JP3110243B2 - 荷役車両のコンテナ跳上がり防止装置 - Google Patents

荷役車両のコンテナ跳上がり防止装置

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JP3110243B2
JP3110243B2 JP06055479A JP5547994A JP3110243B2 JP 3110243 B2 JP3110243 B2 JP 3110243B2 JP 06055479 A JP06055479 A JP 06055479A JP 5547994 A JP5547994 A JP 5547994A JP 3110243 B2 JP3110243 B2 JP 3110243B2
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一彦 服部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷役車両の車体枠上に
積み込まれたコンテナの跳上りを防止するためのコン
テナ跳上り防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、荷役車両は、車体枠の後端部に
車体後方へ傾動可能に軸支されたダンプフレームと、該
ダンプフレームの先部側に車体前後方向へ回動可能に軸
支された荷役アームとを備え、上記ダンプフレームに対
する荷役アームの回動によってコンテナを車体枠上で前
後動させるとともに車体枠後端を中心に傾動させること
により該コンテナを地上と車体枠上との間で積み降
一方、ダンプフレームと荷役アームとを一体的に傾動さ
せることによってコンテナを車体枠上で後方へ傾動させ
るように構成されている。
【0003】また、このような荷役車両にあっては、路
面から伝達される車体振動が作用したり、ダンプフレー
ムによる傾動動作などを行ったりしたときに発生するダ
ンプフレームに対するコンテナの跳上りを、コンテナ
とダンプフレームとの係合により防止するようにしたコ
ンテナ跳上り防止装置を備えたものもある。このコン
テナ跳上り防止装置としては、例えば、特公平1−2
3335号公報に開示されるように、ダンプフレームに
基端部が回動自在に軸支された断面略L字状の係合部材
と、コンテナに設けられ、コンテナ搭載時に上記係合部
材の先端部が係脱可能に係合される係合凹部を有する被
係合部材と、上記係合部材に連携され、その先端部を被
係合部材に対して係合または離脱させる方向へ適宜回動
させる伸縮自在な油圧シリンダと、車体枠上にコンテナ
が積込まれた状態で係合部材の先端部が被係合部材に
係合するように油圧シリンダを伸長させる一方、車体枠
と地上との間でコンテナを積み降す時に係合部材の先
端部が被係合部材から離脱するように油圧シリンダを収
縮させる制御手段とを備え、車体枠に搭載した状態でコ
ンテナをダンプフレームに係合して、車体振動発生時や
ダンプフレーム傾動時におけるコンテナの跳上りを防
止するようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
コンテナ跳上り防止装置では、係合部材の先端部が被
係合部材の係合凹部に対して円滑に係合るよう,先端
部を係合凹部に係合した状態で該両部間に上下方向へ
の隙が存在しているため、車体振動発生時やダンプフレ
ーム傾動時には該両部間にガタ付きが生じ、作業従事
者に不快感を与えることになる。また、上記先端部と係
合凹部との係合時には、その両部間の隙でのみ動きが
許容されることから、コンテナの跳上り力が大きいと
きには両部間に多大な荷重が作用して該両部が破損
する恐れがある。さらに、上記係合部材の係脱動作が油
圧シリンダおよび制御手段により行われるため、コンテ
ナ跳上り防止装置が高価なものとなる上、その構成が
複雑なものになるという問題もある。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、被係合部材との係合を固
縛する方向に係合部材を付勢することにより、係合部材
と被係合部材との間のガタつき及び両部材の破損を確実
に防止しつつ、油圧シリンダおよび制御手段を廃止して
安価で簡単な構成のコンテナ跳上り防止装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、荷役車両のコンテナ跳上り防止装置と
して、車体枠の後端部に車体後方へ傾動可能に軸支され
たダンプフレームと、該ダンプフレームの先部側に車体
前後方向へ回動可能に軸支された荷役アームとを備え、
上記ダンプフレームに対する荷役アームの回動によって
コンテナを車体枠上で前後動させるとともに車体枠後端
を中心に傾動させることにより該コンテナを地上と車体
枠上との間で積み降す一方、ダンプフレームと荷役ア
ームとを一体的に傾動させることによってコンテナを車
体枠上で後方へ傾動させるように構成された荷役車両
おいて、上記ダンプフレームに対するコンテナの跳上が
りを 防止する荷役車両のコンテナ跳上がり防止装置を対
象とし、次のような解決手段を講じた。
【0007】すなわち、請求項1記載の発明が講じた解
決手段は、上記ダンプフレームおよびコンテナのうちの
一方に、先端側に略L字状に切り欠かれ水平方向に延び
る案内辺と該案内辺に続く鉛直方向に延びる行止め辺と
からなる切欠き係合部を有するアーム状の係合部材を回
動可能に軸支し、他方に、車体枠上に積込まれるコン
テナの積込方向への移動完了時に上記係合部材の切欠
き係合部に係合する一方車体枠上から降されるコン
テナの降し方向への移動開始時に上記係合部材の切欠
き係合部から離脱するシャフト状の被係合部材を設け
る。さらに、上記係合部材を付勢部材により上記被係合
部材との係合を固縛する方向に常時付勢する。そして、
被係合部材が上記切欠き係合部に係合する際、被係合部
材が上記案内辺に圧接することで上記付勢手段の付勢力
に抗して上記係合部材を固縛解除方向に回動させて被係
合部材を切欠き係合部に受け入れ、被係合部材が上記行
止め辺に当接停止することで切欠き係合部で被係合部材
を押圧して該被係合部材と上記係合部材との係合を固縛
するように成したものである。
【0008】また、請求項2記載の発明が講じた解決手
段は、上記請求項1記載の発明の係合部材を特定し、そ
の先端部に、上記被係合部材を切欠き係合部の案内辺に
案内する案内ローラを設ける構成としたものである。
【0009】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
車体枠上に積込まれるコンテナが積込方向(車体前
方)へ移動して完了間近になると、被係合部材が係合部
材を付勢部材の付勢力に抗して固縛解除方向動させ
ながら切欠き係合部の案内辺に沿って係合方向へ相対
動し、行止め辺に当接停止して係合部材に対する係合が
固縛され、これにより、コンテナの積込動作が完了す
る。その場合、係合部材の切欠き係合部は、付勢部材に
よって被係合部材との係合を固縛する方向に常時付勢さ
れて押付けられるので、係合部材の切欠き係合部を被
係合部材に係合させた状態で該両部材間に隙が存在する
ことがなく、車体振動発生時やダンプフレーム傾動時に
該両部間でガタ付きが生じることはない。しかも、コ
ンテナの大きな跳上り力により両部材間に多大な荷重
が作用した場合には、先端部が荷重作用方向となる被係
合部材側に追従し、該両部材間に作用する荷重を吸収す
ることができる。
【0010】一方、車体枠上から降されるコンテナが
し方向(車体後方)へ移動開始し始めると、被係合
部材が切欠き係合部の案内辺に沿って離脱方向へ相対
動し、この被係合部材が係合部材を付勢部材の付勢力に
抗して固縛解除方向へ動させながら係合部材から離脱
し、コンテナの降し移動開始時に係合部材と被係合部
材との離脱動作が完了するようになっている。
【0011】また、請求項2記載の発明では、上記係合
部材に対する被係合部材の係合被係合部材が係合部
材先端部の案内ローラで切欠き係合部の案内辺にスムー
ズに案内され、係合固縛位置である行止め辺まで相対移
動することから、係合部材と被係合部材との互いの接触
による耗が効果的に抑制される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図3は本発明の実施例に係る荷役車両1の
構成を示し、2は運転席3の後方に連設された車両1の
車体枠、4は該車体枠2上に設けられたサブシャーシで
あって、このサブシャーシ4上には、そのサブシャーシ
4(車体枠2)上と地上との間でコンテナ5を積降ろ
可能とする積降装置6が搭載されている。上記コンテナ
5の後面は、図示しない上部枢軸により上端が枢支され
て後方へ下開き可能なテールゲート7に形成されてい
る。尚、8はコンテナ5の主桁である。
【0014】上記積降装置6は、上記サブシャーシ4の
後端部において水平軸11回りに後方へ傾動自在に枢支
され、サブシャーシ4後部上に位置するダンプフレーム
12と、該ダンプフレーム12の前端部(先部)におい
て水平軸13回りに起伏可能に連結された略L字状の荷
役アーム14と、該荷役アーム14の先端に設けられ、
上記コンテナ5の前面上端に設けられた係合ピン5aに
対して係脱自在に係合するコンテナ運搬用のフック15
とを備えている。
【0015】また、上記荷役アーム14は、上記ダンプ
フレーム12に連結される基端(後端)から水平方向前
方に延びる筒状の案内部材16と、該案内部材16内に
摺動自在に嵌装された略L字形の摺動部材17と、上記
案内部材16と摺動部材17との間に連携された伸縮自
在な伸縮シリンダ18とを備えており、該伸縮シリンダ
18の伸縮動作により、案内部材16に対して摺動部材
17が前後方向へ摺動するようになっている。この場
合、案内部材16に対して摺動部材17を後方へ摺動さ
せた状態つまり伸縮シリンダ18を収縮させた状態で
は、ダンプフレーム12に対して荷役アーム14のみが
水平軸13回りに回動可能とされ、コンテナ5の積降ろ
し動作を可能としている。一方、案内部材16に対して
摺動部材17を後方へ摺動させない状態つまり伸縮シリ
ンダ18を伸長させた状態では、荷役アーム14が水平
軸13回りに回動不能とされて、ダンプフレーム12と
荷役アーム14との一体的なサブシャーシ4後端部にお
ける水平軸11回りの回動つまりダンプ動作を可能とし
ている。
【0016】そして、上記荷役アーム14の水平部の後
端に近い部位と、上記サブシャーシ4の後部前側位置と
の間には、それぞれ水平軸(図示せず)を介してリフト
シリンダ19が回動自在に支持されている。すなわち、
伸縮シリンダ18を収縮させた状態(摺動部材17の後
方への摺動状態)で、リフトシリンダ19が伸長したと
きには荷役アーム14が後方へ回動して起立状態に、リ
フトシリンダ19が収縮したときには荷役アーム14が
前方へ回動して倒伏状態になるようになされている。
尚、20はサブシャーシ4の後端に設けられたコンテナ
案内用の案内ローラである。
【0017】ここで、コンテナ荷役車両1によコンテ
ナ5をサブシャーシ4上と地上との間で積み降す作動
手順、およびサブシャーシ4上のコンテナ5を傾動させ
る傾倒手順を図3ないし図5に基づいて説明する。
【0018】先ず、図3に示す搭載状態からコンテナ5
を地上に降す場合には、伸縮シリンダ18を収縮させ
てコンテナ5を後方へ移動させ、その後部をサブシャー
シ4より後方へ大きく移動させる。次に、リフトシリン
ダ19を徐々に伸長させると、ダンプフレーム12前端
部の水平軸13を支点として荷役アーム14だけが屈曲
し、コンテナ5がその自重によって案内ローラ20を中
心に傾動するとともに該案内ローラ20上にて滑動し
て、図4に示すように、コンテナ5が地上に降され
る。
【0019】また、サブシャーシ4上にコンテナ5を搭
載するには上記操作と逆の操作を行うことによりなされ
る。
【0020】一方、図3に示す状態からコンテナ5を傾
倒させる場合には、伸縮シリンダ18を収縮作動させる
ことなく、そのままリフトシリンダ19を伸長作動させ
ると、水平軸13を支点とする荷役アーム14の回動が
不能となり、ダンプフレーム12荷役アーム14
一体的に水平軸11回りに後方へ傾動し、図5に示すよ
うにコンテナ5が傾倒する。これにより、テールゲート
7が開放してコンテナ5内の内容物が排出されるように
している。
【0021】そして、本発明の特徴部分として、図1お
よび図2に示すように、上記ダンプフレーム12の外側
方と、コンテナ5の主桁8の内側方との間には、サブシ
ャーシ4上に搭載されたコンテナ5のダンプフレーム1
2に対する跳上りを防止するための左右一対のコンテ
ナ跳上り防止装置21(図では車体左側のもののみ示
す)が設けられている。
【0022】該コンテナ跳上り防止装置21は、前端
(基端)がダンプフレーム12(一方)の外側面前側部
分に水平ピン22を介して回動可能に軸支されたアーム
状の係合部材23と、コンテナ5(他方)の主桁8内側
面後側部分より車体内方向きに水平状に突出するシャフ
ト状の被係合部材24と、上記係合部材23の先端側
下面端部に略L字状に切かれて形成され、
端側の水平方向に延びる案内辺25aおよび該案内辺2
5aに続く鉛直方向に延びる行止め辺25bを有し上記
被係合部材24を係脱可能に係合する切欠き係合部2
と、上記ダンプフレーム12の下面と係合部材23の下
面略中間部との間に連携され、上記切欠き係合部25内
において係合部材23と被係合部材24との係合を固縛
する方向つまり下向きに係合部材23の端部を付勢す
る付勢部材としての付勢スプリング26と、ダンプフレ
ーム12の外側面に設けられ、上記切欠き係合部25へ
の被係合部材24の車体後方からの係合を可能とする限
界位置、つまり係合部材23を被係合部材24との係合
位置よりも若干下方に動させた位置に係合部材23を
付勢スプリング26の付勢力に抗して当接保持する断面
略コ字状のストッパ27とを備えている。
【0023】上記係合部材23(切欠き係合部25)の
案内辺25aは、上記被係合部材24を切欠き係合部2
5の奥部(行止め辺25b)に案内するためのものであ
り、上記行止め辺25bは、被係合部材24の当接停止
位置であって係合部材23と被係合部材24との係合を
固縛するようになっている。
【0024】一方、上記被係合部材24は、車体枠2上
に積み込まれるコンテナ5の積込み方向への移動完了時
に上記係合部材23の切欠き係合部25に係合する一
方、車体枠2上から降ろされるコンテナ5の降ろし方向
への移動開始時に上記係合部材23の切欠き係合部25
から離脱するようになっている。
【0025】上記付勢スプリング26は、一端が切欠き
係合部25の行止め辺25b下端に第1ブラケット26
aを介して支持されていると共に他端がダンプフレーム
12の下面に第2ブラケット26bを介して支持されて
いる。そして、上記係合部材23は、付勢スプリング2
6により上記被係合部材24との係合を固縛する方向に
常時付勢され、被係合部材24が上記切欠き係合部25
に係合する際、被係合 部材24が上記案内辺25aに圧
接停止することで上記付勢スプリング26の付勢力に抗
して固縛解除方向に回動して被係合部材24を切欠き係
合部25に受け入れ、被係合部材24が上記行止め辺2
5bに当接停止することで切欠き係合部25で被係合部
材24を押圧して該被係合部材24との係合を固縛する
ように構成されている。
【0026】また、上記被係合部材24は、主桁8に対
して回動不能に固設されている。そして、上記コンテナ
跳上がり防止装置21には、上記係合部材23の後端
(先端)外側面に水平ピン軸28を介して回動自在に
軸支された案内ローラ29が備えられていて、コンテナ
積込み方向への移動時に上記被係合部材24を切欠き
合部25の案内辺25aに案内するようにしている。
【0027】次に、コンテナ跳上がり防止装置21の作
動について説明する。
【0028】先ず、係合部材23に対して被係合部材2
4を係合させる場合、車体枠2上に積込まれるコンテ
ナ5が積込方向(車体前方)へ移動して完了間近にな
ると、被係合部材24が案内ローラ29に案内されて係
合部材23を付勢スプリング26の付勢力に抗して上方
(係合を固縛解除する方向)へ動させながら切欠き係
合部25の案内辺25aに沿って前方へ進み、コンテナ
移動完了時に被係合部材24が切欠き係合部25の行止
辺25bに当接停止して係合部材23に対する係合が
完了する。
【0029】一方、係合部材23に対して被係合部材2
4を離脱させる場合、車体枠2上から降されるコンテ
ナ5が降し方向(車体後方)へ移動開始し始めると、
切欠き係合部25の案内辺25aに沿って被係合部材2
4が後方へ移動し、この被係合部材24が案内ローラ2
9に案内されて係合部材23を付勢スプリング26の付
勢力に抗して上方へ動させ、該被係合部材24が係合
部材23から離脱して離脱動作が完了するようになって
いる。
【0030】このように、上記実施例では、係合部材2
3の切欠き係合部25は、付勢スプリング26によって
被係合部材24との係合を固縛する方向(下向き)に常
時付勢されて該被係合部材24に押付けられるので、
切欠き係合部25(係合部材23)を被係合部材24に
係合させた状態で該両部材間24,25に隙が存在する
ことがなく、車体振動発生時やダンプフレーム傾動時に
該両部材24,25間でガタ付きが生じることがなく、
作業従事者への不快感を解消することができる。
【0031】しかも、コンテナ5の大きな跳上り力に
より両部材24,25間に多大な荷重が作用した場合に
は、切欠き係合部25が荷重作用方向となる揺動方向に
追従して、該両部材24,25間に作用する荷重を吸収
することができ、該両部材24,25の破損を防止する
ことができる。
【0032】さらに、コンテナ跳上り防止装置21
が、係合部材23(切欠き係合部25)、被係合部材2
付勢スプリング26ストッパ27および案内ロー
ラ29により構成されることから、油圧シリンダや制御
手段などの高価でかつ複雑な構成部材が不要となり、コ
ンテナ跳上り防止装置21を安価なものにすることが
できるとともに、その構成を簡単なものにすることがで
きる。
【0033】また、被係合部材24は、係合部材23
端部の案内ローラ29によって係合部材23に対する係
脱動作完了位置まで案内されることにより、コンテナ5
の積込方向への移動時およびコンテナ5の降し方向
への移動時の係合部材23と被係合部材24との係脱動
作がスムーズに行われ、係合部材23と被係合部材24
との互いの接触による耗を効果的に抑制することがで
きる。
【0034】次に、上記実施例の変形例について説明す
る。
【0035】図6は第1変形例を示し、この第1変形例
では、係合部材および被係合部材の配置を変更してい
る。
【0036】すなわち、本変形例では、図6に示すよう
に、コンテナ跳上り防止装置31が、後端がコンテナ
5の主桁8内側面後側部分に水平ピン32を介して回動
可能に軸支されたアーム状の係合部材33と、ダンプフ
レーム12の外側面前側部分より車体外方向きに水平状
に突出するシャフト状の被係合部材34と、上記係合部
材33の下面前端部に略L字状に切欠いて形成され、
上記被係合部材34を係脱自在に係合する案内辺35a
行止め辺35bを有する切欠き係合部(先端部)3
5と、上記主桁8の内側面と係合部材33の行止め辺3
5b上端部との間に第1および第2ブラケット36a,
36bを介して連携され、切欠き係合部35内において
被係合部材34との係合を固縛する方向つまり上向きに
係合部材33の前端部を付勢する付勢スプリング36
と、上記主桁8の内側面に設けられ、係合部材33を被
係合部材34との係合位置よりも若干下方に動させた
位置に係合部材33を付勢スプリング36の付勢力に抗
して当接保持する断面略コ字状のストッパ37と、上記
係合部材33の後端に水平ピン軸38を介して回動自在
に軸支された案内ローラ39とを備えて構成されてい
る。尚、コンテナ跳上り防止装置31のその他の構成
は、実施例の場合と同じであり、同一の部材,構成につ
いては同一の符号を付してその説明は省略する。
【0037】そして、この変形例においても、コンテナ
跳上り防止装置31は、車体枠2上に積込まれるコ
ンテナ5の積込方向への移動時に被係合部材34が係
合部材33を付勢スプリング36の付勢力に抗して下方
へ押し下げながら切欠き係合部35の案内辺35aに沿
って後方へ進み、コンテナ移動完了時に被係合部材34
切欠き係合部35の行止め辺35bに当接停止して係
合部材33への係合動作が完了する一方、車体枠2上か
ら降されるコンテナ5の降し方向への移動開始時に
切欠き係合部35の案内辺35aに沿って被係合部材3
4が前方へ移動して係合部材33から離脱することによ
り離脱動作が完了する。
【0038】図7は第2変形例を示し、この第2変形例
では、積降装置を変更している。
【0039】すなわち、本変形例では、図7に示すよう
に、積降装置41は、サブシャーシ4の後端部において
水平軸11回りに後方へ傾動自在に枢支されたダンプフ
レーム42と、該ダンプフレーム42の前部内面側に固
設された断面略コ字状の案内部材43と、上記ダンプフ
レーム42の前端部において水平軸13回りに起伏可能
に連結された荷役アーム44と、該荷役アーム44の先
端に設けられたコンテナ運搬用のフック15と、上記案
内部材43内に摺動自在に嵌合され、上記荷役アーム4
4に軸支された摺動軸45の側端に設けられる摺動子4
6と、上記摺動軸45の中央部とサブシャーシ4の後部
前側位置との間に軸支されたリフトシリンダ47と、上
記案内部材43上面の略中間部に設けられ、その略中間
部に摺動子46が位置したときに案内部材43内より摺
動子46を抜出し可能とする切欠孔48と、上記ダンプ
フレーム42の途中に回動自在に軸支された横軸49
と、上記荷役アーム44の後端に設けられ、該荷役アー
ム44の後退時に横軸49に係合可能な係止片50と、
上記横軸49の略中間部に基端が固着されて前方へ延
び、その先端が上記摺動軸45に係合可能な位置と係合
不能な位置との間で揺動する揺動腕51とを備えてい
る。尚、積降装置のその他の構成は、実施例の場合と同
じであり、同一の部材,構成については同一の符号を付
してその説明は省略する。
【0040】そして、本変形例にあっては、コンテナ5
を積み降す場合には、横軸49を回動させて揺動腕51
を係合不能位置に揺動させてからリフトシリンダ47を
伸長させることにより、案内部材43内で摺動子46を
案内させながら荷役アーム44を後方へ移動させて、係
止片50を横軸49に係合させると共に、摺動子46を
切欠孔48の対応位置に位置付け、さらなるリフトシリ
ンダ47の伸長によって案内部材43内より抜け出した
摺動子46と共に荷役アーム44だけを横軸49を支点
に屈曲させ、コンテナ5をその自重によって案内ローラ
20上にて滑動させて地上に降すようにしている。
【0041】また、コンテナ5を搭載するには上記操作
と逆の操作が行われる。
【0042】一方、コンテナ5を傾倒させる場合には、
横軸49を回動させて揺動腕51を係合位置に揺動させ
てからリフトシリンダ47を伸長させることにより、摺
動子46が切欠孔48の対応位置に来る前に揺動腕51
と摺動軸45とが係合して荷役アーム44の後方移動を
規制し、さらなるリフトシリンダ47の伸長によってダ
ンプフレーム42と荷役アーム44とを摺動軸45およ
び案内部材43を介して一体に連結した状態でダンプフ
レーム42後端の水平軸11回りに後方へ傾動させて、
コンテナ5を傾倒させるようにしている。
【0043】図8は第3変形例を示し、この第3変形例
では、荷役アームを変更している。
【0044】すなわち、本変形例では、荷役アーム61
は、互いに屈曲可能な水平部材62および垂直部材63
と、該水平部材62の先端と垂直部材63との間に両端
が軸(図示せず)を介して枢支された伸縮シリンダ64
とを備えている。そして、積降装置65は、ダンプフレ
ーム66と、上記荷役アーム61と、該荷役アーム61
の先端に設けられたコンテナ運搬用のフック15と、上
記荷役アーム61の水平部材62の後端に近い部位とサ
ブシャーシ4の後部前側位置との間に水平軸(図示せ
ず)を介して支持されたリフトシリンダ67とを備えて
おり、水平部材62に対して垂直部材63を屈曲させた
状態つまり伸縮シリンダ64を伸長させた状態では、ダ
ンプフレーム66に対して荷役アーム61のみの水平軸
13回りの回動が可能とされる一方、水平部材62に対
して垂直部材63を屈曲させない状態つまり伸縮シリン
ダ64を伸長させない収縮状態では、荷役アーム61の
水平軸13回りの回動が不能とされる。尚、積降装置
のその他の構成は、実施例の場合と同じであり、同一
の部材,構成については同一の符号を付してその説明は
省略する。
【0045】そして、本変形例にあっては、コンテナ5
を地上に降す場合には、伸縮シリンダ64を伸長させ
てコンテナ5を後方へ移動させ、その後部をサブシャー
シ4より後方へ大きく移動させる。次に、リフトシリン
ダ67を徐々に伸長させると、ダンプフレーム66前端
部の水平軸13を支点として荷役アーム61だけが屈曲
し、コンテナ5がその自重によって案内ローラ20上に
て滑動して地上に降される。
【0046】また、サブシャーシ4上にコンテナ5を搭
載するには上記操作と逆の操作が行われる。
【0047】一方、コンテナ5を傾倒させる場合には、
伸縮シリンダ64を伸長作動させることなく、そのまま
リフトシリンダ67を伸長作動させると、水平軸13を
支点とする荷役アーム61の回動が不能となり、ダンプ
フレーム66に伴い荷役アーム61が一体的に水平軸1
1回りに後方へ傾動してコンテナ5が傾倒する。
【0048】尚、本発明は上記実施例および各変形例に
限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含す
るものである。例えば、上記実施例では、付勢部材とし
て付勢スプリング26を用いたが、ダンパや弾性体など
の付勢部材であっても良いのは勿論である。また、上記
実施例では、付勢スプリング26(又は36)をダンプ
フレーム12と係合部材23との間(又は主桁8と係合
部材23との間)に連携したが、係合部材が被係合部材
の係合固縛方向に付勢されるように水平ピン回りに巻回
された付勢スプリングであっても良い
【0049】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る荷役車両のコンテナ跳上り防止装置によれば、係合
部材の切欠き係合部を被係合部材との係合を固縛する方
に常時押付けるので、車体振動発生時やダンプフレ
ーム傾動時のガタ付きを防止して作業従事者への不快感
を解消することができるとともに、該両部材間でのコン
テナの大きな跳上り力による多大な荷重を先端部の追
従により吸収して該両部材が破損を防止することができ
る。しかも、係合部材、被係合部材および付勢部材によ
りコンテナ跳上り防止装置を構成して、油圧シリンダ
や制御手段などの高価でかつ複雑な構成部材を不要と
し、よってコンテナ跳上り防止装置を安価でかつ構成
の簡単なものにすることができる。
【0050】また、請求項2記載の発明における荷役車
両のコンテナ跳上り防止装置によれば、コンテナの積
方向への移動時に係合部材先端部の案内ローラによ
り被係合部材をスムーズに切欠き係合部の案内辺に案内
したので、係合部材と被係合部材との互いの接触による
耗を効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコンテナ跳上り装置を
車体側方より視た側面図である。
【図2】同コンテナ跳上り装置を車体後方より視た背
面図である。
【図3】同じくコンテナ搭載状態の荷役車両の側面図で
ある。
【図4】同コンテナを地上に降す途中の状態を示す荷役
車両の側面図である。
【図5】同コンテナを傾倒させた状態を示す荷役車両の
側面図である。
【図6】第1変形例に係る図1相当図である。
【図7】第2変形例に係る図3相当図である。
【図8】第3変形例に係る図3相当図である。
【符号の説明】
1 荷役車両 2 車体枠 5 コンテナ 12,42,66 ダンプフレーム 14,44,61 荷役アーム 23,33 係合部材 24,34 被係合部材 25,35 係合部(先端部) 26,36 付勢スプリング(付勢部材 21,31 コンテナ跳上り防止装置 29,39 案内ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−40418(JP,A) 特開 昭52−79429(JP,A) 特開 平5−319160(JP,A) 実開 昭63−23140(JP,U) 実開 平4−58434(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 1/04 B60P 1/273 B60P 1/48 E05B 65/44 - 65/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体枠の後端部に車体後方へ傾動可能に
    軸支されたダンプフレームと、該ダンプフレームの先部
    側に車体前後方向へ回動可能に軸支された荷役アームと
    を備え、上記ダンプフレームに対する荷役アームの回動
    によってコンテナを車体枠上で前後動させるとともに車
    体枠後端を中心に傾動させることにより該コンテナを地
    上と車体枠上との間で積み降す一方、ダンプフレーム
    と荷役アームとを一体的に傾動させることによってコン
    テナを車体枠上で後方へ傾動させるように構成された荷
    役車両において、上記ダンプフレームに対するコンテナ
    の跳上がりを防止する荷役車両のコンテナ跳上がり防止
    装置であって、 上記ダンプフレームおよびコンテナのうちの一方には
    先端側に略L字状に切り欠かれ水平方向に延びる案内辺
    と該案内辺に続く鉛直方向に延びる行止め辺とからなる
    切欠き係合部を有するアーム状の係合部材が回動可能に
    軸支され、 他方には、車体枠上に積込まれるコンテナの積込
    向への移動完了時に上記係合部材の切欠き係合部に係合
    する一方車体枠上から降されるコンテナの降し方
    向への移動開始時に上記係合部材の切欠き係合部から離
    脱するシャフト状の被係合部材が設けられ、 上記係合部材は、付勢部材により上記被係合部材との係
    合を固縛する方向に常時付勢され、被係合部材が上記切
    欠き係合部に係合する際、被係合部材が上記案内辺に圧
    接することで上記付勢手段の付勢力に抗して固縛解除方
    向に回動して被係合部材を切欠き係合部に受け入れ、被
    係合部材が上記行止め辺に当接停止することで切欠き係
    合部で被係合部材を押圧して該被係合部材との係合を固
    縛するように構成されていることを特徴とする荷役車両
    のコンテナ跳上り防止装置。
  2. 【請求項2】 上記係合部材の先端部には、上記被係合
    部材を切欠き係合部の案内辺に案内する案内ローラが設
    けられている請求項1記載の荷役車両のコンテナ跳上
    り防止装置。
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