JP3131034U - 爪先部に機能性が付与された靴下 - Google Patents

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文治 中井
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株式会社ナカイ
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Abstract

【課題】爪先部の足指に対する履き心地(通気性や発熱性)が改善され、且つ、外観を安全性や耐久性を向上させることができる靴下の提供。
【解決手段】足甲部3と足裏部4との先端に爪先部5を設けた靴下であり、複数種類の糸を引き揃えて編成されたものである。この靴下の爪先部5のみを靴下本体の他の部位1、2、3、4と異なる糸によって編成したものであり、この爪先部5を構成する糸が靴下本体の他の部位の糸よりも通気性又は保温性が高いものである。
【選択図】図1

Description

本願考案は、靴下、特に、爪先部の機能性が改善された靴下に関するもである。
従来、爪先部のみを他の部位と異なる組織とするものについては、特許文献1に示すものが知られている。この特許文献に記載の靴下は、爪先部がメッシュ構造となっているため、当該部分の通気性が他の部位に比して改善され、その結果、指が蒸れるのを防止する事ができる。
ところが、メッシュは、通常の編み目に比して著しく開口面積が大きいため、外観が通常の靴下とは異なってしまうことは勿論、靴下を履くとき、指がメッシュにひっかかったりする。特に、子供の指は小さく柔らかいため、引っかかりやすい。しかも、大人が子供の靴下を履かせる時には、指が引っかかったままの靴下を大人が無理やり引き上げてしまうことがあり、そんな時には指が反り上がってしまい、子供が大変痛い思いをしてしまう。また、メッシュは通常の編組織分と比較すると強度が極端に弱くなるため、歩行や運動を繰り返すうちに破損しやすいという問題が指摘されている。
登録実用新案第3024127号公報
本願考案は、爪先部の足指に対する履き心地(通気性や発熱性)が改善され、且つ、外観を安全性や耐久性を向上させることができた靴下の提供を目的とする。
本願の請求項1に係る考案は、足甲部と足裏部との先端に爪先部を設けた靴下本体を備えた靴下において、靴下本体は複数種類の糸を引き揃えて編成されたものであり、この靴下の爪先部のみを靴下本体の他の部位と異なる糸によって編成したものであり、この爪先部を構成する糸が靴下本体の他の部位の糸よりも通気性又は保温性が高いものであることを特徴とする靴下を提供する。
本願の請求項2に係る考案は、爪先部のみは、綿糸からなる表糸と綿糸からなる裏糸とを引き揃えて編成されたものであり、爪先部以外の靴下本体は、上記の爪先部の表糸と同じ表糸と合成繊維糸からなる裏糸とを引き揃えて編成されたものであることを特徴とする請求項1記載の靴下を提供する。
本願の請求項3に係る考案は、爪先部のみは、羊毛糸、合成繊維糸、又は羊毛と合成繊維との混紡糸からなる表糸と発熱性糸からなる裏糸とを引き揃えて編成されたものであり、爪先部以外の部位は、上記の爪先部の表糸と同じ表糸と合成繊維糸からなる裏糸とを引き揃えて編成されたものであることを特徴とする請求項1記載の靴下を提供する。
本願の請求項1に係る考案は、靴下本体は複数種類の糸を引き揃えて編成されたものであり、この靴下の爪先部のみを靴下本体の他の部位と異なる糸によって編成したものであり、この爪先部を構成する糸が靴下本体の他の部位の糸よりも通気性又は保温性が高いものであるため、爪先部の通気性や保温性が他の部位よりも改善されたという効果を発揮する。しかも、メッシュなどの大きな開口を有する編組織で通気性が改善されたものではないため、外観が通常の靴下と変わらず、また、靴下を履く際に指が開口にひっかかったりすることも防止されるという効果を発揮する。
本願の請求項2に係る考案は、爪先部のみは、綿糸からなる表糸と綿糸からなる裏糸とを引き揃えて編成されたものであり、爪先部以外の靴下本体は、綿糸からなる表糸と合成繊維糸からなる裏糸とを引き揃えて編成されたものであるため、爪先部の通気性は、他の部位に比して良好であり、足の蒸れの防止を図ることができる。特に、人の感覚は、全体が同じ通気性を持つよりも、指のある爪先のみが他の部位より高い通気性を持っているほうが、涼しく感じることができる。また、爪先部と靴下本体の他の部位との表糸は、同一の糸を使用するものであるため、外観上は通常の靴下と遜色の無いものとする事ができる。
本願の請求項3に係る考案は、爪先部のみは、羊毛糸、合成繊維糸、又は羊毛と合成繊維との混紡糸からなる表糸と発熱性糸からなる裏糸とを引き揃えて編成されたものであるため、冷えを特に感じる爪先部は、他の部位に比して良好な保温性があり、足先の冷えの防止を図ることができる。また、爪先部と靴下本体の他の部位との表糸は、同一の糸を使用するものであるため、外観上は通常の靴下と遜色の無いものとする事ができる。
以下、図面に基づき本願考案の実施の形態を説明する。
図1は、本願考案の実施の形態に係る靴下の側面図である。図2(A)は同靴下の平面図であり、(B)はその変更例を示す平面図である。図3は同靴下の靴下本体の組織図である。
この靴下は、基端側から先端側に向けて、脚部1、踵部2、足甲部3と足底部4、爪先部5から構成された靴下本体が常法に従って連続して編成されている。脚部の上端には口ゴム部を設けてもよく、あるいは設けずに実施することもできる。爪先部5は、図2(A)のように、指袋を設けないものとしてもよく、図2(B)のように複数本の指袋51に分割したものであってもよい。また脚部1のない靴下として実施することもできる。
靴下の種類は、成人男子用の靴下、成人女子用の靴下、年少者用の靴下など、特に限定されないが、いずれの場合についても、図3に示すように、表糸aと裏糸bとの引き揃え編となっている。編地の編成は平編、リブ編、パイル編、ジャガード編、リンクス編など、適宜変更して実施し得る。
この靴下の爪先部5は、靴下本体の他の部位(脚部1、踵部2、足甲部3、足底部4)と異なる糸で編成されている。具体的には、爪先部5については、表糸aと裏糸bとの双方を綿糸としているが、爪先部5以外の部位(脚部1、踵部2、足甲部3、足底部4)については、表糸aには綿糸、裏糸bには合成繊維糸(特にポリウレタン糸)を用いている。これにより、爪先部5は他の部位に比して、通気性がよく、使用者に涼感を与えることができる。しかも、糸の本数や組織が変化するものではないため、外観や耐久性が大きく低下するものではなく、また、メッシュのような大きな孔も空いていないため、強度が高くなり、指の引っ掛りも防止できる。
また、冬用の靴下には、爪先部5については、表糸aには羊毛糸、合成繊維糸、羊毛と合成繊維との混紡糸の何れかを用い、裏糸bには発熱性繊維を用いた発熱糸を採用し、爪先部5以外の部位(脚部1、踵部2、足甲部3、足底部4)については、表糸aには爪先部5の表糸aと同じ糸、裏糸bには合成繊維糸(特にポリウレタン糸)を用いて実施することもできる。これにより、爪先部5は繊維が発熱して暖かく、特に冷える爪先の履き心地を改善することができる。しかも、表糸は、同一の糸を連続して使用するものであり、組織が変化するものではないため、外観や耐久性が大きく低下するものではない。表糸aや裏糸bの糸の使用本数は、2本以上、適宜変更して実施することができる。
本願考案の実施の形態に係る靴下の側面図である。 (A)は同靴下の平面図であり、(B)はその変更例を示す平面図である。 同靴下の靴下本体の組織図である。
符号の説明
1 脚部
2 踵部
3 足甲部
4 足底部
5 爪先部
a 表糸
b 裏糸

Claims (3)

  1. 足甲部と足裏部との先端に爪先部を設けた靴下本体を備えた靴下において、靴下本体は複数種類の糸を引き揃えて編成されたものであり、この靴下の爪先部のみを靴下本体の他の部位と異なる糸によって編成したものであり、この爪先部を構成する糸が靴下本体の他の部位の糸よりも通気性又は保温性が高いものであることを特徴とする靴下。
  2. 爪先部のみは、綿糸からなる表糸と綿糸からなる裏糸とを引き揃えて編成されたものであり、爪先部以外の靴下本体は、上記の爪先部の表糸と同じ表糸と合成繊維糸からなる裏糸とを引き揃えて編成されたものであることを特徴とする請求項1記載の靴下。
  3. 爪先部のみは、羊毛糸、合成繊維糸、又は羊毛と合成繊維との混紡糸からなる表糸と発熱性糸からなる裏糸とを引き揃えて編成されたものであり、爪先部以外の部位は、上記の爪先部の表糸と同じ表糸と合成繊維糸からなる裏糸とを引き揃えて編成されたものであることを特徴とする請求項1記載の靴下。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012184528A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Gunze Ltd タイツ

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