JP2001147618A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001147618A
JP2001147618A JP32834199A JP32834199A JP2001147618A JP 2001147618 A JP2001147618 A JP 2001147618A JP 32834199 A JP32834199 A JP 32834199A JP 32834199 A JP32834199 A JP 32834199A JP 2001147618 A JP2001147618 A JP 2001147618A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な構成で感光体ドラムの回転
精度を確保し、バンディングや色ずれ等の画像不良を防
止し、且つコストの低減を図ることが出来る画像形成装
置を提供することを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 カップリングBの軸部32の摺動部32aが
装置本体Aに設けられたシリンダ軸受部35に嵌挿して回
転自在に支持され、且つ該カップリングBの位置決め穴
34に感光体ドラム1のドラム軸1aが嵌挿されて支持さ
れた状態で板バネ37による付勢力によりカップリングB
の係合部33に形成した突条33aをカップリング36の溝36
aに係合させて連結する。係合解除は連動板39によりカ
ップリングBを回転軸方向及び回転方向に移動して解除
するように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から複数の感光体ドラムを一列に並
べた所謂インライン方式と称するカラー画像形成装置が
ある。これは、複数のローラで張架された静電転写ベル
トにより転写材を担持搬送しつつ転写材の搬送路に沿っ
て配置された4個の感光体ドラムによりイエロー、マゼ
ンダ、シアン、ブラックからなるトナー画像を転写材上
に順次転写し、各色の重ね合わせによりカラー画像を形
成するものである。
【0003】この構成はプリントを高速に行うことが出
来るため近年注目されている。しかしながら、4個の感
光体ドラムにより夫々の色が形成されるため1つの感光
体ドラムに対して各色毎に4つの搬送パスを経由して色
を重ねる構成(以下、単に「4パス方式」という)のカ
ラー画像形成装置に比べて感光体ドラムの回転駆動に関
してはより一層の精度が要求される。
【0004】即ち、一般に感光体ドラムの駆動には歯車
列が採用されており、歯車1回転成分等の低い周波数の
回転ムラが必ず発生するが、4パス方式の場合、駆動歯
車列の減速比を整数の組み合わせとすることで歯車の累
積ピッチ誤差等を回避し、各色の作像位置を合わせ込む
ことが可能である。
【0005】しかしながら、インライン方式の場合、複
数の感光体ドラムが独立しているため駆動歯車列も独立
となり前述した4パス方式のような回避策が困難である
ため各色の作像位置がずれることによる色ずれという画
像品質の低下が生じ易い。
【0006】当然、4パス方式の場合にも常に問題にな
っていた歯車噛み合い等に起因する比較的高い周波数の
画像不良であるバンディングに対しても同程度以上の精
度が要求される。
【0007】ここで、バンディングについて説明する
と、副走査方向(転写材の搬送方向と直交する方向)に
微小等間隔な線画或いは中間濃度の画像等を描く場合、
感光体ドラムの回転速度に周期的な変動があると、線画
やドット等の間隔が変動して作像され、間隔が狭い領域
は濃度が濃く、間隔が広い領域は濃度が薄く見えるの
で、感光体ドラムの回転速度の周期的な変動に相当する
段々の濃度ムラとして人間の目に認識される。
【0008】このような画像不良をバンディング、或い
はピッチムラ、段ムラと称する。人間の可視感度上、
0.3mm〜数mm程度の周期が目立つため、感光体ドラム
の駆動に歯車列を用いる場合は歯車1歯毎の噛み合いや
1回転毎の回転ムラに起因するもののうち、感光体ドラ
ムの回転速度の周期的な変動に相当するバンディングが
生じ易い。
【0009】従来、装置本体側に設けられた駆動源から
感光体ドラムに回転駆動力を伝達する手段としては感光
体ドラムと同軸に固定した歯車に対して駆動源に連結さ
れた装置本体側の駆動歯車を連結/離間させる歯車カッ
プリングや、感光体ドラムと同軸に固定した非駆動側カ
ップリングに対して装置本体側の駆動側カップリングを
軸方向に移動させて連結/離間させる同軸カップリング
方式が採用されており、各々回転精度を確保するための
種々の手段が講じられていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例において、歯車カップリングを採用した場合、構
造が簡単でコストを低く抑えることが出来るが感光体ド
ラムと同軸に固定した歯車の直径は感光体ドラムの外径
と同程度にならざるを得ず、その場合、歯車の噛み合い
に起因するバンディングが顕著になり易く、歯車精度を
高精度にしたり、慣性の大きいフライホイールを追加す
る等のコストアップを要する対策を行っても性能を満足
し難いという問題があった。
【0011】また、同軸カップリングを採用した場合、
装置本体側で歯車列を完結させることが可能なため感光
体ドラムの外径に対して直径が大きく、モジュールが小
さい歯車を使う等によりバンディングを低減し易い利点
があるが、従来は駆動源となるモータに連結された最終
段の歯車から感光体ドラムへ駆動を伝達するカップリン
グまでに軸やカップリング結合部等の複数の部品が介在
するため歯車と軸、或いは軸とカップリング結合部のガ
タや局所的な変形により角速度の変動や回転方向の剛性
の低下を招き、色ずれを生じていた。
【0012】また、従来は駆動側の歯車軸位置を装置本
体側だけで位置決めしていたためその中心が感光体ドラ
ムの回転中心と僅かにでもずれていた場合には感光体ド
ラムの回転に角速度変動を生じ、色ずれを発生してい
た。
【0013】また、感光体ドラムの回転軸方向に移動す
る複数のカップリングを係合/離間させる機構は複数の
部品を連動して動かす構造であったため部品コストの増
大に繋がっていた。
【0014】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、簡単な構成で像担持体の回転
精度を確保し、バンディングや色ずれ等の画像不良を防
止し、且つコストの低減を図ることが出来る画像形成装
置を提供せんとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、像担持
体の回転軸に固定された第1の係合部材と、前記第1の
係合部材に係合し得る係合部と、前記像担持体の回転軸
を嵌挿して支持し得る位置決め穴と、装置本体に設けら
れた軸受部に嵌挿して回転自在に支持される軸部と、駆
動源に連結される歯車とが一体的に形成された第2の係
合部材と、前記第2の係合部材を前記第1の係合部材に
対して前記像担持体の回転軸方向に付勢する付勢手段と
を有し、前記第2の係合部材の軸部が前記装置本体に設
けられた軸受部に嵌挿して回転自在に支持され、且つ該
第2の係合部材の位置決め穴に前記像担持体の回転軸が
嵌挿されて支持された状態で前記付勢手段による前記像
担持体の回転軸方向の付勢力により前記第2の係合部材
の係合部を前記第1の係合部材に係合させて連結するこ
とで該第2の係合部材の回転軸位置が位置決めされるこ
とを特徴とする。
【0016】上記構成によれば、第2の係合部材の軸部
が装置本体に設けられた軸受部に嵌挿されて回転自在に
支持され、該第2の係合部材の位置決め穴に像担持体の
回転軸が嵌挿されて支持されることで第2の係合部材を
像担持体の軸方向に一致させるための位置決めを装置本
体側と像担持体側の2箇所で行うことが出来、該第2の
係合部材の回転軸中心を像担持体の回転中心と確実に一
致させることが出来る。
【0017】これにより、簡単な構成で像担持体の角速
度変動等を防止して回転精度を確保し、バンディングや
色ずれ等の画像不良を防止することが出来、且つコスト
の低減を図ることが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る画像形成装
置の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係
る画像形成装置の第1実施形態の構成を示す断面説明
図、図2は像担持体の回転軸に固定された第1の係合部
材と駆動源に連結された第2の係合部材とが係合した状
態を示す断面説明図、図3は駆動源に連結される第2の
係合部材の構成を示す斜視説明図、図4は像担持体の回
転軸に固定された第1の係合部材の構成を示す斜視説明
図である。
【0019】また、図5は第2の係合部材と解除部材と
の配置構成を示す側面説明図、図6及び図7は解除部材
による第1の係合部材と第2の係合部材の係合解除動作
を説明する断面説明図である。
【0020】図1において、カラー画像形成装置Aは図
1の上下方向に直線状に並設された像担持体となるイエ
ロー、マゼンダ、シアン、ブラック用の4個の電子写真
感光体ドラム1y,1m,1c,1k(以下、単に「感
光体ドラム1」という)を備えており、各感光体ドラム
1に対向して静電吸着により転写材Sを吸着して担持搬
送する転写材担持体となる転写材搬送ベルト2が配置さ
れている。
【0021】夫々の感光体ドラム1は、該感光体ドラム
1の回転軸となるドラム軸1aに固定された詳しくは後
述する第1の係合部材となるカップリング36と該カップ
リング36に係合して連結される第2の係合部材となるカ
ップリングBの歯車31に駆動源となる図示しない駆動モ
ータから回転駆動力が伝達されて図1の反時計回り方向
に回転駆動される。
【0022】各感光体ドラム1の周囲には、その回転方
向上流側から順に、感光体ドラム1の表面を均一に帯電
するための帯電手段となる一次帯電器3y,3m,3
c,3k(以下、単に「一次帯電器3」という)、一次
帯電器3により一様に帯電された感光体ドラム1の表面
に画像情報に基づいてレーザビームを照射して静電潜像
を形成する露光手段4y,4m,4c,4k(以下、単
に「露光手段4」という)が配置されている。
【0023】更には、静電潜像が形成された感光体ドラ
ム1の表面に各色のトナーを付着させてトナー画像とし
て顕像化する現像手段5y,5m,5c,5k(以下、
単に「現像手段5」という)、転写後の感光体ドラム1
の表面に残留したトナーを除去するクリーニング手段6
y,6m,6c,6k(以下、単に「クリーニング手段
6」という)が配置されている。
【0024】感光体ドラム1と一次帯電器3、現像手段
5及びクリーニング手段6は一体的にカートリッジ化さ
れたプロセスカートリッジ7y,7m,7c,7k(以
下、単に「プロセスカートリッジ7」という)として装
置本体Aに対して着脱可能に構成されている。
【0025】また、各感光体ドラム1に対向する位置に
は転写材搬送ベルト2を挟んで該転写材搬送ベルト2に
より担持搬送される転写材Sに感光体ドラム1の表面に
形成されたトナー画像を転写する転写手段となる転写ロ
ーラ8y,8m,8c,8k(以下、単に「転写ローラ
8」という)が配置されている。
【0026】像担持体となる感光体ドラム1はアルミニ
ウム製シリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC)を
塗布して構成したものである。感光体ドラム1は、その
両端部をフランジにより回転自在に支持されており、一
方の端部に図示しない駆動モータから駆動力を伝達する
ことにより図1の反時計回り方向に回転駆動される。
【0027】一次帯電器3は、ローラ状に形成された導
電性ローラであり、このローラを感光体ドラム1の表面
に当接させると共に、図示しない電源によって帯電バイ
アス電圧を印加することにより該感光体ドラム1の表面
を一様に帯電させるものである。
【0028】露光手段4はポリゴンミラーを有し、この
ポリゴンミラーには図示しないレーザダイオードから画
像信号に対応する画像光が照射される。
【0029】現像手段5は、夫々イエロー、マゼンダ、
シアン、ブラックの各色のトナーを収容したトナー収容
部9y,9m,9c,9k(以下、単に「トナー収容部
9」という)、感光体ドラム1の表面に隣接し、図示し
ない駆動部により回転駆動されると共に図示しない現像
バイアス電源により現像バイアス電圧を印加することに
より現像を行う現像ローラ10y,10m,10c,10k(以
下、単に「現像ローラ10」という)等を有して構成され
る。
【0030】転写材搬送ベルト2の内側に配置された転
写ローラ8は、4個の感光体ドラム1に夫々対向して転
写材搬送ベルト2に当接する。これ等転写ローラ8は図
示しない転写バイアス電源に接続されており、転写ロー
ラ8から正極性の電荷が転写材搬送ベルト2を介して転
写材Sに印加され、この電界により感光体ドラム1に接
触中の転写材Sに感光体ドラム1の表面上の負極性の各
色トナー画像が順次転写されてカラー画像が形成され
る。
【0031】装置本体Aの下部に設けられた給送カセッ
ト11に収容された紙や合成樹脂等で構成される転写材S
は半月状で間欠回転するピックアップローラ12により繰
り出された後、リタードローラ対13により1枚ずつに分
離されてレジストローラ対14に送られる。
【0032】レジストローラ対14により所定のタイミン
グで送られた転写材Sは、転写材搬送ベルト2により静
電吸着して担持された状態で画像形成手段となる感光体
ドラム1と転写ローラ8との間の転写位置に搬送され、
各感光体ドラム1の表面に形成されたトナー画像が順次
転写されてカラー画像が記録された後、駆動回転する加
熱ローラ15aと、これに圧接して従動回転する加圧ロー
ラ15bとを有する定着手段15を通過する際に加熱、加圧
処理されてトナー画像が永久定着された後、排出ローラ
対16により装置本体Aの上部に設けられた排出トレイ17
上に排出される。
【0033】また、転写材Sの両面に画像形成を行う場
合には、前述のように定着手段15により第1面のトナー
画像が定着された後、排出ローラ対16により転写材Sを
一旦排出側に搬送し、転写材Sの後端が所定の位置に到
達した時点で該排出ローラ対16を逆転させて転写材Sを
両面搬送路18に導く。
【0034】両面搬送路18に導かれた転写材Sは装置本
体Aの正面側に配置された斜送ローラ対19に挟持されて
垂直下方向に搬送された後、Uターンローラ対20により
搬送されてUターンして反転され、再度レジストローラ
対14に送られて前述と同様に第2面にトナー画像が形成
された後、定着手段15により定着されて排出ローラ対16
により排出トレイ17上に排出される。
【0035】また、同様に手差しトレイ21上に載置され
た転写材Sは給送ローラ22と、該給送ローラ22に圧接さ
れた分離パッド23との協働により1枚ずつ分離給送さ
れ、搬送ローラ対24により搬送されてレジストローラ対
14に送られ、前述と同様にトナー画像が形成された後、
定着手段15により定着されて排出ローラ対16により排出
トレイ17上に排出される。
【0036】転写材搬送ベルト2は転写材搬送面を張架
する2軸となる駆動ローラ25及び従動ローラ26、更に転
写材搬送ベルト2にテンションを付与するテンションロ
ーラ27,28の計4本のローラにより回転可能に張架支持
されており、全ての感光体ドラム1に対向して配置され
ている。
【0037】転写材搬送ベルト2は感光体ドラム1に対
向する外周面に転写材Sを静電吸着して該感光体ドラム
1に転写材Sを接触させるべく駆動ローラ25によって循
環移動する。これにより、転写材Sは転写材搬送ベルト
2により転写位置まで搬送され、各感光体ドラム1表面
上のトナー画像が転写される。
【0038】転写材搬送ベルト2の転写材搬送方向最上
流側で従動ローラ26に対向する位置には該転写材搬送ベ
ルト2と協働して転写材Sを挟持し、且つ転写材Sを転
写材搬送ベルト2に静電吸着させるための吸着ローラ29
が配置されている。
【0039】転写材Sの搬送に際しては、吸着ローラ29
にバイアス電圧を印加することで、転写材搬送ベルト2
を介して該吸着ローラ29に対向し、接地された従動ロー
ラ26との間に電界を形成し、転写材搬送ベルト2及び転
写材Sの間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を
生じさせるようになっている。
【0040】転写材搬送ベルト2により転写材Sを搬送
する際に搬送補助部材によって転写材Sが転写材搬送ベ
ルト2から剥がれ落ちないように構成している。この搬
送補助部材は転写材搬送ベルト2上の転写材Sを担持す
る側(転写材搬送ベルト2の外周表面側)に配置され、
該転写材搬送ベルト2を感光体ドラム1から離間する機
能も兼ねている。
【0041】即ち、図1に示すように、搬送補助部材と
して転写材搬送ベルト2の転写材担持面側(外周表面
側)に接触して従動回転可能な複数個の搬送補助ローラ
30が配置されており、該搬送補助ローラ30が図示しない
カム機構によって図1の左右方向に一体的に移動可能に
構成されている。
【0042】搬送補助ローラ30は転写材搬送ベルト2の
転写材担持面側に接離可能で、該転写材搬送ベルト2を
複数の感光体ドラム1に近接して転写材Sにトナー画像
を転写する図1に示す位置と、転写材搬送ベルト2をブ
ラックの感光体ドラム1kのみに近接して転写材Sにト
ナー画像を転写し、残りの感光体ドラム1y,1m,1
cから離間する位置(図示しない)とに適宜移動する。
【0043】上記構成において、カラー画像形成を行う
場合には、図1に示すように、搬送補助ローラ30を図1
の左側方向に退避し、転写材搬送ベルト2を全ての感光
体ドラム1に当接させた状態(図1に示す位置)で、給
送カセット11から給送された転写材Sが転写材搬送ベル
ト2に静電吸着されて担持搬送される間に各感光体ドラ
ム1に形成された各色のトナー画像が順次転写されてカ
ラー画像が形成され、定着手段15により定着された後、
排出トレイ17上に排出される。
【0044】一方、モノクロ(白黒)画像形成を行う場
合には、図示しないカム機構が動作して搬送補助ローラ
30を図1の右側方向に移動させ、該搬送補助ローラ30が
転写材搬送ベルト2を図1の右側方向に押し込むこと
で、ブラックの感光体ドラム1kを除く他の色の感光体
ドラム1y,1m,1cから転写材搬送ベルト2を離間
させる。
【0045】この状態で感光体ドラム1kに形成された
ブラックのトナー画像を転写材Sに転写し、定着手段15
により定着された後、排出トレイ17上に排出される。
【0046】各感光体ドラム1を回転駆動する図示しな
い駆動源となる駆動モータ等の駆動手段は装置本体Aの
左側手前に配置されており、略垂直方向に並んだ4色の
プロセスカートリッジ7に回転駆動力を伝達する。
【0047】各プロセスカートリッジ7には感光体ドラ
ム1、現像手段5、クリーニング手段6等が含まれ、こ
れ等全てに駆動力を供給している。
【0048】プロセスカートリッジ7は各色独立で装置
本体Aに対して脱着可能であるため駆動伝達部も各色独
立で略垂直方向に並んだ構成となっており、回転精度が
要求される感光体ドラム1に直接、回転駆動力を伝達す
るが、その他の駆動、例えば、現像手段5やクリーニン
グ手段6の駆動を別系列で伝達しても良い。
【0049】プロセスカートリッジ7に供給された駆動
力は該プロセスカートリッジ7内の駆動系により各要素
に分配される。
【0050】プロセスカートリッジ7の駆動伝達部の内
部には図2及び図3に示すように、駆動源に連結され、
感光体ドラム1を回転駆動するための歯車31と、該歯車
31と一体となって回転し、装置本体Aに設けられたシリ
ンダ軸受部35に嵌挿して回転自在に支持される摺動部32
aを有する軸部32と、該軸部32と一体となって回転し、
感光体ドラム1のドラム軸1aに固定された第1の係合
部材となるカップリング36に係合して連結され、感光体
ドラム1に回転駆動力を伝達する係合部33と、感光体ド
ラム1のドラム軸1aを嵌挿して支持し得る位置決め穴
34が樹脂等により一体成形された第2の係合部材となる
カップリングBが設けられている。
【0051】カップリングBの軸部32は装置本体A側に
設置されたシリンダ軸受部35に回転自在に支持される歯
車31の根元近傍側の大径部からなる摺動部32aと、該シ
リンダ軸受部35の内径よりも小さい径を有する小径部と
を有して構成されており、軸部32の大径部の摺動部32a
のみが必要な精度でシリンダ軸受部35に対して回転自在
で且つ軸方向に移動自在に支持されている。
【0052】シリンダ軸受部35とカップリングBの係合
部33側の軸部32との間には、カップリングBの位置決め
穴34がドラム軸1aに嵌合することにより定まるカップ
リングBの回転軸位置と相反することがない程度に広
く、且つカップリング36とカップリングBの係合部33と
が係合する際に支障にならない程度に支持出来るクリア
ランスを設けている。
【0053】即ち、カップリングBの回転軸位置は、シ
リンダ軸受部35に嵌入されて回転自在に摺動する摺動部
32aとドラム軸1aとにより定まるようにするため摺動
部32aは軸部32の多少の傾きを許容する構造としてい
る。
【0054】感光体ドラム1が無い状態では摺動部32a
だけで軸部32を支持する構造の場合、軸部32が傾いてカ
ップリングBの係合部33の位置が定まりにくいため、感
光体ドラム1を装填する際にカップリングBの係合部33
とカップリング36とが係合し難いという問題がある。
【0055】そこで、本実施形態では、シリンダ軸受部
35におけるカップリングBの係合部33の近傍と軸部32と
の間に適度なクリアランスを設けることで、感光体ドラ
ム1が無い状態ではシリンダ軸受部35と摺動部32a、及
びシリンダ軸受部35と係合部33の近傍の軸部32とで該軸
部32を支持してカップリングBの係合部33とカップリン
グ36との係合を支障無く行うために必要なカップリング
Bの係合部33の位置精度を確保する一方で、感光体ドラ
ム1を装填してカップリングBの係合部33とカップリン
グ36とが係合した際にはシリンダ軸受部35と、カップリ
ングBの係合部33の近傍の軸部32との間に隙間を確保し
てシリンダ軸受部35と摺動部32a、及びドラム軸1aに
より定まるカップリングBの回転軸位置に影響を与えな
いようにすることが出来る。
【0056】シリンダ軸受部35とドラム軸1aの位置精
度によっては歯車31の回転軸に傾きが生じるが、歯車31
の根元から位置決め穴34までの距離を十分に長く取るこ
とにより実害が無いようにしている。
【0057】シリンダ軸受部35により回転自在で且つ回
転軸方向に移動自在に支持されたカップリングBは一端
が装置本体Aに取り付けられた付勢手段となる板バネ37
により感光体ドラム1側(図2の右側)方向に付勢され
ている。
【0058】ドラム軸1aには該ドラム軸1aと一体的
に回転するカップリング36が並行ピン1bを用いて固定
されており、ドラム軸1aは軸受部38を介して装置本体
Aに正確に位置決めされた状態で回転自在に軸支されて
いる。
【0059】ドラム軸1aの端部には第1の係合部材と
なる非駆動側のカップリング36が固定され、第2の係合
部材となる駆動側のカップリングBと噛み合い回転駆動
力が伝達される。
【0060】駆動側のカップリングBの係合部33には3
つの三角螺旋状の突条33aが設けてあり(図3参照)、
非駆動側のカップリング36には該突条33aに対応する3
条の三角螺旋状の溝36aが形成されている(図4参
照)。
【0061】そして、駆動側のカップリングBの軸部32
の摺動部32aが装置本体Aに設けられたシリンダ軸受部
35に嵌挿して回転自在に支持され、且つ該カップリング
Bの位置決め穴34に感光体ドラム1のドラム軸1aが嵌
挿されて支持された状態で板バネ37による感光体ドラム
1のドラム軸1a方向の付勢力によりカップリングBの
係合部33の突条33aを非駆動側のカップリング36の溝36
aに係合させて連結することでカップリングBの回転軸
位置が位置決めされる。
【0062】そして、図示しない駆動源に連結された歯
車31に回転駆動力が伝達されてカップリングBが所定の
方向に回転すると、突条33aと溝36aとが噛み合い、駆
動側のカップリングBから非駆動側のカップリング36に
回転駆動力が伝達されて、カップリングB,36及び感光
体ドラム1が一体的に回転する。
【0063】カップリングBとカップリング36との係合
時には装置本体Aに対して位置決めされたシリンダ軸受
部35に摺動するカップリングBの軸部32の摺動部32a
と、同じく装置本体Aに対して正確に位置決めされたド
ラム軸1aに嵌合するカップリングBの位置決め穴34の
2箇所で歯車31の回転軸が正確に位置決めされる。
【0064】ドラム軸1aとカップリングBとの間で僅
かに生じる可能性のある嵌合ガタに対しては三角螺旋状
の突条33aと溝36aとの噛み合いによる軸芯調整作用に
よりその発生を抑制し、感光体ドラム1の角速度変動を
生じ難くしている。
【0065】図5〜図7は駆動側のカップリングBと非
駆動側のカップリング36との係合を解除する解除機構の
構成を示す図である。図5は装置本体Aの左側から見た
図であり、作像中のカップリングBの歯車31は図5の反
時計回り方向に回転し、この時、カップリングBとカッ
プリング36とを噛み合わせるために三角螺旋状の突条33
a及び溝36aは図5の手前側方向から奥側方向に見て左
ネジの方向にねじれている。
【0066】感光体ドラム1を回転させる時の負荷トル
クは感光体ドラム1の表面にクリーニングブレードが当
接するクリーニング手段6により相応の負荷を有してい
るので駆動側のカップリングBと、非駆動側のカップリ
ング36とを離間させるためには感光体ドラム1が停止し
た状態で歯車31を図5の時計回り方向に回転させつつ回
転軸方向に移動して離間する。
【0067】本実施形態では、略垂直方向に並設された
4つのカップリングBの歯車31に対して図5においてカ
ップリングBの回転軸よりも右側位置に解除部材となる
連動板39を配置している。
【0068】図6及び図7は連動板39の周辺を装置本体
Aの正面側(図1の右側)から見た図であり、連動板39
には図5において歯車31の回転軸よりも右側部位に当接
して該歯車31を図6及び図7の左側方向に押圧する押圧
部39aと、該連動板39を斜め方向にスライドするための
カム溝39bとが形成されている。
【0069】連動板39のカム溝39bには装置本体A側に
設けられたピン40が挿通されており、連動板39を図6及
び図7の上下方向に移動すると、固定位置にあるピン40
がカム溝39bに係合しつつ連動板39が該カム溝39bに沿
って図6の左右方向に移動する。
【0070】駆動側のカップリングBと非駆動側のカッ
プリング36との係合を解除してプロセスカートリッジ7
を装置本体Aから脱離する際には連動板39を図6の下方
に移動させることで、装置本体Aに設けられたピン40が
カム溝39bに係合しつつ連動板39が図6の左下斜め方向
に移動する。
【0071】連動板39が図6の左下斜め方向に移動する
ことで板バネ37による付勢力に抗してカップリングBを
回転軸方向で感光体ドラム1と反対方向及び回転方向に
移動させることで連動板39の押圧部39aにより歯車31を
図5の時計回り方向に摩擦駆動し、カップリングBの係
合部33の突条33aと、カップリング36の溝36aとの噛み
合いを外しながら4つのカップリングBを各カップリン
グ36から同時に離間させることが出来る(図7参照)。
【0072】これにより、4つのカップリングBとカッ
プリング36との係合を単一の連動板39により同時に解除
し、各プロセスカートリッジ7を装置本体Aから脱離す
ることが出来る。
【0073】この連動板39の移動動作は、プロセスカー
トリッジ7を着脱する際に必ず行う操作である装置本体
Aの図示しない前扉の開閉動作等に連動させると良い。
連動板39のスライド角度は、それによって摩擦駆動され
るカップリングBの螺旋回転がカップリングBの三角螺
旋状の突条33aのねじれ角よりも浅くしてねじれピッチ
が短くなるように構成すると良い。
【0074】プロセスカートリッジ7の装着後は連動板
39を図7の上方に移動させることで駆動側のカップリン
グBが非駆動側のカップリング36の方向にスライドし、
板バネ37の付勢力により駆動側のカップリングBが非駆
動側のカップリング36の方向に押圧されてカップリング
Bの係合部33の突条33aとカップリング36の溝36aとが
噛み合う。
【0075】カップリングBとカップリング36との駆動
力伝達係合面が回転駆動力により噛み合う方向に傾いて
いる複数のカップリングB,36の離間動作において、カ
ップリングBの軸中心から離れた片側を離間させる軸方
向、且つカップリングB,36相互の係合面を離間させる
周方向に移動押圧する一体部品からなる連動板39を動作
させて行うことによりカップリングBとカップリング36
との噛み合いを外しながらカップリングBとカップリン
グ36とを離間させることが出来るので連動板39に加わる
荷重が比較的小さく、部品の簡素化や操作力の低減が可
能である。
【0076】また、カップリングBとカップリング36と
の解除動作を最小限の部品で行うことで大幅なコストア
ップを生じることなく感光体ドラム1の回転駆動精度と
剛性を確保することが出来る。
【0077】現像手段5やクリーニング手段6等のプロ
セスカートリッジ7内の他の回転駆動力の伝達/解除を
行うカップリング手段も同様の構成で実施することが出
来るが、感光体ドラム1を回転駆動させるカップリング
Bの位置決めを優先させるために他の駆動力の伝達はプ
ロセスカートリッジ7の着脱の際に駆動側の歯車とプロ
セスカートリッジ7側の歯車とが係合/離間する図示し
ない歯車カップリング構造とするのが望ましい。
【0078】上記構成によれば、駆動側のカップリング
Bの軸部32の摺動部32aが装置本体Aに設けられたシリ
ンダ軸受部35に嵌挿されて回転自在に支持され、該カッ
プリングBの位置決め穴34に感光体ドラム1のドラム軸
1aが嵌挿されて支持されることでカップリングBを感
光体ドラム1のドラム軸1a方向に一致させるための位
置決めを装置本体A側と感光体ドラム1側の2箇所で行
うことが出来、該カップリングBの回転軸中心を感光体
ドラム1の回転中心と確実に一致させることが出来る。
【0079】これにより、簡単な構成で感光体ドラム1
の角速度変動等を防止して回転精度を確保し、バンディ
ングや色ずれ等の画像不良を防止することが出来、且つ
コストの低減を図ることが出来る。
【0080】次に図8を用いて本発明に係る画像形成装
置の第2実施形態について説明する。図8は本発明に係
る画像形成装置の第2実施形態の構成を示す断面説明図
である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは
同一の符号を付して説明を省略する。
【0081】本実施形態では、図8に示すように、水平
方向に並設された複数の像担持体となる感光体ドラム1
に対向して該感光体ドラム1の表面に形成されたトナー
画像が一次転写される中間転写体となる中間転写ベルト
51が駆動ローラ52及び従動ローラ53,54により張架され
ており、該中間転写ベルト51を挟んで従動ローラ54に対
向する位置に二次転写手段55が配置されている。
【0082】前記第1実施形態と同様にして各感光体ド
ラム1に形成されたトナー画像は転写手段56y,56m,
56c,56k(以下、単に「転写手段56」という)の作用
により中間転写ベルト51に一次転写される。
【0083】一方、給送カセット11からピックアップロ
ーラ12により繰り出された転写材Sは図示しない分離手
段により1枚ずつ分離給送された後、搬送ローラ対57に
よりレジストローラ対14に送られ、該レジストローラ対
14により所定のタイミングで中間転写ベルト51と二次転
写手段55との間に搬送され、該二次転写手段55の作用に
より中間転写ベルト51に一次転写されたトナー画像が二
次転写される。
【0084】トナー画像が転写された転写材Sは定着手
段15によりトナー画像が定着された後、排出ローラ対58
により搬送されて装置本体Aの上部に設けられた排出ト
レイ17上に排出される。
【0085】本実施形態においても前記第1実施形態と
同様に感光体ドラム1のドラム軸1aにカップリング36
が取り付けられており、該カップリング36に係合するカ
ップリングBにより回転駆動力が伝達される。他の構成
は前記第1実施形態と略同様に構成され、同様な効果を
得ることが出来る。
【0086】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、第2の係合部材の軸部が装置本体に設けられ
た軸受部に嵌挿されて回転自在に支持され、該第2の係
合部材の位置決め穴に像担持体の回転軸が嵌挿されて支
持されることで第2の係合部材を像担持体の軸方向に一
致させるための位置決めを装置本体側と像担持体側の2
箇所で行うことが出来、該第2の係合部材の回転軸中心
を像担持体の回転中心と確実に一致させることが出来
る。
【0087】これにより、複数部品で構成する際に結合
部のガタに起因して生じる像担持体の角速度変動や剛性
の低下等を防止して回転精度を確保し、簡単な構成でバ
ンディングや色ずれ等の画像不良を防止することが出
来、且つコストの低減を図ることが出来る。
【0088】また、第2の係合部材を樹脂により成形し
た場合には、部品の低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構
成を示す断面説明図である。
【図2】像担持体の回転軸に固定された第1の係合部材
と駆動源に連結された第2の係合部材とが係合した状態
を示す断面説明図である。
【図3】駆動源に連結される第2の係合部材の構成を示
す斜視説明図である。
【図4】像担持体の回転軸に固定された第1の係合部材
の構成を示す斜視説明図である。
【図5】第2の係合部材と解除部材との配置構成を示す
側面説明図である。
【図6】解除部材による第1の係合部材と第2の係合部
材の係合解除動作を説明する断面説明図である。
【図7】解除部材による第1の係合部材と第2の係合部
材の係合解除動作を説明する断面説明図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構
成を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1,1y,1m,1c,1k…感光体ドラム、1a…ド
ラム軸、1b…並行ピン、2…転写材搬送ベルト、3,
3y,3m,3c,3k…一次帯電器、4,4y,4
m,4c,4k…露光手段、5,5y,5m,5c,5
k…現像手段、6,6y,6m,6c,6k…クリーニ
ング手段、7,7y,7m,7c,7k…プロセスカー
トリッジ、8,8y,8m,8c,8k…転写ローラ、
9,9y,9m,9c,9k…トナー収容部、10,10
y,10m,10c,10k…現像ローラ、11…給送カセッ
ト、12…ピックアップローラ、13…リタードローラ対、
14…レジストローラ対、15…定着手段、15a…加熱ロー
ラ、15b…加圧ローラ、16…排出ローラ対、17…排出ト
レイ、18…両面搬送路、19…斜送ローラ対、20…Uター
ンローラ対、21…手差しトレイ、22…給送ローラ、23…
分離パッド、24…搬送ローラ対、25…駆動ローラ、26…
従動ローラ、27,28…テンションローラ、29…吸着ロー
ラ、30…搬送補助ローラ、31…歯車、32…軸部、32a…
摺動部、33…係合部、33a…突条、34…位置決め穴、35
…シリンダ軸受部、36…カップリング、36a…溝、37…
板バネ、38…軸受部、39…連動板、39a…押圧部、39b
…カム溝、40…ピン、51…中間転写ベルト、52…駆動ロ
ーラ、53,54…従動ローラ、55…二次転写手段、56,56
y,56m,56c,56k…転写手段、57…搬送ローラ対、
58…排出ローラ対、A…カラー画像形成装置、B…カッ
プリング、S…転写材、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の回転軸に固定された第1の係
    合部材と、 前記第1の係合部材に係合し得る係合部と、前記像担持
    体の回転軸を嵌挿して支持し得る位置決め穴と、装置本
    体に設けられた軸受部に嵌挿して回転自在に支持される
    軸部と、駆動源に連結される歯車とが一体的に形成され
    た第2の係合部材と、 前記第2の係合部材を前記第1の係合部材に対して前記
    像担持体の回転軸方向に付勢する付勢手段と、 を有し、 前記第2の係合部材の軸部が前記装置本体に設けられた
    軸受部に嵌挿して回転自在に支持され、且つ該第2の係
    合部材の位置決め穴に前記像担持体の回転軸が嵌挿され
    て支持された状態で前記付勢手段による前記像担持体の
    回転軸方向の付勢力により前記第2の係合部材の係合部
    を前記第1の係合部材に係合させて連結することで該第
    2の係合部材の回転軸位置が位置決めされることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の係合部材は樹脂により一体成
    形されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の係合部材と前記第2の係合部
    材との係合は夫々の回転軸を中心とする螺旋状の突条と
    螺旋状の溝との係合により行うことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の係合部材と前記第2の係合部
    材との係合の解除は前記付勢手段による付勢力に抗して
    前記第2の係合部材を回転軸方向及び回転方向に移動さ
    せる解除部材により行うことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体が複数並設され、夫々の像
    担持体の回転軸に固定された複数の前記第1の係合部材
    と、該複数の第1の係合部材に夫々係合する複数の前記
    第2の係合部材との係合の解除を単一の前記解除部材に
    より行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装
    置。
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