JP3093918B2 - 現像装置 - Google Patents
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- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0806—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
- G03G15/0817—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the lateral sealing at both sides of the donor member with respect to the developer carrying direction
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Description
機、プリンター等の画像形成装置の現像装置に関するも
のであり、特に現像剤のシール方法の性能向上に関する
ものである。
8に示す。現像容器101には、その開口部両端に横方
向へのトナー漏れを防止するフェルト等で形成された端
部シール102と、開口部下端に現像ローラー回転方向
下流側からのトナー吹き出しを防止する弾性フィルム部
材103が貼り付けられている。そして、現像ローラー
104が軸受105を介して現像容器101にセットさ
れると、端部シール102は現像容器101と現像ロー
ラー104に挟持され、また弾性フィルム103は現像
ローラー104に当接し、現像容器内のトナー漏れを防
止している。
り、弾性を有する現像ブレード106は、現像ローラー
104がセットされると、その周面に当接するように現
像容器101に固定されている。この時現像ブレード1
06の両端部は図9のように端部シール102の上に重
ねられ、現像ローラー104と端部シール102で挟み
込むようにしてトナー漏れを防止している。
構成では、厚みのあるブレードを用いた場合、図10の
ように端部シール102の潰し量が不適切であったりす
ると、隙間Sが生じるため、トナー漏れが生じやすい。
特に非磁性トナーの場合には、磁力拘束ができないた
め、トナー漏れがより顕著になる。
の潰し量(押圧)を増やしたり、非常に弾性力の弱いブ
レードを用いたりすると、現像ローラーの回転トルクが
増大したり、現像ローラーに対する現像ブレードの当接
圧が、図11のように不均一となり、当接圧の高い両端
部は濃度がでず、また端部から若干中央によった部分は
逆に当接圧が弱くなるため、トナーに電荷が十分与えら
れず、さらにトナー層厚規制も不十分となるため、カブ
リの生じた画像となったり、トナーこぼれが生じるなど
の不具合が生じる。
ラー上の現像剤が現像容器内に進入し易くかつトナー漏
れを起こすことなく、またトナーの濃度にばらつきを生
じることのない現像装置を提供することを目的としてい
る。
的は、開口を備える現像容器と、上記開口に設けられ現
像剤を担持する回転可能な現像剤担持体と、上記現像剤
担持体上に担持される現像剤の層の厚さを規制部で規制
する規制部材と、上記現像剤担持体上の現像剤が上記現
像容器内へ通過することを許容するニップを上記現像剤
担持体との間で形成するとともに、上記現像容器からの
現像剤の飛散を防止するシート部材と、上記規制部材の
側端部に隣接して設けられ上記現像剤担持体の長手方向
両端部の周面に当接する一対のシール部材とを有する現
像装置において、上記シート部材は上記ニップで上記現
像剤担持体と上記一対のシール部材との間に挟持され、
上記ニップの位置における上記一対のシール部材間の距
離l 2 は、上記規制部材の上記規制部の位置における上
記一対のシール部材間の距離l 1 よりも大きいことによ
り達成される。
位置における一対のシール部材間の距離l 2 は、規制部
材の規制部の位置における一対のシール部材間の距離l
l よりも大きいことにより、現像剤担持体に対するシー
ト部材の圧の変動がないようにして現像剤担持体上の現
像剤がニップを通して現像容器内に取り込み易くする。
また規制部材の規制部で規制された現像剤が現像剤担持
体上で横走りしたとしても現像容器内に取り込み易くな
る。
説明する。
る。図1において、現像装置100は、現像容器1と、
トナー容器2と、現像容器1に回転可能に担持された現
像ローラー3と、上記現像ローラー3に当接し、トナー
の薄層塗布及び電荷付与を行うブレード4と、上記現像
ローラー3にトナーを供給する供給ローラー5と、図2
に示すように現像容器開口部1aの両端部に貼り付けら
れ、上記現像ローラー3の周面に圧接されている端部シ
ール6と、上記現像ローラー3の回転方向下流側と上記
開口部1aとの間に、上記開口部1aの長手方向に亘っ
て貼付され、その自由端が上記現像ローラー3と当接す
る吹き出し防止シート7と、上記現像容器1に貼り付け
られ、ブレード4の裏面に軽当接し、容器上部及び端部
へのトナー進入を軽減するバックアップシール8と、現
像ローラー3及び供給ローラー5の軸受部材9とで構成
されている。
に当初はブレード4及びバックアップシール8のエッジ
部に対し隙間ゼロないし多少隙間を持った位置に貼られ
ている。そして現像ローラー4を所定の位置にセット
し、両端から軸受部材9を挿通すると、図3(b)のよ
うに、軸受部材9に形成された端部シール側面押圧部材
9aにより、端部シール6のエッジ部が押され、ブレー
ド4のエッジ部に当接するようになる。
ジ部で防止でき、更にブレード両端部は、端部シール6
からの裏面押圧の影響を受けないため、濃度不均一のな
い良好な画像を得る事が可能となる。
側面押圧部材9aを形成したが、端部シールのエッジ面
を押す事が可能な部材であれば、特に軸受部材である必
要はない。
は、現像ローラ3とトナーとの付着力よりも上記吹き出
し防止シート7とトナーとの摩擦抵抗力が小となるよう
な材料、たとえばその表面(トナーと接触する面)を粗
面としたものを用いると、現像されなかったトナーが現
像容器内に入り込めずに、吹き出し防止シート上からこ
ぼれるといった心配もなくなる。
4に基づいて説明する。なお、実施例1との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
に有効なシール方法である。非磁性トナーを用いる場
合、磁性トナーとは異なりトナーは現像ローラーに対し
て分子間力のみで付着しているため、拘束力が非常に弱
い。このため例えば吹き出し防止シート7を現像ローラ
ー3に強く当接してしまうと、トナーは容器内に取り込
まれず掻き出されてしまう。また全体的には弱い当接で
あったとしても、図3(b)のY部分は現像ローラー3
と端部シール6との間にシートが挟まれているため、当
接圧が高くなってしまう。
ブレード幅即ちトナーコート幅l1りもトナー取り込み
幅l2 を大きくし、実際に上流側から回ってくるトナー
コート幅の領域においては吹き出し防止シート7の当接
圧変動がないようにした例が図4である。
ー3のニップ部であり、端部シール16の欠き取り部1
6aをこのニップ部よりも下流側でかつ吹き出し防止シ
ート先端よりも上流側となるようにしている。このよう
にすれば、トナーコート幅は16aを除いた端部シール
16の内法寸法で決まるため、端部シール内へのトナー
侵入により漏れが生じる事もない。
5に基づいて説明する。なお、実施例1との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
ナーが侵入しやすいトナーのシールに特に有効な方法で
ある。
合、現像容器内のトナーは端部シールの内壁、すなわち
現像ローラーの長手方向において中央部側の端部シール
の側面に直接流れ込む。この時流動性の高いトナーを用
いた場合には、その内圧により容易に端部シール内に侵
入し、横漏れが生じてしまう。
ブレード幅即ちトナーコート幅をll、トナー取り込み
部の幅をl2、両者で挟まれた部分26bの幅をl3とし
たときに、l2>ll>l3となるように、端部シール2
6の幅を形成すれば、容器内のトナーが大量にトナーコ
ート幅llまで流れ込まなくなり、トナーコート幅ll以
上にトナーが横走りする事を抑える事が可能となる。図
5(b)に示されるように吹き出し防止シートの幅はl
2 よりも広く、吹き出し防止シートの先端はl 3 となる位
置まで延長されている。
6を貼り付ける際には、ブレード4のエッジ部に対し隙
間ゼロないし多少隙間を持った位置に貼り、側面より端
部シール26をブレード4のエッジに押しつけてシール
する事が有効である。
6に基づいて説明する。なお、実施例1の共通箇所には
同一符号を付して説明を省略する。
ナーが侵入しやすいトナーのシールに特に有効な方法で
ある。
合、現像容器内のトナーは端部シールの内壁、すなわち
現像ローラー3の長手方向において中央部側の端部シー
ルの側面に直接流れ込む。この時流動性の高いトナーを
用いた場合には、その内圧により容易に端部シール内に
侵入し、横漏れが生じてしまう。
像ローラー3の長手方向において中央部から両端部に向
かって突出する突起lbを現像ローラー3と近接するよ
うに設け、この突起間の幅をl4とし、容器開口部の幅
を、ブレード幅即ちトナーコート幅をll、トナー取り
込み部の幅をl2、両者で挟まれた部分26bの幅をl3
としたときに、l2>ll≧l4>l3となるように、端部
シール26の幅を形成する。すると実施例lで述べた軸
受部材9に形成された端部シール側面押圧部材9aによ
り、端部シール26のエッジ部を押すと、端部シール2
6は上記ブレードエッジ部、上記バックアップシールエ
ッジ部、及び上記突起部1bに当接するように押し込ま
れる。このとき端部シール26はブレードエッジ部(側
端部)よりも現像ローラー3の長手方向中央側に向かっ
てl 4 に相当する部分まで(突起部1bに当接するま
で)押し込まれるため、端部シール26において突起部
1bとの当接部はブレードエッジ部との当接部よりも内
側に入り込み、上記ブレードエッジ部まで大量のトナー
が流れ込まなくなる。さらにl3に相当する部分は、当
初よりトナー流れ込みを防止しているため、トナーコー
ト幅ll 以上にトナーが横走りする事を抑える事が可能
となる。
7に基づいて説明する。なお、実施例1との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
性及びトナーへの電荷付与能力向上のため、画像形成域
周面を粗面にする事が一般的に行われている。この時、
上記実施例で示したトナーシール方法にもっとも適合し
た上記粗面の幅の関係を示したものが図7である。
aがかかるように幅を設定した場合、粗面部のトナー担
持力が強いため、トナーは上記粗面部3a全域に亘りコ
ートされる。その結果、端部シール内にまでトナーが入
り込む事になり、トナー横走りによるトナー漏れを避け
る事が非常に困難である。これとは逆に端部シール26
に上記粗面部3aが全くかからないように設定すると、
現像ローラー3の鏡面部3bにまでトナーが塗布される
事になるが、この場合、現像ローラー3のトナー担持力
が非常に弱い上、トナーの電荷も非常に不安定となるた
め、カブリやトナー飛散といった問題を引き起こし易
い。
口部の幅を、ブレード幅即ちトナーコート幅をll、ト
ナー取り込み部の幅をl2、両者で挟まれた部分26b
の幅をl3としたときに、l2>ll>l5>l3となるよ
うに各部材の幅を設定すると、まず現像ブレード4の幅
より上記粗面幅3aが狭いため、ブレード幅以上にトナ
ーが横走りする事がない。更に端部シール26の最も現
像容器開口側に位置する部分26bは上記粗面幅3aよ
りも内側にあり、この部分において実質上トナーを均一
にならしてしまう(擦り付けてしまう)ため、トナー担
持力も均一となり、上記問題を抑える事ができる。
一対のシール部材のニップの位置における一対のシール
部材間の距離l 2 は、規制部材の規制部の位置における
一対のシール部材間の距離l l よりも大きいこととした
ので、現像剤担持体に対するシート部材の圧の変動がな
いようにして現像剤担持体上の現像剤がニップを通して
現像容器内へ取り込み易くする。また規制部材の規制部
で規制された現像剤が現像剤担持体上で横走りしたとし
ても現像容器内に取り込み易くすることができる。
図である。
表す図である。
表す図である。
表す図である。
表す図である。
である。
である。
Claims (9)
- 【請求項1】 開口を備える現像容器と、上記開口に設
けられ現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体と、上
記現像剤担持体上に担持される現像剤の層の厚さを規制
部で規制する規制部材と、上記現像剤担持体上の現像剤
が上記現像容器内へ通過することを許容するニップを上
記現像剤担持体との間で形成するとともに、上記現像容
器からの現像剤の飛散を防止するシート部材と、上記規
制部材の側端部に隣接して設けられ上記現像剤担持体の
長手方向両端部の周面に当接する一対のシール部材とを
有する現像装置において、上記シート部材は上記ニップ
で上記現像剤担持体と上記一対のシール部材との間に挟
持され、上記ニップの位置における上記一対のシール部
材間の距離l 2 は、上記規制部材の上記規制部の位置に
おける上記一対のシール部材間の距離l 1 よりも大きい
ことを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 上記現像装置は、上記一対のシール部材
を上記規制部材に押圧する押圧部材を有することとする
請求項1に記載の現像装置。 - 【請求項3】 上記現像剤担持体の周方向において上記
ニップの位置と上記規制部の位置との間の位置におけ
る、上記一対のシール部材間の距離をl 3 とすると、l 2
>l 1 >l 3 であることとする請求項1または請求項2に
記載の現像装置。 - 【請求項4】 上記現像剤担持体の長手方向において上
記シート部材の幅は、l 2 よりも広く、上記シート部材
の先端は上記一対のシール部材間の距離がl 1 となる位
置まで延長されていることとする請求項1または請求項
2に記載の現像装置。 - 【請求項5】 上記現像剤担持体の長手方向において上
記シート部材の幅は、l 2 よりも広く、上記シート部材
の先端は上記一対のシール部材間の距離がl 3 となる位
置まで延長されていることとする請求項3に記載の現像
装置。 - 【請求項6】 上記現像容器の両端部には上記現像剤担
持体周面に近接する突起部が形成されており、上記押圧
部材に押圧されることによって上記一対のシール部材は
上記突起部に押圧されることとする請求項2に記載の現
像装置。 - 【請求項7】 上記現像剤担持体の周方向において上記
ニップの位置と上 記規制部の位置との間における、上記
一対のシール部材間の距離をl 3 、上記突起部同士の距
離をl 4 とすると、l 2 >l 1 ≧l 4 >l 3 であり、上記現
像剤担持体の長手方向において上記シート部材の幅は、
l 2 よりも広く、上記シート部材の先端は上記一対のシ
ール部材間の距離がl 3 となる位置まで延長されている
こととする請求項6に記載の現像装置。 - 【請求項8】 上記現像剤担持体周面は粗面部を備え、
上記現像剤担持体の長手方向において上記粗面部の幅を
l 5 とするとl 2 >l 1 >l 5 >l 3 であることとする請求
項3に記載の現像装置。 - 【請求項9】 上記現像剤担持体周面は粗面部を備え、
上記現像剤担持体の長手方向において上記粗面部の幅を
l 5 とするとl 2 >l l ≧l 4 >l 5 であることとする請求
項7に記載の現像装置。 【請求項l0】 上記現像剤担持体周面は粗面部を備
え、上記現像剤担持体の長手方向において上記粗面部の
幅をl 5 とするとl 2 >l l ≧l 4 >l 5 >l 3 であることと
する請求項7に記載の現像装置。
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