JP3139550U - 洗浄用編布 - Google Patents

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壮平 原田
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Abstract

【課題】食器の洗浄,身体の洗浄に用いて吸水,脱水共によく、泡立ち性,洗浄性に優れ、コスト的にも安価な洗浄用編布を提供する。
【解決手段】所要の幅と長さを有するラッセル編地を本体1とし、その周縁部においてかがりつけると共に、周縁部4の一部に輪状の紐5を取り付けた編布よりなり、該編布1は天然又は合成繊維単糸によりウエール方向に所要の間隔をおいて並列編成された鎖編目列2と、該鎖編目列の各列に挿入された吸水水性多孔質合成繊維糸によって編成され、挿入糸3は鎖編目列の各列に2本宛挿入され、その1本は隣接ウエールとの間でウエール方向複数の編目を単位として横振り編成されており、他の1本は1ウエール飛んだウエールとの間で上記横振りと同じコース方向位置で上記横振りの反対側より横振り編成されて、全体として格子状組織を形成している洗浄用編布である。
【選択図】図1

Description

本考案は食器の洗浄に用いられるスポンジ代用や身体の洗浄に用いるボディタオルなどの洗浄用編布に関するものである。
家庭用台所において食器を洗浄する際に、現在スポンジが広く一般に用いられているが、スポンジは使用を重ねるにつれて脆化が起こり、屡々取り替えが必要とされることは日常経験されるところであるが、これに代わる適当な洗浄具は現在、未だ見つかっていない。
一方、身体の洗浄に用いる浴用ボディタオルについては近年、綿糸の糸使いを工夫して泡立ち性を向上させたり、綿糸と合成繊維糸の良さを取り入れた複合素材のボディタオルが検討され、天然繊維生地の緯糸に嵩高な意匠撚糸を折り込んだもの(例えば特許文献1参照)や、片面に天然繊維、他面に化学繊維で編成した2層構造の編物(例えば特許文献2参照)等が提案されている。
しかし、上記緯糸に意匠撚糸を折り込んだものは、柔軟性と泡立ち性の両面を謳っているが、マッサージ効果に主眼があり、また天然繊維と合成繊維の表裏2層構造の編物は表裏構造で使用者に任意の面を選ばせる利点はあるものの、泡立ち性と触感性を同時に体験できるものではなく、一長一短があり、充分、満足のいくものと云えなかった。
特開2002−191527号公報 特開2000−271036号公報
そこで、本考案者は上述の如き実情に対処し、食器洗浄に用いて膨潤,脱水が簡単に出来、またボディタオルに用いて泡立ち性,泡もち性がよく、皮膚に優しい洗浄用編布を求めて検討を重ね、スポンジ状の多孔質吸水性合成繊維糸の利用を見出すことにより、食器洗浄,身体洗浄と共に洗浄性がよく、コスト的にも安価で、かつ製作が容易である洗浄用編布を提供することを目的とするものである。
即ち、上記目的に適合する本考案洗浄用編布は、所要の幅と長さを有するラッセル編地を周縁部においてかがりつけると共に、周縁部の一部に輪状の紐を取り付けた編布よりなり、該編布は天然又は合成繊維単糸によりウエール方向に所要の間隔をおいて並列編成された鎖編目列と、該鎖編目列の各列に挿入された吸水性多孔質合成繊維糸によって編成され、挿入糸は鎖編目列の各列に2本宛挿入され、その1本は隣接ウエールとの間でウエール方向複数の編目を単位として横振り編成されており、他の1本は1ウエール飛んだウエールとの間で上記横振りとと同じコース方向位置で上記横振りの反対側より横振り編成されて、全体として格子状組織を形成している編布である。
ここで、上記吸水性合成繊維糸は多孔質スポンジ状のナイロン,ポリエステル,アクリル等の合成繊維糸、好ましくはナイロン1360D/34Fが用いられ、鎖編目形成糸には20番綿単糸が用いられる。なお、上記本考案に係る編布は食器の洗浄の外、身体洗浄用ボディタオルにも使用し好適である。
本考案洗浄用編布は以上のようにラッセル編地の鎖編目列に対し、その各編目列に吸水性を有する多孔質合成繊維糸を挿入し、対向的に横振り編成したものであり、吸水性多孔質合成繊維糸の使用により強度を有していると共に、水分の膨潤、ならびに膨潤した水分の排出が極めて容易であり、食器の洗浄,身体の洗浄において泡立ち性にすぐれて洗浄効率もよく、しかもラッセル編により作成され、対向的に横振り編成されているので、形態保持も良好であると共に、大量生産ができてコストも安く経済性に有利な効果を有している。また、本考案編布は周縁の一部に輪状の紐、通常、ゴム紐を設けているので一時、鉤に掛けたり、収納に際して折り畳み、輪状のゴム紐で一括することができ、収納や持ち運びに便利である。
以下、更に添付図面に基づいて本考案の具体的な形態を説明する。図1は本考案洗浄用編布の1例として食器洗浄用の編布を示しており、図において1は本体の編布で、ラッセル編機によって編成されて食器洗浄用として所要の幅と長さを有する略正方形状に裁断され、その周縁部4の一部に輪状の紐5、通常ゴム紐5が取り付けられている。
この輪状の紐5は洗浄用編布を台所適所に吊り下げるのに用いてもよく、また編布1を折り畳み縮小して図5に示すように一括し収納するのに用いてもよい。
図2は上記編布1の編組織を一部拡大図示したもので、ラッセル編機によりウエール方向(長さ方向)に適宜所要の間隔を存して並列編成された鎖編目列2に対しウエール方向の複数の編目にわたると共に該複数の編目毎のコース方向(横方向)に挿入糸3が横振り挿入されて全体として格子状組織に形成されている。
図3、図4は上記組織における挿入糸の横振り挙動の説明図であり、(a),(b),(c)は鎖編目列2の各列に挿入される挿入糸で、(a),(b)は隣接ウエールとの間で各列のウエール方向、複数の通常、3編目毎に横振りする挿入糸であり、(c)は2ウエールを単位として前記挿入糸(a),(b)と同じコース方向位置で反対側より横振りする挿入糸で上記挿入糸(a),(b),(c)を単位として隣接ウエール間の横振りと2ウエール間の反対側からの横振りが繰り返されて図1,図2に示すようにウエール方向に鎖編目と挿入糸(a)と(c)、又は(b)と(c)による重なりと、コース方向に挿入糸(a)と(c),(c)、又は(b)と(c),(c)の重なりによって全面にわたり挿入糸が表面に顕出される格子状組織の編布が形成される。
本考案編布1は以上のような組織をもって構成されており、かなでも特に形成糸と挿入糸の糸使いに特徴を有して鎖編目形成糸には天然繊維又は合成繊維糸、好ましくは20番綿単糸が用いられ、一方、挿入糸には吸水性のスポンジ状多孔質合成繊維糸、好ましくはスポンジ状ナイロンが用いられる。勿論、鎖編目形成糸にナイロン,ポリエステル等を用いてもよく、また、挿入糸としてスポンジ状のポリエステル,アクリルから選ばれた1種以上の繊維糸を単独又は併用して用いることも可能である。特に挿入糸としては引揃え糸として嵩高性を有するものが有効である。
以上は食器洗浄用編布について説明してきたが、同様に洗浄用として長方形状に作成し、浴用ボディタオルに利用することも可能である。この場合、縦長の長方形状に形成される外は編布本体1の組織、輪状ゴム紐5の取り付けならびに編布1を構成する糸使い、糸の種類等は前記食器洗浄用編布の構成と同様である。なお、本考案編布は前記食器洗浄,身体洗浄用ボディタオルに限らず、他の洗浄用布としても適宜、使用し得ることは勿論である。そして、何れの場合においても吸水性多孔質合成繊維糸の使用により吸水性,脱水性共によく、しかも編布であるため感触性にも優れ、実用的効果が良好である。
本考案に係る食器洗浄用編布を示す外観図である。 本考案編布の拡大組織図である。 本考案編布の各挿入態様を示す概要図である。 本考案編布の挿入糸の挿入組織説明図である。 本考案編布を輪状の紐により一括した状態を示す概要図である。
符号の説明
1:編布本体
2:鎖編目列
3:挿入糸
4:周縁部
5:輪状の紐

Claims (2)

  1. 所要の幅と長さを有するラッセル編地を周縁部においてかがりつけると共に、周縁部の一部に輪状の紐を取り付けた編布よりなり、該編布は天然又は合成繊維単糸によりウエール方向に所要の間隔をおいて並列編成された鎖編目列と、該鎖編目列の各列に挿入された吸水性多孔質合成繊維糸によって編成され、挿入糸は鎖編目列の各列に2本宛挿入され、その1本は隣接ウエールとの間でウエール方向複数の編目を単位として横振り編成されており、他の1本は1ウエール飛んだウエールとの間で上記横振りと同じコース方向位置で上記横振りの反対側より横振り編成されて全体として格子状組織を形成していることを特徴とする洗浄用編布。
  2. 鎖編目編成糸が20番綿単糸であり、吸水性合成繊維糸が1360デニール、34フィラメントの多孔質スポンジ状ナイロンである請求項1記載の洗浄用編布。
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