0に転送される。次いで、ステップS3でレコードファ
イル30に蓄えられた入力データについて決済処理を行
なってデータの正当性を確認する(ステップS14)。
この決済処理は、例えば入力専任者が入力データが適当
なものであり(例えば、受注として入れともよいか等)
を管理者が決済する処理である。決済処理によりデータ
の正当性が認められた(OKされた)ときにはステップ
S15,S16,S17に進み、OKされなかったとき
はレコードファイル30にそのままデータを格納してお
き次回の決済処理を待つ。ステップS15ではファイル
更新処理を行なうとともに、ステップS16で帳票定義
28に従って帳票印刷処理を行なって本フローの処理を
終える。ここで、上記ファイル更新処理としては、例え
ば受注受付台帳に対して受付けられた日付や受注状況等
の更新処理である。また、帳票印刷処理としては、例え
ば受注業務の場合、受注受付決済がOKされた段階で受
注伝票を発行するものとすると帳票定義に従ったフォー
マットで受注伝票が印刷されることになる。さらに、ス
テップS14で決済処理がOKされたときにはステップ
S17で当該単位ユニットの接続定義表24の接続定義
によって指定された次の業務となる次ユニットの指示フ
ァイルに当該単位ユニットで処理されたデータ(レコー
ド)を伝達して書込み、ステップS18で自らのユニッ
トの指示ファイル内のレコードを削除して本フローの処
理を終える。以上のフローを繰返し実行すると、レコー
ドファイル30に残るのは決済がOKになっていないレ
コードだけが残されることになる。
【0013】このように、最初は指示ファイル23には
前段のユニットから引き継ぐレコードはなく指示ファイ
ル23と入力レコードファイル30とは同じデータが格
納されている。決済処理でOKになったデータに基づい
てファイル更新処理が行なわれるとともに、その処理済
データ(レコード)は接続されている次の業務ユニット
の指示ファイル23に伝達される。次のユニットでは指
示ファイル23に伝達されたレコードはレコードファイ
ル30に転送され、このレコードファイル30に対して
所定の入力付加処理(例えば、受注なら受注業務処理、
回答納期設定なら回答納期設定業務処理)が行なわれた
後、同様の決済処理が行なわれる。
【0014】以上説明したように、本実施例のデータ処
理装置10は、業務単位に処理内容が定義された複数の
処理単位ユニット22と、各ユニット22に一対一に対
応して設けられた指示ファイル23と、各ユニット22
に対応して設けられ、データを伝送すべきユニットの指
示ファイル23を定義する接続定義表24とを備え、各
ユニット22は、自らの指示ファイル23内のデータを
処理し、処理されたレコードを接続定義表24で定義さ
れた指示ファイル23に書き込むとともに、自らの指示
ファイル23のデータを削除するようにしているので、
ユニットを組み合わせてシステムを構築できることから
既に作成してあるユニットの再利用が容易である。ま
た、実際の業務と、システム化する単位、すなわちユニ
ットの単位が一対一となっているため、システム全体と
して見た場合に、最終利用者に判り易い形でシステムを
構築することができる。さらに、ユニット化する場合に
も標準化したユニットパターンが用意してあるため、構
築者のスキルレベルに依存せず、一定の品質のシステム
を構築することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、一連の業務を複数の業
務単位に分割した各業務処理ユニット毎に、そのユニッ
トにおける処理定義内容と、そのユニットにおいて処理
すべき処理対象データを記憶する指示ファイルと、その
ユニットの次に処理すべき次ユニットへの接続定義とを
記憶するようにしたので、各業務処理ユニットで区分さ
れる業務単位において、その業務単位で処理すべき処理
対象データがあればその処理対象データに対するデータ
処理を迅速に行え、またその処理済データは接続定義で
接続される次の業務処理ユニットでの処理対象データと
して自動的に記憶させることができるものであり、一連
の複数の業務を各業務単位で区分される個々の業務処理
ユニットに分割したとしても、各業務処理ユニット間で
の処理対象データの受け渡しを確実に行えるものであ
る。またこの複数の業務処理ユニットの連結による一連
の業務の流れのシステム構築は、個々の業務処理ユニッ
トにおける接続定義に対する定義内容の設定により所望
するシステムを構築できるものである。特に本発明の請
求項1によれば、指定された業務処理ユニットにおける
接続定義の有無に応じてそのユニットにおけるデータ処
理の後にその処理済データを次ユニットにおける処理対
象データとして伝達するのか、あるいはそのユニットに
おいてデータ処理の伝達を終了するのか、の制御が可能
となる。また本発明の請求項2によれば、個々の業務処
理ユニット毎にデータ処理を実行した後は、そのユニッ
トに対する接続定義が複数ある場合には、その各接続定
義で指定される各ユニットへの処理対象データとして上
記データ処理による処理済データを伝達することができ
る。また本発明の請求項3によれば、各業務処理ユニッ
ト毎の中の任意の業務処理ユニットを対象にして、その
ユニットにおいて予め設定記憶されている接続定義を、
その接続定義で指定される次ユニットの業務処理ユニッ
トとは異なる他の業務処理ユニットへの接続定義へ変更
することができ、その業務処理手順の設定変更を簡易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】データ処理装置のデータ処理装置である。
【図3】データ処理装置の受注関連業務ユニットグルー
プの構造を示す図である。
【図4】データ処理装置の売上関連業務ユニットグルー
プの構造を示す図である。
【図5】データ処理装置の請求関連業務ユニットグルー
プの構造を示す図である。
【図6】データ処理装置の受注関連帳票印刷業務ユニッ
トグループの構造を示す図である。
【図7】データ処理装置の1ユニットの構造を示す図で
ある。
【図8】データ処理装置のシステム設計のフローチャー
トである。
【図9】データ処理装置のユニットの接続構造を説明す
るための図である。
【図10】データ処理装置のユニットの接続構造を説明
するための図である。
【図11】データ処理装置の1つの業務ユニット処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】 10 データ処理装置 11 CPU 12 ユニットグループ別ファイル 13 ワークメモリ 14 各種更新ファイル 15 グループ別テーブル 16 入力部 17 表示部 18 印字部 21 関連業務ユニット 22 ユニット 23 指示ファイル 24 接続定義表 30 レコードファイル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の業務を複数の業務処理ユニットに分
    割し、各業務処理ユニットを個々のユニット毎の接続定
    義で連結することでデータ処理を行うデータ処理装置で
    あって、 各業務処理ユニット毎に、そのユニットにおける処理定
    義内容と、そのユニットにおいて処理すべき処理対象デ
    ータを記憶する指示ファイルと、そのユニットの次に処
    理すべき次ユニットへの接続定義とを記憶する記憶手段
    と、上記各業務処理ユニットにおける上記接続定義の定
    義内容を任意に設定する設定手段と、 上記各業務処理ユニットの内で処理対象となる業務処理
    ユニットを指定する指定手段と、 上記指定の業務処理ユニットにおいて、その業務処理ユ
    ニットにおける上記指示ファイルに記憶された処理対象
    データを読み出し、そのユニットにおける上記処理定義
    内容に基いてデータ処理を実行し、更にそのユニットに
    おいて上記接続定義があればその接続定義で指定される
    次ユニットの指示ファイルに対して上記データ処理され
    た処理済データをその次ユニットの指示ファイルに対し
    て処理対象データとして記憶させる処理を行い、一方上
    記接続定義がなければそのユニットにおける処理を終了
    させる処理制御手段と、 を具備したことを 特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】一連の業務を複数の業務処理ユニットに分
    割し、各業務処理ユニットを個々のユニット毎の接続定
    義で連結することでデータ処理を行うデータ処理装置で
    あって、 各業務処理ユニット毎に、そのユニットにおける処理定
    義内容と、そのユニットにおいて処理すべき処理対象デ
    ータを記憶する指示ファイルと、そのユニットの次に処
    理すべき次ユニットへの接続定義とを記憶する記憶手段
    と、 上記各業務処理ユニットにおける上記接続定義の定義内
    容を任意に設定する設定手段と、 上記各業務処理ユニット毎に、そのユニットにおける上
    記指示ファイルに記憶された処理対象データを読み出
    し、そのユニットにおける上記処理定義内容に基いてデ
    ータ処理を実行するデータ処理手段と、 上記各業務処理ユニット毎に、上記データ処理手段でデ
    ータ処理された処理済データを、そのユニットにおける
    上記接続定義で指定される次ユニットの指示ファイルに
    対して処理対象データとして記憶させ、その際、上記接
    続定義が複数あればその各接続定義で指定される次の各
    ユニットにおける各指示ファイルに対して上記処理済デ
    ータを夫々記憶させる記憶制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】一連の業務を複数の業務処理ユニットに分
    割し、各業務処理ユニットを個々のユニット毎の接続定
    義で連結することでデータ処理を行うデータ処理装置で
    あって、 各業務処理ユニット毎に、そのユニットにおける処理定
    義内容と、そのユニットにおいて処理すべき処理対象デ
    ータを記憶する指示ファイルと、そのユニットの次に処
    理すべき次ユニットへの接続定義とを記憶する記憶手段
    と、 上記各業務処理ユニットの中の任意の業務処理ユニット
    を対象にして、そのユニットにおける上記接続定義を、
    その接続定義で指定される次ユニットの業務処理ユニッ
    トとは異なる他の業務処理ユニットを次ユニットとする
    接続定義へ変更する変更手段と、 上記各業務処理ユニット毎に、そのユニットにおける上
    記指示ファイルに記憶された処理対象データを読み出
    し、そのユニットにおける上記処理定義内容に基いてデ
    ータ処理を実行するデータ処理手段と、 上記各業務処理ユニット毎に、上記データ処理手段でデ
    ータ処理された処理済データを、そのユニットにおいて
    予め記憶された上記接続定義、あるいは上記変更手段で
    変更された上記接続定義で指定される次ユニットの指示
    ファイルに対して処理対象データとして記憶させる記憶
    制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
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