JP3129067U - 不織布製マスク - Google Patents

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剛 増本
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株式会社ホワイトマックス
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Abstract

【課題】不織布の特徴を活用し、衛生的で軽く、素顔に優しく着用し易く、形崩れし難く、息苦しさを感じさせず、防塵性、保温性等、機能的にも木綿ガーゼ生地製マスクに優れ、リサイクルが容易な不織布製マスクを提供する。
【解決手段】単繊維繊度5dtex以下、繊維長10〜70m/mの合成繊維56に成り、5〜15m/mの間隔で飛び飛びに加熱押圧窪み53を付形した目付け25〜55g/m2 の不織布をマスクの生地に用いる。生地は2枚を鼻先縁43において融着一体化し、生地のコーナーに生地と同質の合成繊維を含有する閉じ紐を融着する。生地と閉じ紐との接合箇所において閉じ紐55が露出する閉じ紐露出面と、鼻先縁43での生地の融着代57が露出する融着代露出面を、生地の表裏何れか同じ片面とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、不織布製マスクに関するものである。
不織布製マスクは公知である(例えば、特許文献1・2参照)。
登録実用新案第3100600号公報 登録実用新案第3106864号公報
従来公知の不織布製マスクは、古来マスクに使用の木綿繊維製ガーゼ生地に比して遥かに安価な不織布を使用したに過ぎず、木綿繊維製ガーゼ生地とは異なる不織布の特徴は活用されておらず、安価な使い捨てマスクとのイメージが強い。
そこで本考案は、不織布の特徴を活用し、衛生的で軽く、素顔に優しく着用し易く、形崩れし難く、息苦しさを感じさせず、防塵性、保温性等、機能的にも木綿ガーゼ生地製マスクに優れ、リサイクルが容易な不織布製マスクを提供することを目的とする。
本考案に係る不織布製マスクは、単繊維繊度が5dtex以下であり、繊維長が10〜70m/mの合成繊維56に成り、目付けが25〜55g/m2 であり、5〜15m/mの間隔(x,y)で飛び飛びに加熱押圧されて窪んだ窪み53が飛び飛びに形成され、窪み53の底面において合成繊維56が融着した溶融皮膜54を形成している不織布によって構成され、
耳側縁41と頬側縁42と鼻先縁43と顎側縁44に周囲が囲まれた2枚の重なり合った生地51・52が、鼻先縁43において融着一体化されてマスク本体が構成され、
その2枚の生地51・52が鼻先縁43を境に左右対称になっており、
生地51(52)の耳側縁41と顎側縁44とのコーナーAと、耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBに、それぞれ生地51(52)の合成繊維56と同質の合成繊維を含有する閉じ紐55を重ねて融着し接合されており、
生地51(52)と閉じ紐55との接合箇所50において閉じ紐55が露出する生地51(52)の閉じ紐露出面が、鼻先縁43に重なり合う左右の生地51(52)の融着代57が露出する生地51(52)の融着代露出面が、生地51(52)の表裏何れか同じ片面であることを第1の特徴とする。
本考案に係る不織布製マスクの第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBから鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCに到る距離(K+L)が、耳側縁41と顎側縁44とのコーナーAから耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBに到る距離Hの2.1〜2.7倍であり、
鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCから鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDに到る距離(M+N)が、耳側縁41と顎側縁44とのコーナーAから耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBに到る距離Hの3.0〜3.5倍であり、
鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDから耳側縁41と顎側縁44とのコーナーAに到る距離(P+Q)が、耳側縁41と顎側縁44とのコーナーAから耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBに到る距離Hの2.5〜3.0倍であり、
鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDから耳側縁41と顎側縁44とのコーナーAに到る距離(P+Q)が、耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBから鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCに到る距離(K+L)よりも長く、
鼻先縁43が、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCと、鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDを結ぶ直線(CD)よりも生地51の外側に膨出しており、
頬側縁42が、耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBと、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCを結ぶ直線(BC)よりも生地51の内側に窪んでおり、
顎側縁44が、鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDと、耳側縁41と顎側縁44とのコーナーAを結ぶ直線(DA)よりも生地51の内側に窪んでおり、
頬側縁42の生地51の内側に窪んだ窪み量Sが、顎側縁44の生地51の内側に窪んだ窪み量Uよりも大きい点にある。
本考案に係る不織布製マスクの第3の特徴は、上記第1と第2の何れかの特徴に加えて、耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBと、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCを結ぶ直線(BC)に平行になる頬側縁42における接線62と、耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBと、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCを結ぶ直線(BC)との距離Sが、コーナーBからコーナーCに到る距離(K+L)の21〜25%であり、
鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDと、耳側縁41と顎側縁44とのコーナーAを結ぶ直線(DA)に平行になる顎側縁44における接線64と、鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDと、耳側縁41と顎側縁44とのコーナーAを結ぶ直線(DA)の距離Uが、コーナーDからコーナーAに到る距離(P+Q)の4〜7%であり、
鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCと、鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDを結ぶ直線(CD)に平行になる鼻先縁43における接線63と、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCと、鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDを結ぶ直線(CD)との距離Tが、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCから鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDに到る距離(M+N)の19〜23%であり、
耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBと、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCを結ぶ直線(BC)に平行になる頬側縁42における接線62の接点Eから、コーナーBとコーナーCを結ぶ直線(BC)に下ろした垂線の足E’とコーナーBとの距離Kと、その垂線の足E’とコーナーCとの距離Lとの比(K/L)が、K:L=50:50〜44:56であり、
鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCと、鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDを結ぶ直線(CD)に平行になる鼻先縁43における接線63の接点Fから、コーナーCとコーナーDを結ぶ直線(CD)に下ろした垂線の足F’とコーナーCとの距離Mと、その垂線の足F’とコーナーDとの距離Nとの比(M/N)が、M:N=48:52〜42:58であり、
鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDと、耳側縁41と顎側縁44とのコーナーAを結ぶ直線(DA)に平行になる顎側縁44における接線64の接点Gから、コーナーDとコーナーAを結ぶ直線(DA)に下ろした垂線の足G’とコーナーDとの距離Pと、その垂線の足G’とコーナーAとの距離Qとの比(P/Q)が、P:Q=21:79〜27:73である点にある。
本考案に係る不織布製マスクの第4の特徴は、上記第1、第2および第3の何れかの特徴に加えて、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCから、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCと、鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDを結ぶ直線(CD)に平行になる鼻先縁43における接線63の接点Fに到る鼻先縁の上側部分の曲率半径Rが、その接線63の接点FからコーナーDに到る鼻先縁の下側部分の曲率半径Zよりも小さく、
鼻先縁43の上側部分の曲率半径Rが50〜70m/mであり、鼻先縁43の下側部分の曲率半径Zが100〜140m/mであり、
鼻先縁43の下側部分の曲率半径Zが、鼻先縁43の上側部分の曲率半径Rの1.5〜2.5倍である点にある。
本考案に係る不織布製マスクの第5の特徴は、上記第1、第2、第4および第4の何れかの特徴に加えて、生地51(52)が複数枚の不織布を重ねて構成されている点にある。
本考案(請求項1)において、不織布61に使用の繊維56は、単繊維繊度が5dtex以下で細く、繊維長が10〜70m/mの短繊維であり、紡績カードによってラップ(繊維集積シート)に調製されて不織布を構成しているので、その不織布は、目付けが25〜55g/m2 であっても嵩高で繊維間の隙間も細かく、塵埃が透過し難く、低目付けであることからして通気性に富み、フィルターとしての防塵機能に富む。
その不織布は、目付けが25〜55g/m2 で軽く、通気性に富むので、本考案のマスクは、格別着用しているとの感触を与えず、着用して息苦しく感じられることもない。
又、そのように生地51・52の目付けが25〜55g/m2 であれば、乾燥し易く、吐息が結露し難く、結露による蒸れやベトツキ、結露による汚染も少なく、不快感を与えず、マスクの洗浄・乾燥が容易で清潔に保たれる。
特に、短繊維に成る低目付けの不織布は、伸び易く形状が不安定であるが、本考案では、飛び飛びに窪んだ窪み53において繊維間が融着しているので形状が安定し、窪み53と窪み53の間の未接合部分59では繊維間がフリーになっていて伸縮し、顔肌の起伏に馴染み易い。
そして、鼻先縁の融着代57や閉じ紐55の接合箇所50では、繊維間が融着して固い溶融皮膜を形成しているとしても、それらの露出面は生地の同じ片面であり、その露出面を外側に向ければ、その固い溶融皮膜が不快感を与えることがなく、又、窪み53における溶融皮膜54も窪んだ谷底にあって直接顔肌に触れることがなく不快感を与えない。
却って、細かい間隔(x,y)で飛び飛びに窪み53を設けるときは、生地51(52)と顔肌との接触面積が少なくなるので、着用してマスクから受ける蒸れやベトツキ感も解消される。
目付けが25〜55g/m2 の不織布は、閉じ紐55よりも弱く、その閉じ紐55との接合箇所50は、閉じ紐55よりも更に脆弱なので、マスクの廃棄時に閉じ紐55を強く引っ張れば、その接合箇所50が破れて生地51・52と閉じ紐55とに容易に分離するので、生地51・52と閉じ紐55の材質が異なっていても、それらを分別して回収し易くなり、それらの資材のリサイクルが容易になる。
本考案(請求項2)では、鼻先縁43が、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCと、鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDを結ぶ直線(CD)よりも生地51(52)の外側に膨出し、マスクの鼻先部分が袋状になっており、着用時に、その袋状部分に鼻先が嵌まり込む恰好になり、鼻先が生地に直接触れ難い。
一方、頬側縁42が、耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBと、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCを結ぶ直線(BC)よりも生地51(52)の内側に窪んでおり、又、顎側縁44も、鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDと、耳側縁41と顎側縁44とのコーナーAを結ぶ直線(DA)よりも生地51(52)の内側に窪んでおり、頬側縁42と顎側縁44が頬肌や顎肌の起伏に馴染んで密着し易く、その密着する頬側縁42や顎側縁44によって相対的に鼻先縁43が押し上げられて鼻先から離れ易くなり、マスクの鼻先部分と鼻先の間に隙間が出来易く、着用時に息苦しさを与えず、鼻先部分と鼻先の間に隙間が断熱層を構成し、又、その隙間に籠もる吐息によって保温感を受けることになる。
特に、頬側縁42の生地51(52)の内側に窪む窪み量Sを、顎側縁44の生地51(52)の内側に窪む窪み量Uよりも大きくすると、マスクの鼻先部分がこめかみまで膨出し、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナー部分(C)が鼻と頬の間の窪みに密着し、にこめかみに到る鼻先全体が、キャップを被せたかの如く、鼻先縁43と、鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCと鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDを結ぶ直線(CD)に囲まれる鼻先縁の袋状部分に包まれる一方、頬側縁42や顎側縁44が頬肌や顎肌の起伏に馴染んで密着し易くなる。
その結果、頬側縁42と頬肌の間、および、顎側縁44と顎肌の間からの空気の出入りが抑えられ、生地51(52)を透過する空気の透過量が相対的に増えて、マスクのフィルター機能が高まる。
特に、頬側縁42の窪み量SをコーナーBからコーナーCに到る距離(K+L)の21〜25%(≒23±2%)とし、顎側縁44の窪み量UをコーナーDからコーナーAに到る距離(P+Q)の4〜7%(≒5±2%)とし、頬側縁42の窪み底EからコーナーBまでの長さ(K)と、その窪み底EからコーナーCまでの長さ(L)との比(K:L)を50:50〜44:56(≒47:53)とし、顎側縁44の窪み底GからコーナーDまでの長さ(P)と、その窪み底GからコーナーAまでの長さ(Q)との比(P:Q)を21:79〜27:73(≒24:76)にすると(請求項3)、頬側縁42や顎側縁44が頬肌や顎肌に密着し易くなる。
そして、鼻先縁43の膨出量TをコーナーCからコーナーDに到る距離(M+N)の19〜23%(≒21±2%)とし、鼻先縁43の膨出端(F)からコーナーCまでの長さ(M)と、その膨出端(F)からコーナーDまでの長さ(N)との比(M:N)を48:52〜42:58(≒45:55)にすると(請求項3)、鼻先全体が、キャップを被せたかの如く、鼻先縁の袋状部分に包まれ、頬側縁42や顎側縁44が頬肌や顎肌に密着し、マスクのフィルター機能が更に高まる。
そして本考案(請求項4)では、鼻先縁43の膨出端(F)からコーナーDに到る下側部分の曲率半径Zを、鼻先縁43の膨出端(F)からコーナーCに到る上側部分の曲率半径Rの1.5〜2.5倍としたので、マスクの鼻先部分と鼻先の間に隙間が出来易く、着用時に息苦しさを与えず、鼻先部分と鼻先の間に断熱空気層が出来、その空気層に籠もる吐息による保温効果のあるマスクが得られる。
そのためには、鼻先縁43の上側部分の曲率半径Rを50〜70m/m(≒60±10m/m)とし、鼻先縁43の下側部分の曲率半径Zを100〜140m/m(≒120±20m/m)とするとよい。
そして本考案(請求項5)では、生地51(52)を複数枚の不織布を重ねて構成することとしたので、その重ねる不織布の枚数によって生地51(52)の目付けを需要に応じて変えることが出来、目付けの異なる幾種類もの不織布を用意する必要がなく、不織布製マスクの資材コスト低減を図ることが出来る。
かくして、本考案によると、衛生的で軽く、素顔に優しく着用し易く、形崩れし難く、息苦しさを感じさせず、防塵性、保温性等、機能的にも木綿ガーゼ生地製マスクに優れ、リサイクルが容易な不織布製マスクを安価に得ることが出来る。
窪み53は電熱ヒーターや超音波ミシンを用いて不織布を飛び飛びに加熱押圧して予め形成しておく。
窪み53の間隔(x,y)は5〜7m/mにするとよく、窪み53は直径0.5〜3m/mの円形にするとよい。
不織布は2枚重ねにし、その2枚の不織布を鼻先縁43に沿って電熱ヒーターや超音波ミシンを用いて融着し、耳側縁41と頬側縁42と顎側縁44に沿って打ち抜き裁断してマスク本体をつくる。
その生地51(52)と閉じ紐55とは、生地51(52)のコーナーA・コーナーBに閉じ紐55を載せ、電熱ヒーターや超音波ミシンを用いて融着接合する。
不織布には、公定水分率が0(ゼロ)のポリエステル繊維かポリプロピレン繊維を、好ましくは、高融点ポリエステルを芯成分とし低融点ポリエステルを鞘成分とする芯鞘複合ポリエステル繊維または高融点ポリエステルを島成分とし低融点ポリエステルを海成分とする海島複合ポリエステル繊維を使用するとよい。そのように公定水分率が0(ゼロ)の繊維56に成るマスクでは、結露した吐息によって汚染しても洗浄し易く、特に、生地の目付けが25〜55g/m2 であれば脱水し易く乾き易いので、常に清潔に保たれる。
ポリエステル繊維は、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートの何れを素材とするものであってもよい。
それらの繊維の単繊維繊度を2dtex以下にすると、目付けが同じであっても不織布を構成する繊維の合計表面積が増え、繊維間隙間58も微細になり、マスクのフィルター機能が高まり、マスクの更なる軽量化が可能になる。
閉じ紐55には、不織布の同質の繊維とナイロンやスパンデックス(ポリウレタン弾性繊維)を混用した組紐を使用するとよい。
生地51(52)には、殺菌剤、抗菌剤、消臭剤、芳香剤などの機能性成分が適宜付与される。
鼻先縁43と頬側縁42とのコーナーCでは鼻先縁43に接する接線と頬側縁42に接する接線を直交(交叉角度80〜90°)させ、鼻先縁43と顎側縁44とのコーナーDでは鼻先縁43に接する接線と顎側縁44に接する接線を直交させる。耳側縁41と顎側縁44とのコーナーA、および、耳側縁41と頬側縁42とのコーナーBは、丸みを帯びた形状にする。
本考案に係る不織布製マスクの着用状態での斜視図である。 本考案に係る不織布製マスクの側面図である。 本考案に係る不織布製マスクの生地の平面図である。 本考案に係る不織布製マスクの生地の断面図である。
符号の説明
41 耳側縁
42 頬側縁
43 鼻先縁
44 顎側縁
50 接合箇所
51・52 生地
53 窪み
54 皮膜
55 閉じ紐
56 繊維
57 融着代
58 繊維間隙間
59 未接合部分
61 不織布
62・63・64 接線

Claims (5)

  1. 単繊維繊度が5dtex以下であり、繊維長が10〜70m/mの合成繊維(56)に成り、目付けが25〜55g/m2 であり、5〜15m/mの間隔(x,y)で飛び飛びに加熱押圧されて窪んだ窪み(53)が飛び飛びに形成され、窪み(53)の底面において合成繊維(56)が融着した溶融皮膜(54)を形成している不織布によって構成され、
    耳側縁(41)と頬側縁(42)と鼻先縁(43)と顎側縁(44)に周囲が囲まれた2枚の重なり合った生地(51)・(52)が、鼻先縁(43)において融着一体化されてマスク本体が構成され、
    その2枚の生地(51)・(52)が鼻先縁(43)を境に左右対称になっており、
    生地(51・52)の耳側縁(41)と顎側縁(44)とのコーナー(A)と、耳側縁(41)と頬側縁(42)とのコーナー(B)に、それぞれ生地(51・52)の合成繊維(56)と同質の合成繊維を含有する閉じ紐(55)を重ねて融着し接合されており、
    生地(51・52)と閉じ紐(55)との接合箇所(50)において閉じ紐(55)が露出する生地(51・52)の閉じ紐露出面が、鼻先縁(43)に重なり合う左右の生地(51・52)の融着代(57)が露出する生地(51・52)の融着代露出面が、生地(51・52)の表裏何れか同じ片面である不織布製マスク。
  2. 耳側縁(41)と頬側縁(42)とのコーナー(B)から鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)に到る距離(K+L)が、耳側縁(41)と顎側縁(44)とのコーナー(A)から耳側縁(41)と頬側縁(42)とのコーナー(B)に到る距離(H)の2.1〜2.7倍であり、
    鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)から鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)に到る距離(M+N)が、耳側縁(41)と顎側縁(44)とのコーナー(A)から耳側縁(41)と頬側縁(42)とのコーナー(B)に到る距離(H)の3.0〜3.5倍であり、
    鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)から耳側縁(41)と顎側縁(44)とのコーナー(A)に到る距離(P+Q)が、耳側縁(41)と顎側縁(44)とのコーナー(A)から耳側縁(41)と頬側縁(42)とのコーナー(B)に到る距離(H)の2.5〜3.0倍であり、
    鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)から耳側縁(41)と顎側縁(44)とのコーナー(A)に到る距離(P+Q)が、耳側縁(41)と頬側縁(42)とのコーナー(B)から鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)に到る距離(K+L)よりも長く、
    鼻先縁(43)が、鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)と、鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)を結ぶ直線(CD)よりも生地(51)の外側に膨出しており、
    頬側縁(42)が、耳側縁(41)と頬側縁(42)とのコーナー(B)と、鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)を結ぶ直線(BC)よりも生地(51)の内側に窪んでおり、
    顎側縁(44)が、鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)と、耳側縁(41)と顎側縁(44)とのコーナー(A)を結ぶ直線(DA)よりも生地(51)の内側に窪んでおり、
    頬側縁(42)の生地(51)の内側に窪んだ窪み量(S)が、顎側縁(44)の生地(51)の内側に窪んだ窪み量(U)よりも大きい前掲請求項1に記載の不織布製マスク。
  3. 耳側縁(41)と頬側縁(42)とのコーナー(B)と、鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)を結ぶ直線(BC)に平行になる頬側縁(42)における接線(62)と、耳側縁(41)と頬側縁(42)とのコーナー(B)と、鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)を結ぶ直線(BC)との距離(S)が、コーナー(B)からコーナー(C)に到る距離(K+L)の21〜25%であり、
    鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)と、耳側縁(41)と顎側縁(44)とのコーナー(A)を結ぶ直線(DA)に平行になる顎側縁(44)における接線(64)と、鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)と、耳側縁(41)と顎側縁(44)とのコーナー(A)を結ぶ直線(DA)の距離(U)が、コーナー(D)からコーナー(A)に到る距離(P+Q)の4〜7%であり、
    鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)と、鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)を結ぶ直線(CD)に平行になる鼻先縁(43)における接線(63)と、鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)と、鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)を結ぶ直線(CD)との距離(T)が、鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)から鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)に到る距離(M+N)の19〜23%であり、
    耳側縁(41)と頬側縁(42)とのコーナー(B)と、鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)を結ぶ直線(BC)に平行になる頬側縁(42)における接線(62)の接点(E)から、コーナー(B)とコーナー(C)を結ぶ直線(BC)に下ろした垂線の足(E’)とコーナー(B)との距離(K)と、その垂線の足(E’)とコーナー(C)との距離(L)との比(K/L)が、K:L=50:50〜44:56であり、
    鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)と、鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)を結ぶ直線(CD)に平行になる鼻先縁(43)における接線(63)の接点(F)から、コーナー(C)とコーナー(D)を結ぶ直線(CD)に下ろした垂線の足(F’)とコーナー(C)との距離(M)と、その垂線の足(F’)とコーナー(D)との距離(N)との比(M/N)が、M:N=48:52〜42:58であり、
    鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)と、耳側縁(41)と顎側縁(44)とのコーナー(A)を結ぶ直線(DA)に平行になる顎側縁(44)における接線(64)の接点(G)から、コーナー(D)とコーナー(A)を結ぶ直線(DA)に下ろした垂線の足(G’)とコーナー(D)との距離(P)と、その垂線の足(G’)とコーナー(A)との距離(Q)との比(P/Q)が、P:Q=21:79〜27:73である前掲請求項1と2の何れかに記載の不織布製マスク。
  4. 鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)から、鼻先縁(43)と頬側縁(42)とのコーナー(C)と、鼻先縁(43)と顎側縁(44)とのコーナー(D)を結ぶ直線(CD)に平行になる鼻先縁(43)における接線(63)の接点(F)に到る鼻先縁(43)の上側部分の曲率半径(R)が、その接線(63)の接点(F)からコーナー(D)に到る鼻先縁(43)の下側部分の曲率半径(Z)よりも小さく、
    鼻先縁(43)の上側部分の曲率半径(R)が50〜70m/mであり、鼻先縁(43)の下側部分の曲率半径(Z)が100〜140m/mであり、
    鼻先縁(43)の下側部分の曲率半径(Z)が、鼻先縁(43)の上側部分の曲率半径(R)の1.5〜2.5倍である前掲請求項1と2と3の何れかに記載の不織布製マスク。
  5. 生地(51・52)が複数枚の不織布を重ねて構成されている前掲請求項1と2と3と4の何れかに記載の不織布製マスク。
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