JP2013152106A - ジェットポンプ計測用配管の補修方法及びその補修装置 - Google Patents

ジェットポンプ計測用配管の補修方法及びその補修装置 Download PDF

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Abstract

【課題】水中で計測用配管が水平方向に設置されているジェットポンプの下部で発生した破断事象に対応可能であり、狭隘部での補修作業を容易にするジェットポンプ計測用配管の補修方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、ジェットポンプ計測用配管の補修方法は、原子炉圧力容器内の炉水中に設けられたジェットポンプの下部に水平方向に設置された計測用配管の破断部を補修する。補修方法は、残存した計測用配管の近傍における前記ジェットポンプに支持部材を固定する支持部材固定ステップS1と、支持部材固定ステップS1の後に、支持部材に、両端に接続管が嵌め込まれた配管補修管が設けられた計測用配管接続装置を取り付ける接続装置取付ステップS2と、接続装置取付ステップS2の後に、計測用配管接続装置を用いて残存した計測用配管と接続管を接続する接続ステップS3とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、沸騰水型原子炉におけるジェットポンプのディフューザに設けられた計測用配管を補修するためのジェットポンプ計測用配管の補修方法及びその補修装置に関する。
従来、沸騰水型原子炉では、出力密度を高くするため、原子炉圧力容器の外部に設置した再循環ポンプと、原子炉圧力容器の内部に設置したジェットポンプとを組み合せた、いわゆるジェットポンプシステムが採用されている。
図22に示すように、ジェットポンプ4は、ダウンカマ部3内において軸を鉛直方向とする原子炉圧力容器1とシュラウド2との間で、周方向に沿って等間隔に複数設置されている。これらのジェットポンプ4は、図23に図22の要部を拡大して示すように、ライザ管5を有する。このライザ管5は原子炉圧力容器1に固定されており、再循環ポンプの再循環入口ノズル6から供給された冷却材を炉内に導入する。
ライザ管5の上部には、トランジションピース14を介して一対のエルボ7A,7Bが接続されている。これら一対のエルボ7A,7Bには、一対の混合ノズル8A,8Bを介して一対のインレットスロート9A,9Bが接続されている。この一対のインレットスロート9A,9Bには、それぞれディフューザ10A,10Bが接続されている。
なお、以下では、インレットスロート9A,9B、ディフューザ10A,10Bを共通して示す場合、あるいは一括して示す場合は、それぞれインレットスロート9、ディフューザ10として説明する。
さて、原子力発電プラントの出力制御を行う上で、通常運転中のジェットポンプ4の流量を測定することは重要である。このため、ディフューザ10A,10Bの上下部に計測用配管11を設け、この計測用配管11により運転中のディフューザ10における上下部の静圧差を測定し、この測定値をプラント使用前に測定した較正値により較正し、ジェットポンプ4の流量を算出している。
この計測用配管11は、ディフューザ10の上下部の静圧孔に溶接され、ディフューザ10に固定されている支持部材としてのブロック12及び図24に示すサポート13により溶接支持されている。また、計測用配管11は、図25(a),(b)に示すようにジェットポンプ4の下部において複雑な状態で配置され、ジェットポンプ計測用ノズル15を経て炉外配管と接続されている。このジェットポンプ計測用ノズル15は、原子炉圧力容器1の水平断面における対称位置に2箇所設けられている。
このような構成のジェットポンプ4は、約300℃の高温度に加え図示しない再循環ポンプから送り込まれる高速大流量の冷却水の流れにより、他の機器に比較して厳しい条件下で使用される。このため、各部材には大きな負荷が作用し、特に計測用配管11はディフューザ10の再循環ポンプから送り込まれる高速大流量の冷却水の流れにより発生した流体振動の影響を直接またはブロック12、サポート13を介して受け、厳しい応力が作用する。したがって、計測用配管11は、破断を生じることもあり得る。このように計測用配管11が破断した場合は、ジェットポンプ4の流量が測定することができないため、原子炉の出力制御に支障を与えることになり、補修作業は急務であるといえる。
ここで、計測用配管11は、図25(b)に示す通り原子炉圧力容器1とシュラウド2との間の狭い環状空間16に配置されるとともに、計測用配管11の上方には図23に示す通りライザ管5及びインレットスロート9などが配置されている。図24に示す計測用配管11のサポート13付近の水平部がシュラウド2に最も接近して設置され、シュラウド2との間隔は150mmにも満たない空間である。
また、この計測用配管11の水平部の上部には、シュラウド2の中間胴がオーバーハングして上方を覆っている。このため、計測用配管11の補修機器の形状、大きさ、補修方法などが非常に限られ、非常に困難な補修作業となる。
さらに、計測用配管11が設置されている周辺は、高放射線区域にあることから、その配管部へ作業員が接近して作業することは極めて困難である。以上のことから計測用配管11の補修作業は、水中で炉心真上から遠隔的に実施する以外に方法がないということが現状である。
このような計測用配管11の補修方法として、例えば炉水を排水して実施する溶接装置や、水中レーザ溶接装置を用いた補修方法がある。(例えば特許文献1、2参照)
特許第4298527号公報 特開2004−209515号公報
ところで、上述した計測用配管11は、その破断事象の多くが計測用配管11とブロック12との溶接部において発生し、その補修方法も従来ではジェットポンプ4の鉛直方向に設置された計測用配管11のみを対象としたものしか提案されていない。
また、上述した図23及び図24に示すように計測用配管11の水平部の設置位置は、非常に狭隘部であるため、特許文献1、2に記載された技術では当該部の補修は困難である。
さらに、上述したように計測用配管11の水平部は、位置的理由から補修が困難である上、さらに補修工程を短縮するためにも、水中での遠隔補修作業は必須要件となる。そのため、計測用配管11の水平部が破断した場合は、水中遠隔での補修方法を確立することが望まれていた。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、水中で計測用配管が水平方向に設置されているジェットポンプの下部で発生した破断事象に対応可能であり、狭隘部での補修作業を容易にするジェットポンプ計測用配管の補修方法及びその補修装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態に係るジェットポンプ計測用配管の補修方法は、原子炉圧力容器内の炉水中に設けられたジェットポンプの下部に水平方向に設置された計測用配管の破断部を補修するジェットポンプ計測用配管の補修方法であって、残存した前記計測用配管の近傍における前記ジェットポンプに支持部材を固定する支持部材固定ステップと、前記支持部材固定ステップの後に、前記支持部材に、両端に接続管が嵌め込まれた配管補修管が設けられた計測用配管接続装置を取り付ける接続装置取付ステップと、前記接続装置取付ステップの後に、前記計測用配管接続装置を用いて前記残存した計測用配管と前記接続管を接続する接続ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の実施形態に係るジェットポンプ計測用配管の補修装置は、原子炉圧力容器内の炉水中に設けられたジェットポンプの下部に水平方向に設置された計測用配管の破断部を補修するジェットポンプ計測用配管の補修装置であって、残存した前記計測用配管の近傍における前記ジェットポンプに支持部材が固定される支持部材と、両端に接続管が嵌め込まれた配管補修管を有し、前記支持部材に取り付けられる計測用配管接続装置と、前記計測用配管接続装置で前記残存した計測用配管と前記接続管を接続することを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、水中で計測用配管が水平方向に設置されているジェットポンプの下部で発生した破断事象に対応可能であり、狭隘部での補修作業を容易にすることができる。
本発明に係るジェットポンプ計測用配管の補修方法の一実施形態を示すフローチャートである。 図1の実施形態で用いるC形クランプを示す平面図である。 図2の正面図である。 図1の実施形態で用いる計測用配管支持ブラケットを示す斜視図である。 図4の計測用配管支持ブラケットに接続管送り機構及び接続管送りレンチを取り付ける状態を示す分解斜視図である。 図5の計測用配管支持ブラケットに配管把持装置の取付前の状態を示す分解斜視図である。 図6の配管把持装置を示す立面図である。 図6の配管把持装置を示す側面図である。 図5の計測用配管支持ブラケットに配管把持装置を取り付けている状態を示す斜視図である。 計測用配管接続ユニットをC形クランプに取り付ける前の状態を示す分解斜視図である。 計測用配管接続ユニットをC形クランプに取り付けた状態を示す斜視図である。 図6の配管把持装置を吊り下げる把持装置吊り具を示す立面図である。 図11の配管把持装置に取り付けられる計測用配管位置出し装置を示す立面図である。 図11の配管把持装置に計測用配管位置出し装置を取り付けた状態を示す立面図である。 図14から計測用配管位置出し装置を取り外してレンチを挿通させた状態を示す斜視図である。 図15の状態において送りレンチを操作して接続管を計測用配管に接続する状態を示す斜視図である。 図16の状態において加熱装置を用いて接続管を加熱する状態を示す斜視図である。 図17の加熱装置の電気系統を示すブロック図である。 図17の状態から配管把持装置を撤去する状態を示す分解斜視図である。 図19の状態から接続管送りレンチを撤去する状態を示す分解斜視図である。 図19の状態から接続管送りレンチを撤去した状態を示す斜視図である。 沸騰水原子炉の概略構成を示す立断面図である。 図22に示したジェットポンプの要部を拡大して示す斜視図である。 従来のジェットポンプ計測用配管の取付状態を示す立面図である。 (a),(b)は従来のジェットポンプ計測用配管を示す構成図である。
以下に、本発明に係るジェットポンプ計測用配管の補修方法の実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下の実施形態では、図22〜図25と同一の部分には、同一の符号を付して説明する。また、以下の実施形態では、軸を鉛直方向とした原子炉圧力容器1内の炉水中に設けられたジェットポンプ4のディフューザ10に、水平方向に設置された計測用配管11が破断した際、その破断部を補修する場合について説明する。さらに、この補修作業は、原子炉停止時に原子炉圧力容器1の上部を開放し、原子炉圧力容器1の内部及び上部に炉水を収容した状態で行うものである。
図1は本発明に係るジェットポンプ計測用配管の補修方法の一実施形態を示すフローチャートである。このフローチャートは、計測用配管11の水平部が破断した際に適用される補修用のフローチャートである。
本実施形態の補修方法は、図1に示すように大略的に支持部材としてのC形クランプ17を取り付けるステップS1と、計測用配管接続装置としての計測用配管接続ユニット30を取り付けるステップS2、計測用配管11を接続するステップS3と、接続管24を加熱するステップS4と、計測用配管接続ユニット30から配管把持装置32、接続管送りレンチ34及び接続管送り機構33を取り外して撤去するステップS5とを有する。
まず、ステップS1で用いるC形クランプ17について説明する。
図2は図1の実施形態で用いるC形クランプを示す平面図である。図3は図2の正面図である。
図2及び図3に示すように、C形クランプ17は、クランプ本体17aと、位置決めフック18と、クランプ固定機構19と、2つの固定用ねじ孔21と、2つの位置決め用孔22と、図示しない吊り具によりクランプ本体17aを吊り下げるときに用いる4つの吊り耳23とを備えている。
図2に示すように、2つの固定用ねじ孔21は、位置決めフック18の両側に配置され、後述する計測用配管支持ブラケットの固定ボルトがねじ込まれる。2つの位置決め用孔22は、2つの固定用ねじ孔21の外側に配置され、後述する計測用配管支持ブラケットの位置決めピンが挿入される。
クランプ本体17aは、平面C字形に形成されてディフューザ10の外周を囲むように取り付けられる。また、クランプ本体17aは、内周面に2つの突起17bが形成されている。位置決めフック18は、クランプ本体17aの上面に固定され、予め切断されているサポート13の残存部に掛止し、クランプ本体17aを位置決めする。
クランプ固定機構19は、クランプ本体17aの端部に設けられてクランプ本体17aをディフューザ10に固定する。具体的に、クランプ固定機構19は、外周側の側面に傾斜面が形成されたスライダ20と、締付方向又は緩め方向に回転させることでスライダ20を上下動させる固定ボルト19aと、内周側の側面にスライダ20の傾斜面と接触する傾斜面が形成された楔ブロック19bとを備えている。
したがって、固定ボルト19aを図示しないレンチで締め付けることにより、スライダ20を下方に移動させる。すると、スライダ20は、楔ブロック19bの傾斜面に沿って下方に移動すると同時に、クランプ本体17aの内周方向に移動する。
これにより、スライダ20の内周面がディフューザ10の外周面を押圧することで、その反力によりクランプ本体17aの2つの突起17bがディフューザ10の外周面を押圧する。その結果、C形クランプ17がディフューザ10の外周面に固定される。
次に、C形クランプ17を取り付けるステップS1の詳細な動作を説明する。
まず、図示しない吊り具により4つの吊り耳23を用いてC形クランプ17を吊り下げ、C形クランプ17をシュラウド2の外周においてディフューザ10に沿って吊り込む。次いで、クランプ本体17aの上面に固定された位置決めフック18をサポート13に掛止し、クランプ本体17aを位置決めする。その後、クランプ固定機構19の固定ボルト19aを図示しないレンチを用いて15〜20N・mのトルクで締め付ける。これにより、スライダ20を下方に移動させると同時に、クランプ本体17aの内周方向に移動させる。
すると、スライダ20の内周面がディフューザ10の外周面を押圧することで、その反力によりクランプ本体17aの2つの突起17bがディフューザ10の外周面を押圧する。これにより、C形クランプ17がディフューザ10の外周面に固定される。
次に、計測用配管接続ユニット30を取り付けるステップS2について説明する。最初に、ステップS2で用いる計測用配管接続ユニット30の構成について説明する。
図4は図1の実施形態で用いる計測用配管支持ブラケットを示す斜視図である。図5は図4の計測用配管支持ブラケットに接続管送り機構及び接続管送りレンチを取り付ける状態を示す分解斜視図である。図6は図5の計測用配管支持ブラケットに配管把持装置の取付前の状態を示す分解斜視図である。図7は図6の配管把持装置を示す立面図である。図8は図6の配管把持装置を示す側面図である。図9は図5の計測用配管支持ブラケットに配管把持装置を取り付けている状態を示す斜視図である。
図10は計測用配管接続ユニットをC形クランプに取り付ける前の状態を示す分解斜視図である。図11は計測用配管接続ユニットをC形クランプに取り付けた状態を示す斜視図である。図12は図6の配管把持装置を吊り下げる把持装置吊り具を示す立面図である。
なお、以下の説明では、図4〜図12においてディフューザ10に対向する側を背面側とし、その反対側を前面側とする。
ステップS2で用いる計測用配管接続ユニット30の各構成部材の構造について説明する。図10に示すように、計測用配管接続ユニット30は、大まかに計測用配管支持ブラケット31と、接続管送り機構33と、接続管送りレンチ34と、配管把持装置32とを備える。図9〜図11に示す計測用配管接続ユニット30は、オペレーションフロアなどの気中で予め組み立てられる。
図11に示すように、計測用配管支持ブラケット31は、計測用配管接続ユニット30をC形クランプ17に取り付ける際のベース部分となる。
図4に示すように、計測用配管支持ブラケット31は、長手方向に対して略左右対称に形成されている。計測用配管支持ブラケット31の前面側には、両端に一定温度に達すると形状が回復する特性を備えた形状記憶合金(SMA)製の接続管24が嵌め込まれた配管補修管(以下、スプールピースという。)25が設けられている。
計測用配管支持ブラケット31は、固定ボルト26が長手方向に対して左右対称位置に設置されている。これらの固定ボルト26は、C形クランプ17に形成された2つの固定用ねじ孔21に図示しないレンチを用いて15〜20N・mのトルクで締め付けられる。これにより、計測用配管支持ブラケット31がC形クランプ17に固定される。
計測用配管支持ブラケット31は、長手方向両端近傍の底面に位置決めピン27が設けられている。これらの位置決めピン27は、C形クランプ17に形成した2つの位置決め用孔22に挿入される。これにより、計測用配管支持ブラケット31がC形クランプ17に位置決めされる。
計測用配管支持ブラケット31は、長手方向略中央の位置に接続管送り機構33を装着して固定するために2つの取付用凹部31aが設けられている。これらの取付用凹部31aの背面側には、接続管送りレンチ34の操作部45a,45bを挿入するための2つの挿入孔29が形成されている。計測用配管支持ブラケット31は、長手方向両端近傍に配管把持装置32の取付ボルト36がねじ込まれる2つねじ孔31bが並んで形成されている。
次に、計測用配管接続ユニット30を組み立てる工程について説明する。
まず、図5に示すように計測用配管支持ブラケット31に接続管送り機構33が取り付けられる。具体的には、計測用配管支持ブラケット31の2つの取付用凹部31aに接続管送り機構33の2本の取付ボルト37の軸部を挿入する。そして、これら2本の取付ボルト37を締め付ける。これにより、計測用配管支持ブラケット31に接続管送り機構33が固定される。
次に、計測用配管支持ブラケット31に接続管送りレンチ34が取り付けられる。具体的には、図5に示すように接続管送りレンチ34の操作部45a,45bを2つの挿入孔29に挿入する。これにより、計測用配管支持ブラケット31に接続管送りレンチ34が装着される。
さらに、図6に示すように計測用配管支持ブラケット31に配管把持装置32が取り付けられる。この配管把持装置32は、正面視門形に形成されている。配管把持装置32は、上面部における長手方向両端に吊り耳49が固定されている。これらの吊り耳49が固定された内側には、正面側及び背面側にそれぞれに開口する開口部32aが形成されている。配管把持装置32は、上面部における長手方向中央にレンチなどの工具を挿入するための操作孔32cが前後方向に2つ形成されている。
配管把持装置32は、図7及び図8に示すように両脚部下端に計測用配管11を把持するためのクランプ32bが設けられている。配管把持装置32は、両脚部下近傍にそれぞれ2本の取付ボルト36が設置されている。これらの取付ボルト36は、図9に示すようにレンチ50を用いて締め付けることで、計測用配管支持ブラケット31に形成されたねじ孔31bにねじ込まれる。これにより、計測用配管支持ブラケット31に配管把持装置32が固定される。
配管把持装置32は、図12に示す把持装置吊り具35により吊り下げられて計測用配管支持ブラケット31に取り付けられる。具体的には、把持装置吊り具35は、2つのフック35aが底面に設けられている。これらのフック35aは、配管把持装置32の開口部32aの開口端を掛止する。これにより、配管把持装置32が把持装置吊り具35に吊り下げられる。
このように本実施形態では、計測用配管支持ブラケット31に接続管送り機構33、接続管送りレンチ34及び配管把持装置32を順次取り付けることにより、図9〜図11に示す計測用配管接続ユニット30が組み立てられる。
ステップS2では、このようにして組み立てられた計測用配管接続ユニット30を図10に示すように炉内に吊り込む。このとき、計測用配管接続ユニット30は、把持装置吊り具35のフック35aが配管把持装置32の開口部32aの開口端を掛止することにより、吊り下げられる。
そして、図11に示すように計測用配管支持ブラケット31の位置決めピン27をC形クランプ17の位置決め用孔22に挿入する。また、計測用配管支持ブラケット31の固定ボルト26をC形クランプ17の固定用ねじ孔21に図示しないレンチを用いて15〜20N・mのトルクで締め込み固定する。
このように計測用配管接続ユニット30をC形クランプ17に固定した後、配管把持装置32に取り付けられた把持装置吊り具35を遠隔操作により開放操作を行い、把持装置吊り具35を配管把持装置32から取り外す。以上の工程を経て計測用配管接続ユニット30を取り付けるステップS2が終了する。
次に、計測用配管11を接続するステップS3について説明する。
ステップS3では、図11に示すように計測用配管支持ブラケット31のスプールピース25の両端に嵌め込まれた接続管24と、それぞれの計測用配管11の破断部とを接続する。
具体的には、例えば多数のディフューザ10の並び順における♯1側(一端側)の計測用配管11と、並び順の♯3側(他端側)の計測用配管11を配管把持装置32のクランプ32bにより把持する。
次いで、配管把持装置32の上部に計測用配管位置出し装置43を載置して両者を組み合わせる。そして、計測用配管位置出し装置43により配管把持装置32を操作して一端側及び他端側の両計測用配管11と接続管24との芯を合わせる。
その後、接続管送りレンチ34を操作して接続管24を計測用配管11に挿入する。
そして、計測用配管位置出し装置43を配管把持装置32の上部から回収して撤去する。
上述した計測用配管11を把持する動作と、計測用配管11と接続管24を芯合せする動作を詳細に説明する。
図13は図11の配管把持装置に取り付けられる計測用配管位置出し装置を示す立面図である。図14は図11の配管把持装置に計測用配管位置出し装置を取り付けた状態を示す立面図である。
配管把持装置32の上部における長手方向両側に、図示しないがそれぞれ3本のスタッドボルトが設置され、そのうちの各1本のスタッドボルトを、遠隔手作業でレンチにより操作し、図11に示すように切断された計測用配管11をクランプ32bにより把持する。
次いで、計測用配管11が把持されたことを水中テレビカメラなどで目視確認する。その後、図13に示す計測用配管位置出し装置43を吊り下ろし、図14に示すように配管把持装置32の上部に着座させる。
そして、計測用配管位置出し装置43は、両計測用配管11側となる部分に図示しない電動レンチが組み込まれている。これらの電動レンチを気中に設置された操作盤により、配管把持装置32に設置された残りの各2本のスタッドボルトを回転操作することにより、両計測用配管11を上下方向及び水平方向に移動させる。
このように、切断された計測用配管11をスプールピース25の延長線上に位置するように調整する。すなわち、水中テレビカメラなどで計測用配管11がスプールピース25の延長線上に位置することを確認する。
次に、接続管24を計測用配管11に挿入する動作を詳細に説明する。
図15は図14から計測用配管位置出し装置を取り外してレンチを挿通させた状態を示す斜視図である。図16は図15の状態において送りレンチを操作して接続管を計測用配管に接続する状態を示す斜視図である。
接続管送りレンチ34は、送りアーム38を動作させ、接続管24を計測用配管11に挿入する。具体的には、図5に示す接続管送りレンチ34の操作ボルト44a,44bを図15及び図16に示すようにレンチ50により回転操作する。このレンチ50は、配管把持装置32に形成された操作孔32cを通り操作ボルト44a又は44bに装着される。そして、レンチ50を用いて操作ボルト44a又は44bを回転させると、操作部45a又は45bが回転する。
図5に示す操作部45a又は45bの先端部は、図示しない傘歯車などの連結部材を介して接続管送り機構33に設けられた回転ねじ33a又は33bと連結されている。回転ねじ33a,33bは、送りアーム38と連結されている。送りアーム38は、接続管24の軸方向両端を保持する。したがって、レンチ50を用いて操作ボルト44a又は44bを回転させることより、回転ねじ33a又は33bを介して送りアーム38を軸方向に移動させる。これにより、接続管24を計測用配管11に挿入することができる。
その後、配管把持装置32に計測用配管位置出し装置43を取り付けた状態から計測配管位置出し装置43を引き上げて撤去する。以上によりステップS3の工程を終了する。
次に、接続管24を加熱するステップS4について説明する。
図17は図16の状態において加熱装置を用いて接続管を加熱する状態を示す斜視図である。図18は図17の加熱装置の電気系統を示すブロック図である。
図17に示すように、加熱装置39は、配管把持装置32の開口部32aに装着される。加熱装置39には、連結部39aを介して加熱コイル41が取り付けられている。この加熱コイル41は、加熱装置39が開口部32aに装着されたとき、接続管24を挟むように設けられる。
加熱装置39は、加熱コイル41の他、図18に示すように高周波電源装置40及びトランス42を備えている。この高周波電源装置40は、電源を一旦直流に変換し、数100Hz〜数MHzの高周波エネルギーを発生させる。トランス42は、高周波電源装置40で発生した高周波エネルギーを、負荷である加熱コイル41に必要な電圧及び電流に合わせる。そして、加熱コイル41は、接続管24の形状及び加熱部位などの目的に応じた形状に形成される。
加熱コイル41により囲まれた形状記憶合金製の接続管24は、誘電加熱により加熱されて内径を縮めることにより計測用配管11を接続し、この計測用配管11の補修が完了する。その後、加熱装置39は、図示しない吊り具により吊り上げられる。
ところで、一般に、形状記憶合金製の接続管24を収縮させるため、蒸気ボイラやヒータなどを用いて加熱する場合がある。この場合、接続管24の周囲温度を100℃まで上昇させるためには、接続管24をチャンバーで囲い、このチャンバー内の水を抜いて加熱する必要がある。しかし、炉内でのチャンバーの取付け及び取外し作業が困難であるため、補修作業に習熟度と時間を要するという問題がある。
本実施形態では、誘電加熱による加熱コイル41のみで接続管24を加熱するため、チャンバーの取付け及び取外し作業がなくなり、作業性を向上させるとともに、作業時間の大幅な短縮が可能となる。
次に、計測用配管接続ユニット30から配管把持装置32、接続管送りレンチ34及び接続管送り機構33を取り外して撤去するステップS5について説明する。
図19は図17の状態から配管把持装置を撤去する状態を示す分解斜視図である。図20は図19の状態から接続管送りレンチを撤去する状態を示す分解斜視図である。図21は図19の状態から接続管送りレンチを撤去した状態を示す斜視図である。
図19に示すように、計測用配管接続ユニット30から把持装置吊り具35を用いて配管把持装置32を吊り上げて撤去する。具体的には、配管把持装置32の取付ボルト36を緩めて計測用配管支持ブラケット31から取り外す。そして、把持装置吊り具35を用いて配管把持装置32を吊り上げることにより撤去する。
次いで、図20に示すように、接続管送りレンチ34の操作部45a,45bを計測用配管支持ブラケット31の挿入孔29から引き抜き、接続管送りレンチ34を吊り上げることにより撤去する。
さらに、接続管送り機構33の取付ボルト37を図示しないレンチにより緩め、接続管送り機構33を計測用配管支持ブラケット31の取付用凹部31aから取り外す。そして、接続管送り機構33を吊り上げることにより撤去する。
このように本実施形態は、計測用配管11の補修完了後は、図21に示すように計測用配管11を保持するために必要な機構のみが設置されていることとなる。
以上のように本実施形態では、原子炉圧力容器1内の炉水中に設けられたジェットポンプ4の下部に水平方向に設置された計測用配管11が破断した際、ディフューザ10にC形クランプ17を固定した後、このC形クランプ17にスプールピース25が設けられた計測用配管接続ユニット30を取り付けるようにしている。
したがって、本実施形態によれば、C形クランプ17と計測用配管接続ユニット30に分離構成し、これらをディフューザ10に順次取り付けることにより、各部材の小型化が図られる。そのため、炉底部付近の狭隘部でも補修作業が容易となり、従来技術に比べ作業性及び品質が向上するとともに、作業時間の大幅な短縮化を図ることが可能となる。
また、本実施形態によれば、計測用配管11とスプールピース25を、計測用配管位置出し装置43を用いて芯合せをするので、計測用配管11とスプールピース25との接続作業が容易になり、作業性を高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、誘電加熱により加熱コイル41のみで接続管24を加熱することができるため、チャンバーの取付け及び取外し作業がなくなり、作業性を向上させるとともに、作業時間の大幅な短縮が可能となる。
そして、本実施形態によれば、計測用配管11の補修完了後は、計測用配管接続ユニット30から配管把持装置32、接続管送りレンチ34及び接続管送り機構33を取り外して撤去するため、計測用配管11を保持するために必要な機構のみが設置される。そのため、脱落部材によるルースパーツ化の可能性を低下させることが可能となる。
以上のように本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、単なる例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更することができる。
例えば、本実施形態では、破断した計測用配管11の一端と他端を接続管24に直接接続するようにしたが、これに限らず破断した計測用配管11を、切断装置を用いて予め正確な位置を切断しておいてもよい。同様に、サポート13も切断装置を用いて予め正確な位置を切断しておいてもよい。
1…原子炉圧力容器、2…シュラウド、3…ダウンカマ部、4…ジェットポンプ、5…ライザ管、6…再循環入口ノズル、7A,7B…エルボ、8A,8B…混合ノズル、9,9A,9B…インレットスロート、10,10A,10B…ディフューザ、11…計測用配管、12…ブロック、13…サポート、14…トランジションピース、15…ジェットポンプ計測用ノズル、16…環状空間、17…C形クランプ(支持部材)、17a…クランプ本体、17b…突起、18…位置決めフック、19…クランプ固定機構、19a…固定ボルト、19b…楔ブロック、20…スライダ、21…固定用ねじ孔、22…位置決め用孔、23…吊り耳、24…接続管、25…スプールピース(配管補修管)、26…固定ボルト、27…位置決めピン、28…固定用ねじ孔、29…挿入孔、30…計測用配管接続ユニット(計測用配管接続装置)、31…計測用配管支持ブラケット、31a…取付用凹部、31b…ねじ孔、32…配管把持装置、32a…開口部、32b…クランプ、32c…操作孔、33…接続管送り機構、33a,33b…回転ねじ、34…接続管送りレンチ、35…把持装置吊り具、35a…フック、36…取付ボルト、37…取付ボルト、38…送りアーム、39…加熱装置、39a…連結部、40…高周波電源装置、41…加熱コイル、42…トランス、43…計測用配管位置出し装置、44a,44b…操作ボルト、45a,45b…操作部、49…吊り耳、50…レンチ

Claims (9)

  1. 原子炉圧力容器内の炉水中に設けられたジェットポンプの下部に水平方向に設置された計測用配管の破断部を補修するジェットポンプ計測用配管の補修方法であって、
    残存した前記計測用配管の近傍における前記ジェットポンプに支持部材を固定する支持部材固定ステップと、
    前記支持部材固定ステップの後に、前記支持部材に、両端に接続管が嵌め込まれた配管補修管が設けられた計測用配管接続装置を取り付ける接続装置取付ステップと、
    前記接続装置取付ステップの後に、前記計測用配管接続装置を用いて前記残存した計測用配管と前記接続管を接続する接続ステップと、
    を有することを特徴とするジェットポンプ計測用配管の補修方法。
  2. 前記接続管が形状記憶合金製であり、前記接続ステップの後に、加熱装置の誘電加熱により前記接続管を加熱する加熱ステップを有することを特徴とする請求項1に記載のジェットポンプ計測用配管の補修方法。
  3. 前記加熱ステップの後に、前記加熱装置を撤去する加熱装置撤去ステップをさらに有することを特徴とする請求項2に記載のジェットポンプ計測用配管の補修方法。
  4. 前記接続装置取付ステップで用いる計測用配管接続装置は、前記支持部材に固定されて前記配管補修管が設けられた計測用配管支持ブラケットと、この計測用配管支持ブラケットに取り付けられて前記計測用配管を把持する配管把持装置と、前記計測用配管に前記接続管を接続する接続管送り機構と、この接続管送り機構を操作して前記計測用配管に前記接続管を挿入する接続管送りレンチとを備え、
    前記加熱ステップの後に、前記計測用配管支持ブラケットを残し、前記配管把持装置、前記接続管送り機構及び前記接続管送りレンチを撤去する複数装置撤去ステップを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のジェットポンプ計測用配管の補修方法。
  5. 前記接続ステップでは、計測用配管位置出し装置を用いて前記計測用配管と前記配管補修管との芯合せを行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のジェットポンプ計測用配管の補修方法。
  6. 原子炉圧力容器内の炉水中に設けられたジェットポンプの下部に水平方向に設置された計測用配管の破断部を補修するジェットポンプ計測用配管の補修装置であって、
    残存した前記計測用配管の近傍における前記ジェットポンプに支持部材が固定される支持部材と、
    両端に接続管が嵌め込まれた配管補修管を有し、前記支持部材に取り付けられる計測用配管接続装置と、
    前記計測用配管接続装置で前記残存した計測用配管と前記接続管を接続することを特徴とするジェットポンプ計測用配管の補修装置。
  7. 前記接続管が形状記憶合金製であり、前記接続管を誘電加熱により加熱する加熱装置を設けたことを特徴とする請求項6に記載のジェットポンプ計測用配管の補修装置。
  8. 前記計測用配管接続装置は、前記支持部材に固定されて前記配管補修管が設けられた計測用配管支持ブラケットと、この計測用配管支持ブラケットに取り付けられて前記計測用配管を把持する配管把持装置と、前記計測用配管に前記接続管を接続する接続管送り機構と、この接続管送り機構を操作して前記計測用配管に前記接続管を挿入する接続管送りレンチとを備えることを特徴とする請求項6又は7に記載のジェットポンプ計測用配管の補修装置。
  9. 前記配管補修管に対する前記計測用配管の芯合せを行う計測用配管位置出し装置を設けたことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載のジェットポンプ計測用配管の補修装置。
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