JP3133989B2 - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP3133989B2
JP3133989B2 JP11085097A JP8509799A JP3133989B2 JP 3133989 B2 JP3133989 B2 JP 3133989B2 JP 11085097 A JP11085097 A JP 11085097A JP 8509799 A JP8509799 A JP 8509799A JP 3133989 B2 JP3133989 B2 JP 3133989B2
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俊幸 新村
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G5/00Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
    • A61G5/10Parts, details or accessories
    • A61G5/14Standing-up or sitting-down aids

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座部が昇降する椅
子に係り、特に膝の関節に負担を掛けずに立上がること
ができるようにするための立上がり補助機能を備えた椅
子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、座部の高さや座部の傾斜角度
を調節できるようしにした椅子は一般に知られており、
身長差や作業時の着座姿勢の個人差等に対応できるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の椅子におい
ては、前述のように個人差等に対応できるようになって
いるが、座部の高さ等を一旦設定した後は、椅子の使用
中に変更することはできず、ために着座した状態の人が
立上がる際に、膝関節等に大きな負担が掛かり、例えば
膝関節に疾患を有する人等にとっては、使用が容易でな
いという問題がある。
【0004】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、立上がり補助機能を付加し、膝関節に疾患を有する
人でも、膝の関節に負担を掛けずに立上がることができ
る椅子を提供することを目的とする。
【0005】本発明の他の目的は、膝関節に疾患を有す
る人等が、特殊な用途のみならず通常の使用目的にも使
用することができる椅子を提供するにある。
【0006】本発明の他の目的は、着座姿勢をより安定
させることができ、駆動機構のスイッチ類の設置も容易
な椅子を提供するにある。
【0007】本発明の他の目的は、着座姿勢の人が立上
がる際に、膝関節に掛かる負担をより軽減することがで
きる椅子を提供するにある。
【0008】本発明の他の目的は、駆動機構の構造を簡
素化して軽量化を図ることができる椅子を提供するにあ
る。
【0009】本発明のさらに他の目的は、駆動機構の構
造をより簡素化してコストダウンを図ることができる椅
子を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する手段
として本発明は、椅子本体と、椅子本体上に配置された
座部と、座部を椅子本体に対し昇降駆動する駆動機構と
を設けるとともに、前記駆動機構を、座部の後端側を昇
降させる駆動シリンダと、座部の前端側をストッパ位置
まで駆動シリンダに追従して昇降させるガススプリング
とで構成し、この駆動機構により、座部をほぼ水平な状
で所定高さまで上昇させた後、座部の前後方向所定位
置を支点として座部を揺動させ、後端側が高く前端側が
低い傾斜状態となるようにしたことを特徴とする。そし
てこれにより、着座姿勢の人が立上がる際に、臀部が座
部により下側から押し上げられることになり、しかも座
部の動きが、人間が立上がる際の臀部の動きとほぼ同一
となる。このため、膝関節に負担を掛けずに立上がるこ
とが可能となる。
【0011】本発明はまた、椅子本体に背もたれを設け
るようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、椅
子を特殊な用途のみならず、通常の用途にも使用するこ
とが可能となる。
【0012】本発明はさらに、椅子本体の少なくとも一
側部に、アームレストを設けるようにしたことを特徴と
する。そしてこれにより、着座姿勢をより安定させるこ
とが可能となるとともに、立上がる際の手掛けとして利
用することが可能となり、また駆動機構のスイッチ類の
設置も容易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。図1および図2は、本発明の実施の一形態に係
る椅子を示すもので、この椅子1は、下面に移動用のキ
ャスタ3を有する椅子本体2を備えており、この椅子本
体2上には、座部4が配設されているとともに、後端部
には背もたれ5が配設され、また両側部には、支持アー
ム6を介してアームレスト7がそれぞれ配設されてい
る。
【0014】前記椅子本体2の内部には、図1および図
2に示すように、座部4を椅子本体2に対し昇降駆動す
る駆動機構8が組込まれており、この駆動機構8は、一
方のアームレスト7の前端上面に配したスイッチ9の操
作で作動するようになっている。
【0015】また、各アームレスト7の下面側には、図
1および図2に示すように、ガイドプレート10がそれ
ぞれ配設されており、これら各ガイドプレート10に
は、上下方向の長孔11がそれぞれ穿設され、各長孔1
1には、前記座部4の両側部から突出するガイドピン1
2が貫通配置されている。そして、座部4の前端側は、
各長孔11を規制範囲として昇降するようになってい
る。なお、これについては後に詳述する。
【0016】前記駆動機構8は、図1および図2に示す
ように、座部4後端側の幅方向中央部に配された流体圧
シリンダ13と、座部4前端側に並設された2台のガス
スプリング14とを備えており、前記流体圧シリンダ1
3の下端部は、固定ピン15を介し揺動可能に椅子本体
2内部に固定され、また前記各ガススプリング14の下
端部は、固定ピン16を介し揺動可能に椅子本体2内部
に固定されている。
【0017】また、前記流体圧シリンダ13のロッド1
3a先端部は、図1および図2に示すように、座部4の
下面に固設した取付けブロック17に枢着ピン18を介
して枢着されており、また前記各ガススプリング14の
ロッド14a先端部は、座部4の下面に固設した継手1
9にそれぞれ枢着されている。そして、これら両ガスス
プリング14は、流体圧シリンダ13とともに座部4を
昇降駆動するようになっている。なお、これについては
後に詳述する。
【0018】前記背もたれ5は、図1に示すように、支
点軸20を支点として前後方向に揺動可能に椅子本体2
に取付けられており、その揺動範囲は、背もたれ5の下
端に設けた円弧孔21とこの円弧孔21を貫通する揺動
規制ピン22とにより規制されるようになっている。そ
して、この背もたれ5は、図示しないスプリングによ
り、図1において時計廻りに常時付勢されるようになっ
ている。
【0019】図3ないし図5は、駆動機構8で昇降駆動
される座部4の様子を順次示すもので、以下これらを参
照して本実施の形態の作用を説明する。通常状態では、
座部4は図1に実線で示すように、椅子本体2に接触す
る下死点位置に位置しており、この状態では、図3に示
すように、流体圧シリンダ13およびガススプリング1
4は縮小状態となっている。そして利用者は、この状態
で座部4上に着座することになる。
【0020】座部4上に着座している利用者が立上がる
際には、まずアームレスト7上のスイッチ9をONにす
る。すると、図示しない圧力流体源からの圧力流体が流
体圧シリンダ13に供給され、流体圧シリンダ13が伸
長し始める。
【0021】流体圧シリンダ13が伸長し始めると、こ
れに追従してガススプリング14も伸長し始め、座部4
は、図4に示すように、ほぼ水平状態を維持したままで
上昇することになる。
【0022】座部4がほぼ水平な状態を維持しながら上
昇し、ガイドピン12がガイドプレート10の長孔11
上端位置までくると、流体圧シリンダ13が伸長限まで
伸長しても、ガススプリング14はそれ以上は伸長しな
い。このため、座部4は図5に示すように、ガイドピン
12位置を支点として揺動し、後端側が高く前端側が低
い傾斜状態となって停止することになる。そして、この
座部4の動きにより、着座している利用者は、臀部が斜
め前方に押し出されることにより、膝関節に負担を掛け
ずに立上がることができる。なお、図5に実線で示す座
部4は、アームレスト7上のスイッチ9を再度ONする
ことにより、図3に示す状態まで自動復帰する。この際
も、ガススプリング14は、流体圧シリンダ13の縮小
動作に追従して縮小することになる。
【0023】しかして、座部4は、図3に示す状態から
図5に実線で示す状態まで機械力で昇降駆動されるの
で、着座姿勢の人が立上がる際に、膝関節に負担を掛け
ずに立上がることができ、膝関節に疾患を有する人で
も、何等支障なく着座姿勢から立上がることができる。
【0024】なお、前記実施の一形態においては特に説
明しなかったが、長孔11よりも上下寸法が長い長孔を
ガイドプレート10に設け、ガイドプレート10を上下
動させたり、長孔の上端位置をストッパ部材の位置変更
によって実質的に上下動させることにより、ガイドピン
12の上死点位置を変更できるようにしてもよい。これ
により、図5に実線で示す座部4の傾斜角度を、利用者
の好みに合わせて調節することが可能となる。座部4の
傾斜角度は、流体圧シリンダ13の伸長限位置の調節に
よっても可能である。
【0025】また、前記実施の一形態においては、座部
4の後端側の昇降を、流体圧シリンダ13を用いて行な
う場合について説明したが、モ−タの回転でロッドを昇
降させる構造の駆動シリンダを用いるようにしても
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、椅子本体
と、椅子本体上に配置された座部と、座部を椅子本体に
対し昇降駆動する駆動機構とを設けるとともに、前記駆
動機構を、座部の後端側を昇降させる駆動シリンダと、
座部の前端側をストッパ位置まで駆動シリンダに追従し
て昇降させるガススプリングとで構成し、この駆動機構
により、座部をほぼ水平な状態で所定高さまで上昇させ
た後、座部の前後方向所定位置を支点として座部を揺動
させ、後端側が高く前端側が低い傾斜状態となるように
しているので、着座姿勢の人が立上がる際に、臀部が座
部により下側から押し上げられることになり、しかも座
部の動きが、人間が立上がる際の臀部の動きとほぼ同一
となる。このため、膝関節に負担を掛けずに立上がるこ
とができる。
【0027】本発明はまた、椅子本体に背もたれを設け
るようにしているので、椅子を特殊な用途のみならず、
通常の用途にも使用することができる。
【0028】本発明はさらに、椅子本体の少なくとも一
側部に、アームレストを設けるようにしているので、着
座姿勢をより安定させることができるとともに、立上が
る際の手掛けとして利用することができ、また駆動機構
のスイッチ類の設置も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る椅子を示す全体構
成図である。
【図2】椅子本体の内部構造を示す部分断面図である。
【図3】座部の初期状態を示す説明図である。
【図4】図3の状態から座部がほぼ水平な状態を維持し
ながら所定位置まで上昇した状態を示す説明図である。
【図5】図4の状態から座部が傾斜した状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 椅子 2 椅子本体 4 座部 5 背もたれ 7 アームレスト 8 駆動機構 9 スイッチ 10 ガイドプレート 11 長孔 12 ガイドピン 13 流体圧シリンダ 14 ガススプリング

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子本体と、椅子本体上に配置された座
    部と、座部を椅子本体に対し昇降駆動する駆動機構とを
    備え、前記駆動機構は、座部の後端側を昇降させる駆動
    シリンダと、座部の前端側をストッパ位置まで駆動シリ
    ンダに追従して昇降させるガススプリングとを有し、座
    部をほぼ水平な状態で所定高さまで上昇させた後、座部
    の前後方向所定位置を支点として座部を揺動させ、後端
    側が高く前端側が低い傾斜状態とすることを特徴とする
    椅子。
  2. 【請求項2】 椅子本体は、背もたれを有していること
    を特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 【請求項3】 椅子本体は、少なくとも一側部にアーム
    レストを有していることを特徴とする請求項1または2
    記載の椅子。
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