JP3126263U - 冊子カバー - Google Patents

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敬 大比良
浩 助川
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大比良工業株式会社
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Abstract

【課題】雑誌、備忘録、手帳、契約書、会員証書等の種々の冊子の表紙が差し込み易く、カードが収納可能な冊子カバーを提供する。
【解決手段】カードの差し込み可能な冊子カバーであって、樹脂製からなるカバー本体10aの両端縁部に冊子の表裏表紙が差し込まれる表紙押さえ部12,13が設けられ、表紙押さえ部12,13の少なくとも一方が、カバー本体10aの上側端縁部と天縁部とに溶着した第1の表紙押さえ片と、カバー本体10aの下側端縁部と地縁部とに溶着した第2の表紙押さえ片とからなり、カバー本体10aと第2の表紙押さえ片との隙間をカードの差し込み部とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、雑誌、書籍或いは手帳等の冊子の表紙が差し込み易く、カードが収納可能な冊子カバーに関する。
図7は従来の手帳カバー1を示しており、カバー本体1aに手帳4の表紙4aを差し込む袋部2が設けられ、一方の袋部2に切り抜き部3が設けられている。この切り抜き部3が設けられた袋部2には、定期などのカードCが挿入して収納することができ、この切り抜き部3は、カードCを指で押し出して取り出す際に利用することができる。(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−088380号公報(明細書全文,図面全図)
従来の手帳カバーでは、袋部2がカードを収納可能とするためにカバー本体1aの中央近傍まで設けられ、手帳の表紙が可撓性のある材質で製本されている場合には、袋部に表紙を差し込むのが容易であるが、例えば、表裏表紙と背表紙が硬質な厚表紙を使用して製本されている場合、表裏表紙を同時に袋部に差し込まねばならない。具体的には表裏表紙を逆矢状(おちょこ状)にして差し込まねばならないが、それでも袋部に差し込めない場合があり、若しくは差し込んだとしても製本を損傷することがあった。手帳等の冊子では、製本形態によって手帳カバーを使用することができないことがあった。手帳カバーは、書籍等の冊子にも使用可能であり、以下、冊子カバーと称することにする。
これは、冊子カバーの袋部にカードを挿入して持ち歩いた際、カードが簡単に抜け落ちることなく、安心して使用することができるように、袋部の幅をカードが収納可能な幅とし、かつ袋部の挿入口からカバー本体の中央までの寸法がカードの幅を超えないようにする必要があり、その結果、上記のようなカードを確実に収納可能な冊子カバーとすると、袋部の幅広としなければならず、冊子の収納が難しくなる傾向にある。なお、周知のようにカードには、種々のものがあり、例えば、個人情報が漏洩する可能性のある高度にキャッシュカード等のセキュリティが要求されるものから、名刺、診察券、会員証、ポイントカード等の種々のものがある。
本考案は、上記のような課題に鑑みなされたものであって、雑誌、備忘録、手帳、契約書、会員証書等の種々の冊子の表紙が差し込み易く、カードが収納可能な冊子カバーを提供することを目的とする。
本考案は、上記課題を達成したものであって、請求項1の考案は、カードの差し込み可能な冊子カバーであって、樹脂製からなるカバー本体の両端縁に冊子の表裏表紙がそれぞれ差し込まれる表紙押さえ部が設けられ、該表紙押さえ部の少なくとも一方が、該カバー本体の端縁の上側端縁部と天縁部とに溶着した第1の表紙押さえ片と、該端縁の下側端縁部と地縁部とに溶着した第2の表紙押さえ片とからなり、前記カバー本体と該第1又は第2の表紙押さえ片との隙間を前記カードの差し込み部とすることを特徴とする冊子カバーである。
また、請求項2の考案は、前記第1と第2の表紙押さえ片が透明又は半透明樹脂、又は不透明樹脂からなり、冊子の地側の前記第2の表紙押さえ片が不透明樹脂の場合、該第2の表紙押さえ片にカード挿入口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冊子カバーである。
また、請求項4の考案は、前記カード挿入口が長手開口部であり、該長手開口部が前記カバー本体の天又は地縁部に平行であるか、又は、該カバー本体の中央よりに傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の冊子カバーである。
請求項1の考案では、カードの差し込み可能な冊子カバーであって、樹脂製からなるカバー本体の両端縁に冊子の表裏表紙がそれぞれ差し込まれる表紙押さえ部が設けられ、該表紙押さえ部の少なくとも一方が、該カバー本体の端縁の上側端縁部と天縁部とに溶着した第1の表紙押さえ片と、該端縁の下側端縁部と地縁部とに溶着した第2の表紙押さえ片とからなり、前記カバー本体と該第1又は第2の表紙押さえ片との隙間を前記カードの差し込み部とすることを特徴とする冊子カバーであるので、冊子の表紙を表紙押さえ部に収納する際に、例えば、一方の表紙は袋状部に差し込み、他方の表紙は第1と第2の表紙押さえ片を開いて差し込むことができ、冊子を収納し易い利点がある。また、第1又は第2の表紙押さえ片とカバー本体との隙間に挟持されて収納することができ、同時に冊子の表紙が差し込まれており、カードは差し込み易く、取り出しも容易であり、また、カードは表紙、カバー本体、第1又は第2の表紙押さえ片で強く挟持され、簡単に抜け落ちることがない利点がある。無論、本考案の冊子カバーは、カバー本体の両端を第1又は第2の表紙押さえ片による表紙押さえ部としてもよい。
また、請求項2の考案では、前記第1と第2の表紙押さえ片が透明又は半透明樹脂、又は不透明樹脂からなり、冊子の地側の前記第2の表紙押さえ片が不透明樹脂の場合、該第2の表紙押さえ片にカード挿入口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冊子カバーであるので、第1と第2の表紙押さえ片が透明又は半透明樹脂の場合、差し込まれたカードは第1と第2の表紙押さえ片側から容易に確認することが可能である利点がある。また、第2の表紙押さえ片が不透明樹脂の場合、第2の表紙押さえ片に設けたカード挿入口からカードをカバー本体と第2の表紙押さえ片との間に差し込むことができ、カードの一部はカード挿入口から露呈し、カードの確認が容易であり、また、カードは表紙、カバー本体、第2の表紙押さえ片で強く挟持され、簡単に抜け落ちることがない利点がある。
また、請求項3の考案では、前記カード挿入口が長手開口部であり、該長手開口部が前記カバー本体の天又は地縁部に平行であるか、又は、該カバー本体の中央よりに傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の冊子カバーであるので、カードの一部はカード挿入口から露呈し、長手開口部が傾斜していれば、カードの露出面が多くなり、確認が容易であり、また、カードは、その挿入部が表紙、カバー本体、第2の表紙押さえ片で強く挟持され、簡単に抜け落ちることがない利点がある。
以下、本考案に係る冊子カバーの実施の形態について、図面を参照して説明する。先ず、図面について簡単に説明すると、図1は本考案に係る冊子カバーの一実施形態を示し、図2〜図4は他の実施形態である。図5,図6はカードの使用形態を示している。
図1は、考案の一実施形態の冊子カバーを示し、縦長の新書版サイズの冊子を収納する冊子カバー10であり、樹脂製からなるカバー本体10aの両端縁部に冊子の表裏表紙が差し込まれる表紙押さえ部12,13が設けられている。表紙押さえ部12は袋状部であって、カバー本体10aの一方の端縁部に樹脂シートを溶着したものであり、11eはその溶着部である。表紙押さえ部13は第1と第2の表紙押さえ片14,15からなる。第1の表紙押さえ片14は、カバー本体10aの裏面の天縁部10と上側端縁部10とに溶着され、11a,11bがその溶着部である。また、第1の表紙押さえ片14が溶着された側のカバー本体10aの地縁部10と下側端縁部10に第2の表紙押さえ片15が溶着されており、11c,11dがその溶着部である。上側端縁部10は、カバー本体10aの端縁部の上側に対応し、下側端縁部10はカバー本体10aの端縁部の下側に対応する。冊子カバー10の中央は、カバー本体10aの表面に冊子の背に対応する部分であり、この部分に溶着溝11fが形成され、裏面に溝跡が形成されている。冊子の表紙の一方は袋状部である表紙押さえ部12に差し込まれ、冊子の他方の表紙は第1と第2の表紙押さえ片14,15に差し込まれる。表紙押さえ部13は、第1の表紙押さえ片14を斜め上方(冊子の天方向)に開き、第2の表紙押さえ片15は斜め下方(冊子の地方向)に開いて、冊子の表紙を差し込むことが可能である。
また、上記実施形態におけるカードの収納は、図5に示したように、第2の表紙押さえ片15とカバー本体10aとの隙間にカードCが差し込み可能な差し込み部(収納部)が形成されており、第2の表紙押さえ片15によるカードCの収納部は、第2の表紙押さえ片15とカバー本体10aとが溶着により形成され、さらに、冊子を収納した状態では、第2の表紙押さえ片15に冊子の表紙が差し込まれており、カードCは、第2の表紙押さえ片15とカバー本体10aと表紙とで、カードCの表裏側から押圧して挟み込むように収納されるので、カードCは簡単に抜け落ちることがない。また、第1と第2の表紙押さえ片14,15は、透明又は半透明樹脂製であり、第2の表紙押さえ片15による収納部にカードCを差し込んでも外側からカードCを確認することができる。
図2は、本考案の他の実施形態の冊子カバー10を示し、この実施形態ではカバー本体10aの両端縁の表紙押さえ部12,13が形成されている。この実施形態における表紙押さえ部12は上記実施形態の袋状部とは異なり、第1と第2の表紙押さえ片16,17から形成されている。表紙押さえ部12の第1と第2の表紙押さえ片16,17は上記表紙押さえ部13と同様であるので説明を省略する。本実施形態は、カバー本体の両端縁が、表紙押さえ片で形成され、冊子の表紙の差し込みが容易である。また、第1と第2の表紙押さえ片14,15及び16,17は、透明又は半透明樹脂製であり、第2の表紙押さえ片15,17の何れの側にもカードを収納することができるし、カードを外側から確認することができる。
図3は、本考案の他の実施形態の冊子カバー10を示し、図2の実施形態とは、第2の表紙押さえ片15に長手開口部によるカード挿入口18が形成されている点が相違するが他の形状が同一である。カード挿入口18は、カバー本体10aの天又は地縁部に平行であり、カードを縦長方向に差し込んだ場合、カードの半分以上が差し込まれる位置にカード挿入口18が形成される。図6に使用状態を示したように、第2の表紙押さえ片15が不透明樹脂シートである場合でも、カード挿入口18からカードの上部が露出し、カードの確認し易いし、カード挿入口18に挿入されて第2の表紙押さえ片15内に差し込まれたカードCは、第2の表紙押さえ片15と冊子の表紙とカバー本体10aとで押圧されて挟持され、簡単に抜け落ちることがない利点がある。
図4は、本考案の他の実施形態の冊子カバー10を示し、図3の実施形態とは、カード挿入口18がカバー本体10aの中央よりに傾斜している点が相違しているが、他の構成は、図3の実施形態と同様である。カード挿入口18を傾斜させることによって、カードの表面をより露出することにより、取り出しも差し込みも容易であり、また、カードの露出面積が増し、カードの種類がより明確になる利点がある。
なお、上記実施形態では、縦長の新書版サイズの冊子を対称とした冊子カバーについて説明した。冊子が新書版サイズであって、表紙が硬質で表紙が開き難い場合、冊子カバーの両方が袋状部であると、表紙をおちょこ状に開いて冊子カバーに差し込む必要があり、冊子カバーが使用できなかったり、冊子の製本に損傷を与える等のおそれがあり、本考案の冊子カバーは、このようなサイズの冊子に特に有効であることは確かであるが、このサイズの冊子に限定するものではなく、冊子カバーの両方を袋状部とすると、冊子が収納し難く、冊子に損傷を与える可能性のある全ての冊子を収納する冊子カバーに適用することができる。
本考案の活用例としては、名刺、診察券、会員証、ポイントカード、定期等のカードを差し込み可能な冊子カバーとして使用することができ、冊子カバーとしては雑誌、備忘録、手帳、契約書、会員証書等の種々の冊子を収納するのに利用可能なものである。
本考案に係る冊子カバーの一実施形態を示す裏面側の平面図である。 本考案の他の実施形態を示す裏面側の平面図である。 本考案の他の実施形態を示す裏面側の平面図である。 本考案の他の実施形態を示す裏面側の平面図である。 図1の実施形態におけるカードの差し込み例を示す説明図である。 図2の実施形態におけるカードの差し込み例を示す説明図である。 従来の手帳カバーの斜視図である。
符号の説明
10 冊子カバー
10a カバー本体
10 天縁部
10 地縁部
10 上側端縁部
10下側端縁部
11a〜11e 溶着部
12,13 表紙押さえ部
14,16 第1の表紙押さえ片
15,17 第2の表紙押さえ片
18 カード挿入口

Claims (3)

  1. カードの差し込み可能な冊子カバーであって、樹脂製からなるカバー本体の両端縁に冊子の表裏表紙がそれぞれ差し込まれる表紙押さえ部が設けられ、該表紙押さえ部の少なくとも一方が、該カバー本体の端縁の上側端縁部と天縁部とに溶着した第1の表紙押さえ片と、該端縁の下側端縁部と地縁部とに溶着した第2の表紙押さえ片とからなり、前記カバー本体と該第1又は第2の表紙押さえ片との隙間を前記カードの差し込み部とすることを特徴とする冊子カバー。
  2. 前記第1と第2の表紙押さえ片が透明又は半透明樹脂、又は不透明樹脂からなり、冊子の地側の前記第2の表紙押さえ片が不透明樹脂の場合、該第2の表紙押さえ片にカード挿入口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冊子カバー。
  3. 前記カード挿入口が長手開口部であり、該長手開口部が前記カバー本体の天又は地縁部に平行であるか、又は、該カバー本体の中央よりに傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の冊子カバー。
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