JP3140323U - 穀物類の圧扁機のロール間隙調整機構 - Google Patents

穀物類の圧扁機のロール間隙調整機構 Download PDF

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Abstract

【課題】穀物類の圧扁機のロール間隙調整機構を提供する。
【解決手段】固定支持腕2に軸着された固定ロール3と、枢動支持腕5に軸着され固定ロール3に並設され可動ロール6と、間隙Sを調整する間隙調整機構7と、を備えた圧扁機であって、間隙調整機構7は減速機付モーター7aの駆動によって回動する棒ネジ7bと、棒ネジ7bと螺合する内ネジにより間隙調整機構7が伸縮をして間隙Sを調整し、減速機付モーター7aの駆動停止は電気的に接続させフレーク厚みに応じた種類の間隙量の数値を電気的にプリセットした制御部で行う構造としたものであり、更に、制御部は電気的に接続させた遠隔場所に配設したものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、穀物類の圧扁機のロール間隙調整機構に関するものであり、更に詳細には、メイズ、大麦、大豆等の穀物類の圧扁フレークを製造するための一対のロール間の間隙を調整する圧扁機のロール間隙調整機構に関するものである。
従来、この種の穀物類の圧扁フレークを製造する圧扁機のロール間隙調整機構は開発されて使用されているが、間隙量の調整操作は圧扁機で製造されるフレークの状態をみて圧扁機に付設されている間隙調整用ハンドルを手動、又は、モーターの駆動により決定している実情である。
例えば、支持体1に一対の固定軸受部3、3が固着してあり、固定軸受部3、3は固定圧扁ロール2の軸方向両端側を軸支している。支持体1には可動圧扁ロール4を固定圧扁ロール2に接離可能に支持するための一対の可動軸受部5、5が変位可能に設けてある。固定圧扁ロール2と可動圧扁ロール4の隙間調整は隙間調整機構部9によって行う。隙間調整機構部9を構成する軸受押動体10は雌ねじ部を有し、可動軸受部5に固着してある。軸受押動体10の雌ねじ部には駆動ねじ12が螺合してある。駆動ねじ12は油圧モータ14、減速機15、駆動歯車16及び従動歯車17からなる回転駆動手段13によって正逆回転させる。支持体1に固着した油圧シリンダ装置19によって駆動ねじ12、軸受押動体10を介して可動圧扁ロール4を固定圧扁ロール2に当接させた状態から離間した状態まで自在に変位させることができる(特許文献1参照)や、ニップ間隙調整手段が、ローラの回転軸とほぼ平行な軸線周り枢動運動をするようローラ間の少なくとも1つに載置する手段と、対応するローラに夫々連結され一方が内部にねじ付き開口を提供している板部材と、該開口内に作動的に螺合し、対向する板部材と係合するため内部で軸線方向に調整可能となっている細長いねじ付きシャンク部材と、該シャンク部材と対向する板部材との間の有効な係合をもたらすためローラを一緒に選択的に引っ張る手段とから成るもの(特許文献2参照)等が開示されている。
特開平07−68191号公報(請求項1) 特開平03−213153号公報(請求項3)
然し乍ら、特許文献1に記載のものは、回転駆動手段13の油圧モータ14によって正逆回転させるものであるが、その駆動は回転数検出装置18で検出しながら行うもので、更に、特許文献2に記載のものは、偏心体の一方又は双方は、初めにボルト120をゆるめ、ついで協働する棒118を歯付輪116との係合から引き戻すことにより操作される。このとき偏心体は所望の調整を達成するように協働するレンチ平坦部114に係合することにより回転させて行っており、フレーキングロール装置に付設された調整機構を操作しながら行っているもので、自動調整はできず、その都度人為的に行っているものである。
前記課題に鑑み鋭意研鑚の結果、本考案の圧扁機のロール間隙調整機構は、基台から立設した固定支持腕と、固定支持腕に設けた軸受に軸着され一方方向に回転する固定ロールと、基台から枢動軸を介装して枢動可能に立設した枢動支持腕と、枢動支持腕に設けた軸受に軸着され固定ロールと平行に間隙を有して並設され他方方向に回転する可動ロールと、固定支持腕と枢動支持腕との上方を機械的に接続し固定ロールと可動ロールとの間隙を調整する間隙調整機構と、を備えた圧扁機であって、間隙調整機構は減速機付モーターの駆動によって回動する棒ネジと、棒ネジと螺合する内ネジにより間隙調整機構が伸縮をして固定ロールの外周と可動ロールの外周との間隙を調整し、減速機付モーターの駆動停止は電気的に接続させた制御部で行う構造としたものであり、更に、制御部は電気的に接続させた遠隔場所に配設したものである。
本考案の圧扁機のロール間隙調整機構は、減速機付モーターの駆動によって回動する棒ネジと、棒ネジと螺合する内ネジにより間隙調整機構が伸縮をして固定ロールの外周と可動ロールの外周との間隙を調整し、減速機付モーターの駆動停止は電気的に接続させた要求されるフレーク厚みに応じた種類の間隙量の数値を電気的にプリセットした制御部で行う構造としたものであり、更に、制御部は電気的に接続させた遠隔場所に配設したもので、同一の圧扁機で異なったフレークを製造する場合、予めプリセットしたものの一つを選択して、遠隔場所からでも制御部を操作することで容易に目的とするロール間隙量に自動で調整可能なものであり、極めて有効な効果を有した実用性の高い考案である。
以下、本考案の圧扁機のロール間隙調整機構の実施例を図面を用いて詳細に説明すると、図1は本考案の圧扁機のロール間隙調整機構の実施例を説明するための概要説明図である。
本考案は、穀物類の圧扁機のロール間隙調整機構に関するものであり、更に詳細には、メイズ、大麦、大豆等の穀物類の圧扁フレークを製造するための一対のロール間の間隙を調整する圧扁機のロール間隙調整機構に関するものであり、請求項1に記載の穀物類の圧扁機のロール間隙調整機構は、基台1から立設した固定支持腕2と、該固定支持腕2に設けた軸受2aに軸着され一方方向に回転する固定ロール3と、前記基台1から枢動軸4を介装して枢動可能に立設した枢動支持腕5と、該枢動支持腕5に設けた軸受5aに軸着され前記固定ロール3と平行に間隙を有して並設され他方方向に回転する可動ロール6と、前記固定支持腕2と前記枢動支持腕5との夫々の上方を機械的に接続し前記固定ロール3と前記可動ロール6との間隙Sを調整する間隙調整機構7と、を備えた圧扁機であって、前記間隙調整機構7は減速機付モーター7aの駆動によって回動する棒ネジ7bと、該棒ネジ7bと螺合する内ネジにより間隙調整機構7が伸縮をして前記固定ロール3の外周と前記可動ロール6の外周との間隙Sを調整し、前記減速機付モーター7aの駆動停止は電気的に接続させ要求されるフレーク厚みに応じた種類の間隙量の数値を電気的にプリセットした制御部で行う構造としたことを特徴とするものである。
更に、請求項2に記載の穀物類の圧扁機のロール間隙調整機構は、請求項1に記載の穀物類の圧扁機のロール間隙調整機構において、前記制御部は電気的に接続させた遠隔場所に配設したことを特徴とするものである。
即ち、本考案の穀物類の圧扁機は、メイズ、大麦、大豆等の穀物類の圧扁フレークを製造するものであり、ロール間隙調整機構7は、圧扁機の相対して回転をする一対のロール3.6の間隙Sを自動的に調整するものである。
そして、基台1は圧扁機の土台と成るもので、側方及び上方はケーシングで覆われ、後述する固定支持腕2と枢動支持腕5とを立設させており、更には、固定ロール3と可動ロール6とを駆動させるモーター等を備え付けるものである。
次に、固定支持腕2は、基台1に立設させているもので、後述する軸受2aを介して固定ロール3を回転自在に軸着しているものである。
次いで、固定ロール3は、固定支持腕2に設けた軸受2aに軸着され一方方向に回転するもので、後述する可動ロール6と相対して回転するものである。
更に、枢動支持腕5は、基台1に枢動軸4を介装して枢動可能に立設させているもので、枢動軸4は枢動支持腕5を僅かに枢動させるもので、後述する軸受5aを介して回転自在に軸着している可動ロール6を可動させるものである。
更には、可動ロール6は、枢動支持腕5に設けた軸受5aに軸着され他方方向に回転するもので、固定ロール3と平行に夫々の外周面が僅かな間隙Sを有して並設され、可動ロール6と固定ロール3とは夫々駆動源とするモーターとプーリー、ベルト、ギヤ等で機械的に接続され、夫々ロールの内側が下方方向に回動するように相対して回転するものである。
また、間隙調整機構7は、固定支持腕2と枢動支持腕5との夫々の上方を機械的に接続しているもので、延伸することで固定ロール3と可動ロール6との間隙Sを拡げ、縮小することで固定ロール3と可動ロール6との間隙Sを狭めて調整をするものである。
そして、間隙調整機構7には、減速機付モーター7aの駆動によって回動する棒ネジ7bと、棒ネジ7bと螺合する内ネジとを含み、伸縮をすることで固定ロール3の外周と可動ロール6の外周との間隙Sを調整するもので、図1に図示する実施例では減速機付モーター7aの回転を減速させて棒ネジ7bを回転させる複数のギヤから成るギヤボックス7cと、ギヤボックス7cから突出させた棒ネジ7bと、棒ネジ7bと螺合した内ネジと、内ネジを設けたピストンと、ピストンを挿通させた油圧シリンダー7d等から構成されており、減速機付モーター7aを駆動させることで伸縮するものである。
つまり、両端を固定支持腕2と枢動支持腕5とに接続された間隙調整機構7は、延伸することで、枢動支持腕5が枢動軸4を中心として外方向に枢動し、固定支持腕2と枢動支持腕5との間が拡がり、これに伴って固定ロール3と可動ロール6との間隙Sが拡がるもので、逆に減速機付モーター7aを反転させることで前述と逆に作用して縮小し、枢動支持腕5が枢動軸4を中心として内方向に枢動し、これに伴って固定ロール3と可動ロール6との間隙Sも狭まるものである。
更に、制御部は、電気的に接続させた減速機付モーター7aの駆動停止を行うものであり、制御部には要求されるフレーク厚み(0.01mmを最小とし5mmまで)に応じた種類の間隙量の数値を電気的にプリセットしているものである。
更には、制御部は、電気的に接続させて遠隔場所に配設したことにより、間隙変更時にプリセットした間隙量の選択を圧扁機から離れた工場全体を監視する操作室等からも可能とするものである。
本考案の圧扁機のロール間隙調整機構は、減速機付モーターの駆動によって回動する棒ネジと、棒ネジと螺合する内ネジにより伸縮をして固定ロールの外周と可動ロールの外周との間隙を調整し、減速機付モーターの駆動停止は電気的に接続させた要求されるフレーク厚みに応じた種類の間隙量の数値を電気的にプリセットした制御部で行う構造としたものであり、更に、制御部は電気的に接続させた遠隔場所に配設したもので、一台の圧扁機で異なったフレークを製造する場合、予めプリセットしたものの一つを選択して、制御部を操作することで容易に目的とするロール間隙量に自動で調整可能なものであり、また、制御部を遠隔場所に配設したことにより、圧扁機から離れた工場全体を監視する操作室等からもロール間隙量に自動で調整可能とする圧扁機のロール間隙調整できるものである。
図1は本考案の圧扁機のロール間隙調整機構の実施例を説明するための概要説明図である。
符号の説明
1 基台
2 固定支持腕
2a 軸受
3 固定ロール
4 枢動軸
5 枢動支持腕
5a 軸受
6 可動ロール
7 間隙調整機構
7a 減速機付モーター
7b 棒ネジ
7c ギヤボックス
7d 油圧シリンダー
S 間隙

Claims (2)

  1. 基台から立設した固定支持腕と、該固定支持腕に設けた軸受に軸着され一方方向に回転する固定ロールと、前記基台から枢動軸を介装して枢動可能に立設した枢動支持腕と、該枢動支持腕に設けた軸受に軸着され前記固定ロールと平行に間隙を有して並設され他方方向に回転する可動ロールと、前記固定支持腕と前記枢動支持腕との夫々の上方を機械的に接続し前記固定ロールと前記可動ロールとの間隙を調整する間隙調整機構と、を備えた圧扁機であって、前記間隙調整機構は減速機付モーターの駆動によって回動する棒ネジと、該棒ネジと螺合する内ネジにより間隙調整機構が伸縮をして前記固定ロールの外周と前記可動ロールの外周との間隙を調整し、前記減速機付モーターの駆動停止は電気的に接続させ要求されるフレーク厚みに応じた種類の間隙量の数値を電気的にプリセットした制御部で行う構造としたことを特徴とする穀物類の圧扁機のロール間隙調整機構。
  2. 前記制御部は電気的に接続させた遠隔場所に配設したことを特徴とする請求項1に記載の穀物類の圧扁機のロール間隙調整機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106216074A (zh) * 2016-08-02 2016-12-14 太仓市伦文机械有限公司 一种物料快速粉碎机

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