JP3092113B2 - ジェットポンプ感知管路用tボルトクランプの放電加工装置 - Google Patents

ジェットポンプ感知管路用tボルトクランプの放電加工装置

Info

Publication number
JP3092113B2
JP3092113B2 JP11269635A JP26963599A JP3092113B2 JP 3092113 B2 JP3092113 B2 JP 3092113B2 JP 11269635 A JP11269635 A JP 11269635A JP 26963599 A JP26963599 A JP 26963599A JP 3092113 B2 JP3092113 B2 JP 3092113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffuser
sensing line
edm
jet pump
sensing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11269635A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000162375A (ja
Inventor
マーレン・ロバーギュウ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2000162375A publication Critical patent/JP2000162375A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3092113B2 publication Critical patent/JP3092113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C15/00Cooling arrangements within the pressure vessel containing the core; Selection of specific coolants
    • G21C15/24Promoting flow of the coolant
    • G21C15/243Promoting flow of the coolant for liquids
    • G21C15/25Promoting flow of the coolant for liquids using jet pumps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H9/00Machining specially adapted for treating particular metal objects or for obtaining special effects or results on metal objects
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H9/00Machining specially adapted for treating particular metal objects or for obtaining special effects or results on metal objects
    • B23H9/14Making holes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は原子炉に関するものであり、さ
らに具体的には、原子炉内のジェットポンプに圧力管路
を固定するための方法及び装置に関する。
【0002】沸騰水型原子炉(BWR)の原子炉圧力容
器(RPV)は通例略円筒形の形状を有しており、その
両端は例えば下部ヘッド及び着脱自在の上部ヘッドによ
って閉鎖されている。RPV内の炉心支持板の上方に離
隔して上部案内板が配置されているのが通例である。通
例、炉心は炉心シュラウド(単にシュラウドともいう)
によって囲まれ、シュラウドはシュラウド支持構造物に
よって支持されている。具体的には、シュラウドは略円
筒形の形状を有しており、炉心支持板と上部案内板を共
に囲んでいる。円筒形原子炉圧力容器と円筒形シュラウ
ドの間には空間又は環状空間が存在している。
【0003】沸騰水型原子炉は多数の配管系を有してお
り、かかる配管系は例えばRPV全域に水を輸送するこ
となどに利用されている。例えば、炉心スプレー配管
は、炉心に水を配送すべく、シュラウドの上方のみなら
ずシュラウドを貫通するように設設されている。
【0004】沸騰水型原子炉のような原子炉内のジェッ
トポンプディフューザは通例ジェットポンプの一部をな
しており、炉心の冠水状態を安全レベルに維持するのに
利用される。ジェットポンプディフューザは、また、適
当な再循環流れを維持すべく水を入口ミキサから下部炉
心プレナム内に放出する。
【0005】公知のジェットポンプディフューザの一例
は略円錐形の形状を有しており、その大径側端部はイン
コネル(INCONEL)ニッケル−クロム合金の炉心支持板に
係合したアダプタアセンブリに溶接される。ディフュー
ザの小径側端部は、ジェットポンプの入口ミキサへの滑
り嵌め式連結部をなす。
【0006】ジェットポンプディフューザ内部では、概
して高圧の水が小径側端部から大径側端部に向かって流
れる。水はディフューザの大径側端部を出てアダプタア
センブリを通って下部炉心プレナム内に放出される。放
出された水は下部炉心プレナム内の水と混合し、炉心を
通って循環する。
【0007】水がジェットポンプディフューザを通って
流れる際、ディフューザの直径が増すために水の速度は
低下する。水が下部炉心プレナム内に放出される直前に
水の速度及び圧力を低下させると、放出水の混合及び流
れ特性が改善される。
【0008】原子力発電所の安全な運転のため、ディフ
ューザ内の圧力降下は連続的に監視される。かかる目的
のため、細い感知管路がディフューザの外部に設置さ
れ、差圧を感知し得るようにディフューザの側壁を通し
て連絡している。
【0009】ある条件の下では、圧力感知管路が振動す
ることがある。このような振動の結果、ディフューザと
管路の間に設置されたステンレス鋼製隔離ブロックはブ
ロックと管路とが切断されやすくなる。このように管路
がそれに取り付けられた隔離ブロックから切断されるの
は不都合な状態である。
【0010】ディフューザ感知管路をディフューザに固
定して追加の支持を与えかつ振動を低減すべくTボルト
クランプが開発された。Tボルトクランプをディフュー
ザに固定するには、Tボルトが挿入できるような溝穴を
ディフューザに加工する必要がある。そうして、感知管
路の過度の振動を防止すべくTボルトクランプが感知管
路の周囲に固定される。かかる溝穴は感知管路の背後に
位置していなければならない。通例、かかる溝穴は放電
加工(EDM)プロセスを利用してディフューザ中に加
工される。解決すべき主たる課題は、感知管路の焼損や
損傷を引起こすことなく感知管路の背後のディフューザ
中に溝穴を加工することである。
【0011】従って、放電加工操作に際して感知管路に
損傷を与えることなく感知管路の背後のディフューザ中
に溝穴もしくは穴を加工するための放電加工装置を提供
することが望まれる。
【0012】
【発明の概要】上記その他の目的は、原子炉内のジェッ
トポンプディフューザに正確な位置及び寸法の溝穴を加
工することのできる放電加工(EDM)装置によって達
成し得る。具体的には、EDM装置もしくは工具はディ
フューザ感知管路に損傷を与えることなく該感知管路の
背後の位置においてジェットポンプディフューザに2つ
の溝穴を加工することができる。「感知管路の背後」と
は、ディフューザの中心と感知管路のなす平面内として
定義し得る。
【0013】EDM装置は、ハウジング、2つのEDM
電極アセンブリ、2つのクランプアセンブリ、及びフッ
クアセンブリを含んでなる。各EDM電極アセンブリ
は、電極ホルダと、電極ホルダに連結しかつディフュー
ザに所望の溝穴を形成するように構成された電極とを含
んでなる。各々の溝穴はジェットポンプディフューザの
側壁を貫通し、感知管路を感知管路隔離ブロックに固定
して原子炉運転中の感知管路の振動を防止するTボルト
防振クランプを受入れるように構成されている。本発明
の一つの実施形態では、ディフューザに加工される各溝
穴は約1.06インチ×0.4インチの寸法を有する。
【0014】EDM装置は電極アセンブリに連結したス
テッパ駆動電動機も含んでいる。ステッパ駆動電動機
は、放電加工中に電極がディフューザから所定の距離に
保たれるように電極アセンブリを動かす。具体的には、
電極がディフューザを穿孔加工する際、ディフューザ内
に加工される穴の底と電極とが一定の距離に保たれるよ
うに、ディフューザに対する電極の相対位置をステッパ
駆動電動機で調整する。
【0015】各々のクランプアセンブリは、可動軸に連
結したクランプアームを含んでいる。可動軸は作動シリ
ンダに可動状態で連結している。作動シリンダは、流体
作動シリンダでも空気作動シリンダでもよい。クランプ
アームは、EDM装置を感知管路に把持すべく感知管路
と係合する構成をしている。具体的には、クランプアー
ムは感知管路に締付力を及ぼして、クランプアームとハ
ウジングの間に感知管路を把持する。
【0016】フックアセンブリは、感知管路隔離ブロッ
クと係合するように構成されたフラットなフック形部材
を含んでいる。フックアセンブリはフラットフック形部
材から水平方向に張り出した円筒形部材も含んでいる。
フックアセンブリはある角度でハウジングに連結してお
り、フラットフック形部材が隔離ブロックと係合したと
きにジェットポンプディフューザの中心と感知管路との
なす平面に対してEDM装置がある角度で配置されるよ
うに構成されている。一つの実施形態では、フックアセ
ンブリは、ジェットポンプディフューザの中心と感知管
路とのなす平面に対してEDM装置が約21°の角度で
配置されるように構成される。この構成が用いられるの
は、感知管路に損傷を与えることなく感知管路の背後に
穿孔加工できるようにするためである。
【0017】Tボルトクランプ設置用の溝穴をジェット
ポンプディフューザ中に加工するため、操作用ポールを
用いてEDM装置を原子炉圧力容器の環状空間内に降下
させる。フックアセンブリを感知管路隔離ブロックと係
合することで、EDM装置はディフューザに隣接して配
置される。原子炉の環状空間内ではジェットポンプディ
フューザの周囲のスペースが限られているため、EDM
装置は感知管路の周囲に時計回りに配置されるように構
成してもよいし、感知管路の周囲に反時計回りに配置さ
れるように構成してもよい。
【0018】フックアセンブリは適切に配置されれば感
知管路隔離ブロックと係合し、ディフューザの中心と感
知管路のなす平面に対して21゜の角度にEDM装置を
配置する。クランプアセンブリを次いで作動させて、ク
ランプアームがEDM装置を感知管路に把持するように
する。この構成では、EDM装置は適切に配置され、各
EDM電極がディフューザに隣接して感知管路の背後の
位置でディフューザ中に溝穴もしくは穴が加工されるよ
うになる。次いで放電加工プロセスを開始すると、各電
極は感知管路の背後の位置でディフューザ中に1.06
インチ×0.4インチの穴を加工する。通例、複数の穴
が同時に加工される。各穴は、感知管路を感知管路隔離
ブロックに固定して原子炉運転時中の感知管路の振動を
防止するTボルト防振クランプを受入れるように構成さ
れている。
【0019】次いでEDM装置のクランプアセンブリを
解放して、EDM装置を感知管路から取外すが、EDM
装置は別のディフューザに再設置するか或いは原子炉か
ら取出される。通例、各電極は交換を要するまでに2つ
の穴を加工することができる。そこで、電極交換のため
原子炉から取出さなければならなくなる前に、EDM装
置は4つの溝穴もしくは穴を加工することができる。
【0020】上述のEDM工具は、感知管路の背後の位
置でディフューザ中に溝穴もしくは穴を加工することが
できる。加えて、EDM工具は2つの穴を同時に加工す
ることができ、それによって時間と経費が節約される。
このEDM工具は、ディフューザの中心と感知管路との
なす平面に対して約21°の角度で感知管路隔離ブロッ
ク上に固定されるように構成される。このような構成を
用いるのは、感知管路に損傷を与えることなく感知管路
の背後に穴を加工できるようにするためである。EDM
工具は、所定のディフューザの周囲で利用できるスペー
スの広さに応じ、感知管路の周囲において時計回り又は
反時計回りに設置されるように構成することができる。
さらに1組の電極を2回使用することができるので、電
極交換の際に起こり得る放射線被曝を低減させることが
できる。
【0021】
【発明の詳しい説明】図1は、沸騰水型原子炉用ジェッ
トポンプアセンブリ10の側面図である。ジェットポン
プアセンブリ10は、ジェットポンプディフューザ12
及び感知管路14を含んでいる。感知管路隔離ブロック
16A、16B及び16Cで感知管路14がディフュー
ザ12に連結される。本発明の一つの実施形態に係るE
DM装置18は、感知管路隔離ブロック16Aにて感知
管路14に把持されている。EDM装置18は、感知管
路14の背後の位置においてディフューザ12に穴を加
工するように構成された電極22及び24を含んでい
る。
【0022】図2、図3及び図4はそれぞれEDM装置
18の部分切欠き正面図、側面図及び上面図を示してい
る。EDM装置18は、ハウジング26、2つのEDM
電極アセンブリ28及び30、2つのクランプアセンブ
リ32及び34、フックアセンブリ36、並びにEDM
装置18に電力を供給する電気ケーブル(図示せず)と
接続するように構成された電気コネクタ38を含んでい
る。
【0023】EDM電極アセンブリ28及び30はそれ
ぞれ電極ホルダ40及び42を含んでいる。具体的に
は、電極ホルダ40は装置18の第1の端部44に可動
状態で連結しており、電極ホルダ42は装置18の第2
の端部46に可動状態で連結している。電極ホルダ40
及び42は、(図1に示された)電極22及び24を保
持するように構成されている。
【0024】EDM装置18は、電極アセンブリ28及
び30に連結したステッパ駆動電動機48を含んでい
る。具体的には、ステッパ駆動電動機48は伝動ベルト
52によって駆動歯車箱50に連結している。駆動歯車
箱50は、調整軸54及び複数のリンク機構(図示せ
ず)を介して電極アセンブリ28及び30に連結してい
る。ステッパ駆動電動機48は、放電加工中に電極22
及び24がディフューザ12から所定の距離に保たれる
ように電極アセンブリ28及び30を移動させる。具体
的には、電極22及び24の各々がディフューザ12中
を穿孔加工する際、ディフューザ12中に加工される穴
の底と電極22及び24とが一定の距離に保たれるよう
に、ディフューザ12に対する電極22及び24の相対
位置がステッパ駆動電動機48によって調整される。
【0025】クランプアセンブリ32は装置18の第1
端部44に連結しており、クランプアセンブリ34は装
置18の第2端部46に連結している。クランプアセン
ブリ32は可動軸58と可動状態で連結したクランプア
ーム56を含んでおり、可動軸58は作動シリンダ60
と可動状態で連結したいる。同様に、クランプアセンブ
リ34は可動軸64と可動状態で連結したクランプアー
ム62を含んでおり、可動軸64は作動シリンダ66と
可動状態で連結している。クランプアーム56及び62
の各々は、感知管路14にEDM装置18を固定するた
めに感知管路14と係合するように構成されている。具
体的には、クランプアーム56及び62の各々は感知管
路14に締付力を及ぼし、それによってクランプアーム
56及び62とハウジング26の間に感知管路14を把
持する。
【0026】フックアセンブリ36は、感知管路隔離ブ
ロック16Aと係合するように構成されたフラットフッ
ク形部材68を含んでいる。フックアセンブリ36はフ
ラットフック形部材68から水平方向に張り出した円筒
形部材70も含んでいる。フックアセンブリ36は、あ
る角度でハウジング26に連結しており、フラットフッ
ク形部材68が隔離ブロック16Aと係合したときにジ
ェットポンプディフューザ12の中心C(図5参照)と
感知管路14のなす平面P(図5参照)に対しEDM装
置18が角度A(図5参照)で配置されるように構成さ
れている。一つの実施形態では、フックアセンブリ36
は、角度Aが約21°となるような配置にEDM装置1
8が置かれるように構成される。この構成が用いられれ
るのは、感知管路14に損傷を与えることなく感知管路
14の背後に穿孔加工できるようにするためである。
【0027】図5は原子炉圧力容器74の環状空間72
の上面図であって、圧力容器74内に設置されたEDM
装置18を示している。環状空間72は、原子炉圧力容
器74の側壁76と炉心シュラウド78とで形成され
る。環状空間72内には、2つのジェットポンプディフ
ューザ12及び80並びにジェットポンプ立上り管82
が配置される。感知管路14及び84は、それぞれ隔離
ブロック16A及び86によってディフューザ12及び
80に連結している。
【0028】図6は、本発明の別の実施の態様に係るE
DM装置100の部分切欠き側面図である。2つのクラ
ンプアセンブリの配置状態を除けば、EDM装置100
はEDM装置18と同様である。EDM装置100は、
ハウジング102、2つのEDM電極ホルダ104及び
106、2つのクランプアセンブリ108及び110、
フックアセンブリ112、並びにEDM装置100に電
力を供給する電気ケーブル(図示せず)と接続するよう
に構成された電気コネクタ114を含んでいる。
【0029】具体的には、電極ホルダ104は装置10
0の第1端部116に可動状態で連結しており、電極ホ
ルダ106は装置100の第2端部118に可動状態で
連結している。電極ホルダ104及び106は、EDM
電極(図示せず)を保持するように構成されている。ス
テッパ駆動電動機120は伝動ベルト124によって駆
動歯車箱122に連結している。駆動歯車箱50は電極
ホルダ104及び106に連結している。
【0030】クランプアセンブリ108は装置100の
上端126に連結しており、クランプアセンブリ110
は装置100の下端128に連結している。クランプア
センブリ108は可動軸132に可動状態で連結したク
ランプアーム130を含んでおり、可動軸132は作動
シリンダ134に可動状態で連結している。同様に、ク
ランプアセンブリ110は可動軸138に可動状態で連
結したクランプアーム136を含んでおり、可動軸13
8は作動シリンダ140に可動状態で連結している。ク
ランプアーム108及び110の各々は、ディフューザ
感知管路14(図1参照)にEDM装置100を固定す
るためにディフューザ感知管路14(図1参照)と係合
するように構成されている。
【0031】フックアセンブリ112は、ディフューザ
感知管路隔離ブロック16A(図1参照)と係合するよ
うに構成されたフラットフック形部材142を含んでい
る。フックアセンブリ112はフラットフック形部材1
42から水平方向に延びる円筒形部材144をも含んで
いる。フックアセンブリ112は、ある角度でハウジン
グ102に連結しており、フラットフック形部材68が
隔離ブロック16A(図1参照)と係合したときにジェ
ットポンプディフューザ12(図1参照)の中心とディ
フューザ感知管路14(図1参照)のなす平面に対して
EDM装置100がある角度で配置されるように構成さ
れている。一つの実施形態では、フックアセンブリ11
2は、角度A(図5参照)が約21°になるような配置
にEDM装置100が置かれるように構成されている。
【0032】Tボルトクランプ(図示せず)を設置する
ための溝穴をジェットポンプディフューザ12中に加工
するため、EDM装置18は通例はロープを用いて原子
炉圧力容器74の環状空間70内に降下させる。フック
アセンブリ36を感知管路隔離ブロック16Aに係合さ
せることにより、EDM装置18はディフューザ12に
隣接して配置される。環状空間72内においてはジェッ
トポンプディフューザ12及び80の周囲のスペースが
限られているため、EDM装置18は感知管路14の周
囲において反時計回りに設置するように構成されてい
る。ディフューザ10の感知管路84上にEDM装置1
8を設置するには、感知管路80の周囲において時計回
りに設置するようにEDM装置18を構成すればよい。
換言すれば、その場合のEDM装置は図1に示したED
M装置18の鏡像となる。
【0033】フックアセンブリ36は適切に配置されれ
ば感知管路隔離ブロック16と係合し、角度Aが21゜
になる配置にEDM装置18を置く。次いでクランプア
センブリ32及び34を作動させると、クランプアーム
56及び62がEDM装置18をディフューザ感知管路
14に固定する。この構成では、EDM装置18は適切
に配置され、EDM電極22及び24はディフューザ1
2に隣接し、感知管路14の背後の位置においてディフ
ューザ12中に溝穴又は穴を加工されるようになる。次
いで放電加工プロセスを開始すると、電極22及び24
の各々がディフューザ感知管路14の背後の位置でディ
フューザ12に1.06インチ×0.4インチの穴を加
工する。放電加工中、ディフューザ12に対する電極2
2及び24の位置がステッパ駆動電動機48で調整され
る。通例、2つの穴が同時に加工される。各穴は、感知
管路14を感知管路隔離ブロック16に固定して原子炉
74の運転中の感知管路14の振動を防止するTボルト
防振クランプ(図示せず)を受入れるように構成されて
いる。
【0034】次いでEDM装置18のクランプアセンブ
リ32及び34を解放し、EDM装置18をディフュー
ザ感知管路14から取外すが、EDM装置18は別のデ
ィフューザ上に再配置するか或いは原子炉圧力容器74
から取出される。通例、電極22及び24の各々は交換
が必要となるまでに2つの穴を加工することができる。
こうして電極交換のため原子炉圧力容器74から取出さ
なければならなくなるまでに、EDM装置18は4つの
溝穴又は穴を加工することができる。
【0035】上記のEDM装置18は、感知管路14の
背後の位置でディフューザ12に溝穴又は穴を加工する
ことができる。EDM装置18は2つの穴を同時に加工
することができ、それによって時間と経費が節約され
る。EDM装置18は、感知管路14に損傷を与えるこ
となく感知管路14の背後に穴を加工できるように構成
されている。EDM装置18は、所定のディフューザの
回りで利用し得るスペースの大きさに応じ、ディフュー
ザ感知管路の周囲において時計回り又は反時計回りに設
置されるように構成することができる。さらに電極22
及び24は2回使用することができるので、電極交換の
際に起こり得る放射線被曝を低減させることができる。
【0036】本発明の様々な実施の態様についての以上
の説明から、本発明の目的が達成されることは明らかで
ある。本発明を詳細に説明し例示してきたが、これらは
本発明を単に例示するものにすぎず、本発明を限定する
ものではない。従って、本発明の技術的思想及び範囲は
特許請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】沸騰水型原子炉のジェットポンプディフューザ
の側面図であって、本発明の一つの実施形態に係るED
M装置がディフューザ感知管路に固定されたところを示
している。
【図2】図1に示されたEDM装置の部分切欠き正面図
である。
【図3】図1に示されたEDM装置の部分切欠き側面図
である。
【図4】図1に示されたEDM装置の部分切欠き上面図
である。
【図5】原子炉圧力容器の環状空間の上面図であって、
図1に示されたEDM装置がジェットポンプディフュー
ザの感知管路に固定されたところを示している。
【図6】本発明の別の実施の態様に係るEDM装置の部
分切欠き正面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21C 19/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉圧力容器内のジェットポンプディ
    フューザ中に溝穴を加工するための放電加工装置であっ
    て、上記ジェットポンプディフューザーが中心、ディフ
    ューザ感知管路、及び上記感知管路を上記ディフューザ
    に連結する感知管路隔離ブロックを有しており、当該放
    電加工装置が上記ディフューザの中心と上記感知管路の
    なす平面内の位置において上記ディフューザ中に複数の
    溝穴を加工するように構成されており、かつ当該装置
    が、ハウジング、上記ハウジングに連結した複数のクラ
    ンプアセンブリ、上記ハウジングに連結しているととも
    に、上記ディフューザの中心と上記感知管路のなす平面
    に対して当該装置が一定の角度で配置されるように上記
    感知管路隔離ブロックと係合する構成のフックアセンブ
    リ、及び上記ハウジングに連結した複数の電極アセンブ
    リを含んでなる装置。
  2. 【請求項2】 2つのクランプアセンブリを含んでな
    る、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 2つの電極アセンブリを含んでなる、請
    求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記フックアセンブリが、前記ディフュ
    ーザの中心と上記感知管路のなす平面に対して当該装置
    が21°の角度で配置されるように前記感知管路隔離ブ
    ロックと係合する構成のものである、請求項1記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記フックアセンブリがフラットフック
    形部材及び該フック形部材から張り出した円筒形部材を
    含んでなり、かつ前記フック形部材が前記感知管路隔離
    ブロックと係合するように構成されている、請求項4記
    載の装置。
JP11269635A 1998-09-25 1999-09-24 ジェットポンプ感知管路用tボルトクランプの放電加工装置 Expired - Fee Related JP3092113B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/160564 1998-09-25
US09/160,564 US6233301B1 (en) 1998-09-25 1998-09-25 Jet pump sensing line T-bolt clamp electrode discharge machining tool

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000162375A JP2000162375A (ja) 2000-06-16
JP3092113B2 true JP3092113B2 (ja) 2000-09-25

Family

ID=22577413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11269635A Expired - Fee Related JP3092113B2 (ja) 1998-09-25 1999-09-24 ジェットポンプ感知管路用tボルトクランプの放電加工装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6233301B1 (ja)
JP (1) JP3092113B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6435839B1 (en) 2001-11-19 2002-08-20 General Electric Company Jet pump sensing line clamp assembly and methods
US6809283B2 (en) * 2002-08-19 2004-10-26 General Electric Company Noble metal in-situ sampling method and apparatus
US6788756B2 (en) * 2002-09-13 2004-09-07 General Electric Company Jet pump set screw wedge
US8460243B2 (en) 2003-06-10 2013-06-11 Abbott Diabetes Care Inc. Glucose measuring module and insulin pump combination
US7722536B2 (en) 2003-07-15 2010-05-25 Abbott Diabetes Care Inc. Glucose measuring device integrated into a holster for a personal area network device
CA2858901C (en) 2004-06-04 2024-01-16 Carolyn Anderson Diabetes care host-client architecture and data management system
US7272204B2 (en) * 2004-08-31 2007-09-18 General Electric Company Method and apparatus for clamping a riser brace assembly in nuclear reactor
US7889827B2 (en) * 2006-01-31 2011-02-15 General Electric Company Method and apparatus for removing tack welds on reactor vessel components in a nuclear reactor
US7578191B2 (en) * 2006-12-22 2009-08-25 General Electric Company Reactor jet pump sensing line frequency measurement
US8565366B2 (en) * 2007-04-09 2013-10-22 General Electric Company Methods and apparatuses for operating and repairing nuclear reactors
US8284889B2 (en) * 2009-04-20 2012-10-09 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc Methods and apparatuses for clamping a jet pump sensing line support
JP5398474B2 (ja) * 2009-10-23 2014-01-29 株式会社東芝 原子炉内配管作業装置および原子炉内配管作業方法
JP5687481B2 (ja) * 2010-12-10 2015-03-18 株式会社東芝 ジェットポンプ計測用配管の補修方法
US8989337B2 (en) * 2010-12-16 2015-03-24 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc Method and apparatus for an expanding split bushing pipe plug assembly
US10136845B2 (en) 2011-02-28 2018-11-27 Abbott Diabetes Care Inc. Devices, systems, and methods associated with analyte monitoring devices and devices incorporating the same
JP2013152106A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Toshiba Corp ジェットポンプ計測用配管の補修方法及びその補修装置
CN108890562B (zh) * 2018-08-12 2019-05-07 盐城金刚星精密锻造有限公司 一种用于齿轮组装配的定位夹具机构
US11273508B2 (en) 2018-12-31 2022-03-15 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc Electrical discharge machining assemblies and methods for using the same

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4584452A (en) * 1983-11-03 1986-04-22 Westinghouse Electric Corp. Remotely actuated metal disintegration machining apparatus
FR2554373B1 (fr) * 1983-11-04 1986-03-28 Framatome Sa Dispositif d'usinage par etincelage
US4627142A (en) * 1984-06-06 1986-12-09 Westinghouse Electric Corp. Crimping
US4675149A (en) * 1986-01-31 1987-06-23 General Electric Company Jet pump beam holder/positioner tool
EP0295206A1 (fr) * 1987-06-10 1988-12-14 Charmilles Technologies S.A. Dispositif pour fixer un outil selon différentes orientations
JPH0755987A (ja) * 1993-08-20 1995-03-03 Hitachi Ltd 原子炉の炉内点検補修装置
US5324907A (en) * 1993-09-03 1994-06-28 B&W Nuclear Service Company EDM apparatus with a cam arm for moving an electrode
US5543599A (en) * 1994-12-14 1996-08-06 Westinghouse Electric Corporation Electron discharge machining apparatus and method
US5687205A (en) * 1995-09-15 1997-11-11 General Electric Company Underwater remote drilling tool and methods
US5752807A (en) * 1996-06-26 1998-05-19 General Electric Company Jet pump sensing line repair
JPH1076427A (ja) * 1996-09-03 1998-03-24 Hitachi Ltd 原子炉内構造物のサンプル採取装置
JP3508418B2 (ja) * 1996-09-30 2004-03-22 株式会社日立製作所 遠隔切断装置
JPH10113824A (ja) * 1996-10-08 1998-05-06 Hitachi Ltd 遠隔切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6233301B1 (en) 2001-05-15
JP2000162375A (ja) 2000-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3092113B2 (ja) ジェットポンプ感知管路用tボルトクランプの放電加工装置
EP2012325B1 (en) Device and method for fixing reactor metering pipe
JP3604535B2 (ja) 原子炉の点検補修装置
JPH08211186A (ja) シュラウドを修理するための方法及び装置
EP2236883B1 (en) Apparatus and system for dampening the vibration experienced by a sprager pipe
EP1209692B1 (en) Module type device and method for underwater repair
US6435839B1 (en) Jet pump sensing line clamp assembly and methods
JP2767232B2 (ja) 加圧水型原子炉装置の圧力容器の組立及び分解方法
JP4052377B2 (ja) ジェットポンプビーム固定装置
US5331675A (en) Apparatus and a method for handling a control rod
US5361286A (en) Method for in situ cleaning of inlet mixers
US5876146A (en) Apparatus and methods for repairing jet pump diffusers in a nuclear reactor
CN215433135U (zh) 一种磨粒流去毛刺装置
WO2000062303A1 (en) Jacking device for providing contact between a jet pump and a riser in a boiling water nuclear reactor
US5864595A (en) Actuator for facilitating performance of work in a nuclear reactor
KR200409916Y1 (ko) 증기발생기 전열관의 보링장치
KR200431175Y1 (ko) 증기발생기 전열관의 보링장치
JP2766209B2 (ja) 原子炉内部構造物の取替工法
JP4585079B2 (ja) 作業装置および作業方法
EP1300856A2 (en) Core spray system attachment assemblies
JP3404161B2 (ja) 沸騰水型原子炉のジェットポンプの部品交換方法及び部品交換用装置
JPH08105990A (ja) 原子炉内構造物の据付け方法及びその方法に用いる原子炉シュラウド溶接機並びにその方法に用いる原子炉シュラウド吊具兼芯測定装置
JP4580908B2 (ja) ジェットポンプリティーナ取外し方法
CN118080911A (zh) 打孔装置及方法
CN215208344U (zh) 一种传热管检查***安装工具

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000613

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees