JP3112269B2 - 印刷リボンアセンブリ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はリボンアセンブリに関し、特にプリンタ及び
他の装置の印刷リボンとして利用するためのリボンアセ
ンブリに関する。

（従来技術） 種々の印刷装置としてのリボンアセンブリはリボン供
給リール、リボン巻取リール、一定長さの印刷リボンと
からなっている。

リボン供給リールは普通印刷ヘッドの反対側に配置さ
れているリボン巻取リールと共に印刷ヘッドの片面に配
置されている。リボン供給リールは運転中リボン供給リ
ールからリボンが移動できるような方向に中心軸の回り
を回転する。同様にしてリボン巻取リールはリボン巻取
リールがリボン供給リールにより与えられたリボンを巻
取ることができる方向に中心軸の回りを回転する。リボ
ンがリボン供給リールからリボン巻取リールに移動する
につれて、リボンは印刷表面にリボン上に設けたインキ
のような印刷媒材を転写させる印刷ヘッドの前を通過す
る。

もしも印刷リボンが多種多様の使用のために設計さ
れ、リボンを逆方向に動かすことができるためにはリボ
ン供給リールの回転方向を逆転することがしばしば必要
になる。これは１回以上印刷ヘッドの前を印刷リボンが
通過することを可能としている。このことは手動により
リボン供給リール及びリボン巻取リールの回転方向を逆
転し達成されてきた。

多くの印刷リボンは印刷媒材に熱エネルギを加えるこ
とにより印刷表面に転写するところで熱的に操作され
る。熱印刷ヘッドは適切なやり方で熱印刷リボンに対し
て熱エネルギを供給するように適合されている。熱印刷
において終始一貫した印刷性能を確実にするために熱ヘ
ッドの温度、印刷の速度、印刷ヘッドの前を通過する印
刷リボンの速度、及び同様なものを含む種々の操作パラ
メータを制御することが望しい。

公知のリボンアセンブリ及び印刷ヘッドに関してこれ
らの操作パラメータは代表的には手動で設定され、印刷
条件の変化に従い調整されてきた。例えば、第１の熱印
刷リボンが第２の熱印刷リボンで置換されるならば終始
一貫した印刷を確実にするために印刷ヘッドの熱エネル
ギの出力を手動で調整する必要がある。

本発明の目的はプリンタの種々の操作パラメータを自
動的に制御する方法を提供することである。本発明によ
ればこれはプリンタに提供されたデータに基づきその操
作パラメータを変更するよう適合されているプリンタを
提供することにより達成される。データはプリンタに読
出し手段から提供され、それは用いられるリボンアセン
ブリのプリンタのリボンスプールにより支えられるバー
コードのような符号化しるしを読出しする。

本発明の他の目的は印刷条件を変えることに基づく印
刷アセンブリの操作パラメータを自動的に変更できる印
刷アセンブリを提供することである。

本発明によればこのことは、それに設けられたデータ
に答えて操作パラメータを自動的に変更するよう適合さ
れたプリンタを含む印刷アセンブリによって達成され
る。さらにそのアセンブリはプリンタと共に使用するの
に適合したリボンアセンブリを含み、プリンタに使用さ
れるリボンの特定の種類を示す符号化したバーコードの
ような符号化しるしを含んでいる。使用されるリボンの
種類に基づく該リボンの特性に関連する予め記憶された
データを選択するとともに、該データをプリンタに供給
する手段を含んでいる。運転中読出し手段は符号化しる
し（バーコード）を読出し、操作パラメータに対して自
動的に調整するプリンタにプリンタの操作パラメータに
関連するデータを提供している。

本発明は、リボンアセンブリに関するものであり、リ
ボンアセンブリはリボンアセンブリによる印刷に適する
条件に関連する符号化したデータを包含するバーコード
を構成要件としている。このバーコードは、リボンアセ
ンブリのリボン供給スプールまたはリボン巻取スプール
のいずれかに配置さており、開始バー、幅広いバー、複
数のクロックバー及び停止バーから構成される。そのよ
うな印刷条件とは、使用されるリボンの特定の種類に基
づくリボン速度、印刷温度、それに同等なものである。

次に本発明を実施するのに最良と考えられる実施形態
を説明する。これは本発明の一般的な仕組を例示する目
的でなされたものであり、限定の意味にとるものではな
い。本発明の範囲は付記した特許請求の範囲により最も
よく限定されるものである。

第１図は、中央の垂直軸に沿って切断した本発明のリ
ボンアセンブリの横断面図を示している。第１図は、リ
ボンを保持及び供給するリボン供給スプール10、リボン
を受入れ及び保持するリボン巻取スプール12、及び印刷
リボン14を例示している。

リボン供給スプール10は第１の供給フランジ18を保持
する供給コア16、及び一般的に平行な位置関係にある第
２の供給フランジ20を含んでいる。本発明の第１図に示
された具体例では供給コア16は中空円筒形として描れて
いる。当業者は供給コア16の直径及び形状をどのように
も変化できることを理解するであろう。この具体例で
は、供給コア16は第１の供給フランジ18及び第２の供給
フランジ20を１つの空間関係に保持し、供給用コア16は
その回りにリボン14を巻きつけている。

供給コア16は前に記載した機能を果すために十分な機
械的強度を有する材料によって製造されている。そのよ
うな材料の例はクラフト紙、クラフト紙板、金属、有機
重合体材料及び同等物である。供給コア16が構成される
適当な有機重合体材料の例はスチレン樹脂、ナイロン樹
脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂及び
同等物である。

供給用コア16の一端部に第１供給フランジ18が接して
いて、印刷リボン14が供給用コア16の回りに巻かれると
きには印刷リボンのために１つの限界を提供している。
リボン供給スプール10を回転するために適した駆動機構
と協動するよう設計された第１の供給フランジギヤ22が
第１の供給フランジ18に集積的に取付けられている。供
給コア16を第１の供給フランジに堅く取付けるためどの
方法でも適している。第１図に示した本発明の具体例で
は第１の供給フランジは第１の供給フランジプラグ24の
上に集積的に取付けられていてそれは順番に供給用コア
16のなかにぴったりと合せられている。択一的に第１の
供給フランジ18は供給コア16と集積的に形成できる。

第２の供給フランジ20は供給コア16の回りに巻付けた
ときに印刷リボン14の限界を提供しているが、第１の供
給フランジ18に関して記載したのと同じやり方で供給コ
ア16に堅く第２の供給フランジプラグ26によって取付け
られている。同様に、第２供給フランジギヤ28は第２の
供給フランジ20に集積的に取付けられ、駆動機構と協力
するように適合されている。

第１及び第２の供給フランジ、プラグ及びギヤは種々
なエレメントとして機能を果することを出来るために必
要な機械的強度を有する材料から製造される。例えば、
その材料は金属、有機重合体材料及び同類物である。適
当な有機重合体の材料は、スチレン樹脂、アクリロニト
リル・ブタジエン・スチレン樹脂、ウレタン樹脂、アク
リレート樹脂、ナイロン樹脂及び同等物である。

リボン巻取スプール12は中心軸の回りを回転し、巻取
関係においてリボンを受入れるように適合される。この
リボン14はリボン供給スプール10から供給される。リボ
ン巻取スプール12の一部分はリボン供給スプール10の相
等する部分と設計及び機能が同一である。

リボン巻取スプール12は第１の巻取フランジ32を保持
する巻取コア30及び一般に平行関係にある第２の巻取フ
ランジ34とからなっている。第１の巻取フランジ32は巻
取コア30の回りに巻取られるときに印刷リボン14に限界
を提供し、巻取りコア30の一端部に取付けられる。第１
の巻取フランジギヤ36はリボン巻取スプール12が回転で
きるように適切な駆動機構と協力するよう設計され、第
１の巻取フランジ32に集積的に取付けられる。第１の巻
取フランジ32は第１の巻取フランジプラグ38に集積的に
取り付けられ、それは順番に巻取コア30の内部にぴった
りと合せられている。

第２の巻取フランジ34は、巻取コア30の回りに巻付け
られるときには印刷リボン14の限界を提供するが、第１
の巻取フランジ32に関して記載されたのと同じやり方で
巻取コア30に第２の巻取フランジプラグ40によってぴっ
たりと取付けられている。第２の巻取フランジギヤ42
は、第２の巻取フランジ34に集積的に取付けられ、リボ
ン巻取スプール12が回転をできるように駆動機構と協力
するよう設計されている。

リボン14は基体及び印刷媒材を含んでいる。リボン14
は印刷表面上に画像を印刷する印刷装置と協力できる。
印刷リボンはよく知られているものである。そのような
印刷リボンの例は炭素質の感圧化合物をその１つの表面
上に接着した有機重合体基体・感熱性媒体を１つの表面
に接着した有機重合体基体及び同等物、インキを含浸さ
せたクロスまたはクロス状のリボンである。

本発明の好ましい具体例において、印刷装置は熱プリ
ンタである。リボン14は有機重合体の基体でその１つの
表面に感熱性インキを接着したものである。熱プリント
ヘッドは使用にあたりリボン14の選択された部分に熱エ
ネルギを加える。そのような熱エネルギを加えるとリボ
ン基体の表面上に存在する感熱インキが融け、そのとき
印刷表面に移写される。適当な有機重合体の基体は、ポ
リエステルである。その基体は一般に1.5と10ミクロン
の間の厚さを有し、とくに2.5と５ミクロンの厚さが好
ましく、最も好ましいの約3.5ミクロンの厚さである。
感熱性インキは基体材料の融点以下の融点を有してい
る。一般に感熱性インキは融点として約30℃から約90℃
の範囲にあり、約50℃から80℃のものが有利であり、好
ましくは約60℃から70℃である。

本発明のリボンアセンブリはリボン供給スプールまた
はリボン巻取スプールのいずれかのプリンタスプールに
すくなくとも１つのバーコード44のような機械読出し可
能なコードを備えている。バーコードは当業者にはよく
知られている。「バーコード」なる術語は、印刷された
及び種々の模様化したバー及び空間及び時には数字の群
からなる符号に参照される。バーコードは赤外線走査器
のような走査手段により走査され、読出し手段により読
出しできるように設計されている。他の適当な機械によ
り読出し可能な符号化しるしも同様に使用できる。

第２図は、本発明に適当に使用されるバーコードを詳
しく例示するものである。環状バーコードは本発明の１
つの具体例として示し、約10の異なる数字までがそのな
かに符号化されている。バーコードに符号化された数字
（複数）は一般に反射または非反射のいずれかであると
して読出し手段または走査手段により解明される。代表
的には、バーコードに符号化された数字（複数）は、特
別に前もって決定されたプリンタの操作パラメータの設
定に関連づけられるであろう。走査及び読出し手段は数
字を走査し、読出し、その数字を特別にプリンタの操作
パラメータに関連する各々の記憶された数字と比較す
る。符号化された数字が「記憶された数字」と一致する
ときには、「記憶された数字」に関連する操作パラメー
タがプリンタにより遂行される。

本発明の１つの好ましい具体例の第２図に示されるバ
ーコード44は１から10の数字を表わしている。バーコー
ド44はフランジ18または34の１つに取付けられる。バー
コード44には開始バー46、幅広いバー48、９つのクロッ
クバー50a−ｉ及び停止バー52が含まれる。「バー（ba
r）」なる術語は、バーコードの非−反射（黒）部分に
参照される。具体例の例示ではバーコードは各間隔が回
転を12角度で表現することにより30の間隔に分割され
る。開始バーはクロックバーの幅の２倍の幅合であり、
停止バーの幅はクロックバーの幅の３倍であり、幅広い
バーはクロックバーの幅の４倍である。

開始バーは読出しサイクルの起点を示していて停止バ
ーは読出しサイクルの終点を示している。符号化された
数字は開始バーと幅広いバーとの間のクロックバーの数
字に等しい。読出しサイクルは常に開示バー、ｎ個のク
ロックバー（ｎ＝０から９）、幅広いバー、ｍ個のクロ
ックバー（ｍ＝９−ｎ）、停止バーと作動する。符号化
された数字はｎ個に等しい。それ故具体例の例示では符
号化された数字は零である。

第３図はリボンアセンブリの底面図を示している。第
３図の本発明の具体例ではバーコード44はリボン巻取ス
プール12により特に第２の巻取フランジ34により支えら
れて示されている。

バーコード44の走査または読出に適した手段は当業者
には良く知られている。代表的にはそのような走査器ま
たは読出器は或る種類の電磁放射線の発生によって作動
する。この電磁放射線はバーコードの上に向けられる。
バーコードは反射区域と非反射区域とからなり、或る電
磁放射線はバーコードに向けられて反射され、或る電磁
放射線はバーコードに向けられても反射しない。その反
射された電磁放射線を走査または読出手段のなかにある
光学センサのような読出手段により感知される。この反
射及び非反射の電磁放射線のパターンは特別な数字とし
て走査／読出手段により解明される。

事実、バーコードは走査及び読出手段により読出さ
れ、バーコード内に符号化された情報が印刷機構の種々
な操作パラメータを自動的に設定するのに用いられる。

例えば、光学センサはバーコードを読出すのに使用さ
れる。上述したように好ましい具体例においてバーコー
ドは10の数字（０から９）の１つを表わしている。マイ
クロコンピュータは光学センサからのデータを受け取り
０から９の数字としてそれを解読するのに用いられる。
マイクロコンピュータはその数字が例えば０から９の受
け入れられる値のあらかじめセットした範囲内にあるこ
とを確定するために記憶された範囲にある数字とバーコ
ードから読出された数字とを比較する。もしも、読出及
び解読された数字が適当な範囲のなかに無いとするとバ
ーコードの読出しに誤りがあったと設定され、新しい読
出が行なわれ、その過程が再び開始される。もしも読出
及び解読された数字が正しい範囲にあるとすると、ポイ
ンターは数字０から９の各々を持つ或るあらかじめ設定
された操作パラメータに合致する記憶表にセットされ
る。マイクロコンピュータはそこでポインターを経由し
て表のなかにインデクスし、表示され数字に関連した操
作の特徴がマイクロコンピュータにより解明される。

当業者は本発明の使用に多くのマイクロコンピュータ
が適していることを理解している。マイクロコンピュー
タの１例はインテル社により販売する商標8031のマイク
ロコンピュータである。上述の特別な操作パラメータに
関連する記憶数字に対して、バーコードについて解読さ
れた数字を比較する過程は第４図の流れ図に例示されて
いる。

例えば、バーコードについて解読されたデータから与
えられた入力に基づいて熱プリンタが自動的に単一の通
過リボンを使用するように設定する。択一的に、別のリ
ボンアセンブリが同じ熱プリンタで使用できるし、その
リボンアセンブリは印刷リボンが多種多様の通過リボン
であることを示すバーコードを含んでいる。本発明によ
り第２のリボンアセンブリを使用するのに必要な調整を
自動的に始めることができる。

本発明の他の実施例ではリボン供給スプール10にある
印刷リボンがすくなくなってきたことをオペレータに合
図するのにバーコードが使用されるであろう。このこと
は次のやり方で達成される。バーコードは走査または読
出手段により読出しまたは解読するように適合される。
走査または読出手段はバーコードの回転速度を決定でき
る。もしも、第３図においてバーコードがリボン供給ス
プール10の上にあるリボン14の供給が減少したものとし
て巻取スプール12に表われると、リボン巻取スプール12
の回転速度は低下する。リボン巻取スプール12に取付け
たバーコードの回転速度に基づいて、リボン供給スプー
ル10の上に残るリボンの相対量を決定できる。換言すれ
ば、リボン供給スプール10の上に残るリボンの量が減少
するにつれて、リボン巻取スプール12に取付けたバーコ
ードの回転数は減少する。あらかじめ決められた回転速
度に達することにより、走査または読出手段はバーコー
ドがオペレータにリボン供給スプール10の上に残ってい
るリボンが少量であることを示す信号を発生する。

特に、リボン巻取スプールはスリップ駆動系を通して
パルスモータにより駆動される。「パルスモータ（Step
per motor）」はパルス電圧が加わるたびに一定角度だ
け回転して静止するパルスにより動作するモータであ
る。パルスモータは一定速度でマイクロコンピュータに
より駆動される。しかしながら巻取スプールにリボンが
巻き取られるにつれて、それは速度を減少し回転する。
上述のように走査または読出手段はバーコードの上の反
射区域と非反射区域を読出しできる。走査または読出手
段（マイクロコンピュータを含む）はそれ故にバーコー
ドか完全な１回転を回転したときに例示した具体例で走
査または読出手段が12の非−反射バーを記録し、決定で
きる。走査または読出手段は出発の１つのバーから次の
バーの出発まで（反射及び非反射のバーの両方）生じる
パルスモータのパルスの数を計算する。具体例ではバー
コードは12個のバーからなっている。したがってそこに
はバーコードの完全な回転におけるパルスモータのパル
スの12の連続（１つの出発のバーから次の出発バーま
で）を計算する。マイクロコンピュータはすくなくとも
12の連続のパルスモータのパルスを記憶している。12の
記憶された値の和算は巻取スプールの１完全回転を生じ
るのに必要なパルスモータのパルスの数に等しい。マイ
クロコンピュータには基準値がプログラムされている。
この基準値は、リボン供給スプール上に残る供給リボン
が少ないと考えられる場合の巻取スプールの一回転当り
のパルスモータのパルスの数である。巻取スプールの一
回転を生じるのに必要とされるパルスモータのパルスの
数が記憶された基準値と等しいかそれより大きい時に
は、マイクロコンピュータは低リボン条件を示す信号を
発生する。第５図は上述の過程の段階を示す流れ図を例
示する。それはリボン巻取スプールの完全な一回転を生
じるのに必要なパルスモータのパルスの数に基づいて表
示されるべき低リボン条件であるか否かを決定するのに
使用される。

本発明の実施によれば、前述のリボンアセンブリが設
けられている。またそこにはリボンアセンブリに現われ
るバーコードの読出手段と印刷手段を設ける。印刷手段
にリボンアセンブリを最初に取付けしたのち、読出手段
はリボンアセンブリに取付けたバーコードのなかで符号
化されたデータを読出す。バーコードに符号化されたデ
ータに基づき印刷手段の種々な操作パラメータが自動的
に設定される。もしも後者のデータでリボンアセンブリ
が異なる印刷パラメータを必要として印刷手段に取付さ
れ、読出手段がリボンアセンブリに取付けられたバーコ
ードを読出し、自動的に新しいリボンアセンブリでもっ
て印刷するように印刷手段の印刷パラメータを調整す
る。

第６図の本発明による印刷アセンブリ54を例示してい
る。印刷アセンブリ54は、読出手段58及び印刷手段60を
含んでいる。リボンアセンブリ56は、一般的には水平位
置で印刷アセンブリに配置されている。リボンアセンブ
リ56は印刷アセンブリのなかに配置され、印刷リボン57
の左右方向の面は一般的には水平方向である。読出手段
58は前述のようにリボンアセンブリに位置するバーコー
ドを読出しできるように配置する。案内手段59は印刷手
段60が効果的に作業できるように印刷リボン57を配置す
るのに役立っている。最後に、印刷手段60は印刷区域62
の片側にあり、印刷面64は印刷区域62の反対の側にあ
る。印刷手段60は印刷区域62と印刷面64に関して有効な
関係にあるよう位置している。読出手段58により読出さ
れたデータは伝送手段66により印刷手段60に供給され
る。

本発明の好ましい具体例の上述の記述は、実施例及び
本発明の特徴であると考えられる新規な態様によって例
示している。しかしながらその特別な具体例は例示の目
的でなされたものであって、本発明の限界を定義するも
のではないことを理解するべきである。本発明の他の具
体例はそれ故に本発明の範囲に含まれるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のリボンアセンブリの側面の断面図であ
る。第２図はリボンアセンブリにあるバーコードの図、
第３図は第１図のリボンアセンブリの底面図、第４図は
本発明の第１の使用を説明する流れ図、第５図は本発明
の第２の使用を説明する流れ図、第６図は本発明の印刷
アセンブリの側面図である。 10……リボン供給スプール、 12……リボン巻取スプール、 14,57……印刷リボン、 16……供給コア、 18……第１の供給フランジ、 20……第２の供給フランジ、 22……第１のフランジギヤ、 24……第１の供給フランジプラグ、 26……第２の供給フランジプラグ、 30……巻取コア、 32……第１の巻取フランジ、 34……第２の巻取フランジ、 36……第１の巻取フランジギヤ、 38……第１の巻取フランジプラグ、 40……第２の巻取フランジプラグ、 42……第２の巻取フランジギヤ、 44……バーコード、46……出発バー、 48……幅広いバー、 50a〜50i……クロックバー、 52……停止バー、54……印刷アセンブリ、 56……リボンアセンブリ、58……読出手段、 59……案内手段、60……印刷手段、 62……印刷区域、64……印刷表面

フロントページの続き (72)発明者 ブレンダン フィー アメリカ合衆国 ニューハンプシャー 03051 リッチフィールド スターク レーン 34 (56)参考文献 特開 昭63−251268（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−148283（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−18360（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−257281（ＪＰ，Ａ)

Claims (4)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】そこに設けられたデータに基づき操作パラ
   メータを変更するように適合されたプリンタ、 前記プリンタと共に使用するために適合され、前記プリ
   ンタに使用されるリボンの特定の種類を示す、機械が読
   出しできる符号化しるしを含むリボンアセンブリ、 及び 使用されるリボンの前記種類に基づく該リボンの特性に
   関連する予め記憶されたデータを選択するとともに、該
   データを前記プリンタに供給する手段 とからなり、 前記符号化しるしは、リボン供給スプールまたはリボン
   巻取スプールのいずれかに配置されており、 前記機械が読出し出来る符号化しるしは、開始バー、幅
   広いバー、複数のクロックバー及び停止バーから成るバ
   ーコードであることを特徴とする印刷アセンブリ。
2. 【請求項２】それに設けられたデータに基づき操作パラ
   メータを変更するように適合されたプリンタの操作パラ
   メータを制御する方法が、 前記プリンタに使用されるリボンの特定の種類を示す、
   機械が読出しできる符号化しるしを備えたリボンアセン
   ブリを設け、 前記符号化しるしを読出しするための手段を設け、 使用されるリボンの前記種類に基づく該リボンの特性に
   関連する予め記憶されたデータを選択する手段を設け、 前記プリンタに対して前記予め記憶されたデータを供給
   するとともに、該データに基づきその操作パラメータを
   変更するプリンタの操作パラメータの制御方法であっ
   て、 前記符号化しるしは、リボン供給スプールまたはリボン
   巻取スプールのいずれかに配置されており、 前記機械が読出し出来る符号化しるしは、開始バー、幅
   広いバー、複数のクロックバー及び停止バーから成るバ
   ーコードであることを特徴とする制御方法。
3. 【請求項３】前記リボンアセンブリがリボン供給スプー
   ル、リボン巻取スプール及び一定長さの印刷リボンとか
   らなり、 前記機械が読出し出来る符号化しるしは、前記リボン供
   給スプールまたは前記リボン巻取スプールのいずれかの
   端面の周縁に取り付けられていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載による印刷アセンブリ。
4. 【請求項４】前記プリンタが熱印刷ヘッドを含む熱プリ
   ンタであり、 前記機械が読出し出来る符号化しるしに符合化されたデ
   ータが、印刷リボンが少なくなってきたことをオペレー
   タに合図することに関連づけられていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第３項記載による印刷アセンブリ。