JP3128988B2 - 指示計器 - Google Patents

指示計器

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JP3128988B2
JP3128988B2 JP04266253A JP26625392A JP3128988B2 JP 3128988 B2 JP3128988 B2 JP 3128988B2 JP 04266253 A JP04266253 A JP 04266253A JP 26625392 A JP26625392 A JP 26625392A JP 3128988 B2 JP3128988 B2 JP 3128988B2
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polarizing plate
polarizing
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昌進 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用等の指示計器に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用等の指示計器は、文字盤
と、文字盤の表面側に配された指針と、指針及び文字盤
を保護するための透明保護板とを備えて構成される。そ
して、透明保護板の表面に、外光反射防止のための粗面
化処理を施し、又は粗面化皮膜を形成して構成されてい
る。
【0003】しかし、透明保護板の粗面化により、反
面、文字盤の文字、数字又は目盛り等にいわゆるボケが
生じ、視認性の低下を招いていた。
【0004】そこで、上記視認性の低下防止を課題とし
て、図3(A),(B)に示すような指示計器が考えら
れる。
【0005】図3(A),(B)に示す指示計器は、表
面に粗面103を有する透明保護板101の裏面に、透
明色印刷による文字、数字又は目盛り等表示部101a
と、発光指針102を視認可能にするための無処理部1
01bと、黒色印刷等不透過色印刷による遮光部101
cとを形成して構成される。なお、本明細書において、
発光指針とは、自らが発光源たるタイプの指針の他、外
部発光源から導光して発光するタイプの指針の両者をい
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記指
示計器によると、発光指針102の先端部102aを表
示部101a位置まで伸ばして、発光指針102の指示
位置を正確に認識することができるようにすることは困
難であった。なぜならば、発光指針先端部102aを表
示部101a位置まで伸ばすと、発光指針先端部102
aが遮光部101cにより隠れてしまうからである。そ
の他、上記指示計器には、夜間視認性等についても問題
があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑み、発光指針先
端部を表示部位置まで伸ばしても、発光指針先端部の指
示位置を正確に認識することができる指示計器を提供す
ることを主な課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る指示計器は、表面に粗面を有する透明
保護板と、前記透明保護板の裏面に密着して、又は、前
記透明保護板の裏面と微小な間隙をもって、配設された
第1偏光板と、前記第1偏光板の裏面側に配設された第
2偏光板と、前記第1偏光板と前記第2偏光板との間に
配設された発光指針と、前記第2偏光板の裏面側に配設
された光源と、を備えてなり、前記第1偏光板は、表示
部としての無偏光部と偏光部とからなり、かつ、前記第
1偏光板と前記第2偏光板とは、互いに直交する偏光方
向をもつよう配置されてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】光源から発せられた光は、第2偏光板により偏
光されて第1偏光板へ到達する。この第1偏光板へ到達
した光のうち無偏光部へ到達した光は、偏光されること
なく透明保護板を透過して外部へ漏れ出、これにより文
字、数字又は目盛り等が表示される。一方、第1偏光板
の偏光部へ到達した光は、第1偏光板の偏光方向が第2
偏光板の偏光方向と直交しているため第1偏光板を透過
せず、外部へ漏れ出ない。
【0010】また、発光指針から発せられた光は、第1
偏光板及び透明保護板を順に透過して外部へ漏れ出、指
針が視認される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】本実施例に係る指示計器は、図1に示すよ
うに、透明保護板1を備える。透明保護板1は、その表
面に粗面1aを有している。この粗面1aは、型シボ等
による粗面化処理により形成され、又は、艶消し塗装等
による粗面化皮膜によるものである。
【0013】透明保護板1の裏面側には、透明保護板1
の裏面に密着して、又は、透明保護板1の裏面と微小な
間隙をもって、第1偏光板2が配設されている。第1偏
光板2は、文字、数字又は目盛り等の表示部としての無
偏光部2a(図2参照)と、偏光部2bとから構成され
ている。無偏光部2aは、打抜き、又は、通常の化学処
理等により偏光特性をもたないように形成されている。
【0014】第1偏光板2の裏面側には、第2偏光板3
が配設されている。第2偏光板3は、第1偏光板2の偏
光方向と直交する偏光方向をもつように配置されてい
る。
【0015】第1偏光板2と第2偏光板3との間には、
発光指針4が配設されている。発光指針4は、本実施例
では自らが発光源となるタイプのものである。しかし、
外部発光源から導光して発光するタイプのものであって
もよい。
【0016】第2偏光板3の裏面には、光拡散機能を有
する着色フィルタ5が密着している。なお、この着色フ
ィルタ5は、第1偏光板2の裏面に配設するようにして
もよい。
【0017】着色フィルタ5の裏面側には、光源6が配
設されている。光源6は、サークル管又は白熱電球等か
らなる。なお、図中の他の符号7はムーブメント、8及
び9はそれぞれ発光指針4の給電端子を表わしている。
【0018】次に、上記構成の指示計器の作用について
説明する。
【0019】光源6から発せられた光は、着色フィルタ
5へ入光され、この着色フィルタ5により拡散、着色さ
れて第2偏光板3へ入光する。第2偏光板3に入光した
着色光は、第2偏光板3により偏光されて第1偏光板2
へ到達する。この第1偏光板2へ到達した着色光のうち
無偏光部2aへ到達した光は、偏光されることなく透明
保護板1を透過して外部へ漏れ出、これにより文字、数
字又は目盛り等が表示される。一方、第1偏光板2の偏
光部2bへ到達した着色光は、第1偏光板2の偏光方向
が第2偏光板3の偏光方向と直交しているため第1偏光
板2を透過せず、外部へ漏れ出ない。
【0020】また、発光指針4から発せられた光は、第
1偏光板2及び透明保護板1を順に透過して外部へ漏れ
出、発光指針4が視認される。
【0021】以上説明したように、本実施例の指示計器
によると、互いに偏光方向が直交するように配置した第
1、第2偏光板2,3を設け、第1偏光板2の一部に表
示部として無偏光部2aを形成するようにしたため、無
偏光部2aを光が透過して文字、数字又は目盛り等が表
示されるようになるとともに、発光指針4も表示される
ようになる。
【0022】このため、発光指針4の先端部4aを表示
部位置(無偏光部2a位置)まで伸ばしても、従来のよ
うに指針先端部が隠れてしまうような不具合が生じなく
なる。従って、発光指針先端部4aを表示部位置2aま
で十分に伸ばすことができ、発光指針4の指示位置を正
確に認識することができるようになる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、発光指針先端部を表示部位置まで十分に伸ば
すことができ、発光指針の指示位置を正確に認識するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る指示計器の側面断面図
【図2】同指示計器の正面図
【図3】従来例の正面図(A)及び側面図(B)
【符号の説明】
1 透明保護板 1a 粗面 2 第1偏光板 2a 無偏光部 2b 偏光部 3 第2偏光板 4 発光指針 6 光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 7/00 - 7/00 303 B60K 35/00 G01D 11/28 G01D 13/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に粗面を有する透明保護板と、 前記透明保護板の裏面に密着して、又は、前記透明保護
    板の裏面と微小な間隙をもって、配設された第1偏光板
    と、 前記第1偏光板の裏面側に配設された第2偏光板と、 前記第1偏光板と前記第2偏光板との間に配設された発
    光指針と、 前記第2偏光板の裏面側に配設された光源と、 を備えてなり、 前記第1偏光板は、表示部としての無偏光部と偏光部と
    からなり、かつ、 前記第1偏光板と前記第2偏光板とは、互いに直交する
    偏光方向をもつよう配置されてなることを特徴とする指
    示計器。
JP04266253A 1992-10-05 1992-10-05 指示計器 Expired - Fee Related JP3128988B2 (ja)

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