JP3098346U - 挟持装置 - Google Patents

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徐國仁
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海健企業股▲分▼有限公司
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Abstract

【課題】挟持物の厚さに応じて異なるサイズの挟持クリップを選択できる挟持装置を提供する。
【解決手段】内部に挟持クリップを収納する空間を有し、前端縁に挟持口11,21を形成するとともに、後端縁に装填口12,22を形成し、かつ上面にスライド溝13,23を形成してなるハウジング10,20と、該ハウジングのスライド溝に摺動自在に設けられる押出しブロック30と、該ハウジングの後端に近接する位置に回動自在に設けられる押圧板40と、該ハウジングの前端縁部に近接する位置に設けられるY字状弾性体50とによってなり、該ハウジングの対向する内壁のそれぞれに長手方向に延伸する上レール14,24を形成するとともに、該上レールの下方において、内部空間の中心部に向かってややせり出すように下レール15,25を形成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、一般にガチャック(登録商標、登録第1587528号、権利人オート株式会社)と称する挟持装置に関し、特に異なるサイズの挟持クリップを収納し、異なる厚さに束ねた紙を綴じることのできる挟持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の束ねた紙を綴じるための挟持具であるガチャック(登録商標、登録第1587528号、権利人はオート株式会社。以下挟持装置と称する)を図1に開示する。図面によれば、従来の挟持装置(A)は、上ハウジング(100)と、下ハウジング(200)とを具えてなり、長手方向の前後両端にそれぞれ挟持口(101)と、通称ガチャ玉なる挟持クリップを装填するグリップ装填口(102)を形成する(以下挟持クリップと称する)。また、上ハウジング(100)と、下ハウジング(200)とによってなるハウジング内には押出しブロック(300)を設ける。即ち、上ハウジング(100)の内壁にスライド溝(103)を形成し、該スライド溝(103)に押出しブロック(300)を摺動自在に設ける。使用時には、挟持クリップをグリップ装填口(102)からハウジング内に形成される通路に装填し、押出しブロック(300)によって挟持口(101)から押出して束ねた紙を綴じる。
【0003】
但し、従来の挟持装置は、少量で、所定の厚さに束ねた紙を綴じるための単一サイズの挟持クリップしか収納できない。また市場においても挟持クリップは単一の仕様(高さ0.48cm)しかない。よって、綴じようとする紙の枚数が多く、ある程度の厚さを越える場合には使用することができない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、サイズの異なる仕様の挟持クリップを収納でき、束ねた紙の厚さに応じて異なる挟持クリップを選択して綴じることのできる挟持装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、内部に挟持クリップを収納する空間を有するハウジングと、
該ハウジングに摺動自在に設けられる押出しブロックと、回動自在に設けられる押圧板と、及びY字状弾性体とによってなり、該ハウジングの対向する内壁のそれぞれに長手方向に延伸する上レールを形成するとともに、該上レールの下方にやや迫り出した下レールを形成してなる挟持装置の構造によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。
【0006】
すなわち、ハウジングの内壁に上レールと下レールを形成し、かつ下レールがやや迫り出して形成され、サイズの大きい挟持クリップが下レール上を移動し、サイズの小さい挟持クリップが上レール上を移動するように構成することによって、この考案の課題を解決する挟持装置が得られる。
【0007】
以下、この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載する挟持装置は、内部に挟持クリップを収納する空間を有し、前端縁に挟持口を形成するとともに、後端縁に装填口を形成し、かつ上面にスライド溝を形成してなるハウジングと、
該ハウジングのスライド溝に摺動自在に設けられる押出しブロックと、
該ハウジングの後端に近接する位置に回動自在に設けられる押圧板と、
該ハウジングの前端縁部に近接する位置に設けられるY字状弾性体とによってなり、
該ハウジングの対向する内壁のそれぞれに長手方向に延伸する上レールを形成するとともに、該上レールの下方において、内部空間の中心部に向かってやや迫り出すように下レールを形成する。
【0008】
【考案の実施の形態】
この考案は、挟持物である束ねた紙などの厚さに対応して異なるサイズの挟持クリップを装填して挟持できる挟持装置を提供するものであって、内部に挟持クリップを収納する空間を有するハウジングと、
該ハウジングに摺動自在に設けられる押出しブロックと、回動自在に設けられる押圧板と、及びY字状弾性体とによって構成される。
かかる挟持装置の構造と特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。
【0009】
【第1の実施例】
図2、3に開示するように、この考案による挟持装置(B)は左ハウジング(10)と、右ハウジング(20)と、押出しブロック(30)と、押圧板(40)と、板材を折り曲げて略Y字状に形成してなる2つのY字状弾性体(50)とによってなる。
【0010】
左ハウジング(10)と右ハウジング(20)とを合わせて挟持装置(B)のハウジングとし、また左右ハウジング(10)(20)には、それぞれ前端縁に挟持口(11)(21)を形成するとともに、後端縁にクリップ装填口(12)(22)を形成してなり、かつ上面にスライド溝(13)(23)を形成する。スライド溝(13)(23)によって形成される溝部には押出しブロック(30)を摺動自在に設ける。また、左右ハウジング(10)(20)を合わせてなるハウジングの上面で後端縁部に近接する位置には押圧板(40)を回動自在に設け、ハウジング内部で前端縁部に近接する位置には、Y字状弾性体(50)を設ける。
【0011】
図4に開示するように、左右ハウジング(10)(20)の内壁の対向する位置には、長手方向に延伸する上レール(14)(24)をそれぞれ左右対称に形成するとともに、上レール(14)(24)の下方において、内部空間の中心部に向かってやや迫り出すように下レール(15)(25)を形成する。
【0012】
以上の構造による挟持装置を使用する場合は、図5に開示するように左右ハウジング(10)(20)とによってなるハウジングの後端縁部に近接する位置に設けた押圧板(40)を開いて挟持クリップ(60)をクリップ装填口(12)(22)から装填する。さらに押出しブロック(30)を押して挟持クリップ(60)が上レール(14)(24)上を移動するように前方に押出す。この場合、図6に開示するように挟持クリップ(60)は、前端開口部がY字状弾性体(50)に当接し、押出しブロック(30)の押圧を受けて開き、さらに挟持口(11)(21)から押出されて挟持物である束ねた紙などを挟持する。
【0013】
挟持物である束ねた紙などが厚い場合は、図5に開示するようにサイズの大きい挟持クリップ(60’)を左右ハウジング(10)(20)内に装填する。この場合、サイズの大きい挟持クリップ(60’)の後端縁部の底面側が下レール(15)(25)上を摺動し、前端開口部がY字状弾性体(50)に当接し、押出しブロック(30)の押圧を受けて開き、さらに挟持口(11)(21)から押出されて挟持物である束ねた紙などを挟持する。
【0014】
この考案による挟持装置(B)は、図8に開示するようにサイズの異なる挟持クリップ(60)(60’)を上レール(14)(24)と、下レール(15)(25)とに同時に装填して、異なる厚さの挟持物に対応できるようにすることもできる。
【0015】
【第2の実施例】
第2の実施例は、図9に開示するように下ハウジング(80)に上ハウジング(70)を嵌着して挟持装置のハウジングを形成し、上ハウジング(70)の上面に押出しブロック(30)と押圧板(40)を設けるとともに、前後端にそれぞれ挟持口(71)とクリップ装填口(72)をそれぞれ形成する。また、下ハウジング(80)には
前端縁に挟持口(81)を形成するとともに、前端縁に近接する位置にY字状弾性体(50)を設ける。また、図10に開示するように、下ハウジング(80)の対向する両内壁には上レール(83)と下レール(84)をそれぞれ形成する。上レール(83)下レール(84)は、第1の実施例と同様に、下レール(84)がやや迫り出して形成され、図10、図11に開示するように、サイズの小さい挟持クリップ(60)が上レール(83)上を移動し、サイズの大きい挟持クリップ(60’)上を移動し、それぞれ異なる厚さの挟持物を挟持する。
【0016】
以上は、この考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
【0017】
【考案の効果】
この考案による挟持装置は、挟持物の厚さに対応して、異なるサイズの挟持クリップを装填し、挟持することができる。よって、サイズの異なる挟持クリップ用の挟持装置を別途用意することなく、実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の挟持装置の斜視図である。
【図2】この考案の第1の実施例による挟持装置の分解図である。
【図3】図2に開示する挟持装置の斜視図である。
【図4】図2に開示する挟持装置の一部断面図である。
【図5】図2に開示する挟持装置に挟持クリップを装填した状態を表わす説明図である。
【図6】図2に開示する挟持装置であって、挟持クリップを押出す動作を表わす説明図である。
【図7】図2に開示する挟持装置であって、他の挟持クリップを押出す動作を表わす説明図である。
【図8】図2に開示する挟持装置に挟持クリップを装填した状態を表わす横断面図である。
【図9】この考案の第2の実施例による挟持装置の斜視図である。
【図10】図9に開示する挟持装置に挟持クリップを装填した状態を表わす説明図である。
【図11】図9に開示する挟持装置に他の挟持クリップを装填した状態を表わす説明図である。
【符号の説明】
10       左ハウジング
100      上ハウジング
101、201  挟持口
102      クリップ装填口
103      スライド溝
11、21    挟持口
12、22    クリップ装填口
13、23    スライド溝
14、24    上レール
15、25    下レール
20       右ハウジング
200      下ハウジング
30       押出しブロック
300      押出しブロック
40       押圧板
50       Y字状弾性体
60、60’   挟持クリップ
70       上ハウジング
71、81    挟持口
72       クリップ装填口
80       下ハウジング
83       上レール
84       下レール
A、B      挟持装置

Claims (1)

  1. 内部に挟持クリップを収納する空間を有し、前端縁に挟持口を形成するとともに、後端縁に装填口を形成し、かつ上面にスライド溝を形成してなるハウジングと、
    該ハウジングのスライド溝に摺動自在に設けられる押出しブロックと、
    該ハウジングの後端に近接する位置に回動自在に設けられる押圧板と、
    該ハウジングの前端縁部に近接する位置に設けられるY字状弾性体とによってなり、
    該ハウジングの対向する内壁のそれぞれに長手方向に延伸する上レールを形成するとともに、該上レールの下方において、内部空間の中心部に向かってやや迫り出すように下レールを形成することを特徴とする挟持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0474754U (ja) * 1990-10-31 1992-06-30
JPH0558999U (ja) * 1992-01-16 1993-08-03 株式会社ユニシアジェックス 減衰力可変型緩衝器
JPH0583490U (ja) * 1992-04-21 1993-11-12 株式会社ユニシアジェックス 減衰力可変型液圧緩衝器
JP2019025789A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 オート株式会社 クリップドライバ

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