JP3142719U - 蛍光灯型のｌｅｄ灯 - Google Patents

Abstract

【課題】ＬＥＤ（発光ダイオード）を埋め込んだ基盤と、絶縁を施した導線を合成樹脂で半円形に筒状にモールド化することでレンズ効果が得られるため、広範囲に光を照射することが可能な蛍光灯型のＬＥＤ灯を提供する。
【解決手段】ＬＥＤ（発光ダイオード）を基盤に付けて絶縁効果を施した導線を繋いだものを半円形の筒状に合成樹脂で被覆し、モールド成型することにより一体化させレンズ効果を得たものである。
【選択図】図１

Description

本考案は、冷凍庫、冷蔵庫等の店舗ショーケースの照明に適した蛍光灯型のＬＥＤ灯に関するものである。

ＬＥＤ（発光ダイオード）は発熱量が少なく、寿命も長く光量も安定しているが、一定の範囲しか照射することが出来ないため、ショーケース等の照明は、蛍光灯が使われることがほとんどで他に代わるものがなかった。

ＬＥＤの光の拡散の為に特許文献１の例に於いては、一定の角度をつけて基盤に装着することによって広角な配光と蛍光灯と同等な照度を得られるようになっている。

特許文献２の例に於いては、光の拡散の為に照明基盤を支持基体に回転自在に取り付ける形状になっている。

光源としての発光体でＬＥＤが使われるようになったが、その光は直進するものがほとんどだったため、照明装置の前面にレンズを取り付けたり、複雑にカットしたガラスなどを取り付けて光を拡散する方法であった。
［特許公開２００７−２８０７３９］ ［特許公開２００７−１２２９３３］

ＬＥＤの光を基盤に角度をつけたりせずに、光の拡散を得ることが出来ることが課題である。

照明装置の前面に偏光ガラスなどのカバーを付けることなく、広範囲を照射出来ることが課題である。

構造を単純化することにより、食品のショーケース等に使用するのに衛生上ふさわしいものとすることが課題である。

考案を解決するための手段

本考案は上記の課題を解決すべく、ＬＥＤを基盤に付けて絶縁を施した導線を繋いだものを半円形の筒状に合成樹脂で被覆し、モールド成型して一体化させレンズ効果を得たものである。

考案の効果

図１は本考案の形態を示す斜視図で、ＬＥＤ１と基盤２を合成樹脂３で固めＬＥＤと一体化し半円形にすることで、レンズの効果が得られ光が拡散することが可能になる。

図２は本考案の形状を示す断面図で、ＬＥＤ１と基盤２を合成樹脂３で固めＬＥＤと一体化し半円形にすることで、構造を単純化させることが出来たものである。

ＬＥＤを埋め込んだ基盤と絶縁を施した導線を合成樹脂で半円形に筒状にモールド化してレンズ効果が得られる蛍光灯型のＬＥＤ灯は、広範囲に光を照射することが可能になり、その使用用途はショーケースなどの蛍光灯に代わるものとして、使用目的は広域多々に渡ることを可能にしている。

ＬＥＤを埋め込んだ基盤と絶縁を施した導線を合成樹脂でモールド化することにより、一体化して完全防水を図った蛍光灯型のＬＥＤ灯は、ショーケースなどの照明として使用した場合、単純な構造のために清掃が簡単に出来るので衛生上好ましい形状である。

本考案を示した斜視図である。 本考案を示した断面図である。

符号の説明

１ ＬＥＤ
２ 基盤
３ 合成樹脂部分
４ 導線

Claims (3)

1. ＬＥＤ（発光ダイオード）複数個をライン状に基盤に取り付けたものを合成樹脂で被覆し半円形の筒状にモールド成型し一体形成化した、蛍光灯型のＬＥＤ灯。
2. 半円形の筒状にモールド成型することで、レンズの効果が得られることにより光を拡散させ、均等に光が回る事を特徴とする請求項１に記載する蛍光灯型のＬＥＤ灯。
3. 発熱量の少ないＬＥＤ（発光ダイオード）を使用することにより、冷凍庫、冷蔵庫等のショーケースの光源として適しており、モールド成型し一体化することで構造が単一化となり、衛生面に考慮した請求項１に記載する蛍光灯型のＬＥＤ灯。

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