JP3140093U - 漏水防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】漏れ出した水に接触しないでも漏水の発生をいち早く検知でき、しかも漏水の量を非常に小なる量で止めることができる漏水防止装置を提供する。
【解決手段】飲料ディスペンサ1に接続する水道管2の流水量を流水量センサ4により検知し、同流水量を、漏水の判定基準として予め複数設定している計測時間に対応させた判定基準流水量とそれぞれ比較し、前記流水量がこれら判定基準流水量の一つ以上上回った場合に漏水と判断し、前記水道管2に配設している電磁弁5により水道管2の管路を閉鎖して同水道管2内の流水を遮断する。
【選択図】図1

Description

本考案は、外部より供給される水を希釈水等に用いてなる飲料ディスペンサ等の外部供給水利用機器に適応できる漏水防止装置に関する。
従来、ファミリーレストラン等に設置されている飲料ディスペンサは、常に水道から水の供給を受けており、したがって漏水という問題を抱えている。
当然ながら飲料ディスペンサ側でも漏水を防止するための対策をとっているが、漏水を100パーセント防止することは不可能に近いのが現状である。
このため、飲料ディスペンサに漏水を検知する漏水検知機を別途取り付け、同漏水検知機に備える水分検出用のセンサを漏れ出した水に接触できる飲料ディスペンサ内外の場所に配設して、水漏れが生じた場合、同漏水検知機から発せられる警報で水漏れの発生を察知するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、漏れた水が水分検出用のセンサに接触しなければ警報は発せられないため、センサの配設場所によっては漏水の検知が遅れたり、あるいは漏水を検知できない恐れもあった。
登録実用新案第3119104号(第1〜7頁、図1〜10)
本考案は、漏れ出した水に接触しないでも漏水の発生をいち早く検知でき、しかも漏水の量を非常に小なる量で止めることができる漏水防止装置を提供できるようにした。
上述した課題を解決するために、本考案に係る漏水防止装置は、外部より供給される水を希釈水等に用いてなる飲料ディスペンサ等の外部供給水利用機器に適応できる漏水防止装置であって、飲料ディスペンサに接続する水路の流水量を流水量検知手段により検知し、同流水量を、漏水の判定基準として予め複数設定している計測時間に対応させた判定基準流水量とそれぞれ比較し、前記流水量がこれら判定基準流水量の一つ以上上回った場合に漏水と判断し、前記水路に配設している流水遮断手段により水路内の流水を遮断するように構成したものとしてある。
また前記水路内の流水を遮断した際に、警告を発する警告手段を設けて構成したものとしてある。
また前記判定基準流水量を、ユーザが任意の値に設定できるように構成したものとしてある。
さらに水分を検知する水分検知手段を設けており、同水分検知手段により所定の水分を検知した場合に、前記流水遮断手段により水路内の流水を遮断するように構成したものとしてある。
また震動を検知する震動検知手段を設けており、同震動検知手段により所定の震動を検知した場合に、前記流水遮断手段により水路内の流水を遮断するように構成したものとしてある。
また前記流水遮断手段により水路内の流水が遮断された場合に、本漏水防止装置を設置している機器の電源を遮断できるように構成したものとしてある。
本考案の漏水防止装置によれば、漏水の判定を、水路に流れている水の量を基にして行っているので、漏れ出た水が水分検出用のセンサに接触してからでないと水路を遮断しない従来の漏水防止装置のように、漏水発生から水路遮断までに掛かる時間が大なるものと比して、漏水発生から水路遮断までの時間を格段に短縮できるので、漏水量を非常に小なる量に止めることができ、したがって浸水被害を非常に小なるものに抑えることができる。
また、漏水と判定する際の判定基準となる流水量(判定基準流水量)を計測時間に対応させて予め複数設定し、これらの設定値と流水量を比較するので、例えば90秒で0.3L程度の水が流れている場合、また2秒間で7.5L以上の水が流れている場合などのように、漏水の形態すなわちパッキン不良による前者のような漏水は少量の水が長時間流れ続け、また、水道管破損等による後者のような漏水は短時間で大量の水が流れるために、特に後者の水道管破損等による漏水時には漏水の判定をすばやく行える(例えば2秒程度で行える)ので、水路遮断等の漏水防止措置もすばやく行うことができる。
さらに、上述のように漏水と判定する際の判定基準となる流水量(判定基準流水量)を計測時間に対応させて複数設定しこれらと比較するので、漏水とする判定を正確にでき、したがって漏水防止装置における誤動作の発生率も大に低減できて、これらにより飲料ディスペンサを安定して運用できる。
以下、本考案の漏水防止装置を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本考案に係る漏水防止装置3をセットした外部利用水供給機器たる飲料ディスペンサ1を示していて、飲料ディスペンサ1に接続している水路たる水道管2の給水方向前段から、漏水防止装置3の流水量検知手段たる流水量センサ4、流水遮断手段たる電磁弁5を配設している。
流水量検知手段たる流水量センサ4には、例えば流水量の検出誤差が非常に小であるインペラ式の流量センサを用いる。
また、図1に示している漏水防止装置3はオプションを装着していない基本装備のもので、その動作は、流水量センサ4で水道管2の毎分の流水量を常に監視(検知)して、この水道管2の毎分の流水量を、図2に示す漏水の判定基準として予め複数設定している計測時間に対応させた判定基準流水量(条件1〜4)と比較して漏水なし/漏水ありを判断し、所定の動作を行うようになっている。
例えば、漏水防止装置3の流水量センサ4で検知した水道管2の毎分の流水量が0.2Lであった場合は、図2に示す漏水の判定基準と比較してもこの判定基準を上回っていないため、漏水防止装置3は漏水していないと判断して電磁弁5を作動させない。
また、漏水防止装置3の流水量センサ4で検知した水道管2の毎分の流水量が0.5Lであった場合は、図2に示す漏水の判定基準と比較するとこの判定基準における条件1の毎分の流水量を上回っているが、90秒以内で毎分の流水量が0.3L以下になった場合は漏水防止装置3は漏水していないと判断して電磁弁5を作動させない。
そして、90秒を超えても毎分の流水量が0.5Lであった場合は漏水防止装置3は漏水と判断して電磁弁5を作動させて水道管2の流水を遮断する。
また、前述の図2に示している漏水の判定基準は一例であって、飲料ディスペンサの仕様によっては、計測時間に対応させた判定基準流水量(条件1〜4)を変える場合もある。
図3〜図5に示している漏水防止装置3は、図1に示した漏水防止装置3にオプションを装着したものを示していて、図3は、水道管2内の流水を遮断した際に、警告を発する警告手段たる警告灯6を設けたものを示している。
また、警告灯6の設置場所は飲料ディスペンサ1に限るものではなく、有線あるいは無線によって人の目に付きやすい場所に設置して遠隔監視できるようにする場合もある。
図4は、判定基準流水量を、ユーザが設定できるように時間設定ボタン7を設けたものを示している。
また、時間設定ボタン7は、ご操作防止等のために漏水防止装置3の本体ケース内に設置する場合もある。
そして、図5は、水分を検知する水分検知手段たる水分センサ8、震動を検知する震動検知手段たる震動センサ9、前記電磁弁5により水道管2内の流水を遮断した際に対応する飲料ディスペンサ1の電源を遮断する遮断器10を電源ケーブル1aに設けたものを示している。
本実施例では飲料ディスペンサ一台に対し漏水防止装置一台としているが、漏水防止装置のセンシングチャンネル数を増やすことで、複数台の飲料ディスペンサに対し漏水防止装置一台で集中的に対応させることもできる。
また、1つのセンシングチャンネルにて複数台の飲料ディスペンサ、例えば2台の飲料ディスペンサに対し漏水監視をする場合は、漏水防止装置3の流水量センサ4と電磁弁5を、図6に示すように、水道管2の分岐部2aにおける給水方向前段から、漏水防止装置3の流水量検知手段たる流水量センサ4、流水遮断手段たる電磁弁5を配設することで漏水監視を行うことができる。
この1つのセンシングチャンネルで複数台の飲料ディスペンサに対し漏水監視をする場合は、図7に示すように、漏水の判定基準として予め複数設定している計測時間に対応させた判定基準流水量(条件1〜4)における計測時間を、2台(図7の場合は)に適応させた計測時間にしている。
実施例における図1〜4中の符号3aは、漏水防止装置3の電源ケーブルである。また、図1〜4中における各センサや各機器は、所定のケーブルによって漏水防止装置3本体と接続されている。
本考案に係る漏水防止装置をセットした飲料ディスペンサの側面図。 判定基準流水量(条件1〜4)の一例を示す一覧表 本考案に係る漏水防止装置をセットした飲料ディスペンサの側面図。 本考案に係る漏水防止装置をセットした飲料ディスペンサの側面図。 本考案に係る漏水防止装置をセットした飲料ディスペンサの側面図。 1つのセンシング箇所で2台の飲料ディスペンサの漏水を監視する場合のセッティングを示す図。 2台の飲料ディスペンサに対応させた判定基準流水量(条件1〜4)の一例を示す一覧表
符号の説明
1 飲料ディスペンサ
1a 電源ケーブル
2 水道管
2a 分岐部
3 漏水防止装置
3a 電源ケーブル
4 流水量センサ
5 電磁弁
6 警告灯
7 時間設定ボタン
8 水分センサ
9 震動センサ
10 遮断器

Claims (6)

  1. 外部より供給される水を希釈水等に用いてなる飲料ディスペンサ等の外部供給水利用機器に適応できる漏水防止装置であって、飲料ディスペンサに接続する水路の流水量を流水量検知手段により検知し、同流水量を、漏水の判定基準として予め複数設定している計測時間に対応させた判定基準流水量とそれぞれ比較し、前記流水量がこれら判定基準流水量の一つ以上上回った場合に漏水と判断し、前記水路に配設している流水遮断手段により水路内の流水を遮断するように構成してなる漏水防止装置。
  2. 前記水路内の流水を遮断した際に、警告を発する警告手段を設けて構成してなる請求項1に記載の漏水防止装置。
  3. 前記判定基準流水量を、ユーザが任意の値に設定できるように構成してなる請求項1に記載の漏水防止装置。
  4. 水分を検知する水分検知手段を設けており、同水分検知手段により所定の水分を検知した場合に、前記流水遮断手段により水路内の流水を遮断するように構成してなる請求項1に記載の漏水防止装置。
  5. 震動を検知する震動検知手段を設けており、同震動検知手段により所定の震動を検知した場合に、前記流水遮断手段により水路内の流水を遮断するように構成してなる請求項1に記載の漏水防止装置。
  6. 前記流水遮断手段により水路内の流水が遮断された場合に、本漏水防止装置を設置している機器の電源を遮断できるように構成してなる請求項1に記載の漏水防止装置。
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