JP3119731B2 - 高低速切替え型モータの温度低減装置 - Google Patents
高低速切替え型モータの温度低減装置Info
- Publication number
- JP3119731B2 JP3119731B2 JP04244802A JP24480292A JP3119731B2 JP 3119731 B2 JP3119731 B2 JP 3119731B2 JP 04244802 A JP04244802 A JP 04244802A JP 24480292 A JP24480292 A JP 24480292A JP 3119731 B2 JP3119731 B2 JP 3119731B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- circuit
- winding
- low speed
- speed rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Induction Machinery (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一次巻線回路に高速回
転用巻線と低速回転用巻線とを備え、スイッチング回路
の切替えにより出力切替を行うことが可能な多相モータ
における発生熱の低減を図る高低速切替え型モータの温
度低減装置に関する。
転用巻線と低速回転用巻線とを備え、スイッチング回路
の切替えにより出力切替を行うことが可能な多相モータ
における発生熱の低減を図る高低速切替え型モータの温
度低減装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】多相モータ、例えば、三相誘導型スピン
ドルモータの一次巻線回路に高速回転用巻線と低速回転
用巻線とを備え、スイッチング回路を介してこれら高低
速回転巻線間の切替え、高速回転時には巻線数の少ない
小さなリアクトル成分巻線回路とし、低速回転時には巻
線数の多い大きなリアクトル成分巻線回路として高低速
切替え型モータは周知であり、例えば、実開昭５５−１
２７４６号公報等に開示されている。
ドルモータの一次巻線回路に高速回転用巻線と低速回転
用巻線とを備え、スイッチング回路を介してこれら高低
速回転巻線間の切替え、高速回転時には巻線数の少ない
小さなリアクトル成分巻線回路とし、低速回転時には巻
線数の多い大きなリアクトル成分巻線回路として高低速
切替え型モータは周知であり、例えば、実開昭５５−１
２７４６号公報等に開示されている。
【０００３】また、この高低速切替え型モータの駆動回
路にパルス幅変調回路（ＰＷＭ回路）を設け、ディジタ
ル駆動制御を行う方式が近時は多用されている。然しな
がら、このような高低速切替え型のモータの一次巻線に
おいては、高速回転用巻線のリアクトル成分が小さいこ
とから、高速回転駆動時にはＰＷＭ駆動によりインバー
タ回路を経てモータ一次巻線にパルス実効電圧がかけら
れ、これにより、直流抵抗成分Ｒとリアクタンス成分Ｌ
とを有した同一次巻線に流れる一次電流ｉは、パルス実
効電圧の立ち上がり時点には、ステップ関数の一般解の
過渡項（ｉ＝Ｋ・ｅ-Rt/l ）として得られる過渡電流現
象を呈するが、このとき、リアクタンス成分が小さいこ
とにより、同一次電流中には高調波成分、つまり電流リ
プル成分が多く含まれることになる。故に、このような
高調波電流成分が鉄損熱の発生原因となり、モータの温
度上昇を来す原因となっている。
路にパルス幅変調回路（ＰＷＭ回路）を設け、ディジタ
ル駆動制御を行う方式が近時は多用されている。然しな
がら、このような高低速切替え型のモータの一次巻線に
おいては、高速回転用巻線のリアクトル成分が小さいこ
とから、高速回転駆動時にはＰＷＭ駆動によりインバー
タ回路を経てモータ一次巻線にパルス実効電圧がかけら
れ、これにより、直流抵抗成分Ｒとリアクタンス成分Ｌ
とを有した同一次巻線に流れる一次電流ｉは、パルス実
効電圧の立ち上がり時点には、ステップ関数の一般解の
過渡項（ｉ＝Ｋ・ｅ-Rt/l ）として得られる過渡電流現
象を呈するが、このとき、リアクタンス成分が小さいこ
とにより、同一次電流中には高調波成分、つまり電流リ
プル成分が多く含まれることになる。故に、このような
高調波電流成分が鉄損熱の発生原因となり、モータの温
度上昇を来す原因となっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このようにモータ温度
が上昇すると、結局は長時間にわたる高速回転が困難と
なる。従って、斯かる高低速切替え型モータを、例え
ば、工作機械の主軸駆動モータとして組み込んだとき、
連続長時間の切削加工に支障を来す等の不利を生む原因
となっている。
が上昇すると、結局は長時間にわたる高速回転が困難と
なる。従って、斯かる高低速切替え型モータを、例え
ば、工作機械の主軸駆動モータとして組み込んだとき、
連続長時間の切削加工に支障を来す等の不利を生む原因
となっている。
【０００５】依って、本発明の主目的は、モータの一次
巻線回路内には、何ら変更、改変を加えることなく、モ
ータが高速回転用巻線回路に切替えられて高速回転する
場合における鉄損熱の発生を抑止し、モータ温度の低減
を図り得るようにする高低速切替え型モータの温度低減
装置を提供せんとするものである。
巻線回路内には、何ら変更、改変を加えることなく、モ
ータが高速回転用巻線回路に切替えられて高速回転する
場合における鉄損熱の発生を抑止し、モータ温度の低減
を図り得るようにする高低速切替え型モータの温度低減
装置を提供せんとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、高低速切替え
型モータの高速回転用巻線回路だけに直列接続可能なリ
アクトルを一次巻線回路の外部回路に直列接続で設け、
入力側から見たリアクタンス成分を増加させて高速回転
時における一次電流中の高調波成分を除去し、以て鉄損
熱の発生原因を除去し、モータ温度の低減を図るもので
ある。
型モータの高速回転用巻線回路だけに直列接続可能なリ
アクトルを一次巻線回路の外部回路に直列接続で設け、
入力側から見たリアクタンス成分を増加させて高速回転
時における一次電流中の高調波成分を除去し、以て鉄損
熱の発生原因を除去し、モータ温度の低減を図るもので
ある。
【０００７】すなわち、本発明によれば、スイッチング
回路を介して切替え可能な高速回転用巻線と低速回転用
巻線とを有した一次巻線回路を各相に備えた高低速切替
え型モータにおいて、前記一次巻線回路の外部回路に介
挿され、前記高速回転用巻線にのみ直列接続可能なリア
クトルを設け、以て一次電流の高調波成分におけるリッ
プル低減によりモータ発生熱を低減させようにした高低
速切替え型モータの温度低減装置が提供される。以下、
本発明を添付図面に示す実施例に基づいて、更に、詳細
に説明する。
回路を介して切替え可能な高速回転用巻線と低速回転用
巻線とを有した一次巻線回路を各相に備えた高低速切替
え型モータにおいて、前記一次巻線回路の外部回路に介
挿され、前記高速回転用巻線にのみ直列接続可能なリア
クトルを設け、以て一次電流の高調波成分におけるリッ
プル低減によりモータ発生熱を低減させようにした高低
速切替え型モータの温度低減装置が提供される。以下、
本発明を添付図面に示す実施例に基づいて、更に、詳細
に説明する。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明による温度低減装置を備えた
高低速切替え型三相星形結線を有したモータの回路図、
図２は、同じく本発明による温度低減装置を備えた高低
速切替え型三相デルタ結線形モータの回路である。図１
を参照すると、本発明による温度低減装置を備えた三相
星形結線からなる一次巻線を備えたモータの駆動回路の
実施例が図示されており、モータの一次巻線回路１０
は、三相一次巻線回路として形成され、Ｕ相、Ｖ相、Ｗ
相の各相を備え、かつ、各相毎に低速回転用入力端Ｕ
１，Ｖ１，Ｗ１と高速回転用入力端Ｕ２，Ｖ２，Ｗ２を
備えている。
高低速切替え型三相星形結線を有したモータの回路図、
図２は、同じく本発明による温度低減装置を備えた高低
速切替え型三相デルタ結線形モータの回路である。図１
を参照すると、本発明による温度低減装置を備えた三相
星形結線からなる一次巻線を備えたモータの駆動回路の
実施例が図示されており、モータの一次巻線回路１０
は、三相一次巻線回路として形成され、Ｕ相、Ｖ相、Ｗ
相の各相を備え、かつ、各相毎に低速回転用入力端Ｕ
１，Ｖ１，Ｗ１と高速回転用入力端Ｕ２，Ｖ２，Ｗ２を
備えている。
【０００９】即ち、図示から明らかなように、低速回転
時には高速回転時より巻線ターン数を多くするために、
低速回転時の一巻線におけるリアクタンスが高速回転時
の一次巻線におけるリアクタンスより大きく形成されて
いる。そして、このような三相星形モータは、駆動装置
１２から巻線切替装置４０を経て駆動電流の供給を受け
る構成を有し、故に、巻線切替装置４０の低速側スイッ
チ４２がオンに切替えられているときには、低速回転用
入力端Ｕ１，Ｖ１，Ｗ１から励磁用の電流入力が印加さ
れ、高速側スイッチ４４がオンに切替えられて低速側ス
イッチ４２がオフにされているときには、高速回転用入
力端Ｕ２，Ｖ２，Ｗ２から励磁用電流が印加される。こ
うして印加された入力電流が一次電流であり、モータの
駆動電流となる。そして、この一次電流中に含まれた高
調波電流成分がモータの鉄損熱の原因となる。
時には高速回転時より巻線ターン数を多くするために、
低速回転時の一巻線におけるリアクタンスが高速回転時
の一次巻線におけるリアクタンスより大きく形成されて
いる。そして、このような三相星形モータは、駆動装置
１２から巻線切替装置４０を経て駆動電流の供給を受け
る構成を有し、故に、巻線切替装置４０の低速側スイッ
チ４２がオンに切替えられているときには、低速回転用
入力端Ｕ１，Ｖ１，Ｗ１から励磁用の電流入力が印加さ
れ、高速側スイッチ４４がオンに切替えられて低速側ス
イッチ４２がオフにされているときには、高速回転用入
力端Ｕ２，Ｖ２，Ｗ２から励磁用電流が印加される。こ
うして印加された入力電流が一次電流であり、モータの
駆動電流となる。そして、この一次電流中に含まれた高
調波電流成分がモータの鉄損熱の原因となる。
【００１０】なお、駆動装置１２は、三相電流指令入力
の入力端を有し、電流制御部、三角波比較ＰＷＭ制御
部、パワートランジスタ素子から成るインバータ回路部
等を含んで形成され、モータ一次巻線回路１０にＰＷＭ
方式制御によるパルス実効電圧をかけることにより、一
次電流を供給し、励磁を行うように形成されている。こ
こで、本実施例では、巻線切替装置４０において、高速
側スイッチ４４がオンに切替えられ、モータの一次巻線
回路１０における高速回転用巻線に励磁電流が供給され
るときには、同高速回転用巻線回路の外部回路に三相各
相に一定のリアクタンスを直列接続するリアクトル５０
が介挿される。
の入力端を有し、電流制御部、三角波比較ＰＷＭ制御
部、パワートランジスタ素子から成るインバータ回路部
等を含んで形成され、モータ一次巻線回路１０にＰＷＭ
方式制御によるパルス実効電圧をかけることにより、一
次電流を供給し、励磁を行うように形成されている。こ
こで、本実施例では、巻線切替装置４０において、高速
側スイッチ４４がオンに切替えられ、モータの一次巻線
回路１０における高速回転用巻線に励磁電流が供給され
るときには、同高速回転用巻線回路の外部回路に三相各
相に一定のリアクタンスを直列接続するリアクトル５０
が介挿される。
【００１１】このようなリアクトル５０が介挿されるこ
とにより、駆動装置１２側から見たモータの一次巻線回
路１０においては、その等価回路における一次漏れ回路
におけるリアクタンス成分が増加することとなり、従っ
て、三相各相にパルス実効電圧が掛けられた場合の一次
電流における各立ち上がり過程、つまり電流変化の過渡
期における時定数が大きくなり、電流リップル、つま
り、高調波電流成分の発生が抑制される。その結果、モ
ータの固定子における鉄損熱の発生を低減することが可
能となり、モータの温度低減を実現することができるの
である。そして、このことは、長時間に亘るモータの連
続高速運転においても所要の出力を確保することが可能
となり、モータが回転駆動源として利用される場合に
は、極めて良好な効果を発揮するのである。
とにより、駆動装置１２側から見たモータの一次巻線回
路１０においては、その等価回路における一次漏れ回路
におけるリアクタンス成分が増加することとなり、従っ
て、三相各相にパルス実効電圧が掛けられた場合の一次
電流における各立ち上がり過程、つまり電流変化の過渡
期における時定数が大きくなり、電流リップル、つま
り、高調波電流成分の発生が抑制される。その結果、モ
ータの固定子における鉄損熱の発生を低減することが可
能となり、モータの温度低減を実現することができるの
である。そして、このことは、長時間に亘るモータの連
続高速運転においても所要の出力を確保することが可能
となり、モータが回転駆動源として利用される場合に
は、極めて良好な効果を発揮するのである。
【００１２】なお、この場合に、モータ一次巻線１０の
高速回転用巻線に直列接続されるリアクトル５０のリア
クタンス成分の大きさは、モータの出力値と対応した同
一次巻線回路１０の高速回転用巻線におけるリアクタン
ス成分の値に応じて設計、選定すれば良く、モータの出
力低下を最小限に抑止しつつ、鉄損熱の発生を最大限に
低減できるように設定すれば良い。また、電気的素子と
してのリアクトル５０は、簡単に市販品から入手可能で
あることは言うまでもない。
高速回転用巻線に直列接続されるリアクトル５０のリア
クタンス成分の大きさは、モータの出力値と対応した同
一次巻線回路１０の高速回転用巻線におけるリアクタン
ス成分の値に応じて設計、選定すれば良く、モータの出
力低下を最小限に抑止しつつ、鉄損熱の発生を最大限に
低減できるように設定すれば良い。また、電気的素子と
してのリアクトル５０は、簡単に市販品から入手可能で
あることは言うまでもない。
【００１３】ここで、モータの低速回転要請に応じて巻
線切替装置４０において、低速側スイッチ４２がオンに
切替えられ、従って高速側スイッチ４４がオフに切替え
られているときには、モータの一次巻線回路１０におけ
る低速回転用巻線は、高速回転用巻線に対比して図１の
回路図からも明らかなように、リアクタンス成分が大き
いから外部回路に別途のリアクトルを接続しないでも、
十分に鉄損熱の発生を抑止し得るのである。しかも、一
次巻線回路１０の外部回路にリアクトル成分が介挿され
ないことは、同リアクトルにおける電圧降下の影響で一
次巻線１０に対する実効電圧が低減することを防止でき
るから、出力の低減を来すこともないのである。
線切替装置４０において、低速側スイッチ４２がオンに
切替えられ、従って高速側スイッチ４４がオフに切替え
られているときには、モータの一次巻線回路１０におけ
る低速回転用巻線は、高速回転用巻線に対比して図１の
回路図からも明らかなように、リアクタンス成分が大き
いから外部回路に別途のリアクトルを接続しないでも、
十分に鉄損熱の発生を抑止し得るのである。しかも、一
次巻線回路１０の外部回路にリアクトル成分が介挿され
ないことは、同リアクトルにおける電圧降下の影響で一
次巻線１０に対する実効電圧が低減することを防止でき
るから、出力の低減を来すこともないのである。
【００１４】図２は、本発明による温度低減装置を三相
デルタ結線形モータに適用した場合の実施例を示してい
る。同図２において、モータの一次巻線回路１０Ａは、
略示的に図示されているが他の構成は図１の星形結線モ
ータの場合と同様で、巻線切替装置４０において、高速
側スイッチ４４がオンの状態では、リアクトル５０がモ
ータの一次巻線回路１０Ａの高速回転用巻線の入力端子
Ｘ，Ｙ，Ｚに直列接続され、同高速側スイッチ４４がオ
フに切替えられ、低速側スイッチ４２がオンに切替えら
れたときにはリアクトル５０は、一次巻線回路１０Ａに
介挿接続されることはない。
デルタ結線形モータに適用した場合の実施例を示してい
る。同図２において、モータの一次巻線回路１０Ａは、
略示的に図示されているが他の構成は図１の星形結線モ
ータの場合と同様で、巻線切替装置４０において、高速
側スイッチ４４がオンの状態では、リアクトル５０がモ
ータの一次巻線回路１０Ａの高速回転用巻線の入力端子
Ｘ，Ｙ，Ｚに直列接続され、同高速側スイッチ４４がオ
フに切替えられ、低速側スイッチ４２がオンに切替えら
れたときにはリアクトル５０は、一次巻線回路１０Ａに
介挿接続されることはない。
【００１５】この結果、高速回転時には、リアクトル５
０の介挿により前述した三相星形結線による一次巻線の
場合と同様に、高速回転用巻線回路におけるリアクタン
ス成分を増加させて駆動装置１２からパルス実効電圧が
掛けられて一次巻線回路１０Ａに励磁用一次電流が流れ
る場合の高調波電流成分の発生を抑止し、故に、モータ
の固定子コアにおける鉄損熱の発生による温度上昇を低
減させることが可能となるのである。
０の介挿により前述した三相星形結線による一次巻線の
場合と同様に、高速回転用巻線回路におけるリアクタン
ス成分を増加させて駆動装置１２からパルス実効電圧が
掛けられて一次巻線回路１０Ａに励磁用一次電流が流れ
る場合の高調波電流成分の発生を抑止し、故に、モータ
の固定子コアにおける鉄損熱の発生による温度上昇を低
減させることが可能となるのである。
【００１６】
【発明の効果】以上の実施例の説明を介して明らかなよ
うに、本発明によれば、高低速切替え型の多相モータに
おける固定子一次巻線における高速回転用巻線のリアク
タンス成分が低速回転用巻線のリアクタンス成分より小
さくなることに起因して、モータ駆動をＰＷＭ方式制御
により行わうとき、一次巻線回路に掛けられるパルス実
効電圧による一次巻線電流の立ち上がり時における高調
波が増加することに鑑みて、一次巻線回路の外部回路に
リアクトルを直列接続する構成としたことにより、一次
巻線電流の立ち上がり時における電流リップル（高調波
電流成分）を低減させて固定子コアにおける鉄損熱の発
生を抑止可能となり、延いては、モータの温度低減を図
ることが可能な温度低減装置が得られたのである。
うに、本発明によれば、高低速切替え型の多相モータに
おける固定子一次巻線における高速回転用巻線のリアク
タンス成分が低速回転用巻線のリアクタンス成分より小
さくなることに起因して、モータ駆動をＰＷＭ方式制御
により行わうとき、一次巻線回路に掛けられるパルス実
効電圧による一次巻線電流の立ち上がり時における高調
波が増加することに鑑みて、一次巻線回路の外部回路に
リアクトルを直列接続する構成としたことにより、一次
巻線電流の立ち上がり時における電流リップル（高調波
電流成分）を低減させて固定子コアにおける鉄損熱の発
生を抑止可能となり、延いては、モータの温度低減を図
ることが可能な温度低減装置が得られたのである。
【００１７】従って、斯かる温度低減装置を備えた高低
速切替え形多相モータを工作機械の主軸駆動源等に用い
たとき、連続高速回転を比較的出力低下を抑止しつつ、
長時間に亘り継続させることが可能となる効果が得られ
る。
速切替え形多相モータを工作機械の主軸駆動源等に用い
たとき、連続高速回転を比較的出力低下を抑止しつつ、
長時間に亘り継続させることが可能となる効果が得られ
る。
【図１】本発明による温度低減装置を備えた高低速切替
え型三相星形結線を有したモータの回路図である。
え型三相星形結線を有したモータの回路図である。
【図２】同じく本発明による温度低減装置を備えた高低
速切替え型三相デルタ結線形モータの回路である。
速切替え型三相デルタ結線形モータの回路である。
１０…一次巻線回路 １０Ａ…一次巻線回路 １２…駆動装置 ４０…巻線切替装置 ４２…低速側スイッチ ４４…高速側スイッチ ５０…リアクトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 尚志 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−32596（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−70664（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−187591（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 スイッチング回路を介して切替え可能な
高速回転用巻線と低速回転用巻線とを有した一次巻線回
路を各相に備えた高低速切替え型モータにおいて、 前記一次巻線回路の外部回路に介挿され、前記高速回転
用巻線にのみ常に直列接続されるリアクトルを設けたこ
とを特徴とする高低速切替え型モータの温度低減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04244802A JP3119731B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 高低速切替え型モータの温度低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04244802A JP3119731B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 高低速切替え型モータの温度低減装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0698508A JPH0698508A (ja) | 1994-04-08 |
| JP3119731B2 true JP3119731B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=17124162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04244802A Expired - Fee Related JP3119731B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 高低速切替え型モータの温度低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3119731B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101135521B1 (ko) * | 2006-02-08 | 2012-04-19 | 엘지이노텍 주식회사 | 편평형 무정류자 진동모터 |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP04244802A patent/JP3119731B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0698508A (ja) | 1994-04-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3037471B2 (ja) | 誘導電動機の巻線切換駆動方式 | |
| JP2004015892A (ja) | インバータの制御装置及び電気自動車 | |
| JP2010537621A (ja) | 電気機器 | |
| KR20150140741A (ko) | 다상 인버터 제어용 디바이스 | |
| Ryu et al. | A unified flux and torque control method for DTC-based induction-motor drives | |
| JPH05272823A (ja) | 能力可変型空気調和装置の制御方法 | |
| JP3596711B2 (ja) | 工作機用モータの巻線切替装置 | |
| JP5082495B2 (ja) | 電動回転機の電源制御装置 | |
| JP2007236179A (ja) | モータ装置 | |
| JP3119731B2 (ja) | 高低速切替え型モータの温度低減装置 | |
| JP2019004670A (ja) | 電動機制御装置および電動機制御方法 | |
| JP2008160920A (ja) | 結線パターン切換装置 | |
| JP2000050687A (ja) | 多重巻線モータドライブ装置 | |
| JP3980324B2 (ja) | モータ駆動電流制御装置およびその方法 | |
| JP2000324892A (ja) | インバータ駆動モータ | |
| US20210167714A1 (en) | Method for operating an electronically commutated synchronous machine, and actuation circuit | |
| Cao et al. | Direct torque model predictive control of a polyphase permanent magnet synchronous motor with current harmonic suppression and loss reduction | |
| JPH0662597A (ja) | 交流可変速駆動装置 | |
| JP3851208B2 (ja) | インバータ一体型駆動装置 | |
| JP4476585B2 (ja) | ２ｙモータの固定子構造 | |
| JP7104642B2 (ja) | 回転電機の駆動装置 | |
| WO1997025770A1 (fr) | Moteur monophase a bobine d'inductance relie a une source d'alimentation | |
| JP2000324891A (ja) | インバータ駆動モータ | |
| KR101979428B1 (ko) | 권선 절체 제어 장치 및 방법, 그리고 그를 이용한 3상 교류 전동기 | |
| JP2019187058A (ja) | ポールチエンジモータ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081013 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081013 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |