JP3130741U - 接続器及び分電盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーカ端子台の高さの位置ずれを容易に吸収して簡単に接続できる接続器及び分電盤を提供すること。
【解決手段】分電盤1に装着するブレーカ3の端子台4に対向して接続器10を装着する。接続器10は第1の壁部12と第2の壁部13とを対面に形成する。第1の壁部12にブレーカ3と対向する長孔121を形成し、第2の壁部13に母線バー5を挿入する開口部131を形成する。接続器10には、薄板銅板を複数枚積層して形成して可撓性を有する接続バー20を装着する。接続バー20は接続バー本体部21(胴体部201、第1の端子部202、第2の端子部203)と接続端子部22とで形成する。第1の端子部202を、長孔121を挿通してブレーカ3の入力端子部41に接続し、母線バー側端子部(接続端子部22)を開口部131内に配置して母線バー5に接続する。
【選択図】図1

Description

本考案は、分岐用ブレーカと母線とを接続する接続器及び分岐用ブレーカ、母線バー、接続器を収納する分電盤に関する。
一般に分電盤には分岐用ブレーカが配置されている。分岐用ブレーカには外部操作によるスイッチ部が配置されているから、分岐用ブレーカのスイッチ部が分電盤の表面カバーの面より突出できるように分岐用ブレーカを設置する必要がある。一方、分岐用ブレーカはその容量によって大きさが異なることから、各種の分岐用ブレーカを、設定された分電盤の中で収納する場合には、分岐用ブレーカを高さ調整台で支持して分岐用ブレーカの端子台の高さ位置をそれぞれ調整することとなっていた。
しかし、分岐用ブレーカの高さ位置を都度調整することは手間のかかることであったことから、従来、分岐用ブレーカと母線バーとを接続する接続器及び分電盤に関する改良が特許文献1によって提案されていた。これによると、分電盤には、分岐用ブレーカと母線バーとを接続する接続器が収納されている。分電盤は高さ調整するための台上に載置されている。接続器は分岐用ブレーカと母線バーとを接続する接続バーを支持できるように形成されている。つまり、接続器には、対面する一方の壁部に孔部を形成して接続バーの一端を挿通可能にして分岐用ブレーカに接続させ、他方の壁部に開口部を形成して母線バーを挿入し、接続バーの他端を母線バーに接続させている。
接続バーは、分岐用ブレーカ側端子部と母線バー側端子部と両端子部を連結する連結部とからなり、1枚の銅板をプレス加工で屈曲させることによって高さ方向に段差を有して形成されている。この段差は端子台の高さに合わせて段差寸法の異なる複数種類に形成されている。
また、接続器に形成される一方の壁部の孔部は、分電盤の盤面に垂直な方向を上下方向とすると、上下方向に複数個形成されている。そして端子台の高さに合わせていずれかの孔部を使用するとともに、適宜な段差を有する接続バーを選択して使用することとなっていた。
接続バーの接続器への取り付けは、着脱可能な側壁を取外して接続器の側面方向から挿入して行うこととなる。これによって、分岐用ブレーカの端子台の高さ位置が異なったものでも、選択された選択バーをいずれかの孔部に装着することによって、1個の接続器で接続バーの装着自由度を高くして使用することができる。そして、これによって接続バーを、高さ調整をするための別の接続導体に接続することがないことから分電盤の製作を容易にすることができる。
実用新案登録第3113256号公報
しかし、特許文献1に開示されている従来の接続器は、接続器に装着する接続バーが1枚の銅板をプレス加工するによって形成されているため、接続器における接続バーの装着自由度を高くしているものの高さ調整には限度があった。つまり、接続バーは複数種類形成しなければならないことから、プレス加工の際に金型を複数個製作しなければならず、また分岐用ブレーカを載置する高さ調整用の台も必要としていた。そのため場合によっては、高さが制限されていた分電盤に収容することができない場合もあった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、許容電流を確保できる1個の接続バーで分岐用ブレーカに接続することができる接続器及び分電盤を提供することを目的とするものである。そのために本考案に係る接続器及び分電盤は、
請求項1記載の考案では、分電盤に配設されるブレーカと母線バーとを接続する接続器であって、孔部を有する第1の壁部と、開口部を有する第2の壁部と、を対向する面に有し、前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に着脱可能な側壁部を備えるケース本体と、前記第1の壁部の孔部を挿通して一端が前記ブレーカに接続され、他端が前記第2の壁部の開口部に挿入された前記母線バーに接続される接続バーと、を備えて構成され、前記接続バーは、可撓性を有して形成されるとともに、胴体部と前記胴体部の両端に配置される端子部とを有して形成されていることを特徴とするものである。
請求項2記載の考案では、前記接続バーが、薄板銅板を積層することにより形成されて、前記胴体部と前記端子部とが一体的に形成されていることを特徴としている。
請求項3記載の考案では、前記接続バーが、薄板銅板を積層した端子部と前記端子部に接続する平編状に形成された胴体部とを備えて形成されていることを特徴としている。
請求項4記載の考案による分電盤は、孔部を有する第1の壁部と、開口部を有する第2の壁部と、を対向する面に有し、前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に着脱可能な側壁部を有して形成されるケース本体と、可撓性を有して形成されるとともに胴体部と前記胴体部の両端に配置される端子部とを有し、且つ一方の前記端子部が前記第1の壁部の孔部に挿通されて前記本体ケースから突出する接続バーと、を有する接続器と、前記接続バーの一方の前記端子部が接続されるブレーカと、
前記第2の壁部の開口部に挿入されて前記接続バーの他方の前記端子部が接続される母線バーと、を備えて構成されることを特徴とするものである。
請求項5記載の考案による分電盤では、前記接続器が、薄板銅板を積層することにより形成された接続バーを装着していることを特徴としている。
本考案に係る接続器では、側壁部を取外して接続バーを装着する。この際、接続バーの一端を、第1の壁部の孔部を挿通して接続器から突出させ、接続バーの他端を第2の壁部の開口部内に配置する。接続バーは可撓性を有して形成されている。取り外した側壁部をケース本体に取り付けた後、第1の壁部の孔部から突出した接続バーの一端をブレーカの端子台の所望の端子部に接続できるように接続バーを撓ませる。第2の壁部においては母線バーを開口部に挿入して接続バーの他端と接続をする。これによってブレーカと母線バーが接続器によって接続される。
このように、本考案の接続器では、接続バーを撓ませてその一端をブレーカに接続できるため、ブレーカの端子台の高さが異なるものであっても他の部材を使用することなく調整することができる。しかも1種類の接続バーを製作するだけであることから、プレス加工をするための金型を1種類で製作するだけですむこととなって製作コストを低減することができる。また、従来必要とされていたブレーカ載置用の台を削除できることから、これによる分電盤の製作費を低減することができる。
なお、複数の薄板銅板を積層することにより、所定の厚み及び幅寸法に形成される接続バーは、同じ厚み及び幅寸法の1枚で形成された積層バーとその縦方向の切断面における断面積が変わることはない。しかし、導体を流れる電流は、同じ断面積であれば、導体の周りを囲む外周面の表面積が大きいほどより多く流れる(すなわち、電流密度が高くなる)ことから、薄板銅板を積層して形成する接続バーが断面積を同じとする1枚の銅板より形成される接続バーより許容電流を大きくすることができる。したがって、同じ許容電流の接続器を製作する場合、薄板銅板を積層した接続バーを用いたほうが、1枚の銅板からなる接続バーを用いるよりもコンパクトに製作することができる。
また、この考案では、積層バーの両端子部が薄板銅板を積層して形成されていれば、胴体部が薄板銅板を積層して両端子部と一体的に形成されたものであっても、胴体部が平編状に形成されたものであっても、いずれにも適用することができる。
次に、実施形態の接続器及び分電盤を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜2は分電盤の一部を示すものであり、図3〜4は接続器を示すものである。分電盤1には分岐用ブレーカ(以下、単にブレーカという。)3、接続器10、母線バー5が収納されている。ブレーカ3と接続器10の上方には、ブレーカ3のスイッチ部31が突出できる位置となるように保護カバー7が配置されている。なお、以下の説明にあっては、分電盤1の盤面に直交する方向(図1における上下方向)を上下方向とする。
ブレーカ3には左右両側に端子台4が形成され、端子台4に複数の入力端子部41が形成されている。一方の端子台4に対向する位置には接続器10が配置されている。
接続器10は、合成樹脂製の絶縁体で形成されるとともに、図3に示すように、略直方体に形成されたケース本体11を有し、ブレーカ3に対向する面に第1の壁部12が形成され、第1の壁部12の対面側に第2の壁部13が形成されている。第1の壁部12と第2の壁部13との間に側壁部14、15が配置され、一方の側壁部14は着脱可能な取付壁部として形成されている。第1の壁部12と第2の壁部13とは、他方の側壁部15、天井壁16、底壁部17を一体的に形成した単体ケース18として形成され、単体ケース18の開口した一方の側部に取付壁部14を取付けることになる。
第1の壁部12には、水平方向に長尺となる長孔121が上下方向に複数形成され、第2の壁部13には水平方向に長尺となる開口部131が上下方向に複数形成されている。長孔121は、一方の端部が第1の壁部12の側縁部で塞がれ他方の端部が第1の壁部12の側縁部を開通している。開口部131は第2の壁部13の両縁部が開通して母線バー5が幅方向で挿入できるように形成されている。ケース本体11におけるそれぞれの開口部131付近には、開口部131より低位置において、接続バー20を支持するための支持板部111が形成されている(図1参照)。側壁部15には、対向する角部付近に2箇所のナット収納孔151を形成してナット152が収納され、取付壁部14には、ねじ19を挿通するためのねじ挿通孔141がナット152に対向する位置に形成されている。ねじ19は、側壁部15に形成された筒状のねじ挿通部153を介してナット152と締結されている。
ケース本体11は、ブレーカ3の端子台4に形成された入力端子部41の数によって、図4に示すように、複数に並設される。この場合、複数のケース本体11を締結するのは、複数のケース本体11分の長さのねじ19を使用して最終ケース本体11のナット収納孔151に収納されたナット152と締結することによる。つまり、図4においては、前方のケース本体11Aの取付壁部14A側からねじ挿通部153A、153Bを介して挿入したねじ19を、後方のケース本体11Bのナット収納孔151Bに装着されたナット152と締結することとなる。
接続バー20は、図5〜6に示すように、胴体部201と胴体部201の両端に配置される第1の端子部202、第2の端子部203とで形成された接続バー本体21と、第2の端子部203に装着されて母線バー5を狭持する導体の接続端子部22とを備えている。第1の端子部202はブレーカ側端子部として第1の壁部12のいずれかの長孔121を挿通して第1の壁部12より外方に突出される。第1の端子部202には、ブレーカ3の入力端子部41に接続するためのねじ挿通孔204が形成されている。
第2の端子部203には接続端子部22を固着するためのねじ挿通孔205が形成されている。接続端子部22は、長手方向の中央部に凹部221を有して皿状に形成された上部端子部222と下部端子部223とからなり、上部端子部222と下部端子部223とをそれぞれ反対方向に向けた状態で重ね合わせて形成されている。つまり、上部端子部222の凹部221と下部端子部223の凹部221を接合させることによって、一方の端部は接続バー本体21の第2の端子部203を狭持できる隙間を形成し他方の端部は母線バー5を狭持できる隙間を形成している。
第2の端子部203と接続端子部22とは、母線バー側端子部として配置され、先端部を第2の壁部13付近まで延設するように接続端子部22が第2の壁部13の開口部131内に配置される。接続端子部22の下部端子部223はケース本体11の支持板部111に支持されて開口部131の下辺より僅かに上方位置に配置されて上部端子部222の端部との間で母線バー5を挿入するための隙間を確保している。なお、接続端子部22の上部端子部222と下部端子部223は板ばねで形成されて、母線バー5側の端部を自然状態でお互いに接近する方向に僅かに撓ませている。そのため、母線バー5を上部端子部222と下部端子部223との隙間内に挿入することによって上部端子部222と下部端子部223との付勢力で母線バー5を押圧して母線バー5を狭持することができる。
接続バー20の接続バー本体21は、薄板銅板を複数枚積層して形成されている。なお、図5に示すように、胴体部201の周りを筒状絶縁カバー23で覆うようにしてもよい。これによって積層された薄板銅板を一体的にまとめることができるとともに、第1の壁部12から突出した接続バー本体21同士が接触しそうな場合でも、絶縁することができる。
実施形態の薄板銅板は、例えば、厚みが1mm、幅が20mmのものが使用され5乃至6枚を積層して形成されている。
一般的に導体の許容電流は、電流密度×断面積によって表される。電流が導体を流れる場合、電流密度は導体における電流の通る回りの外周面が大きいほど高くなって、多量の電流が流れることが周知である。従って、設定された導体の断面積(厚み×幅)が同じである場合に、薄板銅板を複数枚積み重ねた導体と1枚で形成された導体とを比べると、薄板銅板を複数枚積み重ねた導体のほうが電流密度が高くなって多くの電流が流れることとなる。そのため許容電流を高くすることができる。これは、表1(Hitachi Cable社の「日立電気用伸銅品」のカタログから抜粋)によっても明らかである。
Figure 0003130741

表1によれば、導体のサイズが3(厚み)×25(幅)の場合の許容電流は260Aで示され、2枚の場合は440Aで示されている。6(厚み)×25(幅)の場合の許容電流は390Aで示されていている。これによって、積み重ねた導体の方が1枚の導体に比べて許容電流が約1.13倍と大きくなっていることが分かる。
なお、接続バー20は、上述の形態に限定するものではなく、接続手段を介して、第2の端子部203を、直接、開口部131内に配置してしてもよい。この場合、第1の接続手段としては、第2の端子部203の先端を第2の壁部13付近まで延設して第2の端子部203の上方に一端が湾曲して形成する上部端子を装着してもよい。この際、湾曲された端部の下端部を第2の端子部203に当接させて第2の端子部203に固着すれば、他端部が第2の端子部203との間で母線バー5を狭持する隙間を形成することができる。
第2の接続手段としては、例えば、第1の接続手段として説明した上部端子を、下部水平板部と下部水平板部から第2の壁部13側に延設する上部水平板部との2段に形成する。そして下部水平板部を接続バー20の胴体部201にねじで固着して上部水平板部と母線バー側端子部との間に隙間を有するように構成してもよい。また、上部端子の代わりにカムやリンクを使用して、接続バーの母線バー側端子部に載置された母線バーを上方から押圧するように構成してもよい。
次に、上記のように構成された接続器10を用いてブレーカ3と母線バー5とを接続することについて説明する。
まず分電盤1にブレーカ3を装着する。次に接続器10に接続バー本体21と接続端子部22とで形成された接続バー20を装着して分電盤1に取り付ける。この際、ブレーカ3に並列された入力端子部41の数に沿って、接続器10はその数に相当するケース本体11が並列されることとなる。
接続バー20を接続器10に装着する場合、取付壁部14をケース本体11から取外した状態で、ケース本体11の側部側から、接続バー20のブレーカ側端子部202を第1の壁部12のいずれかの長孔121に挿入する。この際、接続バー20は、使用する長孔121と開口部131に合わせて手又は工具で適宜に屈曲させることとなる。ケース本体11が複数個並列されている場合は、それぞれのケース本体11の取付壁部14を取り外して、1本あるいは複数本の接続バー20をそれぞれのケース本体11に装着する。接続バー20のブレーカ側端子部202は第1の壁部12から突出して装着され、母線バー側端子部(第2の端子部203と接続端子部22)はケース本体11の支持板部111に支持されながらケース本体11の第2の壁部13に当接する位置付近に配置される。
接続器10をブレーカ3と対向した位置に取付けると、母線バー5を第2の壁部13の所定の開口部131内に挿入して接続バー20の母線バー側端子部と接続する。母線バー5は、接続端子部22の上部端子部222と下部端子部223との隙間内で狭持されることとなる。
その後、接続バー20のブレーカ側端子部202をブレーカ3の入力端子部41に接続する。この際、ブレーカ3の端子台4と接続器10から突出した接続バー20のブレーカ側端子部202との高さ位置がずれている場合には、接続バー20の胴体部201を手又は工具を使用して適宜に屈曲してブレーカ側端子部202を略水平となるようにした上で、入力端子部41に挿入する。そしてねじをねじ挿通孔204に挿通させて締結する。
上述のように、実施形態の接続器10は、薄板銅板を積層して形成していることから、自由に撓ませることができ、ブレーカ3の端子台4と接続器20の長孔121との位置がずれていても、容易に接続することができる。したがって、ブレーカ3の高さ位置を調整することなくブレーカ3を分電盤1に装着できることから、接続器10との高さ調整をするための高さ調整台を必要としない。また、接続バー本体21を1種類で製作できることから、接続バー本体21を製作するための金型を1個に製作することができ、製作コストを低減することができる。
さらに、接続バー本体21を、薄板銅板を複数枚積層して形成することによって、接続バー20の許容電流を高くすることができることから、接続器10自体をコンパクトに形成することができる。つまり、例えば200A用の接続器10の寸法に400A用の接続端子を接続することができるため、分電盤1自体をコンパクトに構成することができる。
なお、本考案の接続器は、上述の形態に限定するものではない。例えば、図7に示すように、可撓性を有する平編状の胴体部を備えた接続バー30を装着したものであってもよい。図7による接続バー30は、平編状の胴体部301と、胴体部301の両端部に配置される第1の端子部302と第2の端子部303とで形成されている。この際、第2の端子部303をそのまま第2の壁部13の開口部131内に配置してもよく、また上述の形態のように接続端子部21を装着してもよい。第1の端子部302と第2の端子部303とは、前述の形態で示した寸法の薄板銅板を積層して形成されている。この場合、接続バー30の大きな撓みは胴体部301で行い、わずかな撓みは第1の端子部302で行うことができる。この接続バー30も許容電流を高くすることができる。
ブレーカと母線バーとを本考案の接続器で接続した状態の分電盤を示す一部断面図である。 同平面図である。 本考案の一形態の接続器を示す斜視図である。 図3の接続器を2個連結した状態を示す斜視図である。 図3における接続バーと接続バーを覆う筒状絶縁カバーとを示す分解斜視図である。 図5の接続バーを屈曲させた状態を示す正面図である。 接続バーの別の形態を示す斜視図である。
符号の説明
1、分電盤
3、ブレーカ
4、端子台
5、母線バー
7、保護カバー
10、接続器
11、ケース本体
12、第1の壁部
121、長孔(孔部)
13、第2の壁部
131、開口部
14、取付壁部
20、接続バー
201、胴体部
202、ブレーカ側端子部(第1の端子部)
203、第2の端子部
21、接続バー本体
22、接続端子部
222、上部端子部
223、下部端子部

Claims (5)

  1. 分電盤に配設されるブレーカと母線バーとを接続する接続器であって、
    孔部を有する第1の壁部と、開口部を有する第2の壁部と、を対向する面に有し、前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に着脱可能な側壁部を備えるケース本体と、
    前記第1の壁部の孔部を挿通して一端が前記ブレーカに接続され、他端が前記第2の壁部の開口部に挿入された前記母線バーに接続される接続バーと、
    を備えて構成され、
    前記接続バーは、可撓性を有して形成されるとともに、胴体部と前記胴体部の両端に配置される端子部とを有して形成されていることを特徴とする接続器。
  2. 前記接続バーが、薄板銅板を積層することにより形成されて、前記胴体部と前記端子部とが一体的に形成されていることを特徴とする請求項1記載の接続器。
  3. 前記接続バーが、薄板銅板を積層した端子部と前記端子部に接続する平編状に形成された胴体部とを備えて形成されていることを特徴とする請求項1記載の接続器。
  4. 孔部を有する第1の壁部と、開口部を有する第2の壁部と、を対向する面に有し、前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に着脱可能な側壁部を有して形成されるケース本体と、可撓性を有して形成されるとともに胴体部と前記胴体部の両端に配置される端子部とを有し、且つ一方の前記端子部が前記第1の壁部の孔部に挿通されて前記本体ケースから突出する接続バーと、を有する接続器と、
    前記接続バーの一方の前記端子部が接続されるブレーカと、
    前記第2の壁部の開口部に挿入されて前記接続バーの他方の前記端子部が接続される母線バーと、
    を備えて構成されることを特徴とする分電盤。
  5. 前記接続器が、薄板銅板を積層することにより形成された接続バーを装着していることを特徴とする請求項4記載の分電盤。
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