JP3092118B2 - 導電粒子転写型異方性導電フィルム及び電気的接続方法 - Google Patents

導電粒子転写型異方性導電フィルム及び電気的接続方法

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JP3092118B2
JP3092118B2 JP03314014A JP31401491A JP3092118B2 JP 3092118 B2 JP3092118 B2 JP 3092118B2 JP 03314014 A JP03314014 A JP 03314014A JP 31401491 A JP31401491 A JP 31401491A JP 3092118 B2 JP3092118 B2 JP 3092118B2
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】発明は、2つの回路基板間の端
子の電気的接続方法に関する。さらに詳しくは、発明
は、回路基板に接続すべき端子が細密なピッチで多数形
成されている場合でも、端子間にショートを発生させる
ことなく2つの回路基板間の端子を確実にかつ容易に接
続できるようにする電気的接続方法、及びこのような電
気的接続方法に使用する導電粒子転写型異方性導電フィ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルとTABとを接続する場合の
ように、2つの回路基板間の端子を電気的に接続する方
法としては、従来より、異方性導電性接着剤を使用する
方法が知られている。この方法においては、熱硬化性あ
るいは熱可塑性接着剤中に半田粒子、ニッケル粒子等の
金属粒子や樹脂粒子に金メッキを施した粒子等の導電粒
子を分散させた異方性導電性接着剤を使用し、このよう
な異方性導電性接着剤を2つの回路基板間に介在させ、
加熱加圧することにより相対する2端子間の電気的接続
が得られるようにする(特開昭51−114439号公
報)。
【0003】このような異方性導電性接着剤に類する接
合材として、熱可塑性樹脂からなるシート状絶縁基材中
に導電粒子を、その基材の一方の面に接するかあるいは
基材の一方の面から露出するように埋設したものも知ら
れている。この接合材の使用方法としては、まず第1の
回路基板の端子面と接合材の導電粒子とを加熱溶着させ
る。次に加熱溶着させた接合材上に第2の回路基板を加
熱加圧してその接合材のシート状絶縁基材を溶融させ、
2つの回路基板間を接合すると共に、第1の回路基板の
端子に溶着していた導電粒子と第2の回路基板の端子と
を接合させる(特開昭64−14886号公報)。
【0004】また、ICチップをTABに接続する方法
としては、バンプ形成用基板上にメッキによって金柱を
作成し、これをTABに位置合わせして転写し、接続す
る転写バンプ方式が知られている。
【0005】更に、印刷やディッピング等により導電性
接着剤を回路基板の接続すべきパターン上のみに載せる
方法も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
異方性導電性接着剤を使用する方法では、2つの回路基
板の接続すべき端子を含む接着領域の全面に異方性導電
性接着剤を介在させるので、接続すべき端子間だけでな
く他の隣接する端子間にも導電粒子が存在することとな
る。そのため、端子のピッチが細密になるとショートし
易くなるという問題があった。このような問題に対して
は、異方性導電性接着剤中の導電粒子の配合量を少なく
することも考えられているが、導電粒子の配合量を少な
くすると接続すべき端子間に存在する導電粒子も少なく
なるので導通信頼性が低下するという問題があった。
【0007】また、転写バンプ方式においては、メッキ
によって金柱を作成する工程、およびこれをTABと位
置合わせする工程が必要となるので、工程数が多く作業
性も悪いという問題があった。
【0008】更に、印刷やディッピング等により導電性
接着剤を回路基板の接続すべきパターン上のみに載せる
方法においては、所定のパターン上のみに導電性接着剤
を載せる技術が難しいという問題があった。また、2つ
の回路基板間の接合を端子パターンどうしの接着のみで
行うこととなるので接着強度や信頼性が低下するという
問題もあった。
【0009】発明は以上のような従来技術の課題を解
決しようとするものであり、2つの回路基板間の端子
を、接続すべき端子が回路基板に細密なピッチで多数形
成されている場合でも、ショートを発生させることな
く、高い導通信頼性が得られるように確実にかつ容易に
接続できるようにすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、フィルム上に形成されたバインダー層
により1層の導電粒子が保持されており、且つその導電
粒子がバインダー層から突出している導電粒子転写型異
方性導電フィルムにおいて、該バインダー層とそれによ
り保持された導電粒子が、樹脂バインダー中に導電粒子
を分散させた分散液を、バインダー層の厚さが導電粒子
の粒径以下となるようにフィルム上に塗布することによ
り設けられたものであることを特徴とする導電粒子転写
型異方性導電フィルムを提供する。
【0011】また、この導電粒子転写型異方性導電フィ
ルムを使用して第1の回路基板の端子と第2の回路基板
の端子とを電気的に接続する発明の電気的接続方法と
して、第1の回路基板の端子面と上導電粒子転写型
異方性導電フィルムの導電粒子が保持されている面とを
重ね合わせ、両者を加熱圧着し、剥離して第1の回路基
板の端子上に導電粒子のみを転写させ、次いで、導電粒
子を転写させた第1の回路基板の端子面と第2の回路基
板の端子面とを接着剤を介して加熱圧着することを特徴
とする電気的接続方法を提供する。
【0012】以下、発明の電気的接続方法を図面に基
づいて具体的に説明する。なお、図中、同一符号は同一
または同等の構成要素を表している。
【0013】図1および図2は、それぞれ発明の電気
的接続方法の工程説明図であり、図1の(a)および図
2の(a)は共に発明の方法に使用する導電粒子転写
型異方性導電フィルムの一例の断面図である。同図のよ
うに、発明の導電粒子転写型異方性導電フィルム1
は、フィルム2上に導電粒子3を1層保持させたものと
なっている。このように導電粒子を1層保持させること
により、後述するようにこの転写フィルムを回路基板に
1次圧着した時に回路基板の端子に均一に導電粒子を融
着させることが可能となる。
【0014】この導電粒子転写型異方性導電フィルム1
の形成方法としては、例えば、樹脂バインダー液中に導
電粒子3を分散させ、そのバインダー液をフィルム2上
バインダー層4の厚さが導電粒子3の粒径以下となる
ように塗布すればよい。これにより図示したように、1
層の導電粒子3がバインダー層4によりフィルム2上に
突出するように保持された形態の導電粒子転写型異方性
導電フィルム1を得ることができる。
【0015】導電粒子転写型異方性導電フィルム1に使
用するフィルム2としては、耐熱性のものが好ましく、
例えばポリイミドフィルム、テフロン等を使用すること
ができる。
【0016】また、導電粒子転写型異方性導電フィルム
1に使用する導電粒子3としては、金属表面を有する種
々の粒子を使用することができるが、接続する回路基板
の端子の素材に応じて選択することが好ましい。例え
ば、図1の(b)に示すように、回路基板5の端子5a
上に金メッキ層あるいはニッケルメッキ層5bが形成さ
れている場合や端子がグリコートで処理されている場合
には、導電粒子としては半田粒子、錫粒子、インジウム
粒子、その他これらの合金粒子、もしくは半田メッキ、
錫メッキ、インジウムメッキ等を施した粒子を使用す
る。また、回路基板の端子がアルミニウムからなる場合
には、金粒子または金メッキ粒子を使用する。さらに、
図2の(b)に示すように、回路基板5の端子5a上に
半田メッキ層あるいは錫メッキ層5cが形成されている
場合には、導電粒子3としては半田付け可能な金属粒子
または金属メッキ粒子を使用する。
【0017】導電粒子3の形状としては、球形、針状、
柱状、板状、不定形など種々のものを使用できるが球形
のものを使用するのが好ましい。また、粒径としては、
0.5〜50μmのものを使用することが好ましく、粒
径分布はできるだけ均一であることが好ましい。
【0018】発明の電気的接続方法においては、ま
ず、上記のような導電粒子転写型異方性導電フィルム1
を用いて電気的接続用回路基板を作成する。すなわち、
図1の(b)あるいは図2の(b)に示したように、第
1の回路基板5の接続すべき端子5aと導電粒子転写型
異方性導電フィルム1の導電粒子3が保持されている面
とを重ね合わせ、両者を加熱圧着(1次圧着)する。こ
の1次圧着の加熱加圧条件は、回路基板5の端子5aや
導電粒子3の種類に応じて、端子5aと導電粒子3とが
融着するように適宜設定すればよい。例えば図1の
(b)に示したように、金メッキ処理されている端子5
aに対して、導電粒子3として半田粒子を保持した導電
粒子転写型異方性導電フィルム1を1次圧着する場合に
は、半田粒子からなる導電粒子3が溶融して端子5aと
導電粒子3とが融着するようにすればよく、また、図2
の(b)に示したように、半田メッキ処理されている端
子5aに対して導電粒子転写型異方性導電フィルム1を
1次圧着する場合には、端子5a上の半田層5cが溶融
して端子5aと導電粒子3とが融着するようにすればよ
い。
【0019】1次圧着後は、図1の(c)あるいは図2
の(c)に示したように、第1の回路基板5と導電粒子
転写型異方性導電フィルム1とを互いに剥離して第1の
回路基板5の端子5a上に導電粒子3のみを転写させ、
端子5a上にのみ導電粒子3が存在している電気的接続
用回路基板6を得る。
【0020】次いで、図1の(d)あるいは図2の
(d)に示したように、端子5a上にのみ導電粒子3が
存在している電気的接続用回路基板6と第2の回路基板
7とをそれらの端子5a、7aを内側にし、間に接着剤
として接着フィルム8を置いて重ね合わせ、加熱圧着
(本圧着)する。これにより、第1の回路基板5と第2
の回路基板7とは、その全面が接着フィルムで接着され
るので強い接着強度で接続される。しかも、第1の回路
基板5には、その端子5aにのみ導電粒子3が存在して
いるので、第1の回路基板5の端子5aと第2の回路基
板7の端子7aとはショート等の導通不良を起こすこと
無く確実に接続される。
【0021】ここで、接着フィルム8としては、熱硬化
性あるいは熱可塑性の樹脂フィルムを使用することがで
きる。また、接着剤としてこのようなフィルムを使用す
ることなく、従来の異方性導電性接着剤に使用されてい
た熱硬化性あるいは熱可塑性の樹脂液を2つの回路基板
間に塗布してもよい。
【0022】また、本圧着の加熱加圧条件は、両回路基
板の端子素材、導電粒子3の種類、接着剤の種類等に応
じて、適宜設定すればよい。
【0023】
【作用】発明の導電粒子転写型異方性導電フィルム
は、熱可塑性樹脂からなるシート状絶縁基材の表面付近
に導電粒子を埋設した従来の接合材(特開昭64−14
886号公報)と同様に使用することができ、それによ
り従来の異方性導電性接着剤を使用していた電気的接続
方法よりも導通信頼性を向上させることが可能となる
が、発明の電気的接続方法にしたがって使用すること
により、回路基板に端子が細密なピッチで多数形成され
ている場合でも、ショートを発生させることなく接続す
ることを可能とする。すなわち、発明の電気的接続方
法によれば、フィルム上に導電粒子を1層に保持させた
導電粒子転写型異方性導電フィルムを使用し、この導電
粒子転写型異方性導電フィルムの導電粒子を第1の回路
基板の接続すべき端子上のみに転写し、次いで、接着剤
を介して第1の回路基板と第2の回路基板とを接着する
ので、導電粒子は回路基板の接続すべき端子以外の部分
には存在しないこととなる。したがって、ショートが起
こらなくなる。また、導電粒子転写型異方性導電フィル
ムの導電粒子の密度を上げることにより2つの回路基板
の端子間を接続する導電粒子の数を多くすることができ
るので、導通信頼性を向上させることが可能となる。
【0024】さらに、従来の転写バンプ方式と異なり、
ICチップにバンプを形成することやバンプと回路基板
との位置合わせをすることが不要となるので、2つの回
路基板の電気的接続工程が容易となる。
【0025】
【実施例】以下、発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0026】実施例1 ポリエステル樹脂(VE3220、ユニチカ製)のME
K15%溶液100重量部に、イソシアネート(コロネ
ートL、日本ポリウレタン(株)製)0.15重量部、
ベンゾグアナミン粒子にニッケル、金メッキを施した導
電粒子(ブライト20GNR10EH、直径10μm、
日本化学工業(株)製)1.5重量部を均一に分散し、
この分散液を厚さ25μmのポリイミドフィルムに平均
厚さが5μmとなるように塗布し、導電粒子転写型異方
性導電フィルム(導電粒子面積率、約21%)を作成し
た。
【0027】次に、この導電粒子転写型異方性導電フィ
ルムを適当な大きさにカットしてTAB(厚さ75μm
のポリイミドフィルム基材上、厚さ35μmの銅に厚さ
1μmの半田メッキ(錫:鉛=8:2)を施した端子が
0.1mmピッチで形成されているもの)の上に置き、
190℃、5Kg/cm2、5秒で1次圧着した。冷却
後、TABから導電粒子転写型異方性導電フィルムを剥
離した。この様子を画像処理装置で観察したところ、
電粒子転写型異方性導電フィルムの導電粒子の約7割が
TABに転着し、端子上の導電粒子の面積率は15%と
なっていた。
【0028】次ぎに、このTABに表1の組成のエポキ
シ系接着フィルムを仮圧着し、その後0.1mmピッチ
のITOパターンが形成されているガラス基板と170
℃、40Kg/cm2、20秒で本圧着した。
【0029】
【表1】 (エポキシ系接着フィルム組成) (成分) (重量部) ビスフェノールA型エポキシ(Ep1007、油化シェル製) 36.02 ビスフェノールA型エポキシ(Ep828、油化シェル製) 36.02 エポキシシランカップリング剤(A187、日本ユニカ) 1.95 変性イミダゾール(Hx3748、旭化成工業) 26.00
【0030】その結果、TABとITOパターンの初期
抵抗は最大9Ωであり、MIL STD 202F10
6Eによる1000時間のエージング後も最大15Ωと
安定していた。また、ショートの発生はなかった。
【0031】実施例2 導電粒子として直径10μmの半田粒子(スパークルミ
ロンNo.1635MF、千住金属(株)製)を6部使
用した以外は実施例1と同様にして導電粒子転写型異方
性導電フィルムを作成した。
【0032】この導電粒子転写型異方性導電フィルムを
実施例1と同様にTABに1次圧着し、剥離した。その
結果TABの端子上の導電粒子の面積率は18%となっ
ていた。
【0033】次ぎに、実施例1と同様にしてTABとI
TOパターンが形成されているガラス基板とを本圧着し
た。その結果、初期抵抗は最大8Ωであり、MIL S
TD202F106Eによる1000時間のエージング
後も最大19Ωと安定していた。また、ショートの発生
はなかった。
【0034】参考例1 ポリエステル剥離フィルムを布でこすり帯電させた後、
実施例2と同様の半田粒子を載せ、余分な半田粒子を払
い落としてポリエステル剥離フィルム上に1層の半田粒
子を付着させた。この半田粒子を耐熱性粘着テープ(P
ET8083、ソニーケミカル(株)製)にハンドロー
ラを用いて転着させ、導電粒子転写型異方性導電フィル
ムを作成した。
【0035】次ぎに、実施例1と同様にしてTABとI
TOパターンが形成されているガラス基板とを本圧着し
た。その結果、初期抵抗は最大5Ωであり、MIL S
TD202F106Eによる1000時間のエージング
後も最大15Ωと安定していた。また、ショートの発生
はなかった。
【0036】比較例1 実施例1で使用したエポキシ系接着フィルムと同様の組
成の樹脂バインダーに実施例2と同様の半田粒子を30
phr配合し、異方性導電膜を作成した。この異方性導
電膜の粒子面積率を測定したところ20%であった。
【0037】次に、この異方性導電膜を、実施例1と同
様のTABとITOパターンが形成されているガラス基
板との間に挟み、170℃、40Kg/cm2、20秒
で圧着した。その結果、パターン上の粒子面積率は17
%であった。また、初期抵抗は最大7Ωであり、MIL
STD 202F106Eによる1000時間のエー
ジング後も最大19Ωと安定していたが、パターン間で
粒子が連なり、ショートが120ピン中4箇所発生して
いた。
【0038】
【発明の効果】発明によれば、2つの回路基板間の端
子を接続するにあたり、接続すべき端子が回路基板に細
密なピッチで多数形成されている場合でも、ショートを
発生させることなく、高い導通信頼性が得られるように
確実にかつ容易に接続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の電気的接続方法の工程説明図である。
【図2】発明の電気的接続方法の工程説明図である。
【符号の説明】
導電粒子転写型異方性導電フィルム 2 フィルム 3 導電粒子 4 バインダー層 5 第1の回路基板 5a 第1の回路基板の端子 6 電気的接続用回路基板 7 第2の回路基板 7a 第2の回路基板の端子 8 接着フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // H01R 12/06 H01R 9/09 C (56)参考文献 特開 平2−54932(JP,A) 特開 昭63−53805(JP,A) 特開 平3−16147(JP,A) 特開 平4−30532(JP,A) 実開 平3−128937(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 311 H01L 21/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム上に形成されたバインダー層に
    より1層の導電粒子が保持されており、且つその導電粒
    子がバインダー層から突出している導電粒子転写型異方
    性導電フィルムにおいて、該バインダー層とそれにより
    保持された導電粒子が、樹脂バインダー中に導電粒子を
    分散させた分散液を、バインダー層の厚さが導電粒子の
    粒径以下となるようにフィルム上に塗布することにより
    設けられたものであることを特徴とする導電粒子転写型
    異方性導電フィルム。
  2. 【請求項2】 第1の回路基板の端子と第2の回路基板
    の端子とを電気的に接続する方法において、第1の回路
    基板の端子面と請求項1記載の導電粒子転写型異方性導
    フィルムの導電粒子が保持されている面とを重ね合わ
    せ、両者を加熱圧着し、剥離して第1の回路基板の端子
    上に導電粒子のみを転写させ、次いで、導電粒子を転写
    させた第1の回路基板の端子面と第2の回路基板の端子
    面とを接着剤を介して加熱圧着することを特徴とする電
    気的接続方法。
JP03314014A 1991-07-14 1991-10-31 導電粒子転写型異方性導電フィルム及び電気的接続方法 Expired - Lifetime JP3092118B2 (ja)

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