JP3049358U - カード収納具 - Google Patents

カード収納具

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JP3049358U
JP3049358U JP1997009100U JP910097U JP3049358U JP 3049358 U JP3049358 U JP 3049358U JP 1997009100 U JP1997009100 U JP 1997009100U JP 910097 U JP910097 U JP 910097U JP 3049358 U JP3049358 U JP 3049358U
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満全 樽崎
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ダイゴー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工数を低減し、低い製造コストで製造で
きるカード収納具を提供し、また高級感のある天然皮革
を材料として用いることができるカード収納具を提供す
る。 【解決手段】 カード収納具10はカード40が収納さ
れるカード収納部30と手帳本体50の表紙部51が挿
入される手帳挿入部60とから成り、カード収納部30
は内カバー体20および外カバー体21によって袋状に
形成され、カード40が挿入されるカード挿入口31は
内カバー体20の表面26に1本〜10本の範囲から選
ばれる本数の切れ目27を入れることにより形成される
ので、カード収納具20の製造が容易である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、カードを収納するカード収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は従来の技術におけるカード収納部201を有する手帳カバー202に 挿入された手帳本体203の斜視図であり、図12はカード収納部201を拡大 して示す平面図である。
【0003】 手帳カバー202は、一般的には合成樹脂製の外カバー体204と内カバー体 205とによって形成される内ポケット部206を有する。内ポケット部206 は内カバー体205の水平方向に延びる上下の両側縁211および上下方向に延 びる一側縁212を外カバー体204に融着して形成される。内カバー体205 の外カバー体204に融着されない上下方向に延びる他側縁213は、手帳本体 203の表紙部207が挿入される表紙挿入口214を形成することになる。こ の内ポケット部206に手帳本体203を構成する表紙部207が挿入されるこ とにより、手帳本体203は手帳カバー202に装着される。手帳本体203は 、紙製の表紙部207と背当部208と記帳部209とから成り、記帳部209 は日付情報が予め印刷されている記帳欄と住所情報が記載される住所録欄と手帳 の使用者が自由に記入、使用することができる使用者記入欄とを含む。手帳本体 203は紙製であるので、手帳本体203を手帳カバー202に装着することに よって、手帳本体203の損傷を防止することができる。
【0004】 現代社会においては、テレフォンカード、各種プリペイドカード、キャッシュ カード、クレジットカード等が頻繁に使用されており、カードは現代社会におい ては必需品であるといえる。さらにカード本来の目的からカード状形態とされて いるものもあるが、携帯に利便であること等の理由から電卓、キーケース、印鑑 等をもカード状形態としているものもある。また日本においては古くから名刺が 使用されている。ここでカード状形態とは、一般的には縦50mm〜55mm、 横80mm〜90mm、厚み0.1mm〜3mm程度の形状を有するものを広く 含む。
【0005】 前述のとおり、テレフォンカード、各種プリペイドカード、キャッシュカード 、クレジットカード等のいわゆるカードおよびカード状形態を有する商品(以下 、カードと総称する)が大量かつ頻繁に使用されているので、手帳カバー202 にも使用者の便宜を考慮して、カード220を収納するためのカード収納部20 1が設けられている。
【0006】 カード収納部201は、内ポケット部206の表面221に形成され、カード 挿入口215、底部216および側部217によって袋状に形成されている。底 部216および側部217は内カバー体205および/または内ポケット部20 6に熱融着されて形成される。カード挿入口215はカード収納部201に収納 されるカード220の出し入れが容易にできるように段差部218が設けられて いる。カード収納部201にカード220を収納することによって、手帳使用者 はカード220を手帳本体203と一緒に携帯することができ、カード220が 必要なときに直ちにカード収納部201からカード220を取り出すことができ る。
【0007】 しかしながら従来の技術におけるカード収納部201は、内ポケット部206 の表面221に、カード挿入口215、底部216および側部217によって袋 状に形成され、底部216および側部217は内カバー体205および/または 内ポケット部206に縫製加工および/またはウェルダー加工を施して形成され るので、製造に非常に手間がかかり、製造コストが上昇する。さらにウェルダー 加工によって熱融着する場合にはカード収納部201は合成樹脂製でなければな らない。したがって高級感のある天然皮革を材料として用いることができず、材 質的に安っぽく、かつ暖かみが感じられない商品となってしまう。天然皮革を使 用して、接着または縫製加工によってカード収納部201を形成することも可能 であるが、この場合には耐久性が低い上に製造工数が多くなり製造コストの観点 から採用されていない。さらに従来の技術におけるカード収納部201は底部2 16および側部217を熱融着することによって袋状に形成されるので、製造工 数が多く、製造コストが高くなってしまう。
【0008】 したがって本考案の目的は、製造工数を低減し、低い製造コストで製造できる カード収納具を提供することである。また高級感のある天然皮革を材料として用 いることができるカード収納具を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、カードが収納されるカード収納部と手帳本体の表紙部が挿入される 手帳挿入部とを含むカード収納具であって、 手帳本体は表紙部と背当部と記帳部とから成り、記帳部は日付情報が予め印刷 された日記欄と住所情報が記載される住所録欄と手帳の使用者が自由に使用する ことができる使用者記入欄とのうち少なくとも1つを含み、 カード収納具は合成樹脂製または合成皮革製の外カバー体と合成樹脂製または 合成皮革製の透明または半透明の内カバー体とを含み、 手帳挿入部は外カバー体と内カバー体とによって袋状に形成され、手帳本体の 表紙部が挿入される手帳挿入口を有し、 カードが挿入されるカード挿入口は内カバー体の表面に1本〜10本の範囲か ら選ばれる本数の切れ目を入れることにより形成され、 内カバー体の表面を含む平面内において、ひとつのカード挿入口を含む仮想直 線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが成す角度θは30 °〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であって、 内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカード挿入口上端部までの距離 D1は、内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカード挿入口下端部まで の距離D2と同一、または内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカード 挿入口下端部までの距離D2よりも大きく形成されていることを特徴とするカー ド収納具である。
【0010】 本考案に従えば、カード収納具はカードが収納されるカード収納部と手帳本体 の表紙部が挿入される手帳挿入部とを含むので、カード収納部に収納されるカー ドと手帳本体とを一緒に携帯することが可能である。手帳本体は表紙部と背当部 と記帳部とから成り、記帳部は日付情報が予め印刷された日記欄と住所情報が記 載される住所録欄と手帳の使用者が自由に使用することができる使用者記入欄と のうち少なくとも1つを含むので、手帳使用者は日記欄に予め印刷された日付情 報を容易に認識することができ、住所録欄には手帳使用者の必要な住所情報を記 入することができ、使用者記入欄に手帳使用者の必要な情報を自由に記入するこ とができる。カード収納具は合成樹脂製または合成皮革製の外カバー体と合成樹 脂製または合成皮革製の透明または半透明の内カバー体とを含み、手帳挿入部は 外カバー体と内カバー体とによって袋状に形成され、手帳本体の表紙部が挿入さ れる手帳挿入口を有するので、手帳本体をカード収納具に容易に装着することが できる。カードが挿入されるカード挿入口は内カバー体の表面に1本〜10本の 範囲から選ばれる本数の切れ目を入れることにより形成されるので、カード収納 具の製造が容易である。内カバー体の表面を含む平面内において、ひとつのカー ド挿入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2 とが成す角度θは30°〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であって、内カ バー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカード挿入口上端部までの距離D1は 、内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカード挿入口下端部までの距離 D2と同一、または内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカード挿入口 下端部までの距離D2よりも大きく形成されているので、1枚〜10枚のカード をカード収納部に収納することができ、カードの出し入れを容易に行うことが可 能である。
【0011】 また本考案は、カードが収納されるカード収納部と手帳本体の表紙部が挿入さ れる手帳挿入部とを含む天然皮革製のカード収納具であって、 手帳本体は表紙部と背当部と記帳部とから成り、記帳部は日付情報が予め印刷 された日記欄と住所情報が記載される住所録欄と手帳の使用者が自由に使用する ことができる使用者記入欄とのうち少なくとも1つを含み、 手帳挿入部は外カバー体と内カバー体とによって袋状に形成され、手帳本体の 表紙部が挿入される手帳挿入口を有し、 カードが挿入されるカード挿入口は内カバー体の表面に1本〜10本の範囲か ら選ばれる本数の切れ目を入れることにより形成され、 内カバー体の表面を含む平面内において、ひとつのカード挿入口を含む仮想直 線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが成す角度θは30 °〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であって、 内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカード挿入口上端部までの距離 D1は、内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカード挿入口下端部まで の距離D2と同一、または内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカード 挿入口下端部までの距離D2よりも大きく形成されていることを特徴とするカー ド収納具である。
【0012】 本考案に従えば、カード収納具はカードが収納されるカード収納部と手帳本体 の表紙部が挿入される手帳挿入部とを含むので、カード収納部に収納されるカー ドと手帳本体とを一緒に携帯することが可能であって、高級感のある天然皮革を 原材料として使用するので高い商品価値を有する商品とすることができる。手帳 本体は表紙部と背当部と記帳部とから成り、記帳部は日付情報が予め印刷された 日記欄と住所情報が記載される住所録欄と手帳の使用者が自由に使用することが できる使用者記入欄とのうち少なくとも1つを含むので、手帳使用者は日記欄に 予め印刷された日付情報を容易に認識することができ、住所録欄には手帳使用者 の必要な住所情報を記入することができ、使用者記入欄に手帳使用者の必要な情 報を自由に記入することができる。カード収納具は天然皮革製の外カバー体と天 然皮革製の内カバー体とを含み、手帳挿入部は外カバー体と内カバー体とによっ て袋状に形成され、手帳本体の表紙部が挿入される手帳挿入口を有するので、手 帳本体をカード収納具に容易に装着することができる。カードが挿入されるカー ド挿入口は内カバー体の表面に1本〜10本の範囲から選ばれる本数の切れ目を 入れることにより形成されるので、カード収納具の製造が容易である。内カバー 体の表面を含む平面内において、ひとつのカード挿入口を含む仮想直線L1とカ ード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが成す角度θは30°〜90° の範囲から選ばれる特定の角度であって、内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一 側面からカード挿入口上端部までの距離D1は、内カバー体の手帳挿入口側の縦 方向一側面からカード挿入口下端部までの距離D2と同一、または内カバー体の 手帳挿入口側の縦方向一側面からカード挿入口下端部までの距離D2よりも大き く形成されているので、1枚〜10枚のカードをカード収納部に収納することが でき、カードの出し入れを容易に行うことが可能である。
【0013】 さらに本考案は、内カバー体の表面を含む平面内において、ひとつのカード挿 入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが 成す角度θは50°〜70°の範囲から選ばれる特定の角度であることを特徴と する。
【0014】 本考案に従えば、内カバー体の表面を含む平面内において、ひとつのカード挿 入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが 成す角度θは50°〜70°の範囲から選ばれる特定の角度であるので、カード 収納具に収納されるカードをカード収納具に容易に収納することができるととも に、カードがカード収納具から簡単に抜け落ちることがない。
【0015】 さらにまた本考案は、内カバー体の表面を含む平面内において、ひとつのカー ド挿入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2 とが成す角度θは70°〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であることを特 徴とする。
【0016】 本考案に従えば、内カバー体の表面を含む平面内において、ひとつのカード挿 入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが 成す角度θは70°〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であるので、カード 収納具に収納されるカードをカード収納具に容易に収納することができるととも に、カードがカード収納具から簡単に抜け落ちることがない。
【0017】 さらにまた本考案は、内カバー体の横方向の幅W1がカード収納部に収納され るカードの短辺の幅W2よりも短く形成されていることを特徴とする。
【0018】 本考案に従えば、内カバー体の横方向の幅W1がカード収納部に収納されるカ ードの短辺の幅W2よりも短く形成されているので、内カバー体を小さく形成す ることができ、材料コストを低減することができる。
【0019】 さらにまた本考案は、カードが収納されるカード収納部と、紙幣が収納される 紙幣収納部および硬貨が収納される硬貨収納部の少なくともひとつとを含む合成 樹脂製または合成皮革製のカード収納具であって、 カードが挿入されるカード挿入口はカード収納具の内側に形成される内ポケッ ト部の表面に1本〜10本の範囲から選ばれる本数の切れ目を入れることにより 形成され、 内ポケット部の表面を含む平面内において、ひとつのカード挿入口を含む仮想 直線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが成す角度θは3 0°〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であって、 内ポケット部の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦方向一側面からカード挿入 口上端部までの距離D1は、内ポケット部の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦 方向一側面からカード挿入口下端部までの距離D2と同一、または内ポケット部 の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦方向一側面からカード挿入口下端部までの 距離D2よりも大きく形成されていることを特徴とするカード収納具である。
【0020】 本考案に従えば、カード収納具はカードが収納されるカード収納部と、紙幣が 収納される紙幣収納部および硬貨が収納される硬貨収納部の少なくともひとつと を含むので、カードと紙幣および/または硬貨を一緒に携帯することができる。 カード収納具は合成樹脂製または合成皮革製であって、カードが挿入されるカー ド挿入口は内ポケット部の表面に1本〜10本の範囲から選ばれる本数の切れ目 を入れることにより形成されるので、カード収納具の製造が容易である。内ポケ ット部の表面を含む平面内において、ひとつのカード挿入口を含む仮想直線L1 とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが成す角度θは30°〜9 0°の範囲から選ばれる特定の角度であって、内ポケット部の紙幣収納部または 硬貨収納部の縦方向一側面からカード挿入口上端部までの距離D1は、内ポケッ ト部の紙幣収納部または硬貨収納部の縦方向一側面からカード挿入口下端部まで の距離D2と同一、または内ポケット部の紙幣収納部または硬貨収納部の縦方向 一側面からカード挿入口下端部までの距離D2よりも大きく形成されているので 、1枚〜10枚のカードをカード収納部に収納することができ、カードの出し入 れを容易に行うことが可能である。
【0021】 さらにまた本考案は、カードが収納されるカード収納部と、紙幣が収納される 紙幣収納部および硬貨が収納される硬貨収納部の少なくともひとつとを含む天然 皮革製のカード収納具であって、 カードが挿入されるカード挿入口はカード収納具の内側に形成される内ポケッ ト部の表面に1本〜10本の範囲から選ばれる本数の切れ目を入れることにより 形成され、 内ポケット部の表面を含む平面内において、ひとつのカード挿入口を含む仮想 直線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが成す角度θは3 0°〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であって、 内ポケット部の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦方向一側面からカード挿入 口上端部までの距離D1は、内ポケット部の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦 方向一側面からカード挿入口下端部までの距離D2と同一、または内ポケット部 の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦方向一側面からカード挿入口下端部までの 距離D2よりも大きく形成されていることを特徴とするカード収納具である。
【0022】 本考案に従えば、カード収納具はカードが収納されるカード収納部と、紙幣が 収納される紙幣収納部および硬貨が収納される硬貨収納部の少なくともひとつと を含むので、カードと紙幣および/または硬貨を一緒に携帯することができる。 カード収納具は天然皮革製であって、カードが挿入されるカード挿入口は内ポケ ット部の表面に1本〜10本の範囲から選ばれる本数の切れ目を入れることによ り形成されるので、カード収納具の製造が容易である。内ポケット部の表面を含 む平面内において、ひとつのカード挿入口を含む仮想直線L1とカード収納具の 横方向一側面を含む仮想直線L2とが成す角度θは30°〜90°の範囲から選 ばれる特定の角度であって、内ポケット部の紙幣収納部または硬貨収納部の縦方 向一側面からカード挿入口上端部までの距離D1は、内ポケット部の紙幣収納部 または硬貨収納部の縦方向一側面からカード挿入口下端部までの距離D2と同一 、または内ポケット部の紙幣収納部または硬貨収納部の縦方向一側面からカード 挿入口下端部までの距離D2よりも大きく形成されているので、1枚〜10枚の カードをカード収納部に収納することができ、カードの出し入れを容易に行うこ とが可能である。
【0023】 さらに本考案は、内ポケット部の表面を含む平面内において、ひとつのカード 挿入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2と が成す角度θは50°〜70°の範囲から選ばれる特定の角度であることを特徴 とする。
【0024】 本考案に従えば、内ポケット部の表面を含む平面内において、ひとつのカード 挿入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2と が成す角度θは50°〜70°の範囲から選ばれる特定の角度であるので、カー ド収納具に収納されるカードをカード収納具に容易に収納することができるとと もに、カードがカード収納具から簡単に抜け落ちることがない。
【0025】 さらに本考案は、内ポケット部の表面を含む平面内において、ひとつのカード 挿入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2と が成す角度θは70°〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であることを特徴 とする。
【0026】 本考案に従えば、内ポケット部の表面を含む平面内において、ひとつのカード 挿入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2と が成す角度θは70°〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であるので、カー ド収納具に収納されるカードをカード収納具に容易に収納することができるとと もに、カードがカード収納具から簡単に抜け落ちることがない。
【0027】 さらにまた本考案は、内ポケット部の横方向の幅W1がカード収納部に収納さ れるカードの短辺の幅W2よりも短く形成されていることを特徴とする。
【0028】 本考案に従えば、内ポケット部の横方向の幅W3がカード収納部に収納される カードの短辺の幅W2よりも短く形成されているので、内ポケット部を小さく形 成することができ、材料コストを低減することができる。
【0029】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施の一形態であるカード収納具10の斜視図であり、図2は カード収納具10の内カバー体20の平面図であり、図3は内カバー体20のカ ード収納部30にカード40を収納した状態を示す平面図である。
【0030】 カード収納具10は、カード40が収納されるカード収納部30と手帳本体5 0の表紙部51が挿入される手帳挿入部60とから成る。
【0031】 手帳本体50は、表紙部51と背当部52と記帳部53とから成る。前記記帳 部53には日付情報が予め印刷された日記欄と住所情報が記載される住所録欄と 手帳の使用者が自由に使用することができる記入欄とのうち少なくとも1つを含 む。前記日付情報とは、たとえば1カ月間〜60カ月間の日付、日付に対応する 曜日、国民の休日等に関する情報であって、1頁に1週間分、2週間分、1カ月 分等の日付情報が適宜印刷されているものをいう。前記住所情報とは手帳の使用 者が適宜参照を希望する人、法人、機関等の連絡先であって、前記人、法人、機 関等の住所、電話番号、ファクシミリ番号等である。前記記入欄は手帳の使用者 の目的、好み等に応じて、手帳の使用者が自由に各種情報を記入し、使用するも のである。
【0032】 前記カード収納具10は、合成樹脂製または合成皮革製の外カバー体21と合 成樹脂製または合成皮革製の透明または半透明の内カバー体20とを含む。外カ バー体21および内カバー体20の原材料として用いられる合成樹脂製材料また は合成皮革製材料は、たとえばポリエチレン樹脂製、ポリプロピレン樹脂製、ポ リスチレン樹脂およびその共重合樹脂製、アクリル樹脂製、塩化ビニル系樹脂製 、酢酸ビニル系樹脂製である。内カバー体20はカード収納具10の外周側とな る縦方向一側面22および横方向一側面23、24を外カバー体21に熱融着、 縫製加工または接着することにより定着される。内カバー体20の手帳本体50 の背当部52側の縦方向一側面25は外カバー体21には定着されずに、手帳本 体50の表紙部51が挿入される手帳挿入口61を形成する。すなわち手帳挿入 部60は外カバー体21と内カバー体20とによって袋状に形成され、手帳本体 50の表紙部51が挿入される手帳挿入口61を有する。
【0033】 手帳挿入部60に手帳本体50の表紙部51が挿入され、手帳本体50がカー ド収納具10から容易に離脱することがない。内カバー体20は透明または半透 明の合成樹脂製であるので、カード収納部30に収納されるカード40を容易に 認識することができる。
【0034】 カード収納部30は内カバー体20と外カバー体21とによって形成され、カ ード40が挿入されるカード挿入口31は内カバー体20の表面26に1〜10 本の範囲から選ばれる本数の切れ目27を入れることによって形成される。本実 施の形態においてはカード挿入口31は3本である。カード挿入口31の両端に は、内カバー体20の亀裂防止の目的で、亀裂防止用穴28が形成される。
【0035】 カード挿入口31を内カバー体20の表面26に切れ目27を入れるだけでカ ード収納部30を形成することができるので、従来の技術におけるカード収納部 201を形成する場合のように、内ポケット部206の表面221に、カード挿 入口215、底部216および側部217によって袋状に形成し、底部216お よび側部217は内カバー体205および/または内ポケット部206に縫製加 工および/またはウェルダー加工を施して形成する必要がなく、製造工数および 製造コストを低減することができる。カード挿入口31の本数を1〜10本の範 囲から適宜選択することによって、収納可能なカード40の枚数を選択でき、利 用者の選択度が増加する。
【0036】 カード挿入口31は、内カバー体20の表面26を含む平面内において、ひと つのカード挿入口31を含む仮想直線L1とカード収納具10の横方向一側面3 5を含む仮想直線L2とが成す角度θは30〜90°の範囲から選ばれる。本実 施の形態においては前記角度θは60°である。
【0037】 前記角度θを30〜90°の範囲から適宜選択することによって、カード挿入 口31の本数を変更することが可能であって、カード40の収納枚数の異なった カード収納具10を提供することができる。前記各度θが30°未満の場合には カード挿入口31を形成する際に、カード収納部30の横方向の幅W3が大きく なってしまうので、内カバー体20の横方向の幅W1を大きくする必要があり、 カード収納具10自体が大きくなってしまい、携帯に不便となるだけではなく、 材料コストも増加してしまうので好ましくない。前記各度θが90°を越える場 合には、カード収納部30に収納したカード40がカード収納部30から容易に 抜け落ちるので好ましくない。
【0038】 内カバー体20の手帳挿入口61側の縦方向一側面である内カバー体20の縦 方向一側面25からカード挿入口上端部65までの距離D1は、内カバー体20 の手帳挿入口61側の縦方向一側面である内カバー体20の縦方向一側面25か らカード挿入口下端部66までの距離D2と同一、または内カバー体20の手帳 挿入口61側の縦方向一側面である内カバー体20の縦方向一側面25からカー ド挿入口下端部66までの距離D2よりも大きく形成されている。したがって、 カード収納部30に収納されたカード40がカード収納部30から容易に抜け落 ちることがない。
【0039】 カード挿入口上端部65からカード挿入口下端部66を含みカード収納具10 の横方向一側面35と平行な仮想直線L3までの距離D3は、カード40の長辺 41の長さW4とほぼ同じ長さである。
【0040】 図3に示すように、カード40をカード挿入口31に挿入することによってカ ード40をカード収納部30に収納することができる。カード40の下側の短辺 42がカード挿入口下端部66に当接し、カード40の一方の長辺41が内カバ ー体20は縦方向一側面22に当接することによって、カード40はカード収納 部30に収納される。
【0041】 本実施の形態において、内カバー体20および外カバー体21は合成樹脂製ま たは合成皮革製から成るものであるが、他の実施の形態として、内カバー体20 および外カバー体21は天然皮革製から成るものであってもよい。内カバー体2 0および外カバー体21が天然皮革製であるので、材質的に高級感のあるカード 収納具10とすることができる。さらに従来技術のカード収納具200において はカード収納部201を熱融着によって形成していたので天然皮革を用いること はできなかったが、内カバー体20にカード挿入口31を切れ目27を入れるだ けでカード収納部30を形成することができるので、内カバー体20および外か バー体21に天然皮革製の材料を用いることができる。
【0042】 図4は、本考案の他の実施の形態のカード収納具70の内カバー体71を示す 平面図である。
【0043】 本実施の形態におけるカード収納具70は、カード収納具10と類似の構成で あって、対応する部分には同一の参照苻を付して説明する。本実施の形態のカー ド収納具70のカード挿入口31は、内カバー体20の表面26を含む平面内に おいて、ひとつのカード挿入口31を含む仮想直線L1とカード収納具70の横 方向一側面35を含む仮想直線L2とが成す角度θは75°である。前記各度θ が75°であるので、内カバー体71の表面26に形成されるカード挿入口31 の本数を多く形成することができ、カード収納部30に収納できるカード40の 枚数を多くすることができる。
【0044】 図5は、本考案の他の実施の形態のカード収納具80の内カバー体81を示す 平面図である。
【0045】 本実施の形態におけるカード収納具80は、カード収納具10と類似の構成で あって、対応する部分には同一の参照苻を付して説明する。本実施の形態のカー ド収納具80のカード挿入口31は、内カバー体81の表面26を含む平面内に おいて、ひとつのカード挿入口31を含む仮想直線L1とカード収納具10の横 方向一側面35を含む仮想直線L2とが成す角度θは75°である。本実施の形 態においては、内カバー体20の横方向の幅W1をカード収納部30に収納され るカード40の短辺42の幅W2よりも短く形成される。したがって内カバー体 81として必要な材料の材料費を少なくすることができ、材料コストを低減する ことができる。さらに本実施の形態のカード収納具80自体の大きさを小さくす ることができ、形態に利便なカード収納具80を提供することができる。
【0046】 図6は、本考案の他の実施の形態のカード収納具90の内カバー体91を示す 平面図である。
【0047】 本実施の形態におけるカード収納具90は、カード収納具10と類似の構成で あって、対応する部分には同一の参照苻を付して説明する。本実施の形態のカー ド収納具90のカード挿入口31は、内カバー体91の表面26を含む平面内に おいて、ひとつのカード挿入口31を含む仮想直線L1とカード収納具10の横 方向一側面35を含む仮想直線L2とが成す角度θは75°である。本実施の形 態においては、内カバー体20の横方向の幅W1をカード収納部30に収納され るカード40の短辺42の幅W2よりも短く形成される。したがって内カバー体 20として必要な材料費を少なくすることができ、材料コストを低減することが できる。さらに本実施の形態のカード収納具90自体の大きさを小さくすること ができ、形態に利便なカード収納具90を提供することができる。さらに本実施 の形態のカード収納具90は、内カバー体20と外かバー体21との中間に表紙 カバー体92が設けられており、外かバー体21と表紙カバー体92とによって 形成される表紙挿入部93と、内カバー体20と表紙カバー体92とによって袋 部94とが形成される。カード収納具90には表紙挿入部93と袋部94が形成 されているので、収納部分が多く、使用者にとって利便である。
【0048】 図7は、本考案の他の実施の形態のカード収納具100の内カバー体101を 示す平面図であり、図8は内カバー体101のカード収納部30にカード40を 収納した状態を示す平面図である。
【0049】 本実施の形態におけるカード収納具100は、カード収納具10と類似の構成 であって、対応する部分には同一の参照苻を付して説明する。本実施の形態のカ ード収納具100のカード挿入口31は、内カバー体101の表面26を含む平 面内において、ひとつのカード挿入口31を含む仮想直線L1とカード収納具1 00の横方向一側面35を含む仮想直線L2とが成す角度θは90°である。
【0050】 カード挿入口102の長さHはカード収納部30に収納されるカード40の長 辺41とほぼ同一である。ひとつのカード挿入口102と隣接するもう一つのカ ード挿入口102との距離W5は5〜20mmの範囲に選ばれ、本実施の形態に おいては前記距離W5は10mmである。
【0051】 本実施の形態のカード収納具100においては、カード40はカード挿入口1 02に横方向に移動されて収納される。
【0052】 図9は、本考案の他の実施の形態のカード収納具110の内カバー体111を 示す平面図である。
【0053】 本実施の形態におけるカード収納具110は、カード収納具10と類似の構成 であって、対応する部分には同一の参照苻を付して説明する。本実施の形態のカ ード収納具110のカード挿入口112は、内カバー体111の表面26を含む 平面内において、ひとつのカード挿入口112を含む仮想直線L1とカード収納 具110の横方向一側面35を含む仮想直線L2とが成す角度θは90°である 。
【0054】 カード挿入口112の長さHはカード収納部30に収納されるカード40の長 辺とほぼ同一である。ひとつのカード挿入口112と隣接するもう一つのカード 挿入口112との距離W5は5〜20mmの範囲に選ばれ、本実施の形態におい ては前記距離W5は5mmである。
【0055】 本実施の形態のカード収納具110においては、カード40はカード挿入口1 12に横方向に移動されて収納される。
【0056】 図10は、本考案の他の実施の形態のカード収納具120を示す斜視図である 。
【0057】 カード収納具120は、カード40が収納される、外カバー体121と内カバ ー体122とによって形成されるカード収納部123と、紙幣124が収納され る紙幣収納部125および硬貨126が収納される硬貨収納部127とから成る 。カード収納具120は合成樹脂製または合成皮革製であって、外カバー体12 1、内カバー体122、紙幣収納部125および硬貨収納部127は熱融着また は/および縫製加工によって相互に定着されている。すなわち内カバー体122 は縦方向一側面128および横方向一側面129、130を外カバー体121に 熱融着、縫製加工または接着することにより定着される。内カバー体122の縦 方向一側面131は外カバー体121には定着されない。内カバー体122およ び外カバー体121とによって袋状に形成されるポケット部132には、カード 収納具120の使用者の目的に応じて、領収書、各種チケット等を収納すること ができる。
【0058】 紙幣124が収納される紙幣収納部125は、カード収納具120を折り畳ん だ状態でカード収納部123と対向する位置に設けられる。硬貨126が収納さ れる硬貨収納部127は、紙幣収納部125の表面に袋状に形成され、硬貨収納 部127は金属製のチャック137によって開閉自在な硬貨挿入口138を有す る。
【0059】 カード収納部123は内カバー体122と外カバー体121とによって形成さ れ、カード40が挿入されるカード挿入口133は内カバー体122の表面13 4に1〜10本の範囲から選ばれる本数の切れ目135を入れることによって形 成される。本実施の形態においてはカード挿入口133は3本である。カード挿 入口133の両端には、内カバー体122の亀裂防止の目的で、亀裂防止用穴1 36が形成される。
【0060】 カード挿入口133を内カバー体122の表面134に切れ目135を入れる だけでカード収納部123を形成することができるので、従来の技術におけるカ ード収納部201を形成する場合のように、内ポケット部206の表面221に 、カード挿入口215、底部216および側部217によって袋状に形成し、底 部216および側部217は内カバー体205および/または内ポケット部20 6に縫製加工および/またはウェルダー加工を施して形成する必要がなく、製造 工数および製造コストを低減することができる。カード挿入口133の本数を1 〜10本の範囲から適宜選択することによって、収納可能なカード40の枚数を 選択でき、利用者の選択度が増加する。
【0061】 カード挿入口133は、内カバー体122の表面134を含む平面内において 、ひとつのカード挿入口133を含む仮想直線L1とカード収納具120の横方 向一側面129を含む仮想直線L2とが成す角度θは30〜90°の範囲から選 ばれる。本実施の形態においては前記角度θは60°である。
【0062】 前記角度θを30〜90°の範囲から適宜選択することによって、カード挿入 口133の本数を変更することが可能であって、カード40の収納枚数の異なっ たカード収納具120を提供することができる。前記各度θが30°未満の場合 にはカード挿入口133を形成する際に、カード収納部123の横方向の幅が大 きくなってしまうので、内カバー体122の横方向の幅を大きくする必要があり 、カード収納具120自体が大きくなってしまい、携帯に不便となるだけではな く、材料コストも増加してしまうので好ましくない。前記各度θが90°を越え る場合には、カード収納部123に収納したカード40がカード収納部123か ら容易に抜け落ちるので好ましくない。
【0063】 内カバー体122の縦方向一側面131からカード挿入口上端部65までの距 離は、内カバー体122の縦方向一側面131からカード挿入口下端部66まで の距離と同一、または内カバー体122の縦方向一側面131からカード挿入口 下端部66までの距離よりも大きく形成されている。したがって、カード収納部 123に収納されたカード40がカード収納部123から容易に抜け落ちること がない。
【0064】 カード挿入口上端部65からカード挿入口下端部66を含みカード収納具12 0の横方向一側面129と平行な仮想直線L3までの距離D3は、カード40の 長辺41の長さW4とほぼ同じ長さである。
【0065】 カード40をカード挿入口133に挿入することによってカード40をカード 収納部123に収納することができる。カード40の下側の短辺42がカード挿 入口下端部66に当接し、カード40の一方の長辺41が内カバー体122は縦 方向一側面128に当接することによって、カード40はカード収納部123に 収納される。
【0066】 本実施の形態において、内カバー体122および外カバー体121は合成樹脂 製または合成皮革製から成るものであるが、他の実施の形態として、内カバー体 122および外カバー体121は天然皮革製から成るものであってもよい。内カ バー体122および外カバー体121が天然皮革製であるので、材質的に高級感 のあるカード収納具120とすることができる。さらに従来技術のカード収納具 200においてはカード収納部201を熱融着によって形成していたので天然皮 革を用いることはできなかったが、内カバー体122にカード挿入口133を切 れ目135を入れるだけでカード収納部123を形成することができるので、内 カバー体122および外かバー体121に天然皮革製の材料を用いることができ る。
【0067】 本案実施の形態のカード収納具120のカード挿入口133は、内カバー体1 22の表面134を含む平面内において、ひとつのカード挿入口133を含む仮 想直線L1とカード収納具120の横方向一側面129を含む仮想直線L2とが 成す角度θは60°であるが、本考案の他の実施の形態として、前記角度θは、 50〜70°の範囲から選ばれる特定の角度であって、たとえば前記角度θは6 0°である。前記各度θが60°であるので、内カバー体122の表面134に 形成されるカード挿入口133に挿入されるカード40が容易にカード収納具1 20から離脱することがない。
【0068】 また本考案の他の実施の形態として、前記角度θは、70〜90°の範囲から 選ばれる特定の角度であって、たとえば前記角度θは75°である。前記各度θ が75°であるので、内カバー体122の表面134に形成されるカード挿入口 133の本数を多く形成することができ、カード収納部123に収納できるカー ド40の枚数を多くすることができる。
【0069】 また本考案の他の実施の形態として、本実施の形態においては、内カバー体1 22の横方向の幅をカード収納部123に収納されるカード40の短辺42の幅 よりも短く形成してもよい。内カバー体122の横方向の幅をカード収納部12 3に収納されるカード40の短辺42の幅よりも短く形成するので、内カバー体 122として必要な材料の材料費を少なくすることができ、材料コストを低減す ることができる。さらに本考案の他の実施の形態のカード収納具自体の大きさを 小さくすることができ、形態に利便なカード収納具を提供することができる。
【0070】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、カード収納部に収納されるカードと手帳本体と を一緒に携帯することが可能であって、手帳使用者は日記欄に予め印刷された日 付情報を容易に認識することができ、住所録欄には手帳使用者の必要な住所情報 を記入することができ、使用者記入欄に手帳使用者の必要な情報を自由に記入す ることができ、手帳本体をカード収納具に容易に装着することができる。カード が挿入されるカード挿入口は内カバー体の表面に1本〜10本の範囲から選ばれ る本数の切れ目を入れることにより形成されるので、カード収納具の製造が容易 であって、1枚〜10枚のカードをカード収納部に収納することができ、カード の出し入れを容易に行うことが可能である。
【0071】 また本考案によれば、カード収納部に収納されるカードと手帳本体とを一緒に 携帯することが可能であって、高級感のある天然皮革を使用するので高い商品価 値を有する商品とすることができ、手帳使用者は日記欄に予め印刷された日付情 報を容易に認識することができ、住所録欄には手帳使用者の必要な住所情報を記 入することができ、使用者記入欄に手帳使用者の必要な情報を自由に記入するこ とができる。カード収納具は天然皮革製の外カバー体と天然皮革製の内カバー体 とを含み、手帳挿入部は外カバー体と内カバー体とによって袋状に形成され、手 帳本体の表紙部が挿入される手帳挿入口を有するので、手帳本体をカード収納具 に容易に装着することができ、カード収納具の製造が容易である。内カバー体の 表面を含む平面内において、ひとつのカード挿入口を含む仮想直線とカード収納 具の横方向一側面を含む仮想直線とが成す角度θは30°〜90°の範囲から選 ばれる特定の角度であって、内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカー ド挿入口上端部までの距離は、内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカ ード挿入口下端部までの距離と同一、または内カバー体の手帳挿入口側の縦方向 一側面からカード挿入口下端部までの距離よりも大きく形成されているので、1 枚〜10枚のカードをカード収納部に収納することができ、カードの出し入れを 容易に行うことが可能である。
【0072】 さらに本考案よれば、内カバー体の表面を含む平面内において、ひとつのカー ド挿入口を含む仮想直線とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線とが成す 角度θは50°〜70°の範囲から選ばれる特定の角度であるので、カード収納 具に収納されるカードをカード収納具に容易に収納することができるとともに、 カードがカード収納具から簡単に抜け落ちることがない。
【0073】 さらにまた本考案によれば、内カバー体の表面を含む平面内において、ひとつ のカード挿入口を含む仮想直線とカード収納具の横方向一側面を含む仮想直線と が成す角度θは70°〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であるので、カー ド収納具に収納されるカードをカード収納具に容易に収納することができるとと もに、カードがカード収納具から簡単に抜け落ちることがない。
【0074】 内カバー体の横方向の幅W1がカード収納部に収納されるカードの短辺の幅W2 よりも短く形成されているので、内カバー体を小さく形成することができ、材料 コストを低減することができる。
【0075】 さらにまた本考案によれば、カードと紙幣および/または硬貨を一緒に携帯す ることができ、カード収納具の製造が容易であり、1枚〜10枚のカードをカー ド収納部に収納することができ、カードの出し入れを容易に行うことが可能であ る。
【0076】 さらにまた本考案によれば、カードと紙幣および/または硬貨を一緒に携帯す ることができ、カード収納具の製造が容易であり、1枚〜10枚のカードをカー ド収納部に収納することができ、カードの出し入れを容易に行うことが可能であ る。
【0077】 さらにまた本考案によれば、カード収納具に収納されるカードをカード収納具 に容易に収納することができるとともに、カードがカード収納具から簡単に抜け 落ちることがない。
【0078】 さらにまた本考案によれば、カード収納具に収納されるカードをカード収納具 に容易に収納することができるとともに、カードがカード収納具から簡単に抜け 落ちることがない。
【0079】 さらにまた本考案によれば、内ポケット部を小さく形成することができ、材料 コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態であるカード収納具10
の斜視図である。
【図2】カード収納具10の内カバー体20の平面図で
ある。
【図3】内カバー体20のカード収納部30にカード4
0を収納した状態を示す平面図である。
【図4】本考案の他の実施の形態のカード収納具70の
内カバー体71を示す平面図である。
【図5】本考案の他の実施の形態のカード収納具80の
内カバー体81を示す平面図である。
【図6】本考案の他の実施の形態のカード収納具90の
内カバー体91を示す平面図である。
【図7】本考案の他の実施の形態のカード収納具100
の内カバー体101を示す平面図である。
【図8】内カバー体101のカード収納部30にカード
40を収納した状態を示す平面図である。
【図9】本考案の他の実施の形態のカード収納具110
の内カバー体111を示す平面図である。
【図10】本考案の他の実施の形態のカード収納具12
0を示す斜視図である。
【図11】従来の技術におけるカード収納部201を有
する手帳カバー202に挿入された手帳本体203の斜
視図である。
【図12】カード収納部201を拡大して示す平面図で
ある。
【符号の説明】
10,70,80,90,100,110,120 カ
ード収納具 20,71,81,91,101,111,122 内
カバー体 21,72,82,92,102,112,121 外
カバー体 22,25,128,131 縦方向一側面 23,24,35,129,130 横方向一側面 26,134 表面 27,135 切れ目 30,123 カード収納部 31,102,112,133 カード挿入口 40 カード 50 手帳本体 51 表紙部 52 背当部 53 記帳部 60 手帳挿入部 61 手帳挿入口 65 手帳挿入口上端部 66 手帳挿入口下端部 125 紙幣収納部 127 硬貨収納部 132 ポケット部 L1 内カバー体20の表面26を含む平面内における
ひとつのカード挿入口31を含む仮想直線 L2 内カバー体20の表面26を含む平面内における
カード収納具10の横方向一側面35を含む仮想直線 θ 仮想直線L1と仮想直線L2とが成す角度 D1 内カバー体120の手帳挿入口61側の縦方向一
側面25からカード挿入口上端部65までの距離 D2 内カバー体20の手帳挿入口61側の縦方向一側
面25からカード挿入口下端部66までの距離 W1 内カバー体20の横方向の幅 W2 カード収納部30に収納されるカード40の短辺
の幅

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードが収納されるカード収納部と手帳
    本体の表紙部が挿入される手帳挿入部とを含むカード収
    納具であって、 手帳本体は表紙部と背当部と記帳部とから成り、記帳部
    は日付情報が予め印刷された日記欄と住所情報が記載さ
    れる住所録欄と手帳の使用者が自由に使用することがで
    きる使用者記入欄とのうち少なくとも1つを含み、 カード収納具は合成樹脂製または合成皮革製の外カバー
    体と合成樹脂製または合成皮革製の透明または半透明の
    内カバー体とを含み、 手帳挿入部は外カバー体と内カバー体とによって袋状に
    形成され、手帳本体の表紙部が挿入される手帳挿入口を
    有し、 カードが挿入されるカード挿入口は内カバー体の表面に
    1本〜10本の範囲から選ばれる本数の切れ目を入れる
    ことにより形成され、 内カバー体の表面を含む平面内において、ひとつのカー
    ド挿入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向一
    側面を含む仮想直線L2とが成す角度θは30°〜90
    °の範囲から選ばれる特定の角度であって、 内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカード挿
    入口上端部までの距離D1は、内カバー体の手帳挿入口
    側の縦方向一側面からカード挿入口下端部までの距離D
    2と同一、または内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一
    側面からカード挿入口下端部までの距離D2よりも大き
    く形成されていることを特徴とするカード収納具。
  2. 【請求項2】 カードが収納されるカード収納部と手帳
    本体の表紙部が挿入される手帳挿入部とを含む天然皮革
    製のカード収納具であって、 手帳本体は表紙部と背当部と記帳部とから成り、記帳部
    は日付情報が予め印刷された日記欄と住所情報が記載さ
    れる住所録欄と手帳の使用者が自由に使用することがで
    きる使用者記入欄とのうち少なくとも1つを含み、 手帳挿入部は外カバー体と内カバー体とによって袋状に
    形成され、手帳本体の表紙部が挿入される手帳挿入口を
    有し、 カードが挿入されるカード挿入口は内カバー体の表面に
    1本〜10本の範囲から選ばれる本数の切れ目を入れる
    ことにより形成され、 内カバー体の表面を含む平面内において、ひとつのカー
    ド挿入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向一
    側面を含む仮想直線L2とが成す角度θは30°〜90
    °の範囲から選ばれる特定の角度であって、 内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一側面からカード挿
    入口上端部までの距離D1は、内カバー体の手帳挿入口
    側の縦方向一側面からカード挿入口下端部までの距離D
    2と同一、または内カバー体の手帳挿入口側の縦方向一
    側面からカード挿入口下端部までの距離D2よりも大き
    く形成されていることを特徴とするカード収納具。
  3. 【請求項3】 内カバー体の表面を含む平面内におい
    て、ひとつのカード挿入口を含む仮想直線L1とカード
    収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが成す角度
    θは50°〜70°の範囲から選ばれる特定の角度であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか
    1項に記載のカード収納具。
  4. 【請求項4】 内カバー体の表面を含む平面内におい
    て、ひとつのカード挿入口を含む仮想直線L1とカード
    収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが成す角度
    θは70°〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか
    1項に記載のカード収納具。
  5. 【請求項5】 内カバー体の横方向の幅W1がカード収
    納部に収納されるカードの短辺の幅W2よりも短く形成
    されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載のカード収納具。
  6. 【請求項6】 カードが収納されるカード収納部と、紙
    幣が収納される紙幣収納部および硬貨が収納される硬貨
    収納部の少なくともひとつとを含む合成樹脂製または合
    成皮革製のカード収納具であって、 カードが挿入されるカード挿入口はカード収納具の内側
    に形成される内ポケット部の表面に1本〜10本の範囲
    から選ばれる本数の切れ目を入れることにより形成さ
    れ、 内ポケット部の表面を含む平面内において、ひとつのカ
    ード挿入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向
    一側面を含む仮想直線L2とが成す角度θは30°〜9
    0°の範囲から選ばれる特定の角度であって、 内ポケット部の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦方向
    一側面からカード挿入口上端部までの距離D1は、内ポ
    ケット部の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦方向一側
    面からカード挿入口下端部までの距離D2と同一、また
    は内ポケット部の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦方
    向一側面からカード挿入口下端部までの距離D2よりも
    大きく形成されていることを特徴とするカード収納具。
  7. 【請求項7】 カードが収納されるカード収納部と、紙
    幣が収納される紙幣収納部および硬貨が収納される硬貨
    収納部の少なくともひとつとを含む天然皮革製のカード
    収納具であって、 カードが挿入されるカード挿入口はカード収納具の内側
    に形成される内ポケット部の表面に1本〜10本の範囲
    から選ばれる本数の切れ目を入れることにより形成さ
    れ、 内ポケット部の表面を含む平面内において、ひとつのカ
    ード挿入口を含む仮想直線L1とカード収納具の横方向
    一側面を含む仮想直線L2とが成す角度θは30°〜9
    0°の範囲から選ばれる特定の角度であって、 内ポケット部の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦方向
    一側面からカード挿入口上端部までの距離D1は、内ポ
    ケット部の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦方向一側
    面からカード挿入口下端部までの距離D2と同一、また
    は内ポケット部の紙幣収納部または硬貨収納部側の縦方
    向一側面からカード挿入口下端部までの距離D2よりも
    大きく形成されていることを特徴とするカード収納具。
  8. 【請求項8】 内ポケット部の表面を含む平面内におい
    て、ひとつのカード挿入口を含む仮想直線L1とカード
    収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが成す角度
    θは50°〜70°の範囲から選ばれる特定の角度であ
    ることを特徴とする請求項6または請求項7のいずれか
    1項に記載のカード収納具。
  9. 【請求項9】 内ポケット部の表面を含む平面内におい
    て、ひとつのカード挿入口を含む仮想直線L1とカード
    収納具の横方向一側面を含む仮想直線L2とが成す角度
    θは70°〜90°の範囲から選ばれる特定の角度であ
    ることを特徴とする請求項6または請求項7のいずれか
    1項に記載のカード収納具。
  10. 【請求項10】 内ポケット部の横方向の幅W1がカー
    ド収納部に収納されるカードの短辺の幅W2よりも短く
    形成されていることを特徴とする請求項6〜9のいずれ
    か1項に記載のカード収納具。
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