JP3105458B2 - 積み重なった布製品等の移載装置 - Google Patents

積み重なった布製品等の移載装置

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JP3105458B2 JP08298202A JP29820296A JP3105458B2 JP 3105458 B2 JP3105458 B2 JP 3105458B2 JP 08298202 A JP08298202 A JP 08298202A JP 29820296 A JP29820296 A JP 29820296A JP 3105458 B2 JP3105458 B2 JP 3105458B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積み重なった布製
品等を第1コンベア上にて移送し、その移送方向に対し
て交叉方向に配置された第2コンベア上へ前記布製品等
を移載するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばタオルフォルダー等の折り畳み機
では、タオル等の物品を洗濯、脱水後に折り畳み、積み
重ねたものを一定数毎に結束する作業が行なわれる。こ
のため従来は、積み重なった状態で搬送されてくる布製
品を搬出コンベアから次工程のコンベアへ送るために、
作業者が積み換えなければならないという面倒な作業が
必要であった。積み重なった布製品はくずれ易く取り扱
いに注意を要するためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたもので、その課題は、積み重なった布製
品のように形をくずしやすい物品を原形を保って整然と
移載することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、布製品等Wを強制的に移動させるための
移載用滑走台の機能を果たす第1コンベア11を具備
し、第1コンベア11は、前後のロール21、22間に
摩擦抵抗の少ないベルト23を多数条掛回したもので、
上部ベルトは摺り板24によってフレーム20に支え
第1コンベア11の始端側に積み重なった布製品等を終
端側へ移動させるために第1コンベア上へ突出し、その
布製品等の後側に接して第2コンベア12上へ押し出す
ための押し面13aを有する押し出し部材13を複数
個、往復動機構14に突出可能に取り付け、押し出し後
第1コンベア11の始端側へ後退した突出姿勢の押し出
し部材13の一部と接触して該部材13を没入姿勢に変
えるための接触子15を押し出し部材13の移動範囲に
設けるという手段を講じたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る移載装置は、積み重
なった布製品等Wを第1コンベア11によって移送し、
その移送方向に対して交叉方向に配置された第2コンベ
ア12上へ前記布製品等Wを移載するためのものであ
る。なおこの布製品等Wは例えばタオルその他のいわゆ
るリネン類であり、洗濯後、脱水、乾燥されたものであ
る。しかし厚手の折り畳み製品のように特に形くずれを
起こしやすいものを積み重ねずに1個だけ移載する場合
も本発明の対象である。
【0006】第1コンベア11は、積み重なった布製品
等Wを安定に支えて移送可能なものであり、後述する押
し出し部材13を設けて布製品等Wを強制的に移動させ
るための移載用滑走台の機能を果たす。第1コンベア1
1は、前後のロール21、22間に摩擦抵抗の少ないベ
ルト23を多数条掛回したもので、上部ベルトは摺り板
24によってフレーム20に支えている。各図中、25
は台脚、26はテンションロールを示す。
【0007】第1コンベア11の始端側に積み重なった
布製品等を終端側へ移動させるために突出し、その布製
品等の後側を第1コンベア12上へ押し出すために、押
し出し部材13を往復動機構14に付勢手段16によっ
て突出可能に取り付ける。要するに押し出し部材13
は、布製品等Wを移載用滑走台である第1コンベア11
から搬送する手段である第2コンベア12上へ強制的に
移動させる手段である。この押し出し部材13に要求さ
れる機能は、積み重なった布製品等Wの全体に平均的な
力で接し、その状態でほぼ平行移動すること等である。
【0008】図示の押し出し部材13は、ベルト23間
の空所27に配置され、ベルト上へ突出可能かつベルト
下へ没入可能に構成されている数組のものからなってい
る。押し出し部材13は、布製品等Wに平均に接するた
めの押し面13aを正面に有しており、後部において、
回転可能な押し軸28に取り付けられ、該軸28の回転
によって前記出没が可能である。そして、前進時押し面
13aが一定の角度で起立し布製品等Wを押すように、
付勢手段16で起立(突出)方向へ付勢され、ストッパ
17に下端18が当たって起立姿勢を保つよう構成され
ている。例示の付勢手段はばねである。
【0009】例示の押し軸28は、両端の軸支部29、
29にて移動基台30に取り付けられている。この移動
基台30はガイドロッド31に沿って前後方向へ移動可
能に取り付けられており、シリンダ装置32のピストン
軸33に結合部材34によって結合されている。故にピ
ストン軸33が伸張状態から収縮する動作によって移動
基台30、従って押し出し部材13が前進する。移動基
台30以下結合部材34までは往復動機構14を構成す
る(図2)。
【0010】このような移動基台30は或る程度の速度
で布製品等Wを押し出すので、前進位置にて、それを受
け止める緩衝装置35を、移動基台30の最前進位置付
近に設ける。他方第1コンベア11の始端側へ後退した
押し出し部材13に対しては、その一部13bと接触し
て該部材13を没入姿勢に変えるための接触子15を押
し出し部材13の移動範囲内に設ける。
【0011】例示の往復動機構14は第1コンベア11
の下部に設け、そこから押し出し部材13を同コンベア
上に出没させるものであるので、接触子15もこの押し
出し部材13と同様コンベア下部に設ける。例示の接触
子15は、数個の押し出し部材13に同時に接するよう
に左右方向に設けてある。斯くして押し出し部材13は
その後面13bが接触子15に当接して後退することで
没入姿勢となる(図4実線)。
【0012】第2コンベア12は前記のとおり第1コン
ベア11に対して交叉しており、図示の例の場合布製品
等Wは搬送方向を直角に変えられるようになっている。
この第2コンベア12は全体として布製品等Wの寸法よ
りも広い幅を有する、1枚又は2枚以上のベルト状のも
の12′からなり、その下に位置する幅広の摺り板36
によって布製品等Wの荷重を支え、安定な搬送を可能に
している。また第1コンベア11側の第2コンベア12
側辺にはフード37を設けて覆い、布製品等Wが側辺に
引掛からないように図っている。第2コンベア12も滑
りの良い樹脂製、金属製のものを使用する。
【0013】待機状態にあるとき押し出し部材13は没
入姿勢になっており(図5)、そこへ前段の、例えばタ
オルフォルダーTに設けられた搬出フォルダ38から、
積みかさなった布製品等Wが第1コンベア11の始端側
へ進入するとき、布製品等Wは没入姿勢にある押し出し
部材13を通過する位置まで進行する。その位置通過が
検知子39に検知され、制御装置40からの指令により
シリンダ装置32が作動し、押し出し部材13は前進を
開始して起立、突出状態となる(図6)。
【0014】このため押し出し部材13の押し面13a
によって布製品等Wを押し動かされる状態となり(図
7)、ピストン33が作動しその前進限界付近に達する
と布製品等Wは第2コンベア12上へ完全に押し出さ
れ、移載が完了する。これが移載検知子41に検知さ
れ、シリンダ装置32は復動して、図5の待機状態へ戻
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、積み重なった布製品の如くくずれ
やすい物品や厚手の折り畳み製品のように特に形くずれ
を起こしやすいもの第1コンベア11を移動用滑走台
として、原形を保って移載することができ、特に押し出
し部材13を付勢手段16によって突出させ、後退時に
接触子15と接触することで没入させるようにしたの
で、出没姿勢の制御が容易かつ確実である、構成も簡潔
なものとなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積み重なった布製品等の移載装置
の1実施例を示す平面図。
【図2】同上装置の側面図。
【図3】同じく横断面拡大図。
【図4】同じく縦断面拡大図。
【図5】待機状態の側面図。
【図6】押し出し部材立ち上がり状態の側面図。
【図7】移載途中及び完了時の側面図。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み重なった布製品等を第1コンベア上
    にて移送し、その移送方向に対して交叉方向に配置され
    た第2コンベア上へ前記布製品等を移載するための装置
    であって、布製品等Wを強制的に移動させるための移載用滑走台の
    機能を果たす第1コンベア11を具備し、第1コンベア
    11は、前後のロール21、22間に摩擦抵抗の少ない
    ベルト23を多数条掛回したもので、上部ベルトは摺り
    板24によってフレーム20に支え 、第1コンベア11
    の始端側に積み重なった布製品等を終端側へ移動させる
    ために第1コンベア上へ突出し、その布製品等の後側
    接して第2コンベア12上へ押し出すための押し面13
    aを有する押し出し部材13を複数個、往復動機構14
    付勢手段16によって突出可能に取り付け、 押し出し後第1コンベア11の始端側へ後退した突出姿
    勢の押し出し部材13の一部と接触して該部材13を没
    入姿勢に変えるための接触子15を押し出し部材13の
    移動範囲に設けたことを特徴とする積み重なった布製品
    等の移載装置。
  2. 【請求項2】 第1コンベア11は多数条のベルト23
    からなり、そのベルト間の空所27に押し出し部材13
    が複数個出没可能に設けられている請求項第1項記載の
    積み重なった布製品等の移載装置。
  3. 【請求項3】 押し出し部材13は前進によって起立
    し、布製品等を押すように付勢手段16のばねによって
    突出方向へ常時付勢されている請求項第1項記載の積み
    重なった布製品等の移載装置。
  4. 【請求項4】 往復動機構14は、押し出し部材13を
    取り付けた移動基台30とそれを前後方向へ移動可能に
    取り付けたガイドロッド31、前後方向へ伸縮可能であ
    り、その先端部にて移動基台30へ結合されたピストン
    軸33を有するシリンダ装置32とからなる請求項第1
    項記載の積み重なった布製品等の移載装置。
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