JP3097108B2 - 画像形成装置管理装置 - Google Patents

画像形成装置管理装置

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JP3097108B2
JP3097108B2 JP02190101A JP19010190A JP3097108B2 JP 3097108 B2 JP3097108 B2 JP 3097108B2 JP 02190101 A JP02190101 A JP 02190101A JP 19010190 A JP19010190 A JP 19010190A JP 3097108 B2 JP3097108 B2 JP 3097108B2
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和信 前川
澄昭 平田
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、複写機管理用データを集中管理装置との間
で送受信する複写機管理装置、及び管理システムに関す
る。
【従来の技術】
(1)複数の複写機の管理用データを、単一の中央処理
装置に送信し、該中央処理装置にて、一括処理する方式
が提案されている(特開昭54−54032号公報)。 (2)複数の複写機の管理用データを、各複写機の端末
装置を介して単一の中央制御装置に送信して処理するこ
とにより、各複写機を集中管理するシステムが提案され
ている(特開昭54−44522号公報)。 (3)上記と同等のシステムであって、中央制御装置と
の通信を、公衆電話回線等の通信回線網を介して行うシ
ステムが提案されている。
【発明が解決しようとする問題点】
通信回線を介して多数の複写機(正確には、各複写機
にそれぞれ接続された複写機管理装置)を集中的に管理
するシステムでは、各複写機管理装置に固有の定時発信
時刻をそれぞれ割り振っておき、定時発信時刻に於い
て、対応する複写機管理装置〜集中管理装置を接続せし
めて、所定のデータ通信を行っている。 また、定時発信時刻におけるデータ通信ばかりでな
く、例えば、トラブルが発生した場合にも集中管理装置
との接続を行わせて、トラブルへの対応に必要なデータ
通信を行っている。 しかし、上述のように、複写機管理装置〜集中管理装
置間のデータ通信は、通信回線を介して行われるため、
定時発信時刻になった場合でも、例えば、通信回線を共
用している電話機等の使用中には、集中管理装置との接
続を行えない。 また、他の複写機管理装置になんらかのトラブルが発
生して、該他の複写機管理装置〜集中管理装置間でデー
タ通信が行われている場合にも、集中管理装置との接続
を行えない。 かかる場合、自動的に、複写機管理装置に再呼出し時
刻を設定させ、該再呼出し時刻に、再び集中管理装置を
呼び出させている。 しかるに、或る複写機管理装置の定時発信時刻が、な
んらかの事情により集中管理装置との接続を行い難い時
間帯に設定されている場合には、当該複写機管理装置で
は、頻繁に集中管理装置の再呼出しが行われることとな
る。これは、無駄であるばかりでなく、当該ユーザの通
信回線を占有して、例えば、該通信回線を共用する電話
機の使用を妨げることとなる。 本発明は、かかる事情に鑑みたものであり、或る複写
機管理装置の定時発信時刻が、集中管理装置との接続を
行い難い時間帯に設定されている場合には、該複写機管
理装置の定時発信の時間帯を変更することにより、上記
不都合を防止することを目的とするものである。 なお、集中管理装置との接続を行い難い時間帯とは、
例えば、当該複写機管理装置のユーザが頻繁に電話機を
使用する時間帯、各複写機管理装置にトラブルの生起し
易い時間帯、或いは、朝一番のように、各複写機管理装
置に電源が投入されて呼び出しの混み合う時間帯等であ
る。
【問題点を解決するための手段】
本発明は、画像形成装置に接続されるとともに管理セ
ンターの集中管理装置を呼び出して該集中管理装置へ通
信回線を介して画像形成装置の管理用データを送信する
画像形成装置管理装置であって、時刻を計時する時計手
段と、前記時計手段が予め設定された所定の送信時刻及
び再送信時刻になると前記集中管理装置を呼び出す送信
制御手段と、前記送信制御手段の呼び出しにもかかわら
ず前記集中管理装置との接続がなされない場合は再送信
時刻を所定の規則で設定する再送信時刻管理手段と、前
記送信制御手段による前記集中管理装置の再呼び出し回
数を計数する計数手段と、前記集中管理装置との接続後
に前記計数手段の計数値を送信し前記集中管理装置にて
該計数値に基づいて演算された送信時刻データを受信し
て記憶する定時送信時刻管理手段と、を有することを特
徴とする画像形成装置管理装置である。 また、本発明は、画像形成装置のデータ収集機能及び
通信回線との接続機能を有する画像形成装置管理装置と
通信回線を介して各画像形成装置管理装置を管理する集
中管理装置とから成る画像形成装置管理システムに於い
て、前記画像形成装置管理装置は、定時発信時刻及び再
送信時刻に通信端末装置へ呼出指令信号を送信して管理
センター側の通信端末装置の呼出しを指令する手段と、
呼出指令信号の送信にもかかわらず前記集中管理装置と
の接続が為されない場合に再送信時刻を設定する手段
と、呼出指令信号の再送信回数を計数して前記集中管理
装置への送信用データとして設定する手段と、前記集中
管理装置との接続時に受信される定時発信時刻データを
次回の定時発信時刻データとして記憶する手段と、を有
し、前記集中管理装置は、前記画像形成装置管理装置と
の接続時に受信される呼出指令信号の再送信回数に基づ
いて次回の定時発信時刻を演算する手段と、演算した定
時発信時刻データを前記画像形成装置管理装置への送信
用データとして設定する手段とを有する、画像形成装置
管理システムである。 また、本発明は、上記構成に於いて、集中管理装置
が、前記再送信回数が所定回数連続して所定値を越えた
場合には次回の定時発信時刻を今回の定時発信時刻とは
異なる時間帯に設定する画像形成装置管理システムであ
る。 また、本発明は、前記画像形成装置管理装置の構成に
於いて、前記画像形成装置が複写機である画像形成装置
管理装置である。 また、本発明は、前記画像形成装置管理システムの構
成に於いて、前記画像形成装置が複写機である画像形成
装置管理システムである。
【実施例】
以下、本発明の実施例を説明する。 〔1〕システムの全体構成 まず、第1図〜第5図に即して、本システムの概略構
成を説明する。 第1図〜2図に示すように、本システムは、多数のユ
ーザ側装置(図には1組のユーザ側装置を示す)と、管
理者であるセンター側装置と、これらを接続する通信回
線網とから構成される。 ここに、ユーザ側には、複写機4、DT(データターミ
ナル)1、通信端末装置としての機能をも有するモデム
52、及び、通話装置である電話機53が設置されている。
なお、データターミナル1は、複写機4から各種情報を
取入れて所定の処理を施し、センター側のコンピュータ
へ送信する装置である。 一方、センター側には、通信端末装置としての機能を
も有するモデム72、コンピュータ(本体90,ディスプレ
ィ92,キーボード93,プリンタ94)、及び、通話装置であ
る電話機73が設置されており、通信回線網(例えば、電
話回線網)を介して受信されるデータに基づいて複写機
管理用のデータを作成し、必要な対応を行う。 次に、各装置について述べる。 <複写機4> 原稿画像走査により、複写画像を用紙上に形成する装
置である。 複写機4では、画像形成プロセスに影響する各種エレ
メントデータ(用紙搬送所要時間,感光体ドラムの表面
電位,現像剤中のトナー濃度,感光体ドラムの露光量,
現像バイアス電圧,感光体ドラム上のトナー付着量,帯
電チャージャのグリッド電圧等)を、図示しない各種セ
ンサ群によって検出し、CPU41に取り入れて処理した
後、シリアルI/F43・シリアルI/F13を介してデータター
ミナル1のCPU11に送信する。なお、上記各種エレメン
トデータは、後述する制御の説明中では、エレメントデ
ータxi(i=1〜エレメントデータの項目数)として、
一括して抽象的に表記される。 複写機4では、また、管理者側からの請求金額の基礎
となるカウンタ(用紙排出回数を示すトータルカウン
タ,用紙サイズ別の使用回数を示す用紙サイズ別カウン
タ)、メインテナンス上の目安となるカウンタ(箇所別
のJAM回数を示す箇所別JAMカウンタ,箇所別のトラブル
回数を示す箇所別トラブルカウンタ,部品別の使用回数
を示す部品別PMカウンタ)の各カウント値をそれぞれ計
数し、シリアルI/F42・シリアルI/F12を介して、データ
ターミナル1のCPU11へ送信する。なお、PMカウンタ
は、部品毎に使用回数を計数するカウンタであり、その
カウント値は、当該部品交換時期の目安とされる。 また、複写機4は、操作パネル(第4図)上の各種キ
ースイッチ(複写動作開始を指令するためのプリント
(PR)キー46,数値入力用のテンキー群47,入力データの
クリアを指令するためのクリアキー48等)、操作パネル
以外の各種スイッチ群(例えば、トラブルのリセットを
指令するためのトラブルリセットスイッチ49)からの信
号に対応して、所定の動作、或いはモードの設定等を行
うとともに、必要に応じて、対応する信号を、シリアル
I/F42・シリアルI/F12を介して、データターミナル1の
CPU11へ送信する。なお、該送信データには、表示部45
に表示中の数値データも含まれる。 <データターミナル1> 複写機4のデータを取り入れて処理し、所定の発信条
件(発信フラグが“1"にセットされる条件:詳細に後述
する制御の説明の項参照)が満たされると、モデム52を
起動してセンター側との通信回線を接続させ、複写機の
管理データ(エレメントデータ,カウントデータ,或い
は、定時発信時に於いてリダイアルが為された場合には
リダイアル回数データ等)を、センター側へ送信等する
装置である。 第2図図示のように、本データターミナル1の制御CP
U11は、制御プログラムの格納されたROM14、選択番号デ
ータ(後述)等を格納するための不揮発性メモリ16、バ
ッテリーバックアップされた作業用のシステムRAM15、
同様にバッテリーバックアップされた時計IC17に接続さ
れている。 かかるCPU11は、複写機4から送信されるデータを、
シリアルI/F12、又は、シリアルI/F13より取り入れ、後
述する処理を実行する。 なお、第5図は、シリアルI/F12を介して入力される
データである用紙排出コード,JAMコード,トラブルコー
ドのデータ構成を示す図である。即ち、用紙排出コード
はビットb0の立ち下がりエッジとして表され、JAMコー
ドはビットb7=1,b6=0として表される。また、トラブ
ルコードはビットb7=1,b6=1として表される。 CPU11は、また、操作スイッチの入力に応じ、所定の
動作、或いはモードの設定等を実行する。ここに、上記
操作スイッチとしては、第3図図示の如く、4つのディ
ップスイッチDIP・SW1〜DIP・SW4、及びプッシュスイッ
チ21が設置されている。 DIP・SW4は初期設定モードを設定するためのスイッチ
である。また、DIP・SW1はセンターの選択番号(電話番
号)入力モードを、DIP・SW2はデータターミナル1の識
別用のID番号(DTID)の入力モードを、DIP・SW3はセン
ターの識別用のID番号(センターID)の入力モードを、
それぞれ設定するためのスイッチである。また、プッシ
ュスイッチ21は、初期設定発信(第8図:S145参照)等
を指令するためのスイッチである。 CPU11は、また、CPU11側の通信インターフェース(RS
232CI/F)18・モデム52側の通信インターフェース(RS2
32CI/F)51を介して、通信端末装置であるモデム52に接
続されている。即ち、これらの機器を介し、モデム52か
ら通信回線に対して、オフフック信号・センター選択番
号信号を送出させることにより、センター側モデム72と
の通信回線を接続せしめ、センターのコンピュータとの
通信を行い得るように構成されている。 なお、データターミナル1からセンター側へ送信され
るデータ(複写機の管理用データ)の内容は、後に詳述
するように、“1"にセットされた発信フラグの種類によ
って定まる。例えば、定時発信フラグが“1"にセットさ
れた場合には、リダイアル回数値(0回の場合を含む)
が、センター側へ送信される。 <センター側装置> 通信回線網を介して多数のデータターミナルに接続さ
れるように構成されたコンピュータ装置である。本装置
により、各データターミナルに接続中の複写機がそれぞ
れ管理される。 即ち、データターミナル1側から、通信回線網を介し
てモデム72に送信されるデータは、モデム72側の通信イ
ンターフェース(RS232CI/F)71・コンピュータ側の通
信インターフェース(RS232CI/F)98を介して、順次、C
PU91に入力される。CPU91は、該データ(前記エレメン
トデータ,カウントデータ等)を処理して、当該データ
ターミナル1に接続中の複写機4の管理用データを作成
する。 さらに、該管理用データに基づいて請求書をプリント
アウトし、或いは、サービスマン派遣の是非についての
指示、さらには、派遣時に用意すべき部品等の選定を行
う。 また、定時の通信(定時発信フラグが“1"にセットさ
れたことによる通信)時には、CPU91側からデータター
ミナル1側に対して、次回の定時発信時刻データが送信
される。なお、該次回の定時発信時刻の時間帯は、後述
するように、必要に応じて変更される。 〔2〕システムの制御 次に、第6図〜第16図に即して、本システムの制御を
説明する。 <複写機側の処理> まず、複写機の制御CPU41での処理を、第6図のフロ
ーチャートに即して説明する。 CPU41は、例えば、電源の投入により処理をスタート
し、メモリのクリア,標準モードの設定等の初期設定を
行う(S41)。その後、ステップS43〜S49の処理を実行
する。 ステップS43は、操作パネル40上のキースイッチ群
(数値入力用のテンキー群47、コピー開始指令用のプリ
ント(PR)キー46、置数のクリア指令用のクリアキー48
等)、トラブルリセットスイッチ49等のスイッチ群、複
写機内に配置された図示しないセンサ群からのデータ、
及びデータターミナル1側からの受信データを取り入れ
る処理であり、また、データターミナル1へカウントデ
ータ等を送信させる処理でもある。 ステップS47は、複写動作時に必要とされる処理を一
括して示すステップである。例えば、給紙制御,走査制
御,感光体ドラム制御,現像器制御等である。 ステップS51以下は、トラブル発生時の処理である。
即ち、JAMもしくはその他のトラブルが発生すると(S4
9;YES)、データターミナル1の制御用CPU11に対し、発
生したトラブル等に対応する信号を送信する(S51)。
また、オペレータ等によってトラブルリセットスイッチ
49が操作されると(S53;YES)、上記と同様にして、デ
ータターミナル1の制御用CPU11に対して、トラブルリ
セット信号が送信される(S55)。 <データターミナル側の処理> 次に、データターミナルの制御用CPU11での処理を、
第7図〜第13図に示すフローチャートに即して説明す
る。 (a)メインルーチン まず、第7図図示のメインルーチンに即し、処理の概
略を説明する。 制御用CPU11は、電源の投入によって処理をスタート
し、必要に応じて初期設定処理(S13)を実行した後、
複写機の制御用CPU41に対してコピー許可信号を送信す
る(S15)。その後、ステップS17〜S31の繰り返しルー
プ処理に移行する。 各サブルーチンステップでは、概略、以下の処理が行
われる。 *初期設定:S13 電源の投入時に於いて、ディップスイッチDIP・SW4が
オンである場合、即ち、初期設定モードである場合に
(S11;YES)、実行される。後述するように、センター
の選択(電話)番号,データターミナルのID番号(DTI
D),センターのID番号(センターID)の設定、及び、
初期設定発信を行う。 *カウントデータ受信:S17 複写機の制御CPU41から送信される各種カウントデー
タの受信処理を行う。 データ内容は、排出コード,JAM・トラブルコード,JAM
・トラブルカウンタ,用紙サイズ別カウンタ,PMカウン
タである。 データターミナルの制御CPU11は、これらのデータを
最新の値に更新して、保持する。 *エレメントデータ受信・データ処理:S19 後述するように、順次、各エレメントデータの平均
値、及び、標準偏差に相当するデータを演算して、最新
の値に更新する。 *トラブル発信判定:S21 後述するように、トラブルデータ,トラブル回復デー
タを、センター側へ送信すべきか否か、判定等する。 *定時発信判定:S23 所定の定時発信時刻に、定時発信フラグを1にセット
して、各種カウントデータ,各種エレメントデータをセ
ンターに送信させる。 なお、定時発信による送信終了後に、センター側から
は、次回の定時発信時刻データ,現在時刻データ,請求
書の締日データが返信される。 なお、次回の定時発信の時刻は、後述するように、過
去の定時発信時のリダイアル回数が多過ぎると認められ
る場合には、今回とは異なる時間帯に設定される。 *警告発信判定:S25 後述するように、エレメントデータ,JAMカウンタのカ
ウント値,PMカウンタのカウント値を、それぞれ所定の
閾値と比較する。 また、その結果に基づき、警告データ,警告回復デー
タを、センター側へ送信すべきか否か、判定等する。 *マニュアル発信判定:S27 初期設定モードでない場合に於いて、プッシュスイッ
チ21がオンされると、マニュアル発信フラグを1にセッ
トする。 これにより、各種カウントデータ,各種エレメントデ
ータがセンターに送信される。 *PM発信判定:S29 後述するように、部品交換により、カウント値を“0"
にクリアされたPMカウンタのクリア前のカウント値を、
センターへ送信させる。 *架電処理:S31 後述するように、何れかの発信フラグが“1"にセット
されると、センター側の通信端末装置を呼び出させる。
また、センター側のCPU91との接続後、データ通信を実
行させる。 なお、定時発信(定時発信フラグ=1による発信)時
には、リダイアル(センター側の呼出しを2回以上指令
すること)回数をセンター側へ送信させる。また、セン
ター側から送信されて来る次回の定時発信時刻データを
受信する。 (b)サブルーチン 次に、各サブルーチンステップの詳細を、第8図〜第
13図に即して、順に説明する。 *初期設定処理(第8図) 本処理は、電源の投入時に於いて、ディップスイッチ
DIP・SW4がオンされている場合(S11;YES)に実行され
る。本処理では、センター選択番号、データターミナル
のID番号(DTID)、及び、センターのID番号(センター
ID)の初期設定の受け付け処理、及び、初期設定発信が
行われる。 まず、メモリ15を初期化し(S101)、その後、3つの
ディップスイッチDIP・SW1〜DIP・SW3のオンを待機す
る。 DIP・SW1がオンされると(S111;YES)、選択番号(電
話番号)の入力モードとなる。即ち、複写機のテンキー
47によって入力され、表示部45の第1桁に表示中の数値
を、プリントキー46の入力に対応して(S113;YES)、セ
ンターの選択番号データとして、不揮発性メモリ16に格
納する(S115)。なお、選択番号入力モードは、DIP・S
W1のオフによって解除される(S117)。 同様に、DIP・SW2のオンに対応して(S121;YES)、DT
IDの入力モードが設定され、表示部45の第1桁に表示中
の数値が、プリントキー46の入力に対応して(S123;YE
S)、DTIDデータとして不揮発性メモリ16に格納される
(S125)。また、DTID入力モードは、DIP・SW2のオフに
より解除される(S127)。 同様に、DIP・SW3のオンに対応して(S131;YES)、セ
ンターIDの入力モードが設定され、プリントキー46の入
力毎に(S133;YES)、表示部45の第1桁に表示されてい
る数値が、センターIDデータとして不揮発性メモリ16に
格納される(S135)。また、センターID入力モードは、
DIP・SW3のオフにより解除される(S137)。 こうして、3種類のデータ設定がすべて終了すると
(S141;YES)、プッシュスイッチ21が有効とされ、該プ
ッシュスイッチ21が押されると(S143;YES)、センター
に対して初期設定発信を行う(S145)。 即ち、センター側との回線接続後に、センターのCPU9
1へ、上記2種類のIDデータを送信する。また、送信が
終了すると、センターのCPU91から送信されるデータ
(カウントデータの締め日,次回の定時発信時刻,現在
時刻,警告判定の閾値)を受信する。 なお、上記送受信が終了すると、通信が正常に行われ
たか否かが判定される(S147)。 その結果、正常に行われていない場合は(S147;N
O)、ステップS111に戻り、プッシュスイッチ21の再度
のオンを待機する。 また、正常に行われた場合は(S147;YES)、メインル
ーチンにリターンして、ステップS15以下の処理を実行
する。 *エレメントデータ受信等(第9図) 本サブルーチンステップでは、複写機から送信される
エレメントデータに基づいて、閾値(警告発信判定;第
11図参照)との比較のためのデータが演算される。 まず、複写紙の排出毎に複写機から送信されるエレメ
ントデータ群xi,jを、シリアルI/F13より取り込む(S2
01)。ここに、添字iはエレメントデータの項目番号を
表し、また、添字jは各項目中での順番を表す。 次に、項目番号iに初期値1を代入した後(S203)、
各項目について、最大値xiMAX、最小値xiMIN、及び、和
xikを、順次更新する(S205〜S217)。 その後、添字jをインクリメントして(S219)、jが
4以下の場合は、メインルーチンにリターンする。 こうして、ステップS201〜S217の処理が、各項目につ
いて4回づつ行われると(S221;YES)、添字jを1にリ
セットした後(S223)、項目番号iに初期値1を代入し
(S225)、各項目について、最大値と最小値との差
Rik、及び4個のデータの平均値Xikを、それぞれ演算す
る(S227〜S233)。なお、ステップS229は、次回のステ
ップS205〜S211での処理に備えて、最大値xiMAX及び最
小値xiMINの初期値を与えるステップである。 上記S227〜S233の処理の後は、ステップS237〜S245、
又は、ステップS247〜S263の処理を実行する。 ステップS237〜S245は、上記S227〜S233の処理の累計
が、33回に達していない場合の処理であり、各項目につ
いて、前記最大値と最小値との差Rikの和RiSUM、及び、
前記4個のデータの平均値Xikの和XiSUMを、32回分のデ
ータについて演算するステップである。 一方、ステップS247〜S263は、上記S227〜S233の処理
の累計が33回以上となった場合の処理であり、各項目に
ついて、上記差Rikの和RiSUM、及び上記平均値Xikの和X
iSUMを、最新の32回分のデータについて演算するととも
に、それぞれの平均値▲▼,▲▼を演算するス
テップである。 以上のようにして、エレメントデータの各項目につい
て、最新の128(=4×32)個のデータの平均値▲
▼、及び、偏差の平均値(標準偏差に相当する値)▲
▼を得る。 *トラブル発信判定(第10図) 本処理は、トラブル発信及びトラブル回復発信を管理
するサブルーチンである。 即ち、“トラブルフラグ=0"の状態で(S301;YES)、
複写機からのトラブルコードが検出されると(S303;YE
S)、トラブルフラグ及びトラブル発信フラグを、“1"
に、それぞれセットする(S305)。 また、“トラブルフラグ=1"の状態で(S301;NO)、
複写機からの用紙排出コードが検出されると(S307;YE
S)、トラブルフラグを“0"にリセットし、また、トラ
ブル回復発信フラグを“1"にセットする(S309)。なん
となれば、複写機での用紙排出は、トラブル回復後に行
われる動作だからである。 なお、トラブル発信フラグ,トラブル回復発信フラグ
のセットにより架電処理(第13図)が実行され、センタ
ーに対して、トラブルデータ,トラブル回復データがそ
れぞれ送信される。 *警告発信判定(第11図) 本処理は、警告発信及び警告回復発信を管理するサブ
ルーチンである。 ステップS401〜S427は、エレメントデータの値が当該
エレメントデータに固有の許容範囲を外れた場合に警告
発信を、また、許容範囲内に復帰した場合に警告回復発
信を、それぞれ実行させるための処理である。 まず、エレメントデータの種別を示す項目番号iに初
期値“1"をセットする(S401)。 次に、ステップS411で、対象となるエレメントデータ
(初回は、第1番目のエレメントデータ)についての警
告フラグを判定する。 その結果、当該エレメントデータについての警告フラ
グが“0"である場合は(S411;YES)、該エレメントデー
タ値が、該エレメントデータに固有の許容範囲内にある
か否か、換言すれば、上限閾値iU以下、且つ、下限閾値
iL以上の範囲内にあるか否かを判定し、上記許容範囲を
外れている場合は(S413;YES,又は,S415;YES)、該エレ
メントデータについての警告フラグFi、及び警告発信フ
ラグを、それぞれ“1"にセットする(S417)。これによ
り架電処理(第13図)が実行され、センターに対して、
警告データが送信される。 一方、ステップS411で、対象となるエレメントデータ
の警告フラグが“1"の場合は(S411;NO)、該エレメン
トデータの値が上記許容範囲内に復帰したか否かを判定
し、復帰した場合には(S421;YES,且つ,S423;YES)、該
エレメントデータについての警告フラグFiを“0"にリセ
ットし、また、警告回復発信フラグを“1"にセットす
る。これにより架電処理(第13図)が実行されて、セン
ターに対して、警告回復データが送信される。 かかる処理を、iがエレメントデータの項目数に達す
るまで行った後、換言すれば、全てのエレメントデータ
について行った後、ステップS431以下の処理に移行す
る。 ステップS431〜445は、JAMカウンタ及びPMカウンタの
カウント値(頻度)が、固有の閾値を越えた場合に警告
発信を、閾値以下に復帰した場合に警告回復発信を、そ
れぞれ実行させるための処理である。 まず、JAMカウンタ及びPMカウンタの種別を示す項目
番号mに、初期値“i(エレメントデータの最終番号の
値+1)”をセットする(S431)。 次に、ステップS433で、対象となるJAMカウンタ又はP
Mカウンタについての警告フラグを判定する。 その結果、当該JAMカウンタ又はPMカウンタについて
の警告フラグが“0"の場合には(S433;YES)、該カウン
タの値が、該カウンタに固有の許容範囲内にあるか、即
ち、閾値を越えていないかを判定し、越えている場合
は(S435;YES)、該カウンタについての警告フラグFm
び警告発信フラグを“1"に、それぞれセットする(S43
7)。これにより、架電処理(第13図)が実行され、セ
ンターに対し、警告データが送信される。 一方、前記S433に於いて、対象となるJAMカウンタ又
はPMカウンタについての警告フラグが“1"の場合は(S4
33;NO)、該カウンタの値が上記閾値以下に復帰したか
否かを判定し、復帰した場合は(S441;YES)、該カウン
タについての警告フラグFmを“0"にリセットし、また、
警告回復発信フラグを“1"にセットする。これにより架
電処理(第13図)が実行されて、センターに対して、警
告回復データが送信される。 かかる処理を、mがカウンタ及びエレメントデータの
総項目数に達するまで行った後、換言すれば、全てのカ
ウンタに関して行った後、メインルーチンにリターンす
る。 以上のようにして、警告発信及び警告回復発信が管理
される。 *PM発信判定(第12図) 本処理では、PM発信が管理される。 まず、PMカウンタの種別を示す項目番号iに初期値
“1"をセットし(S501)、ステップS503〜S511の処理を
実行した後、iの値をインクリメントして、即ち、PMカ
ウンタの種別を変えて、上記処理を繰り返す。 ここに、上記S503〜S511の処理は、PMカウンタがクリ
アされた場合に(S505;YES,且つ,S507;YES)、該PMカウ
ンタのクリア直前のカウント値を保存して(S509)、PM
発信フラグを“1"にセットする(S511)処理である。な
お、PMカウンタのクリアは、該PMカウンタに対応する部
品を交換する際に、サービスマンによって行われる。 また、“PM発信フラグ=1"とされると、架電処理(第
13図)が実行され、センターに対して、PMデータ(交換
された部品の種別,交換直前のカウント値)が送信され
る。 *架電処理(第13図) 本処理では、“何れかの発信フラグ=1"に対応してセ
ンターが呼び出され、該発信フラグに対応するデータが
送信される。 即ち、何れかの発信フラグが“1"にセットされると
(S601;YES)、リダイアル待機中でないこと(S603;N
O)、センター側モデム72との通信回線が接続されてい
ないこと(S605;NO)、オフフック信号及び選択信号を
通信回線に送出させていないこと(S607;NO)を条件と
して、モデム52に対して、オフフック信号及び選択信号
の通信回線への送出を指令する(S609)。 ステップS609での処理により、次回のステップS607で
の判定は“YES"となる。この場合に於いて、ユーザの電
話機53が『話中(通信回線の使用中)』であり、したが
って、モデム52が、オフフック信号及び選択信号を通信
回線へ送出できない場合(S611;YES)は、一定時間後の
時刻を、リダイアル時刻として設定して(S613)、リダ
イアル回数を計数するためのカウンタをカウントアップ
する(S614)。これにより、上記リダイアル時刻になる
までステップS603での判定は“YES"となり、センター側
モデム72の呼び出し処理(S609の処理)は実行されな
い。なお、前記リダイアル時刻になると、S603;NO→S60
5;NO→S607;NO→S609により、再び、モデム52に対し
て、オフフック信号及び選択信号の通信回線への送出が
指令される。 また、前記ステップS609の処理により、モデム52から
通信回線に対してオフフック信号及び選択信号が送出さ
れた結果、センター側のモデム72が『話中(センター側
の通信回線が占有されている)』と判明した場合も(S6
15;YES)、一定時間後の時刻を、リダイアル時刻として
設定して(S617)、リダイアル回数を計数するためのカ
ウンタをカウントアップする(S618)。これにより、上
記リダイアル時刻になるまでステップS603での判定は
“YES"となり、センター側モデム72の呼び出し処理(S6
09の処理)は実行されない。なお、該処理で設定される
時刻になると、再び、センター側モデム72の呼び出しが
行われる。 一方、前記ステップS609の処理により、モデム52から
通信回線にオフフック信号及び選択信号が送出され、そ
の結果、センター側モデム72との通信回線が接続される
と(S605;YES)、センター側から送信されるデータ送信
許可信号の受信による送信可能状態を待機して、送信可
能になると(S621;YES)、送信終了まで(S623;NO)、
センター側へデータを送信させる(S625)。 さらに、上記データ送信が終了すると(S623;YES)、
今回の発信が定時発信(“定時発信フラグ=1"による発
信)であったか否かを判定する(S626)。その結果、定
時発信であれば(S626;YES)、リダイアルカウンタの計
数値(0回を含む)を送信し、その後、センター側のCP
U91から送信されて来る次回の定時発信日時刻データを
受信する(S628,第16図・S901参照)。 その後、発信フラグを“0"にリセットし(S629)、リ
ダイアルカウンタを“0"にクリアして(S630)、データ
ターミナル側の通信回線を切断させる(S631)。 なお、ステップS626での判定がNOであった場合、即
ち、今回の発信が定時発信でなかった場合には、ステッ
プS628をジャンプして、直接、ステップS629以下の処理
へ移行する。 以上のようにしてセンター側の通信端末装置の呼出
し、及びデータ通信が行われる。また、定時発信の場合
には、次回の定時発信の日時刻データが受信される。 <センターでの処理> 次に、センターのコンピュータに搭載されているCPU9
1での処理を、第14図〜第16図に即して説明する。 (a)F1〜F7キー処理(第14図) CPU91は、電源の接続によって処理をスタートし、ま
ず、モデム,プリンタ等の環境設定を実行する(S6
1)。その後、キーボード93上のF1〜F7の各キースイッ
チの入力操作に応じて、下記のモードを設定し、又は、
下記の処理を実行する。 ・F1キー操作(S63;YES) 機種登録の受付モードを設定する(S65)。即ち、機
種名,エレメントデータの項目数,各エレメントデータ
の名称,各エレメントデータの標準閾値,各カウンタの
標準閾値等の新規登録を受け付ける。 ・F2キー操作(S67;YES) ユーザマスタの登録受付モードを設定する(S69)。
即ち、ユーザ名称,住所,電話番号,機種名,機番,定
時発信日時等の新規登録を受け付ける。また、DTIDを自
動的に設定する。 ・F3キー操作(S71;YES) トラブル状況を表示させる(S73)。即ち、トラブル
発信された複写機のユーザ情報(ユーザ名称,住所,電
話番号,機種名)、及び発生日時等を、トラブル内容と
ともにディスプレイ92に表示させる。なお、F3キーの操
作と無関係に、ディスプレイ92の隅には、トラブル件数
が常時表示されている。 ・F4キー操作(S75;YES) 警告状況を表示させる(S77)。即ち、警告発信され
た複写機のユーザ情報等を、警告内容とともにディスプ
レイ92に表示させる。なお、F4キーの操作とは無関係
に、ディスプレイ92の隅には、警告件数が常時表示され
ている。 ・F5キー操作(S79;YES) 未受信状況を表示させる(S81)。即ち、所定の定時
発信時刻を過ぎても定時発信を行わない複写機のユーザ
情報を、ディスプレイ92に表示させる。なお、F4キーの
操作とは無関係に、ディスプレイ92の隅には、未受信件
数が常時表示されている。 ・F6キー操作(S83;YES) ユーザデータの表示モードとなる(S85)。即ち、ユ
ーザを選択すると、ディスプレイ92にユーザ情報を表示
させる。また、サブメニューを選択すると、該ユーザ複
写機の各種カウンタ(トータルカウンタ,用紙サイズ別
カウンタ,JAMカウンタ,トラブルカウンタ,PMカウン
タ)のカウント値、及び、エレメントデータを、月別、
又は、項目別に表示する。 ・F7キー操作(S87;YES) 請求書をプリントアウトさせる(S89)。例えば、ト
ータルカウンタのカウント値と所定の計算式とに基づい
て請求金額を算出し、プリンタ94を起動して、プリント
アウトさせる。 (b)割込処理(第15図,第16図) CPU91は、データターミナル側から通信回線を介して
送信されて来るデータを割込処理によって受信し、ま
た、該受信したデータに所定の処理を施す(S91)。 即ち、通信回線からの着信による割込が発生すると、
まず、DTIDを受信して、該DTIDが正しいことを確認した
後、データターミナル側から送信されて来るデータを順
次受信する(S901,第13図・S625参照)。 また、リダイアルカウンタの計数値が受信された場合
は(S905;YES)、今回の受信が定時発信による受信であ
るため(第13図・S626;YES→S628参照)、データターミ
ナル側への送信用データとして、次回の定時発信日時刻
データを設定する(S911〜S919)。なお、上記次回の定
時発信日時刻データには、下記の如き処理が為されてい
る。 即ち、まず、受信されたリダイアルカウンタの計数値
が所定値以上であるか否か、さらに、所定値以上である
場合には、過去連続して3回、上記所定値以上となった
か否かが判定される(S911)。 その結果、リダイアルカウンタ値が上記所定値未満で
ある場合、又は、上記所定値以上であっても、過去連続
して3回、上記所定値以上となっていない場合には(S9
11;NO)、次回の定時発信日時刻データとして、P日後
の日時刻を設定する(S919)。即ち、この場合、次回の
定時発信は、P日後の同時刻(今回の正規の発信(リダ
イアルの無かった場合の発信)と同時刻)に行われる。 一方、リダイアルカウンタ値が上記所定値以上であ
り、且つ、今回を含め、過去連続3回、上記所定値以上
となっていた場合には(S911;YES)、次回の定時発信日
時刻データとして、P日後、且つ、Q時間後の日時刻を
設定する(S913,S919)。即ち、この場合、次回の定時
発信は、P日後に、今回の正規の発信よりもQ時間後の
時刻に行われる。 なお、ステップS913の処理により、他の複写機管理装
置の定時発信時刻との重複が発生する場合には(S915;Y
ES)、次回の定時発信日時刻データとして、P日後、且
つ、Q時間後、且つ、R分後の日時刻を設定する(S91
3,S917,S919)。即ち、この場合、次回の定時発信は、
P日後に、今回の正規の発信よりもQ時間+R分後の時
刻に行われ、上記他の複写機管理装置との重複は回避さ
れる。 なお、以上のようにして設定された次回の定時発信日
時刻データは、データターミナル側へ送信される(S90
1,第13図・S628参照)。 また、データターミナル側との通信中にエラーが発生
した場合には(S903;YES)、データターミナル側に対し
て、データの再送が要求される(S931)。 また、データターミナル側とのデータ通信が終了する
と(S921;YES)、通信回線を切断させ(S923)、項目
別,月別の集計を行うとともに、オペレータ選択による
画面表示用データを作成する(S925)。 以上のようにして、複写機のCPU41、各データターミ
ナルのCPU11、及び、センターのCPU91での処理が行われ
て、各ユーザと管理者であるセンターとが、通信回線を
介して接続される。 また、定時発信による通信の場合には、上述のように
して設定された次回の定時発信日時刻データが、データ
ターミナル側へ送信される。
【発明の効果】
本発明の画像形成装置管理装置は、呼び出したにもか
かわらず集中管理装置に接続できなかった回数を集中管
理装置へ送る。また、送信時刻データが集中管理装置か
ら本発明の画像形成装置管理装置へ供給される。このた
め、次回には、最適な送信時刻に集中管理装置を呼び出
すことができる。 本発明の画像形成装置管理システムでは、画像形成装
置管理装置が集中管理装置を呼び出したにもかかわらず
接続できなかった回数に基づいて、次回に当該画像形成
装置管理装置が集中管理装置を呼び出すべき時刻が演算
され、次回の送信時刻データとして当該画像形成装置管
理装置へ送られる。該送信時刻に於いて当該画像形成装
置管理装置は次回の呼び出しを行う。このため、当該画
像形成装置管理装置は、次回には、最適な送信時刻に集
中管理装置を呼び出すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例装置の使用されるシステムの構成を示す
模式図、第2図は該システムの回路構成を示すブロック
図、第3図は実施例装置の操作スイッチの説明図、第4
図は実施例装置の接続される複写機の操作パネルの説明
図、第5図は該複写機から実施例装置に送信されるデー
タの構成説明図、第6図は該複写機の制御CPUでの処理
を示すフローチャートである。第7図〜第13図は実施例
装置の制御CPUでの処理を示すフローチャートであり、
第7図はメインルーチン、第8図は初期設定処理サブル
ーチン、第9図はエレメントデータ受信・データ処理サ
ブルーチン、第10図はトラブル発信判定サブルーチン、
第11図は警告発信判定サブルーチン、第12図はPM発信判
定サブルーチン、第13図は架電処理サブルーチンを示
す。第14図〜第16図は実施例装置に通信回線網を介して
接続されるセンターのコンピュータの制御CPUでの処理
を示すフローチャートであり、第14図はメインルーチン
の要部、第15図は割込処理、第16図は該割込処理の詳細
を示す。 1……データターミナル(DT),4……複写機,90……セ
ンターのコンピュータ,11……DTのCPU,41……複写機のC
PU,91……センターのCPU,DIP・SW1〜DIP・SW4……ディ
ップスイッチ,21……プッシュスイッチ,52……DT側モデ
ム,72……センター側モデム,53……DT側電話機,73……
センター側電話機,
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−34864(JP,A) 特開 昭64−55952(JP,A) 特開 平1−236797(JP,A) 特開 昭62−100880(JP,A) 特開 昭57−178594(JP,A) 特開 昭61−287368(JP,A) 特開 昭59−55669(JP,A) 特開 昭63−131769(JP,A) 特開 昭63−301377(JP,A) 特開 昭64−8799(JP,A) 特開 昭60−12856(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 396 H04M 11/00 - 11/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置に接続されるとともに、管理
    センターの集中管理装置を呼び出して、該集中管理装置
    へ通信回線を介して画像形成装置の管理用データを送信
    する画像形成装置管理装置であって、 時刻を計時する時計手段と、 前記時計手段が予め設定された所定の送信時刻及び再送
    信時刻になると、前記集中管理装置を呼び出す送信制御
    手段と、 前記送信制御手段の呼び出しにもかかわらず、前記集中
    管理装置との接続がなされない場合、再送信時刻を所定
    の規則で設定する再送信時刻管理手段と、 前記送信制御手段による前記集中管理装置の再呼び出し
    回数を計数する計数手段と、 前記集中管理装置との接続後に前記計数手段の計数値を
    送信し、前記集中管理装置にて該計数値に基づいて演算
    された送信時刻データを受信して記憶する定時送信時刻
    管理手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置管理装置。
  2. 【請求項2】画像形成装置のデータ収集機能及び通信回
    線との接続機能を有する画像形成装置管理装置と、通信
    回線を介して各画像形成装置管理装置を管理する集中管
    理装置と、から成る画像形成装置管理システムに於い
    て、 前記画像形成装置管理装置は、定時発信時刻及び再送信
    時刻に通信端末装置へ呼出指令信号を送信して管理セン
    ター側の通信端末装置の呼出しを指令する手段と、呼出
    指令信号の送信にもかかわらず前記集中管理装置との接
    続が為されない場合に再送信時刻を設定する手段と、呼
    出指令信号の再送信回数を計数して前記集中管理装置へ
    の送信用データとして設定する手段と、前記集中管理装
    置との接続時に受信される定時発信時刻データを次回の
    定時発信時刻データとして記憶する手段と、を有し、 前記集中管理装置は、前記画像形成装置管理装置との接
    続時に受信される呼出指令信号の再送信回数に基づいて
    次回の定時発信時刻を演算する手段と、演算した定時発
    信時刻データを当該画像形成装置管理装置への送信用デ
    ータとして設定する手段と、を有する、 画像形成装置管理システム。
  3. 【請求項3】請求項2に於いて、 前記集中管理装置は、前記再送信回数が所定回数連続し
    て所定値を越えた場合に、次回の定時発信時刻を今回の
    定時発信時刻とは異なる時間帯に設定する、 画像形成装置管理システム。
  4. 【請求項4】請求項1に於いて、 前記画像形成装置が複写機である、 画像形成装置管理装置。
  5. 【請求項5】請求項2、又は請求項3に於いて、 前記画像形成装置が複写機である、 画像形成装置管理システム。
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