JP3130943U - Vorモニタ空中線用鳥害防止用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 VOR装置から放射される電波をモニタするVORモニタアンテナを鳥害から防止する複数の線棒の強度が強く、カラス等の大きな鳥が引掛かり暴れた場合でも容易に切れず、経年変化による耐久性を持たせた鳥害防止装置を提供することを技術的課題とする。
【解決手段】 VOR装置から放射される電波をモニタするVORモニタアンテナと、このアンテナ周囲を鳥害から防止する複数の線棒からなり、これら線棒をグラスファイバーで構成した。
【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
本考案はVOR(超短波全方向式無線標識施設)モニタ空中線用鳥害防止装置に関するものである。
例えば特開2000−325010公報にはローカライザ装置の空中線から放射される電波をモニタするアンテナの支柱1の上部を覆って取付けられるカバー2と、このカバー2の上面に垂直に取付けられ先端が円錐形ポール3と、支柱1の上部に取付けられる一対の放射部4、5と、この放射部4、5の端部を覆って取付られるカバー6,7と、このカバー6,7に取付けられる複数のポール8、9と、ポール3の上部とポール8,9との間を結ぶ複数の糸線10とを有してなる鳥害防止機能付アンテナ装置が記載されている。
しかしながら、この発明においては、ポール3の上部とポール8,9との間を結ぶ複数の糸線10がフロカーボン製の10ポンドライン(公報3ページ左欄[0013]ご参照)、すなわち釣り糸に使用されるテグスであり、強度が弱いためカラス等の大きな鳥が引掛かり暴れた場合にすぐに切れてしまう。また、経年変化による耐久性に劣っていた。
考案が解決しようとする課題
本考案は、上記糸線の強度が強く、カラス等の大きな鳥が引掛かり暴れた場合でも容易に切れず、経年変化による耐久性に優れた鳥害防止装置を提供することを技術的課題とする。
課題を解決する手段
請求項1の考案はVOR装置から放射される電波をモニタするアンテナと、このアンテナ周囲を鳥害から防止する複数の線棒からなり、これら線棒をグラスファイバーで構成した鳥害防止装置を提供するものである。
この考案においてはモニタ空中線上に鳥類が飛来し、モニタ空中線に止まることにより、電波の異常と錯覚しモニタが異常警報を発することを防止することが出来る。
請求項2の考案は前記グラスファイバー製線棒の0.002〜3kgの負荷で揺動可能で、アンテナ支柱の先端近傍からアンテナ外周へかけて放射状に垂下した線棒の下部を遊び状とし、アンテナ支柱の先端近傍と線棒の最下端の中間を各々固定してこれら固定部を中心に各線棒下方を揺動可能に構成するようにした鳥害防止装置を提供するものである。
この考案においては、グラスファイバー製線棒の0.002〜3kgの負荷で揺動可能としたので、グラスファイバーの揺れにより鳥のアンテナへの飛来を阻止することが出来る。
請求項3の考案は前記アンテナを平面から見て支柱に対しT字形若しくは十字型に取り付け、これらアンテナの外周にグラスファイバー製線棒を円垂状若しくは角錐状に放射状に垂下するようにした鳥害防止装置を提供するものである。
この考案においてはアンテナの全周囲からの鳥の侵入を阻止することが出来る。
請求項4の考案は前記各線棒がアンテナ支柱の先端近傍からアンテナ外周へかけて放射状に垂下し、アンテナ外周部で各線棒の間隔幅が10〜16cmで、アンテナ支柱の先端近傍で放射状に設けた各線棒同士の角度が3〜8度で、且つアンテナ支柱と各線棒との角度が30〜45度であるVORモニタ空中線用鳥害防止用装置を提供するものである。
この考案においては、アンテナ外周部で各線棒の間隔幅、アンテナ支柱の先端近傍で放射状に設けた各線棒同士の角度、且つアンテナ支柱と各線棒との角度が上記範囲以内で効果的に鳥の侵入を防止することが出来る。
以下に本考案の一実施形態を図面に基づき説明する。図1、2に示す如く、VOR装置から放射される電波をモニタするVORモニタアンテナ1・・と、このアンテナ1・・周囲を鳥害から防止する複数の線棒2・・・からなり、これら線棒をグラスファイバーで構成している。
前記グラスファイバー製線棒2・・・は0.5kgの負荷で揺動可能であり、直径2〜4mmのものを使用している。又、アンテナ支柱3の先端近傍からアンテナ1・・外周へかけて放射状に垂下した線棒2・・・の下部2a・・・を遊び状とし、アンテナ支柱3の先端近傍と線棒2・・・の下端の中間を各々固定してこれら固定部2b・・・を中心に各線棒2・・・下方を揺動可能に構成するようにしている。
図1に示す如く、前記アンテナ1・・を平面から見て支柱3・・に対しT字形に取り付け、これらアンテナ1・・の外周にグラスファイバー製線棒2・・・を四角錐状に放射状に垂下するようにしている。
図1、3に示す如く、前記各線棒2・・・はアンテナ支柱3の先端近傍からアンテナ外周へかけて放射状に垂下し、アンテナ外周部で各線棒の間隔幅Lが12〜13cmで、アンテナ支柱3の先端近傍で放射状に設けた各線棒2・・・同士の角度A1が4〜6度で、且つアンテナ支柱3と各線棒2・・・との角度A2が35〜40度としている。
考案の効果
上記の如く本考案においては、モニタ空中線上に鳥類が飛来し、モニタ空中線に止まることにより、電波の異常と錯覚しモニタが異常警報を発することを防止することができ、グラスファイバー製線棒の0.002〜3kgの負荷で揺動可能としたので、グラスファイバーの揺れにより鳥のアンテナへの飛来を阻止することができ、アンテナの全周囲からの鳥の侵入を阻止することが出来る。又、アンテナ外周部で各線棒の間隔幅、アンテナ支柱の先端近傍で放射状に設けた各線棒同士の角度、且つアンテナ支柱と各線棒との角度が上記範囲以内で効果的に鳥の侵入を防止することが出来る。
VOR空中線用鳥害防止措置の正面図 グラスファイバー製線棒 鳥害防止措置の要部側面図
符号の説明
1・・ VORモニタアンテナ
2・・・ グラスファイバー製線棒
2a・・・ 線棒下部
2b・・・ 線棒の固定部
3 アンテナ支柱
L アンテナ外周部での各線棒の間隔幅
A1 線棒同士の角度
A2 アンテナ支柱と線棒との角度

Claims (4)

  1. VOR装置から放射される電波をモニタするVORモニタアンテナと、このアンテナ周囲を鳥害から防止する複数の線棒からなり、これら線棒をグラスファイバーで構成したVORモニタ空中線用鳥害防止用装置。
  2. 前記グラスファイバー製線棒の0.002〜3kgの負荷で揺動可能で、アンテナ支柱の先端近傍からアンテナ外周へかけて放射状に垂下した線棒の下部を遊び状とし、アンテナ支柱の先端近傍と線棒の最下端の中間を各々固定してこれら固定部を中心に各線棒下方を揺動可能に構成するようにしたVORモニタ空中線用鳥害防止用装置。
  3. 前記アンテナを平面から見て支柱に対しT字形若しくは十字型に取り付け、これらアンテナの外周にグラスファイバー製線棒を円垂状若しくは角錐状に放射状に垂下するようにしたVORモニタ空中線用鳥害防止用装置。
  4. 前記各線棒はアンテナ支柱の先端近傍からアンテナ外周へかけて放射状に垂下し、アンテナ外周部で各線棒の間隔幅が10〜16cmで、アンテナ支柱の先端近傍で放射状に設けた各線棒同士の角度が3〜8度で、且つアンテナ支柱と各線棒との角度が30〜45度であるVORモニタ空中線用鳥害防止用装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012010675A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Sankyo:Kk 鳥害防止具

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