JP3127588B2 - プリント配線板の検査治具 - Google Patents
プリント配線板の検査治具Info
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Description
治具,特に高密度配線回路の検査に対して優れた効果を
発揮するプローブ回りの構成,及び検査器との電気的接
続と取外しとを容易にする端子ボード周りの構造に関す
る。
導通の有無により検査する方法,及びその装置として
は,種々のものが提案されている(例えば,特公平2−
44035号公報,特開昭56−110060号公
報)。そして,従来用いられている,プリント配線板の
検査治具としては,図12及び図13に示すごとく,プ
リント配線板7の配線回路75に対して,プローブ9の
触針92を当接させることにより,電気導通の有無を検
査するものである。
を防止するためのガイド板8と,プローブ9を保持する
ためのピンボード88と,両者を貫通させて装着したプ
ローブ9とよりなる。プローブ9は,図13にも示すご
とく,パイプ状のソケット91と触針92とを有する。
ソケット91は,ピンボード88の貫通孔881内に挿
通固定されている。一方,触針92はガイド板8のガイ
ド孔81内に,進退可能に挿通されている。そして,触
針92は,その上部にプランジャー920を有する。該
プランジャー920は,チューブ25の内腔内に,スプ
リングバネ(図示略)を介して,進退可能に装着されて
いる。
するための検査器にリードワイヤーを経由して電気的に
接続されている。この場合,プローブ上端とリードワイ
ヤーとの接続は,半田付によってなされることが多い。
なお,ガイド板8は,ソケット91の下端を配置するた
めの凹部82を有する。また,上記プローブ9は,被検
査体としてのプリント配線板7の配線回路75に対応し
た位置に設けてある。また,ガイド板8とピンボード8
8とは一体的に固定してある。
っては,プリント配線板7の上下より,上記ガイド板8
及びピンボード88を下降及び上昇させ,プローブ9の
触針92を配線回路75の触針用パッド(以下省略)に
当接させる。このとき,当該配線回路75が断線又はシ
ョートを生じていない場合には,正常な電気導通が得ら
れる。これにより,各配線回路75の良否が判定でき
る。
を配線回路75に当接させた際には,触針92はガイド
板8のガイド孔81に沿ってソケット91側へ後退し,
そのプランジャー920がソケット91内に侵入する。
これは,触針92の先端921を保護するためである。
なお,図12において,符号87,886はノックピン
891の挿入穴,871,885は,位置決めピン89
2の挿入穴である。
査治具には,次の問題がある。即ち,近年は,プリント
配線板における配線回路の高密度化が進み,配線回路の
端部であるパッドのピッチがますます狭くなっている。
例えば,このピッチは,従来は0.65mm程度であっ
たが,高密度配線回路においては0.3mmと狭くなっ
ている。
の配列ピッチを狭くする必要があるため,プローブ自体
の大きさ(直径)も小さくする必要がある。そして,現
在使用されているプローブ9においても,そのソケット
91の外径は約1ミリであり,また触針92の直径は
0.5mmと細径である。
当たって,触針92の先端921を直接に配線回路75
に当接させている。また,その当接の際には,上記のご
とく,触針92がガイド板8のガイド穴81内をスライ
ドして後退する。そして,検査後は,触針92は,ソケ
ット91内に設けたスプリングバネによって,再び元の
位置へ突出させられる。そのため,触針92は,検査の
度毎にガイド孔81内を摺動することになる。
の摩耗を防止するためガイド孔81の径を大きくする
と,触針92との間のクリアランスが大きくなり,触針
92の先端921がガタつき,検査不良を生ずることが
ある。また,触針92は,ピンボード88に固定された
ソケット91内に挿入されている。そのため,ソケット
91と触針92とガイド孔81の軸芯は同一にしなけれ
ばならない。それ故,上記ガイド孔81は,細径の触針
92を円滑にスライドさせるために,上記軸芯が一致す
るように寸法精度良く,穴明けを行う必要がある。
ド孔81内を,同軸線状にスライドすると共に,その先
端921が配線回路75と直接に当接するため,上記軸
芯ズレと当接による損傷を受け易い。上記のごとく,従
来の検査治具においては,配線回路の高密度化に伴っ
て,特にプローブの触針92の細径化と損傷,ガイド孔
81の穴明精度等に問題がある。
を経由して検査器に電気的に接続され,検査回路が電気
的に閉路される。そして,従来は,数10〜数100本
という多大の数のプローブの上端とリードワイヤーとは
半田付により接続されており,リードワイヤーの他端は
検査器に接続されている。
ブの配列パターンが変わるから,プローブ回りのいわゆ
る検出部はプリント配線板毎に交換する必要がある。そ
のため,この交換時には,プローブとリードワイヤーと
の間の多大の数の上記半田付けを外さなければならず,
その取外し作業は大きな工数を必要とする。また,新し
い検査回路に応じて再び多数のリードワイヤーとプロー
ブとの半田付けをしなければならない。
であるため,高価な精密加工部品である。そのため,被
検査体の配線回路が変わる毎に新しいプローブを使用す
ることはコスト高となる。そのため,プローブが再利用
可能なことも切望されている。本発明はかかる従来の問
題点に鑑み,プローブの触針の細径化と損傷防止に対応
でき,検査器との電気的接続と取外しも容易で,かつプ
ローブの再利用ができるプリント配線板の検査治具を提
供しようとするものである。
配線回路を電気導通の有無により検査する検査治具であ
って,該検査治具は,ガイド板と,ピンボードと,上記
配線回路と当接させるためのコンタクトピンと,該コン
タクトピンに当接させるための触針を内蔵したプローブ
とよりなり,かつ上記コンタクトピンは上記ガイド板に
進退可能に装着され,また上記触針はプローブに弾性的
に進退可能に内蔵されており,またピンボードの外部に
は端子ボードを配設し,該端子ボードには,一端を検査
器に接続した複数のジャック型端子を配置し,一方上記
プローブには,リードワイヤーを接続し,上記ジャック
型端子には,上記リードワイヤーの先端を着脱可能に挿
入固定してなることを特徴とするプリント配線板の検査
治具にある。
は,上記従来例の前記プローブをいわば2組に分割し,
コンタクトピンとプローブとに構成したこと,該コンタ
クトピンを配線回路に当接させ,一方プローブの触針は
コンタクトピンに当接させるよう構成したことである。
には進退可能にコンタクトピンを装着し,上記ガイド板
に面するピンボードにはプローブを固定する。そして,
該プローブには,弾性的に進退可能に触針を内蔵する。
このように,触針を内蔵させる手段としては,触針をチ
ューブ内に弾性的に保持し,これらをソケット内に装着
する手段がある(図4,5参照)。また,プローブ内
に,直接触針を挿入して弾性的に保持させる手段もあ
る。上記弾性的に保持する手段としては,スプリングバ
ネがある。
孔に進退可能に装着する。コンタクトピンは,配線回路
に当接させる先端を有すると共に,その反対側に触針を
当接させる当接部を有する。該当接部は,コンタクトピ
ンの本体よりも大きな径を有する頭部を有することが好
ましい。また,該当接部には,触針の当接を確実にする
ために,曲面凹部を設けることが好ましい(図6参
照)。また,本発明の検査治具においては,ガイド板及
びピンボードに本発明に関する上記構成のコンタクトピ
ン及びプローブを設けると共に,プリント配線板の配線
回路が高密度でない部分を検査するために,上記従来例
と同様の比較的大径のプローブピンを併設することもで
きる。
は,プローブを検査器と電気的に接続する手段として,
ピンボードの外部に端子ボードを配設し,該端子ボード
には,一端を検査器に接続した複数のジャック型端子を
配置し,一方,プローブにはリードワイヤーを半田付け
等により接続し,該リードワイヤーの他端はジャック型
端子に着脱可能に挿入固定するようにしたことである。
検出部との間に,端子ボードを設ける。該端子ボードの
一方は検査器と電気的接続し,他方はプローブと接続す
る。端子ボードとプローブの接続は,プローブの頂部に
接続したリードワイヤーをジャック型端子に挿入するこ
とにより行う。なお,リードワイヤーの端末部の被覆や
被膜は予め除去しておく。また,端子ボードのジャック
型端子は,プローブのリードワイヤーの接続が,その抜
き差しによって着脱容易な構造とする。
板にコンタクトピンを,ピンボードにプローブを設け,
コンタクトピンをプリント配線板の配線回路に当接さ
せ,プローブの触針はコンタクトピンに当接させるよう
構成している。即ち,本発明においては,ガイド孔内を
スライドして配線回路に当接する部分(コンタクトピ
ン)と,電気導通の検出端であるプローブとを2つに分
けた構成としている。 そのため,コンタクトピンの進
退と,プローブの触針の進退とは独立した状態にある。
と,その内部に挿入した触針と,コンタクトピンが進退
するガイド板のガイド孔との3つの軸芯を,高精度で一
致させる必要がない。したがって,ガイド孔の軸芯の孔
明けは,プリント配線板の配線回路に一致させて穿設す
れば良く,従来のごとく高精度が要求されず,穿設容易
である。また,ガイド孔はコンタクトピンのみの円滑ス
ライドを可能とすれば良いので,細径のものを設けるこ
とができ,コンタクトピンのガタつきも小さくすること
ができる。また,コンタクトピンが摩耗した際には,容
易に,しかも安価に交換することができる。
させないので,従来のごとく損傷を受けることがない。
また,コンタクトピンは,配線回路に直接当接しガイド
孔内をスライドするが,従来のプローブの触針のごと
く,ガイド孔とプローブのソケット内の両方を直線状に
進退することがないので,軸芯ズレ等により損傷を受け
ることがない。
ローブとに分割構成し,検査時における両者の進退に無
理を生じないようにしたので,両者を細径化することも
できる。そのため,高密度配線回路の検査も容易であ
る。また,プローブは,0.1〜0.3mmという細い
内径のソケット内に,弾性的に,進退可能に装着した構
成である。そのため,高価な精密部品であるが,上記の
ごとく損傷がないため,検査治具もコスト安となる。
ーブ回りのいわゆる検出部との電気的接続が容易であ
る。即ち,本発明では,プローブに取付けられたリード
ワイヤーを,端子ボードに設けたジャック型端子に挿入
することにより,検査器と検出部が容易に電気的に接続
される。また,上記リードワイヤーをジャック型端子か
ら引抜くことにより,検査器から検出部を容易に切り離
すことができる。
更に伴う検出部の交換が極めて容易である。また,本発
明では,リードワイヤーはプローブの頂部に半田付け等
によって取付けられ,またリードワイヤーの他端は,被
膜などを除去して,ワイヤが露出した構造となってい
る。そのため,リードワイヤーはプローブをピンボード
から取外すとき,取外しの障害になることはない。それ
故,プローブは他端を開放したリードワイヤーを取付け
たままの状態で,ピンボード及びガイド板から容易に取
外しが可能である。
しも容易である。従って精密加工部品であり,高価なプ
ローブ及びコンタクトピンをピンボード及びガイド板よ
り取り外して,他の検出部に取付けて再利用することが
できる。したがって,本発明によれば,プローブの触針
の細径化と損傷防止に対応でき,また検査器との電気的
接続と取外しが容易で,かつプローブ及びコンタクトピ
ンの再利用ができる,プリント配線板の検査治具を提供
することができる。
つき,図1〜図10を用いて説明する。なお,全体の構
成を,コンタクトピンをプリント配線板と当接させて,
プローブの他端に信号を伝える検出部と,プローブの上
端からリードワイヤーを経由して検査器に至る中継部と
に分けて説明する。
示すごとく,ガイド板8とピンボード88と,配線回路
71と当接させるためのコンタクトピン3と,該コンタ
クトピン3に当接させるための触針2を内蔵したプロー
ブ1とよりなる。また,上記コンタクトピン3は,上記
ガイド板8に進退可能に装着され,また上記触針2はプ
ローブ1のソケット11内に弾性的に進退可能に内蔵さ
れている。なお,後述するごとく,プローブ1に接続し
たリードワイヤー15は端子ボード4のジャック型端子
41に着脱可能に挿入されている(図10)。
おいて高密度配置されたものである。上記ガイド板8と
ピンボード88とは,従来と同様にノックピン891に
より,脱着可能に,一体的に結合されている。ガイド板
8は,図1〜3,図7,図8に示すごとく,コンタクト
ピン3を,進退可能に装着するための多数のガイド孔8
5と,開口溝86を有する。また,ピンボード88は,
図2,3に示すごとく,プローブ1のソケット11を挿
通固定するための貫通孔882を有する。
6に示すごとく,配線回路71に当接させるための先端
31と,触針2を当接させるための当接部としての,頭
部32を有する。また,該頭部32は,曲面凹部321
を有する(図6)。また,プローブ1は,図2〜図5に
示すごとく,ソケット11とその中へ進退可能に挿通し
た触針2とからなる。ソケット11は,図4に示すごと
く,中空パイプであり,触針2の挿入側にフランジ11
0を有する。また,プローブ1の上端12にはリードワ
イヤー15を半田付けにより接続している。
く,チューブ25内に進退可能に装着されている。即
ち,触針2は,図5に示すごとく,上部に触針2とほぼ
同径のガイド柱22を有し,両者の間には細径の連結部
21を有する。そして,チューブ25の中に,まずスプ
リングバネ23を入れ,次いで上記触針2を挿入した
後,上記触針の連結部21の外側部分において,チュー
ブ25のかしめを行い,かしめ部251を形成する。
おいて,上記スプリングバネ23により弾性的に,進退
可能に装着される。なお,符号252は,チューブ25
の上端部に設けた,スプリングバネ23の上端を当接さ
せるためのかしめ部である。そして,このように構成し
た触針2は,上記図4に示すごとく,ソケット11の中
空部111内へ挿入する。このとき,触針2を保持した
チューブ25の上端は,ソケット11のかしめ部113
に当接する。更に,上記のごとく構成したプローブ1
は,図1〜図3に示すごとく,ピンボード88の貫通孔
882内へ,挿入し,着脱可能に固定する。その他は,
前記従来例と同様である。
即ち,プリント配線板7における配線回路71の良否を
電気導通により検査するに当たっては,図1〜図3に示
すごとく,各配線回路71に対してガイド板8及びピン
ボード88を,上下方向より接近させ,ガイド板8をプ
リント配線板7に対面させる。
タクトピン3は,図2に示すごとく,ガイド板8よりも
突出した状態にある。また,コンタクトピン3の頭部3
2には,プローブ1の触針2の先端21が当接してい
る。そして,ガイド板8がプリント配線板7に当接し,
コンタクトピン3の先端31が配線回路71に当接する
ときには,コンタクトピン3はガイド孔85内をスライ
ド上昇する。そして,図3に示すごとく,コンタクトピ
ンの先端31はガイド板8の下面とほぼ同じ位置に来
る。
触針2をプローブ1の方向に押圧する。そのため,触針
2は,上記スプリングバネ23(図5)の付勢力に抗し
て,チューブ25内に侵入する。このように,コンタク
トピン3の先端31が,配線回路71と当接した後,上
記リードワイヤー15を介して,プローブ1,触針2,
コンタクトピン3に電流を通じ,配線回路71の良否を
従来と同様に判断する(図1)。
ント配線板7より遠ざける。そのため,コンタクトピン
3は,触針2のスプリングバネ23の付勢力により,図
2に示すごとく突出する。上記のごとく,本例の検査治
具においては,コンタクトピン3をガイド板8に進退可
能に装着し,またプローブ1はピンボード88に固定す
ると共に該プローブ1内に進退可能に触針2を装着して
いる。
針の進退とは独立した状態にある。それ故,従来のごと
く,ピンボード88に固定したプローブ1と,その内部
に挿入した触針2と,該触針が進退するガイド板のガイ
ド孔85との3つの軸芯を高精度で一致させる必要がな
い。即ち,本例においては,コンタクトピン3の軸芯と
触針2の軸芯とに位置ずれが生じていても,両者が当接
しておれば支障がない(図2,3)。
配線板の配線回路に一致させて穿設すれば良い。したが
って,ガイド孔85及びピンボード88の孔の軸芯に関
する穴明け精度は高精度が要求されず,穿設容易であ
る。また,ガイド孔85は,コンタクトピン3のみの円
滑スライドを可能とすれば良いので,細径のものを設け
ることができ,ガタつきもない。
配線回路71に当接させないので,従来のごとく,損傷
を受けることがない。また,コンタクトピン3は配線回
路71に直接当接し,ガイド孔85内をスライドする
が,従来のプローブの触針のごとく,ガイド孔85内と
プローブのソケット内の両方を直線状に進退することが
ない。そのため,両者間の軸芯ずれ等による損傷を受け
ることもない。
分割構成し,検査時における両者の進退に無理を生じな
いようにしたので,両者をそれぞれ細径化することがで
きる。本例においては,上記コンタクトピン3の直径は
0.27mm,プローブ1のソケットの外径は0.45
mm,内径は0.27mm,触針2の外径は0.15m
mである。また,本例のコンタクトピン3においては,
その頭部32に曲面凹部321を設けたので,該頭部3
2に触針2の先端20を確実に当接させておくことがで
きる。
から,リードワイヤーを経由して検査器に至る部分)を
図1,図9,図10を用いて説明する。本例の中継部に
おいては,図1に示すように,ピンボード88の外部
に,端子ボード4を配設し,該端子ボード4には,一端
を検査器18に接続した複数のジャック型端子41を配
置する。一方,上記プローブ1には,上端12にリード
ワイヤー15を接続する。ジャック型端子41には,上
記リードワイヤー15の先端152を着脱可能に挿入固
定する。
は,リード線16によってなされる(図1,図10)。
一方,プローブ1の上端12には,リードワイヤー15
の一端151が半田付けによって接続される(図1,図
4)。該リードワイヤー15の先端は,図10に示すよ
うに,被覆,被膜などの絶縁物を除去して導体露出部1
52を形成する。該導体露出部152は,ジャック型端
子41の開口部411に挿入する。これにより,プロー
ブ1とジャック型端子41との間が電気的に接続され,
更にリード線16を経由して検査器18に接続される。
0に示すようにリードワイヤーを挿入し易い円形の開口
部411を有し,挿入されたリードワイヤー15をくび
れ部412のスプリングアクションにより弾性的に把持
する。また,該ジャック型端子41のリードワイヤーの
把持力は,人力で容易にリードワイヤーを引抜くことが
できる程度の引張り荷重に選定する。次に,本例の中継
部の作用効果ついて述べる。本例では上記リードワイヤ
ー15の導体露出部152を,上記ジャック型端子41
に挿入することにより,検査器18とプローブ1とが容
易に電気的に接続される。また,上記リードワイヤー1
5の導体露出部152を,上記ジャック型端子41から
引抜くことにより,検出部を検査器18から容易に切り
離すことができる。従って検査器18と検査部との接触
と取外しが極めて容易であり,検査対象のプリント配線
板7の変更に伴う検出部の交換が極めて容易である。
に導体露出部152を形成するだけでよく,格別の部品
等を取付ける必要がない。従って,リードワイヤー15
をプローブ1に取付けたまま,プローブ1をピンボード
88から取外すことが容易である。従ってプローブ1及
びコンタクトピン3を取外して,他のプリント配線板用
の検出部に再利用することができる。
線回路に対しても,プローブ触針の細径化と損傷防止に
対応でき,かつガイド孔の穿設が容易であり,かつ検査
器との電気的接続と取外しが容易な,更にプローブ及び
コンタクトピンの再利用が可能なプリント配線板の検査
治具が提供できる。
変えたものである。本例では図11に示すように,ジャ
ック型端子41は,円筒状ではなく,溝形の開口部41
1を有する。また,その内部にスプリングアクションを
有するくびれ部412を有し,リードワイヤー15を弾
力的に把持する。その他は,実施例1と同様であり,同
様の効果を得ることができる。
トピン及びプリント配線板周りの断面図。
及びプリント配線板周りの断面図。
針の展開正面図。
図。
ク型端子の接続部拡大図。
ク型端子の接続部拡大図。
明図。
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント配線板における配線回路を電気
導通の有無により検査する検査治具であって,該検査治
具は,ガイド板と,ピンボードと,上記配線回路と当接
させるためのコンタクトピンと,該コンタクトピンに当
接させるための触針を内蔵したプローブとよりなり,か
つ上記コンタクトピンは上記ガイド板に進退可能に装着
され,また上記触針はプローブに弾性的に進退可能に内
蔵されており,またピンボードの外部には端子ボードを
配設し,該端子ボードには,一端を検査器に接続した複
数のジャック型端子を配置し,一方上記プローブには,
リードワイヤーを接続し,上記ジャック型端子には,上
記リードワイヤーの先端を着脱可能に挿入固定してなる
ことを特徴とするプリント配線板の検査治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04199130A JP3127588B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | プリント配線板の検査治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04199130A JP3127588B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | プリント配線板の検査治具 |
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JPH0618596A JPH0618596A (ja) | 1994-01-25 |
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JP04199130A Expired - Lifetime JP3127588B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | プリント配線板の検査治具 |
Country Status (1)
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---|---|---|---|---|
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JP6501728B2 (ja) * | 2016-06-03 | 2019-04-17 | ソフトバンク株式会社 | 治具 |
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1992
- 1992-07-01 JP JP04199130A patent/JP3127588B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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